JPH0526105A - 水冷式内燃機関 - Google Patents
水冷式内燃機関Info
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- JPH0526105A JPH0526105A JP20486891A JP20486891A JPH0526105A JP H0526105 A JPH0526105 A JP H0526105A JP 20486891 A JP20486891 A JP 20486891A JP 20486891 A JP20486891 A JP 20486891A JP H0526105 A JPH0526105 A JP H0526105A
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Landscapes
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シリンダヘッドとシリンダライナとシリンダ
ブロックとを別個に製作し、組立締着する構造とした内
燃機関であって燃焼ガスシ−ルもほぼ完全でシリンダ締
着ボルトにもガス圧シ−ル用の強大な締付トルクが必要
でなく、更にライナ部の変形も殆どなく整備性にも優れ
た水冷式内燃機関を提供する。 【構成】シリンダヘッド1と、シリンダライナ3と、シ
リンダブロック2とを別個に製作し、前記シリンダヘッ
ド1とシリンダライナ3端部とをネジ結合により締着固
定して一体構造とし、前記シリンダライナ3はシリンダ
ブロック2に嵌入すると共に下部近傍でシ−ルリング1
2によりシ−ルして前記シリンダヘッド1とシリンダブ
ロック2とを締着し、これらシリンダヘッド1とシリン
ダライナ3とシリンダブロック2との間に形成される空
間をウォ−タ−ジャケット10としたことを特徴とす
る。
ブロックとを別個に製作し、組立締着する構造とした内
燃機関であって燃焼ガスシ−ルもほぼ完全でシリンダ締
着ボルトにもガス圧シ−ル用の強大な締付トルクが必要
でなく、更にライナ部の変形も殆どなく整備性にも優れ
た水冷式内燃機関を提供する。 【構成】シリンダヘッド1と、シリンダライナ3と、シ
リンダブロック2とを別個に製作し、前記シリンダヘッ
ド1とシリンダライナ3端部とをネジ結合により締着固
定して一体構造とし、前記シリンダライナ3はシリンダ
ブロック2に嵌入すると共に下部近傍でシ−ルリング1
2によりシ−ルして前記シリンダヘッド1とシリンダブ
ロック2とを締着し、これらシリンダヘッド1とシリン
ダライナ3とシリンダブロック2との間に形成される空
間をウォ−タ−ジャケット10としたことを特徴とす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、シリンダヘッドとシ
リンダライナとシリンダブロックとをそれぞれ別体と
し、ヘッド、ブロックの剛性とは関係なく十分なガスシ
−ルを確保すると共に構造も比較的簡単で鋳造鋳型も製
作し易くした水冷式内燃機関に関する。
リンダライナとシリンダブロックとをそれぞれ別体と
し、ヘッド、ブロックの剛性とは関係なく十分なガスシ
−ルを確保すると共に構造も比較的簡単で鋳造鋳型も製
作し易くした水冷式内燃機関に関する。
【0002】
【従来の技術】シリンダヘッドとシリンダブロックとを
別体とした従来の内燃機関は、シリンダ締着ボルトで燃
焼ガスシ−ルと爆発力を受け持つためガスシ−ル上問題
が多く、特に軽量化のためアルミ系の材料を使用した時
に問題がある。また、シリンダヘッドとシリンダブロッ
クとを別体とした内燃機関は部品点数も多くなりがちで
組立上でも締付トルクが過不足となったり、作業量が多
くなる等整備上の問題もある。このためシリンダヘッド
とシリンダブロックとを鋳造により一体構造としたタイ
プの内燃機関が提案されている(例えば実開平1−17
3436号)。しかし一体構造タイプの内燃機関は、燃
焼ガスシ−ルは完全であり部品点数も少ないが構造が複
雑で鋳造鋳型もそれだけ複雑となり加工性、整備性が悪
い等の問題がある。
別体とした従来の内燃機関は、シリンダ締着ボルトで燃
焼ガスシ−ルと爆発力を受け持つためガスシ−ル上問題
が多く、特に軽量化のためアルミ系の材料を使用した時
に問題がある。また、シリンダヘッドとシリンダブロッ
クとを別体とした内燃機関は部品点数も多くなりがちで
組立上でも締付トルクが過不足となったり、作業量が多
くなる等整備上の問題もある。このためシリンダヘッド
とシリンダブロックとを鋳造により一体構造としたタイ
プの内燃機関が提案されている(例えば実開平1−17
3436号)。しかし一体構造タイプの内燃機関は、燃
焼ガスシ−ルは完全であり部品点数も少ないが構造が複
雑で鋳造鋳型もそれだけ複雑となり加工性、整備性が悪
い等の問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のようにヘッド部
とライナ部とを一体構造としたものはライナのみの交換
が出来ないし、シリンダヘッドの爆発面部分の加工が行
い難く、特にバルブシ−ト部の加工が困難となる。また
ヘッド部とライナ部は底つきのためライナ加工(ホ−ニ
ング加工)を行い難いという問題もある。この発明は上
記するヘッドブロック一体構造、又はシリンダヘッドと
シリンダライナ一体構造のもの或いは各部別体構造のも
のに生じる課題に鑑みてなされたものであり、その目的
とする所はシリンダヘッドとシリンダライナとシリンダ
ブロックとを別個に製作し、組立締着する構造とした内
燃機関であって燃焼ガスシ−ルもほぼ完全でシリンダ締
着ボルトにも特別な締付トルク等必要でなく、更にライ
ナ部の変形も殆どなく整備性にも優れた水冷式内燃機関
を提供することにある。
とライナ部とを一体構造としたものはライナのみの交換
が出来ないし、シリンダヘッドの爆発面部分の加工が行
い難く、特にバルブシ−ト部の加工が困難となる。また
ヘッド部とライナ部は底つきのためライナ加工(ホ−ニ
ング加工)を行い難いという問題もある。この発明は上
記するヘッドブロック一体構造、又はシリンダヘッドと
シリンダライナ一体構造のもの或いは各部別体構造のも
のに生じる課題に鑑みてなされたものであり、その目的
とする所はシリンダヘッドとシリンダライナとシリンダ
ブロックとを別個に製作し、組立締着する構造とした内
燃機関であって燃焼ガスシ−ルもほぼ完全でシリンダ締
着ボルトにも特別な締付トルク等必要でなく、更にライ
ナ部の変形も殆どなく整備性にも優れた水冷式内燃機関
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明は上記す
る課題を解決するために水冷式内燃機関が、シリンダ
ヘッドと、シリンダライナと、シリンダブロックとを別
個に製作し、前記シリンダヘッドとシリンダライナ端部
とを締着固定して一体とし、前記シリンダライナはシリ
ンダブロックに嵌入すると共に下部近傍でシ−ル部材に
よりシ−ルして前記シリンダヘッドとシリンダブロック
とを締着し、これらシリンダヘッドとシリンダライナと
シリンダブロックとの間に形成される空間をウォ−タ−
ジャケットとしたことを特徴とする。また前記シリン
ダヘッドとシリンダライナとは、シリンダヘッドの燃焼
爆発面に対して直角に螺刻されたねじに、シリンダライ
ナの上部端に螺刻したねじを螺合させて一体構造とした
ことを特徴とする。更に前記シリンダヘッドとシリン
ダライナとは、該シリンダヘッドの筒部の内壁の端部側
に凸部を、その奥に凹部を形成し該凸部の内壁にねじを
螺刻し、また、シリンダライナにもねじを螺刻すると共
に該ねじのライナ端部からの距離は、少なくとも上死点
位置におけるピストンのトップリングのライナ端部から
の位置より大きくして一体構造としたことを特徴とす
る。更にまたシリンダヘッドとシリンダライナは、該
シリンダヘッドの燃焼爆発面にフランジを形成したシリ
ンダライナの上端面を当接させると共に該フランジ部に
複数のボルトにより締着固定して一体構造としたことを
特徴とする。
る課題を解決するために水冷式内燃機関が、シリンダ
ヘッドと、シリンダライナと、シリンダブロックとを別
個に製作し、前記シリンダヘッドとシリンダライナ端部
とを締着固定して一体とし、前記シリンダライナはシリ
ンダブロックに嵌入すると共に下部近傍でシ−ル部材に
よりシ−ルして前記シリンダヘッドとシリンダブロック
とを締着し、これらシリンダヘッドとシリンダライナと
シリンダブロックとの間に形成される空間をウォ−タ−
ジャケットとしたことを特徴とする。また前記シリン
ダヘッドとシリンダライナとは、シリンダヘッドの燃焼
爆発面に対して直角に螺刻されたねじに、シリンダライ
ナの上部端に螺刻したねじを螺合させて一体構造とした
ことを特徴とする。更に前記シリンダヘッドとシリン
ダライナとは、該シリンダヘッドの筒部の内壁の端部側
に凸部を、その奥に凹部を形成し該凸部の内壁にねじを
螺刻し、また、シリンダライナにもねじを螺刻すると共
に該ねじのライナ端部からの距離は、少なくとも上死点
位置におけるピストンのトップリングのライナ端部から
の位置より大きくして一体構造としたことを特徴とす
る。更にまたシリンダヘッドとシリンダライナは、該
シリンダヘッドの燃焼爆発面にフランジを形成したシリ
ンダライナの上端面を当接させると共に該フランジ部に
複数のボルトにより締着固定して一体構造としたことを
特徴とする。
【0005】
【作用】この発明にかかる水冷式内燃機関を上記手段と
したときの作用を添付図の符号を用いて説明する。先ず
との手段では、シリンダヘッド1と、シリンダライ
ナ3とを締着結合するだけでシリンダヘッドとシリンダ
ライナとを一体鋳造したのと同様となる。またこの結合
したものはガスシ−ルは不要となりシリンダヘッド1と
シリンダブロック2締着用ボルト11は水シ−ルと爆発
力を受け持つだけの力で良いことになり、シリンダライ
ナ3にも締付けによる過大な力はかからないので該ライ
ナ3が変形することも殆ど無くなる。の手段では、シ
リンダヘッド1とシリンダライナ3との当接部の外側に
ウォ−タ−ジャケット10が形成され、最も冷却したい
シリンダヘッド1のシリンダライナ3との当接部近傍を
冷却することが出来る。この場合、ねじ結合部から端面
シ−ル部(当接部)まで一定の距離がありその間の剛性
でねじの緩みを小さく、また熱膨張差によるシ−ル面圧
の変化を小さくすることが出来る。の手段では、ボル
ト21により弾性締付が可能でシリンダヘッド1とシリ
ンダライナ3との当接面のシ−ル性も良くなり、また全
周的に多数のねじ21で締付けるので面圧も均一とし易
くなる。また、当接端面の平面度のみでねじ部の直角度
に関係なく面圧の均一化を図ることが出来る。
したときの作用を添付図の符号を用いて説明する。先ず
との手段では、シリンダヘッド1と、シリンダライ
ナ3とを締着結合するだけでシリンダヘッドとシリンダ
ライナとを一体鋳造したのと同様となる。またこの結合
したものはガスシ−ルは不要となりシリンダヘッド1と
シリンダブロック2締着用ボルト11は水シ−ルと爆発
力を受け持つだけの力で良いことになり、シリンダライ
ナ3にも締付けによる過大な力はかからないので該ライ
ナ3が変形することも殆ど無くなる。の手段では、シ
リンダヘッド1とシリンダライナ3との当接部の外側に
ウォ−タ−ジャケット10が形成され、最も冷却したい
シリンダヘッド1のシリンダライナ3との当接部近傍を
冷却することが出来る。この場合、ねじ結合部から端面
シ−ル部(当接部)まで一定の距離がありその間の剛性
でねじの緩みを小さく、また熱膨張差によるシ−ル面圧
の変化を小さくすることが出来る。の手段では、ボル
ト21により弾性締付が可能でシリンダヘッド1とシリ
ンダライナ3との当接面のシ−ル性も良くなり、また全
周的に多数のねじ21で締付けるので面圧も均一とし易
くなる。また、当接端面の平面度のみでねじ部の直角度
に関係なく面圧の均一化を図ることが出来る。
【0006】
【実施例】以下、この発明の具体的実施例について図面
を参照して説明する。図1はこの発明にかかる水冷式内
燃機関のクランクシャフトに対して直角方向の縦断面
図、図2はクランクシャフト方向の縦断面図である。こ
の実施例では3気筒(気筒数は単気筒でも多気筒でも良
い)の場合を示すが、シリンダヘッド1とシリンダライ
ナ3とシリンダブロック2とを別個に製作し、組立締着
するように構成してある。
を参照して説明する。図1はこの発明にかかる水冷式内
燃機関のクランクシャフトに対して直角方向の縦断面
図、図2はクランクシャフト方向の縦断面図である。こ
の実施例では3気筒(気筒数は単気筒でも多気筒でも良
い)の場合を示すが、シリンダヘッド1とシリンダライ
ナ3とシリンダブロック2とを別個に製作し、組立締着
するように構成してある。
【0007】前記シリンダヘッド1は燃焼爆発面1cに
対して周囲を若干クランクシャフト6方向に延設して筒
部1dが形成され、該筒部1dの内壁には雌ねじ1bが
螺刻してある。また、シリンダライナ3は上部端に雄ね
じ3aが螺刻され、前記シリンダヘッド1の雌ねじ1b
と螺合させ一体構造とする。そして該シリンダライナ3
はその下部外周をシリンダブロック2に嵌入し、該下部
近傍で冷却水シ−ルするようにしてある。このためシリ
ンダライナ下部には複数本のシ−ル部材12用溝が設け
てある。前記シリンダヘッド1はその若干下方へ延設し
た筒部1dの下端面1aをシリンダブロック2の上端面
2aにシ−ルして当接させボルト11により締着する。
こうして前記シリンダヘッド1とシリンダライナ3とシ
リンダブロック2との間にはウォ−タ−ジャケット10
が形成される。尚、前記シリンダヘッド1内には吸気ポ
−ト13と排気ポ−ト15が形成され、ここに吸気バル
ブ14と排気バルブ16が配置される。更に、該ヘッド
1内には燃料噴射弁17等が配置され、周囲にウォ−タ
−ジャケット10が形成されている。
対して周囲を若干クランクシャフト6方向に延設して筒
部1dが形成され、該筒部1dの内壁には雌ねじ1bが
螺刻してある。また、シリンダライナ3は上部端に雄ね
じ3aが螺刻され、前記シリンダヘッド1の雌ねじ1b
と螺合させ一体構造とする。そして該シリンダライナ3
はその下部外周をシリンダブロック2に嵌入し、該下部
近傍で冷却水シ−ルするようにしてある。このためシリ
ンダライナ下部には複数本のシ−ル部材12用溝が設け
てある。前記シリンダヘッド1はその若干下方へ延設し
た筒部1dの下端面1aをシリンダブロック2の上端面
2aにシ−ルして当接させボルト11により締着する。
こうして前記シリンダヘッド1とシリンダライナ3とシ
リンダブロック2との間にはウォ−タ−ジャケット10
が形成される。尚、前記シリンダヘッド1内には吸気ポ
−ト13と排気ポ−ト15が形成され、ここに吸気バル
ブ14と排気バルブ16が配置される。更に、該ヘッド
1内には燃料噴射弁17等が配置され、周囲にウォ−タ
−ジャケット10が形成されている。
【0008】而して、シリンダヘッド1とシリンダライ
ナ3とをねじ結合して一体構造とした単独のものを各気
筒ごとにシリンダブロック2に嵌め込む。故にシリンダ
ヘッド1とシリンダブロック2の間にはガスシ−ルは不
要となり、またシリンダヘッド1とシリンダブロック2
とを締着するボルト11は水シ−ルと爆発力を受け持つ
だけの力で良いことになる。シリンダライナ3にも締付
けによる過大な力はかからないので変形することも殆ど
無くなる。尚、4はシリンダブロック2側部に形成され
た凹部2cに配置されるカムシャフトであって、タペッ
ト18を介してプッシュロッド19を突き上げ、ロッカ
−ア−ム20により前記吸・排気バルブ14、16を開
閉駆動する。
ナ3とをねじ結合して一体構造とした単独のものを各気
筒ごとにシリンダブロック2に嵌め込む。故にシリンダ
ヘッド1とシリンダブロック2の間にはガスシ−ルは不
要となり、またシリンダヘッド1とシリンダブロック2
とを締着するボルト11は水シ−ルと爆発力を受け持つ
だけの力で良いことになる。シリンダライナ3にも締付
けによる過大な力はかからないので変形することも殆ど
無くなる。尚、4はシリンダブロック2側部に形成され
た凹部2cに配置されるカムシャフトであって、タペッ
ト18を介してプッシュロッド19を突き上げ、ロッカ
−ア−ム20により前記吸・排気バルブ14、16を開
閉駆動する。
【0009】図1及び図2からも明らかなように、一体
構造としたシリンダヘット1とシリンダライナ3をシリ
ンダブロック2から外せば該シリンダブック2は上方に
(シリンダヘッド方向に)オ−プンとなる。即ち、シリ
ンダブロック2の内壁2dには凸状の引っ掛かりがない
ので鋳造する場合中子が抜き易くダイキャスト等の金型
によっても製作することが可能となる。
構造としたシリンダヘット1とシリンダライナ3をシリ
ンダブロック2から外せば該シリンダブック2は上方に
(シリンダヘッド方向に)オ−プンとなる。即ち、シリ
ンダブロック2の内壁2dには凸状の引っ掛かりがない
ので鋳造する場合中子が抜き易くダイキャスト等の金型
によっても製作することが可能となる。
【0010】次に、図3はこの発明にかかる水冷式内燃
機関の別の実施例である。この実施例ではシリンダヘッ
ド1の筒部1dの内壁の端部側に凸部1fを、その奥
(ヘッド寄り)に凹部1gを形成し、該凸部1fの側面
に雌ねじ1bを螺刻し、また、シリンダライナ3の上端
から所定の位置に雄ねじ3aを螺刻して螺合させる。こ
の場合、雄ねじ3aのライナ3端部からの距離Hは少な
くとも上死点位置におけるピストン9のトップリング9
aの位置より大きくとる。
機関の別の実施例である。この実施例ではシリンダヘッ
ド1の筒部1dの内壁の端部側に凸部1fを、その奥
(ヘッド寄り)に凹部1gを形成し、該凸部1fの側面
に雌ねじ1bを螺刻し、また、シリンダライナ3の上端
から所定の位置に雄ねじ3aを螺刻して螺合させる。こ
の場合、雄ねじ3aのライナ3端部からの距離Hは少な
くとも上死点位置におけるピストン9のトップリング9
aの位置より大きくとる。
【0011】こうしてシリンダヘッド1とシリンダライ
ナ3との当接部の外側にウォ−タ−ジャケット10が形
成され、最も冷却したいシリンダヘッド1のシリンダラ
イナ3との当接部近傍を冷却することが出来る。この場
合、ねじ結合部から端面シ−ル部(当接部)まで一定の
距離がありその間の剛性でねじの緩みを小さく、また熱
膨張差によるシ−ル面圧の変化を小さくすることが出来
る。
ナ3との当接部の外側にウォ−タ−ジャケット10が形
成され、最も冷却したいシリンダヘッド1のシリンダラ
イナ3との当接部近傍を冷却することが出来る。この場
合、ねじ結合部から端面シ−ル部(当接部)まで一定の
距離がありその間の剛性でねじの緩みを小さく、また熱
膨張差によるシ−ル面圧の変化を小さくすることが出来
る。
【0012】図4はこの発明にかかる水冷式内燃機関の
更に別の実施例である。この図4の実施例ではシリンダ
ヘッド1は前記筒部1dに相当する部分は設けず爆発面
1cとほぼ同じ高さの面とし、端部にフランジ部3bを
形成したシリンダライナ3をボルト21により該シリン
ダヘッドの爆発面1cに締着固定させる。こうしてシリ
ンダヘッド1の下面1aにシリンダブロック2の上面2
aを当接させてボルト11により締着固定することによ
って組立るようにしてある。また、シリンダヘッド1と
シリンダライナ3とシリンダブロック2により囲まれた
部分はウォ−タ−ジャケット10を形成することにな
る。而して、ボルト11により弾性締付が可能でシリン
ダヘッド1とシリンダライナ3との当接面のシ−ル性も
良くなり、また全周的に多数のボルト21で締付けるの
で面圧も均一とし易くなる。また、当接端面の平面度の
みでねじ部の直角度に関係なく面圧の均一化を図ること
が出来る。
更に別の実施例である。この図4の実施例ではシリンダ
ヘッド1は前記筒部1dに相当する部分は設けず爆発面
1cとほぼ同じ高さの面とし、端部にフランジ部3bを
形成したシリンダライナ3をボルト21により該シリン
ダヘッドの爆発面1cに締着固定させる。こうしてシリ
ンダヘッド1の下面1aにシリンダブロック2の上面2
aを当接させてボルト11により締着固定することによ
って組立るようにしてある。また、シリンダヘッド1と
シリンダライナ3とシリンダブロック2により囲まれた
部分はウォ−タ−ジャケット10を形成することにな
る。而して、ボルト11により弾性締付が可能でシリン
ダヘッド1とシリンダライナ3との当接面のシ−ル性も
良くなり、また全周的に多数のボルト21で締付けるの
で面圧も均一とし易くなる。また、当接端面の平面度の
みでねじ部の直角度に関係なく面圧の均一化を図ること
が出来る。
【0013】この発明にかかる水冷式内燃機関の幾つか
の実施例は以上のようであるが、シリンダヘッド1とシ
リンダライナ3との締着固定方法は上記例だけでなく、
他の締着方法例えばシリンダライナ端部から所定の位置
にフランジを形成しフランジ外周にねじを螺刻してシリ
ンダヘッドに固定する方法等も考えられる。
の実施例は以上のようであるが、シリンダヘッド1とシ
リンダライナ3との締着固定方法は上記例だけでなく、
他の締着方法例えばシリンダライナ端部から所定の位置
にフランジを形成しフランジ外周にねじを螺刻してシリ
ンダヘッドに固定する方法等も考えられる。
【0014】
【発明の効果】この発明にかかる水冷式内燃機関は以上
詳述したような構成としたので、シリンダヘッドとシリ
ンダライナとを一体構造としたのと同様の効果がある。
即ち、シリンダヘッドとシリンダブロックとの締着に際
しては水シ−ルと爆発力だけを考慮すれば良いので締付
トルクは小さくて済みヘッドボルト締付によるシリンダ
ライナの変形も殆どないし、燃焼ガスシ−ルも完全とな
る。また、シリンダヘッドもシリンダブロックも通常の
鋳型による鋳造だけでなく、アルミダイキャスト金型等
による鋳造も可能となる。更に、必要な部分には冷却効
率の良いウォ−タ−ジャケットを形成することが出来
る。
詳述したような構成としたので、シリンダヘッドとシリ
ンダライナとを一体構造としたのと同様の効果がある。
即ち、シリンダヘッドとシリンダブロックとの締着に際
しては水シ−ルと爆発力だけを考慮すれば良いので締付
トルクは小さくて済みヘッドボルト締付によるシリンダ
ライナの変形も殆どないし、燃焼ガスシ−ルも完全とな
る。また、シリンダヘッドもシリンダブロックも通常の
鋳型による鋳造だけでなく、アルミダイキャスト金型等
による鋳造も可能となる。更に、必要な部分には冷却効
率の良いウォ−タ−ジャケットを形成することが出来
る。
【0015】
【図1】 この発明にかかる水冷式内燃機関のクランク
シャフトに対して直角方向の縦断面図である。
シャフトに対して直角方向の縦断面図である。
【図2】 この発明にかかる水冷式内燃機関のクランク
シャフト方向の縦断面図である。
シャフト方向の縦断面図である。
【図3】 この発明にかかる水冷式内燃機関の別の実施
例のクランクシャフトに対して直角方向の縦断面図であ
る。
例のクランクシャフトに対して直角方向の縦断面図であ
る。
【図4】 この発明にかかる水冷式内燃機関の更に別の
実施例のクランクシャフトに対して直角方向の縦断面図
である。
実施例のクランクシャフトに対して直角方向の縦断面図
である。
1 シリンダヘッド 1a シリンダヘッド下面
1b 雌ねじ 1d シリンダヘッド筒部 2 シリンダブロ
ック 2a シリンダブロック上端面 2d シリンダブ
ロック内壁 3 シリンダライナ 3a シリンダライ
ナ雄ねじ 3b シリンダライナフランジ部 6 ク
ランクシャフト 10 ウォ−タ−ジャケット 11、21 締
着ボルト 12 シ−ルリング
1b 雌ねじ 1d シリンダヘッド筒部 2 シリンダブロ
ック 2a シリンダブロック上端面 2d シリンダブ
ロック内壁 3 シリンダライナ 3a シリンダライ
ナ雄ねじ 3b シリンダライナフランジ部 6 ク
ランクシャフト 10 ウォ−タ−ジャケット 11、21 締
着ボルト 12 シ−ルリング
Claims (4)
- 【請求項1】シリンダヘッドと、シリンダライナと、シ
リンダブロックとを別個に製作し、前記シリンダヘッド
とシリンダライナ端部とを締着固定して一体とし、前記
シリンダライナはシリンダブロックに嵌入すると共に下
部近傍でシ−ル部材によりシ−ルして前記シリンダヘッ
ドとシリンダブロックとを締着し、これらシリンダヘッ
ドとシリンダライナとシリンダブロックとの間に形成さ
れる空間をウォ−タ−ジャケットとしたことを特徴とす
る水冷式内燃機関。 - 【請求項2】シリンダヘッドとシリンダライナとは、シ
リンダヘッドの燃焼爆発面に対して直角に螺刻されたね
じに、シリンダライナの上部端に螺刻したねじを螺合さ
せて一体構造としたことを特徴とする請求項第1項記載
の水冷式内燃機関。 - 【請求項3】シリンダヘッドとシリンダライナとは、該
シリンダヘッドの筒部の内壁の端部側に凸部を、その奥
に凹部を形成し該凸部の内壁にねじを螺刻し、また、シ
リンダライナにもねじを螺刻すると共に該ねじのライナ
端部からの距離は、少なくとも上死点位置におけるピス
トンのトップリングのライナ端部からの位置より大きく
して一体構造としたことを特徴とする請求項第2項記載
の水冷式内燃機関。 - 【請求項4】シリンダヘッドとシリンダライナは、該シ
リンダヘッドの燃焼爆発面にフランジを形成したシリン
ダライナの上端面を当接させると共に該フランジ部に複
数のボルトにより締着固定して一体構造としたことを特
徴とする請求項第1項記載の水冷式内燃機関。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20486891A JPH0526105A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 水冷式内燃機関 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20486891A JPH0526105A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 水冷式内燃機関 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0526105A true JPH0526105A (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=16497734
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20486891A Pending JPH0526105A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 水冷式内燃機関 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0526105A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10328526B4 (de) * | 2002-06-25 | 2008-12-18 | Avl List Gmbh | Brennkraftmaschine mit einem Zylindergehäuse |
-
1991
- 1991-07-19 JP JP20486891A patent/JPH0526105A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10328526B4 (de) * | 2002-06-25 | 2008-12-18 | Avl List Gmbh | Brennkraftmaschine mit einem Zylindergehäuse |
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