JPH05266411A - 磁気ヘッド - Google Patents

磁気ヘッド

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JPH05266411A
JPH05266411A JP6216692A JP6216692A JPH05266411A JP H05266411 A JPH05266411 A JP H05266411A JP 6216692 A JP6216692 A JP 6216692A JP 6216692 A JP6216692 A JP 6216692A JP H05266411 A JPH05266411 A JP H05266411A
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JP
Japan
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magnetic
ferrite
magnetic head
head
sectional area
Prior art date
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Pending
Application number
JP6216692A
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English (en)
Inventor
Yukinobu Ito
幸信 伊藤
Makoto Watanabe
誠 渡邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH05266411A publication Critical patent/JPH05266411A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】磁気ギャップ及び巻線窓部付近の磁気回路を形
成する部分13a、14aを磁性フェライトとし、それ
以外の部分が磁性部分と同じ組成系の非磁性フェライト
13b、14bで構成されることを特徴とする磁気ヘッ
ドである。 【効果】以上の構成により、磁気ヘッドの機械的強度を
低下させることなく磁路の断面積を小さくし、回路の固
有共振周波数を高めることができる。VTR等の磁気ヘ
ッドとして用い、高周波帯域における再生特性を改善す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
ー等の磁気記録再生を行なう磁気ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えばビデオテープレコーダー等
の磁気記録再生装置等の分野に於ては、デジタル記録技
術などの発達によって、大容量の情報を記録するため
に、より高密度での記録再生が望まれている。そのため
に、数メガヘルツ以上における、高い周波数帯域の磁気
記録信号を高い品質、すなわち高い信号/雑音比で記録
再生することが望まれている。
【0003】高品質の再生信号を得る、すなわち磁気ヘ
ッドの再生効率を高めるには、巻線数を多くすること
で、磁気ヘッドコアに生じた磁束変化をより高い電圧変
化として取り出せる。この場合、磁気ヘッドを含めた電
気回路のインダクタンス値が増大し、回路の固有共振周
波数が低下するために、高周波領域での再生特性が劣化
していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】磁芯入りコイルのイン
ダクタンスは、 L=N2 μS/l で表される。Lはインダクタンス、Nは巻線数、μは磁
芯の透磁率、Sは磁芯の断面積、lは磁芯の磁路の長さ
である。インダクタンスを小さくする為には、磁芯の透
磁率か断面積を小さくするか、磁路を大きくすれば良
い。
【0005】しかし、磁気ヘッドの場合は、透磁率が小
さいとギャップの磁気感度が低下するために、好ましい
方法ではない。また、磁気ヘッドコア寸法の制約のため
に、磁路を大きくすることは困難である。
【0006】そこで、磁気ヘッドコアの厚みを薄くする
等の方法で磁路の断面積を小さくすることが考えられ
る。しかし現行の150ミクロンメートルのヘッドコア
の厚みよりも薄くした場合には、機械的強度の低下によ
って、磁気ヘッドの信頼性が低下するという問題点があ
る。
【0007】そこで、本発明は、かかる従来の実情に鑑
みて提案されたものであって、特に磁気ヘッドの機械的
強度を低下させることなく磁路の断面積を小さくし、高
周波帯域における再生特性を向上させることが可能な磁
気ヘッドを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上述の目
的を達成するために鋭意検討を重ねた結果、磁気ギャッ
プ及び巻線窓部付近の磁気回路を形成する部分のみを磁
性フェライトとし、それ以外の部分が磁性部分と同じ組
成系の非磁性フェライトで構成することにより、磁気ヘ
ッドの機械的強度を低下させることなく磁路の断面積を
小さくし、高周波帯域における再生特性の向上が図られ
ることを見いだし、本発明を完成するに至った。
【0009】即ち、本発明は、ビデオテープレコーダー
等の磁気記録再生を行なう磁気ヘッドにおいて、特に磁
気ギャップ及び巻線窓部付近の磁気回路を形成する部分
のみを磁性フェライトとし、それ以外の部分が磁性部分
と同じ組成系の非磁性フェライトで構成されることを特
徴とする磁気ヘッドである。本発明の磁気ヘッドにおい
ては、ビデオテープレコーダー等の高周波電気信号の磁
気記録再生を行なう。
【0010】このような磁気ヘッドにおいては、数メガ
ヘルツ以上における、高い周波数帯域の磁気記録信号を
高い品質、すなわち高い信号/雑音比で記録再生するこ
とが要求されている。そこで、本発明では、磁気ギャッ
プ及び巻線窓部付近の磁気回路を形成する部分のみを磁
性フェライトとし、それ以外の部分を磁性部分と同じ組
成系の非磁性フェライトで構成することによって、磁気
ヘッドの機械的強度を低下させることなく磁路の断面積
を小さくし、回路の固有共振周波数を高めることができ
る。
【0011】
【作用】本発明においては、磁気ギャップ及び巻線窓部
付近の磁気回路を形成する部分のみを磁性フェライトと
し、それ以外の部分が磁性部分と同じ組成系の非磁性フ
ェライトで構成されるので、磁気ヘッドの機械的強度を
低下させることなく磁路の断面積を小さくし、高周波帯
域における再生特性を改善することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を適用した具体的な実施例につ
いて、図面を参照しながら詳細に説明する。本実施例の
磁気ヘッドは図1に示したように、フロントギャップ部
11及びバックギャップ部12を境とし、左右別々の磁
気ヘッドコア13、14として作成され、これらを融着
ガラス等によって接合一体化されてなる。
【0013】上記磁気ヘッドコア半体13、14はさら
にギャップと巻線窓付近の磁気回路を形成する部分13
a、14aとそれ以外の部分、13b、14bから構成
されている。ここで13a、14aは例えばマンガン亜
鉛系磁性フェライト、13b、14bは13a、14a
と同じ組成系でキュリー温度が常温以下である非磁性フ
ェライトからなり、13aと13b、14aと14bは
例えば固相拡散接合等によって一体化されている。な
お、上記磁気ヘッドコア半体13、14の少なくとも一
方の磁性フェライト部分13a、14aのいずれかには
フロントギャップ部のデプスを規制し、且つコイルを巻
装するための巻線窓15が設けられている。
【0014】このように磁気ヘッドコアの、ギャップと
巻線窓付近の磁気回路を形成する部分を磁性材料とし、
その他の部分を非磁性材料で構成することにより、従来
と同じ外形の状態で磁路の断面積を実質的に小さくす
る。このような構造によって、減少せしめた磁路の断面
積の比率の2乗根分だけ巻線数を増加して、従来のヘッ
ドコア全体が磁性フェライトであるものと同じインダク
タンス値になる。このようにして磁気ヘッドを含む、回
路固有の周波数特性を劣化させることなく、再生効率を
向上させることができる。
【0015】また、磁性フェライト部13a、14aと
非磁性フェライト部13b、14bとは同組成系であ
り、熱間拡散接合等の方法により、容易に一体化させる
ことが可能である。両者は機械的特性、例えば摩耗特性
がほぼ等しいために、テープとの摺動によって生ずる、
いわゆる摩耗段差はほとんどみられない。
【0016】以下に、本発明の具体的な実施例を図及び
表を示して説明する。まず、磁性フェライトとしてFe
2 3 を52モルパーセント、ZnOを25モルパーセ
ント、MnOを23モルパーセントの割合で調合し、ボ
ールミルで12時間混合した。次に20パーセント酸素
80パーセント窒素雰囲気1000℃で反応させ、再び
粉砕したものに成形材としてポリビニルアルコールを加
え、100メガパスカルの圧力でプレス成形を行なっ
た。これを1280℃1パーセント酸素99パーセント
窒素雰囲気中で2時間加熱して焼結せしめた。このよう
にして得られたマンガン亜鉛磁性フェライトの材料特性
を表1に示す。
【0017】透磁率の測定にはインピーダンスアナライ
ザを用い、飽和磁束密度の測定には直流磁化記録装置を
使用した。キュリー温度は透磁率が10以下になった温
度を測定した。それぞれの測定には外径φ10×内径φ
6×厚み1ミリメートルの試料を用い、測定は室温(2
1℃)で行なった。ビッカース硬度は20×20ミリメ
ートルの試料の5点についての測定値を平均したもので
ある。
【0018】
【表1】
【0019】次に非磁性フェライトとしてFe2 3
52モルパーセント、ZnOを34モルパーセント、M
nOを14モルパーセントの割合で調合したものを、上
記の磁性フェライトと同様の方法で作成した。このよう
にして得られたマンガン亜鉛非磁性フェライトは、キュ
リー温度が−30℃であり、通常の使用温度範囲では非
磁性である。この材料の特性を表2に示す。キュリー温
度及びビッカース硬度の測定は、磁性フェライトと同様
の測定方法である。
【0020】
【表2】
【0021】次に、磁性フェライトと非磁性フェライト
をそれぞれ縦10×横30×厚み3ミリメートルの大き
さに成形し、それぞれの接合面に鏡面加工を施した。こ
の鏡面加工は、接合面が互いに密着するように、充分な
平面度と面粗度を持たせるために成されるものである。
【0022】これらを図2の様に鏡面加工面で密着さ
せ、1メガパスカルの圧力を加えて100パーセント窒
素雰囲気1230℃で2時間保持した。これにより磁性
フェライト21と非磁性フェライト22は相互拡散現象
によって複合一体化される。この1メガパスカルの圧力
はフェライトを塑性変形させずに接合させるための圧力
であり、1230℃の温度はフェライトの固相線温度以
下であるために、フェライトの固体性を維持しつつ、相
互拡散を行なうためである。
【0023】このようにして複合化したフェライト材料
を、冷却後に磁気ヘッドコア作成用ブロックとして成形
加工した。磁性フェライト部の厚みは、ヘッドコア完成
後に所望の磁路断面積となるように、機械加工によって
調整した。
【0024】上記複合フェライト材料より、従来と同様
の磁気ヘッドの作成工程により、図1に既に示した磁気
ヘッドを完成した。本実施例で得られた磁気ヘッドの各
部の寸法を図3に示す。チップ幅31Aを1500マイ
クロメートル、チップコア中の磁性フェライト部の幅3
2Aを左右それぞれ400マイクロメートル、デプス3
3Aを15マイクロメートルとした。巻線窓の幅34A
は500マイクロメートルであり、これに16回の巻線
を施した。チップ厚みは150マイクロメートル、トラ
ック幅は21マイクロメートル、ギャップ幅は0.2マ
イクロメートルである。
【0025】作成した磁気ヘッドは、図4に示した構成
による測定器で再生特性の評価を行なった。図4におい
て、41は記録信号発生装置、42は記録信号増幅器、
43は記録用固定ヘッド、44は磁気記録媒体を巻き付
けた回転ドラム、45は被評価ヘッド、46は再生信号
増幅器、47は各周波数での出力電圧を読みとるための
スペクトラムアナライザである。磁気記録媒体として
は、残留磁束密度153ミリテスラのメタルテープを使
用した。
【0026】比較例として、従来のように磁性フェライ
トのみで本実施例と同じ外形寸法、及び巻線数で作成し
た磁気ヘッドを使用した。結果を表3に示す。測定値は
それぞれの試料について、10個づつ測定を行なった結
果の平均値である。
【0027】
【表3】
【0028】この結果から、本実施例による磁気ヘッド
の再生出力は、1メガヘルツでは比較例にやや劣るもの
の、5メガヘルツでは約0.5デシベル、10メガヘル
ツでは約1.2デシベルほど出力が向上したのがわか
る。
【0029】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明では、磁気ギャップ及び巻線窓部付近の磁気回路を形
成する部分のみを磁性フェライトとし、それ以外の部分
が磁性部分と同じ組成系の非磁性フェライトで構成され
るために、磁気ヘッドの機械的強度を低下させることな
く磁路の断面積を小さくし、回路の固有共振周波数を高
めることができる。従って、この磁気ヘッドにおいて
は、その効果が発揮され、ビデオテープレコーダー等の
磁気記録再生装置では磁気ヘッドの機械的強度を低下さ
せることなく磁路の断面積を小さくし、高周波帯域にお
ける再生特性を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による磁気ヘッドの概略図である。
【図2】 本発明の実施例における、フェライト接合法
の概略図である。
【図3】 本発明の実施例における、磁気ヘッドの各部
の寸法図である。
【図4】 本発明の実施例における、磁気ヘッド特性の
測定方法の説明図である。
【符号の説明】
11 フロントギャップ部 12 バックギャップ部 13、14 磁気ヘッドコア半体 13a、14a ギャップと巻線窓付近の磁気回路を形
成する部分 13b、14b それ以外の部分 21 磁性フェライト 22 非磁性フェライト 31A チップ幅 32A チップコア中の磁性フェライト部の幅 33A デプス 34A 巻線窓の幅 41 磁気信号発生装置 42 記録信号増幅器 43 記録用固定ヘッド 44 磁気記録媒体を巻きつけた回転ドラム 45 被評価ヘッド 46 再生信号増幅器 47 スペクトラムアナライザ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ギャップ及び巻線窓部付近の磁気回
    路を形成する部分のみを磁性フェライトとし、それ以外
    の部分が磁性部分と同じ組成系の非磁性フェライトで構
    成されることを特徴とする磁気ヘッド。
JP6216692A 1992-03-18 1992-03-18 磁気ヘッド Pending JPH05266411A (ja)

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JP6216692A JPH05266411A (ja) 1992-03-18 1992-03-18 磁気ヘッド

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JP6216692A JPH05266411A (ja) 1992-03-18 1992-03-18 磁気ヘッド

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013120924A (ja) * 2011-12-09 2013-06-17 Inpaq Technology Co Ltd 多層らせん構造のコモンモードフィルタ及びその製造方法
JP2013122940A (ja) * 2011-12-09 2013-06-20 Inpaq Technology Co Ltd 多層らせん構造のコモンモードフィルタ及びその製造方法
TWI447753B (zh) * 2011-07-07 2014-08-01 Inpaq Technology Co Ltd 具異質疊層之共模濾波器及其製造方法
US8988181B2 (en) 2011-09-23 2015-03-24 Inpaq Technology Co., Ltd. Common mode filter with multi-spiral layer structure and method of manufacturing the same
US9007149B2 (en) 2011-09-23 2015-04-14 Inpaq Technology Co., Ltd. Common mode filter with multi spiral layer structure and method of manufacturing the same

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020604