JPH05256996A - 放射性廃棄物のドライブラスト除染法 - Google Patents
放射性廃棄物のドライブラスト除染法Info
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- JPH05256996A JPH05256996A JP5763992A JP5763992A JPH05256996A JP H05256996 A JPH05256996 A JP H05256996A JP 5763992 A JP5763992 A JP 5763992A JP 5763992 A JP5763992 A JP 5763992A JP H05256996 A JPH05256996 A JP H05256996A
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Landscapes
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 放射性廃棄物がステンレススチールである場
合にもドライブラストにより表面汚染密度を十分に低下
させることのできる放射性廃棄物のドライブラスト除染
法を提供すること。 【構成】 被研削材である放射性廃棄物がステンレスス
チールである場合、研削材としてマイクロビッカース硬
度(HMV)が600 以上好ましくは700 〜900 、粒径が1mm
以上好ましくは1〜2mmのものを使用する。回収された
研磨材はカスケード分級器等により分級され、再度使用
される。
合にもドライブラストにより表面汚染密度を十分に低下
させることのできる放射性廃棄物のドライブラスト除染
法を提供すること。 【構成】 被研削材である放射性廃棄物がステンレスス
チールである場合、研削材としてマイクロビッカース硬
度(HMV)が600 以上好ましくは700 〜900 、粒径が1mm
以上好ましくは1〜2mmのものを使用する。回収された
研磨材はカスケード分級器等により分級され、再度使用
される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放射性廃棄物の表面に
研削材をドライブラストすることにより、その表面に付
着している放射性物質を除去する放射性廃棄物のドライ
ブラスト除染法に関するものである。
研削材をドライブラストすることにより、その表面に付
着している放射性物質を除去する放射性廃棄物のドライ
ブラスト除染法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】放射性金属廃棄物の処理技術のひとつと
して、各種の除染技術が開発されつつあるが、ドライブ
ラスト除染法は処理能力が高く、また研削材の循環使用
により二次廃棄物発生量の低減が可能である利点がある
ため、実用的な除染方法として注目されている。
して、各種の除染技術が開発されつつあるが、ドライブ
ラスト除染法は処理能力が高く、また研削材の循環使用
により二次廃棄物発生量の低減が可能である利点がある
ため、実用的な除染方法として注目されている。
【0003】従来、このようなドライブラスト除染法に
は鋳鉄製で粒径が1mm程度の研削材が使用されてきた。
図4はこの鋳鉄製の研削材を使用して板状炭素鋼表面の
除染を行ったときの表面汚染密度(Bq/cm2)の変化を示
したグラフであり、1回又は2回のドライブラストによ
って表面汚染密度が検出限界値以下にまで低下している
ことが分かる。ところが被研削材である放射性廃棄物が
ステンレススチールである場合には、図5に示すように
ドライブラストによる表面汚染密度の低下が小さく、3
回ドライブラストを繰り返しても1Bq/cm2前後の高い汚
染密度が残るという問題があり、ステンレススチールに
対してはドライブラスト除染法を適用することができな
かった。
は鋳鉄製で粒径が1mm程度の研削材が使用されてきた。
図4はこの鋳鉄製の研削材を使用して板状炭素鋼表面の
除染を行ったときの表面汚染密度(Bq/cm2)の変化を示
したグラフであり、1回又は2回のドライブラストによ
って表面汚染密度が検出限界値以下にまで低下している
ことが分かる。ところが被研削材である放射性廃棄物が
ステンレススチールである場合には、図5に示すように
ドライブラストによる表面汚染密度の低下が小さく、3
回ドライブラストを繰り返しても1Bq/cm2前後の高い汚
染密度が残るという問題があり、ステンレススチールに
対してはドライブラスト除染法を適用することができな
かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決して、放射性廃棄物がステンレススチー
ルである場合にもドライブラストにより表面汚染密度を
十分に低下させることのできる放射性廃棄物のドライブ
ラスト除染法を提供するために完成されたものである。
の問題点を解決して、放射性廃棄物がステンレススチー
ルである場合にもドライブラストにより表面汚染密度を
十分に低下させることのできる放射性廃棄物のドライブ
ラスト除染法を提供するために完成されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明は、放射性廃棄物の表面に研削材を
ドライブラストし、回収された研削材を分級して再使用
するにあたり、被研削材である放射性廃棄物がステンレ
ススチールである場合には、研削材としてマイクロビッ
カース硬度(HMV)が600 以上、粒径が1mm以上のものを
使用することを特徴とするものである。
めになされた本発明は、放射性廃棄物の表面に研削材を
ドライブラストし、回収された研削材を分級して再使用
するにあたり、被研削材である放射性廃棄物がステンレ
ススチールである場合には、研削材としてマイクロビッ
カース硬度(HMV)が600 以上、粒径が1mm以上のものを
使用することを特徴とするものである。
【0006】
【実施例】以下に本発明を図示の実施例とともに更に詳
細に説明する。図1は本発明のドライブラスト除染法の
フローを示すもので、1はブラスト室であり、被研削材
である放射性廃棄物2は搬出入室3を介してブラスト室
1の内部に搬入され、ブラストロボット4により研削材
をドライブラストされる。ここで落下した研削材と放射
性廃棄物2の表面から剥離した汚染物とはブラスト室1
の底部から排出され、コンベヤ5により持ち上げられて
カスケード分級器6に投入され、粒径の大きい研削材と
細かく破砕された研削材及び剥離した汚染物とに分離さ
れる。そして例えば粒径が350 μm 以上の研削材は再び
ブラストロボット4に送られ、再使用される。なお、7
はバグフィルタ、8はHEPAフィルタであって、排気
中のダストを回収する。
細に説明する。図1は本発明のドライブラスト除染法の
フローを示すもので、1はブラスト室であり、被研削材
である放射性廃棄物2は搬出入室3を介してブラスト室
1の内部に搬入され、ブラストロボット4により研削材
をドライブラストされる。ここで落下した研削材と放射
性廃棄物2の表面から剥離した汚染物とはブラスト室1
の底部から排出され、コンベヤ5により持ち上げられて
カスケード分級器6に投入され、粒径の大きい研削材と
細かく破砕された研削材及び剥離した汚染物とに分離さ
れる。そして例えば粒径が350 μm 以上の研削材は再び
ブラストロボット4に送られ、再使用される。なお、7
はバグフィルタ、8はHEPAフィルタであって、排気
中のダストを回収する。
【0007】上記のドライブラスト装置は、被研削材が
炭素鋼である場合には従来と同様に鋳鉄製の研削材を使
用してドライブラストを行えばよいが、被研削材がステ
ンレススチールである場合には、研削材としてマイクロ
ビッカース硬度(HMV)が600以上好ましくは700 〜900
、粒径が1mm以上好ましくは1〜2mmのものを使用す
る。その理由は次の通りである。
炭素鋼である場合には従来と同様に鋳鉄製の研削材を使
用してドライブラストを行えばよいが、被研削材がステ
ンレススチールである場合には、研削材としてマイクロ
ビッカース硬度(HMV)が600以上好ましくは700 〜900
、粒径が1mm以上好ましくは1〜2mmのものを使用す
る。その理由は次の通りである。
【0008】図2は横軸に研削材の硬度を取り、縦軸に
研削材1Kg当りの研削重量を取ったグラフである。研削
材の種類を従来の鋳鉄製の研削材 (HMV =480)の他に、
HMVが670 のもの、HMV が800 のものの3種類とし、被
研削材が炭素鋼である場合と被研削材がステンレススチ
ールである場合とについて測定した。この結果、ステン
レススチールを研削するときには、マイクロビッカース
硬度(HMV)が600 以上の研削材を使用すると炭素鋼と同
等以上の研削効果を得られることが分かった。しかしマ
イクロビッカース硬度(HMV)が900 を越えるような研削
材は経済性の点で若干問題がある。
研削材1Kg当りの研削重量を取ったグラフである。研削
材の種類を従来の鋳鉄製の研削材 (HMV =480)の他に、
HMVが670 のもの、HMV が800 のものの3種類とし、被
研削材が炭素鋼である場合と被研削材がステンレススチ
ールである場合とについて測定した。この結果、ステン
レススチールを研削するときには、マイクロビッカース
硬度(HMV)が600 以上の研削材を使用すると炭素鋼と同
等以上の研削効果を得られることが分かった。しかしマ
イクロビッカース硬度(HMV)が900 を越えるような研削
材は経済性の点で若干問題がある。
【0009】図3は横軸に研削材の平均粒子径を取り、
縦軸に研削材1Kg当りの研削重量を取ったグラフであ
る。この図3から明らかなように、被研削材が炭素鋼で
ある場合には平均粒子径が1mmを越えて大きくなるにつ
れ急激に研削性能が低下するが、被研削材がステンレス
スチールである場合には平均粒子径が1mmを越えても研
削性能の低下は少ない。そこで本発明では粒径が1mm以
上好ましくは1〜2mmの研削材を使用する。このような
大径の研削材を用いた場合でも、ステンレススチールに
は支障無く使用することができるとともに、ドライブラ
ストを行う度に粒径が小さくなっても、前記したカスケ
ード分級器6の分級点である350 μm 以下となるまでに
何度も繰り返して使用することができ、二次廃棄物発生
量の低減を図ることができるためである。
縦軸に研削材1Kg当りの研削重量を取ったグラフであ
る。この図3から明らかなように、被研削材が炭素鋼で
ある場合には平均粒子径が1mmを越えて大きくなるにつ
れ急激に研削性能が低下するが、被研削材がステンレス
スチールである場合には平均粒子径が1mmを越えても研
削性能の低下は少ない。そこで本発明では粒径が1mm以
上好ましくは1〜2mmの研削材を使用する。このような
大径の研削材を用いた場合でも、ステンレススチールに
は支障無く使用することができるとともに、ドライブラ
ストを行う度に粒径が小さくなっても、前記したカスケ
ード分級器6の分級点である350 μm 以下となるまでに
何度も繰り返して使用することができ、二次廃棄物発生
量の低減を図ることができるためである。
【0010】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の放射性
廃棄物のドライブラスト除染法は、研削材としてマイク
ロビッカース硬度(HMV)が600 以上好ましくは700 〜90
0 のものを使用することにより、従来は不可能とされて
いたステンレススチールのドライブラスト除染を初めて
可能としたものである。しかも本発明によれば、粒径が
1mm以上好ましくは1〜2mmの研削材を使用したので研
削材を何度も繰り返して使用することができ、二次廃棄
物発生量を低減させることができる。よって本発明は従
来の問題点を解消した放射性廃棄物のドライブラスト除
染法として、産業の発展に寄与するところはきわめて大
きいものである。
廃棄物のドライブラスト除染法は、研削材としてマイク
ロビッカース硬度(HMV)が600 以上好ましくは700 〜90
0 のものを使用することにより、従来は不可能とされて
いたステンレススチールのドライブラスト除染を初めて
可能としたものである。しかも本発明によれば、粒径が
1mm以上好ましくは1〜2mmの研削材を使用したので研
削材を何度も繰り返して使用することができ、二次廃棄
物発生量を低減させることができる。よって本発明は従
来の問題点を解消した放射性廃棄物のドライブラスト除
染法として、産業の発展に寄与するところはきわめて大
きいものである。
【図1】本発明のドライブラスト除染法のフローを示す
フローシートである。
フローシートである。
【図2】研削材硬度と研削材1Kg当りの研削重量との関
係を示すグラフである。
係を示すグラフである。
【図3】研削材の粒径と研削材1Kg当りの研削重量との
関係を示すグラフである。
関係を示すグラフである。
【図4】従来法により炭素鋼の表面をドライブラスト除
染したときの表面汚染密度の変化を示すグラフである。
染したときの表面汚染密度の変化を示すグラフである。
【図5】従来法によりステンレススチールの表面をドラ
イブラスト除染したときの表面汚染密度の変化を示すグ
ラフである。
イブラスト除染したときの表面汚染密度の変化を示すグ
ラフである。
1 ブラスト室 2 被研削材である放射性廃棄物 4 ブラストロボット 6 カスケード分級器
Claims (1)
- 【請求項1】 放射性廃棄物の表面に研削材をドライブ
ラストし、回収された研削材を分級して再使用するにあ
たり、被研削材である放射性廃棄物がステンレススチー
ルである場合には、研削材としてマイクロビッカース硬
度(HMV)が600 以上、粒径が1mm以上のものを使用する
ことを特徴とする放射性廃棄物のドライブラスト除染
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5763992A JPH05256996A (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | 放射性廃棄物のドライブラスト除染法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5763992A JPH05256996A (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | 放射性廃棄物のドライブラスト除染法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05256996A true JPH05256996A (ja) | 1993-10-08 |
Family
ID=13061466
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5763992A Pending JPH05256996A (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | 放射性廃棄物のドライブラスト除染法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05256996A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014085122A (ja) * | 2012-10-19 | 2014-05-12 | Ngk Insulators Ltd | 放射性金属廃棄物の処理方法 |
-
1992
- 1992-03-16 JP JP5763992A patent/JPH05256996A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014085122A (ja) * | 2012-10-19 | 2014-05-12 | Ngk Insulators Ltd | 放射性金属廃棄物の処理方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000922 |