JPS5840532B2 - Iga オヨビ igm ノネツアンテイカホウ - Google Patents
Iga オヨビ igm ノネツアンテイカホウInfo
- Publication number
- JPS5840532B2 JPS5840532B2 JP4291775A JP4291775A JPS5840532B2 JP S5840532 B2 JPS5840532 B2 JP S5840532B2 JP 4291775 A JP4291775 A JP 4291775A JP 4291775 A JP4291775 A JP 4291775A JP S5840532 B2 JPS5840532 B2 JP S5840532B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- iga
- igm
- heat treatment
- nonetsu
- kahou
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は人の血漿又は胎盤抽出液或はこれらを分画して
得られるIgAおよびIgMの熱安定化法に係り、詳し
くは肝炎ウィルスを不活化するための加熱処理に際し、
IgA又はIgMJ・の熱安定性を高める方法に関する
ものである。
得られるIgAおよびIgMの熱安定化法に係り、詳し
くは肝炎ウィルスを不活化するための加熱処理に際し、
IgA又はIgMJ・の熱安定性を高める方法に関する
ものである。
最近輸血に伴なう血清肝炎の発症が大きな社会問題とな
っているが、その原因が肝炎ウィルスによることが明ら
かにされている。
っているが、その原因が肝炎ウィルスによることが明ら
かにされている。
肝炎ウィルスは従来2オーストラリア抗原といわれたも
ので、現在ではHB抗原と呼ばれている。
ので、現在ではHB抗原と呼ばれている。
しかるに輸血用の血漿はHB抗原の不活化処理を施すこ
とが困難であるため、抗HB抗原を用いてあらかじめ免
疫学的測定法でHB抗原の濃度を測定し、高濃度にHB
抗原を含有する血漿を除外することによっである程度の
肝炎発症防止効果をあげているが十分ではない。
とが困難であるため、抗HB抗原を用いてあらかじめ免
疫学的測定法でHB抗原の濃度を測定し、高濃度にHB
抗原を含有する血漿を除外することによっである程度の
肝炎発症防止効果をあげているが十分ではない。
血漿を分画して得られる個別の人血清蛋白製剤について
も肝炎発症の問題は包含されている。
も肝炎発症の問題は包含されている。
しかし特にアルブミン製剤について60℃、10時間の
加熱処理を施すことにより、アルブミンを変質させるこ
となく肝炎の感染性を阻止し得ることが見出され、その
後アルブミン製剤にはこの加熱処理が施され、安全に臨
床使用されている。
加熱処理を施すことにより、アルブミンを変質させるこ
となく肝炎の感染性を阻止し得ることが見出され、その
後アルブミン製剤にはこの加熱処理が施され、安全に臨
床使用されている。
このように60℃、10時間加熱処理を施した製剤が投
与後肝炎発症の防止に有効であることが判明して以来、
この方法は他の人血清蛋白製剤に応用されている。
与後肝炎発症の防止に有効であることが判明して以来、
この方法は他の人血清蛋白製剤に応用されている。
60℃、10時間の加熱処理の方法を応用できる物質は
、この処理に対して物質自体が安定でなげればならない
。
、この処理に対して物質自体が安定でなげればならない
。
そこでこの加熱処理を可能とするために各種の安定化剤
が見出され、安定化剤なしでは加熱処理に耐え得ないが
、安定加削の存在下では加熱処理を可能となし得る物質
がある。
が見出され、安定化剤なしでは加熱処理に耐え得ないが
、安定加削の存在下では加熱処理を可能となし得る物質
がある。
般に人血清蛋白の安定化剤としてはアミノ酸や糖類など
が生理的等張或はそれ以下の濃度で用いられる。
が生理的等張或はそれ以下の濃度で用いられる。
発明者は先にハプトグロビン製剤においてアミノ酸およ
び糖類をそれぞれ生理的等張濃度である2、25%およ
び5%の濃度に添加して60℃、10時間の加熱処理を
行なったところ、ハプトグロビンの活性は著しく低下し
た。
び糖類をそれぞれ生理的等張濃度である2、25%およ
び5%の濃度に添加して60℃、10時間の加熱処理を
行なったところ、ハプトグロビンの活性は著しく低下し
た。
そこでハプトグロビンの熱安定化法について多くの研究
を重ねた結果、アミノ酸或は糖類、特にグリシン或はマ
ンニットを15%以上の濃度に添加することにより、6
0℃、10時間の加熱処理に対する熱安定性を著しく高
め、製剤の肝炎ウィルス不活化処理を可能とした(特願
昭48−128606号参照)。
を重ねた結果、アミノ酸或は糖類、特にグリシン或はマ
ンニットを15%以上の濃度に添加することにより、6
0℃、10時間の加熱処理に対する熱安定性を著しく高
め、製剤の肝炎ウィルス不活化処理を可能とした(特願
昭48−128606号参照)。
発明者はその後この熱安定化法がハプトグロビンのみな
らずIgAおよびIgM に対して有効であることを見
出し、この新知見に基づいて本発明を完成したのである
。
らずIgAおよびIgM に対して有効であることを見
出し、この新知見に基づいて本発明を完成したのである
。
本発明はIgA又はIgM(人血清免疫グロブリンA又
は同M)の水溶液にグリシン、アラニン、バリン等の中
性アミノ酸、グルコース、マンノース、果糖などの単糖
類、ショ糖、麦芽糖、乳糖などの三糖類、マンニット、
ンルビット、キシリットなどの糖アルコーツレ類を単独
又は混合して5%以上の濃度に添加し、これに60℃、
10時間の加熱処理を施すのである。
は同M)の水溶液にグリシン、アラニン、バリン等の中
性アミノ酸、グルコース、マンノース、果糖などの単糖
類、ショ糖、麦芽糖、乳糖などの三糖類、マンニット、
ンルビット、キシリットなどの糖アルコーツレ類を単独
又は混合して5%以上の濃度に添加し、これに60℃、
10時間の加熱処理を施すのである。
加熱前の蛋白に対し加熱後の溶液中の蛋白残存量を一元
免疫拡散法により定量した結果、これらの安定化剤の5
%以上の濃度、好ましくは15〜20%濃度の添加で熱
安定効果が顕著に認められた。
免疫拡散法により定量した結果、これらの安定化剤の5
%以上の濃度、好ましくは15〜20%濃度の添加で熱
安定効果が顕著に認められた。
各種の安定化剤による熱安定効果を加熱処理前のIgA
およびIgMを100%とする加熱処理後の残存率(%
)で示すと第1表の通りである。
およびIgMを100%とする加熱処理後の残存率(%
)で示すと第1表の通りである。
本発明のIgAおよびIgMに対する熱安定効果は血漿
の状態においても、血漿分画工程の途中の溶液において
も、又精製IgAおよびIgM水溶液に対してもきわめ
て明確に有効であった。
の状態においても、血漿分画工程の途中の溶液において
も、又精製IgAおよびIgM水溶液に対してもきわめ
て明確に有効であった。
さらに人血清蛋白製剤は人の胎盤からも得ることができ
る。
る。
胎盤を原料とした場合もその抽出液或は適当な精製工程
を行った後の水溶液にアミノ酸、糖類、糖アルコール類
を5%以上、好ましくは15〜20%の温度で添加する
ことにより、60℃、10時間の加熱処理を施した際胎
盤由来IgAおよびIgMは血漿を材料とした場合と同
様に安定化された。
を行った後の水溶液にアミノ酸、糖類、糖アルコール類
を5%以上、好ましくは15〜20%の温度で添加する
ことにより、60℃、10時間の加熱処理を施した際胎
盤由来IgAおよびIgMは血漿を材料とした場合と同
様に安定化された。
このような加熱処理を施したのち、IgAおよびIgM
を所定の方法で精製を進めて薬剤としたとき、その投与
による肝炎の発症の危険性のない医療用IgAおよびI
gM製剤が得られた。
を所定の方法で精製を進めて薬剤としたとき、その投与
による肝炎の発症の危険性のない医療用IgAおよびI
gM製剤が得られた。
本発明によるときは医療用として有用なIgAおよびI
gMの熱安定性を顕著に高めることができ、安全なIg
AおよびIgM製剤を収率よく製しうる効果がある。
gMの熱安定性を顕著に高めることができ、安全なIg
AおよびIgM製剤を収率よく製しうる効果がある。
次に幾つかの実施列を挙げて本発明を具体的に説明する
。
。
なお本発明はこれらの実施例に示される安定化剤および
対象に限定されるものではない。
対象に限定されるものではない。
実施列 1
プール人血漿11にグリシン25M’を溶解し、O1■
規定カセイソーダ又は0.1規定塩酸を用いてpHを8
.0に調整する。
規定カセイソーダ又は0.1規定塩酸を用いてpHを8
.0に調整する。
除菌濾過して60℃、10時間の加熱処理を施した。
加熱後生理食塩液(pH7y2 )で透析し、生じた沈
澱を遠心分離して除去し、澄明な溶液を得た。
澱を遠心分離して除去し、澄明な溶液を得た。
加熱前後のIgAの定量を一元免疫拡散法により測定し
たとき、定量値はそれぞれ175.2’m9/diおよ
び132.81v/dlであった。
たとき、定量値はそれぞれ175.2’m9/diおよ
び132.81v/dlであった。
同様にIgMの定量値はそれぞれ1091119/dl
および6UI19/dl−C−あった。
および6UI19/dl−C−あった。
実施例 2
実施例1で用いたグリシンの代りにマンニット20Of
?を用いて同様に処理した。
?を用いて同様に処理した。
加熱前後のIgAの定量を一元免疫拡散法により測定し
たとき、定量値はそれぞれ170.3 m9/dlおよ
び1088m97dlであった。
たとき、定量値はそれぞれ170.3 m9/dlおよ
び1088m97dlであった。
同様にIgMの定量値は1161119/dlおよび1
031119/di!Qアツタ。
031119/di!Qアツタ。
実施例 3
実施例1で用いたグリシンの代りにブドウ糖250?を
用いて同様に処理した。
用いて同様に処理した。
加熱前後のIgAの定量値はそれぞれ172.3■/d
lおよび139、6 m9/dlテあった。
lおよび139、6 m9/dlテあった。
同様にIgMの定量値111即/dlおよび90■/d
lであった。
lであった。
実施例 4
プール人血漿をコーンの低温エタノール分画法で分画し
て得た画分IV30Pに水を加えて均一な懸濁液とし、
遠心分離して不溶性物質の大部分を除去する。
て得た画分IV30Pに水を加えて均一な懸濁液とし、
遠心分離して不溶性物質の大部分を除去する。
この液にアラニン60グを溶解し、pHを7.5に調整
したのち水を加えて全量300m1とする。
したのち水を加えて全量300m1とする。
この液を60℃、10時間加熱したのち、pH6,0の
0.0063M酢酸緩衝液で透析し、生じた沈澱を遠心
分離して除去し、澄明な液を得る。
0.0063M酢酸緩衝液で透析し、生じた沈澱を遠心
分離して除去し、澄明な液を得る。
IgAの定量を加熱処理前後の液について一元免疫拡散
法で測定したとき、定量値はそれぞれ213 m97d
lおよび149 mq/dlテあった。
法で測定したとき、定量値はそれぞれ213 m97d
lおよび149 mq/dlテあった。
同様にIgMの定量値は132m9/dlおよび88,
4yny/dlであった。
4yny/dlであった。
実施列 5
プール人血漿にグリシンおよびマンニットをそれぞれ1
5%の濃度に溶解した溶液を1:2の割合で混入し、こ
の溶液を60℃、10時間加熱した。
5%の濃度に溶解した溶液を1:2の割合で混入し、こ
の溶液を60℃、10時間加熱した。
加熱後生理食塩液で透析し、生じた沈澱を遠心分離して
除去し、澄明な溶液を得た。
除去し、澄明な溶液を得た。
加熱前後の液につきIgAの定量を一元免疫拡散法で測
定したとき、定量値はそれぞれ72.3■/diおよび
57.6■/dlであった。
定したとき、定量値はそれぞれ72.3■/diおよび
57.6■/dlであった。
同様にIgMの定量値は45■/dlおよび34.6■
/dlであった。
/dlであった。
実施例 6
胎盤3個を凍結融解を3回繰返した後細砕し、同重量の
生理食塩液を加えてよくホモジネートしたのち遠心分離
して残香を分離し、澄明な液を得る。
生理食塩液を加えてよくホモジネートしたのち遠心分離
して残香を分離し、澄明な液を得る。
この液1.eにマンニット200グを加えpHを7.2
に調整したのち60℃、10時間加熱した。
に調整したのち60℃、10時間加熱した。
加熱を終えた液をpH6,0の0.0063M酢酸緩衝
液で透析し、生じた沈澱を除去して澄明な溶液を得る。
液で透析し、生じた沈澱を除去して澄明な溶液を得る。
加熱前後の液についてIgAおよびIgMの定量を一元
免疫拡散法で測定したときの定量値は、IgAについて
はそれぞれ261119/dlおよび20.8 m9/
dlであり、IgMについてはそれぞれ16.0■/d
lおよび13.5〜/dlであった。
免疫拡散法で測定したときの定量値は、IgAについて
はそれぞれ261119/dlおよび20.8 m9/
dlであり、IgMについてはそれぞれ16.0■/d
lおよび13.5〜/dlであった。
Claims (1)
- 1 人の血漿又は胎盤抽出液或はこれらを分画して得ら
れるIgA又はIgMを含有する溶液を中性アミノ酸類
、単糖類、三糖類及び(又は)糖アルコール類の存在下
において、肝炎ウィルスを不活化するための加熱処理を
施すことを特徴とするIgAおよびIgMの熱安定化法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4291775A JPS5840532B2 (ja) | 1975-04-08 | 1975-04-08 | Iga オヨビ igm ノネツアンテイカホウ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4291775A JPS5840532B2 (ja) | 1975-04-08 | 1975-04-08 | Iga オヨビ igm ノネツアンテイカホウ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS51118825A JPS51118825A (en) | 1976-10-19 |
| JPS5840532B2 true JPS5840532B2 (ja) | 1983-09-06 |
Family
ID=12649359
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4291775A Expired JPS5840532B2 (ja) | 1975-04-08 | 1975-04-08 | Iga オヨビ igm ノネツアンテイカホウ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5840532B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0825902B2 (ja) * | 1985-02-21 | 1996-03-13 | 株式会社ミドリ十字 | γ−グロブリンの加熱処理方法 |
| JPH0825903B2 (ja) * | 1985-05-16 | 1996-03-13 | 株式会社ミドリ十字 | γ―グロブリン含有水溶液 |
| DE3619565A1 (de) * | 1986-06-11 | 1987-12-17 | Behringwerke Ag | Verfahren zur herstellung einer pasteurisierten immunglobulinpraeparation |
| JPH07103045B2 (ja) * | 1986-07-09 | 1995-11-08 | 株式会社ミドリ十字 | 非化学修飾γ−グロブリンの加熱処理方法 |
| JP2547556B2 (ja) * | 1987-02-06 | 1996-10-23 | 株式会社 ミドリ十字 | r−グロブリンの液状製剤 |
-
1975
- 1975-04-08 JP JP4291775A patent/JPS5840532B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS51118825A (en) | 1976-10-19 |
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