JPH05267074A - コイル組立体およびその成形装置 - Google Patents

コイル組立体およびその成形装置

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JPH05267074A
JPH05267074A JP4064885A JP6488592A JPH05267074A JP H05267074 A JPH05267074 A JP H05267074A JP 4064885 A JP4064885 A JP 4064885A JP 6488592 A JP6488592 A JP 6488592A JP H05267074 A JPH05267074 A JP H05267074A
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JP
Japan
Prior art keywords
coil
bobbin
coil assembly
elastic claw
synthetic resin
Prior art date
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Pending
Application number
JP4064885A
Other languages
English (en)
Inventor
Mutsumi Shimizu
睦 清水
Yoshinori Tanaka
喜典 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Astemo Ltd
Original Assignee
Nissin Kogyo Co Ltd
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Publication date
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  • Insulating Of Coils (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】合成樹脂から成るボビンと、円筒状に形成され
て前記ボビンに嵌挿されるコイルとが合成樹脂により一
体にモールド成形されて成るコイル組立体において、ボ
ビンおよびコイルの同芯度を向上するとともにボビンお
よびコイル間に空隙が生じることを防止する。 【構成】ボビン71 は、相互間にスリット11を介在さ
せてコイル8の内周に対応する仮想円に沿って配置され
る複数の弾性爪部13と、各弾性爪部13の一端が共通
に連設されるとともにコイル8の一端に当接される鍔部
14とを備え、全弾性爪部13の自然な状態での外径
は、コイル8の内径D2 よりも大きく設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、合成樹脂から成るボビ
ンと、円筒状に形成されて前記ボビンに嵌挿されるコイ
ルとが合成樹脂により一体にモールド成形されて成るコ
イル組立体、ならびに該組立体を成形するための成形装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかるコイル組立体は、図8で示
すように、円筒状の芯部7′aの一端に鍔部7′bが設
けられて成るボビン7′と、該ボビン7′に嵌挿される
円筒状のコイル8とが合成樹脂により一体にモールド成
形されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
コイル組立体では、コイル8の内面と、ボビン7′にお
ける芯部7′aの外面との間に0.1〜0.3mm程度
の空隙が生じることが避けられず、ボビン7′とコイル
8との芯がずれたままで合成樹脂によるモールド成形が
行なわれることにより磁気特性が不安定となったり、前
記空隙に溜まった空気の温度上昇による破裂の原因とな
ったりする。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、ボビンおよびコイルの同芯度を向上するとと
もにボビンおよびコイル間に空隙が生じないようにした
コイル組立体およびその成形装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明に従うコイル組立体では、ボビ
ンは、相互間にスリットを介在させてコイルの内周に対
応する仮想円に沿って配置される複数の弾性爪部と、各
弾性爪部が共通に連設されるとともにコイルの一端に当
接される鍔部とを備え、全弾性爪部の自然な状態での外
径は、コイルの内径よりも大きく設定される。
【0006】また請求項2記載の発明では、請求項1記
載の発明の構成に加えて、各弾性爪部の他端には、コイ
ルの他端に係止可能な係合鍔部がそれぞれ設けられる。
【0007】さらに請求項3記載の発明に従う成形装置
では、請求項1記載のコイル組立体の外形に対応する形
状のキャビティを協働して形成する一対の型の一方に、
コイルを嵌挿した状態でキャビティ内に装入されるボビ
ンの全弾性爪部内周に当接する中子ピンが配設される。
【0008】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例について説
明する。
【0009】図1ないし図6は本発明の一実施例を示す
ものであり、図1はコイル組立体の縦断面図であって図
2の1−1線に沿う断面図、図2は図1の1−1線断面
図、図3はボビンの縦断面図であって図4の3−3線断
面図、図4は図3の4−4線断面図、図5は図3の5−
5線断面図、図6は成形装置の縦断面図である。
【0010】先ず図1および図2において、このコイル
組立体6は、合成樹脂から成るボビン7と、ボンディン
グワイヤが円筒状に巻付けられて成るとともにボビン7
に嵌挿されるコイル8とが、合成樹脂から成るモールド
部9で被覆され、基本的に円筒状に形成されるものであ
り、該コイル組立体6の一端側から相互に平行にして外
側方に突出される一対の引出し筒10a,10bからコ
イル8の両端8a,8bが引出される。
【0011】図3、図4および図5を併せて参照して、
ボビン7は、相互間にスリット11を介在させて横断面
円弧状に形成されるとともにコイル8の内周に対応する
仮想円12に沿って配置される複数の弾性爪部13の一
端がコイル8の一端に当接される鍔部14に共通に連設
されて成るものであり、全弾性爪部13の外径D1 は、
外力を加えない自然な状態ではコイル8の内径D2 (図
1参照)よりも大きく設定される。したがってコイル8
内に各弾性爪部13を嵌入したときに、各弾性爪部13
の外面はコイル8の内面に弾発的に接触することにな
る。
【0012】鍔部14には、その周方向に沿う1個所で
コイル8の軸方向に沿う一方側に隆起した隆起部15が
一体に設けられており、この隆起部15には、コイル8
の一直径線に沿って平行な一対の挿通孔16a,16b
が穿設される。而してそれらの挿通孔16a,16bに
は、引出し筒10a,10bの一端部が嵌合される。ま
た隆起部15の両側で鍔部14には切欠き部17a,1
7bが設けられており、ボビン8に嵌挿されたコイル8
の両端部8a,8bは切欠き部17a,17bを経て両
引出し筒10a,10b内に挿通される。
【0013】図6において、ボビン71 およびコイル8
を合成樹脂から成るモールド部9で被覆してコイル組立
体6を成形するためのインジェクション成形装置は、コ
イル組立体6の外形に対応する形状のキャビティ18を
協働して形成する一対の型19,20を備える。而して
両型19,20の一方19には、コイル8を嵌挿した状
態でキャビティ18内に装入されるボビン71 の全弾性
爪部13内周に嵌合してそれらの弾性爪部13を内方側
から支持する中子ピン21が設けられる。また他方の型
20には、溶融した合成樹脂をキャビティ18内に注入
するためのゲート22が設けられている。
【0014】次にこの実施例の作用について説明する
と、コイル組立体6の成形時に、コイル8の内周にボビ
ン71 における複数の弾性爪部13が弾発的にそれぞれ
密接するので、ボビン71 とコイル8との同芯度を向上
することができ、それにより磁気特性向上に寄与するこ
とができる。
【0015】また成形装置におけるキャビティ18内に
ボビン71 およびコイル8を装入した状態でキャビティ
18に溶融した合成樹脂を注入してモールド部9を形成
する際に、各弾性爪部13とコイル8との間に空隙が生
じることはなく、さらに各弾性爪部13相互間にスリッ
ト11が存在することにより、溶融合成樹脂が各スリッ
ト11からコイル8の内方側に流入するので、コイル8
およびボビン71 間に空気が溜まる空隙が生じることは
ない。したがって温度上昇によってもコイル組立体6が
破裂することはない。
【0016】さらに、モールド部9を形成する際に、各
弾性爪部13は中子ピン21で内方側から支持されてい
るので、合成樹脂の冷却に伴う収縮にもかかわらず弾性
爪部13の内方側の倒れを防止し、寸法精度のよいコイ
ル組立体6を成形することができる。
【0017】図7は本考案の他の実施例を示すものであ
り、ボビン72 における各弾性爪部13の他端には、コ
イル8の他端に係止可能な係合鍔23がそれぞれ設けら
れる。
【0018】この実施例によると、コイル8をボビン7
2 に嵌挿したときにコイル8の両端をボビン72 で保持
することができ、キャビティ18(図6参照)内におけ
るインジェクション成形時にコイル8がボビン72 から
浮き上がることを防止して、寸法精度のより優れたコイ
ル組立体を得ることができる。
【0019】上記実施例では、コイル組立体の成形にあ
たってインジェクション成形装置を用いたが、ポッティ
ング成形装置を用いるようにしてもよい。
【0020】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明に従う
コイル組立体では、ボビンは、相互間にスリットを介在
させてコイルの内周に対応する仮想円に沿って配置され
る複数の弾性爪部と、各弾性爪部の一端が共通に連設さ
れるとともにコイルの一端に当接される鍔部とを備え、
全弾性爪部の自然な状態での外径は、コイルの内径より
も大きく設定されるので、弾性爪部をコイルの内周に弾
発的に密接させてコイルおよびボビンの同芯度を向上さ
せることにより磁気特性向上に寄与することができると
ともに、スリットからの溶融合成樹脂の流入と合わせて
コイルおよびボビン間に空隙が生じることを極力回避し
て破裂の原因を除去することができる。
【0021】また請求項2記載の発明では、請求項1記
載の発明の構成に加えて、各弾性爪部の他端には、コイ
ルの他端に係止可能な係合鍔部がそれぞれ設けられるの
で、ボビンへの嵌挿状態でコイルのがたつきを抑え、寸
法精度向上に寄与することができる。
【0022】さらに請求項3記載の発明に従う成形装置
では、請求項1記載のコイル組立体の外形に対応する形
状のキャビティを協働して形成する一対の型の一方に、
コイルを嵌挿した状態でキャビティ内に装入されるボビ
ンの全弾性爪部内周に当接する中子ピンが配設されるの
で、スリットが弾性爪部相互間に在るにもかかわらず、
合成樹脂によるモールド成形時の弾性爪部の内方への倒
れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例のコイル組立体の縦断面図であって図
2の1−1線に沿う断面図である。
【図2】図1の1−1線断面図である。
【図3】ボビンの縦断面図であって図4の3−3線断面
図である。
【図4】図3の4−4線断面図である。
【図5】図3の5−5線断面図である。
【図6】成形装置の縦断面図である。
【図7】他の実施例の図3に対応する断面図である。
【図8】従来技術の分解斜視図である。
【符号の説明】
6 コイル組立体 71 ,72 ボビン 8 コイル 11 スリット 12 仮想円 13 弾性爪部 14 鍔部 18 キャビティ 19,20 型 21 中子ピン 23 係合鍔部 D1 弾性爪部の外径 D2 コイルの内径

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂から成るボビン(71 ,72
    と、円筒状に形成されて前記ボビン(71 ,72 )に嵌
    挿されるコイル(8)とが合成樹脂により一体にモール
    ド成形されて成るコイル組立体において、ボビン
    (71 ,72 )は、相互間にスリット(11)を介在さ
    せてコイル(8)の内周に対応する仮想円(12)に沿
    って配置される複数の弾性爪部(13)と、各弾性爪部
    (13)の一端が共通に連設されるとともにコイル
    (8)の一端に当接される鍔部(14)とを備え、全弾
    性爪部(13)の自然な状態での外径(D1 )は、コイ
    ル(8)の内径(D2 )よりも大きく設定されることを
    特徴とするコイル組立体。
  2. 【請求項2】 各弾性爪部(13)の他端には、コイル
    (8)の他端に係止可能な係合鍔部(23)がそれぞれ
    設けられることを特徴とする請求項1記載のコイル組立
    体。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のコイル組立体を成形する
    ための成形装置において、コイル組立体(6)の外形に
    対応する形状のキャビティ(18)を協働して形成する
    一対の型(19,20)の一方に、コイル(8)を嵌挿
    した状態でキャビティ(18)内に装入されるボビン
    (71 ,72 )の全弾性爪部(13)内周に嵌合する中
    子ピン(21)が配設されることを特徴とするコイル組
    立体の成形装置。
JP4064885A 1992-03-23 1992-03-23 コイル組立体およびその成形装置 Pending JPH05267074A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59146171A (ja) * 1982-11-15 1984-08-21 ジエル・インコ−ポレイテツド 亜鉛−臭素二次電池

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59146171A (ja) * 1982-11-15 1984-08-21 ジエル・インコ−ポレイテツド 亜鉛−臭素二次電池

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