JPH05263153A - 回転炉床式加熱炉の抽出制御方法 - Google Patents
回転炉床式加熱炉の抽出制御方法Info
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- JPH05263153A JPH05263153A JP4089975A JP8997592A JPH05263153A JP H05263153 A JPH05263153 A JP H05263153A JP 4089975 A JP4089975 A JP 4089975A JP 8997592 A JP8997592 A JP 8997592A JP H05263153 A JPH05263153 A JP H05263153A
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- Japan
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- rotary hearth
- extraction
- heating furnace
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 回転炉床式加熱炉からビレットを抽出する際
に、ファジィ理論を用いて抽出ピッチを求めることによ
り、非定常状態にあってもそれぞれの状況に適合させて
抽出制御することが出来、鋼管の品質を安定させること
が可能な回転炉床式加熱炉の抽出制御方法の提供を目的
とする。 【構成】 ビレット1を回転炉床式加熱炉2にて加熱
し、加熱後のビレット1を回転炉床式加熱炉2から抽出
して圧延ミル3, 4, 5, 6, 7で圧延することにより継目
無鋼管を製造する際に、ビレット1の加熱温度の回転炉
床式加熱炉2からの抽出時の計算値と目標値との差であ
る加熱温度誤差及び圧延工程における圧延ピッチ変動を
前件部変数とするファジィ理論を用いて抽出ピッチを求
め、求められた抽出ピッチに従って回転炉床式加熱炉2
からのビレット1の抽出タイミングを制御する。
に、ファジィ理論を用いて抽出ピッチを求めることによ
り、非定常状態にあってもそれぞれの状況に適合させて
抽出制御することが出来、鋼管の品質を安定させること
が可能な回転炉床式加熱炉の抽出制御方法の提供を目的
とする。 【構成】 ビレット1を回転炉床式加熱炉2にて加熱
し、加熱後のビレット1を回転炉床式加熱炉2から抽出
して圧延ミル3, 4, 5, 6, 7で圧延することにより継目
無鋼管を製造する際に、ビレット1の加熱温度の回転炉
床式加熱炉2からの抽出時の計算値と目標値との差であ
る加熱温度誤差及び圧延工程における圧延ピッチ変動を
前件部変数とするファジィ理論を用いて抽出ピッチを求
め、求められた抽出ピッチに従って回転炉床式加熱炉2
からのビレット1の抽出タイミングを制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主として継目無鋼管製造
プロセスにおいて加熱工程に当たる回転炉床式加熱炉の
抽出制御方法に関する。
プロセスにおいて加熱工程に当たる回転炉床式加熱炉の
抽出制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は継目無鋼管の製造工程を示す模式
図である。図1(a) に示されている参照符号1は継目無
鋼管の素材としてのビレットを示している。このビレッ
ト1はまず、図1(b) に示されているように、加熱炉2
により所定の温度にまで加熱された後に加熱炉2外部へ
抽出され、図1(c) に示されているように、ピアサ3に
より穿孔圧延され、以下、図1(d) に示されているエロ
ンゲータ4, 図1(e) に示されているプラグミル5, 図
1(f) に示されているリーラ6, 図1(g) に示されてい
るサイザ7の各圧延ミルにて所定の寸法に仕上げられて
製品の継目無鋼管として完成される。
図である。図1(a) に示されている参照符号1は継目無
鋼管の素材としてのビレットを示している。このビレッ
ト1はまず、図1(b) に示されているように、加熱炉2
により所定の温度にまで加熱された後に加熱炉2外部へ
抽出され、図1(c) に示されているように、ピアサ3に
より穿孔圧延され、以下、図1(d) に示されているエロ
ンゲータ4, 図1(e) に示されているプラグミル5, 図
1(f) に示されているリーラ6, 図1(g) に示されてい
るサイザ7の各圧延ミルにて所定の寸法に仕上げられて
製品の継目無鋼管として完成される。
【0003】回転炉床式加熱炉2は円板型の炉であり、
装入されたビレット1を除々に回転しつつ加熱し、ビレ
ット1が抽出口に到達するまでに所定の加熱温度に焼き
上げることを目的としている。
装入されたビレット1を除々に回転しつつ加熱し、ビレ
ット1が抽出口に到達するまでに所定の加熱温度に焼き
上げることを目的としている。
【0004】このような回転炉床式加熱炉2における加
熱制御については近年ではコンピュータ制御が一般的で
ある。回転炉床式加熱炉2の加熱制御に用いられるコン
ピュータは、ビレットの寸法, 装入方法, 加熱目標温
度, 抽出実績ピッチ等の各種実績値に基づいて炉内各部
の温度設定値を演算し、この結果に従って回転炉床式加
熱炉2の加熱制御を行う。
熱制御については近年ではコンピュータ制御が一般的で
ある。回転炉床式加熱炉2の加熱制御に用いられるコン
ピュータは、ビレットの寸法, 装入方法, 加熱目標温
度, 抽出実績ピッチ等の各種実績値に基づいて炉内各部
の温度設定値を演算し、この結果に従って回転炉床式加
熱炉2の加熱制御を行う。
【0005】一方、ビレット1の回転炉床式加熱炉2か
らの抽出に関しては、現場作業者が種々の状況、たとえ
ば図1にその全体が模式的に示されている圧延ラインの
状況, ビレット1の焼き上がり具合等を総合的に判断
し、その判断結果によりマニュアルに従って抽出作業を
実施している。
らの抽出に関しては、現場作業者が種々の状況、たとえ
ば図1にその全体が模式的に示されている圧延ラインの
状況, ビレット1の焼き上がり具合等を総合的に判断
し、その判断結果によりマニュアルに従って抽出作業を
実施している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述のような
圧延ラインでは各種のトラブルが発生するため、加熱炉
からビレットを抽出するタイミングは現場作業者が上述
のような種々の状況、たとえば圧延ライン状況, ビレッ
トの焼き上がり具合等を総合的に判断し、経験と勘によ
り回転炉床式加熱炉からの抽出ピッチを決定している。
従って、同一サイズのビレットであっても作業者により
その時点のライン状況により抽出ピッチが異なり、この
値が適切でない場合がある。鋼管の品質は、種々の要因
により決定されるが、圧延時の温度も大きな要因であ
り、抽出ピッチが不適切であった場合には圧延時の温度
が不安定となり、鋼管の内外面に疵等を発生させる原因
になる。
圧延ラインでは各種のトラブルが発生するため、加熱炉
からビレットを抽出するタイミングは現場作業者が上述
のような種々の状況、たとえば圧延ライン状況, ビレッ
トの焼き上がり具合等を総合的に判断し、経験と勘によ
り回転炉床式加熱炉からの抽出ピッチを決定している。
従って、同一サイズのビレットであっても作業者により
その時点のライン状況により抽出ピッチが異なり、この
値が適切でない場合がある。鋼管の品質は、種々の要因
により決定されるが、圧延時の温度も大きな要因であ
り、抽出ピッチが不適切であった場合には圧延時の温度
が不安定となり、鋼管の内外面に疵等を発生させる原因
になる。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、回転炉床式加熱炉において、ビレットを抽
出する際に、ファジィ理論を用いて抽出ピッチを求める
ことにより、非定常状態にあってもそれぞれの状況に適
合させて抽出制御することが出来、鋼管の品質を安定さ
せることが可能な回転炉床式加熱炉の抽出制御方法の提
供を目的とする。
ものであり、回転炉床式加熱炉において、ビレットを抽
出する際に、ファジィ理論を用いて抽出ピッチを求める
ことにより、非定常状態にあってもそれぞれの状況に適
合させて抽出制御することが出来、鋼管の品質を安定さ
せることが可能な回転炉床式加熱炉の抽出制御方法の提
供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る回転炉床式
加熱炉の抽出制御方法は、管材を回転炉床式加熱炉にて
加熱し、加熱後の管材を回転炉床式加熱炉から抽出して
圧延工程で圧延することにより継目無鋼管を製造する際
に、管材の加熱温度の回転炉床式加熱炉からの抽出時の
計算値と目標値との差である加熱温度誤差及び圧延工程
における圧延ピッチ変動を前件部変数とするファジィ理
論を用いて抽出ピッチを求め、求められた抽出ピッチに
従って回転炉床式加熱炉からの管材の抽出タイミングを
制御することを特徴とする。
加熱炉の抽出制御方法は、管材を回転炉床式加熱炉にて
加熱し、加熱後の管材を回転炉床式加熱炉から抽出して
圧延工程で圧延することにより継目無鋼管を製造する際
に、管材の加熱温度の回転炉床式加熱炉からの抽出時の
計算値と目標値との差である加熱温度誤差及び圧延工程
における圧延ピッチ変動を前件部変数とするファジィ理
論を用いて抽出ピッチを求め、求められた抽出ピッチに
従って回転炉床式加熱炉からの管材の抽出タイミングを
制御することを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明の回転炉床式加熱炉の抽出制御方法にお
いては、ファジィ理論を用いて回転炉床式加熱炉からの
ビレットの抽出タイミングを決定するので、圧延ライン
のトラブル,ピッチ変動等の非定常状態にあってもそれ
ぞれの時点の状態に適合したビレットの回転炉床式加熱
炉からの抽出ピッチの出力指示を得ることが出来るの
で、これによって鋼管の材料であるビレットを適切なタ
イミングで抽出して次の圧延工程にビレットを供給する
ことにより最終製品である鋼管の品質を向上させること
が可能になる。
いては、ファジィ理論を用いて回転炉床式加熱炉からの
ビレットの抽出タイミングを決定するので、圧延ライン
のトラブル,ピッチ変動等の非定常状態にあってもそれ
ぞれの時点の状態に適合したビレットの回転炉床式加熱
炉からの抽出ピッチの出力指示を得ることが出来るの
で、これによって鋼管の材料であるビレットを適切なタ
イミングで抽出して次の圧延工程にビレットを供給する
ことにより最終製品である鋼管の品質を向上させること
が可能になる。
【0010】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図面に基づ
いて詳述する。
いて詳述する。
【0011】図1は本発明に係る回転炉床式加熱炉の抽
出制御方法が適用される継目無鋼管の製造工程を示す模
式図である。
出制御方法が適用される継目無鋼管の製造工程を示す模
式図である。
【0012】図1(a) に示されている参照符号1は継目
無鋼管の素材としてのビレットを示している。このビレ
ット1はまず、図1(b) に示されているように、加熱炉
2により所定の温度にまで加熱された後に加熱炉2外部
へ抽出され、図1(c) に示されているように、ピアサ3
により穿孔圧延され、以下、図1(d) に示されているエ
ロンゲータ4, 図1(e) に示されているプラグミル5,
図1(f) に示されているリーラ6, 図1(g) に示されて
いるサイザ7の各圧延ミルにて所定の寸法に仕上げられ
て製品の継目無鋼管として完成される。
無鋼管の素材としてのビレットを示している。このビレ
ット1はまず、図1(b) に示されているように、加熱炉
2により所定の温度にまで加熱された後に加熱炉2外部
へ抽出され、図1(c) に示されているように、ピアサ3
により穿孔圧延され、以下、図1(d) に示されているエ
ロンゲータ4, 図1(e) に示されているプラグミル5,
図1(f) に示されているリーラ6, 図1(g) に示されて
いるサイザ7の各圧延ミルにて所定の寸法に仕上げられ
て製品の継目無鋼管として完成される。
【0013】回転炉床式加熱炉2は円板型の炉であり、
装入されたビレット1を除々に回転しつつ加熱し、ビレ
ット1が抽出口に到達するまでに所定の加熱温度に焼き
上げることを目的としている。この目的のため、本発明
方法においてはコンピュータにより回転炉床式加熱炉2
内のビレット1の位置把握をベースとして温度制御す
る。
装入されたビレット1を除々に回転しつつ加熱し、ビレ
ット1が抽出口に到達するまでに所定の加熱温度に焼き
上げることを目的としている。この目的のため、本発明
方法においてはコンピュータにより回転炉床式加熱炉2
内のビレット1の位置把握をベースとして温度制御す
る。
【0014】コンピュータはその他に、回転炉床式加熱
炉2の抽出口に達したビレット1の加熱温度誤差 (目標
温度とのズレ) 、及び各ミルの圧延制御を司り、更に他
のコンピュータからの圧延ピッチ情報に基づいて適切な
抽出タイミングを演算し、この検出結果に従ってビレッ
ト1の回転炉床式加熱炉2からの抽出を制御する。な
お、本発明においては、このコンピュータによるビレッ
ト1の回転炉床式加熱炉2からの抽出タイミングを演算
する際にファジィ理論を適用している。
炉2の抽出口に達したビレット1の加熱温度誤差 (目標
温度とのズレ) 、及び各ミルの圧延制御を司り、更に他
のコンピュータからの圧延ピッチ情報に基づいて適切な
抽出タイミングを演算し、この検出結果に従ってビレッ
ト1の回転炉床式加熱炉2からの抽出を制御する。な
お、本発明においては、このコンピュータによるビレッ
ト1の回転炉床式加熱炉2からの抽出タイミングを演算
する際にファジィ理論を適用している。
【0015】図2は回転炉床式加熱炉2の制御に用いら
れるコンピュータの機能ブロック図である。図2におい
て参照符号10は回転炉床式加熱炉2の加熱及びそれから
のビレット1の抽出を制御するコンピュータ (以下、加
熱抽出用コンピュータ10という) であり、参照符号20は
図1に示されている各圧延ミル3, 4, 5, 6, 7を制御す
るコンピュータ (以下、圧延ライン用コンピュータとい
う) である。
れるコンピュータの機能ブロック図である。図2におい
て参照符号10は回転炉床式加熱炉2の加熱及びそれから
のビレット1の抽出を制御するコンピュータ (以下、加
熱抽出用コンピュータ10という) であり、参照符号20は
図1に示されている各圧延ミル3, 4, 5, 6, 7を制御す
るコンピュータ (以下、圧延ライン用コンピュータとい
う) である。
【0016】加熱抽出用コンピュータ10内には、圧延ピ
ッチ演算部11, 加熱制御演算部12及び抽出タイミング演
算部13等の機能ブロックが備えられている。
ッチ演算部11, 加熱制御演算部12及び抽出タイミング演
算部13等の機能ブロックが備えられている。
【0017】圧延ピッチ演算部11には圧延ライン用コン
ピュータ20から送られてくる各圧延ミル3, 4, 5, 6, 7
の制御情報が入力されており、これらの情報に基づいて
圧延ラインピッチを演算する。加熱制御演算部12は、圧
延ピッチ演算部11が演算した圧延ラインピッチと、予め
入力されているビレット材料諸元及び炉内各種実績値と
に基づいて、ビレット1が所定の目標温度に加熱される
ように回転炉床式加熱炉2の温度制御を行うと共に、回
転炉床式加熱炉2から抽出されたビレット1の実際の温
度と目標温度との差である加熱温度誤差を抽出タイミン
グ演算部13に出力する。抽出タイミング演算部13は、上
述のように圧延ピッチ演算部11からは圧延ラインピッチ
を、加熱制御演算部12からは回転炉床式加熱炉2から抽
出されたビレット1の加熱温度誤差が入力されるので、
これらの情報にファジィ制御規則を適用して加熱後の最
適抽出ピッチ出力値を演算し、回転炉床式加熱炉2の抽
出機に対して抽出ピッチ指令値を出力する。
ピュータ20から送られてくる各圧延ミル3, 4, 5, 6, 7
の制御情報が入力されており、これらの情報に基づいて
圧延ラインピッチを演算する。加熱制御演算部12は、圧
延ピッチ演算部11が演算した圧延ラインピッチと、予め
入力されているビレット材料諸元及び炉内各種実績値と
に基づいて、ビレット1が所定の目標温度に加熱される
ように回転炉床式加熱炉2の温度制御を行うと共に、回
転炉床式加熱炉2から抽出されたビレット1の実際の温
度と目標温度との差である加熱温度誤差を抽出タイミン
グ演算部13に出力する。抽出タイミング演算部13は、上
述のように圧延ピッチ演算部11からは圧延ラインピッチ
を、加熱制御演算部12からは回転炉床式加熱炉2から抽
出されたビレット1の加熱温度誤差が入力されるので、
これらの情報にファジィ制御規則を適用して加熱後の最
適抽出ピッチ出力値を演算し、回転炉床式加熱炉2の抽
出機に対して抽出ピッチ指令値を出力する。
【0018】以下に抽出タイミング演算部13による最適
抽出ピッチ出力値の演算について説明する。
抽出ピッチ出力値の演算について説明する。
【0019】抽出タイミング演算部13は下記式(1) に基
づいて回転炉床式加熱炉2の抽出機による抽出ピッチ出
力値を演算する。
づいて回転炉床式加熱炉2の抽出機による抽出ピッチ出
力値を演算する。
【0020】 P=Pc+α(Pc−Pa) +β (Tc−T) ・・・(1) 但し、P:今回の抽出ピッチ Pc:抽出対象材の標準抽出ピッチ Pa:圧延ラインの圧延ピッチ実績値 Tc:目標抽出加熱温度 T:抽出口ビレットの計算加熱温度
【0021】式(1) において、 ΔP=Pc−Pa、 Δt=Tc−T とすると上記式(1) は下記式(2) になる。 P=Pc+α・ΔP +β・Δt ・・・(2) 但し、α, β:ファジィ制御規則を適用して決定される
係数 抽出タイミング演算部13は上記式(2) に基づいて最適抽
出ピッチ出力値を演算する。
係数 抽出タイミング演算部13は上記式(2) に基づいて最適抽
出ピッチ出力値を演算する。
【0022】ファジィ制御規則は一般に下記式(3) にて
表される。 RK :if x1 is AK1 and x2 is AK2 then y1 is BK1 and y2 is BK2 ・・・(3) 但し、K:制御規則の番号(K=1, 2, 3 …) x1,x2 :前件部変数 y1,y2 :後件部変数 AK1, AK2, BK1, BK2:後件部変数
表される。 RK :if x1 is AK1 and x2 is AK2 then y1 is BK1 and y2 is BK2 ・・・(3) 但し、K:制御規則の番号(K=1, 2, 3 …) x1,x2 :前件部変数 y1,y2 :後件部変数 AK1, AK2, BK1, BK2:後件部変数
【0023】本発明においては、抽出ピッチ変化ΔP,
加熱温度変化Δtを前件部変数x1,x2 とし、係数α,
βを後件部変数y1,y2 とする。従って、第K番目の係
数αに関する制御規則RαK 及び第K番目の係数βに関
する制御規則RβK は下記式(4) 及び式(5) により表さ
れる。
加熱温度変化Δtを前件部変数x1,x2 とし、係数α,
βを後件部変数y1,y2 とする。従って、第K番目の係
数αに関する制御規則RαK 及び第K番目の係数βに関
する制御規則RβK は下記式(4) 及び式(5) により表さ
れる。
【0024】 RαK :if ΔP is AK1 and Δt is AK2 then α is BK1・・(4) RβK :if ΔP is AK1 and Δt is AK2 then β is BK2・・(5)
【0025】後件部変数AK1, AK2, BK1, BK2は通常
のファジィ理論に用いられている7通りの状態を用いて
表現する。下記表1はその7通りの状態を示している。
のファジィ理論に用いられている7通りの状態を用いて
表現する。下記表1はその7通りの状態を示している。
【0026】
【表1】
【0027】後件部変数AK1, AK2, BK1, BK2の状態
は上述の表1に示されている7通り以上に細分すること
も勿論可能であり、また逆に粗くすることも可能であ
る。
は上述の表1に示されている7通り以上に細分すること
も勿論可能であり、また逆に粗くすることも可能であ
る。
【0028】次に、下記表2はαに関する制御規則を示
しており、式(4) 中のAK1及びAK2について表1に示さ
れている状態を代入した場合のBK1を表している。βに
関する制御規則も表2に示されているαに関する制御規
則と同一である。
しており、式(4) 中のAK1及びAK2について表1に示さ
れている状態を代入した場合のBK1を表している。βに
関する制御規則も表2に示されているαに関する制御規
則と同一である。
【0029】
【表2】
【0030】なお、上記表2において、NBは負で大(Neg
ative Big)を、NMは負で中(Negative Medium) を、NSは
負で小(Negative Small)を、ZOはゼロ(Zero)を、PBは正
で大(Positive Big)を、PMは正で中(Positive Medium)
を、PSは正で小(Positive Small)をそれぞれ表す。
ative Big)を、NMは負で中(Negative Medium) を、NSは
負で小(Negative Small)を、ZOはゼロ(Zero)を、PBは正
で大(Positive Big)を、PMは正で中(Positive Medium)
を、PSは正で小(Positive Small)をそれぞれ表す。
【0031】なお、本発明の実施例においては、αに関
する制御規則とβに関する制御規則とは同一としている
が、異なる制御規則を用いてもよいことは勿論である。
する制御規則とβに関する制御規則とは同一としている
が、異なる制御規則を用いてもよいことは勿論である。
【0032】図3は前述した7通りの状態のメンバーシ
ップ関数を示すグラフであり、このグラフでは正規化
〔1 −1〕としている
ップ関数を示すグラフであり、このグラフでは正規化
〔1 −1〕としている
【0033】図4はαを求める過程を示す模式図であ
る。αに関する第1番目の制御規則Rα1 について正規
化〔1 −1〕したΔPの値からΔPのメンバーシップ
関数を求め、正規化〔1 −1〕したΔtの値からΔt
のメンバーシップ関数を求め、これらのメンバーシップ
関数からαのメンバーシップ関数を導く。そして、αに
関する全ての制御規則について同様の処理を反復し、α
のメンバーシップ関数の和集合を求め、この和集合から
重心法を用いてαを求める。同様にしてβを求め、求め
られたα及びβを式(2) に代入することにより出力ピッ
チPが求められる。
る。αに関する第1番目の制御規則Rα1 について正規
化〔1 −1〕したΔPの値からΔPのメンバーシップ
関数を求め、正規化〔1 −1〕したΔtの値からΔt
のメンバーシップ関数を求め、これらのメンバーシップ
関数からαのメンバーシップ関数を導く。そして、αに
関する全ての制御規則について同様の処理を反復し、α
のメンバーシップ関数の和集合を求め、この和集合から
重心法を用いてαを求める。同様にしてβを求め、求め
られたα及びβを式(2) に代入することにより出力ピッ
チPが求められる。
【0034】以上のようにして本発明により抽出機の出
力ピッチPが適切に求められるので、この結果が加熱抽
出用コンピュータ10から回転炉床式加熱炉2の抽出機に
出力されて適切な抽出ピッチでビレット1が回転炉床式
加熱炉2から抽出される。
力ピッチPが適切に求められるので、この結果が加熱抽
出用コンピュータ10から回転炉床式加熱炉2の抽出機に
出力されて適切な抽出ピッチでビレット1が回転炉床式
加熱炉2から抽出される。
【0035】
【発明の効果】以上に詳述したように本発明に係る回転
炉床式加熱炉の抽出制御方法によれば、回転炉床式加熱
炉からビレットを抽出する際にファジィ理論を用いて最
適な抽出ピッチを演算し、これに従って回転炉床式加熱
炉の抽出機が制御されてビレットが回転炉床式加熱炉か
ら抽出されるため、圧延ラインが非定常状態にある場合
においても従来のように現場作業者の経験と勘とによる
判断に任せるのではなく、換言すれば人的誤差無しに適
性に補正されたビレットの抽出ピッチの出力値が求めら
れることになるので、実際の状態に適合したビレットの
回転炉床式加熱炉からの抽出が可能になる。この結果、
鋼管の品質が向上し、歩留りも向上する等の優れた効果
を本発明方法は奏する。
炉床式加熱炉の抽出制御方法によれば、回転炉床式加熱
炉からビレットを抽出する際にファジィ理論を用いて最
適な抽出ピッチを演算し、これに従って回転炉床式加熱
炉の抽出機が制御されてビレットが回転炉床式加熱炉か
ら抽出されるため、圧延ラインが非定常状態にある場合
においても従来のように現場作業者の経験と勘とによる
判断に任せるのではなく、換言すれば人的誤差無しに適
性に補正されたビレットの抽出ピッチの出力値が求めら
れることになるので、実際の状態に適合したビレットの
回転炉床式加熱炉からの抽出が可能になる。この結果、
鋼管の品質が向上し、歩留りも向上する等の優れた効果
を本発明方法は奏する。
【図1】継目無鋼管の製造工程を示す模式図である。
【図2】本発明の回転炉床式加熱炉の抽出制御方法によ
る回転炉床式加熱炉の制御に用いられるコンピュータの
機能ブロック図である。
る回転炉床式加熱炉の制御に用いられるコンピュータの
機能ブロック図である。
【図3】本発明の回転炉床式加熱炉の抽出制御方法に用
いられる7通りの状態のメンバーシップ関数を示すグラ
フである。
いられる7通りの状態のメンバーシップ関数を示すグラ
フである。
【図4】ファジィ制御規則を適用して決定される係数α
を求める過程を示す模式図である。
を求める過程を示す模式図である。
1 ビレット 2 回転炉床式加熱炉 3, 4, 5, 6, 7 圧延ミル
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C21D 9/08 C G05B 13/02 N 9131−3H
Claims (1)
- 【請求項1】 管材を回転炉床式加熱炉にて加熱し、加
熱後の管材を前記回転炉床式加熱炉から抽出して圧延工
程で圧延することにより継目無鋼管を製造する際に、管
材の加熱温度の前記回転炉床式加熱炉からの抽出時の計
算値と目標値との差である加熱温度誤差及び前記圧延工
程における圧延ピッチ変動に基づいて管材の前記回転炉
床式加熱炉からの抽出ピッチを制御する回転炉床式加熱
炉の抽出制御方法において、 前記加熱温度誤差及び圧延ピッチ変動を前件部変数とす
るファジィ理論を用いて抽出ピッチを求め、求められた
抽出ピッチに従って前記回転炉床式加熱炉からの管材の
抽出タイミングを制御することを特徴とする回転炉床式
加熱炉の抽出制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4089975A JPH05263153A (ja) | 1992-03-14 | 1992-03-14 | 回転炉床式加熱炉の抽出制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4089975A JPH05263153A (ja) | 1992-03-14 | 1992-03-14 | 回転炉床式加熱炉の抽出制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05263153A true JPH05263153A (ja) | 1993-10-12 |
Family
ID=13985681
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4089975A Pending JPH05263153A (ja) | 1992-03-14 | 1992-03-14 | 回転炉床式加熱炉の抽出制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05263153A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008254060A (ja) * | 2007-04-09 | 2008-10-23 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 熱間圧延の圧延順序決定方法、熱延鋼板の製造方法 |
-
1992
- 1992-03-14 JP JP4089975A patent/JPH05263153A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008254060A (ja) * | 2007-04-09 | 2008-10-23 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 熱間圧延の圧延順序決定方法、熱延鋼板の製造方法 |
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