JPH05263813A - クイックレリーズ具、ならびに、これを用いた自転車用シート固定装置および自転車用ハブ固定装置 - Google Patents
クイックレリーズ具、ならびに、これを用いた自転車用シート固定装置および自転車用ハブ固定装置Info
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- JPH05263813A JPH05263813A JP6255392A JP6255392A JPH05263813A JP H05263813 A JPH05263813 A JP H05263813A JP 6255392 A JP6255392 A JP 6255392A JP 6255392 A JP6255392 A JP 6255392A JP H05263813 A JPH05263813 A JP H05263813A
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Landscapes
- Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
- Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 回動レバーのデザイン自由度を高めるととも
に、このレバーの操作力を効率的に固定力に変換するこ
とができるクイックレリーズ具およびこれを用いた装置
を提供することをその目的とする。 【構成】 他端ねじ部にナットが螺合されるロッドの一
端頭部に横方向貫通状のカム穴を設け、このカム穴に、
両端がレバーに固定支持されたカム軸の中央偏心カム軸
部を通挿配置させ、かつ、上記カム軸の両端支軸部を、
上記ロッドの頭部を抱くように配置されたカム軸受け部
材の軸受支部にそれぞれ受容支持させたことを特徴とす
る。
に、このレバーの操作力を効率的に固定力に変換するこ
とができるクイックレリーズ具およびこれを用いた装置
を提供することをその目的とする。 【構成】 他端ねじ部にナットが螺合されるロッドの一
端頭部に横方向貫通状のカム穴を設け、このカム穴に、
両端がレバーに固定支持されたカム軸の中央偏心カム軸
部を通挿配置させ、かつ、上記カム軸の両端支軸部を、
上記ロッドの頭部を抱くように配置されたカム軸受け部
材の軸受支部にそれぞれ受容支持させたことを特徴とす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、クイックレリーズ
具、ならびに、これを用いた自転車用シート固定装置お
よび自転車用ハブ固定装置に関し、レバーの回動操作に
よって簡便に自転車のシートパイプに挿入されるシート
ピラーの固定・解除、および、ハブ軸にハブ体を可回転
に支持してなるハブ組立体の自転車フレームに対する固
定・解除を行うことができるようにしたものに関する。
具、ならびに、これを用いた自転車用シート固定装置お
よび自転車用ハブ固定装置に関し、レバーの回動操作に
よって簡便に自転車のシートパイプに挿入されるシート
ピラーの固定・解除、および、ハブ軸にハブ体を可回転
に支持してなるハブ組立体の自転車フレームに対する固
定・解除を行うことができるようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】自転
車の車輪をレバー操作によってワンタッチで自転車フレ
ームに対して着脱することができるように、あるいは、
シートパイプに挿入されるシートピラーを、その高さ調
節後の位置において、レバー操作によってワンタッチで
固定することができるようにするために、次のようなク
イックレリーズ具が用いられている。
車の車輪をレバー操作によってワンタッチで自転車フレ
ームに対して着脱することができるように、あるいは、
シートパイプに挿入されるシートピラーを、その高さ調
節後の位置において、レバー操作によってワンタッチで
固定することができるようにするために、次のようなク
イックレリーズ具が用いられている。
【0003】図9は、シートパイプに通挿されるシート
ピラーの固定および解除をワンタッチで行うことができ
るようにしたシート固定装置を示している。シートパイ
プaの上端部には、縦方向に所定長さ形成されたスリッ
トbを挟むようにして対向状に突出する一対の耳片c,
cが形成されており、この耳片c,c間の間隔を、レバ
ー操作によって簡単に拡縮することができるように、い
わゆるクイックレリーズ具dが装着されている。上記一
対の耳片c,c間の間隔が縮小されると、シートパイプ
aに通挿されたシートピラーeをシートパイプaが締め
つけ、シートピラーeの軸方向のずれ動が阻止される。
一方、上記一対の耳片c,c間間隔が広げられると、シ
ートパイプaによるシートピラーeの締めつけ力がゆる
められ、この状態においてシートピラーeを上下スライ
ドさせてシートの高さ位置を調節することができる。
ピラーの固定および解除をワンタッチで行うことができ
るようにしたシート固定装置を示している。シートパイ
プaの上端部には、縦方向に所定長さ形成されたスリッ
トbを挟むようにして対向状に突出する一対の耳片c,
cが形成されており、この耳片c,c間の間隔を、レバ
ー操作によって簡単に拡縮することができるように、い
わゆるクイックレリーズ具dが装着されている。上記一
対の耳片c,c間の間隔が縮小されると、シートパイプ
aに通挿されたシートピラーeをシートパイプaが締め
つけ、シートピラーeの軸方向のずれ動が阻止される。
一方、上記一対の耳片c,c間間隔が広げられると、シ
ートパイプaによるシートピラーeの締めつけ力がゆる
められ、この状態においてシートピラーeを上下スライ
ドさせてシートの高さ位置を調節することができる。
【0004】上記クイックレリーズ具dは、上記一対の
耳片c,cの透孔fに通挿され、軸直角方向のカム穴g
を設けた円筒状大径部hを一端に備えるとともに他端部
にナットiが螺合されたロッドjと、上記大径部hに套
嵌されるキャップ部材kと、上記キャップ部材kに対し
て回動可能に取付けられ、回動操作によって上記キャッ
プ部材kの上記大径部に対する軸方向強制移動を行うこ
とができるカムレバーmとを備えている。
耳片c,cの透孔fに通挿され、軸直角方向のカム穴g
を設けた円筒状大径部hを一端に備えるとともに他端部
にナットiが螺合されたロッドjと、上記大径部hに套
嵌されるキャップ部材kと、上記キャップ部材kに対し
て回動可能に取付けられ、回動操作によって上記キャッ
プ部材kの上記大径部に対する軸方向強制移動を行うこ
とができるカムレバーmとを備えている。
【0005】上記カムレバーmは、上記キャップ部材k
の対向する側壁に可回転に支持されるとともにこの回転
軸心に対して偏心し、かつ上記大径部の横方向カム穴g
内に位置する偏心カム部pをもつカム軸部qと、このカ
ム軸部qの一端からL字状に折れ曲がって上記回転軸心
に対して半径方向に延出する操作部rとをもつ略L字状
を呈している。
の対向する側壁に可回転に支持されるとともにこの回転
軸心に対して偏心し、かつ上記大径部の横方向カム穴g
内に位置する偏心カム部pをもつカム軸部qと、このカ
ム軸部qの一端からL字状に折れ曲がって上記回転軸心
に対して半径方向に延出する操作部rとをもつ略L字状
を呈している。
【0006】上記ロッドjの一端大径部hの横方向カム
穴g内に位置する上記偏心カム部pは、カム軸部の回転
軸心に対して偏心しているため、上記カムレバーmを回
動操作すると、上記偏心カム部pがカム穴gの内壁を押
圧して上記ロッドjをキャップ部材内に引き込むように
牽引する。そうすると、ロッドjの両端に位置するナッ
トi、および上記キャップ部材kの各内面間の間隔が、
上記カムレバーmの回動操作によって拡縮することにな
り、結局、上記カムレバーの回動操作という簡便な操作
によって、シートパイプaの一対の耳片c,c間の間隔
を拡縮することができるようになる。
穴g内に位置する上記偏心カム部pは、カム軸部の回転
軸心に対して偏心しているため、上記カムレバーmを回
動操作すると、上記偏心カム部pがカム穴gの内壁を押
圧して上記ロッドjをキャップ部材内に引き込むように
牽引する。そうすると、ロッドjの両端に位置するナッ
トi、および上記キャップ部材kの各内面間の間隔が、
上記カムレバーmの回動操作によって拡縮することにな
り、結局、上記カムレバーの回動操作という簡便な操作
によって、シートパイプaの一対の耳片c,c間の間隔
を拡縮することができるようになる。
【0007】ところで、上記のようなカム穴gと、これ
に通挿されるカム軸部qとからなるカム機構をもってキ
ャップ部材kの押圧を行うクイックレリーズ具において
は、次のような問題がある。すなわち、上記カムレバー
mの回動範囲は、レバー部に対するカム軸部の偏心方向
および偏心量を所定のように設定することにより、上記
カム軸部が、キャップ部材の内壁との間に、ロッドの大
径部のカム穴内面から外周部までの間の所定厚み部分を
挟圧するようにして規定するのであるが、キャップ部
材に設けるべきカム軸用支持穴の位置がばらつくこと、
カム軸部における偏心カム部の偏心量がばらつくこ
と、カムレバーをL字状に曲げ加工するとき、操作レ
バー部に対する偏心カム部の偏心方向にばらつきが生じ
ること、により、カムレバーの回動端が一定しないので
ある。
に通挿されるカム軸部qとからなるカム機構をもってキ
ャップ部材kの押圧を行うクイックレリーズ具において
は、次のような問題がある。すなわち、上記カムレバー
mの回動範囲は、レバー部に対するカム軸部の偏心方向
および偏心量を所定のように設定することにより、上記
カム軸部が、キャップ部材の内壁との間に、ロッドの大
径部のカム穴内面から外周部までの間の所定厚み部分を
挟圧するようにして規定するのであるが、キャップ部
材に設けるべきカム軸用支持穴の位置がばらつくこと、
カム軸部における偏心カム部の偏心量がばらつくこ
と、カムレバーをL字状に曲げ加工するとき、操作レ
バー部に対する偏心カム部の偏心方向にばらつきが生じ
ること、により、カムレバーの回動端が一定しないので
ある。
【0008】上記のような問題が一応改善されるものと
して、実開昭63−184192号には、ロッドの一端
にその軸直角方向の支軸を中心として回動可能に取付け
られたロックレバーの基端に、直接的にカム面を設け、
このロックレバーを所定方向に回動させると、上記カム
面が座金等を介して実質的に直接シートパイプの耳片を
押圧するようにしたものも開発されている。かかる構成
によれば、ロックレバーの回動端は、たとえば、ロッド
の端部とロックレバーとの間に直接当接によるストッパ
部を形成することにより、一定に規制することができ
る。
して、実開昭63−184192号には、ロッドの一端
にその軸直角方向の支軸を中心として回動可能に取付け
られたロックレバーの基端に、直接的にカム面を設け、
このロックレバーを所定方向に回動させると、上記カム
面が座金等を介して実質的に直接シートパイプの耳片を
押圧するようにしたものも開発されている。かかる構成
によれば、ロックレバーの回動端は、たとえば、ロッド
の端部とロックレバーとの間に直接当接によるストッパ
部を形成することにより、一定に規制することができ
る。
【0009】しかしながら、この構成においても、ロッ
クレバーの基端に形成されるカム面を、その強度を保持
するためにロックレバーの回動軸心から比較的半径方向
に大きく離れた位置に形成せざるをえず、そうすると、
このカム面が座金あるいは耳片の外面に摺接しつつこれ
らを押圧するとき、強大な摩擦抵抗が生じ、操作に大き
な力が必要となって、女性や子供の操作力では、耳片間
の挟圧力が不足する危険がある。かかる危険を回避する
ためには、上記実開昭63−184192号公報の構成
に表れているように、上記ロックレバーのレバー部を相
当長いものにする必要があるが、かかるレバー部の長い
ロックレバーは、見栄えの悪化の問題、および外物に接
触することにより不用意にロック解除方向に回動してし
まうという問題があるため、比較的高級な自転車や、外
物に接触する可能性の大きいマウンテンバイク等のオフ
ロード用自転車用としてにわかには採用することができ
ない。
クレバーの基端に形成されるカム面を、その強度を保持
するためにロックレバーの回動軸心から比較的半径方向
に大きく離れた位置に形成せざるをえず、そうすると、
このカム面が座金あるいは耳片の外面に摺接しつつこれ
らを押圧するとき、強大な摩擦抵抗が生じ、操作に大き
な力が必要となって、女性や子供の操作力では、耳片間
の挟圧力が不足する危険がある。かかる危険を回避する
ためには、上記実開昭63−184192号公報の構成
に表れているように、上記ロックレバーのレバー部を相
当長いものにする必要があるが、かかるレバー部の長い
ロックレバーは、見栄えの悪化の問題、および外物に接
触することにより不用意にロック解除方向に回動してし
まうという問題があるため、比較的高級な自転車や、外
物に接触する可能性の大きいマウンテンバイク等のオフ
ロード用自転車用としてにわかには採用することができ
ない。
【0010】本願発明は、上記のような事情のもとで考
えだされたものであって、操作レバーの回動端の設定を
容易に一定化することができるとともに、レバーの長さ
をそれほど長くしなくとも、充分な固定力を得ることが
できるように構成したクイックレリーズ具、ならびに、
これを用いた自転車用シート固定装置および自転車用ハ
ブ固定装置を提供することをその課題としている。
えだされたものであって、操作レバーの回動端の設定を
容易に一定化することができるとともに、レバーの長さ
をそれほど長くしなくとも、充分な固定力を得ることが
できるように構成したクイックレリーズ具、ならびに、
これを用いた自転車用シート固定装置および自転車用ハ
ブ固定装置を提供することをその課題としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本願発明では、次の技術的手段を講じている。すな
わち、本願の請求項1の発明は、自転車用シートの固定
装置や、自転車用ハブ固定装置に好適に利用することが
できるクイックレリーズ具であって、横方向に貫通する
カム穴を開けた頭部を一端に備え、他端ねじ部にナット
が螺合されるロッドと、上記カム穴に通挿され、このカ
ム穴の軸方向両外側に位置する一の支軸部および上記カ
ム穴内に位置して上記両支軸部に対して偏心する偏心カ
ム軸部をもつカム軸と、上記カム軸の上記両支軸部の周
面の一部をそれぞれ受支する一対の軸受支部を備えるカ
ム軸受け部材と、上記カム軸の両端部を固定支持すると
ともに、上記カム軸の半径方向に延出する操作部をもつ
レバーと、を備えていることを特徴としている。
め、本願発明では、次の技術的手段を講じている。すな
わち、本願の請求項1の発明は、自転車用シートの固定
装置や、自転車用ハブ固定装置に好適に利用することが
できるクイックレリーズ具であって、横方向に貫通する
カム穴を開けた頭部を一端に備え、他端ねじ部にナット
が螺合されるロッドと、上記カム穴に通挿され、このカ
ム穴の軸方向両外側に位置する一の支軸部および上記カ
ム穴内に位置して上記両支軸部に対して偏心する偏心カ
ム軸部をもつカム軸と、上記カム軸の上記両支軸部の周
面の一部をそれぞれ受支する一対の軸受支部を備えるカ
ム軸受け部材と、上記カム軸の両端部を固定支持すると
ともに、上記カム軸の半径方向に延出する操作部をもつ
レバーと、を備えていることを特徴としている。
【0012】本願の請求項2の発明は、上記請求項1の
クイックレリーズ具を用いたシート固定装置であって、
自転車のシートパイプの上端部に縦方向のスリットを挟
んで対向状に突出する一対の耳片を設けるとともにこれ
ら耳片に透孔を設け、これら透孔に上記ロッドを、上記
ナットと上記カム軸受け部材の各内面によって上記両耳
片が挟まれるようにして通挿配置したことを特徴として
いる。
クイックレリーズ具を用いたシート固定装置であって、
自転車のシートパイプの上端部に縦方向のスリットを挟
んで対向状に突出する一対の耳片を設けるとともにこれ
ら耳片に透孔を設け、これら透孔に上記ロッドを、上記
ナットと上記カム軸受け部材の各内面によって上記両耳
片が挟まれるようにして通挿配置したことを特徴として
いる。
【0013】そして、本願の請求項3の発明は、請求項
1のクイックレリーズ具を用いた自転車用ハブ固定装置
であって、軸方向貫通孔をもつハブ軸にハブ体を可回転
に支持してなるハブ組立体と、上記クイックレリーズ具
とを、そのロッドを上記ハブ軸の軸方向貫通孔に通挿す
るようにして組み合わせ、上記ロッド上のナットおよび
カム軸受け部材が自転車用フレームの左右一対のホーク
エンド部材の外側を挟圧するようにしたことを特徴とし
ている。
1のクイックレリーズ具を用いた自転車用ハブ固定装置
であって、軸方向貫通孔をもつハブ軸にハブ体を可回転
に支持してなるハブ組立体と、上記クイックレリーズ具
とを、そのロッドを上記ハブ軸の軸方向貫通孔に通挿す
るようにして組み合わせ、上記ロッド上のナットおよび
カム軸受け部材が自転車用フレームの左右一対のホーク
エンド部材の外側を挟圧するようにしたことを特徴とし
ている。
【0014】
【発明の作用および効果】カム軸受け部材の一対の軸受
支部に両端支軸部が受支されたカム軸は、このカム軸の
両端部が固定支持されたレバーを回動操作することによ
り、回転させられる。そうすると、このカム軸の偏心カ
ム軸部の軸心位置は、ロッドの軸方向に変位し、したが
って、偏心カム軸部がカム穴内壁をロッドの軸方向に押
圧することにより、ロッドがその軸方向に往復駆動させ
られる。このことは、上記レバーを回動操作することに
よって、ロッドに対するカム軸受け部材の内面位置が相
対的に往復移動させられることを意味する。したがっ
て、レバーの往復回動操作により、ロッドの他端ねじ部
に螺合されるナットの内面と、上記カム軸受け部材の内
面との間の間隔が拡縮させられることになる。
支部に両端支軸部が受支されたカム軸は、このカム軸の
両端部が固定支持されたレバーを回動操作することによ
り、回転させられる。そうすると、このカム軸の偏心カ
ム軸部の軸心位置は、ロッドの軸方向に変位し、したが
って、偏心カム軸部がカム穴内壁をロッドの軸方向に押
圧することにより、ロッドがその軸方向に往復駆動させ
られる。このことは、上記レバーを回動操作することに
よって、ロッドに対するカム軸受け部材の内面位置が相
対的に往復移動させられることを意味する。したがっ
て、レバーの往復回動操作により、ロッドの他端ねじ部
に螺合されるナットの内面と、上記カム軸受け部材の内
面との間の間隔が拡縮させられることになる。
【0015】上記のクイックレリーズ具を自転車用シー
ト固定装置に採用する場合には、上記ロッドの両端に位
置するナットとカム軸受け部材との間の上記レバー操作
による拡縮によって、シートパイプの上端に縦方向のス
リットを挟んで対向状に突出する一対の耳片間の間隔を
拡縮するように組み合わせる。そうすると、レバーを固
定方向に回動し、あるいは固定解除方向に回動するとい
うきわめて簡単な操作により、シートパイプに挿入され
るシートピラーの固定および固定解除を行うことができ
る。
ト固定装置に採用する場合には、上記ロッドの両端に位
置するナットとカム軸受け部材との間の上記レバー操作
による拡縮によって、シートパイプの上端に縦方向のス
リットを挟んで対向状に突出する一対の耳片間の間隔を
拡縮するように組み合わせる。そうすると、レバーを固
定方向に回動し、あるいは固定解除方向に回動するとい
うきわめて簡単な操作により、シートパイプに挿入され
るシートピラーの固定および固定解除を行うことができ
る。
【0016】また、上記のクイックレリーズ具を自転車
用ハブ固定装置に採用するには、ハブ体を可回転に支持
するハブ軸の軸方向貫通孔に上記ロッドを通挿した上、
このロッドの両端に位置するナットとカム軸受け部材と
が、自転車フレームの左右一対のホークエンド部材の各
外側に位置するように組み合わせる。そうすると、レバ
ーを固定方向に回動させて上記ナットと上記カム軸受け
部材間の間隔を狭めることによってこれらの間に自転車
フレームのホークエンド部材を挟圧して上記ハブ軸を実
質的に自転車のホークエンド部材に固定することができ
る一方、レバーを固定解除方向に回動させるだけで、上
記ナットとカム軸受け部材とによる上記の固定作用を解
除してハブ軸を実質的に自転車のホークエンド部材から
取り外すことができる。
用ハブ固定装置に採用するには、ハブ体を可回転に支持
するハブ軸の軸方向貫通孔に上記ロッドを通挿した上、
このロッドの両端に位置するナットとカム軸受け部材と
が、自転車フレームの左右一対のホークエンド部材の各
外側に位置するように組み合わせる。そうすると、レバ
ーを固定方向に回動させて上記ナットと上記カム軸受け
部材間の間隔を狭めることによってこれらの間に自転車
フレームのホークエンド部材を挟圧して上記ハブ軸を実
質的に自転車のホークエンド部材に固定することができ
る一方、レバーを固定解除方向に回動させるだけで、上
記ナットとカム軸受け部材とによる上記の固定作用を解
除してハブ軸を実質的に自転車のホークエンド部材から
取り外すことができる。
【0017】本願発明のクイックレリーズ具において
は、カム軸を、比較的細軸に形成することができるの
で、その回動抵抗を小さくすることができ、軽快な固定
および固定解除操作を行うことができる。
は、カム軸を、比較的細軸に形成することができるの
で、その回動抵抗を小さくすることができ、軽快な固定
および固定解除操作を行うことができる。
【0018】さらに、カム軸は、その両端においてレバ
ーの基端に対して固定支持されているので、レバーとし
て、アルミニウム等の軟質の材料を用いて形成しても、
強度的に問題なくカム軸との連結固定を図ることがで
き、また、レバーとカム軸との間の位置決めを行うこと
が容易であるので、レバーに対するカム軸の偏心カム軸
部の偏心方向が一定化させられる。
ーの基端に対して固定支持されているので、レバーとし
て、アルミニウム等の軟質の材料を用いて形成しても、
強度的に問題なくカム軸との連結固定を図ることがで
き、また、レバーとカム軸との間の位置決めを行うこと
が容易であるので、レバーに対するカム軸の偏心カム軸
部の偏心方向が一定化させられる。
【0019】さらに、上記のように、カム軸の両端部が
レバーの基端に対して固定されていることから、このレ
バーの基端部を、上記ロッドの頭部ないしこれに通挿さ
れるカム軸、さらには、このカム軸を受支するカム軸受
け部材を覆い隠すようにデザインすることができ、しか
も、このとき、レバーと上記ロッドの頭部との間に遮る
ものがないので、これらロッドの頭部とレバーとの間に
直接当接によるスットパ機構を構成することが容易とな
る。このことと、上記のようにレバーに対するカム軸の
偏心方向が一定化させられることとが相まって、レバー
の回動範囲を一定化することができるようになる。
レバーの基端に対して固定されていることから、このレ
バーの基端部を、上記ロッドの頭部ないしこれに通挿さ
れるカム軸、さらには、このカム軸を受支するカム軸受
け部材を覆い隠すようにデザインすることができ、しか
も、このとき、レバーと上記ロッドの頭部との間に遮る
ものがないので、これらロッドの頭部とレバーとの間に
直接当接によるスットパ機構を構成することが容易とな
る。このことと、上記のようにレバーに対するカム軸の
偏心方向が一定化させられることとが相まって、レバー
の回動範囲を一定化することができるようになる。
【0020】以上説明したように、本願発明のクイック
レリーズ具は、簡単な構成により、充分な固定力をうる
ことができ、さらには、レバーの回動範囲を一定化する
ことができてその品質性能を画一保持することができ、
加えて、レバーのデザイン上の自由度を高めることがで
きる。
レリーズ具は、簡単な構成により、充分な固定力をうる
ことができ、さらには、レバーの回動範囲を一定化する
ことができてその品質性能を画一保持することができ、
加えて、レバーのデザイン上の自由度を高めることがで
きる。
【0021】
【実施例の説明】以下、本願発明の実施例を図面を参照
しつつ、具体的に説明する。図1ないし図6は、自転車
用シートの固定装置に本願発明を適用した例を示してい
る。
しつつ、具体的に説明する。図1ないし図6は、自転車
用シートの固定装置に本願発明を適用した例を示してい
る。
【0022】これらの図に表れているように、円柱状の
シートピラー1が挿入されるシートパイプ2(縦パイ
プ)の上端部には、上端から所定長さ延びる縦スリット
3が形成されており、かつ、この縦スリット3を挟むよ
うにして、一対の耳片4,4が対向状に延出形成されて
いる。この耳片4,4には、それぞれ、透孔5,5が開
けられている。このシート固定装置は、上記耳片4,4
間の間隔を、後述するクイックレリーズ具6のレバー7
を回動させるという簡単な操作によって拡縮し、これに
よってシートパイプ2の上端部がシートピラー1の周面
を締めつけたり、この締め付け力が解除されたりするこ
とによって、上記シートピラー1の上記シートパイプ2
に対する固定およびその解除を行えるように構成され
る。
シートピラー1が挿入されるシートパイプ2(縦パイ
プ)の上端部には、上端から所定長さ延びる縦スリット
3が形成されており、かつ、この縦スリット3を挟むよ
うにして、一対の耳片4,4が対向状に延出形成されて
いる。この耳片4,4には、それぞれ、透孔5,5が開
けられている。このシート固定装置は、上記耳片4,4
間の間隔を、後述するクイックレリーズ具6のレバー7
を回動させるという簡単な操作によって拡縮し、これに
よってシートパイプ2の上端部がシートピラー1の周面
を締めつけたり、この締め付け力が解除されたりするこ
とによって、上記シートピラー1の上記シートパイプ2
に対する固定およびその解除を行えるように構成され
る。
【0023】上記クイックレリーズ具6は、上記耳片
4,4の各透孔5,5に連通挿されるロッド8を備えて
おり、このロッド8の一端ねじ部にはナット9が螺合さ
れるとともに、他端部には、横方向に貫通するカム穴1
0を開けた頭部11が一体形成されている。本実施例に
おいてこの頭部11は、一定厚みを有するドーナツ状を
呈している。
4,4の各透孔5,5に連通挿されるロッド8を備えて
おり、このロッド8の一端ねじ部にはナット9が螺合さ
れるとともに、他端部には、横方向に貫通するカム穴1
0を開けた頭部11が一体形成されている。本実施例に
おいてこの頭部11は、一定厚みを有するドーナツ状を
呈している。
【0024】上記頭部11を抱くようにして、後述する
カム軸12を受支し、かつ上記耳片4,4の一方の外面
に当接してこれを押圧するカム軸受け部材13が配置さ
れる。本例において、このカム軸受け部材13は、図3
および図4によく表れているように、上記ロッド8を通
す孔14をもつ底壁部13aと、この底壁部13aの両
側から上記頭部11の両側面に沿って直角に立ち上がる
一対の軸受け壁13b,13bとを有するように、所定
厚みの金属板材を略U字状に折曲形成して構成されてい
る。上記両軸受け壁13b,13bの幅は、図4に示す
ように、ほぼ上記頭部11の外形と対応した寸法となっ
ており、上端部には、カム軸12の両端が嵌まり込むよ
うに凹状に切り欠かれた軸受支部15,15が形成され
る。
カム軸12を受支し、かつ上記耳片4,4の一方の外面
に当接してこれを押圧するカム軸受け部材13が配置さ
れる。本例において、このカム軸受け部材13は、図3
および図4によく表れているように、上記ロッド8を通
す孔14をもつ底壁部13aと、この底壁部13aの両
側から上記頭部11の両側面に沿って直角に立ち上がる
一対の軸受け壁13b,13bとを有するように、所定
厚みの金属板材を略U字状に折曲形成して構成されてい
る。上記両軸受け壁13b,13bの幅は、図4に示す
ように、ほぼ上記頭部11の外形と対応した寸法となっ
ており、上端部には、カム軸12の両端が嵌まり込むよ
うに凹状に切り欠かれた軸受支部15,15が形成され
る。
【0025】上記頭部11に設けたカム穴10には、両
端部がレバー7に対して固定連結されたカム軸12が通
挿配置される。このカム軸12は、図3によく表れてい
るように、上記カム軸受け部材13の軸受け凹部15に
支持される支軸部12a,12aと、上記カム穴10内
に位置し、かつ上記支軸部12a,12aに対して偏心
する偏心カム軸部12bと、レバー7に対して連結固定
される両端固定部12c,12cとを備えている。ま
た、このカム軸12は、たとえば、焼き入れ鋼によって
形成される。
端部がレバー7に対して固定連結されたカム軸12が通
挿配置される。このカム軸12は、図3によく表れてい
るように、上記カム軸受け部材13の軸受け凹部15に
支持される支軸部12a,12aと、上記カム穴10内
に位置し、かつ上記支軸部12a,12aに対して偏心
する偏心カム軸部12bと、レバー7に対して連結固定
される両端固定部12c,12cとを備えている。ま
た、このカム軸12は、たとえば、焼き入れ鋼によって
形成される。
【0026】一方、上記レバー7は、上記カム軸受け部
材13を収容しうる距離を挟んで対向する一対の支持壁
7a,7aを基端に有するとともに、これら支持壁7
a,7aを互いに連結しつつ外方に延びる操作部7bを
備えており、好ましくは、アルミニウム等で作成するこ
とができる。上記各支持壁7a,7aには、断面小判型
の透孔16がそれぞれ開けられており、これら透孔1
6,16に、上記カム軸12の断面小判型の両端固定部
12c,12cを圧入することにより、このカム軸を、
その偏心カム軸部12bの偏心方向を一定に規制するべ
く位置決めしつつレバー7に対して固定支持することが
できるようにしてある。
材13を収容しうる距離を挟んで対向する一対の支持壁
7a,7aを基端に有するとともに、これら支持壁7
a,7aを互いに連結しつつ外方に延びる操作部7bを
備えており、好ましくは、アルミニウム等で作成するこ
とができる。上記各支持壁7a,7aには、断面小判型
の透孔16がそれぞれ開けられており、これら透孔1
6,16に、上記カム軸12の断面小判型の両端固定部
12c,12cを圧入することにより、このカム軸を、
その偏心カム軸部12bの偏心方向を一定に規制するべ
く位置決めしつつレバー7に対して固定支持することが
できるようにしてある。
【0027】上記レバー7は、その操作部7bが、図4
に示す回動角度をとるとき、クイックレリーズ具が固定
状態となるようにすると好適であり、したがって、上記
カム軸12の偏心カム軸部12bの偏心方向は、レバー
7が図4に示す回動位置をとるとき、最もロッド8の軸
方向外方に偏心するように設定するべきある。
に示す回動角度をとるとき、クイックレリーズ具が固定
状態となるようにすると好適であり、したがって、上記
カム軸12の偏心カム軸部12bの偏心方向は、レバー
7が図4に示す回動位置をとるとき、最もロッド8の軸
方向外方に偏心するように設定するべきある。
【0028】また、本実施例においては、図4,図5,
および図6に表れているように、レバー7の基端部に、
上記カム軸受け部材13の適部に当接してこのレバーの
回動範囲を、図4の固定位置から、図5の固定解除位置
の、略90°の範囲に規定することができるスットパ部
17a,17bを一体形成してある。
および図6に表れているように、レバー7の基端部に、
上記カム軸受け部材13の適部に当接してこのレバーの
回動範囲を、図4の固定位置から、図5の固定解除位置
の、略90°の範囲に規定することができるスットパ部
17a,17bを一体形成してある。
【0029】以上の構成において、レバー7は、カム軸
12の両支軸部12a,12aを中心として回動するこ
とができ、このようなレバーの回動に伴い、カム軸12
の偏心カム軸部12bは、支軸部12a,12aに対す
る偏心量に相当する距離、ロッド8の軸心方向に往復変
位する。こうして、図5に示す固定解除位置からレバー
7を図4に示す固定位置まで回動させると、偏心カム軸
部12bは、その軸心がロッド8の軸方向外方に変位す
るから、ロッド8は、その大径部のカム穴10の内壁が
上記偏心カム軸部12bの変位によって押圧されること
により、軸方向外方に牽引される。
12の両支軸部12a,12aを中心として回動するこ
とができ、このようなレバーの回動に伴い、カム軸12
の偏心カム軸部12bは、支軸部12a,12aに対す
る偏心量に相当する距離、ロッド8の軸心方向に往復変
位する。こうして、図5に示す固定解除位置からレバー
7を図4に示す固定位置まで回動させると、偏心カム軸
部12bは、その軸心がロッド8の軸方向外方に変位す
るから、ロッド8は、その大径部のカム穴10の内壁が
上記偏心カム軸部12bの変位によって押圧されること
により、軸方向外方に牽引される。
【0030】このことは、ナット9の内面と、上記カム
軸受け部材13の内面との間隔が、レバー7の図4に示
す位置から図3に示す位置までの回動操作によって、偏
心カム軸部12bの偏心量に相当する距離縮小させられ
ること意味し、したがって、上記ナット9と上記カム軸
受け部材13とによって挟まれる両耳片4,4は、レバ
ー7の往復回動操作によって、簡単に縮小させられまた
は拡大させられることになる。
軸受け部材13の内面との間隔が、レバー7の図4に示
す位置から図3に示す位置までの回動操作によって、偏
心カム軸部12bの偏心量に相当する距離縮小させられ
ること意味し、したがって、上記ナット9と上記カム軸
受け部材13とによって挟まれる両耳片4,4は、レバ
ー7の往復回動操作によって、簡単に縮小させられまた
は拡大させられることになる。
【0031】上記のように各耳片4,4間の間隔が縮小
させられると、シートパイプ2の上端部がシートピラー
1を締めつけ固定し、上記耳片4,4間の間隔が拡大さ
せられると、シートパイプ2のシートピラー1に対する
締め付け固定力が解除され、シートピラー1を上下にス
ライドさせてその高さ位置を調節することができる。
させられると、シートパイプ2の上端部がシートピラー
1を締めつけ固定し、上記耳片4,4間の間隔が拡大さ
せられると、シートパイプ2のシートピラー1に対する
締め付け固定力が解除され、シートピラー1を上下にス
ライドさせてその高さ位置を調節することができる。
【0032】図7および図8は本願のクイックレリーズ
具6を自転車用ハブ固定装置に利用した例を示してい
る。本例におけるクイックレリーズ具6は、ロッド8
が、ハブ軸18の軸方向貫通孔19に通挿されうる太さ
および長さとなっている点を除き、基本的な構成は、上
記自転車用シート固定装置に適用したものと同様であ
る。
具6を自転車用ハブ固定装置に利用した例を示してい
る。本例におけるクイックレリーズ具6は、ロッド8
が、ハブ軸18の軸方向貫通孔19に通挿されうる太さ
および長さとなっている点を除き、基本的な構成は、上
記自転車用シート固定装置に適用したものと同様であ
る。
【0033】上記ハブ軸18には、左右のベアリング部
20,20を介してハブ体21が可回転に支持されてお
り、上記各ベアリング部20,20のねじ押し20a,
20aの外側には、それぞれ、ロックナット22,22
が螺合されている。上記ハブ軸18の両端において、ナ
ット9とロックナット22との間、およびカム軸受け部
材13とロックナット22との間には、それぞれ、コイ
ルスプリング23,23が介装されており、上記ハブ軸
ないしこれに支持されるハブ体21からなるハブ組立体
が、上記ロッド8上において自動センタリングされるよ
うにしてある。
20,20を介してハブ体21が可回転に支持されてお
り、上記各ベアリング部20,20のねじ押し20a,
20aの外側には、それぞれ、ロックナット22,22
が螺合されている。上記ハブ軸18の両端において、ナ
ット9とロックナット22との間、およびカム軸受け部
材13とロックナット22との間には、それぞれ、コイ
ルスプリング23,23が介装されており、上記ハブ軸
ないしこれに支持されるハブ体21からなるハブ組立体
が、上記ロッド8上において自動センタリングされるよ
うにしてある。
【0034】上記ナット9とロックナット22との隙
間、および上記カム軸受け部材13とロックナット22
との間の隙間に、それぞれ、フレームのホークエンド2
4,24が介装されるようにして、このホークエンドの
爪溝25,25にハブ軸18の両端部を挿入し、レバー
7を固定方向に回動操作してナット9とカム軸受け部材
13との間の間隔を縮小させると、各ホークエンド2
4,24がナット9とロックナット22との間、および
カム軸受け部材13とロックナット22との間にそれぞ
れ挟圧され、その結果、ハブ軸18ないしこれに支持さ
れるハブ体21からなるハブ組立体が、自転車のホーク
エンド24,24に固定支持されることになる。
間、および上記カム軸受け部材13とロックナット22
との間の隙間に、それぞれ、フレームのホークエンド2
4,24が介装されるようにして、このホークエンドの
爪溝25,25にハブ軸18の両端部を挿入し、レバー
7を固定方向に回動操作してナット9とカム軸受け部材
13との間の間隔を縮小させると、各ホークエンド2
4,24がナット9とロックナット22との間、および
カム軸受け部材13とロックナット22との間にそれぞ
れ挟圧され、その結果、ハブ軸18ないしこれに支持さ
れるハブ体21からなるハブ組立体が、自転車のホーク
エンド24,24に固定支持されることになる。
【0035】逆に、レバー7を固定解除方向に回動させ
ると、上記ホークエンド24に対する挟圧力が解除さ
れ、上記ハブ組立体は、容易にホークエンド24,24
から取り外し可能となる。
ると、上記ホークエンド24に対する挟圧力が解除さ
れ、上記ハブ組立体は、容易にホークエンド24,24
から取り外し可能となる。
【0036】上記したことから明らかなように、本願発
明のクイックレリーズ具6は、比較的細軸状のカム軸1
2をカム軸受け部材13の軸受支部15,15に支持さ
せているので、軸受支部との間の摺動抵抗を比較的小さ
くすることができ、レバー7に対する操作力を効率的に
カム軸受け部材13とナット9とによる挟圧力に変換す
ることができる。また、このカム軸12は、その両端が
レバー7に対して固定支持されているので、レバー7を
アルミニウム等のような加工性の優れた比較的軟質の金
属で作製しても問題なくこの回動力をカム軸12に伝達
するように構成することができ、レバー7のデザイン自
由度が飛躍的に向上させられる。
明のクイックレリーズ具6は、比較的細軸状のカム軸1
2をカム軸受け部材13の軸受支部15,15に支持さ
せているので、軸受支部との間の摺動抵抗を比較的小さ
くすることができ、レバー7に対する操作力を効率的に
カム軸受け部材13とナット9とによる挟圧力に変換す
ることができる。また、このカム軸12は、その両端が
レバー7に対して固定支持されているので、レバー7を
アルミニウム等のような加工性の優れた比較的軟質の金
属で作製しても問題なくこの回動力をカム軸12に伝達
するように構成することができ、レバー7のデザイン自
由度が飛躍的に向上させられる。
【0037】また、レバー7に対するカム軸12の軸周
り方向の位置を正確に規定しつつこれらを連結固定する
ことができることと、レバー7とカム軸受け部材13と
の間にレバー7の回動範囲を規定するストッパ機構を構
成することが容易なことから、レバー7の回動範囲を一
定に規定しつつその回動位置での固定力を一定化するこ
とが容易である。
り方向の位置を正確に規定しつつこれらを連結固定する
ことができることと、レバー7とカム軸受け部材13と
の間にレバー7の回動範囲を規定するストッパ機構を構
成することが容易なことから、レバー7の回動範囲を一
定に規定しつつその回動位置での固定力を一定化するこ
とが容易である。
【0038】もちろん、本願発明の範囲は、上述した実
施例に限定されることはない。実施例では、カム軸12
をレバー7の両支持壁7a,7aに固定支持させるにあ
たり、この支持壁7a,7aにそれぞれ断面小判型の透
孔16,16を開け、この透孔16,16にカム軸両端
の断面小判型軸部12c,12cを圧入固定するように
したが、レバー7の各支持壁7a,7aに、カム軸12
の両端固定部12c,12cをスライド圧入保持させう
るスリットを設けるようにすると、レバー7とカム軸1
2との組み立てがより容易となる。
施例に限定されることはない。実施例では、カム軸12
をレバー7の両支持壁7a,7aに固定支持させるにあ
たり、この支持壁7a,7aにそれぞれ断面小判型の透
孔16,16を開け、この透孔16,16にカム軸両端
の断面小判型軸部12c,12cを圧入固定するように
したが、レバー7の各支持壁7a,7aに、カム軸12
の両端固定部12c,12cをスライド圧入保持させう
るスリットを設けるようにすると、レバー7とカム軸1
2との組み立てがより容易となる。
【0039】また、実施例においてカム軸12の両端部
を受支するカム軸受け部材13を、その底壁部13aに
孔14をあけてロッド8に対して座金状に套嵌されるよ
うに形成し、かつ、軸受支部15,15を切り欠き凹状
に形成しているが、このカム軸受け部材13の形態も上
述の実施例の形態に限定されない。カム軸受け部材13
の機能は、カム軸部の両端部を定位置において回転可能
に支持し、かつ、内面によって挟圧対象物を押圧するこ
とができるというものである。したがって、図10に示
すように、ロッド8の頭部11の両側面に沿って立ち上
がる一対の軸受け壁13b,13bを側壁部13cでつ
ないで平面視コ字状に形成し、かつ、カム軸12の両端
支軸部12a,12aを受支するべき軸受支部15,1
5を偏心カム軸部12bが通過しうる孔の形態とするこ
ともできる。カム軸受け部材13をこのように形成する
と、組み立て後この部材がカム軸12ないしレバー7に
付属することになるので、紛失のおそれがなくなる。
を受支するカム軸受け部材13を、その底壁部13aに
孔14をあけてロッド8に対して座金状に套嵌されるよ
うに形成し、かつ、軸受支部15,15を切り欠き凹状
に形成しているが、このカム軸受け部材13の形態も上
述の実施例の形態に限定されない。カム軸受け部材13
の機能は、カム軸部の両端部を定位置において回転可能
に支持し、かつ、内面によって挟圧対象物を押圧するこ
とができるというものである。したがって、図10に示
すように、ロッド8の頭部11の両側面に沿って立ち上
がる一対の軸受け壁13b,13bを側壁部13cでつ
ないで平面視コ字状に形成し、かつ、カム軸12の両端
支軸部12a,12aを受支するべき軸受支部15,1
5を偏心カム軸部12bが通過しうる孔の形態とするこ
ともできる。カム軸受け部材13をこのように形成する
と、組み立て後この部材がカム軸12ないしレバー7に
付属することになるので、紛失のおそれがなくなる。
【図1】本願発明の自転車用シート固定装置の一例の外
観側面図である。
観側面図である。
【図2】図1のII方向拡大矢視図である。
【図3】図2のIII −III 線拡大断面図である。
【図4】図3のIV−IV線断面図であり、シート固定状態
を示す。
を示す。
【図5】図3のIV−IV線断面に相当する図であり、シー
ト固定解除状態を示す。
ト固定解除状態を示す。
【図6】図3のVI−VI線断面図である。
【図7】本願発明の自転車用ハブ固定装置の一例を示す
縦断面図である。
縦断面図である。
【図8】図7のVIII−VIII線断面図である。
【図9】従来例の自転車用シート固定装置の説明図であ
る。
る。
【図10】カム軸受け部材の他の例を示す斜視図であ
る。
る。
2 シートパイプ 3 縦スリット 4 耳片 5 透孔 6 クイックレリーズ具 7 レバー 7b 操作部 8 ロッド 9 ナット 10 カム穴 11 頭部 12 カム軸 12a 支軸部 12b 偏心カム軸部 13 カム軸受け部材 15 軸受支部 18 ハブ軸 19 軸方向貫通孔 21 ハブ体 24 ホークエンド
Claims (3)
- 【請求項1】 横方向に貫通するカム穴を開けた頭部を
一端に備え、他端ねじ部にナットが螺合されるロッド
と、 上記カム穴に通挿され、このカム穴の軸方向両外側に位
置する一対の支軸部および上記カム穴内に位置して上記
両支軸部に対して偏心する偏心カム軸部をもつカム軸
と、 上記カム軸の上記両支軸部の周面の一部をそれぞれ受支
する一対の軸受支部を備えるカム軸受け部材と、 上記カム軸の両端部を固定支持するとともに、上記カム
軸の半径方向に延出する操作部をもつレバーと、を備え
ることを特徴とする、クイックレリーズ具。 - 【請求項2】 請求項1のクイックレリーズ具を用いた
シート固定装置であって、 自転車のシートパイプの上端部に縦方向のスリットを挟
んで対向状に突出する一対の耳片を設けるとともにこれ
ら耳片に透孔を設け、これら透孔に上記ロッドを、上記
ナットと上記カム軸受け部材の各内面によって上記両耳
片が挟まれるようにして通挿配置したことを特徴とす
る、自転車用シート固定装置。 - 【請求項3】 請求項1のクイックレリーズ具を用いた
自転車用ハブ固定装置であって、 軸方向貫通孔をもつハブ軸にハブ体を可回転に支持して
なるハブ組立体と、上記クイックレリーズ具とを、その
ロッドを上記ハブ軸の軸方向貫通孔に通挿するようにし
て組み合わせ、上記ロッド上のナットおよびカム軸受け
部材が自転車用フレームの左右一対のホークエンド部材
の外側を挟圧するようにしたことを特徴とする、自転車
用ハブ固定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6255392A JPH05263813A (ja) | 1992-03-18 | 1992-03-18 | クイックレリーズ具、ならびに、これを用いた自転車用シート固定装置および自転車用ハブ固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6255392A JPH05263813A (ja) | 1992-03-18 | 1992-03-18 | クイックレリーズ具、ならびに、これを用いた自転車用シート固定装置および自転車用ハブ固定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05263813A true JPH05263813A (ja) | 1993-10-12 |
Family
ID=13203569
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6255392A Pending JPH05263813A (ja) | 1992-03-18 | 1992-03-18 | クイックレリーズ具、ならびに、これを用いた自転車用シート固定装置および自転車用ハブ固定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05263813A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004508508A (ja) * | 2000-09-06 | 2004-03-18 | ザ ヴィテック グループ ピーエルシー | 長尺部材用のクランプにおけるまたはそれに関する改良 |
| JP2005334511A (ja) * | 2004-05-31 | 2005-12-08 | Iura Co Ltd | サイドレール |
| JP2007237758A (ja) * | 2006-03-03 | 2007-09-20 | Koji Uno | 自転車の前カゴ用片持ち接続装置 |
| WO2013008539A1 (ja) * | 2011-07-13 | 2013-01-17 | 株式会社アイエイアイ | アクチュエータ |
| KR20160083542A (ko) * | 2014-12-31 | 2016-07-12 | 청주대학교 산학협력단 | 자전거용 방향지시등 겸용 잠금장치 |
-
1992
- 1992-03-18 JP JP6255392A patent/JPH05263813A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004508508A (ja) * | 2000-09-06 | 2004-03-18 | ザ ヴィテック グループ ピーエルシー | 長尺部材用のクランプにおけるまたはそれに関する改良 |
| JP2005334511A (ja) * | 2004-05-31 | 2005-12-08 | Iura Co Ltd | サイドレール |
| JP2007237758A (ja) * | 2006-03-03 | 2007-09-20 | Koji Uno | 自転車の前カゴ用片持ち接続装置 |
| WO2013008539A1 (ja) * | 2011-07-13 | 2013-01-17 | 株式会社アイエイアイ | アクチュエータ |
| JP2013036606A (ja) * | 2011-07-13 | 2013-02-21 | Iai:Kk | アクチュエータ |
| US9482327B2 (en) | 2011-07-13 | 2016-11-01 | Iai Corporation | Actuator |
| KR20160083542A (ko) * | 2014-12-31 | 2016-07-12 | 청주대학교 산학협력단 | 자전거용 방향지시등 겸용 잠금장치 |
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