JPH05261607A - フィンガーチャック - Google Patents

フィンガーチャック

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JPH05261607A
JPH05261607A JP4093326A JP9332692A JPH05261607A JP H05261607 A JPH05261607 A JP H05261607A JP 4093326 A JP4093326 A JP 4093326A JP 9332692 A JP9332692 A JP 9332692A JP H05261607 A JPH05261607 A JP H05261607A
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work
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Teruo Hanai
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 径差のあるワーク及び異形のワークの取り付
けが可能で、曲げモーメンとの発生及び剛性不足による
把握力の低下を防止し、高速回転及び高把握力に適する
こと。 【構成】 ボディ1の中空室1eにスパイダー12が収
納され、ボディ1前面の嵌合孔14にブッシュ15が回
動可能に嵌合され、ブッシュ15は固定ねじ17により
ボディ1に固着可能に形成され、ブッシュ15のドロー
バー保持用孔18には、先端にジョウ19を軸着したド
ローバー20が軸線方向へ摺動可能に嵌挿され、ドロー
バー保持用孔18の中心と嵌合孔14の軸心とは偏心
し、ドローバー20の後端部がスパイダー12の嵌合長
孔12bに移動可能に嵌挿されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工作機械のスピンドル
に取付けて使用するフィンガーチャックの改良に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、アルミホイール等の複数サイズの
ワークを保持するフィンガーチャックには各種のものが
あって、例えば、本願出願者の考案による「フィンガー
チャック」が実公昭62ー12487号公報に開示され
ており、このフィンガーチャックは、図11示の如く、
チャック本体1内にスパイダー10をチャック本体1の
軸線と同方向へ移動自在に設け、チャック本体1の放射
方向の摺動長孔13に摺動ブロック19を長手方向へ摺
動可能に嵌合させ、それらの摺動ブロック19に軸穴2
0と雌ネジ孔21とを設け、それらの軸穴20に爪軸2
3を嵌合させると共に爪軸23の後端をスパイダー10
の嵌合長孔26に嵌合させ、前記雌ネジ孔21にチャッ
ク本体1の外部から回動可能な送りネジ軸29を螺合さ
せて構成していた。
【0003】そして、送りネジ軸29によって摺動ブロ
ック19を放射方向へ摺動させ、それによって各爪軸2
3をチャック本体1の半径方向の所望位置に設定し、次
にスパイダー10を前端に移動させて各爪軸23の爪2
2を横向きにし、チャック本体1にワークを当接して前
記スパイダー10を後方へ引っ張ると、各爪軸23は後
方へ摺動すると共に回転して各爪22がワーク中心側へ
向き、この状態で爪22を後方へ移動させて、ワークを
チャック本体1に挟持していた。また、実公昭64ー3
606号公報には「複数種類の対象物を保持し得るチャ
ック」として、ジョウの回動量と受け部材とにより複数
種類のワークに対応する技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術におい
て、前者は、各爪軸23をチャック本体1の半径方向の
所望位置に設定出来るので、外径の異なる複数種のワー
クには対応出来るが、各爪軸23の位置調整が連動式で
あるため、異形のワークをチヤッキングすることが出来
なかった。そして、爪軸23を支承する摺動ブロック1
9がチャック本体1に締結されていないため、爪軸23
及び爪22の剛性が不足し、高速回転用及び高把握力用
には向かない等の問題があった。
【0005】また、後者は、ジョウの長さが対応する最
小ワークにより決定され、ジョウを長くした場合にはジ
ョウとドローバーとの連結部に大きな曲げモーメントが
発生したり、回転に伴なう遠心力によりジョウの把握力
が低下したり、また、ワーク取付け時その基準面となる
ストッパーの端面高さが不揃いとなる等の問題があっ
た。
【0006】そこで、本発明の課題は、径差のあるワー
ク及び異形のワーク等複数種のワークの取付けが可能
で、且つ曲げモーメントの発生及び剛性不足による把握
力の低下を防止し、高速回転用及び高把握力用に適する
フィンガーチャックを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明に係るフィンガーチャックは、チャックボ
ディ内に複数のジョウ作動用のドローバーをチャックボ
ディの回転軸線と平行に配設し、それらのドローバーを
スパイダーによって中心軸線方向に移動させ、ドローバ
ー先端のジョウによりワークをチャックボディに把持す
るフィンガーチャックにおいて、前記ドローバーを支承
体によって中心軸線方向へ摺動自在に支承し、その支承
体を、チャックボディにドローバーの軸心位置の移動及
び自身の一体的固着が可能なように取付けると共に、前
記スパイダーに、前記軸心位置の移動に対する自由度を
具備せしめて構成したものである。
【0008】
【作用】加工しようとするワークの外径寸法に適合する
ように、支承体によって各ドローバーの軸心位置を移動
させると、スパイダーはドローバーの動きに干渉するこ
となくその軸心位置の移動を許容し、ドローバーの位置
調節が夫々なされるので、それらのドローバーをスパイ
ダーによって中心軸線方向に引張ると、ワークは各ドロ
ーバー先端のジョウによりチャック本体に把持される。
従って、各ドローバーの位置を適宜調節することにより
一個のフィンガーチャックで数種の異径のワークに対処
出来ると共に、異形のワークもチャッキング出来る。そ
して、ワークの外径寸法が小さい場合であっても、各ド
ローバーの位置をチャックボディの回転軸線に接近させ
るだけでジョウを長くする必要が無いため、ジョウとド
ローバーとの連結部に大きな曲げモーメントが発生する
ことが無く、また、回転に伴なう遠心力によりジョウの
把握力が低下することが防止される。更に、支承体がチ
ャックボディに一体的に固着されているので、その支承
体に支承されるドローバーやジョウの剛性が大となり、
高速回転用及び高把握力用に適する。
【0009】
【実施例】以下、本発明に係るフィンガーチャックの実
施例を添付図面に基づいて説明する。図1は第1実施例
の平面図、図2は図1のAーA線断面図、図3は図2の
部分拡大図で、それらの図において、1はフィンガーチ
ャックのチャックボディ(以下ボディと記す)で、主ボ
ディ1aと、主ボディ1aに取付けボルト2aによって
固着された前部ボディ1bと、前部ボディ1bに取付け
ボルト2bによって固着された中央ボディ1cと、主ボ
ディ1aに取付けボルト3によって固着された後部ボデ
ィ1dとで構成され、中央ボディ1cが後部ボディ1d
に固着したスペーサ4を介して取付けボルト5aによっ
てスピンドル6に固着され、後部ボディ1dが取付けボ
ルト5bによってスピンドル6に固着されている。
【0010】中央ボディ1cの前側中央部には本体スリ
ーブ7が取付けボルト7aによって固着され、その本体
スリーブ7に芯出用チャックのチャック本体8が取付け
ボルト8aによって固着され、スピンドル6の回転に伴
ないチャック本体8がボディ1と一体的に回転するよう
になっている。そして、チャック本体8の前面にはワー
クWの中央孔を把持するための3個の爪9が摺動自在に
設けられ、それらの爪9は、周知のチャックと同様に、
図示を省略した回転シリンダー等にて前後動するドロー
杆10によって揺動するようになっている。中央ボディ
1cと本体スリーブ7の外周には、ドロー部材11が摺
動自在に嵌合され、キー11aによって回り止めされて
いる。このドロー部材11のフランジ部11bには球面
座が設けられている。
【0011】ボディ1に形成された中空室1e内には、
略三角形状のスパイダー12が収納されている。このス
パイダー12の中央孔12aはフランジ部11bに回動
且つ傾動自在に嵌合され、フランジ部11bに固着され
た抜止板11cによって抜止めされている。また、スパ
イダー12には、チャック回転軸線Xのまわりを3等分
(2つ爪,4つ爪の場合は夫々2等分,4等分)する位
置に放射方向の嵌合長孔12bが形成されている。ドロ
ー部材11の後端部11dにはドロースリーブ13が螺
着され、図示しない回転シリンダー(図示省略)等によ
って作動するドロースリーブ13の進退運動に連動し
て、スパイダー12が前後に進退運動するようになって
いる。
【0012】また、スパイダー12の各嵌合長孔12b
と対向する前部ボディ1bには、嵌合孔14が夫々設け
られ、この嵌合孔14には、支承体としてのブッシュ1
5の取付け嵌合部15aが回動可能に嵌合されている。
ブッシュ15は取付け嵌合部15aに対して偏心してい
るプレート嵌合部15bを有し、そのプレート嵌合部1
5bにジョウ支持用プレート16の中央孔16aが回動
自在に嵌合している。ブッシュ15のフランジ部15c
は、ジョウ支持用プレート16と共に重合状態で固定ね
じ17により前部ボディ1bに着脱自在に固着されてい
る。固定ねじ17はジョウ支持用プレート16及びフラ
ンジ部15cの取付け孔16b,15dを貫通して前部
ボディ1bのねじ孔1fに螺合している。更に、ブッシ
ュ15には、チャック回転軸線Xと平行なドローバー保
持用孔18が、前記プレート嵌合部15bの軸心と同心
になるように、即ち取付け嵌合部15aに対して偏心す
るように形成されている。
【0013】そのドローバー保持用孔18には、後述の
ように先端部にジョウ19を軸着したジョウ作動用のド
ローバー20が軸線方向へ摺動可能に嵌挿されている。
ジョウ支持用プレート16には表面が半円状をなすワー
ク受け21が取付けボルト22によって取付けられ、ま
た一対のジョウ支持腕16cが一体に突設されている。
また、ドローバー20の後端部は縮径され、その縮径部
20aは各嵌合孔14と対向するように形成されたスパ
イダー12の嵌合長孔12bに、その長手方向へ移動可
能に嵌挿され、更に座金23とナット24とによって抜
け止めされている。従って、固定ねじ17を抜き取って
ブッシュ15の取付け嵌合部15aを嵌合孔14から解
離させた状態では、ドローバー20を嵌合長孔12b内
で移動させることによって、ブッシュ15をボディ1の
回転中心方向へ移動させることができ、またその位置で
ブッシュ15をドローバー20を中心にして180度回
転することにより、ブッシュ15の取付け嵌合部15a
を再び嵌合孔14に嵌合できる。
【0014】また、ジョウ支持用プレート16はプレー
ト嵌合部15bを中心に回動できるので、ブッシュ15
を180度回動させた状態でもジョウ支持用プレート1
6の向きを元の状態に保つことができ、この状態でフラ
ンジ部15cと前部ボディ1bとには、取付け孔16b
と対向する位置に取付け孔(取付け孔15dと兼用)と
ねじ孔1fとが夫々形成されている。
【0015】ジョウ19はドローバー20の先端部に支
持ピン25によって回動可能に軸着されると共に、その
中間部はボディ1の半径と交差する方向の支持ピン26
によって一対のジョウ支持腕16cに回動可能に取付け
られている。また、ジョウ19はジョウ本体19aとそ
のジョウ本体19aの先端に取付けボルト27によって
着脱可能に取付けられたジョウ片19bとで構成され、
ジョウ片19bは消耗品として新しいものと交換され、
ジョウ本体19aはワークの形状に応じて適宜形状のも
のに交換出来る。尚、ジョウ19はドローバー20に溶
接等で固着してあっても良い。
【0016】上記のように構成されたフィンガーチャッ
クを用いてワークを把握する場合には、先ずドロースリ
ーブ13を回転シリンダー(図示省略)等によって前進
移動させてスパイダー12を前進端に移動させると、各
ドローバー20が前進しジョウ19が図の仮想線で示す
ように外方へ開くので、ワークWをワーク受け21に載
置し、その状態でドロー杆10を図示しない回転シリン
ダーによって後退移動させると、3個の爪9が外方向へ
揺動してワークWの中央孔周縁部を保持する。次に、ド
ロースリーブ13を回転シリンダー(図示省略)等によ
って後退させてスパイダー12を引張ると、ドローバー
20が後退し、ジョウ19が支持ピン26を回転支軸と
して内側へ回転し、ジョウ片19bがワークWを把持す
る。この状態でスピンドル6を回転させ、ボディ1と共
にワークWを回転させてワークWを加工する。
【0017】次に、前述の場合より小径のワークW1
把持しょうとする場合は、スパイダー12を前部ボディ
1b裏面に当接する最前進端まで前進させると、ドロー
バー20及びジョウ19が前進して、ジョウ支持用プレ
ート16前方にスペースが得られるので、固定ねじ17
を前部ボディ1bから取外し、前述のように、ドローバ
ー20を嵌合長孔12bを利用してボディ1の回転中心
方向へ移動させ得るようにする。
【0018】今、ジョウ支持用プレート16を回転させ
ることなく、ブッシュ15のみを図4に示す位置から1
80度回転させて取付け嵌合部15aを再び嵌合孔14
に嵌合させると、ドローバー20の軸心位置が偏心によ
りチャック回転軸線Xへ最大限接近し、チャック回転軸
線Xからドローバー20の軸心位置までの距離が最小と
なる。また、この状態では、ジョウ支持用プレート16
の取付け孔16bは、フランジ部15cの取付け孔15
dと前部ボディ1bのねじ孔1fとに対向する。その状
態で、固定ねじ17を取付け孔16bに挿通してねじ孔
1fに螺合させ、ブッシュ15をジョウ支持用プレート
16と共に再び前部ボディ1bに固着すると、図6,図
7に示すように、図4示のワークWより小径のワークW
1 の把持が可能となる。
【0019】尚、ブッシュ15を左右に180度以下回
転させると、ドローバー20の軸心位置はボディ1の半
径方向へ移動して、例えば90度回転させた状態を示す
図5の如く、0度〜180度の間の中間位置となるの
で、フランジ部15cの取付け孔15dと前部ボディ1
bのねじ孔1fの個数を多くすることによって、ドロー
バー20の軸心位置を多段に変更できる。従って、ワー
クの形に応じてドローバー20の軸心位置を適宜調整し
て使用することにより、各種サイズのジョウを準備して
その都度交換する必要が無く、しかも、段取り替えが簡
単で、各種のワークに容易に対応出来る。また、スパイ
ダー12の嵌合長孔12bの形状を、嵌合孔14の中心
線を中心とする半円弧状に形成する場合には、ブッシュ
15の取付け嵌合部15aを嵌合孔14内で回動できて
便利である。尚、芯出し用チャックに代えて、ボディ1
に設けたスプリングセンター等を用いても良い。
【0020】このように、各ドローバー20の軸心位置
を適宜移動出来るので、異径のワーク及び異形のワーク
の把持が可能で、しかも、小径のワークを把持する時で
もジョウを長くする必要が無いので、ジョウの変形によ
る把握力の低下を防止出来る。更に、ドローバー20を
支承する支承体としてのブッシュ15を固定ねじ17に
よってボディ1に一体的に固着しているので、ブッシュ
15とボディ1間のガタが全く無く、それらの剛性を高
く保持出来、高速回転用及び高把握力用として適するも
のである。
【0021】図6は、本発明の第1変更実施例で、図2
のジョウ19の形状及び取付け位置を変更したフィンガ
ーチャックの一部破断縦断面図で、その他は全く同一構
成、同一符号であるので説明を省略する。そして図7
は、図6のフィンガーチャックのブッシュ15を最初の
位置から180度回転させて、ドローバー20の軸心位
置をチャック回転軸線Xへ接近させた状態を示したもの
で、ジョウ19は二点鎖線で示される径のワークを把持
可能となしている。
【0022】図8及び図9は本発明の第2変更実施例を
示したもので、図2、図3と同一構成、同一部品には同
一符号を付し、それらの説明は省略する。ボディ1の前
面に摺動長孔31aが形成され、その摺動長孔31aに
ブッシュ32の嵌合部32aが摺動自在に嵌合されてい
る。また、ボデー1の前面にはラック板33が固着さ
れ、そのラック板33のラックにブッシュ32のフラン
ジ部32bに形成したラック歯が歯合されている。更
に、ボディ1に取付けボルト34移動用の溝31bが刻
設されている。前記ブッシュ32のフランジ部32b
は、ワーク受け21と共に取付けボルト34とナット3
5とによってボディ1に固着され、そのブッシュ32に
ドローバー20が軸線方向へ摺動可能に嵌挿され、且つ
カムピン36とカム溝20bとにより回動規制がなさ
れ、ドローバー20の前後動によりドローバー20が回
動するようになっている。ワーク受け21にはボルト操
作用の孔21aを設けてある。また、ドローバー20の
先端部にはジョウ19が取付けボルト37によって固定
的に取付けられている。
【0023】上記のように構成されたフィンガーチャッ
クを用いてワークを把握する場合には、先ずスパイダー
12を前進端に移動させ、各ドローバー20を前進させ
てジョウ19を前進させると共に回動させ、ワークWを
ワーク受け21に載置し、次に、回転シリンダー(図示
省略)等によってスパイダー12を引張ると、ドローバ
ー20が後退しジョウ19が後方へ引き下ってワークW
を把持する。
【0024】次に、前述の場合より小径のワークを把持
しょうとする場合は、取付けボルト34を緩めてブッシ
ュ32とラック板33との歯合を解き、ワークの径に応
じてブッシュ32をチャック回転軸線Xの半径方向へ適
宜移動させると、ドローバー20の軸心位置も移動す
る。その後、ブッシュ32のラック歯とラック板33の
ラックとを再び歯合させ、ブッシュ32を取付けボルト
34によってボディ1に固着し、前述の要領により小径
のワークを把持する。このように構成されて作用するの
で、第1実施例と略同様の効果を奏するものである。
【0025】図10は、本発明の第3変更実施例を示し
たもので、図8及び図9と同一構成、同一部品には同一
符号を付し、それらの説明及び図示は省略する。ボディ
1に支承体としてのスライダー41が取付けボルト34
によって固着され、そのスライダー41にはドローバー
20が軸線方向へ摺動可能に嵌挿されると共に、前部に
はワーク受け21が取付けられている。また、ドローバ
ー20の先端部にはジョウ19が固定的に取付けられて
いる。そして、ボディ1の前面とスライダー41の後部
との間には、夫々アリ溝42とアリ43が互いに摺動可
能に設けられている。
【0026】このフィンガーチャックでワークを把持す
る手順は前記各実施例と同じであるが、ドローバー20
の軸心位置を移動させて異径ワークを把持するために
は、取付けボルト34を緩めて、スライダー41を把持
しようとするワークの径に応じて適宜スライドさせると
良い。このように構成されて作用するので、第1実施例
と略同様の効果を奏するものである。
【0027】尚、スライダー41を移動させてドローバ
ー20の軸心位置を移動させる構成としては、上記各実
施例の長孔、アリ溝以外にセレーション、キー溝、また
はピン孔等によることも出来る。要は、本発明の目的及
び趣旨を逸脱しない範囲において、その構造や機能を適
宜変更出来るものである。
【0028】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
各ドローバの軸心位置を適宜移動出来るので、各種サイ
ズのジョウを準備する必要が無く、簡単に段取り替えが
出来、径差のあるワークは勿論のこと異形のワークであ
っても把持が可能で、また、小径のワークを把持する場
合ジョウを長くする必要が無いので、曲げモーメントに
よる把握力の低下を防止出来る。更に、ドローバーを支
承する支承体を取付けボルトによってチャックボディに
一体的に固着するので、支承体とボディ間のガタが無
く、それらの剛性を高く保持出来、高速回転用及び高把
握力用として適し、その実用価値は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の平面図である。
【図2】図1のAーA線断面図である。
【図3】図2の部分拡大図である。
【図4】図1の部分拡大図である。
【図5】ブッシュを90度回転させてドローバーの軸心
位置を移動させた状態を示す説明図である。
【図6】本発明の第1変更実施例の一部を破断した縦断
面図である。
【図7】図6のブッシュを180度回転させてドローバ
ーの軸心位置を移動させた状態を示す説明図である。
【図8】本発明の第2変更実施例の一部を破断した縦断
面図である。
【図9】図8の要部縦断面図である。
【図10】本発明の第3変更実施例の要部縦断面図であ
る。
【図11】従来例を示す一部破断の縦断面図である。
【符号の説明】
1・・チャックボディ、12・・スパイダー、15・・
ブッシュ(支承体)、17・・固定ねじ、19・・ジョ
ウ、20・・ドローバー、W・・ワーク、X・・チャッ
ク回転軸線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャックボディ内に複数のジョウ作動用
    のドローバーをチャックボディの回転軸線と平行に配設
    し、それらのドローバーをスパイダーによって中心軸線
    方向に移動させ、ドローバー先端のジョウによりワーク
    をチャックボディに把持するフィンガーチャックにおい
    て、前記ドローバーを支承体によって中心軸線方向へ摺
    動自在に支承し、その支承体を、チャックボディにドロ
    ーバーの軸心位置の移動及び自身の一体的固着が可能な
    ように取付けると共に、前記スパイダーに、前記軸心位
    置の移動に対する自由度を具備せしめたことを特徴とす
    るフィンガーチャック。
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WO2020048092A1 (zh) * 2018-09-06 2020-03-12 山东镭鸣数控激光装备有限公司 一种气动装夹卡盘

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