JPH0526149U - 気泡混入水流発生器 - Google Patents
気泡混入水流発生器Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 浴槽等に取り付けられる気泡混入水流発生器
の内部構造に改良を加えることにより、前記発生器の本
体内孔を水が通過する際に極めて大きな負圧が発生する
ようにし、この負圧の作用により本体内孔を通過する水
の中に多量の気泡を混入せしめるようにする。 【構成】 本体2の内孔6の水流通方向途中に絞り部材
7を設け、前記内孔6から外部に通じる連通路8(1
7)を絞り部材7の直下流側部位7xの近傍に開口さ
せ、前記連通路8(17)を所定空間9を隔てて閉鎖状
に覆うと共に空気取入口11を有するハウジング10を
本体2に付設する。
の内部構造に改良を加えることにより、前記発生器の本
体内孔を水が通過する際に極めて大きな負圧が発生する
ようにし、この負圧の作用により本体内孔を通過する水
の中に多量の気泡を混入せしめるようにする。 【構成】 本体2の内孔6の水流通方向途中に絞り部材
7を設け、前記内孔6から外部に通じる連通路8(1
7)を絞り部材7の直下流側部位7xの近傍に開口さ
せ、前記連通路8(17)を所定空間9を隔てて閉鎖状
に覆うと共に空気取入口11を有するハウジング10を
本体2に付設する。
Description
【0001】
本考案は、例えば浴槽等に取り付けられる気泡混入水流発生器に係り、詳しく は、マッサージや美容等を目的として、気泡が混入された水流を入浴者等の身体 に噴射供給せしめるための器具の改良技術に関する。
【0002】
周知のように、一般家庭や宿泊施設等の浴室には、マッサージ効果や美容効果 を得るための水流発生器が備えられることがある。その具体例を述べると、例え ば図10に示すように、浴槽50の側壁内面にノズル型式の水流発生器51を固 定設置し、循環ポンプ52の作用により浴槽50内の水(温水)を帰還パイプ5 3を介して帰還させた後に圧送パイプ54に圧送し、当該水流発生器51の先端 から浴槽50内に吐出させるようにしたものである。従って、浴槽50内に漬か っている入浴者は、前記水流発生器51から吐出された水流を身体に浴び、良好 なマッサージ効果等を得ることとなる。
【0003】 前記水流発生器51の内部構造の従来例は、例えば図11に示すように、大径 内孔56aを有する管状の本体56に、小径屈曲内孔57aを有する空気導入管 57を挿入固定したものであり、前記本体56の大径内孔56aは、その後端が 前記圧送パイプ54に連通し且つその先端が浴槽50内を臨んで開口していると 共に、該本体56の先端には縮径部56bが形成されている。また、前記空気導 入管57の上端は空気取入口57aとされていると共に、その先端は空気吐出口 57bとされており、該空気吐出口57bは、本体56の先端開口部(縮径部5 6b)より僅か内方に位置している。
【0004】 この従来構造によれば、本体56の大径内孔56aを通過する水の流れに起因 して空気導入管57の吐出口57b近傍に生成される負圧の作用により、水の流 路中に空気が導き出され、これにより本体56の先端から気泡と共に水流が吐出 されることとなる。
【0005】
ところで、上記従来例のように本体56の大径内孔56aに空気導入管57を 挿入するといった構造によれば、大径内孔56aを水が通過する際に空気導入管 57が邪魔になって通路抵抗が増大し、これに起因して水流の吐出状態の悪化や 循環ポンプ52の駆動損失の増大を招来せしめるといった不具合を生ずることと なる。
【0006】 更に、上記従来例の構造によれば、本体56先端に形成された縮径部56bの 前方には何も存在していないことから、大径内孔56aを通過して本体56の先 端から浴槽50内に吐出された水は、本体56の先端近傍において何にも拘束さ れることなく完全に開放された状態で浴槽50内の水中に侵入していくこととな り、このため大径内孔56aの先端近傍には充分な負圧が発生せず、この負圧不 足に起因して吐出水流中に充分な量の気泡が存在しなくなるという不具合を生ぜ しめることとなる。
【0007】 また、上記従来例の構造によれば、大径内孔56aを通過した水流を本体56 の先端から大気中に吐出する場合には、上記と同様に本体56の先端近傍におい ては水流が完全に開放状態となり、従って本体56の先端近傍で水流中に空気が 良好に混入することはあり得ないため、気泡が好適に混入された状態の水流を吐 出できず、このため水流を大気中において直接身体に噴射供給した場合には気泡 の存在しない水が空気と分離した状態で身体に当たることとなり、水流中への気 泡混入による特殊なマッサージ効果や美容効果が得られないという問題がある。
【0008】 本考案は上記諸事情に鑑みてなされたものであり、水流発生器の本体内孔を水 が通過する際に充分な負圧を発生せしめる内部構造を実現して、多量の気泡が混 入された水流を、水中に対しては勿論のこと大気中に対しても吐出できるように することを技術的課題とするものである。
【0009】
本考案に係る気泡混入水流発生器は、上記技術的課題を達成すべく、以下に示 すように構成したことを特徴とする。 即ち、圧送手段により圧送された水が流通する内孔を有する本体と、該本体の 内孔の水流通方向途中に設けられた絞り部材と、該絞り部材の直下流側部位近傍 に開口し且つ前記本体の内孔から外部に通じる連通路と、前記本体に付設され且 つ前記連通路を所定空間を隔てて覆うと共に空気取入口を有するハウジングと、 を具備してなるものである。
【0010】
上記技術的手段によると、圧送手段により圧送された水(温水を含む)は、本 体の内孔を通過する際にその水流通方向途中に設けられた絞り部材(オリフィス 等)により絞られて流通することになり、これに伴って該絞り部材の直下流側部 位近傍に負圧が発生する。この場合において、絞り部材は本体内孔の水流通方向 途中に設けられていることから、水は絞り部材を通過して絞られた後において該 絞り部により加圧・加速され、適宜距離をおいて内孔下流部に充満する。この場 合、水の慣性及び粘性等にも起因して強力な水によるプランジャー作用が生成さ れる。このような作用が行われることにより、絞り部材の直下流側部位近傍には 、極めて大きな負圧が発生する。従って、水によるプランジャー作用の生成に一 番効率の良いオリフィス径又は内孔下流部の寸法及び内径を設定する。例えば、 内孔下流部の長さ,径を一定とすれば、絞り部材より吐出する水流によるプラン ジャー状の加速水流が内孔下流部に効率良く充満するようなオリフィス径及び形 状を有することが肝要である。
【0011】 このようにして発生した負圧の作用により、大気中の空気が、ハウジングの空 気取入口、所定空間及び連通路を通過して絞り部材の直下流側部位近傍に吸い込 まれることになるが、前記負圧が極めて大きいことから多量の空気が本体内孔を 通過している水の中に流入する。そして、この水が本体内孔の下流側を通過する 間に空気が水の中に確実に混入し、従って多量の気泡を有する水が本体先端から 常に吐出される。即ち、例えば浴槽中に貯溜されている水に対しても、また大気 中に対しても、常に気泡の混入された水流が吐出されることとなる。
【0012】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 尚、以下で詳述する気泡混入水流発生器は、前述の図10に示す従来例と同様 に、例えば浴槽に取り付けられるものである。 図1に示すように、本考案に係る気泡混入水流発生器1(以下、単に発生器1 という)は、その本体2として、循環ポンプ等の圧送手段に圧送パイプを介して 接続される上流側管体3と、該上流側管体3に螺合固定されて先端開口部5から 水流が吐出される下流側管体4とを有する。この本体2には、圧送手段からの水 (温水)が流通する断面円形の内孔6が長手方向に貫通して形成されており、該 内孔6の水流通方向中間部には、テーパ面7aを有する絞り部材7(オリフィス )が取り付けられている。また、この絞り部材7の直下流側部位7xの近傍にお いては、下流側管体4の周壁を貫通して内孔6から外部に通じる複数の小貫通孔 8…8(連通路)が略等間隔で形成されている。更に、本体2には、前記複数の 小貫通孔8…8を所定空間9を隔てて閉鎖状に覆うハウジング10が固着されて おり、該ハウジング10の上端には大気に通じる空気取入口11が形成されてい る。
【0013】 前記各構成要素の組付構造は、特に限定されるものではないが、本実施例にお いては図2に示すように、下流側管体4の対向端内面に該設された雌ねじ部41 に絞り部材7の外周面の雄ねじ部71を螺合させ、上流側管体3の対向端内面に 該設された雌ねじ部31に下流側管体4の中間外周の雄ねじ部42を螺合させた ものである。尚、下流側管体4と上流側管体3との間はOリング12によってシ ールされる。 そして、この発生器1は、上流側管体3が浴槽の側壁を貫通し且つ下流側管体 4の先端開口部5が浴槽内を臨むようにして取り付けられるのが一般的であるが 、取付状態や取付位置については特に限定されるものではない。
【0014】 次に、上記構成からなる発生器1の作用について説明する。 図3に示すように、循環ポンプ13から圧送パイプ14を介して上流側管体3 に流入した水は、内孔6を通過する際に絞り部材7のテーパ面7aにより絞られ 、その流線は同図に矢印で示す状態となる。従って、絞り部材7の直下流側部位 7xの近傍において水の流路が縮径し、この部位7xに極めて大きな負圧が発生 し、これに伴ってハウジング10の空気取入口11から所定空間9及び小貫通孔 8…8を通過して空気が水流中に混入する。そして、水流は絞り部材7により絞 られた後に再び拡径し、下流側管体4の内部を充満状態で通過した後に先端開口 部5から吐出される。
【0015】 同図からも明らかなように、当該発生器1の内孔6を水が通過する間において は、絞り部の上流側部分15aと下流側部分15bとに常に水が充満状態で存在 することとなり、従って水の有する粘性や慣性等に起因して水の下流側部分15 bが水流によるプランジャーの吸引作用が行われる。そして、このような作用が 行われることにより、絞り部材7の直下流側部位7xの近傍には常に極めて大き な負圧が発生することとなり、これに伴って下流側管体4内を通過する水の中に は充分な量の気泡が混入される。このようにして、発生器1の先端開口部5から 吐出される水の中には、吐出以前から既に多量の気泡が混入されていることとな り、従って例えば浴槽内の大容量の水中に向かって吐出する際において、更には 大気中に向かって吐出する際においても、常に気泡の混入された水流が吐出され ることとなる。そして、吐出後においては同図に示す帰還パイプ16を介して水 が循環ポンプ13に戻され、この後再び循環ポンプ13から圧送パイプ14を介 して発生器1に送給され、上記と同様の作用が連続して行われる。
【0016】 この場合において、前記発生器1の先端開口部5には、必要に応じて図4に示 すような噴射ユニット20が装着される。この噴射ユニット20は、前記本体2 の先端に連結される管状継手21と、該管状継手21に接続された可撓性を有す る延長ホース22と、該延長ホース22の先端に接続された噴射筒体23とから 構成される。そして、前記噴射筒体23は、図5に示すように、先端が開口する 外筒23aと、先端開口部が外筒23aの内方に位置する内筒23bとを固着せ しめたものであって、この内筒23b外周面と外筒23a内周面との間には隙間 24,24が形成されている。従って、図5に示すように身体Xの表面に噴射筒 体23を密接若しくは圧接させた場合には、発生器1の本体2から延長ホース2 2を介して圧送されてきた水流が、身体X表面に噴射当接した後に矢印で示すよ うに方向転換して隙間24,24を通過して身体Xと逆方向に吐出される。これ により、水流の身体Xへの噴射後における周囲への飛散が防止される。また、前 記本体2からは多量の気泡を有する水流が噴射筒体23に送給されてくるので、 噴射筒体23に気泡発生手段を別途設ける必要がなくなる。
【0017】 図6は、本考案に係る発生器1の第2実施例を示すものであり、この第2実施 例が上記の実施例と異なるところは、下流側管体4に小貫通孔を穿設することな く該下流側管体4と上流側管体3との間に隙間17を形成し、この隙間17を連 通路とした点にある。そして、この第2実施例においても、上記と同様にして、 絞り部材7の直下流側部位(隙間17)の近傍には常に大きな負圧が発生すると 共に、多量の気泡の混入された水流が当該発生器1の先端開口部5から常に吐出 されることとなる。
【0018】 尚、絞り部材7の形状としては、上記例示のものに限定されるものではなく、 例えば図7に示すように後方の平担面7bと先端部のテーパ面7aとを連続状に 形成したものや、また図8に示すようにテーパ面7aの先端に平担面7cを形成 したものや、更には図9に示すように先端部のテーパ面7aに螺旋状溝7d…7 dを形成したものを採用してもよく、或いはこれら以外の公知のものを採用して もよい。
【0019】
以上のように本考案に係る気泡混入水流発生器によれば、本体内孔の水流通方 向途中に絞り部材が設けられ、且つ絞り部材の直下流側部位の近傍に、ハウジン グの所定空間を介して空気取入口に通じる連通路が開口しているので、水が本体 内孔を通過する際には絞り部材の直下流側部位に極めて大きな負圧が発生し、こ の負圧の作用により多量の空気が水流中に混入されることとなり、当該発生器か らは常に充分な量の気泡を有する水流が吐出されることとなる。
【図1】気泡混入水流発生器の縦断側面図である。
【図2】気泡混入水流発生器の分解配列図である。
【図3】気泡混入水流発生器の作用を示す概略図であ
る。
る。
【図4】噴射ユニットの斜視図である。
【図5】噴射ユニットの先端部の構成を示す要部拡大縦
断側面図である。
断側面図である。
【図6】気泡混入水流発生器の他の例を示す縦断側面図
である。
である。
【図7】絞り部材の第1の他の例を示す縦断側面図であ
る。
る。
【図8】絞り部材の第2の他の例を示す縦断側面図であ
る。
る。
【図9】絞り部材の第3の他の例を示す縦断斜視図であ
る。
る。
【図10】従来の気泡混入水流発生器及びその周辺構造
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図11】従来の気泡混入水流発生器の構造を示す縦断
側面図である。
側面図である。
1 気泡混入水流発生器 2 本体 6 内孔 7 絞り部材 8 連通路(小貫通孔) 9 所定空間 10 ハンジング 11 空気取入口 17 連通路(隙間)
Claims (1)
- 【請求項1】 圧送手段により圧送された水が流通する
内孔を有する本体と、該本体の内孔の水流通方向途中に
設けられた絞り部材と、該絞り部材の直下流側部位近傍
に開口し且つ前記本体の内孔から外部に通じる連通路
と、前記本体に付設され且つ前記連通路を所定空間を隔
てて覆うと共に空気取入口を有するハウジングと、を具
備してなることを特徴とする気泡混入水流発生器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3338391U JPH0526149U (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | 気泡混入水流発生器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3338391U JPH0526149U (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | 気泡混入水流発生器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0526149U true JPH0526149U (ja) | 1993-04-06 |
Family
ID=12385074
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3338391U Pending JPH0526149U (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | 気泡混入水流発生器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0526149U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019195782A (ja) * | 2018-05-10 | 2019-11-14 | 株式会社プリンシプル | 微細気泡発生装置 |
-
1991
- 1991-04-12 JP JP3338391U patent/JPH0526149U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019195782A (ja) * | 2018-05-10 | 2019-11-14 | 株式会社プリンシプル | 微細気泡発生装置 |
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