JPH05266435A - 薄膜磁気ヘッド - Google Patents
薄膜磁気ヘッドInfo
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- JPH05266435A JPH05266435A JP9385792A JP9385792A JPH05266435A JP H05266435 A JPH05266435 A JP H05266435A JP 9385792 A JP9385792 A JP 9385792A JP 9385792 A JP9385792 A JP 9385792A JP H05266435 A JPH05266435 A JP H05266435A
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Landscapes
- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】構造が簡単で、金属拡散によるMR素子の特性
劣化を生じることのない薄膜磁気ヘッドを提供する。 【構成】スライダ1と、読み出し用磁気変換素子2とを
有する。読み出し用磁気変換素子2は第1の磁気シール
ド膜21と、第2の磁気シールド膜22と、磁気抵抗効
果素子23とを含み、スライダ1上に設けられている。
第1、第2の磁気シールド膜21、22は間隔を隔てて
対向して配置される共に、互いに電気的に結合されて電
気回路を構成している。磁気抵抗効果素子23は第1の
磁気シールド膜21と第2の磁気シールド膜22との間
に配置され、両者21、22の作る電気回路に流れる電
流の生じる磁界がバイアス磁界Hbとして印加される。
劣化を生じることのない薄膜磁気ヘッドを提供する。 【構成】スライダ1と、読み出し用磁気変換素子2とを
有する。読み出し用磁気変換素子2は第1の磁気シール
ド膜21と、第2の磁気シールド膜22と、磁気抵抗効
果素子23とを含み、スライダ1上に設けられている。
第1、第2の磁気シールド膜21、22は間隔を隔てて
対向して配置される共に、互いに電気的に結合されて電
気回路を構成している。磁気抵抗効果素子23は第1の
磁気シールド膜21と第2の磁気シールド膜22との間
に配置され、両者21、22の作る電気回路に流れる電
流の生じる磁界がバイアス磁界Hbとして印加される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄膜磁気ヘッドに関
し、更に詳しくは、磁気抵抗効果素子(以下MR素子と
称する)を読み出し素子として用いた薄膜磁気ヘッドの
改良に係わる。
し、更に詳しくは、磁気抵抗効果素子(以下MR素子と
称する)を読み出し素子として用いた薄膜磁気ヘッドの
改良に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来、薄膜磁気ヘッドとしては、誘導型
薄膜磁気変換素子を読み書き素子として使用したものが
最もよく知られている。誘導型薄膜磁気変換素子を用い
た薄膜磁気ヘッドにおいて、高い読み出し出力を得るに
は、磁気ディスクと磁気ヘッドとの間の相対速度を上げ
るか、または、コイルのターン数を増大させる必要があ
る。しかし、磁気ディスクが小型化される傾向にあるた
め、相対速度の高速化による読み出し出力の増大は実情
に合わない。また、コイルのターン数増大による読み出
し出力は、コイルのインダクタンス及び直流抵抗値の増
大を招き、高周波特性を悪化させ、高速読み出しに適応
できなくなる。かかる問題点を解決する手段として、読
み出し素子をMR素子によって構成し、誘導型薄膜磁気
変換素子は書込み専用として用いるようにした技術が提
案されている。公知技術文献としては、例えば特公昭5
9−35088号公報、特公昭64ー1846号公報等
がある。
薄膜磁気変換素子を読み書き素子として使用したものが
最もよく知られている。誘導型薄膜磁気変換素子を用い
た薄膜磁気ヘッドにおいて、高い読み出し出力を得るに
は、磁気ディスクと磁気ヘッドとの間の相対速度を上げ
るか、または、コイルのターン数を増大させる必要があ
る。しかし、磁気ディスクが小型化される傾向にあるた
め、相対速度の高速化による読み出し出力の増大は実情
に合わない。また、コイルのターン数増大による読み出
し出力は、コイルのインダクタンス及び直流抵抗値の増
大を招き、高周波特性を悪化させ、高速読み出しに適応
できなくなる。かかる問題点を解決する手段として、読
み出し素子をMR素子によって構成し、誘導型薄膜磁気
変換素子は書込み専用として用いるようにした技術が提
案されている。公知技術文献としては、例えば特公昭5
9−35088号公報、特公昭64ー1846号公報等
がある。
【0003】これらの公知文献で知られた読み出し用磁
気変換素子は、導体膜と、MR素子と、磁気シールド膜
とを含んでいる。導体膜は2つ備えられ、それぞれが互
いに間隔を隔てて横並びに配置され、一端側がスライダ
の媒体対向面側に位置し、他端側が後方に導かれてい
る。MR素子は、導体膜の一端側において導体膜間に接
続されている。磁気シールド膜は、第1の磁気シールド
膜及び第2の磁気シールド膜を含み、これらが非磁性の
電気絶縁膜を介して導体膜及びMR素子を上下方向の両
側から挟むように配置されている。
気変換素子は、導体膜と、MR素子と、磁気シールド膜
とを含んでいる。導体膜は2つ備えられ、それぞれが互
いに間隔を隔てて横並びに配置され、一端側がスライダ
の媒体対向面側に位置し、他端側が後方に導かれてい
る。MR素子は、導体膜の一端側において導体膜間に接
続されている。磁気シールド膜は、第1の磁気シールド
膜及び第2の磁気シールド膜を含み、これらが非磁性の
電気絶縁膜を介して導体膜及びMR素子を上下方向の両
側から挟むように配置されている。
【0004】MR素子には、導体膜を通してセンス電流
を流す他、入力磁界に対して直線性のよい検出信号を得
るため、バイアス磁界が加えられる。バイアス磁界を発
生する手段として、MR素子に直接にバイアス導体膜を
成膜し、バイアス導体膜に流す電流による発生磁界を利
用してバイアスを加えるシャントバイアス方式、MR素
子に近接して薄膜永久磁石を配置し、薄膜永久磁石の発
生磁界を利用するマグネットバイアス方式等が知られて
おり、シャントバイアス方式が主流になっている。
を流す他、入力磁界に対して直線性のよい検出信号を得
るため、バイアス磁界が加えられる。バイアス磁界を発
生する手段として、MR素子に直接にバイアス導体膜を
成膜し、バイアス導体膜に流す電流による発生磁界を利
用してバイアスを加えるシャントバイアス方式、MR素
子に近接して薄膜永久磁石を配置し、薄膜永久磁石の発
生磁界を利用するマグネットバイアス方式等が知られて
おり、シャントバイアス方式が主流になっている。
【0005】読み出し動作において、導体膜を通してM
R素子にセンス電流を流しておき、磁気ディスクの磁界
の変化を、MR素子の電気抵抗値の変化として検出す
る。磁気シールド膜はこの読み出し動作時にMR素子が
外部磁界の影響、特に、他の磁化反転遷移領域から生じ
る磁界の影響を遮断する。
R素子にセンス電流を流しておき、磁気ディスクの磁界
の変化を、MR素子の電気抵抗値の変化として検出す
る。磁気シールド膜はこの読み出し動作時にMR素子が
外部磁界の影響、特に、他の磁化反転遷移領域から生じ
る磁界の影響を遮断する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、シャン
トバイアス方式を採る場合、MR素子を構成するパーマ
ロイなどの磁気抵抗効果膜に、0.1〜0.2μm程度
の微小厚みであるバイアス導体膜を積層して設けなけれ
ばならない。このため、MR素子部分の構造が複雑化す
る。
トバイアス方式を採る場合、MR素子を構成するパーマ
ロイなどの磁気抵抗効果膜に、0.1〜0.2μm程度
の微小厚みであるバイアス導体膜を積層して設けなけれ
ばならない。このため、MR素子部分の構造が複雑化す
る。
【0007】また、バイアス導体膜とMR素子膜との間
に金属拡散が発生し、MR素子の特性を劣化させるなど
の問題を生じる。
に金属拡散が発生し、MR素子の特性を劣化させるなど
の問題を生じる。
【0008】そこで、本発明の課題は上述する問題点を
解決し、構造が簡単で、金属拡散による特性劣化を生じ
ることのない薄膜磁気ヘッドを提供することである。
解決し、構造が簡単で、金属拡散による特性劣化を生じ
ることのない薄膜磁気ヘッドを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題解決のた
め、本発明は、スライダと、読み出し用磁気変換素子と
を有する薄膜磁気ヘッドであって、前記読み出し用磁気
変換素子は、第1の磁気シールド膜と、第2の磁気シー
ルド膜と、MR素子とを含み、前記スライダ上に設けら
れており、前記第1の磁気シールド膜及び前記第2の磁
気シールド膜は、間隔を隔てて対向して配置される共
に、電気的に結合されて電気回路を構成しており、前記
MR素子は、前記第1の磁気シールド膜と前記第2の磁
気シールド膜との間に配置され、前記電気回路に流れる
電流の生じる磁界がバイアス磁界として印加される。
め、本発明は、スライダと、読み出し用磁気変換素子と
を有する薄膜磁気ヘッドであって、前記読み出し用磁気
変換素子は、第1の磁気シールド膜と、第2の磁気シー
ルド膜と、MR素子とを含み、前記スライダ上に設けら
れており、前記第1の磁気シールド膜及び前記第2の磁
気シールド膜は、間隔を隔てて対向して配置される共
に、電気的に結合されて電気回路を構成しており、前記
MR素子は、前記第1の磁気シールド膜と前記第2の磁
気シールド膜との間に配置され、前記電気回路に流れる
電流の生じる磁界がバイアス磁界として印加される。
【0010】
【作用】第1の磁気シールド膜及び第2の磁気シールド
膜は、間隔を隔てて対向して配置されており、MR素子
は第1の磁気シールド膜と第2の磁気シールド膜との間
に配置されているから、MR素子が、その読み出し動作
時に、外部磁界の影響、特に、他の磁化反転遷移領域か
ら生じる磁界の影響を受けるのを遮断できる。
膜は、間隔を隔てて対向して配置されており、MR素子
は第1の磁気シールド膜と第2の磁気シールド膜との間
に配置されているから、MR素子が、その読み出し動作
時に、外部磁界の影響、特に、他の磁化反転遷移領域か
ら生じる磁界の影響を受けるのを遮断できる。
【0011】第1の磁気シールド膜及び第2の磁気シー
ルド膜は電気的に結合されて電気回路を構成しており、
MR素子は第1、第2の磁気シールド膜によって構成さ
れる電気回路に流れる電流の生じる磁界がバイアス磁界
として印加されるから、第1の磁気シールド膜及び第2
の磁気シールド膜をバイアス磁界発生手段として兼用で
きる。従来のシャットバイアス方式で必須であったバイ
アス導体膜が不要である。このため、構造が簡単になる
と共に、金属拡散によるMR素子の特性劣化を生じるこ
ともなくなる。
ルド膜は電気的に結合されて電気回路を構成しており、
MR素子は第1、第2の磁気シールド膜によって構成さ
れる電気回路に流れる電流の生じる磁界がバイアス磁界
として印加されるから、第1の磁気シールド膜及び第2
の磁気シールド膜をバイアス磁界発生手段として兼用で
きる。従来のシャットバイアス方式で必須であったバイ
アス導体膜が不要である。このため、構造が簡単になる
と共に、金属拡散によるMR素子の特性劣化を生じるこ
ともなくなる。
【0012】
【実施例】図1は本発明に係る薄膜磁気ヘッドを構成す
る読み出し用磁気変換素子部分をモデル化して示す斜視
図、図2は同じく断面図である。1はスライダ、2は読
み出し用磁気変換素子である。スライダ1は周知のセラ
ミック構造体でなり、媒体対向面側が高度の平面度を有
する空気ベアリング面11となっている。aは媒体の走
行方向を示す。
る読み出し用磁気変換素子部分をモデル化して示す斜視
図、図2は同じく断面図である。1はスライダ、2は読
み出し用磁気変換素子である。スライダ1は周知のセラ
ミック構造体でなり、媒体対向面側が高度の平面度を有
する空気ベアリング面11となっている。aは媒体の走
行方向を示す。
【0013】読み出し用磁気変換素子2は、第1の磁気
シールド膜21と、第2の磁気シールド膜22と、MR
素子23とを含み、スライダ1の上に設けられている。
第1の磁気シールド膜21及び第2の磁気シールド膜2
2は、間隔dを隔てて対向して配置される共に、互いに
電気的に結合されて電気回路を構成している。24は第
1の磁気シールド膜21と第2の磁気シールド膜22の
一端を電気的に接続する導体膜である。導体膜24は例
えばAu等による非磁性金属膜によって形成する。第1
の磁気シールド膜21は、導体膜24のある方向とは反
対側に位置する他端が電流制限抵抗Rを介して、バイア
ス電源Vに接続されており、第2の磁気シールド膜22
は他端が接地されている。これによってバイアス回路が
構成される。
シールド膜21と、第2の磁気シールド膜22と、MR
素子23とを含み、スライダ1の上に設けられている。
第1の磁気シールド膜21及び第2の磁気シールド膜2
2は、間隔dを隔てて対向して配置される共に、互いに
電気的に結合されて電気回路を構成している。24は第
1の磁気シールド膜21と第2の磁気シールド膜22の
一端を電気的に接続する導体膜である。導体膜24は例
えばAu等による非磁性金属膜によって形成する。第1
の磁気シールド膜21は、導体膜24のある方向とは反
対側に位置する他端が電流制限抵抗Rを介して、バイア
ス電源Vに接続されており、第2の磁気シールド膜22
は他端が接地されている。これによってバイアス回路が
構成される。
【0014】MR素子23は、第1の磁気シールド膜2
1と第2の磁気シールド膜22との間に配置され、第1
の磁気シールド膜21及び第2の磁気シールド膜22に
よって構成される電気回路に流れる電流Ibの生じる磁
界がバイアス磁界Hbとして印加される。MR素子23
はNi−Fe、Ni−Co等の強磁性薄膜材料を用いた
薄膜であり、導体膜25ー26間に配置されている。導
体膜25、26は間隔を隔ててほぼ平行に横並びに配置
され、空気ベアリング面11側に位置する間隔がトラッ
ク幅を規定している。
1と第2の磁気シールド膜22との間に配置され、第1
の磁気シールド膜21及び第2の磁気シールド膜22に
よって構成される電気回路に流れる電流Ibの生じる磁
界がバイアス磁界Hbとして印加される。MR素子23
はNi−Fe、Ni−Co等の強磁性薄膜材料を用いた
薄膜であり、導体膜25ー26間に配置されている。導
体膜25、26は間隔を隔ててほぼ平行に横並びに配置
され、空気ベアリング面11側に位置する間隔がトラッ
ク幅を規定している。
【0015】読み出し動作において、導体膜21、22
を通してMR素子23にセンス電流Iを流すと共に、第
1の磁気シールド膜21、第2の磁気シールド膜22及
び導体膜24によって構成される電気回路にバイアス電
流Ibを流し、バイアス磁界Hbを発生させ、このバイ
アス磁界HbをMR素子23に印加する。そして、磁気
ディスク(図示しない)の磁界の変化を、MR素子23
の電気抵抗値の変化として検出する。
を通してMR素子23にセンス電流Iを流すと共に、第
1の磁気シールド膜21、第2の磁気シールド膜22及
び導体膜24によって構成される電気回路にバイアス電
流Ibを流し、バイアス磁界Hbを発生させ、このバイ
アス磁界HbをMR素子23に印加する。そして、磁気
ディスク(図示しない)の磁界の変化を、MR素子23
の電気抵抗値の変化として検出する。
【0016】ここで、第1の磁気シールド膜21及び第
2の磁気シールド膜22は、間隔dを隔てて対向して配
置されており、MR素子23は第1の磁気シールド膜2
1と第2の磁気シールド膜22との間に配置されている
から、MR素子23が、その読み出し動作時に、外部磁
界の影響、特に、他の磁化反転遷移領域から生じる磁界
の影響を受けるのを遮断できる。
2の磁気シールド膜22は、間隔dを隔てて対向して配
置されており、MR素子23は第1の磁気シールド膜2
1と第2の磁気シールド膜22との間に配置されている
から、MR素子23が、その読み出し動作時に、外部磁
界の影響、特に、他の磁化反転遷移領域から生じる磁界
の影響を受けるのを遮断できる。
【0017】また、第1の磁気シールド膜21及び第2
の磁気シールド膜22は電気的に結合されて電気回路を
構成しており、MR素子23は第1の磁気シールド膜2
1及び第2の磁気シールド膜22によって構成される電
気回路に流れる電流Ibの生じる磁界がバイアス磁界H
bとして印加されるから、第1の磁気シールド膜21及
び第2の磁気シールド膜22をバイアス磁界発生手段と
して兼用できる。従来のシャットバイアス方式で必須で
あったバイアス導体膜が不要である。このため、構造が
簡単になると共に、金属拡散によるMR素子23の特性
劣化を生じることもなくなる。
の磁気シールド膜22は電気的に結合されて電気回路を
構成しており、MR素子23は第1の磁気シールド膜2
1及び第2の磁気シールド膜22によって構成される電
気回路に流れる電流Ibの生じる磁界がバイアス磁界H
bとして印加されるから、第1の磁気シールド膜21及
び第2の磁気シールド膜22をバイアス磁界発生手段と
して兼用できる。従来のシャットバイアス方式で必須で
あったバイアス導体膜が不要である。このため、構造が
簡単になると共に、金属拡散によるMR素子23の特性
劣化を生じることもなくなる。
【0018】図3は本発明に係る薄膜磁気ヘッドの具体
的な構造例を示す断面図である。図において、図1及び
図2と同一の参照符号は同一性ある構成部分を示してい
る。3は書き込み用磁気変換素子である。
的な構造例を示す断面図である。図において、図1及び
図2と同一の参照符号は同一性ある構成部分を示してい
る。3は書き込み用磁気変換素子である。
【0019】スライダ1は、セラミック構造体である基
体部分10の上にアルミナ等でなる電気絶縁膜12を有
している。読み出し用磁気変換素子2は、MR素子23
を電気絶縁膜12の内部に層状に埋設して構成されてい
る。第2の磁気シールド膜22は、スライダ1の基体部
分10と絶縁膜12との間に設けられ、パーマロイなど
の磁性膜によって構成されている。第1の磁気シールド
膜21は、後で説明するように書き込み用磁気変換素子
3の下部磁性膜31を兼用して構成される。
体部分10の上にアルミナ等でなる電気絶縁膜12を有
している。読み出し用磁気変換素子2は、MR素子23
を電気絶縁膜12の内部に層状に埋設して構成されてい
る。第2の磁気シールド膜22は、スライダ1の基体部
分10と絶縁膜12との間に設けられ、パーマロイなど
の磁性膜によって構成されている。第1の磁気シールド
膜21は、後で説明するように書き込み用磁気変換素子
3の下部磁性膜31を兼用して構成される。
【0020】書き込み素子33は、下部磁性膜31、上
部磁性膜32、コイル膜33、アルミナ等でなるギャッ
プ膜34、ノボラック樹脂等の有機樹脂で構成された絶
縁膜35及び保護膜36などを有して、絶縁膜12の上
に積層されている。下部磁性膜31及び上部磁性膜32
の先端部は微小厚みのギャップ膜34を隔てて対向する
ポール部P1、P2となっており、ポール部P1、P2
において書き込みを行なう。下部磁性膜31及び上部磁
性膜32のヨーク部であり、ポール部P1、P2とは反
対側にあるバックギャップ部において、磁気回路を完成
するように互いに結合されている。絶縁膜35の上に、
ヨーク部の結合部のまわりを渦巻状にまわるように、コ
イル膜33を形成してある。図示は、面内記録再生用磁
気ヘッドであるが、垂直磁気記録再生用磁気ヘッド等で
あってもよい。
部磁性膜32、コイル膜33、アルミナ等でなるギャッ
プ膜34、ノボラック樹脂等の有機樹脂で構成された絶
縁膜35及び保護膜36などを有して、絶縁膜12の上
に積層されている。下部磁性膜31及び上部磁性膜32
の先端部は微小厚みのギャップ膜34を隔てて対向する
ポール部P1、P2となっており、ポール部P1、P2
において書き込みを行なう。下部磁性膜31及び上部磁
性膜32のヨーク部であり、ポール部P1、P2とは反
対側にあるバックギャップ部において、磁気回路を完成
するように互いに結合されている。絶縁膜35の上に、
ヨーク部の結合部のまわりを渦巻状にまわるように、コ
イル膜33を形成してある。図示は、面内記録再生用磁
気ヘッドであるが、垂直磁気記録再生用磁気ヘッド等で
あってもよい。
【0021】そして、下部磁性膜31が読み出し用磁気
変換素子2の第1の磁気シールド膜21として兼用され
ている。
変換素子2の第1の磁気シールド膜21として兼用され
ている。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように、本発明は、スライダ
と、読み出し用磁気変換素子とを有する薄膜磁気ヘッド
であって、読み出し用磁気変換素子は、第1の磁気シー
ルド膜と、第2の磁気シールド膜と、MR素子とを含
み、スライダ上に設けられており、第1の磁気シールド
膜及び第2の磁気シールド膜は間隔を隔てて対向して配
置される共に電気的に結合されて電気回路を構成してお
り、MR素子は第1の磁気シールド膜と第2の磁気シー
ルド膜との間に配置され第1の磁気シールド膜及び第2
の磁気シールド膜によって構成される電気回路に流れる
電流の生じる磁界がバイアス磁界として印加されるか
ら、第1の磁気シールド膜及び第2の磁気シールド膜を
バイアス磁界発生手段として兼用し、従来のシャットバ
イアス方式で必須であったバイアス導体膜を省略でき、
構造が簡単で、金属拡散によるMR素子の特性劣化を生
じることのない薄膜磁気ヘッドを提供できる。
と、読み出し用磁気変換素子とを有する薄膜磁気ヘッド
であって、読み出し用磁気変換素子は、第1の磁気シー
ルド膜と、第2の磁気シールド膜と、MR素子とを含
み、スライダ上に設けられており、第1の磁気シールド
膜及び第2の磁気シールド膜は間隔を隔てて対向して配
置される共に電気的に結合されて電気回路を構成してお
り、MR素子は第1の磁気シールド膜と第2の磁気シー
ルド膜との間に配置され第1の磁気シールド膜及び第2
の磁気シールド膜によって構成される電気回路に流れる
電流の生じる磁界がバイアス磁界として印加されるか
ら、第1の磁気シールド膜及び第2の磁気シールド膜を
バイアス磁界発生手段として兼用し、従来のシャットバ
イアス方式で必須であったバイアス導体膜を省略でき、
構造が簡単で、金属拡散によるMR素子の特性劣化を生
じることのない薄膜磁気ヘッドを提供できる。
【図1】本発明に係る薄膜磁気ヘッドを構成する読み出
し用磁気変換素子部分をモデル化して示す斜視図であ
る。
し用磁気変換素子部分をモデル化して示す斜視図であ
る。
【図2】本発明に係る薄膜磁気ヘッドを構成する読み出
し用磁気変換素子部分をモデル化して示す断面図であ
る。
し用磁気変換素子部分をモデル化して示す断面図であ
る。
【図3】本発明に係る薄膜磁気ヘッドの具体的な実施例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
1 スライダ 2 読み出し用磁気変換素子 21 第1の磁気シールド膜 22 第2の磁気シールド膜 23 MR素子 24、25 磁気シールド膜 3 書き込み用磁気変換素子
Claims (1)
- 【請求項1】 スライダと、読み出し用磁気変換素子と
を有する薄膜磁気ヘッドであって、 前記読み出し用磁気変換素子は、第1の磁気シールド膜
と、第2の磁気シールド膜と、磁気抵抗効果素子とを含
み、前記スライダ上に設けられており、 前記第1の磁気シールド膜及び前記第2の磁気シールド
膜は、間隔を隔てて対向して配置される共に、互いに電
気的に結合されて電気回路を構成しており、 前記磁気抵抗効果素子は、前記第1の磁気シールド膜と
前記第2の磁気シールド膜との間に配置され、前記電気
回路に流れる電流の生じる磁界がバイアス磁界として印
加される薄膜磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9385792A JPH05266435A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 薄膜磁気ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9385792A JPH05266435A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 薄膜磁気ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05266435A true JPH05266435A (ja) | 1993-10-15 |
Family
ID=14094103
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9385792A Withdrawn JPH05266435A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 薄膜磁気ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05266435A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7379277B2 (en) * | 2005-06-30 | 2008-05-27 | Seagate Technology Llc | Reader shield/electrode structure for improved stray field and electrical performance |
-
1992
- 1992-03-19 JP JP9385792A patent/JPH05266435A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7379277B2 (en) * | 2005-06-30 | 2008-05-27 | Seagate Technology Llc | Reader shield/electrode structure for improved stray field and electrical performance |
| US8059370B2 (en) | 2005-06-30 | 2011-11-15 | Seagate Technology Llc | Reader shield/electrode structure |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990608 |