JPH05258404A - 回転ヘッド型記録装置のトラッキング制御装置 - Google Patents

回転ヘッド型記録装置のトラッキング制御装置

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JPH05258404A
JPH05258404A JP4089435A JP8943592A JPH05258404A JP H05258404 A JPH05258404 A JP H05258404A JP 4089435 A JP4089435 A JP 4089435A JP 8943592 A JP8943592 A JP 8943592A JP H05258404 A JPH05258404 A JP H05258404A
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JP4089435A
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Hisafumi Yanagihara
尚史 柳原
Yukio Kubota
幸雄 久保田
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】トラッキングエラーの検出を安定に行い、ま
た、異なるアジマスのトラックを再生するような状態か
らトラッキングが引き込まれる迄の時間を短縮する。 【構成】(f1<f2)の関係を有する二つの周波数の
パイロット信号をトラックの入口側および出口側のAT
Fエリアに記録する。パイロット信号(f1)がトラッ
キングエラー検出のタイミング基準であり、検出された
両隣のトラックからのパイロット信号(f2)のクロス
トーク成分の差からトラッキングエラーの量および方向
が求められる。入口側のATFエリアでは、トラックA
にパイロット信号(f1)が記録され、トラックBにパ
イロット信号(f2)が記録される。出口側のATFエ
リアでは、この関係が切り換えられ、トラックAにパイ
ロット信号(f1)が記録され、トラックBにパイロッ
ト信号(f2)が記録される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、回転ヘッド型記録装
置のトラッキング制御装置、特に、トラッキングエラー
検出用にパイロット信号を用いるものに関する。
【0002】
【従来の技術】一対の回転ヘッドによって、テープ案内
ドラムに巻き付けられた磁気テープ上に斜めのトラック
を形成するVTRが知られている。ディジタルビデオ信
号、ディジタルオーディオ信号、制御あるいは表示用の
ディジタルサブデータをトラック上に時分割的に記録す
るディジタルVTRが提案されている。このディジタル
VTRのトラッキング制御装置として、トラックの両端
部に設けられた所定区間をATFエリアと規定し、AT
Fエリア内にトラッキング制御用パイロット信号を記録
するものが知られている。
【0003】図10は、従来のATFパイロット信号の
記録方式を示す。図10および以下の説明で、xが回転
ヘッドの走査方向、yが磁気テープの走行方向、Aおよ
びBが一対の回転ヘッドによってそれぞれ形成されるト
ラック、DxがトラックAおよびBの端のオフセット距
離、斜線区間がパイロット信号の記録領域をそれぞれ示
す。一対の回転ヘッドは、そのギャップの延長方向が異
ならされ、トラック間のクロストークをアジマスロスで
低減することができる。また、図10は、理解を容易と
するために、斜めのトラックを水平に表している。
【0004】パイロット信号の記録区間の長さは、オフ
セット距離Dxを単位長として規定される。このオフセ
ット距離Dxは、VTRの回転ドラムとテープ走行機構
とを含む機構で機械的に規定される。図10および図1
1は、この発明と異なり、パイロット信号の周波数が単
一であり、これは、周波数f(約1MHz)に選定されて
いる。トラックAでは、最初にパイロット信号が記録さ
れ、次に3Dx空けた後のDxの区間にパイロット信号
が記録される。トラックBでは、2Dx空けた後のDx
の区間にパイロット信号が記録される。以下、この繰り
返しでパイロット信号が記録されている。トラッキング
制御として必要な区間(ATFエリア)は、5Dxであ
る。図10は、回転ヘッドが突入する側(すなわち入口
側)の記録パターンを示すが、回転ヘッドが離間する側
(すなわち出口側)の記録パターンも、同一の規則性で
形成される。
【0005】図10のように、パイロット信号が記録さ
れた磁気テープを再生する際のトラッキングエラーの検
出について説明する。トラックAを同一アジマスのヘッ
ドが走査すると、最初の自分のトラックのパイロット信
号を再生し、次に隣接する二つのトラックの一方のパイ
ロット信号のクロストークを拾い、さらに次にその他方
のパイロット信号のクロストークを拾う。トラックBを
同一アジマスのヘッドが走査する時も、同様に、自分の
トラックのパイロット信号、隣の一方のトラックのパイ
ロット信号のクロストーク、その他方のパイロット信号
のクロストークを順次拾うことになる。
【0006】このATFエリア内で最初に再生される自
分のトラックのパイロット信号の再生出力は、比較的大
きなレベルとなり、この再生出力をタイミングの基準と
して、両側のトラックのクロストークのレベルをそれぞ
れサンプル/ホールドし、二つのサンプル/ホールド出
力の差からトラッキングエラーの方向および量が検出で
きる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図10に示すように、
パイロット信号の記録区間がオフセット距離Dxに設定
した時に、このDxが充分に大きくないと、回転ドラム
の回転むら、記録パターンのずれ等の影響を受け、サン
プル/ホールド用のタイミング基準の生成およびクロス
トークのサンプル/ホールドの処理の精度が低下し、正
確なトラッキングエラーの検出ができない問題がある。
【0008】この問題の一つの解決法は、図11に示す
ように、パイロット信号の記録区間の長さを2Dxとす
ることである。しかしながら、その結果、必要なATF
エリアがより長くなる。ATFエリアは、1トラック内
でディジタル情報信号の記録エリアを長くするために
は、短いことが好ましい。
【0009】さらに、図10および図11のようにパイ
ロット信号が記録されている時に、ヘッドとトラックと
の対応関係がずれると、トラッキング状態が引き込まれ
る迄の時間が長くなる問題が生じる。すなわち、アジマ
スが異なるトラックに対してヘッドが突入すると、タイ
ミング基準のパイロット信号の再生出力がアジマスロス
でかなり小さくなり、クロストークのレベル検出用のサ
ンプリングパルスが形成できない。その後、キャプスタ
ンの速度エラーによって、トラッキング状態が除々にず
れ、タイミング基準のパイロット信号が再生されてから
上述のトラッキング制御が可能となる。従って、キャプ
スタンモータの立ち上がり時や、外乱で1トラックに近
いような大きなトラックずれが生じた時等では、正常な
トラッキング状態となるまでの引き込み時間が長くなる
問題がある。
【0010】従って、この発明の一つの目的は、データ
記録区間を犠牲とせずに、パイロット信号の記録区間を
長くすることで、安定なトラッキング制御が可能なトラ
ッキング制御装置を提供することにある。
【0011】この発明の他の目的は、キャプスタンモー
タの立ち上がり時、大きな外乱が発生した時に、トラッ
キング制御を迅速に引き込み状態とすることが可能なト
ラッキング制御装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、磁気
テープ上に斜めに第1および第2のトラックの対が第1
及び第2の回転ヘッドにより形成され、第1および第2
のトラックのヘッド入口側の近傍に入口側トラッキング
区間が規定され、また、そのヘッド出口側の近傍に出口
側トラッキング区間が規定されてなる回転ヘッド型記録
装置のトラッキング制御装置であって、互いに異なる周
波数のトラッキング制御用の第1および第2のパイロッ
ト信号を生成する手段と、入口側トラッキング区間内で
は、第1のトラックの所定位置に第1のパイロット信号
を記録し、第1のトラックの隣の第2のトラックに、第
1のパイロット信号記録区間より後の所定位置に第2の
パイロット信号を記録し、出口側トラッキング区間内で
は、第2のトラックに第1のパイロット信号を記録し、
第2のトラックの隣の第1のトラックに、第1のパイロ
ット信号記録区間より後の所定位置に第2のパイロット
信号を記録するように、回転ヘッドに供給される記録信
号を形成する手段とを有することを特徴とする回転ヘッ
ド型記録装置のトラッキング制御装置である。
【0013】請求項2の発明は、請求項1の構成に対し
て、さらに、第2のパイロット信号の前に第1のパイロ
ット信号を記録するものである。
【0014】
【作用】隣接するトラックの対の間で、タイミング生成
用の第1のパイロット信号とトラッキングエラー検出用
の第2のパイロット信号とがそれぞれ1箇所に記録され
る。従って、パイロット信号の記録区間を長くしても、
ATFエリアが長くなることを防止できる。また、トラ
ックの入口側および出口側で、第1および第2のパイロ
ット信号が記録されるトラックを入れ換えているので、
ヘッドクロッグによりトラッキング制御が不可能となる
ことが防止される。
【0015】
【実施例】以下、この発明の一実施例について説明す
る。この実施例は、ディジタルビデオ信号、ディジタル
オーディオ信号、制御用のサブデータを所定のトラック
フォーマットで磁気テープに記録するディジタルVTR
である。磁気テープには、1フレーム分のディジタルビ
デオ信号がディジタルオーディオ信号およびサブデータ
とともに、複数本(例えばNTSC方式で10本)の斜
めのトラックとして記録される。回転ヘッドは、アジマ
スが異なる一対のものが使用される。具体的には、18
0°の間隔で回転ドラムに配置された二つのヘッド、あ
るいはアジマスが異なるギャップが近接して設けられた
ダブルアジマスヘッドの構成である。
【0016】図1は、トラッキング制御用のパイロット
信号を記録するための構成を例示する。1で示す分周回
路には、入力端子2からシステムクロックが供給され、
周波数f1の第1のパイロット信号と周波数f2の第2
のパイロット信号とが分周回路1により生成される。こ
れらの周波数は、システムクロックの周波数をf0とす
ると、f1=f0/33=656kHz、f2=f0/2
2=984kHzである。これらの周波数の値は、一例で
あるが、(f1≒f2)の関係が必要で、好ましくは、
(f1<f2)とされる。
【0017】それは、f1のパイロット信号は、アジマ
スが記録時と相違するヘッドによって再生した時に、タ
イミング基準としてのパルス信号を生成可能な程度の低
い周波数が好ましいからである。他の理由は、トラッキ
ングエラーの検出は、f2のパイロット信号のクロスト
ークを利用するが、f2のクロストーク成分がf1のク
ロストークとフィルタで分離できる程度の相違を有して
いる必要がある。然も、ヘッド幅が大きい時、トラック
ずれが大きくなった時に、拾うべきでない離れたトラッ
クからのf2のクロストーク成分をアジマスロスで抑圧
できる程度、高い周波数の必要がある。
【0018】分周回路1からの二つのパイロット信号が
マルチプレクサ3に供給される。マルチプレクサ3に
は、入力端子4からトラック内のデータエリアに含まれ
るデータが供給される。1トラックの両端(ヘッド入口
側およびヘッド出口側)にATFエリアが設けられるト
ラックフォーマットと対応してマルチプレクサ3が入力
端子5からのコントロール信号で制御される。データエ
リアには、ディジタルビデオ信号、ディジタルオーディ
オ信号、サブデータが時分割的に記録される。
【0019】マルチプレクサ3の出力信号が記録アンプ
6Bを介して回転ヘッドHBに供給され、また、遅延回
路7および記録アンプ6Aを介して回転ヘッドHAに供
給される。回転ヘッドHAおよびHBは、ダブルアジマ
ス構成の有し、遅延回路7によって、二つのヘッドで記
録されるデータが同時化される。従って、トラックAお
よびBが1回の走査で同時に形成される。
【0020】図2は、テープ上に記録されたパイロット
信号の記録パターンの入口側および出口側を示す。パイ
ロット信号の記録は、隣接トラック間のオフセット距離
Dxを単位としてなされ、ATFエリアの長さは、7D
xである。図2の例は、トラックピッチTpが9μmの
SPモードのそれを示し、オフセット距離Dxが4.5
4μm、ATFエリアの長さが22.7μmである。ま
た、ヘッド幅が10.5μmである。
【0021】トラックAの入口側については、最初のD
xでは、パイロット信号が記録されず、次の2Dxの区
間に第1のパイロット信号(f1)が記録される。AT
Fエリアの残りの区間には、パイロット信号が記録され
ない。トラックBの入口側については、始端から4Dx
の区間にパイロット信号が記録されず、次の2Dxの区
間に第2のパイロット信号(f2)が記録される。この
規則でパイロット信号の記録がされるように、マルチプ
レクサ3が制御される。
【0022】出口側では、上述のパイロット信号の記録
が入口側と逆の関係に切り換えられる。つまり、トラッ
クBのATFエリア内の第2および第3のDxの区間に
第1のパイロット信号が記録され、トラックAのATF
エリア内の第5および第6の区間に第2のパイロット信
号が記録される。ヘッドとテープとの相対的な位置関係
は、回転ドラムの回転を磁気的に検出することで分か
り、この検出とクロックのタイミングとに基づいてマル
チプレクサ3の制御信号が形成できる。
【0023】このように記録されたパイロット信号は、
図3に示すように、回転ヘッドHAおよびHBにより再
生され、再生アンプ11Aおよび11Bをそれぞれ介し
てトラッキングエラー検出回路12Aおよび12Bに供
給される。これと共に、再生信号は、図示しないが、再
生信号処理回路に供給され、ディジタルビデオ信号、デ
ィジタルオーディオ信号、サブデータが再生される。
【0024】トラッキングエラー検出回路12Aからの
エラー信号TE1およびTE2がA/D変換器13Aお
よび13Bによってディジタル信号へ変換される。A/
D変換器13A、13Bに供給されるサンプリングパル
スは、単安定マルチバイブレータ14およびパルス発生
回路15によって生成される。単安定マルチバイブレー
タ14には、入力端子16から回転ドラムの検出信号が
供給される。ディジタル信号へ変換されたトラッキング
エラー信号TE1およびTE2がマイクロコンピュータ
で構成されたトラッキングサーボ回路17に供給され
る。このトラッキングサーボ回路17では、トラッキン
グ制御信号が形成される。このトラッキング制御信号が
キャプスタンモータのサーボ回路に供給され、正しいト
ラッキング状態とするべく、テープの速度が制御され
る。トラッキング制御手段としては、テープ速度を制御
する他にヘッドの高さを圧電素子で変位させる手段等を
使用しても良い。
【0025】トラッキングエラー検出回路12Aは、図
4に例示する構成を有している。入力端子21からの再
生信号がローパスフィルタ22に供給される。ローパス
フィルタ22は、周波数f1、f2のパイロット信号を
通過させる。ローパスフィルタ22に対して、パルス検
出回路23およびバンドパスフィルタ24が接続され
る。バンドパスフィルタ24は、周波数f2の成分を通
過させる。
【0026】パルス検出回路23でf1のパイロット信
号と対応するパルス信号P0が形成され、このパルス信
号P0がサンプリングパルス発生回路25に供給され
る。この回路25からのサンプリングパルスP1および
P2がサンプル/ホールド回路27および28にそれぞ
れ供給される。サンプル/ホールド回路27および28
に対する入力信号は、バンドパスフィルタ24の出力信
号をエンベロープ検波回路26を通したものである。サ
ンプル/ホールド回路27の出力信号E1とサンプル/
ホールド回路28の出力信号E2とが減算回路29に供
給され、(E1−E2)のトラッキングエラー信号TE
1が出力端子30に取り出される。
【0027】トラッキングエラー検出回路12Bも図4
に示すトラッキングエラー検出回路12Aと同様の構成
を有している。図5を参照してトラッキングエラーの検
出について説明する。図2に示す記録パターンの入口側
の部分を図5Aに示す。この図5では、簡単のため、ヘ
ッド幅がトラックピッチと等しいものとし、再生出力の
波形のなまりが無視されている。
【0028】回転ヘッドHAがトラックAを走査する
と、図5Bに示す再生信号がヘッドHAにより得られ
る。すなわち、アジマスが同一であるために大きなレベ
ルのパイロット信号(f1)の再生出力と、その後の隣
のトラック(図5Aでは上部のトラックB)のパイロッ
ト信号(f2)のクロストークと、さらにその後の隣の
トラック(図5Aでは下部のトラックB)のパイロット
信号(f2)のクロストークとが順に含まれる。
【0029】このクロストーク成分のエンベロープは、
ヘッドHAのトラックAの中心からのずれの量に比例す
る。図5Bに示すように、トラッキングエラー検出回路
12Aのパルス検出回路23は、再生信号中のf1のパ
イロット信号と対応するパルス信号P0を発生する。こ
のパルス信号P0に基づいて、例えばその立ち下がり位
置を基準としてサンプリングパルスP1、P2が生成さ
れる。サンプル/ホールド回路27、28では、これら
のサンプリングパルスP1、P2によってf2のパイロ
ット信号のクロストークのエンベロープがサンプリング
される。従って、その出力E1、E2の減算出力、すな
わち、トラッキングエラー信号TE1が形成される。
【0030】このトラッキングエラー信号TE1のレベ
ルおよび極性は、ヘッドHAのトラック中心に対するず
れの量およびその方向を示す。トラックずれがないなら
ば、TE1が零である。ヘッドHAが図5Aで上側にず
れている時には、極性が+でそのレベルがエラー量と対
応し、ヘッドHAが下側にずれている時には、極性が−
でそのレベルがエラー量と対応する。
【0031】図5Cに示す出口側では、トラッキングエ
ラー検出回路12Bによって検出がなされる。つまり、
トラックBを回転ヘッドHBが走査することによって、
上述と同様にしてトラッキングエラーを検出でき、その
結果、トラッキングエラー信号TE2が生成される。ト
ラッキングサーボ回路17では、トラッキングエラー信
号TE1およびTE2の平均値が算出され、平均値によ
ってテープ速度が制御される。若し、回転ヘッドHA、
HBの一つがクロッグした時には、対応するトラッキン
グエラー信号が零になるので、ヘッドクロッグを別の手
段で検出し、クロッグしてないヘッドと対応するトラッ
キングエラー信号のみを有効なものとして扱う。
【0032】さらに、第1のパイロット信号の周波数f
1が低い周波数であるために、アジマスが相違しても、
比較的大きな再生出力が得られる。従って、立ち上がり
時、外乱の発生時等で、回転ヘッドHA、HBが異なる
アジマスのトラックを再生しても、隣のトラックの第1
のパイロット信号(f1)のクロストークを拾い、パル
ス信号P0を形成できる。その結果、第2のパイロット
信号のクロストークのエンベロープをサンプリングする
ためのパルスP1、P2を形成でき、トラッキングサー
ボが機能し、引き込み時間を短縮できる。
【0033】図6は、パイロット信号の記録パターンの
他の例を示す。前述の図2に示す記録パターンに対し
て、第2のパイロット信号(f2)の記録された区間の
前の2Dxの区間にに、付加的に第1のパイロット信号
(f1)を記録するものである。この第2のパイロット
信号の前の第1のパイロット信号は、上述のように、ア
ジマスが相違するトラックを走査する状態でも、タイミ
ング基準のパルス信号を確実に生成することを可能とす
る。
【0034】図7は、図6の入口側ATFエリアを拡大
して示す。この図7に示すように、若し、回転ヘッドH
Aが異なるアジマスのトラックBを走査すると、トラッ
クBのパイロット信号(f1)の区間と対応するパルス
信号P0を生成でき、その後のトラックBのパイロット
信号(f2)のクロストークを検出できる。次に、下側
の隣々接トラックBのパイロット信号(f2)のクロス
トークを検出しようとするが、クロストーク成分が殆ど
存在せず、その結果、大きなレベルのトラッキングエラ
ー信号TE1が得られる。これによって、トラックずれ
を迅速に補正することができる。
【0035】この図6の記録パターンにおいて、SPモ
ード時にパイロット信号の再生出力レベルを測定した結
果を図8に示す。図8の横軸は、トラックずれの量(μ
m)を示し、その縦軸が再生出力レベル(dB)であ
る。トラックピッチTpが9μmであるので、トラック
ずれが+4.5μmになると、ヘッドが上側のトラック
との境界に位置し、これが−4.5μmになると、ヘッ
ドが下側のトラックとの境界に位置する。
【0036】図7に示すように、この隣接トラックから
のパイロット信号(f2)のクロストーク成分は、破線
および実線で示すように、トラックずれが零の位置に対
して対称に変化する。上述のように、これによってトラ
ッキングエラーを検出することができる。また、パイロ
ット信号(f1)の再生出力レベルは、パイロット信号
(f1)の記録区間が右側トラックに存在し、アジマス
が相違することによるロスが少ないので、+方向にトラ
ックずれが増大しても、実線で示すように維持される。
−方向のトラックずれが増大した時でも、上述のよう
に、下側トラックのパイロット信号(f1)の記録区間
の存在によって、再生出力レベルが維持される。従っ
て、略1トラックのずれが何れの方向に生じても、タイ
ミング基準のためのパルス信号P0を形成できる。
【0037】さらに、このように、略1トラックのずれ
が生じた状態を正確に検出するために、隣々接トラック
からのパイロット信号f2のクロストークが充分に小さ
い必要がある。従って、周波数f2は、アジマスロスに
よってクロストークを減少できる程度の値が好ましい。
その結果、二つのパイロット信号の周波数は、(f1<
f2)とされている。
【0038】この例では、上述のSPモードの他にLP
モードが可能である。LPモードは、テープ速度がSP
モードよりも遅くされる長時間モードである。一例とし
て、トラックピッチTpが6μmで、オフセット距離D
xが3.51μmである。オフセット距離Dxが短くな
るので、パイロット信号の記録区間長がSPモードと相
違し、ATFエリアの長さが33.48μmとされる。
また、ヘッド幅は、SPモードと等しく、10.5μm
である。
【0039】図9は、LPモードのパイロット信号の記
録パターンを示す。トラックAの入口側については、3
Dxの区間に第1のパイロット信号(f1)が記録され
る。トラックBの入口側については、3Dxの区間にパ
イロット信号(f1)が記録され、その後の2Dxの区
間に第2のパイロット信号(f2)が記録される。出口
側では、上述のパイロット信号の記録が入口側と逆の関
係に切り換えられる。なお、LPモードの場合でも、パ
イロット信号f2の前にパイロット信号f1を記録しな
いパターンが可能である。パイロット信号の周波数f
1、f2は、SPモードと等しい値とされている。この
LPモードのように、トラックピッチTpよりもヘッド
幅がかなり大きい場合でも、隣々接トラックからの周波
数f2のクロストーク成分が抑圧できる程度に周波数f
2の値を選定する必要がある。
【0040】なお、ATFエリア内のパイロット信号
は、本来はトラッキング制御のために記録されるが、図
6あるいは図9のパターンのように、全トラックに周波
数f1のパイロット信号を記録する時には、その再生出
力をそのトラックのデータエリアのアフレコ位置の規定
の基準として利用できる。但し、この発明のように、パ
イロット信号の周波数f1を低くした時には、記録でき
る波数の減少、分離用のローパスフィルタの位相変化等
によって、高精度にアフレコ位置を規定することが難し
くなる。この問題に対処するために、ATFエリア内で
パイロット信号が記録されていないエリアに、アフレコ
位置を規定するためのタイミング信号を記録するように
しても良い。
【0041】
【発明の効果】この発明は、ATFエリアを長くせず
に、パイロット信号の各記録区間を充分な長さとでき、
トラッキングエラーの検出を安定になしうる。また、異
なる周波数のパイロット信号を使用するので、アジマス
が逆の場合でも、迅速にトラッキング状態に引き込むこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例におけるパイロット信号の
記録回路の構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の一実施例におけるパイロット信号の
記録パターンの一例を示す略線図である。
【図3】この発明の一実施例におけるパイロット信号の
再生回路の構成を示すブロック図である。
【図4】再生回路に設けられるトラッキングエラー検出
回路の一例の構成を示すブロック図である。
【図5】トラッキングエラーの検出動作の説明のための
略線図である。
【図6】パイロット信号の記録パターンの他の例を示す
略線図である。
【図7】パイロット信号の記録パターンの他の例の一部
を示す略線図である。
【図8】パイロット信号の再生出力レベルの測定結果を
示す略線図である。
【図9】パイロット信号の記録パターンのさらに他の例
を示す略線図である。
【図10】従来のパイロット信号の記録パターンの一例
を示す略線図である。
【図11】従来のパイロット信号の記録パターンの他の
例を示す略線図である。
【符号の説明】
HA、HB 回転ヘッド 1 パイロット信号生成用の分周回路 3 パイロット信号を記録信号に挿入するためのマルチ
プレクサ 12A、12B トラッキングエラー検出回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープ上に斜めに第1および第2の
    トラックの対が第1及び第2の回転ヘッドにより形成さ
    れ、上記第1および第2のトラックのヘッド入口側の近
    傍に入口側トラッキング区間が規定され、また、そのヘ
    ッド出口側の近傍に出口側トラッキング区間が規定され
    てなる回転ヘッド型記録装置のトラッキング制御装置で
    あって、 互いに異なる周波数のトラッキング制御用の第1および
    第2のパイロット信号を生成する手段と、 上記入口側トラッキング区間内では、上記第1のトラッ
    クの所定位置に上記第1のパイロット信号を記録し、上
    記第1のトラックの隣の上記第2のトラックに、上記第
    1のパイロット信号記録区間より後の所定位置に上記第
    2のパイロット信号を記録し、 上記出口側トラッキング区間内では、上記第2のトラッ
    クに上記第1のパイロット信号を記録し、上記第2のト
    ラックの隣の上記第1のトラックに、上記第1のパイロ
    ット信号記録区間より後の所定位置に上記第2のパイロ
    ット信号を記録するように、上記回転ヘッドに供給され
    る記録信号を形成する手段とを有することを特徴とする
    回転ヘッド型記録装置のトラッキング制御装置。
  2. 【請求項2】 磁気テープ上に斜めに第1および第2の
    トラックの対が第1及び第2の回転ヘッドにより形成さ
    れ、上記第1および第2のトラックのヘッド入口側の近
    傍に入口側トラッキング区間が規定され、また、そのヘ
    ッド出口側の近傍に出口側トラッキング区間が規定され
    てなる回転ヘッド型記録装置のトラッキング制御装置で
    あって、 互いに異なる周波数のトラッキング制御用の第1および
    第2のパイロット信号を生成する手段と、 上記入口側トラッキング区間内では、上記第1のトラッ
    クの所定位置に上記第1のパイロット信号を記録し、上
    記第1のトラックの隣の上記第2のトラックに、上記第
    1のパイロット信号記録区間と対応する位置に上記第1
    のパイロット信号を記録するとともに、上記第1のパイ
    ロット信号記録区間より後の所定位置に上記第2のパイ
    ロット信号を記録し、 上記出口側トラッキング区間内では、上記第2のトラッ
    クに上記第1のパイロット信号を記録し、上記第2のト
    ラックの隣の上記第1のトラックに、上記第1のパイロ
    ット信号記録区間と対応する位置に上記第1のパイロッ
    ト信号を記録するとともに、上記第1のパイロット信号
    記録区間より後の所定位置に上記第2のパイロット信号
    を記録するように、上記回転ヘッドに供給される記録信
    号を形成する手段とを有することを特徴とする回転ヘッ
    ド型記録装置のトラッキング制御装置。
JP4089435A 1992-03-13 1992-03-13 回転ヘッド型記録装置のトラッキング制御装置 Pending JPH05258404A (ja)

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