JPH0525862B2 - - Google Patents
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- JPH0525862B2 JPH0525862B2 JP62143449A JP14344987A JPH0525862B2 JP H0525862 B2 JPH0525862 B2 JP H0525862B2 JP 62143449 A JP62143449 A JP 62143449A JP 14344987 A JP14344987 A JP 14344987A JP H0525862 B2 JPH0525862 B2 JP H0525862B2
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
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- A61K39/395—Antibodies; Immunoglobulins; Immune serum, e.g. antilymphocytic serum
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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- A61L2/04—Heat
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- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は病原体を不活化するために免疫グロブ
リンの溶液を安定剤の存在下に加熱し、そして必
要な場合は続いて精製することからなる、免疫グ
ロブリン製剤の製法に関する。 免疫グロブリン製剤を低温殺菌することにより
ウイルスのような病原体を不活化せしめる方法が
必要とされており、その場合免疫グロブリンの活
性は完全に保持されていなければならない。一般
に、慣用の方法による免疫グロブリンの調製にお
いては、ウイルスまたはウイルス性抗原の含量が
単に用いられる試験系の検出限界以下に低下され
る程度にまで、ありうる感染の危険を低下させた
ものである。しかしながら、検出限界は感染の危
険を明白に除去するには通常不充分であるか、ま
たはある種の夾雑するウイルスを検出するに充分
な試験系は存在しない。 それゆえ加熱処理が好ましい。加熱による不活
化により感染性病原体が増殖できなくなるか、そ
して/または細胞内でまたはそれ以外で増殖でき
なくなる。 変性を回避するために免疫グロブリンが長時間
熱にさらされる期間中はそれらを安定化させるこ
とが必要である。ウイルスを不活化させるには、
許容されうる最高の温度で長時間加熱することが
不可欠である。 ヨーロツパ特許出願A−0124506号には、免疫
グロブリン溶液に硫酸アンモニウムを添加してそ
してこの懸濁液を60℃で10時間加熱する方法が開
示されている。しかしながら、免疫グロブリン溶
液を前記特許出願実施例16記載のようにして処理
した場合、重合体状免疫グロブリンが形成され
る。筋肉内投与用の免疫グロブリン溶液において
は、ヨーロツパ薬局方で最高10%までの重合体状
免疫グロブリンしか許容されない。 ヨーロツパ特許出願A−0144714号には、コー
ン(Cohn)フラクシヨン+(「J.Am.Chem.
Soc.」68、459(1946))が緩和な条件でのみ、好
ましくは52℃で約30分間で低温殺菌されうること
が開示されている。たとえば真正グロブリンを予
め除去しそして溶液を透析してエタノールを除去
した場合でも、それにも拘らず集合物が生成す
る。これらの条件下で絶対的なウイルス不活化が
確実かどうかは疑わしい。 「The Lancet」1983年11月19日号、1198〜99
頁には、ヒト免疫グロブリンを45%(w/v)の
ソルビトールおよび15%(w/v)のグリシンを
含有する溶液中で60℃で10時間加熱する方法が開
示されている。その場合活性損失も集合物含量の
増大も観察されなかつた。 糖アルコール、アミノ酸または糖類を添加して
のヒト血漿の低温殺菌法はヨーロツパ特許出願A
−0139975号に記載されている。血漿を低温殺菌
する場合は免疫グロブリンを他の血漿タンパク質
によつて保持する。IgGに対するアルブミンの安
定化作用は知られている。 本発明は免疫グロブリンの溶液をエタノールお
よびカルボン酸またはその塩の1種、および/ま
たは糖類の存在下に、病原体特に肝炎ウイルスま
たはHTLV(「エイズ」)ウイルスが不活化さ
れるまで(すなわち増殖できなくなるかまたは細
胞内でもしくはそれ以外で増殖されなくなるま
で)加熱することからなる低温殺菌された免疫グ
ロブリン製剤の製法に関する。 かかる不活化に適当な条件は当業者に知られて
いる。通常約60℃で約10時間加熱する。 そのカルボン酸は好ましくは1個またはそれ以
上の他のカルボキシル基、または1個またはそれ
以上のアミノ基、または1個またはそれ以上のヒ
ドロキシル基で置換されていることができる脂肪
族カルボン酸が好ましい。このカルボン酸は2〜
10個の炭酸原子を有するのが好ましい。このカル
ボン酸はグリシン、グルタミン酸、クエン酸また
は酒石酸が好ましい。 カルボン酸の好ましい塩は溶性金属塩特にアル
カリ金属またはアルカリ土類金属塩、特にナトリ
ウムまたはマグネシウム塩である。 用いられるグルタミン酸の塩はアルカリ金属
塩、特にモノナトリウム塩(ナトリウム グルタ
メート)が好ましい。 カルボン酸またはそれらの塩は飽和限界までま
たはそれを越える量、好ましくは安定化すべき免
疫グロブリン溶液に0.4〜0.6g/mlの量で添加さ
れうる。 糖類としては単糖類または二糖類が使用される
のが好ましく、特にスクロースが好ましい。 これらの糖類は好ましくは安定化すべき免疫グ
ロブリン溶液に0.5〜1.0g/mlなる量にて添加さ
れる。 カルボン酸またはそれらの塩類、または糖類は
安定化すべき免疫グロブリン溶液の飽和限界まで
またはそれを越える量にて添加されうる。 これら物質を添加することにより免疫グロブリ
ンの沈澱が惹起されることがある。その場合で
も、生成する懸濁液は免疫グロブリンに対する有
害な作用を伴うことなく加熱される。 加熱工程においてPH値は5〜8.5、好ましくは
6.5〜7.5に調整される。 本発明方法により、その重合体含量が10%より
少ない低温殺菌された免疫グロブリン溶液を得る
ことができる。好ましい態様においては、重合体
含量は加熱されなかつた免疫グロブリン溶液に比
較して操作の実験誤差分散の範囲内で未変化のま
まである。 本発明方法の出発物質は、文献ではガンマグロ
ブリン、IgG、免疫グロブリンGまたは「J.Am.
Chem.Soc.」71、541(1949)によればフラクシヨ
ンと呼ばれる精製免疫グロブリンであることが
できる。かかる免疫グロブリンは血漿の分別から
得られる免疫グロブリン含有フラクシヨンから段
階的沈澱により主に導かれる。免疫グロブリンを
含有する沈澱は「Vox.Sang.」74、14(1962)の
フラクシヨンA、または「J.Am.Chem.Soc.」
68、459(1946)のフラクシヨンおよびであ
る。 修飾された免疫グロブリンを出発物質とした使
用することもできる。かかる免疫グロブリンは化
学的修飾例えばスルフイトリシス、または酵素に
よる処理例えばFc−部分のペプシンによる除去
により修飾されうる。免疫グロブリン分子をPH4
でペプシンを用いてタンパク分解することにより
分解させると、分子量約100000および分析用超遠
心器で測定して沈降係数約5S(S=スベドベリ単
位)を有するF(ab)2フラグメントが主に得られ
る。 かかる生成物は7Sを有する未分解免疫グロブ
リン(分子量約150000)を含有するがしかし実際
上何ら免疫グロブリン重合体を含有しない。しか
しながら、5Sより小さい分子量を有する、より
広範に断片化された部分が10%以下の濃度で観察
される。 驚くべきことに、本発明方法はエタノールを含
有する免疫グロブリンの溶液にも適することが見
出された。 エタノールを用いて精製免疫グロブリンが得ら
れる場合、しばしば最終濃縮工程でエタノールに
より免疫グロブリンが完全に沈澱されそして次に
遠心分離により沈澱がとり出される。沈澱を約10
%溶液となるように溶解させると、約4容量%の
アルコール残存含量を有する溶液が得られる。エ
タノールは通常凍結乾燥または限外過により除
去される。例えば限外過ののちアルコールを除
去したものの溶液を安定剤の存在下に加熱する場
合は、これらの添加剤を次に除去するために限外
過を反復する必要があろう。従つて、工程を促
進させそして経済的なものとするにはエタノール
の存在下に加熱を行うのが好都合である。 驚くべきことに、カルボン酸を添加した場合に
は免疫グロブリンをエタノールの存在下に60℃で
長時間、例えば40時間加熱しても何ら集合増大が
観察されないことが見出された。 エタノールは通常高められた温度で免疫グロブ
リンを変性させることが知られている。従つて、
たとえば安定剤としてのカルボン酸またはそれら
の塩の存在下に加熱を行うとしても、アルコール
なしの操作におけるよりもアルコールの存在下に
おける方がたしかに重合体の含量が高くなつた。 エタノール含有免疫グロブリン溶液の例として
Cohn氏他の「J.Am.Chem.Soc.」68、459以下
(1946)によりフラクシヨン+と呼ばれるか
またはNitschmann氏他、(Kistner and
Nitschmann、Vox Sang.(1962).7.414)により
フラクシヨンAと呼ばれるガンマグロブリンを含
有するフラクシヨンがあげられる。かかるフラク
シヨンはガンマグロブリンのみならず、リポタン
パク室、真正グロブリン、α−およびβ−グロブ
リンおよび少量のアルブミンをも含有している。
総タンパク室100g中のガンマグロブリン含量は
約40〜80gである。フラクシヨン+100gを
蒸留水250ml中に溶解した場合、溶液のアルコー
ル含量は4〜5ml/100mlである。かかるフラク
シヨン+はそれゆえ本発明方法により低温殺
菌されうる。 第1表には本発明方法を適用した後の重合体状
免疫、グロブリンの含量を従来法と比較して示
す。それぞれ60℃で10時間が行われた。免疫グロ
ブリン含量は溶液100ml当りタンパク質10〜11g
であつた。PHは7であつた。 【表】 この表から、本発明方法を適用した場合、免疫
グロブリンの望ましからぬ重合体増加が、アルコ
ールの存在下においてすらも概して非常に低いこ
とが示される。さらにこの所見は他の試験法、例
えば抗補体活性の測定によつても確認される。 加熱により生ずる分子量の高まつた部分の含量
は知られた方法によりさらに低下されうる。 この目的には添加された安定剤を、例えば限外
過により、選ばれた精製法にとつて適するイオ
ン性媒体と置換することが好都合である。 加熱の持続時間は一定の限界内で変動されう
る。 ここに記載される方法の効力を試験するには、
タンパク質9.9g/100mlおよびエタノール3.6
g/100mlを含有する免疫グロブリン溶液に溶液
1ml当りスクロース1gおよびグリシン0.15gを
加えた。ラウス肉腫ウイルス(RSV)を感染性
RSV1×104単位/ml(U/ml)なる濃度で添加
したのちこの溶液を60℃に加熱した。一時間加熱
後でウイルス含量は検出限界以下に低下してい
た。 第2表には、加熱が抗体活性に何の影響も及ぼ
さないことが明示される。 【表】 試験例 エタノール存在または不存在下の滅菌によるベ
リグロビンPにおけるウイルスPの不活化 ベリグロビンPの製造工程で含まれるエタノー
ルの存在下または不存在下の滅菌(溶液中10時間
60℃での加熱処理)によりウイルス病原菌の不活
化の試験には、エンベロープウイルスの代表例と
してヘルペス・シンプレツクス・ウイルス/タイ
プ1(HSV−1)を使用した。HSV−1に対す
る抗体が検出されない供血者からの血漿を工業的
製造方法の操作に従つて精製した。エタノールの
存在または不存在下の滅菌によるウイルス不活化
の効果を試験するためにエタノールを含む出発原
料を2つの部に分けた。エタノールを除去するた
めに一方を透析し、他方はそのまま使用した。両
方の試料に安定剤を加え、ウイルスを接種した。
この目的のために、被検溶液9部がHSV−1濃
縮物の1部と混合された。得られた混合物を60℃
に制御された水浴で滅菌した。処理前および加熱
処理中、種々の時間に標準マイクロ検定法で感染
性ウイルスを検定した検体中の感染性ウイルスの
量はREEDおよびMUENCH法に従つて計数さ
れ、TCID50/ml(1ml当たりの50%組織培養感
染投与量)として表わした。 マイクロ検定法で感染性ウイルスが検出されな
い場合には、接種され加熱された試料中への感染
ウイルスの混入の排除下に1ml検体をそれぞれ25
cm2の細胞培養器(3レプリカ)で試験した。3つ
の全ての培養器がネガテイブであつた場合にはウ
イルス活性<100 TCID5/mlとした。 HCV−1に対する不活性因子は滅菌前後の対数
活性における相異として計数した。 不活性因子 完全不活検体 log10TCID50 化時間 エタノール (2.9%v/v)存在 >6.2 2 下のベリグロブリン エタノールなし >6.2 8 上記結果は、エンベロープウイルスHSV−1
はエタノールの存在または不存在下で10時間で完
全に不活化されることを示しており、そしてエタ
ノール存在下でのHSV−1不活化力はエタノー
ル不存在下の効力より高いことを示している。 以下の実施例により本発明を説明する。 実施例 1 免疫グロブリン溶液をナトリウムグルタメート
と加熱 タンパク質含量90g/を有する免疫グロブリ
ンの実際上純粋な溶液200mlに撹拌下にナトリウ
ムグルタメート(グルタミン酸のモノナトリウム
塩)120gを添加した。それにより免疫グロブリ
ンが沈澱した。PH値を7に調整したのちこの懸濁
液を撹拌下に10時間60℃で加熱した。混合物を室
温まで冷却したのちこの沈澱を過または遠心分
離によりとり出した。沈澱を蒸留水中に溶解させ
た。グルタミン酸塩を透析または限外過により
除去した。この溶液を等張性となしかつ所望のタ
ンパク質含量に調整した。 タンパク質濃度155g/を有する溶液110mlが
得られた。重合体含量は1.6%であつた(未加熱
で1.2%)。 実施例 2 免疫グロブリン溶液をスクロースおよびグリシ
ンと加熱 塩化ナトリウム含量1g/およびタンパク質
含量97g/を有しそして3.6容量%のエタノー
ルを含有する免疫グロブリン89にスクロース89
Kgならびに、グリシン13.3Kgを加えた。PH値を7
に調整したのちこの混合物を撹拌下に60℃に10時
間加熱した。この溶液を0.3g/100mlの塩化ナト
リウム溶液100で希釈しそして滅菌過した。
安定剤を限外過により知られた方法で除去し
た。次にこの溶液を等張性となしそしてタンパク
質含量160g/となるように調整した。 2.6%の重合体含量(未加熱溶液で2%)を有
する溶液51が得られた。スクロースの残存濃度
は0.04g/であつた。 実施例 3 タンパク質含量100g/および塩化ナトリウ
ム含量3g/を有するスルホン化された免疫グ
ロブリン100ml中にスクロース100gおよびグリシ
ン15gを加えた。PHを7.3に調整したのちこの混
合物を60℃で撹拌下に10時間加熱した。 次にこの溶液を室温に冷却しそして0.3g/100
mlの塩化ナトリウム溶液170mlで希釈した。安定
剤は限外過により除去した。溶媒を0.3g/100
mlの塩化ナトリウム溶液と交換した。免疫グロブ
リンの溶液を等張性となしそしてタンパク質含量
50g/に調整した。 この操作により重合体含量5.6%(未加熱溶液
で5.8%)を有する溶液195mlが得られた。 実施例 4 ペプシンで分解され、タンパク質含量180g/
および塩化ナトリウム含量3.2g/を有する
免疫グロブリン溶液13.7を0.3g/100の塩化
ナトリウム溶液13.5で希釈した。次にスクロー
ス27.2Kgおよびグリシン4.08Kgを添加した。この
混合物を撹拌下にPH7で60℃に10時間加熱した。
次のこの溶液を室温に冷却しそして0.3g/100ml
の塩化ナトリウム溶液45で希釈した。滅菌過
したのち添加された安定剤を限外過により実質
的に除去した。次にこの溶液を等張性となしそし
てタンパク質濃度を50g/に調整した。スクロ
ースの残留濃度0.01g/を有する溶液48が得
られた。所定の分子量を有する成分の含量は分析
用限外過器で測定して以下のとおりであつた。 出発物質:S5以下=8.8% S約5=75.5% S約7=15.7% S7以上=0% 加熱最終生成物:S5以下=8.1% S約5=77.5% S約7=14.4% S7以上=0% 実施例 5 溶解されたエタノールを含有するフラクシヨン
+のエタノールの存在下における加熱 フラクシヨン+200gに蒸留水500mlを加え
そして撹拌下に溶解させた。この溶液(約700ml)
にスクロース700gおよび0.3〜0.2モル/のグ
リシンを添加した。PHを約7に調整したのちこの
溶液を撹拌下に60℃で10時間加熱した。次にこの
加熱された溶液を分別した。タンパク質含量66
g/を有する免疫グロブリン溶液304mlが得ら
れた。重合体含量は1.1%であつた。 同じく200gのフラクシヨン+を用いて未
加熱で比較処理するとタンパク質濃度96.8g/
を有する免疫グロブリン溶液208mlが得られた。
重合体含量は2.0%であつた。
リンの溶液を安定剤の存在下に加熱し、そして必
要な場合は続いて精製することからなる、免疫グ
ロブリン製剤の製法に関する。 免疫グロブリン製剤を低温殺菌することにより
ウイルスのような病原体を不活化せしめる方法が
必要とされており、その場合免疫グロブリンの活
性は完全に保持されていなければならない。一般
に、慣用の方法による免疫グロブリンの調製にお
いては、ウイルスまたはウイルス性抗原の含量が
単に用いられる試験系の検出限界以下に低下され
る程度にまで、ありうる感染の危険を低下させた
ものである。しかしながら、検出限界は感染の危
険を明白に除去するには通常不充分であるか、ま
たはある種の夾雑するウイルスを検出するに充分
な試験系は存在しない。 それゆえ加熱処理が好ましい。加熱による不活
化により感染性病原体が増殖できなくなるか、そ
して/または細胞内でまたはそれ以外で増殖でき
なくなる。 変性を回避するために免疫グロブリンが長時間
熱にさらされる期間中はそれらを安定化させるこ
とが必要である。ウイルスを不活化させるには、
許容されうる最高の温度で長時間加熱することが
不可欠である。 ヨーロツパ特許出願A−0124506号には、免疫
グロブリン溶液に硫酸アンモニウムを添加してそ
してこの懸濁液を60℃で10時間加熱する方法が開
示されている。しかしながら、免疫グロブリン溶
液を前記特許出願実施例16記載のようにして処理
した場合、重合体状免疫グロブリンが形成され
る。筋肉内投与用の免疫グロブリン溶液において
は、ヨーロツパ薬局方で最高10%までの重合体状
免疫グロブリンしか許容されない。 ヨーロツパ特許出願A−0144714号には、コー
ン(Cohn)フラクシヨン+(「J.Am.Chem.
Soc.」68、459(1946))が緩和な条件でのみ、好
ましくは52℃で約30分間で低温殺菌されうること
が開示されている。たとえば真正グロブリンを予
め除去しそして溶液を透析してエタノールを除去
した場合でも、それにも拘らず集合物が生成す
る。これらの条件下で絶対的なウイルス不活化が
確実かどうかは疑わしい。 「The Lancet」1983年11月19日号、1198〜99
頁には、ヒト免疫グロブリンを45%(w/v)の
ソルビトールおよび15%(w/v)のグリシンを
含有する溶液中で60℃で10時間加熱する方法が開
示されている。その場合活性損失も集合物含量の
増大も観察されなかつた。 糖アルコール、アミノ酸または糖類を添加して
のヒト血漿の低温殺菌法はヨーロツパ特許出願A
−0139975号に記載されている。血漿を低温殺菌
する場合は免疫グロブリンを他の血漿タンパク質
によつて保持する。IgGに対するアルブミンの安
定化作用は知られている。 本発明は免疫グロブリンの溶液をエタノールお
よびカルボン酸またはその塩の1種、および/ま
たは糖類の存在下に、病原体特に肝炎ウイルスま
たはHTLV(「エイズ」)ウイルスが不活化さ
れるまで(すなわち増殖できなくなるかまたは細
胞内でもしくはそれ以外で増殖されなくなるま
で)加熱することからなる低温殺菌された免疫グ
ロブリン製剤の製法に関する。 かかる不活化に適当な条件は当業者に知られて
いる。通常約60℃で約10時間加熱する。 そのカルボン酸は好ましくは1個またはそれ以
上の他のカルボキシル基、または1個またはそれ
以上のアミノ基、または1個またはそれ以上のヒ
ドロキシル基で置換されていることができる脂肪
族カルボン酸が好ましい。このカルボン酸は2〜
10個の炭酸原子を有するのが好ましい。このカル
ボン酸はグリシン、グルタミン酸、クエン酸また
は酒石酸が好ましい。 カルボン酸の好ましい塩は溶性金属塩特にアル
カリ金属またはアルカリ土類金属塩、特にナトリ
ウムまたはマグネシウム塩である。 用いられるグルタミン酸の塩はアルカリ金属
塩、特にモノナトリウム塩(ナトリウム グルタ
メート)が好ましい。 カルボン酸またはそれらの塩は飽和限界までま
たはそれを越える量、好ましくは安定化すべき免
疫グロブリン溶液に0.4〜0.6g/mlの量で添加さ
れうる。 糖類としては単糖類または二糖類が使用される
のが好ましく、特にスクロースが好ましい。 これらの糖類は好ましくは安定化すべき免疫グ
ロブリン溶液に0.5〜1.0g/mlなる量にて添加さ
れる。 カルボン酸またはそれらの塩類、または糖類は
安定化すべき免疫グロブリン溶液の飽和限界まで
またはそれを越える量にて添加されうる。 これら物質を添加することにより免疫グロブリ
ンの沈澱が惹起されることがある。その場合で
も、生成する懸濁液は免疫グロブリンに対する有
害な作用を伴うことなく加熱される。 加熱工程においてPH値は5〜8.5、好ましくは
6.5〜7.5に調整される。 本発明方法により、その重合体含量が10%より
少ない低温殺菌された免疫グロブリン溶液を得る
ことができる。好ましい態様においては、重合体
含量は加熱されなかつた免疫グロブリン溶液に比
較して操作の実験誤差分散の範囲内で未変化のま
まである。 本発明方法の出発物質は、文献ではガンマグロ
ブリン、IgG、免疫グロブリンGまたは「J.Am.
Chem.Soc.」71、541(1949)によればフラクシヨ
ンと呼ばれる精製免疫グロブリンであることが
できる。かかる免疫グロブリンは血漿の分別から
得られる免疫グロブリン含有フラクシヨンから段
階的沈澱により主に導かれる。免疫グロブリンを
含有する沈澱は「Vox.Sang.」74、14(1962)の
フラクシヨンA、または「J.Am.Chem.Soc.」
68、459(1946)のフラクシヨンおよびであ
る。 修飾された免疫グロブリンを出発物質とした使
用することもできる。かかる免疫グロブリンは化
学的修飾例えばスルフイトリシス、または酵素に
よる処理例えばFc−部分のペプシンによる除去
により修飾されうる。免疫グロブリン分子をPH4
でペプシンを用いてタンパク分解することにより
分解させると、分子量約100000および分析用超遠
心器で測定して沈降係数約5S(S=スベドベリ単
位)を有するF(ab)2フラグメントが主に得られ
る。 かかる生成物は7Sを有する未分解免疫グロブ
リン(分子量約150000)を含有するがしかし実際
上何ら免疫グロブリン重合体を含有しない。しか
しながら、5Sより小さい分子量を有する、より
広範に断片化された部分が10%以下の濃度で観察
される。 驚くべきことに、本発明方法はエタノールを含
有する免疫グロブリンの溶液にも適することが見
出された。 エタノールを用いて精製免疫グロブリンが得ら
れる場合、しばしば最終濃縮工程でエタノールに
より免疫グロブリンが完全に沈澱されそして次に
遠心分離により沈澱がとり出される。沈澱を約10
%溶液となるように溶解させると、約4容量%の
アルコール残存含量を有する溶液が得られる。エ
タノールは通常凍結乾燥または限外過により除
去される。例えば限外過ののちアルコールを除
去したものの溶液を安定剤の存在下に加熱する場
合は、これらの添加剤を次に除去するために限外
過を反復する必要があろう。従つて、工程を促
進させそして経済的なものとするにはエタノール
の存在下に加熱を行うのが好都合である。 驚くべきことに、カルボン酸を添加した場合に
は免疫グロブリンをエタノールの存在下に60℃で
長時間、例えば40時間加熱しても何ら集合増大が
観察されないことが見出された。 エタノールは通常高められた温度で免疫グロブ
リンを変性させることが知られている。従つて、
たとえば安定剤としてのカルボン酸またはそれら
の塩の存在下に加熱を行うとしても、アルコール
なしの操作におけるよりもアルコールの存在下に
おける方がたしかに重合体の含量が高くなつた。 エタノール含有免疫グロブリン溶液の例として
Cohn氏他の「J.Am.Chem.Soc.」68、459以下
(1946)によりフラクシヨン+と呼ばれるか
またはNitschmann氏他、(Kistner and
Nitschmann、Vox Sang.(1962).7.414)により
フラクシヨンAと呼ばれるガンマグロブリンを含
有するフラクシヨンがあげられる。かかるフラク
シヨンはガンマグロブリンのみならず、リポタン
パク室、真正グロブリン、α−およびβ−グロブ
リンおよび少量のアルブミンをも含有している。
総タンパク室100g中のガンマグロブリン含量は
約40〜80gである。フラクシヨン+100gを
蒸留水250ml中に溶解した場合、溶液のアルコー
ル含量は4〜5ml/100mlである。かかるフラク
シヨン+はそれゆえ本発明方法により低温殺
菌されうる。 第1表には本発明方法を適用した後の重合体状
免疫、グロブリンの含量を従来法と比較して示
す。それぞれ60℃で10時間が行われた。免疫グロ
ブリン含量は溶液100ml当りタンパク質10〜11g
であつた。PHは7であつた。 【表】 この表から、本発明方法を適用した場合、免疫
グロブリンの望ましからぬ重合体増加が、アルコ
ールの存在下においてすらも概して非常に低いこ
とが示される。さらにこの所見は他の試験法、例
えば抗補体活性の測定によつても確認される。 加熱により生ずる分子量の高まつた部分の含量
は知られた方法によりさらに低下されうる。 この目的には添加された安定剤を、例えば限外
過により、選ばれた精製法にとつて適するイオ
ン性媒体と置換することが好都合である。 加熱の持続時間は一定の限界内で変動されう
る。 ここに記載される方法の効力を試験するには、
タンパク質9.9g/100mlおよびエタノール3.6
g/100mlを含有する免疫グロブリン溶液に溶液
1ml当りスクロース1gおよびグリシン0.15gを
加えた。ラウス肉腫ウイルス(RSV)を感染性
RSV1×104単位/ml(U/ml)なる濃度で添加
したのちこの溶液を60℃に加熱した。一時間加熱
後でウイルス含量は検出限界以下に低下してい
た。 第2表には、加熱が抗体活性に何の影響も及ぼ
さないことが明示される。 【表】 試験例 エタノール存在または不存在下の滅菌によるベ
リグロビンPにおけるウイルスPの不活化 ベリグロビンPの製造工程で含まれるエタノー
ルの存在下または不存在下の滅菌(溶液中10時間
60℃での加熱処理)によりウイルス病原菌の不活
化の試験には、エンベロープウイルスの代表例と
してヘルペス・シンプレツクス・ウイルス/タイ
プ1(HSV−1)を使用した。HSV−1に対す
る抗体が検出されない供血者からの血漿を工業的
製造方法の操作に従つて精製した。エタノールの
存在または不存在下の滅菌によるウイルス不活化
の効果を試験するためにエタノールを含む出発原
料を2つの部に分けた。エタノールを除去するた
めに一方を透析し、他方はそのまま使用した。両
方の試料に安定剤を加え、ウイルスを接種した。
この目的のために、被検溶液9部がHSV−1濃
縮物の1部と混合された。得られた混合物を60℃
に制御された水浴で滅菌した。処理前および加熱
処理中、種々の時間に標準マイクロ検定法で感染
性ウイルスを検定した検体中の感染性ウイルスの
量はREEDおよびMUENCH法に従つて計数さ
れ、TCID50/ml(1ml当たりの50%組織培養感
染投与量)として表わした。 マイクロ検定法で感染性ウイルスが検出されな
い場合には、接種され加熱された試料中への感染
ウイルスの混入の排除下に1ml検体をそれぞれ25
cm2の細胞培養器(3レプリカ)で試験した。3つ
の全ての培養器がネガテイブであつた場合にはウ
イルス活性<100 TCID5/mlとした。 HCV−1に対する不活性因子は滅菌前後の対数
活性における相異として計数した。 不活性因子 完全不活検体 log10TCID50 化時間 エタノール (2.9%v/v)存在 >6.2 2 下のベリグロブリン エタノールなし >6.2 8 上記結果は、エンベロープウイルスHSV−1
はエタノールの存在または不存在下で10時間で完
全に不活化されることを示しており、そしてエタ
ノール存在下でのHSV−1不活化力はエタノー
ル不存在下の効力より高いことを示している。 以下の実施例により本発明を説明する。 実施例 1 免疫グロブリン溶液をナトリウムグルタメート
と加熱 タンパク質含量90g/を有する免疫グロブリ
ンの実際上純粋な溶液200mlに撹拌下にナトリウ
ムグルタメート(グルタミン酸のモノナトリウム
塩)120gを添加した。それにより免疫グロブリ
ンが沈澱した。PH値を7に調整したのちこの懸濁
液を撹拌下に10時間60℃で加熱した。混合物を室
温まで冷却したのちこの沈澱を過または遠心分
離によりとり出した。沈澱を蒸留水中に溶解させ
た。グルタミン酸塩を透析または限外過により
除去した。この溶液を等張性となしかつ所望のタ
ンパク質含量に調整した。 タンパク質濃度155g/を有する溶液110mlが
得られた。重合体含量は1.6%であつた(未加熱
で1.2%)。 実施例 2 免疫グロブリン溶液をスクロースおよびグリシ
ンと加熱 塩化ナトリウム含量1g/およびタンパク質
含量97g/を有しそして3.6容量%のエタノー
ルを含有する免疫グロブリン89にスクロース89
Kgならびに、グリシン13.3Kgを加えた。PH値を7
に調整したのちこの混合物を撹拌下に60℃に10時
間加熱した。この溶液を0.3g/100mlの塩化ナト
リウム溶液100で希釈しそして滅菌過した。
安定剤を限外過により知られた方法で除去し
た。次にこの溶液を等張性となしそしてタンパク
質含量160g/となるように調整した。 2.6%の重合体含量(未加熱溶液で2%)を有
する溶液51が得られた。スクロースの残存濃度
は0.04g/であつた。 実施例 3 タンパク質含量100g/および塩化ナトリウ
ム含量3g/を有するスルホン化された免疫グ
ロブリン100ml中にスクロース100gおよびグリシ
ン15gを加えた。PHを7.3に調整したのちこの混
合物を60℃で撹拌下に10時間加熱した。 次にこの溶液を室温に冷却しそして0.3g/100
mlの塩化ナトリウム溶液170mlで希釈した。安定
剤は限外過により除去した。溶媒を0.3g/100
mlの塩化ナトリウム溶液と交換した。免疫グロブ
リンの溶液を等張性となしそしてタンパク質含量
50g/に調整した。 この操作により重合体含量5.6%(未加熱溶液
で5.8%)を有する溶液195mlが得られた。 実施例 4 ペプシンで分解され、タンパク質含量180g/
および塩化ナトリウム含量3.2g/を有する
免疫グロブリン溶液13.7を0.3g/100の塩化
ナトリウム溶液13.5で希釈した。次にスクロー
ス27.2Kgおよびグリシン4.08Kgを添加した。この
混合物を撹拌下にPH7で60℃に10時間加熱した。
次のこの溶液を室温に冷却しそして0.3g/100ml
の塩化ナトリウム溶液45で希釈した。滅菌過
したのち添加された安定剤を限外過により実質
的に除去した。次にこの溶液を等張性となしそし
てタンパク質濃度を50g/に調整した。スクロ
ースの残留濃度0.01g/を有する溶液48が得
られた。所定の分子量を有する成分の含量は分析
用限外過器で測定して以下のとおりであつた。 出発物質:S5以下=8.8% S約5=75.5% S約7=15.7% S7以上=0% 加熱最終生成物:S5以下=8.1% S約5=77.5% S約7=14.4% S7以上=0% 実施例 5 溶解されたエタノールを含有するフラクシヨン
+のエタノールの存在下における加熱 フラクシヨン+200gに蒸留水500mlを加え
そして撹拌下に溶解させた。この溶液(約700ml)
にスクロース700gおよび0.3〜0.2モル/のグ
リシンを添加した。PHを約7に調整したのちこの
溶液を撹拌下に60℃で10時間加熱した。次にこの
加熱された溶液を分別した。タンパク質含量66
g/を有する免疫グロブリン溶液304mlが得ら
れた。重合体含量は1.1%であつた。 同じく200gのフラクシヨン+を用いて未
加熱で比較処理するとタンパク質濃度96.8g/
を有する免疫グロブリン溶液208mlが得られた。
重合体含量は2.0%であつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 免疫グロブリンの溶液をエタノールおよびカ
ルボン酸またはその塩の1種および/または糖類
の存在下に、生存能力のある病原体が不活化され
るまで加熱することからなる、低温殺菌された免
疫グロブリン製剤の製法。 2 前記病原体が肝炎ウイルスまたはHTLV
(「エイズ」)ウイルスである特許請求の範囲第1
項記載の製法。 3 前記カルボン酸が場合により置換されていて
もよい脂肪族カルボン酸であることからなる特許
請求の範囲第1項記載の製法。 4 前記カルボン酸が1個または2個の他のカル
ボキシル基、1個または2個のアミノ基、およ
び/または1個またはそれ以上のヒドロキシル基
で置換された、2〜10個の炭素原子を有する脂肪
族カルボン酸であることからなる特許請求の範囲
第1項記載の製法。 5 前記カルボン酸がグリシン、グルタミン酸、
クエン酸または酒石酸であることからなる特許請
求の範囲第1項記載の製法。 6 前記糖類が単糖類または二糖類であることか
らなる特許請求の範囲第1項記載の製法。 7 前記糖類がグリコース、フルクトース、ガラ
クトースまたはスクロースであることからなる特
許請求の範囲第1項記載の製法。 8 前記免疫グロブリンが未変性グロブリンであ
ることからなる特許請求の範囲第1項記載の製
法。 9 前記免疫グロブリンがペプシンによつて処理
されたグロブリンであることからなる特許請求の
範囲第1項記載の製法。
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