JPH05266A - 塗装または/および印刷コイル金属板の焼付装置およびその装置を使用した焼付硬化方法 - Google Patents
塗装または/および印刷コイル金属板の焼付装置およびその装置を使用した焼付硬化方法Info
- Publication number
- JPH05266A JPH05266A JP15133091A JP15133091A JPH05266A JP H05266 A JPH05266 A JP H05266A JP 15133091 A JP15133091 A JP 15133091A JP 15133091 A JP15133091 A JP 15133091A JP H05266 A JPH05266 A JP H05266A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal plate
- coil metal
- baking
- hot air
- frequency induction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 コイル金属板の付け替え等のため、搬送駆動
装置が停止しても、コイル金属板に塗布された塗料また
は/および印刷インキを焼付けするに際し、過剰焼付け
を防止、焼付け硬化不足を生ずることがない焼付装置お
よび焼付硬化方法を提供する。 【構成】 加熱炉1内にコイル金属板10が通過する経
路12を有し、経路に対向して高周波誘導加熱装置1a
・1b、および経路の少なくとも一部に向かって吹き出
し口14a・14bが位置する定温熱風吹出装置13a
・13bが配設され、高周波誘導加熱装置には温度制御
装置6が付加されている。焼付け方法は、コイル金属板
を、高周波誘導加熱装置が動作中の加熱炉内に導入進行
させて加熱し、コイル金属板の進行が停止したら高周波
誘導加熱装置の動作を停止させ、定温熱風吹出装置から
の熱風によりコイル金属板を加熱する。
装置が停止しても、コイル金属板に塗布された塗料また
は/および印刷インキを焼付けするに際し、過剰焼付け
を防止、焼付け硬化不足を生ずることがない焼付装置お
よび焼付硬化方法を提供する。 【構成】 加熱炉1内にコイル金属板10が通過する経
路12を有し、経路に対向して高周波誘導加熱装置1a
・1b、および経路の少なくとも一部に向かって吹き出
し口14a・14bが位置する定温熱風吹出装置13a
・13bが配設され、高周波誘導加熱装置には温度制御
装置6が付加されている。焼付け方法は、コイル金属板
を、高周波誘導加熱装置が動作中の加熱炉内に導入進行
させて加熱し、コイル金属板の進行が停止したら高周波
誘導加熱装置の動作を停止させ、定温熱風吹出装置から
の熱風によりコイル金属板を加熱する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば製缶用の素材と
して使用されるコイル金属板を、塗装および/または印
刷した後に、連続的に乾燥し焼き付けるための焼付装置
と、その装置を使用したコイル金属板上の塗料または/
および印刷インキを焼付硬化する方法に関するものであ
る。
して使用されるコイル金属板を、塗装および/または印
刷した後に、連続的に乾燥し焼き付けるための焼付装置
と、その装置を使用したコイル金属板上の塗料または/
および印刷インキを焼付硬化する方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】鉄やアルミニウムなどの長尺薄板金属は
コイル状に巻かれており、いわゆるコイル金属板として
例えば製缶用の素材として使用されている。アンコイラ
ーにセットされているコイル金属板は、搬送駆動装置に
よりひき解かれながら搬送されて進行して行き、その表
面に連続的に塗装や図柄、文字等の印刷を施してから乾
燥し焼付けて硬化し、これを所定の寸法に裁断してゆ
く。
コイル状に巻かれており、いわゆるコイル金属板として
例えば製缶用の素材として使用されている。アンコイラ
ーにセットされているコイル金属板は、搬送駆動装置に
よりひき解かれながら搬送されて進行して行き、その表
面に連続的に塗装や図柄、文字等の印刷を施してから乾
燥し焼付けて硬化し、これを所定の寸法に裁断してゆ
く。
【0003】従来、上記の乾燥に際してコイル金属板を
連続的に加熱するために熱風乾燥炉を使用していた。す
なわち塗装等の済んでいるコイル金属板が、所定温度範
囲内に温度維持がなされているトンネル式の熱風乾燥炉
を通過することにより加熱され、塗料等の乾燥、焼付け
硬化が完了する。この熱風乾燥炉を使用した加熱では、
熱風により乾燥炉内の温度が上ってから、その雰囲気に
よって温められてコイル金属板の温度が上昇するため
に、コイル金属板の温度が所定の温度になるまでに若干
の時間がかかる。そのため熱風乾燥炉中をある程度時間
をかけて通過させる必要がある。しかしコイル金属板の
進行速度を遅くすることは塗装工程の進行速度と整合性
を保つためには自と限界がある。そこで熱風乾燥炉を長
くし、一定温度に昇温している熱風乾燥炉を通過する時
間を長くしてコイル金属板が所定温度まで加熱されるよ
うにしている。
連続的に加熱するために熱風乾燥炉を使用していた。す
なわち塗装等の済んでいるコイル金属板が、所定温度範
囲内に温度維持がなされているトンネル式の熱風乾燥炉
を通過することにより加熱され、塗料等の乾燥、焼付け
硬化が完了する。この熱風乾燥炉を使用した加熱では、
熱風により乾燥炉内の温度が上ってから、その雰囲気に
よって温められてコイル金属板の温度が上昇するため
に、コイル金属板の温度が所定の温度になるまでに若干
の時間がかかる。そのため熱風乾燥炉中をある程度時間
をかけて通過させる必要がある。しかしコイル金属板の
進行速度を遅くすることは塗装工程の進行速度と整合性
を保つためには自と限界がある。そこで熱風乾燥炉を長
くし、一定温度に昇温している熱風乾燥炉を通過する時
間を長くしてコイル金属板が所定温度まで加熱されるよ
うにしている。
【0004】これに対し、熱風乾燥炉を使用しない金属
板の加熱方法として、例えば特開昭62−208591号公報に
は高周波誘導加熱方法が開示されている。この高周波誘
導加熱方法は金属板を流れる誘導電流で加熱するもので
あるから、直接的な加熱であり、加熱時間が短くて済
み、加熱炉を大きくする必要がない。また必要以外の外
周環境を加熱することがないことも利点である。
板の加熱方法として、例えば特開昭62−208591号公報に
は高周波誘導加熱方法が開示されている。この高周波誘
導加熱方法は金属板を流れる誘導電流で加熱するもので
あるから、直接的な加熱であり、加熱時間が短くて済
み、加熱炉を大きくする必要がない。また必要以外の外
周環境を加熱することがないことも利点である。
【0005】ところで、1巻のコイル金属板の塗装が終
わればただちに、次の1巻のコイル金属板の塗装にかか
る。通常、1巻のコイル金属板の塗装が終わる直前に搬
送駆動装置を一旦停止し、そのコイル金属板の後端部分
と別のアンコイラーにセットされている次のコイル金属
板の前端部分とを接合してから再度搬送駆動装置を運転
する。この再セットのために、現状では1.5分程度の
間、コイル金属板の進行が停止する。
わればただちに、次の1巻のコイル金属板の塗装にかか
る。通常、1巻のコイル金属板の塗装が終わる直前に搬
送駆動装置を一旦停止し、そのコイル金属板の後端部分
と別のアンコイラーにセットされている次のコイル金属
板の前端部分とを接合してから再度搬送駆動装置を運転
する。この再セットのために、現状では1.5分程度の
間、コイル金属板の進行が停止する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】加熱炉1(図1参照)
により連続進行するコイル金属板10を加熱するには、
炉1の出口付近に設けられた温度センサー2でコイル金
属板10の温度を検知しながら熱源である高周波誘導加
熱装置1a・1bからでる熱についての温度制御をす
る。このように温度センサー2で測温される位置と熱源
で加熱されている位置とは必ずしも一致しない。コイル
金属板10が略定速で進行している場合は、熱源で加熱
されている位置の実温と温度センサー2で測温される位
置の実温は比例的に変化するので、前記の温度制御で正
確な制御が得られる。しかしコイル金属板が停止してい
ると、熱源で加熱されている位置の実温は上昇しても温
度センサー2で測温される位置の実温は上がらないの
で、温度制御は事実上なされなくなってしまう。このよ
うに制御のない状態で加熱を続けると、炉1内で停止し
ている部分だけ過剰焼付けになってしまう。
により連続進行するコイル金属板10を加熱するには、
炉1の出口付近に設けられた温度センサー2でコイル金
属板10の温度を検知しながら熱源である高周波誘導加
熱装置1a・1bからでる熱についての温度制御をす
る。このように温度センサー2で測温される位置と熱源
で加熱されている位置とは必ずしも一致しない。コイル
金属板10が略定速で進行している場合は、熱源で加熱
されている位置の実温と温度センサー2で測温される位
置の実温は比例的に変化するので、前記の温度制御で正
確な制御が得られる。しかしコイル金属板が停止してい
ると、熱源で加熱されている位置の実温は上昇しても温
度センサー2で測温される位置の実温は上がらないの
で、温度制御は事実上なされなくなってしまう。このよ
うに制御のない状態で加熱を続けると、炉1内で停止し
ている部分だけ過剰焼付けになってしまう。
【0007】かかる過剰焼付けを防止するためには搬送
駆動装置の運転、停止、すなわちコイル金属板の進行、
停止に合わせて高周波誘導加熱装置の運転、停止をする
ことが考えられる。しかしコイル金属板は停止時間中に
室温又はその付近の温度にまで低下しており、被加熱物
としての加熱昇温時定数(時間遅れ)を持っているの
で、高周波誘導加熱装置の運転を再開し、温度コントロ
ーラによりその運転出力を最大にしたとしても、ただち
に所定温度になるわけではない。そのためコイル金属板
のうち高周波誘導加熱炉内に停止していた部分が加熱不
十分、すなわち塗膜等の焼付け硬化不十分になってしま
う。
駆動装置の運転、停止、すなわちコイル金属板の進行、
停止に合わせて高周波誘導加熱装置の運転、停止をする
ことが考えられる。しかしコイル金属板は停止時間中に
室温又はその付近の温度にまで低下しており、被加熱物
としての加熱昇温時定数(時間遅れ)を持っているの
で、高周波誘導加熱装置の運転を再開し、温度コントロ
ーラによりその運転出力を最大にしたとしても、ただち
に所定温度になるわけではない。そのためコイル金属板
のうち高周波誘導加熱炉内に停止していた部分が加熱不
十分、すなわち塗膜等の焼付け硬化不十分になってしま
う。
【0008】本発明はかかる状況に鑑みてなされたもの
で、コイル金属板の付け替えのためや何らかの事情によ
り搬送駆動装置が停止し、あるいは事故によりコイル金
属板の進行の停止があっても、コイル金属板に塗布され
た塗料または/および印刷インキを焼付けするに際し、
過剰焼付けを防止、焼付け硬化不足を生ずることがない
焼付装置およびその装置を使用した焼付硬化方法を提供
するものである。
で、コイル金属板の付け替えのためや何らかの事情によ
り搬送駆動装置が停止し、あるいは事故によりコイル金
属板の進行の停止があっても、コイル金属板に塗布され
た塗料または/および印刷インキを焼付けするに際し、
過剰焼付けを防止、焼付け硬化不足を生ずることがない
焼付装置およびその装置を使用した焼付硬化方法を提供
するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めになされた本発明の塗装または/および印刷コイル金
属板の焼付装置を、実施例に相当する図1により説明す
る。
めになされた本発明の塗装または/および印刷コイル金
属板の焼付装置を、実施例に相当する図1により説明す
る。
【0010】図1に示すように、本発明の焼付装置は、
コイル金属板10に塗布された塗料または(および)印
刷インキを焼付ける装置であって、加熱炉1内にコイル
金属板10が通過する経路12を有し、経路12に対向
して高周波誘導加熱装置1a・1b、および経路12の
少なくとも一部に向かって吹き出し口14a・14bが
位置する定温熱風吹出装置13a・13bが配設されて
いる。高周波誘導加熱装置1a・1bには温度制御装置
6が付加されている。
コイル金属板10に塗布された塗料または(および)印
刷インキを焼付ける装置であって、加熱炉1内にコイル
金属板10が通過する経路12を有し、経路12に対向
して高周波誘導加熱装置1a・1b、および経路12の
少なくとも一部に向かって吹き出し口14a・14bが
位置する定温熱風吹出装置13a・13bが配設されて
いる。高周波誘導加熱装置1a・1bには温度制御装置
6が付加されている。
【0011】さらに前記の目的を達成するためになされ
た本発明の焼付硬化方法は、上記本発明の焼付装置を使
用するもので、塗料または/および印刷インキが塗布さ
れたコイル金属板10を、定温熱風吹出装置13a・1
3bおよび温度制御装置6を付加した高周波誘導加熱装
置1a・1bが動作中の加熱炉1内に導入進行させて加
熱し、コイル金属板10の進行が停止したら高周波誘導
加熱装置1a・1bの動作を停止させ、定温熱風吹出装
置13a・13bからの熱風によりコイル金属板10を
加熱する。
た本発明の焼付硬化方法は、上記本発明の焼付装置を使
用するもので、塗料または/および印刷インキが塗布さ
れたコイル金属板10を、定温熱風吹出装置13a・1
3bおよび温度制御装置6を付加した高周波誘導加熱装
置1a・1bが動作中の加熱炉1内に導入進行させて加
熱し、コイル金属板10の進行が停止したら高周波誘導
加熱装置1a・1bの動作を停止させ、定温熱風吹出装
置13a・13bからの熱風によりコイル金属板10を
加熱する。
【0012】吹付ける定温熱風の温度は、コイル金属板
10に塗布された塗料または印刷インキの架橋硬化温度
の下限かそれより僅か高いことが好ましい。
10に塗布された塗料または印刷インキの架橋硬化温度
の下限かそれより僅か高いことが好ましい。
【0013】
【作用】上記本発明の焼付装置を使用した本発明の焼付
硬化方法によれば、コイル金属板10が進行中には高周
波誘導加熱装置1a・1bおよび熱風吹出装置13a・
13bをともに動作させている。高周波誘導加熱装置1
a・1bによりコイル金属板10に誘導電流が流れて直
接的に加熱される一方で、熱風吹出装置13a・13b
により熱風を媒介として間接的にも幾分か加熱される。
前者による加熱速度の方が後者のそれよりはるかに速い
ので、コイル金属板10の進行中には主として高周波誘
導により加熱される。何らかの外乱などにより加熱温度
が変動したときには、温度制御装置6の動作により高周
波誘導加熱装置1a・1bが制御されて温度が一定にな
る。コイル金属板10が停止中には、高周波誘導加熱装
置1a・1bの動作を停止させるので過剰焼付けになら
ない。その一方で、停止中にも定温熱風吹出装置13a
・13bから熱風を吹付け続けるのでコイル金属板10
は定温度まで加熱される。熱風加熱は加熱に時間がかか
るが、コイル金属板10は停止しているので十分に時間を
かけて定温度まで無理なく加熱される。
硬化方法によれば、コイル金属板10が進行中には高周
波誘導加熱装置1a・1bおよび熱風吹出装置13a・
13bをともに動作させている。高周波誘導加熱装置1
a・1bによりコイル金属板10に誘導電流が流れて直
接的に加熱される一方で、熱風吹出装置13a・13b
により熱風を媒介として間接的にも幾分か加熱される。
前者による加熱速度の方が後者のそれよりはるかに速い
ので、コイル金属板10の進行中には主として高周波誘
導により加熱される。何らかの外乱などにより加熱温度
が変動したときには、温度制御装置6の動作により高周
波誘導加熱装置1a・1bが制御されて温度が一定にな
る。コイル金属板10が停止中には、高周波誘導加熱装
置1a・1bの動作を停止させるので過剰焼付けになら
ない。その一方で、停止中にも定温熱風吹出装置13a
・13bから熱風を吹付け続けるのでコイル金属板10
は定温度まで加熱される。熱風加熱は加熱に時間がかか
るが、コイル金属板10は停止しているので十分に時間を
かけて定温度まで無理なく加熱される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により詳細に説
明する。
明する。
【0015】図1は本発明を適用する塗装または/およ
び印刷コイル金属板の焼付装置の実施例を示す概略ブロ
ック図である。
び印刷コイル金属板の焼付装置の実施例を示す概略ブロ
ック図である。
【0016】図1中の10は塗装済のコイル金属板であ
り、矢印Xの方向に所定速度で進行する。1は加熱炉で
あり、中央部にコイル金属板10が通過する経路12を
有する。1aおよび1bは加熱炉1内にコイル金属板1
0の経路12を挟んで対をなして配置された誘導加熱コ
イルからなる高周波誘導加熱装置である。2は加熱炉1
の出口近傍にコイル金属板10に対向して設けた放射温
度計からなる温度センサー、3は温度センサー2からの
信号を変換する変換器である。4はコイル金属板10の
進行速度を測定する速度測定センサー、5は速度測定セ
ンサー4からの信号を変換する変換器である。6は信号
変換器3および信号変換器5からの信号を受け、PID
制御(比例制御・積分制御・微分制御)により線速制御
をする温度コントローラである。7はアナログ信号をデ
ィジタル信号に変換し、またその逆の変換を行うアナロ
グ−ディジタル変換器である。8はアナログ−ディジタ
ル変換器7からのディジタル信号を受け設定されている
プログラムに基づいて処理する制御回路である。9は制
御回路8から出されてアナログ−ディジタル変換器7で
アナログ変換された処理信号を受けたコントローラ6か
らの線速制御で作動し、高周波誘導加熱装置1aおよび
1bに出力する高周波発振機である。13aおよび13
bは加熱炉1内に配置された熱風吹出装置であり、コイ
ル金属板10の経路12に向かって吹き出し口14a・
14bが位置している。
り、矢印Xの方向に所定速度で進行する。1は加熱炉で
あり、中央部にコイル金属板10が通過する経路12を
有する。1aおよび1bは加熱炉1内にコイル金属板1
0の経路12を挟んで対をなして配置された誘導加熱コ
イルからなる高周波誘導加熱装置である。2は加熱炉1
の出口近傍にコイル金属板10に対向して設けた放射温
度計からなる温度センサー、3は温度センサー2からの
信号を変換する変換器である。4はコイル金属板10の
進行速度を測定する速度測定センサー、5は速度測定セ
ンサー4からの信号を変換する変換器である。6は信号
変換器3および信号変換器5からの信号を受け、PID
制御(比例制御・積分制御・微分制御)により線速制御
をする温度コントローラである。7はアナログ信号をデ
ィジタル信号に変換し、またその逆の変換を行うアナロ
グ−ディジタル変換器である。8はアナログ−ディジタ
ル変換器7からのディジタル信号を受け設定されている
プログラムに基づいて処理する制御回路である。9は制
御回路8から出されてアナログ−ディジタル変換器7で
アナログ変換された処理信号を受けたコントローラ6か
らの線速制御で作動し、高周波誘導加熱装置1aおよび
1bに出力する高周波発振機である。13aおよび13
bは加熱炉1内に配置された熱風吹出装置であり、コイ
ル金属板10の経路12に向かって吹き出し口14a・
14bが位置している。
【0017】上記実施例の装置により焼付硬化方法は以
下のように実施される。
下のように実施される。
【0018】コイル金属板10は、図示しない駆動手段
により塗装工程から所定速度で矢印Xの方向に経路12
を連続進行する。加熱作業を開始する前に、コイル金属
板10の材質、コイル金属板10の進行速度、加熱前のコ
イル金属板10の温度、コイル金属板10の板厚、およ
び塗装等に使用された塗料の乾燥温度に適した加熱温度
を制御回路8に入力しておく。これらのデータは、制御
回路8で温度設定のためのパラメータ変換される。この
パラメータはアナログ−ディジタル変換器7によりアナ
ログ変換され、温度の初期設定値としてPIDコントロ
ーラ6に入力する。PIDコントローラ6では初期設定
値にもとずき、高周波発振機9に適正な周波数および電
流を線速制御により指示をする。高周波発振機9はその
指示にもとずいて高周波誘導加熱装置1aおよび1bに
電流を流す。コイル金属板10に誘導電流が流れ、立ち
上がり時間の後、初期設定の温度に加熱されてゆく。何
らかの原因(例えば外気の温度変化に伴う加熱前コイル
金属板の温度変化)で温度センサー2で検知されるコイ
ル金属板10の温度が設定温度からずれると、PIDコン
トローラ6で制御されて高周波発振機9が修正した周波
数および電流を高周波誘導加熱装置1aおよび1bに流
す。するとコイル金属板10は設定の温度に修正されて
ゆく。
により塗装工程から所定速度で矢印Xの方向に経路12
を連続進行する。加熱作業を開始する前に、コイル金属
板10の材質、コイル金属板10の進行速度、加熱前のコ
イル金属板10の温度、コイル金属板10の板厚、およ
び塗装等に使用された塗料の乾燥温度に適した加熱温度
を制御回路8に入力しておく。これらのデータは、制御
回路8で温度設定のためのパラメータ変換される。この
パラメータはアナログ−ディジタル変換器7によりアナ
ログ変換され、温度の初期設定値としてPIDコントロ
ーラ6に入力する。PIDコントローラ6では初期設定
値にもとずき、高周波発振機9に適正な周波数および電
流を線速制御により指示をする。高周波発振機9はその
指示にもとずいて高周波誘導加熱装置1aおよび1bに
電流を流す。コイル金属板10に誘導電流が流れ、立ち
上がり時間の後、初期設定の温度に加熱されてゆく。何
らかの原因(例えば外気の温度変化に伴う加熱前コイル
金属板の温度変化)で温度センサー2で検知されるコイ
ル金属板10の温度が設定温度からずれると、PIDコン
トローラ6で制御されて高周波発振機9が修正した周波
数および電流を高周波誘導加熱装置1aおよび1bに流
す。するとコイル金属板10は設定の温度に修正されて
ゆく。
【0019】一方、熱風吹出装置13aおよび13bか
らは、架橋硬化温度下限より若干高い温度の熱風が吹き
出し口14aおよび14bを経て四六時中吹き出してい
る。コイル金属板10が連続進行しているときは、この
熱風による加熱と前記高周波誘導による加熱の両方の加
熱で得られた温度を温度センサー2で検知してPIDコ
ントローラ6で制御動作をするので、一定な温度を維持
でき、コイル金属板10上の塗料は乾燥、焼付け硬化がな
される。
らは、架橋硬化温度下限より若干高い温度の熱風が吹き
出し口14aおよび14bを経て四六時中吹き出してい
る。コイル金属板10が連続進行しているときは、この
熱風による加熱と前記高周波誘導による加熱の両方の加
熱で得られた温度を温度センサー2で検知してPIDコ
ントローラ6で制御動作をするので、一定な温度を維持
でき、コイル金属板10上の塗料は乾燥、焼付け硬化がな
される。
【0020】このようにして1巻のコイル金属板の乾
燥、焼付け硬化が終了に近づくと、次の1巻のコイル金
属板と接合するために搬送駆動装置を一旦停止させる。
このとき高周波誘導加熱装置1a・1bの動作も停止さ
せる。その一方で、定温熱風吹出装置13a・13bか
ら熱風を吹付け続けるのでコイル金属板10は定温度ま
で加熱される。熱風加熱は加熱に時間がかかるが、コイ
ル金属板10は停止しているので十分に時間をかけて定
温度まで無理なく加熱される。次のコイル金属板を再セ
ットしたら搬送駆動装置の運転を再開する。同時に高周
波誘導加熱装置1a・1bの動作も再開する。コイル金属
板10の停止中、熱風加熱で塗料の硬化が完了してない
部分は、コイル金属板10の進行再開にともない、高周
波誘導加熱装置1a・1bの加熱によりさらに硬化が進
み、炉内にあったすべての部分の塗料の硬化を完了し、
炉外へと進行する。
燥、焼付け硬化が終了に近づくと、次の1巻のコイル金
属板と接合するために搬送駆動装置を一旦停止させる。
このとき高周波誘導加熱装置1a・1bの動作も停止さ
せる。その一方で、定温熱風吹出装置13a・13bか
ら熱風を吹付け続けるのでコイル金属板10は定温度ま
で加熱される。熱風加熱は加熱に時間がかかるが、コイ
ル金属板10は停止しているので十分に時間をかけて定
温度まで無理なく加熱される。次のコイル金属板を再セ
ットしたら搬送駆動装置の運転を再開する。同時に高周
波誘導加熱装置1a・1bの動作も再開する。コイル金属
板10の停止中、熱風加熱で塗料の硬化が完了してない
部分は、コイル金属板10の進行再開にともない、高周
波誘導加熱装置1a・1bの加熱によりさらに硬化が進
み、炉内にあったすべての部分の塗料の硬化を完了し、
炉外へと進行する。
【0021】上記の実施例に従い以下のような実験を試
みた。
みた。
【0022】板厚0.25mmのコイルアルミ板にエポ
キシ系の塗料を60mg/dm2 塗布し、長さが0.4mの
誘導加熱炉内を30m/minの速度で進行させて塗料
を乾燥した。熱風吹出路14aおよび14bからは常に
140℃の熱風を約2m/secの速度で吹出すようにした。
30m/minの速度で加熱炉2を進行するコイルアル
ミ板は極めて短時間にエポキシ系の塗料の硬化温度の1
40℃を少し越えた温度に加熱され、加熱炉内を進行中
に塗料の硬化が完了し、溶剤が除去され、所定の乾燥状
態になる。1巻分のコイルアルミ板の処理を終わり、次
のコイルアルミ板をセットするまでの間、約1.5分間
コイルアルミ板の進行を停止させ、その間、高周波誘導
加熱装置1a・1bの作動も停止させる。しかし加熱炉
1の内部に位置しているコイルアルミ板の部分は塗料の
硬化温度の下限付近の温度の熱風のみで引き続いて加熱
され硬化を完了する。塗膜の硬化状態は過不足なく、良
好な性能が得られた。次にセットしたコイルアルミ板も
同様な操作により処理してやはり良好な硬化状態の塗膜
が得られた。
キシ系の塗料を60mg/dm2 塗布し、長さが0.4mの
誘導加熱炉内を30m/minの速度で進行させて塗料
を乾燥した。熱風吹出路14aおよび14bからは常に
140℃の熱風を約2m/secの速度で吹出すようにした。
30m/minの速度で加熱炉2を進行するコイルアル
ミ板は極めて短時間にエポキシ系の塗料の硬化温度の1
40℃を少し越えた温度に加熱され、加熱炉内を進行中
に塗料の硬化が完了し、溶剤が除去され、所定の乾燥状
態になる。1巻分のコイルアルミ板の処理を終わり、次
のコイルアルミ板をセットするまでの間、約1.5分間
コイルアルミ板の進行を停止させ、その間、高周波誘導
加熱装置1a・1bの作動も停止させる。しかし加熱炉
1の内部に位置しているコイルアルミ板の部分は塗料の
硬化温度の下限付近の温度の熱風のみで引き続いて加熱
され硬化を完了する。塗膜の硬化状態は過不足なく、良
好な性能が得られた。次にセットしたコイルアルミ板も
同様な操作により処理してやはり良好な硬化状態の塗膜
が得られた。
【0023】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明の焼
付装置およびその装置を使用した焼付硬化方法によれ
ば、連続進行しているコイル金属板が停止してもコイル
金属板に塗布された塗料または/および印刷インキが過
剰焼付けになることが防げ、逆に焼付け硬化不足を生ず
ることもない。極めて良好な硬化状態の塗膜が得られる
ものである。
付装置およびその装置を使用した焼付硬化方法によれ
ば、連続進行しているコイル金属板が停止してもコイル
金属板に塗布された塗料または/および印刷インキが過
剰焼付けになることが防げ、逆に焼付け硬化不足を生ず
ることもない。極めて良好な硬化状態の塗膜が得られる
ものである。
【図1】本発明を適用する塗装または/および印刷コイ
ル金属板の焼付装置の実施例の概略図である。
ル金属板の焼付装置の実施例の概略図である。
1は加熱炉、1a・1bは高周波誘導加熱装置、2は温
度センサー、3は変換器、4は速度測定センサー、5は
変換器、6は温度制御装置、7はアナログ−ディジタル
変換器、8は制御回路、9は高周波発振機、10はコイ
ル金属板、12はコイル金属板通過経路、13a・13
bは熱風吹出装置、14a・14bはその吹き出し口。
度センサー、3は変換器、4は速度測定センサー、5は
変換器、6は温度制御装置、7はアナログ−ディジタル
変換器、8は制御回路、9は高周波発振機、10はコイ
ル金属板、12はコイル金属板通過経路、13a・13
bは熱風吹出装置、14a・14bはその吹き出し口。
Claims (2)
- 【請求項1】 コイル金属板に塗布された塗料または/
および印刷インキを焼付ける装置であって、加熱炉内に
コイル金属板が通過する経路を有し、該経路に対向して
温度制御装置を付加した高周波誘導加熱装置、および該
経路の少なくとも一部に向かって吹き出し口が位置する
定温熱風吹出装置が配設されていることを特徴とするコ
イル金属板焼付装置。 - 【請求項2】 塗料または/および印刷インキが塗布さ
れたコイル金属板を、定温熱風吹出装置および温度制御
装置を付加した高周波誘導加熱装置が動作中の加熱炉内
に導入進行させて加熱し、コイル金属板の進行が停止し
たら高周波誘導加熱装置の動作を停止させて定温熱風吹
出装置からの熱風によりコイル金属板を加熱することを
特徴とするコイル金属板上の塗料または/および印刷イ
ンキの焼付硬化方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03151330A JP3108818B2 (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | 塗装または/および印刷コイル金属板の焼付装置およびその装置を使用した焼付硬化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03151330A JP3108818B2 (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | 塗装または/および印刷コイル金属板の焼付装置およびその装置を使用した焼付硬化方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05266A true JPH05266A (ja) | 1993-01-08 |
| JP3108818B2 JP3108818B2 (ja) | 2000-11-13 |
Family
ID=15516237
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03151330A Expired - Fee Related JP3108818B2 (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | 塗装または/および印刷コイル金属板の焼付装置およびその装置を使用した焼付硬化方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3108818B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009036389A (ja) * | 2007-07-31 | 2009-02-19 | Nippon Paint Co Ltd | ホイール乾燥装置及びホイール乾燥方法 |
-
1991
- 1991-06-24 JP JP03151330A patent/JP3108818B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009036389A (ja) * | 2007-07-31 | 2009-02-19 | Nippon Paint Co Ltd | ホイール乾燥装置及びホイール乾燥方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3108818B2 (ja) | 2000-11-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5534771B2 (ja) | 塗布膜の乾燥方法と乾燥装置 | |
| JP2006130384A (ja) | 水性塗料の塗布乾燥方法及び装置 | |
| JPH05266A (ja) | 塗装または/および印刷コイル金属板の焼付装置およびその装置を使用した焼付硬化方法 | |
| JPH06312153A (ja) | 塗装および/または印刷金属板の焼付装置 | |
| JPS63190681A (ja) | 塗装鋼板の焼付け方法 | |
| JPH0312484Y2 (ja) | ||
| JPH05269A (ja) | コイル金属板の加熱制御方法 | |
| JP2590709B2 (ja) | フォトレジスト用オーブン | |
| JP2712296B2 (ja) | 加熱炉の温度制御装置 | |
| JP2654810B2 (ja) | 底付缶体加熱方法 | |
| JP2607795B2 (ja) | 連続式炉の処理条件調整方法およびその装置 | |
| JPS61146366A (ja) | 連続粉体静電塗装ラインにおける加熱炉 | |
| JP2524743B2 (ja) | 塗料の焼付乾燥方法 | |
| JPS63242370A (ja) | 塗料の焼付乾燥方法および装置 | |
| JPH0799311B2 (ja) | 加熱炉の温度制御方法 | |
| JP2517345B2 (ja) | 塗料の焼付乾燥方法および装置 | |
| JP4306178B2 (ja) | 鋼材の加熱方法及びそのプログラム | |
| JPH04117440U (ja) | ベーキング装置 | |
| JPS6012551B2 (ja) | トンネル炉の炉圧制御方法 | |
| JP3288834B2 (ja) | 樹脂製ワークの塗料乾燥方法 | |
| KR950010676Y1 (ko) | 판넬 온도 보정장치 | |
| FI89744B (fi) | Styrsystem foer virkestork | |
| KR102248354B1 (ko) | 유리판을 구부리는 방법 및 장치 | |
| JPH03154A (ja) | 乾燥装置 | |
| JP2710438B2 (ja) | 粉体塗装金属板の焼付方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000808 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |