JPH0525741A - 織機におけるクロスロール交換装置 - Google Patents

織機におけるクロスロール交換装置

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Publication number
JPH0525741A
JPH0525741A JP17003391A JP17003391A JPH0525741A JP H0525741 A JPH0525741 A JP H0525741A JP 17003391 A JP17003391 A JP 17003391A JP 17003391 A JP17003391 A JP 17003391A JP H0525741 A JPH0525741 A JP H0525741A
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JP
Japan
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roll
cross
empty
full
cloth
Prior art date
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Pending
Application number
JP17003391A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Furuta
哲也 古田
Yoshimi Iwano
義美 岩野
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製織を停止することなくクロスロール交換を
行なえるようにする。 【構成】 満ロールブラケット30はモータ38の作動
によって垂立状態から水平状態となり、軸受け凹部9a
上の巻上完了したクロスロール8が水平状態の満ロール
ブラケット30先端の仮置凹部30cまで転動する。支
持アーム82は軸69を中心としたカッターレバー72
の回動上昇に連動して傾動し、支持アーム82上の空ロ
ール8Bが軸受け凹部9aに向けて落下する。軸受け凹
部9a上の空ロール8Bと仮置凹部30c上のクロスロ
ールとの間の織布Wはカッター80によって切断され
る。空ロール8Bは空ロール巻き取りモータ25によっ
て回転され、空ロール8B側の織布切断端部が巻き付け
ノズル81の噴射によって空ロール8Bの周面に巻き付
けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、巻き上げ完了したクロ
スロールと空クロスロールを自動交換する装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】この種のクロスロール自動交換装置が特
開昭60ー17956号公報に開示されている。この従
来装置におけるクロスロール自動交換装置は全てクロス
ロール搬送車側に設置されており、織機上のクロスロー
ルが巻き上げ完了状態になるとクロスロール搬送車が呼
出しを受けて織機前方の移載作業位置へ到着する。クロ
スロール搬送車が織機前方の移載作業位置へ到着停止す
ると、クロスロール自動交換装置が一連のクロスロール
交換動作を遂行し、織機上の巻き上げ完了したクロスロ
ール(以下、満ロールという)が搬送車側へ移載される
と共に、搬送車上の空クロスロール(以下、空ロールと
いう)が織機側へ移載される。次いでクロスロール自動
交換装置を構成するクロス切断機構が空ロールと満ロー
ルとの間の織布を切断し、織機側の織布切断端部が空ロ
ールに巻き付けられると共に、搬送車側の織布切断端部
が満ロールに巻き取られる。織布巻き取り位置上に移載
された空ロールは織機駆動モータに作動連結し、空ロー
ルに対する織布切断端部の巻き付けはエア噴射によって
行われる。エア噴射によって織布切断端部を巻き付けら
れた空ロールは織布巻き取りを開始する。従って、織機
を停止することなくクロスロール交換が可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来公報に開示される
ようなクロスロール搬送車の使用は1台で多数台の織機
におけるクロスロール自動交換を受け持つことを前提と
しており、クロスロール搬送車の使用台数は全織機群に
対して数台という割合である。そのため、クロスロール
交換時が来てもクロスロール搬送車がクロスロール交換
を要求する織機に到着するまでに時間が掛かることがあ
る。クロスロール搬送車の到着に時間が掛かれば織布織
り上げ長が所定長を大幅に超過するという不具合があ
り、クロスロール搬送車到着が遅れるような場合には織
機を停止せざるを得ない。
【0004】織機の配置スペースの観点から上記のよう
なクロスロール搬送車を使用できない場合もあるが、こ
のような場合には織布織り上げ完了毎に織機を必ず停止
しなければならない。
【0005】織機側にクロスロール交換装置を設置した
方式が特開平1−97241号公報に開示されている。
この従来装置では一対の巻き取り駆動ローラ上という織
布巻き取り位置の満ロールが押し出しレバーによって押
し出され、ばね力によって垂立状態にある布受けレバー
を押し倒しつつ布受けレバー上に転動移行する。次い
で、空ロールが織布巻き取り位置へ落下装着され、空ロ
ールと満ロールとの間の織布が織布幅方向へ移動するカ
ッターによって切断される。従って、満ロールを押し出
しレバー上に仮置きしておくことによって製織を行なう
ことができる。
【0006】しかしながら、この従来装置ではクロスロ
ール交換中は織機を一時停止している。織機を停止しな
ければ巻き取り駆動ローラが回転し、巻き取り駆動ロー
ラ上に載置されている空ロールの重量によって巻き取り
駆動ローラ上に押しつけられている織布が仮置位置上の
満ロール側へ送り出される。このような織布送り出しが
あれば空ロールと満ロールとの間の織布が弛んでしま
い、織布を切断できない。そのため、織機の一時停止が
避けられない。
【0007】本発明はクロスロール搬送車の到着が遅れ
るような場合にも製織を継続できると共に、クロスロー
ル搬送車を使用できないような場合にも織機稼働効率を
向上し得るクロスロール交換装置を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのために本発明では、
織布織り上げ長を検出すると共に、織り上げ長が所定長
に達した時にクロスロール交換信号を出力するクロスロ
ール交換指令手段と、クロスロール交換信号の出力に基
づいて織布巻き取り位置上の満ロールを仮置位置へ排出
移動する満ロール排出移動手段と、満ロールを排出移動
した後の織布の巻き取り位置へ待機位置上の空ロールを
装着するための空ロール装着手段と、仮置位置上の満ロ
ールから延出する織布に張力を付与するための張力付与
手段と、仮置位置上の満ロールから延出する織布を切断
するための織布切断手段と、切断された空ロールの織布
切断端部を空ロールに巻き付けるための布端巻き付け手
段とを織機上に設置してクロスロール交換装置を構成し
た。
【0009】
【作用】織布織り上げ長が所定長に達すると、クロスロ
ール交換指令手段がクロスロール交換信号を出力する。
織布織り上げ長の検出は例えば緯入れ回数をカウントす
ることによって行われる。
【0010】クロスロール交換信号が出力されると、織
布巻き取り位置上の満ロールが満ロール排出移動手段の
排出動作によって仮置位置へ排出移動される。織機上の
空ロール待機位置には空ロールが予め備え付けられてお
り、満ロールが仮置位置へ排出移動されると、前記待機
位置上の空ロールが空ロール装着手段の装着動作によっ
て織布巻き取り位置へ移される。織布巻き取り位置にお
けるクロスロールの入れ換えによって織布が織布巻き取
り位置上の空ロールを経由して満ロールに連なってい
る。仮置位置上の満ロールから延出する織布は張力付与
手段によって張力を付与され、この張力を付与された織
布が織布切断手段の切断動作によって切断される。空ロ
ール側の織布切断端部は布端巻き付け手段の巻き付け動
作によって織布巻き取り位置上の空ロールへ巻き付けら
れる。
【0011】以上の一連のクロスロール交換を遂行する
クロスロール交換装置は織機側に設置されており、仮置
位置上の満ロールと織布巻き取り位置上の増径中のクロ
スロールとが干渉しない間は製織を継続できる。即ち、
織布巻き取り位置に対する仮置位置の距離関係を適宜に
設定しておくことによってクロスロール搬送車の到着を
長時間に渡って待ちつつ製織を行うことができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図37に基づいて説明する。図1に示すように織布Wは
左右のサイドフレーム1,2間に架設支持されたブレス
トビーム3、サーフェスローラ4、プレスローラ5及び
クロスガイドバー7を経由してクロスロール8に巻き取
られる。サーフェスローラ4は図示しない織機駆動モー
タに作動連結されており、織布Wはサーフェスローラ4
とプレスローラ5との協働による引取り作用によって引
き取られる。
【0013】図2に示すように右サイドフレーム1内面
には支持座9が取付られており、図3に示すように左側
サイドフレーム2の内面にも同様の支持座10が取り付
けられている。クロスロール8は両支持座9,10間に
回動可能に架設支持されている。支持座9,10には軸
受け凹部9a,10aが形成されており、クロスロール
8の小径軸8aが両軸受凹部9a,10aに嵌まり込み
支持されている。即ち、軸受凹部9a,10aは織布巻
き取り位置S1 となる。
【0014】各支持座9,10の上方には支持アーム1
1,12が軸11a,12aによって揺動可能に支持さ
れており、クロスガイドバー7が両支持アーム11,1
2の先端部間に架設支持されている。クロスガイドバー
7はクロスロール8の周面に接しており、プレスローラ
5を経由した織布Wはクロスガイドバー7によって巻き
皺防止作用を受けつつクロスロール8に巻き取られる。
クロスロール8への織布Wの巻き取りによるクロスロー
ル8の増径に伴ってクロスガイドバー7は軸11a,1
2aを中心に徐々に回動上昇する。
【0015】図2に示すように右サイドフレーム1側の
軸11aには扇形状のラチェットホイール13が止着さ
れており、クロスガイドバー7の回動上昇に伴ってラチ
ェットホイール13も一体的に回動する。ラチェットホ
イール13の直下には爪部材14が軸15によって回動
可能に支持されている。爪部材14には板ばね17が止
着されており、板ばね17の先端部はラチェットホイー
ル13の爪先端に常に押接している。この押接作用によ
って爪部材14先端の爪部がラチェットホイール13の
爪列間に係合する。爪部材14とラチェットホイール1
3との噛合作用はクロスガイドバー7の回動上昇方向へ
のラチェットホイール13の回動を許容するが、クロス
ガイドバー7の回動下降方向へのラチェットホイール1
3の回動を阻止する。
【0016】爪部材14の直下にはエアシリンダ18が
配設されている。エアシリンダ18の駆動ロッド18a
は爪部材14の下端部に当接可能であり、駆動ロッド1
8aの突出によってラチェットホイール13と爪部材1
4との噛合状態が解除される。エアシリンダ18は図示
しない電磁バルブV1 を介して圧力エア供給源に接続さ
れている。
【0017】右サイドフレーム1側の支持座9の後ろに
は駆動歯車19が配設されており、その軸19aがサイ
ドフレーム1を貫通して側方へ突出している。駆動歯車
19の直下にはアイドルギヤ6が配設されており、駆動
歯車19とアイドルギヤ6とが噛合している。クロスロ
ール8には歯車8dが刻設されており、クロスロール8
が織布巻き取り位置S1 に装着された状態ではアイドル
ギヤ6と歯車8dとが噛合する。
【0018】図4に示すように軸19aの突出端部には
スプロケットホイール20が相対回転可能に支持されて
いる。図1に示すようにスプロケットホイール20はチ
ェーン20a及びトルクリミッタ86を介してサーフェ
スローラ4に作動連結されている。トルクリミッタ86
は巻き取り張力を一定にするためのものである。
【0019】スプロケットホイール20には駆動クラッ
チ板20bが止着されており、軸19aの端部には被動
クラッチ板21がスライド可能かつ相対回転不能に支持
されている。被動クラッチ板21は押圧ばね22のばね
作用によって駆動クラッチ板21に押接されており、こ
の押接作用によって両クラッチ板20b,21が噛合連
結可能である。この噛合作用はスプロケットホイール2
0の一方向への回転のみを軸19aに伝達することを許
容する。即ち、織機駆動モータの回転駆動力が両クラッ
チ板20b,21及び駆動歯車19を介してアイドルギ
ヤ6に伝達し、この伝達作用によってクロスロール8が
織布巻き取り方向へ回転する。
【0020】図2に示すように右サイドフレーム1の内
側には小径歯車23がアイドルギヤ6に噛合するように
配設されており、その軸23aが右サイドフレーム1を
貫通して側方へ突出している。図4に示すように軸23
aの突出端部には大径歯車24が相対回転可能に支持さ
れている。小径歯車23の直上にはトルクモータ型の空
ロール巻き取りモータ25が設置されており、その駆動
歯車25aが大径歯車24に噛合している。
【0021】大径歯車24には駆動クラッチ板24aが
止着されており、軸23aの端部には被動クラッチ板2
1がスライド可能かつ相対回転不能に支持されている。
被動クラッチ板21は押圧ばね27のばね作用によって
駆動クラッチ板24aに押接しており、この押接作用に
よって両クラッチ板24a,26が噛合連結可能であ
る。この噛合作用は大径歯車24の一方向への回転のみ
を軸23aに伝達することを許容する。即ち、空ロール
巻き取りモータ25の駆動力が両クラッチ板24a,2
6を介してアイドルギヤ6へ伝達される。
【0022】図2及び図3に示すように支持座9,10
の前側下方にてサイドフレーム1,2には軸28,29
が回動可能に支持されており、軸28,29には満ロー
ルブラケット30,31が止着されている。サイドフレ
ーム1,2の最下部間には軸32が回動可能に架設支持
されており、軸32の両端部には駆動レバー33,34
が止着されている。満ロールブラケット30,31はリ
ンク35,36を介して駆動レバー33,34に作動連
結されている。
【0023】右サイドフレーム1側の軸32にはウォー
ムホイール37が止着されており、その近傍にはモータ
38が配設されている。その駆動ウォーム38aはウォ
ームホイール37に噛合しており、モータ38の作動に
よって満ロールブラケット30,31が軸28,29を
中心に回動する。
【0024】図2に示すようにウォームホイール37の
回動軌跡上には一対のリミットスイッチLs1,Ls2
配設されており、ラチェットホイール13の回動位置に
応じてONーOFFする。モータ38はこのONーOF
Fによって作動制御を受け、満ロールブラケット30,
31の回動位置が図2及び図3に示す収納位置と図10
及び図11に示す移載位置との間に規制される。
【0025】満ロールブラケット30,31には支え脚
39,40が垂下支持されている。支え脚39,40は
満ロールブラケット30,31が図10及び図11に示
す移載位置にある時に接地する。
【0026】図4及び図5に示すように満ロールブラケ
ット30,31は第1ブラケット片30a,31aと第
2ブラケット片30b,31bとを繋いで構成されてい
る。第1ブラケット片30a,31aと第2ブラケット
片30b,31bとは異なる幅に設定されており、図1
0及び図11に示すように満ロールブラケット30,3
1が移載位置にある状態では第1ブラケット片30a,
31aの上縁30a1,31a1 は第2ブラケット片30
b,31bの上縁30b1,31b1 よりも低くなる。
【0027】クロスロール8の大径軸8bの両端部には
環状溝8cが設けられている。第1ブラケット片30a
の上縁30a1,31a1 と第2ブラケット片30b,3
1bの上縁30b1,31b1 との間隔hはクロスロール
8の小径軸8aの半径と環状溝8cとの半径の差に等し
くしてある。織布巻き取り位置S1 上のクロスロール8
はこの織布巻き取り位置S1 から図10及び図11の移
載位置にある満ロールブラケット30,31へ転動移行
可能であり、織布巻き取り位置S1 を離れたクロスロー
ル8の環状溝8cがまず第1のブラケット片30a,3
1aの上縁30a1,31a1 へ乗り掛かる。クロスロー
ル8が環状溝8cを介して第1ブラケット片30a,3
1a上を転動後、クロスロール8の小径軸8aが第2ブ
ラケット片30b,31bの上縁30b1,31b1 上に
乗り掛かる。
【0028】上縁30b1,31b1 (以下、ガイド縁と
いう)の先端側には仮置凹部30c , 31cが形成され
ており、仮置凹部30c, 31cの前後には支持ローラ
対41,42が取付られている。ガイド縁30b1 ,3
1b1 を転動するクロスロール8の小径軸8aは仮置凹
部30c, 31cに嵌まり込み、支持ローラ対41,4
2によって回転可能に支持される。即ち、仮置凹部30
, 31cは仮置位置S2 となる。
【0029】図2及び図6に示すように右サイドフレー
ム1側の第2ブラケット片30bの外側面にはトルクモ
ータ型の満ロール巻き取りモータ43が取付られてお
り、その駆動ローラ43aが第2ブラケット片30b,
31bの内側面側に配設されている。クロスロールが仮
置凹部30c, 31cに仮り置かれた状態では歯車8d
が駆動ローラ43aの周面に接する。駆動ローラ43a
の周面にはゴム43a1 が張り付けられており、駆動ロ
ーラ43aの回転駆動力はゴム43a1 と歯車8dとの
摩擦接触を介して仮置位置S2 上のクロスロールに伝達
する。
【0030】一方の満ロールブラケット30の先端には
投光器44が止着されており、他方の満ロールブラケッ
ト31の先端には受光器45が止着されている。投受光
器44,45(以下、エリアセンサという)は両満ロー
ルブラケット30,31間における障害物の有無を検出
する。
【0031】図2及び図3に示すように軸28,29の
直上にはクロスロールストッパ46,47が支軸48,
49によって回動可能に支持されている。クロスロール
ストッパ46,47は織布巻き取り位置S1 にあるクロ
スロール8の小径軸8aに常には当接しており、この当
接作用によって織布巻き取り位置S1 からのクロスロー
ル離脱が阻止される。
【0032】図8及び図9に示すように軸28には一対
の円板カム50,51が並列止着しており、各円板カム
50,51には補助カム52,53が軸ピン54,55
を介して回動可能に支持されている。補助カム52,5
3はねじりばね56によって軸ピン54,55を中心に
して回動付勢されている。この回動付勢作用によって補
助カム52,53の基端部が軸28に常には係止されて
いる。
【0033】支持座9の直下には蹴り出し部材58が軸
ピン59によって回動可能に支持されている。蹴り出し
部材58の回動軌跡は織布巻き取り位置S1上のクロス
ロール8の環状溝8cと交差するように設定してある。
【0034】円板カム50,51、補助カム52,5
3、ねじりばね56及び蹴り出し部材58と同様の円板
カム60,61、補助カム62,63、ねじりばね64
及び蹴り出し部材66が左サイドフレーム2側にも配設
されている。
【0035】クロスロールストッパ46,47は復帰ば
ね67,68のばね作用によって常には円板カム50,
60の周面に当接しており、蹴り出し部材58,66は
その自重モーメントによって常には円板カム51,61
の周面に当接している。又、軸28,29を中心とした
補助カム52,62の回動軌跡はクロスロールストッパ
46,47と交差するように設定してあり、軸29を中
心とした補助カム53,63の回動軌跡は蹴り出し部材
58,66と交差するように設定してある。
【0036】軸32の後方には軸69が並設されてお
り、その左端部には扇形状のウォームホイール70が止
着されている。ウォームホイール70の直上にはモータ
71が配設されており、その駆動ウォーム71aがウォ
ームホイール70に噛合されている。
【0037】軸69の両端部にはカッターレバー72,
73が止着されており、カッターレバー72,73の先
端部間にはアングル状の支持バー74が架設支持されて
いると共に、布挿入バー97が架設支持されている。布
挿入バー97は押圧ばね97a,97bを介してカッタ
ーレバー72,73に支持されており、布挿入バー97
の先鋭端がカッターレバー72,73の上縁から上方に
突出している。
【0038】図2及び図4に示すように支持バー74の
右端部にはステッピングモータ型のカッター駆動モータ
75が取付られており、支持バー74の左端部のガイド
ローラ76とカッター駆動モータ75の駆動ローラ75
aとの間には駆動ワイヤ77が張設されている。支持バ
ー74の前面にはガイドレール78が配設されており、
ガイドレール78にはカッターブラケット79がスライ
ド可能に支持されている。カッターブラケット79には
駆動ワイヤ77が連結されており、カッター駆動モータ
75の作動によってカッターブラケット79がガイドレ
ール78上を左右動する。カッターブラケット79には
円板カッター80及びカッターガイド101が止着され
ている。
【0039】支持バー74の上面にはパイプ形状の巻き
付けノズル81が支持バー74の長さ全体に渡って配設
されている。巻き付けノズル81の噴射口81aは周面
上に等間隔に多数設けられており、その噴射方向が円板
カッター80の移動領域と反対側を指向するように設定
してある。巻き付けノズル81は図示しない電磁バルブ
2 を介して圧力エア供給タンクに接続されている。
【0040】図3に示すようにウォームホイール70の
回動軌跡面上には一対のリミットスイッチLs3,Ls4
が配設されており、ウォームホイール70の回動位置に
応じてONーOFFされる。モータ71はリミットスイ
ッチLs3,Ls4 のONーOFFによって作動制御を受
け、この作動制御によってカッターレバー72,73の
回動位置が図2及び図3に示す待機位置と図17及び図
18に示す切断位置との間に規制される。
【0041】軸28,29には支持アーム82,83が
相対回動可能に支持されている。支持アーム82,83
はロッド84,85を介して軸69に作動連結されてお
り、カッターレバー72,73が図2及び図3に示す待
機位置にある状態では支持アーム82,83は略垂直状
態となる。支持アーム82,83の上端部間には空ロー
ル8Bが架設載置されている。
【0042】図2及び図3の状態からカッターレバー7
2,73が回動上昇すると支持アーム82,83が後方
へ傾動し、空ロール8Bが図示しないガイドに沿って落
下する。
【0043】支持アーム82,83の中間部には補助ガ
イド87,88が止着されており、補助ガイド87,8
8には押し込み部材89,90が止着されている。支持
座9,10上には補助ガイド板91,92が補助ガイド
87,88と対向して配設されている。補助ガイド8
7,88はカッターレバー72,73の上動に連動して
補助ガイド板91,92側へ接近し、支持アーム82,
83の上端から落下する空ロール8Bの小径軸8aが補
助ガイド87,88と補助ガイド板91,92との間を
案内される。
【0044】図8に示すように右サイドフレーム1側の
支持座9には近接スイッチ93が取付けられている。近
接スイッチ93は織布巻き取り位置S1 上のクロスロー
ルの歯車8dを検出し、歯車8dの回転速度に応じた周
波数のパルス信号を出力する。
【0045】図7に示すように満ロールブラケット30
の先端部にも近接スイッチ94が取付られており、仮置
位置S2 上のクロスロールの歯車8dを検出する。近接
スイッチ93,94から出力される信号は図28に示す
ように制御コンピュータC1 に出力される。制御コンピ
ュータC1 は近接スイッチ93,94からの信号に応答
して空ロール巻き取りモータ25及び満ロール巻き取り
モータ43の作動を制御する。
【0046】制御コンピュータC1 は近接スイッチ9
3,94以外にもエリアセンサ44,45、リミットス
イッチLs1 〜Ls4 及び織機制御コンピュータC0
らの信号に基づいてモータ25,38,43,71及び
電磁バルブV1,2 の作動を制御する。
【0047】図29〜図36はクロスロール自動交換プ
ログラムを表すフローチャートであり、制御コンピュー
タC1 はこのクロスロール自動交換プログラムに基づい
てクロスロール交換を制御する。
【0048】通常の製織時には空ロール巻き取りモータ
25は不作動状態にあり、空ロール巻き取りモータ25
に作動連結されている駆動クラッチ板24aは回転しな
い。織機駆動モータ側に作動連結されている駆動クラッ
チ板20bは回転しており、織布巻き取り位置S1 上の
クロスロール8は織機駆動モータの作動によって回動す
る。即ち、駆動クラッチ板24aと被動クラッチ板26
との間では相対回動が生じており、織機駆動モータの回
転駆動力が空ロール巻き取りモータ25に波及すること
はない。
【0049】織機制御コンピュータC0 は機台回転角度
検出用のロータリエンコーダ95から出力される機台位
置回転毎の原点信号をカウントし、このカウント数が所
定数に達するとクロスロール交換信号を制御コンピュー
タC1 に出力する。即ち、織機制御コンピュータC0
びロータリーエンコーダ95はクロスロール交換指令手
段となる。
【0050】制御コンピュータC1 はクロスロール交換
信号の入力に応答してエリアセンサ44,45を作動す
る。図2及び図3の織布巻き取り位置S1 にある満ロー
ルブラケット30,31間に障害物が存在しない場合に
は満ロール巻き取りモータ43が逆転作動するととも
に、モータ38が正転作動する。モータ38の正転作動
により満ロールブラケット30,31が図2及び図3の
収納位置から回動下降する。障害物が存在する場合には
満ロール巻き取りモータ43及びモータ38は作動せ
ず、警報装置96が作動する。障害物が無くなると満ロ
ール巻き取りモータ43及びモータ38が作動開始し、
警報装置96が作動停止する。
【0051】満ロールブラケット30,31の回動下降
途中において障害物有りが検出されると、モータ38の
作動が停止し、満ロールブラケット30,31の回動下
降が停止する。障害物が無くなれば再びモータ38が正
転作動を開始すると共に、警報装置96が作動停止し、
満ロールブラケット30,31が回動下降する。
【0052】満ロールブラット30,31の回動下降と
ともに円板カム50,51,60,61も図12の初期
位置から一体的に回動し、補助カム52,62がクロス
ロールストッパ46,47に係合する。この係合作用に
よりクロスロールストッパ46,47が復帰ばね67,
68に抗して回動し、図13に示すように満ロール8A
の小径軸8aがクロスロールストッパ46,47の排出
阻止作用から解放される。
【0053】続いて補助カム53,63が蹴り出し部材
58,66に係合し、蹴り出し部材58,66が回動す
る。蹴り出し部材58,66は満ロール8Aの環状溝8
cに当接し、満ロール8Aが織布巻き取り位置S1 から
満ロールブラケット30,31側へ押し出される。即
ち、満ロール排出移動手段が満ロールブラケット30,
31、円板カム51,61、補助カム53,63、蹴り
出し部材58,66及びモータ38から構成されてお
り、満ロール排出移動手段の排出移動動作によって満ロ
ール8Aが織布巻き取り位置S1 から排出される。
【0054】図15に示すように満ロール8Aが織布巻
き取り位置S1 から排出された状態では補助カム52,
53,62,63がねじりばね56,64のばね作用に
抗して回動し、クロスロールストッパ46,47が復帰
ばね67,68のばね作用によって排出阻止位置に回動
復帰すると共に、蹴り出し部材58,66が自重モーメ
ントによって初期位置に回動復帰する。
【0055】満ロールブラケット30,31は満ロール
8Aが織布巻き取り位置S1 から押し出される前に移載
位置まで下降しており、満ロール8Aは支持座9,10
から第1ブラケット片30a,31aへ転動移行する。
図14に示すように満ロール8Aは環状溝8cを介して
第1ブラケット片30a,31aのガイド縁30a1,
1a1 上を転動して行く。従って、満ロール8Aは満ロ
ールブラケット30,31から外れることなく真っ直ぐ
に転動して行く。
【0056】満ロール8Aがガイド縁30a1,31a1
の終端付近まで転動すると、以後の転動が第2ブラケッ
ト片30b,31bのガイド縁30b1,31b1 によっ
て案内される。第2ブラケット片30b,31b上の転
動は第1ブラケット片30a,31a上を真っ直ぐに転
動した後の慣性によって継続しており、小径軸8aがガ
イド縁30b1,31b1 から外れることはない。ガイド
縁30b1,31b1 上を転動した小径軸8aは仮置凹部
30c, 31cに嵌まり込み、支持ローラ対41,42
によって支持される。
【0057】小径軸8aが仮置凹部30c, 31cに嵌
まり込む際には満ロール巻き取りモータ43が逆転作動
しており、駆動ローラ43aは満ロール8Aの転動回転
方向とは逆方向へ回転している。従って、満ロール8A
の歯車8dは回転する駆動ローラ43aのゴム43a1
周面にスムーズに接触し、満ロール巻き取りモータ43
への衝撃が緩和される。織布巻き取り位置S1 から仮置
位置S2 に向けて転動する満ロール8Aの転動上に作業
者が入り込む可能性があるが、この作業者の存在はエリ
アセンサ44,45によって検出される。エリアセンサ
44,45は満ロールブラケット30,31が収納位置
から移載位置へ回動下降する間も作動しており、作業者
がエリアセンサ44,45の検出可能領域から退避して
いない限り満ロールブラケット30,31が移載位置ま
で回動下降することはない。従って、作業者がエリアセ
ンサ44,45の検出可能領域から退避していない限り
満ロール8Aが織布巻き取り位置S1 から仮置位置S2
へ転動することはなく、作業者の安全が確保される。満
ロールブラケット30,31が移載位置に下降配置され
ると、エリアセンサ44,45の作動が停止する。
【0058】満ロール8Aが仮置位置S2 に達すると、
近接スイッチ94が歯車8dを検出し、満ロール8Aの
回転速度に応じたパルス信号を出力する。万一、満ロー
ル8Aが仮置位置S2 に達しないような事態が生じた場
合には制御コンピュータC1 は製織停止信号を織機制御
コンピュータC0 に出力すると共に、満ロール巻き取り
モータ43の作動を停止し、警報装置96を作動する。
【0059】制御コンピュータC1 は近接スイッチ94
からのパルス信号入力があった場合には満ロール巻き取
りモータ43の逆転作動を停止すると共に、近接スイッ
チ93を作動し、さらに空ロール巻き取りモータ25を
作動する。
【0060】空ロール巻き取りモータ25の作動による
アイドルギヤ6の回転速度は織機駆動モータの作動によ
るアイドルギヤ6の回転速度を上回るように設定してあ
る。従って、アイドマギヤ6は空ロール巻き取りモータ
25の作動によって回転し、クラッチ板20b,21間
の作動連結は実質的に解除される。即ち、クラッチ板2
0b,21間では相対回動が生じる空ロール巻き取りモ
ータ25の作動後、モータ71が正転作動し、図16に
示すようにカッターレバー72,73が待機位置から回
動上昇すると共に、支持アーム82,83が後方へ傾動
する。支持アーム82,83の傾動により空ロール8B
が支持アーム82,83の支持作用から解放され、待機
位置から織布巻き取り位置に向けて落下する。空ロール
8Bの落下は図示しないガイド経路、及び補助ガイド8
7,88と補助ガイド板91,92との間のガイド経路
によって織布巻き取り位置S1 へ案内される。
【0061】図17に示すように空ロール8Bの小径軸
8aはクロスロールストッパ46,47上に当接する。
復帰ばね67,68のばね力は空ロール8Bを支え得る
強さに設定してあり、空ロール8Bは織布巻き取り位置
1 の直前のクロスロールストッパ46,47上に一旦
停止支持される。
【0062】クロスロールストッパ46,47上への空
ロール8Bの落下停止はカッターレバー72,73の回
動上昇中に行われ、カッターレバー72,73が切断位
置直前に達すると押し込み部材89,90が空ロール8
Bの小径軸8aに当接する。この状態からカッターレバ
ー72,73が切断位置まで回動上昇し、空ロール8B
の小径軸8aが押し込み部材89,90によって軸受け
凹部9a,10a側へ押し付けられる。この押し付け作
用は復帰ばね67,68のばね力を上回り、図18に示
すように小径軸8aはクロスロールストッパ46,47
を押し下げて軸受け凹部9a,10aへ嵌入する。即
ち、空ロール装着手段が支持アーム82,83、補助ガ
イド87,88、押し込み部材89,90、補助ガイド
板91,92及びモータ71から構成されており、空ロ
ール装着手段の装着動作によって空ロール8Bが織布巻
き取り位置S1 に装着される。
【0063】空ロール8Bが織布巻き取り位置S1 に押
し込み配置されると、歯車8dがアイドルギヤ6に噛合
する。アイドマギヤ6は空ロール巻き取りモータ25の
作動によって回転しており、歯車8d,25a同士の噛
合は円滑に行われる。
【0064】カッターレバー73が切断位置に回動配置
されるとリミットスイッチLs4 がONし、モータ71
の作動が停止する。カッターレバー73が切断位置に回
動配置された状態では布挿入バー97の先鋭端が押圧ば
ね97a,97bのばね作用によって織布Wを介して空
ロール8Bの周面に押接される。
【0065】空ロール8Bが織布巻き取り位置S1 に装
着されると、空ロール巻き取りモータ25によって織布
巻き取り方向へ回転し、近接スイッチ93が空ロール8
Bの回転速度に応じたパルス信号を出力する。制御コン
ピュータC1 はこのパルス信号に応答して満ロール巻き
取りモータ43を正転作動する。
【0066】図19に示すようにクロスロールの大径軸
8bの周面には布把持溝8eが軸方向に沿って形成され
ており、空ロール8Bの回転に伴って布把持溝8eが布
挿入バー97と出会い、布挿入バー97が布把持溝8e
内へ嵌まり込む。この嵌まり込み作用によって空ロール
8Bの回転が阻止されると共に、織布Wが布把持溝8e
内へ挿し込まれる。この回転停止によってトルクモータ
型の空ロール巻き取りモータ25は回転駆動しなくな
り、織機駆動モータ側の回転駆動力はサーフェスローラ
4と駆動歯車19との間のトルクリミッタ86で吸収さ
れる。
【0067】満ロール巻き取りモータ43の正転作動に
よる満ロール8Aの回転速度に応じたパルス信号が近接
スイッチ94から出力される。このパルス周波数f1
設定数F1 以下となると、カッター駆動モータ75が正
転作動し、円板カッター80が右サイドフレーム1側か
ら左サイドフレーム2側へ向けて走行を開始する。これ
と同時に電磁バルブV1 が励磁され、図20に示すよう
に巻き付けノズル81が噴射開始する。
【0068】設定数F1 は空ロール8Bと満ロール8A
との間の織布Wの張力を把握するための目安であり、こ
の値は織布Wを切断するのに適した布張力になった時の
トルクモータ型の満ロール巻き取りモータ43の回転数
に対応したパルス周波数である。織布Wの張力が高くな
ると満ロール巻き取りモータ43の回転速度が低下して
行く。従って、パルス周波数f1 が設定数F1 以下とな
った時には織布Wの張力が円板カッター80によって切
断するのに適した張力となっており、円板カッター80
は適切な張力状態にある織布Wを円滑に切断して行く。
【0069】カッターレバー72,73、支持バー7
4、駆動ワイヤ77、カッターブラケット79及び円板
カッター80と共に織布切断手段を構成するステッピン
グモータ型のカッター駆動モータ75に対する駆動パル
ス数m+ が設定数Mに達すると、カッター駆動モータ7
5の作動が停止する。設定数Mは円板カッター80が織
布Wを切断完了し得る距離を移動するように設定されて
いる。
【0070】満ロール巻き取りモータ43の正転作動開
始後、近接スイッチ94が出力する検出パルス数nが設
定数Nに達すると満ロール巻き取りモータ43及び近接
スイッチ94の作動が停止する。円板カッター80によ
って切断された織布Wの満ロール8A側の織布切断端部
1 は満ロール8Aの周面から垂れ下がるが、検出パル
ス数nが設定数Nに達するまで満ロール8Aを回し続け
ることによって織布切断端部W1 は満ロール8Aの周面
に巻き取られ、織布切断端部W1 の垂れ下がり状態が無
くなる。満ロール8Aはこの状態でクロスロール搬送車
の到着を待つことになる。
【0071】円板カッター80が織布Wを往動切断後、
カッター駆動モータ75が逆転作動し、円板カッター8
0が左サイドフレーム2側から右サイドフレーム1側へ
向けて復動する。カッター駆動モータ75に対する駆動
パルス数m- が設定数Mに達すると、カッター駆動モー
タ75の作動が停止し、円板カッター80が待機位置に
復帰する。
【0072】図20及び図21に示すように空ロール8
B側の織布切断端部W2 は巻付けノズル81の噴射によ
って空ロール8Bの周面に巻き掛けられる。クロスロー
ルの大径軸8bの周面は粗面に形成されており、織布切
断端部W2 は大径軸8bの粗い周面に付着する。
【0073】織布切断端部W2 が空ロール8bに巻き掛
けられた後、電磁バルブV2 が励磁され、エアシリンダ
18の駆動ロッド18aが突出する。図22に示すよう
にエアシリンダ18の伸長動作によって爪部材14とラ
チエットホイール13との噛合状態が解除される。この
噛合解除状態では板ばね17がラチェットホイール13
の爪先端に強く押接され、この板ばね17の押接作用に
よってクロスガイドバー7は噛合解除前の位置に保持さ
れる。
【0074】電磁バルブV2 の励磁後、モータ71が逆
転作動し、カッターレバー72,73が回動下降する。
図23及び図24に示すようにカッターレバー72,7
3の回動下降により布挿入バー97が布把持溝8eから
離脱し、織布巻き取り位置S 1 上の空ロール8Bが空ロ
ール巻き取りモータ25の作動によって織布巻き取り方
向へ回転する。織布切断端部W2 は布把持溝8e内に差
込把持されていると共に、大径軸8bの粗い周面に巻き
付いており、空ロール8Bの回転によって織布切断端部
2 が空ロール8Bに巻き取られていく。この巻き取り
張力によってクロスガイドバー7が板ばね17のばね作
用に抗して回動下降する。板ばね17のばね作用はクロ
スガイドバー7の急激な下降を阻止しており、織布切断
端部W2 は適度な張力が付与される。従って、織布切断
端部W2 は空ロール8Bに巻き皺を生じることなく巻き
取られて行く。即ち、布端巻き付け手段がクロスガイド
バー7、ラチェットホイール13、爪部材14、エアシ
リンダ18、空ロール巻き取りモータ25、巻き付けノ
ズル81及び布挿入バー97によって構成されており、
布端巻き付け手段の巻き付け動作によって織布切断端部
2 が空ロール8Bに良好に巻付けられる。
【0075】空ロール巻き取りモータ25の作動による
空ロール8Bの回転に伴って近接スイッチ93が空ロー
ル8Bの回転速度に応じたパルス信号を出力する。この
パルス信号の周波数f2 が設定数F2 以下になると、空
ロール巻き取りモータ25の作動が停止する。パルス周
波数f1 が設定数F2 になった時にはクロスガイドバー
7が空ロール8Bの周面に接した時であり、これ以後の
織布巻き取り張力はトルクリミッタ86で設定される張
力程度まで上昇する。このような張力上昇によって空ロ
ール8Bの回転トルクが増加し、空ロール巻き取りモー
タ25は回転しなくなり、空ロール8Bは織機駆動モー
タ側の回転駆動力によって回転される。以上の一連のク
ロスロール交換動作では織布巻き取り位置S1 及び仮置
位置S 2 におけるクロスロールの有無及び布張力検出が
必要であるが、本実施例では一対の近接スイッチ93,
94がクロスロール有無検出及び布張力検出という4つ
の検出を遂行する。通常、クロスロール有無検出及び布
張力検出という4つの検出を行なうには4つの検出器を
必要とするが、2つの検出器で4つの検出を可能とする
のはクロスロールの歯車8dを検出する方式による。
【0076】織布巻き取り位置S1 上の空ロール8Bに
織布切断端部W2 を巻き掛けた後にクロスガイドバー7
が空ロール8Bの周面に当接した状態では、織布切断端
部W 2 が空ロール8Bの周面とクロスガイドバー7との
間に把持される。従って、織機駆動モータの作動による
空ロール8Bへの織布巻き締めは確かなものとなる。
【0077】以上で満ロール8Aと空ロール8Bとの交
換は実質的に完了する。空ロール巻き取りモータ25の
作動停止後、電磁バルブV1,2が消磁され、巻き付け
ノズル81の噴射が停止すると共に、エアシリンダ18
の駆動ロッド18aが動作する。エアシリンダ18の短
縮動作によって爪部材14が板ばね17のばね作用によ
って再びラチェットホイール13に噛合する。
【0078】電磁バルブV1,2 の消磁後、制御コンピ
ュータC1 は搬送車呼出し信号を織機制御コンピュータ
0 を出力すると共に、エリアセンサ44,45を作動
する。エリアセンサ44,45の作動により仮置位置S
2 上の満ロール8Aの存在が把握される。モータ38は
仮置位置S2 上に満ロール8Aが存在する間は作動され
ず、満ロールブラケット30,31が移載位置から収納
位置へ回動上昇することはない。
【0079】図25に示すようにクロスロール搬送車9
8は織機制御コンピュータC0 からの搬送車呼出し信号
に応答して呼出し織機の前方のクロスロール移載作業位
置に到着する。クロスロール移載作業位置に停止したク
ロスロール搬送車98は移載アーム98a及び移載ハン
ド98bの連係によって仮置位置S2 上の満ロール8A
を搬送車へ移載する。図26に示すように移載ハンド9
8bは満ロール8Aの環状溝8cに係合する。即ち、環
状溝8cは移載用の溝であり、織布巻き取り位置S1
ら仮置位置S2 への満ロール8Aの排出転動はこの移載
用溝8cを利用している。
【0080】図27に示すように満ロール8Aが仮置位
置S2 からクロスロール搬送車98側へ移載されると、
制御コンピュータC1 はエリアセンサ44,45からの
満ロール無し検出信号に基づいてモータ38を逆転作動
する。この逆転作動により満ロールブラケット30,3
1が移載位置から収納位置へ回動上昇する。満ロールブ
ラケット30,31が収納位置に復帰すると、リミット
スイッチLs2 がONし、モータ38の作動が停止する
と共に、エリアセンサ44,45も作動停止する。
【0081】少数台のクロスロール搬送車98が多数台
の織機群におけるクロスロール交換を受け持つような場
合には搬送車呼び出し信号が出力されてからクロスロー
ル搬送車98が呼出し織機の前に到着するまでにかなり
時間がかかることがある。特開昭60ー171956号
公報に開示されるようにクロスロール交換装置がクロス
ロール搬送車に設けられているような場合にはクロスロ
ール搬送車が呼出し織機まで到着しない限りクロスロー
ル交換を遂行することができない。そのため、クロスロ
ール搬送車の到着に時間が掛かるようであれば製織を停
止せざるを得ず、織機稼働効率が低下する。
【0082】しかしながら本実施例では、織機制御コン
ピュータC0 及びロータリーエンコーダ95からなるク
ロスロール交換指令手段、満ロール排出移動手段30,
31,51,61,53,63,58,66,38、空
ロール装着手段82,83,87,88,89,90,
91,92,71、織布切断手段72,73,74,7
5,77,78,80及び布端巻き付け手段7,13,
14,18,25,81,97からなるクロスロール交
換装置が全て織機側に設けられており、クロスロール交
換がクロスロール搬送車の有無に関係なく全て織機側で
行われる。従って、クロスロール搬送車98の到着が遅
れるような場合にも製織停止することなくクロスロール
交換を遂行することができる。
【0083】織布巻き取り位置S1 上の空ロール8Bが
増径していずれは仮置位置S2 上の満ロール8Aと干渉
することになるが、満ロール8Aの径を考慮して織布巻
き取り位置S1 と仮置位置S2 との距離関係を適宜設定
しておけば両者が干渉するまでの時間を稼ぐことがで
き、クロスロール交換に起因する製織停止は実際上回避
できる。
【0084】このようなクロスロール交換装置を織機側
に設けた構成はクロスロール搬送車を使用できない場合
にも有効であり、仮置位置S2 上の満ロール8Aと織布
巻き取り位置S1 上のクロスロールとが干渉しない間製
織を続行することができる。クロスロール搬送車を使用
しないような場合には両者の干渉が生じる手前で製織を
停止すればよく、この停止は織布巻き取り位置上のクロ
スロールの径を検出して行えばよい。
【0085】本発明は勿論前記実施例にのみ限定される
ものではなく、例えば図38に示すように満ロールブラ
ケット30,31及びカッターレバー72,73の回動
昇降をエアシリンダ99,100によって行なうように
してもよい。
【0086】又、クロスロールへの織布切断端部の巻き
付けは粗い周面と織布との付着及び巻き付けノズルの噴
射作用のみでも可能であり、クロスロールの布把持溝へ
織布を挿し込み把持する構成を省略することも可能であ
る。
【0087】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、織機側に
クロスロール交換装置を設けてクロスロール交換を行な
うようにしたので、織布巻き取り位置上のクロスロール
と仮置位置上の満ロールとが干渉しない間は製織を継続
でき、クロスロール搬送車の到着遅れに起因する製織停
止を回避して織機稼働効率を向上し得るという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を表すクロスロール交換装
置全体の斜視図である。
【図2】 右サイドフレーム側を内側から見た側断面図
である。
【図3】 左サイドフレーム側を内側から見た側断面図
である。
【図4】 図2に対応する平面図である。
【図5】 図3に対応する平面図である。
【図6】 仮置位置を表す一部破断拡大正面図である。
【図7】 仮置位置を表す拡大側断面図である。
【図8】 織布巻き取り位置を表す拡大側断面図であ
る。
【図9】 満ロール排出手段を表す一部破断拡大斜視図
である。
【図10】 右サイドフレーム側の満ロールブラケット
が移載位置へ回動下降した状態を示す側断面図である。
【図11】 左サイドフレーム側の満ロールブラケット
が移載位置へ回動した状態を示す側断面図である。
【図12】 満ロール排出手段の拡大側面図である。
【図13】 満ロールを蹴り出した状態を示す拡大側面
図である。
【図14】 満ロールブラケットが満ロールブラケット
上を転動している状態を示す平面図である。
【図15】 満ロールブラケットが移載位置にある時の
円板カムと補助カムとの位置関係を示す拡大側面図であ
る。
【図16】 空ロールが落下寸前の状態を示す側断面図
である。
【図17】 空ロールが織布巻き取り位置の直前で停止
した状態を示す側面図である。
【図18】 空ロールが織布巻き取り位置ヘ押し込み装
着された状態を示す側面図である。
【図19】 カッターレバーが切断位置にある時の満ロ
ールとカッター機構との位置関係を示す拡大側面図であ
る。
【図20】 織布切断が完了した状態を示す平面図であ
る。
【図21】 織布切断端部が空ロールに巻き掛けられた
状態を示す拡大側断面図である。
【図22】 ラチェットホイールと爪部材との係合が解
除された状態を示す拡大側面図である。
【図23】 クロスガイドバーが空クロスロールに当接
した状態を示す拡大側断面図である。
【図24】 カッターレバーが待機位置へ回動復帰した
状態を示す側断面図である。
【図25】 クロスロール搬送車が織機の手前に到着し
た状態を示す側断面図である。
【図26】 移載ハンドが満ロールの移載用溝に係合し
た状態を示す平面図である。
【図27】 満ロールがクロスロール搬送車側へ移載さ
れた状態を示す側断面図である。
【図28】 クロスロール交換を遂行するための制御ブ
ロック図である。
【図29】 クロスロール交換制御プログラムを表すフ
ローチャートである。
【図30】 クロスロール交換制御プログラムを表すフ
ローチャートである。
【図31】 クロスロール交換制御プログラムを表すフ
ローチャートである。
【図32】 クロスロール交換制御プログラムを表すフ
ローチャートである。
【図33】 クロスロール交換制御プログラムを表すフ
ローチャートである。
【図34】 クロスロール交換制御プログラムを表すフ
ローチャートである。
【図35】 クロスロール交換制御プログラムを表すフ
ローチャートである。
【図36】 クロスロール交換制御プログラムを表すフ
ローチャートである。
【図37】 別例を示す側断面図である。
【符号の説明】
7…ガイドバー、8A…満ロール、8B…空ロール、9
a,10a…織布巻き取り位置S1 となる軸受け凹部、
13…ラチェットホイール、14…爪部材、17…板ば
ね、18…エアシリンダ、25…空ロール巻き取りモー
タ、30,31…満ロールブラケット、38…満ロール
ブラケット駆動用モータ、41,42…仮置位置S2
なる支持ローラ対、43…張力付与手段となる満ロール
巻き取りモータ、44,45…エリアセンサ、46,4
7…クロスロールストッパ、50,51,60,61…
円板カム、52,53,62,63…補助カム、58,
66…蹴り出し部材、71…カッターレバー駆動用モー
タ、72,73…カッターレバー、75…カッター駆動
モータ、80…円板カッター、81…巻き付けノズル、
82,83…空ロールを待機位置に支持する支持アー
ム、93,94…近接スイッチ、95…織布織り上げ長
を検出するロータリーエンコーダ、W…織布、W1,2
…織布切断端部、C1 …制御コンピュータ、S1 …織布
巻き取り位置、S2 …仮置位置。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年3月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図15
【補正方法】変更
【補正内容】
【図15】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図16
【補正方法】変更
【補正内容】
【図16】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図21
【補正方法】変更
【補正内容】
【図21】
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図23
【補正方法】変更
【補正内容】
【図23】
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図28
【補正方法】変更
【補正内容】
【図28】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】織布織り上げ長を検出すると共に、織り上
    げ長が所定長に達したときにクロスロール交換信号を出
    力するクロスロール交換指令手段と、 前記クロスロール交換指令手段からのクロスロール交換
    信号の出力に基づいて織布巻き取り位置上の満ロールを
    仮置位置へ排出移動する満ロール排出移動手段と、 満ロールを排出移動した後の織布巻き取り位置へ待機位
    置上の空ロールを装着するための空ロール装着手段と、 仮置位置上の満ロールから延出する織布に張力を付与す
    るための張力付与手段と、 仮置位置上の満ロールから延出する織布を切断するため
    の織布切断手段と、 織布切断手段によって切断された空ロール側の織布切断
    端部を空ロールに巻き付けるための布端巻き付け手段と
    を織機上に設置して構成した織機におけるクロスロール
    交換装置。
JP17003391A 1991-07-10 1991-07-10 織機におけるクロスロール交換装置 Pending JPH0525741A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115636282A (zh) * 2022-09-09 2023-01-24 山东日发纺织机械有限公司 一种自动落布换轴装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115636282A (zh) * 2022-09-09 2023-01-24 山东日发纺织机械有限公司 一种自动落布换轴装置
CN115636282B (zh) * 2022-09-09 2025-12-12 山东日发纺织机械有限公司 一种自动落布换轴装置

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