JPH0526721A - ノツキング検出装置 - Google Patents

ノツキング検出装置

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JPH0526721A
JPH0526721A JP20376891A JP20376891A JPH0526721A JP H0526721 A JPH0526721 A JP H0526721A JP 20376891 A JP20376891 A JP 20376891A JP 20376891 A JP20376891 A JP 20376891A JP H0526721 A JPH0526721 A JP H0526721A
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工三 加藤木
Takanobu Ichihara
隆信 市原
Hiroatsu Tokuda
博厚 徳田
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    • G01L23/22Devices or apparatus for measuring or indicating or recording rapid changes, such as oscillations, in the pressure of steam, gas, or liquid; Indicators for determining work or energy of steam, internal-combustion, or other fluid-pressure engines from the condition of the working fluid for detecting or indicating knocks in internal-combustion engines; Units comprising pressure-sensitive members combined with ignitors for firing internal-combustion engines
    • G01L23/221Devices or apparatus for measuring or indicating or recording rapid changes, such as oscillations, in the pressure of steam, gas, or liquid; Indicators for determining work or energy of steam, internal-combustion, or other fluid-pressure engines from the condition of the working fluid for detecting or indicating knocks in internal-combustion engines; Units comprising pressure-sensitive members combined with ignitors for firing internal-combustion engines for detecting or indicating knocks in internal combustion engines
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Abstract

(57)【要約】 【目的】エンジンの運転状態や経年変化のいかんにかか
わらず、常に確実にノッキングの判定が可能なノッキン
グ検出装置を提供すること。 【構成】ノックセンサ15の出力に基づいて、所定の複
数のノック振動モードの夫々による周波数成分から、相
接近した周波数の信号を抽出する少なくとも3種の周波
数分析処理111、112、113を設け、これら複数
の信号の内の振幅レベルが最大の信号の周波数に合わせ
て周波数f1を変化させるようにした。 【効果】周波数分析処理の中心周波数が各振動モードの
変化に自動的に追尾してゆくので、エンジンの運転状態
や経年変化のいかんにかかわらず、常に確実にノッキン
グの判定が可能なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関のノッキング
検出装置に係り、特に自動車用ガソリンエンジンに好適
なノッキング検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンにノッキング(ノックともいう)
が発生すると、特有の共鳴周波数成分を持つた振動が発
生する。そこで、この振動をノックセンサで検出するこ
とにより、ノッキングの発生を判定することができる。
そこで、従来のノッキング検出装置では、バンドパスフ
ィルタを用いて、ノックセンサからの信号に含まれる周
波数成分のうち、最も発生頻度の高い特定の周波数成分
のみを取り出すようにし、この取り出した信号のレベル
の大小によってノッキングの有無を判断していた。な
お、これに関連した装置としては、特開昭59−737
50号、特開昭59−125034号、特開昭60−2
04969号、それに特開平 1−178773号の各
公報に記載のものを挙げることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、ノッ
キングには複数の振動モードが存在する点について配慮
がされておらず、ノッキング発生時の振動モードのいく
つかを雑音として処理していたために、ノッキング検出
能力に限界があり、ノッキング検出が可能なエンジンの
運転領域が制限され、確実なノッキング検出の点で問題
があつた。
【0004】すなわち、従来の装置では、バンドパスフ
ィルタを用いてノックセンサ信号に含まれる信号のうち
から特定の周波数のみを検出処理しているが、実際のノ
ッキング現象では、決して単一周波数成分のみが発生す
るのではなく、複数のノッキング振動モードが存在す
る。
【0005】つまり、図6に示すように、エンジンのシ
リンダは、その名の通り円筒状なので、円筒内の振動モ
ードとして半径方向と円周方向に圧力変動の節(区切り
線)と腹(+、−)とが存在し、このため、ノッキングに
よるシリンダ内の共鳴現象として5種の周波数成分が現
われる。しかるに従来の技術では、これらの周波数のう
ち、最も共鳴しやすい特定の周波数だけを取り出してい
たことになり、このためノッキング検出能力に限界が生
じてしまうのである。
【0006】また、ノッキング振動の周波数は、燃焼室
内のガスの性状によっても変化してしまう。つまり、シ
リンダの共鳴波長は、共鳴空洞となる燃焼室の形状で決
定されるが、燃焼温度や圧縮比が上ると燃焼ガス中での
音速も早くなり、周波数が上昇してしまうのである。さ
らに、エンジンの圧縮比が上がると、燃焼温度の上昇を
もたらすだけではなく、共鳴空洞に形状変化を生じ、共
鳴モードも変ってしまう。
【0007】この点に関しては、従来のバンドパスフィ
ルタを用いた技術では、このフィルタの帯域を広くする
ことにより対応が可能であるが、この結果、ノイズも拾
い易くなり、やはりノッキングの確実な検出の点で問題
があった。本発明の目的は、エンジンの運転状態のいか
んにかかわらず、常に確実にノッキングの判定が可能
で、精度の良いノッキング制御が容易に行なえるように
したノッキング検出装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、ノックセンサの出力に基づいて、所定の複数のノッ
ク振動モードの夫々による信号成分を独立に抽出する周
波数成分抽出手段を設け、これら複数の信号成分の総合
判定によりノッキング発生の有無を判定するようにし、
このとき、上記周波数成分抽出手段により抽出される信
号として、周波数が相接近した少なくとも3種の信号が
得られるようにし、これらの信号の振幅レベルから検出
すべき周波数成分のずれを求め、上記周波数成分抽出手
段の中心周波数を変化させるようにしたものである。
【0009】
【作用】振動検出手段により燃焼室内で生じるノッキン
グ振動の全モードをとらえることができ、周波数成分抽
出手段により、各振動モードを分離して検出することが
できる。このとき、各振動モード毎にノック判定を行な
うことで、従来雑音成分として除いていた信号もノック
検出にとりこむことができるので、ノッキング検出能力
を向上できる。そして、振動モードの変化に応じて周波
数成分抽出手段の中心周波数が自動的に追尾するので、
常に確実にノックが判定でき、精度の良いノック制御を
行なうことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明によるノッキング検出装置につ
いて、図示の実施例により詳細に説明する。図5は本発
明の一実施例が適用されているエンジン制御装置の構成
図で、図において、1はエンジン制御ユニット、2はエ
ンジンのシリンダ、3は吸気管、4は排気管、5は絞り
弁、6は燃料噴射弁、7は点火プラグ、8は点火コイ
ル、9はディストリビュータ、10は吸入空気流量を計
測するエアフローセンサ、11は気筒判別用のレファン
スセンサ、12は回転角を測るポジションセンサ、13
は絞り弁を検出する開度センサ、14は空燃比を検出す
るO2センサ、15Aはノック振動センサ、15Bは座
圧センサ、そして15Cは筒内圧センサである。
【0011】エンジン制御ユニット1はマイコンを含む
各種の電子回路で構成され、吸入空気流量計10、基準
角センサ11、位置角センサ12、絞り弁開度センサ1
3、それに空燃比センサ14など、エンジンの運転状態
を知るのに必要な各種のセンサからの信号を取り込み、
所定の演算処理により各種の駆動信号を作成し、燃料噴
射弁6や点火コイル8を動作させ、エンジンを制御す
る。
【0012】ノック振動センサ15Aと座圧センサ15
B、それに筒内圧センサ15Cは、いずれもノック信号
検出手段として設けられているもので、まず、ノック振
動センサ15Aはエンジンのシリンダブロックの燃焼室
の近傍に取り付けられ、エンジンの燃焼に伴う振動を電
気信号に変換する働きをし、次に、座圧センサ15Bは
点火プラグ7の座金部分に設けられ、燃焼室内の振動を
直接とらえて電気信号に変換する働きをする。そして、
筒内圧センサ15Cは燃焼室のシリンダヘッドの一部に
穴をあけて取り付けられ、やはり燃焼室内の振動を直接
とらえて電気信号に変換する働きをするものである。
【0013】なお、本発明の実施例としては、ノック信
号検出手段は1系統あればよく、従って、実際には、ノ
ック振動センサ15Aと座圧センサ15B、それに筒内
圧センサ15Cの内の何れか1個だけが使用されること
になる。
【0014】ところで、上記したように、ノッキング発
生時の振動モードと周波数は、図6に示すようになって
いる。すなわち、燃焼室内の円筒の振動として、半径方
向と円周方向に振動の節(区切り線)と腹(+又は−)とに
共鳴状態が生じて、特定の周波数成分だけが発生する。
こうして発生したノックによる振動をノック信号検出手
段が検出するため、その出力には複数の振動モードの信
号が含まれることになる。
【0015】従って、ノック信号検出手段となるノック
振動センサ15Aや座金センサ15B、或いは筒内圧セ
ンサ15Cは、この図6に示した周波数を含む全帯域に
わたって一様な感度を持つことが望ましく、そのため
に、圧電セラミックや水晶を用いたピエゾ型圧電検出方
式のセンサが一般的に使用されており、従って、この実
施例でも、このようなセンサを使用している。
【0016】上記したように、エンジン制御ユニット1
は、燃料噴射弁6や点火コイル8に駆動信号を供給して
エンジンを制御しているが、更にこの実施例では、ノッ
ク振動センサ15Aと座圧センサ15B、それに筒内圧
センサ15Cの内の何れか1個からなるノック信号検出
手段からの信号(ノック信号)を取り込んでノッキング判
定処理を行ない、その結果に基づいて、所定の態様で点
火時期を遅らせることにより与えられるノッキング制御
を遂行するようになっており、このときのエンジン制御
ユニット1によるノック判定処理について、以下、順次
説明する。
【0017】まず、ノック信号検出手段(以下、ノック
センサ15という)の信号は、所定の周波数分析手段に
入力され、夫々の周波数成分に分離して抽出される。
【0018】ところで、この周波数分析手段としては、
従来からアナログ回路によるバンドパスフィルタが主と
して用いられてきたが、複数の周波数成分を同時に抽出
しようとした場合には、抽出すべき周波数成分の種別数
と同じ個数分のアナログ回路を必要とし、回路規模の増
大と回路調整処理の複雑化が避けられない。そこで、こ
の実施例では、ノック信号をAD変換し、AD変換結果
についてディジタルフィルタによって周波数成分を抽出
するように構成してある。図6に示した周波数は、エン
ジンの形式や燃焼室形状、ボア径等によって変化するの
で、この実施例のように、ディジタルフィルタによって
周波数抽出手段17を構成することにより調整を簡略化
できる。
【0019】ディジタルフィルタとしては、図2に示し
た非回帰形や、図3に示した回帰形フィルタなどがあ
り、この実施例では、どちらのディジタルフィルタを使
用しても良い。さらに、このディジタルフィルタとして
は、図4に示すように、特徴周波数毎に、全帯域通過フ
ィルタの出力とバンドエリミネーションフィルタの出力
との差分をとるようにしたフィルタでもよい。なお、こ
の図4では、遅延回路が全帯域通過フィルタの機能を果
たしている。そして、抽出しようとする周波数成分の個
数だけフィルタを用意し、必要な種類の周波数成分を同
時に抽出するのである。
【0020】ところで、AD変換を行なうサンプリング
間隔τs は、標本化定理によって抽出しようとする最大
の周波数の2倍以上の周波数の逆数であり、図6の例で
は、抽出周波数の最大値が18.1kHzであるから、
この間隔τs は、次式を満足するものとなるようにすれ
ばよい。
【0021】
【数1】
【0022】なお、これら図2の非回帰形フィルタや図
3の回帰形フィルタでの係数ai、biは、ディジタル
フィルタの設計手順に従って予め用意しておく。
【0023】一方、周波数の分析手段としては高速フー
リエ変換が知られているが、この場合、2のn乗個のサ
ンプル数を必要とする。このため、周波数分析すべき区
間、すなわち、サンプリング区間は2倍又は1/2の離
散的な区間となり、不連続な区間になってしまう。
【0024】そこで、この問題を解決するために、2の
n乗個のサンプリングに数にとらわれず、個々のADサ
ンプル値にフーリエ係数を乗じて求める方法があり、こ
のようにした周波数分析手段の一実施例を図7に示す。
すなわち、この図7に示すフーリエ級数による周波数分
析手段は、抽出しようとする周波数をfとして、フーリ
エ係数ciを次式のとおりとし、これによりサンプリン
グ回数iが変わるごとに係数を変えて周波数成分を抽出
するのである。
【0025】
【数2】
【0026】このとき、図7から明らかなように、この
実施例では、補正手段40を設け、エンジンの運転状態
に応じて、例えば燃料噴射幅TP や回転数Nに応じてシ
リンダ内の燃焼温度を推定演算し、これにより周波数f
を変化させることで、常に適切な周波数成分が抽出でき
るようにしている。
【0027】ところで、本発明では、図2の非回帰形デ
ィジタルフィルタや図3の回帰形ディジタルフィルタ、
又は図4のフィルタ、或いは図7のフーリエ級数による
周波数分析手段の何れかによる各周波数成分S1 〜S5
…… の抽出処理に際して、さらに各特徴周波数を中心
にして、夫々少なくとも3種の周波数成分を抽出し、こ
れらの中で振幅レベルが最大値を示す周波数を該当する
特徴周波数成分と定め、次に、これと、残りの少なくと
も2種の周波数成分との関係からフィルタの中心周波数
を動かし、常に各特徴周波数に合わせてフィルタのチュ
ーニングが与えられるようにした点を大きな特徴とする
ものであり、従って、以下、このための手段について、
図1により説明する。
【0028】この図1において、ノックセンサとサンプ
リング処理を除く、処理111〜114が図2の非回帰
形ディジタルフィルタや図3の回帰形ディジタルフィル
タ、又は図4のフィルタ、或いは図7のフーリエ級数に
よる周波数分析手段における各周波数成分の抽出処理の
夫々に対応するものである。
【0029】まず、ここでの手順としては、図1に示す
ように、3種の周波数分析処理111、112、113
において、図の左下のスペクトル図に示すように、各特
徴周波数毎に、S11=f1−Δf、S12=f1、S13=f
1+Δfの3種の周波数成分を抽出する。ここで、f1
当該特徴周波数f0に合わせた中心周波数であり、他
方、Δfの値としては、中心周波数f1の値にもよる
が、数百Hz程度に設定すれば良い。
【0030】そして、いま、周波数成分S13が、これら
3種の周波数成分の中で最大レベルを示していたとすれ
ば、このときには特徴周波数が少なくともΔfだけ高い
方にシフトしていることを表わすから、中心周波数f1
をΔfだけ高くする。反対に、周波数成分S11が、これ
ら3種の周波数成分の中で最大レベルを示していたとす
れば、このときには特徴周波数が少なくともΔfだけ低
い方にシフトしていることを表わすから、今度は中心周
波数f1をΔfだけ低くする。
【0031】しかして、周波数成分S12の振幅レベルが
最大であったときには、両側の周波数成分S11と周波数
成分S13の中で振幅レベルが大きい方に、中心周波数f
1をΔf×x(x=0〜1)だけずらすのである。従っ
て、以上の処理は、図1の処理114に示すようにな
り、そして、このとき、周波数をずらすための具体的方
法としては、上記したディジタルフィルタでは、そこで
の各係数ai、bi、ciを変化させるだけで済み、極
めて容易に実現できる。
【0032】こうして各周波数成分S1 〜S5…… の抽
出を終ったら、これらにより、図8に示すノック判定手
段による処理を行なう。まず、処理80、81で、ノッ
ク振動の各周波数成分S1〜S5は、それまでにノック無
しと判定したときの周波数成分S1〜S5の平均値1
5 (以下の式と図8の中では上付きバーで示してある)
とそれぞれ比較し、その比率または差分(負の場合はゼ
ロ)を求め、それらの値をSN1〜SN5とする。
【0033】次に、処理82により、これらの値SN1
〜SN5について、それらの和、又は値の大きい順に並
べたときの上位m個の和をとり、それをノック指数IK
として出力する。そして、このノック指数IKは処理8
3で、ノック制御における官能試験のレベルと比較さ
れ、図8の右下に示してあるノック指数IK信号の累積
頻度分布の上位y%に相当するノック指数IK信号が現
われたとき、これをノック発生と判定する。ここで、こ
の図の右下の累積頻度分布は、指数の大きいレベルを0
%として、そこから全指数レベルを低い指数レベルまで
加算したものである。
【0034】次に、ノック無しと判定された場合、処理
84で周波数成分S1〜S5の平均値1 5 の更新を以
下のようにして行なうのである。
【0035】
【数3】
【0036】ここで、Kは移動平均を求めるための係数
で、K=4〜64の間の数値が使われる。次に、周波数
成分の抽出タイミング処理について説明する。まず、図
9はこの処理に必要な構成を示したもので、ノックセン
サ15からのノック信号と、基準角センサ11からのレ
ファレンス信号と、位置角センサ12からのポジション
信号とを入力とし、ポジション信号の立上りを計数し、
レファレンス信号の立上りでクリアされるカウンタ10
0と、このカウンタ100の計数値を比較するコンペア
レジスタ101、さらにカウンタ100とコンペアレジ
スタ101の計数値が一致したらCPU103に割込を
要求する割込コントローラ102、そしてノック信号を
AD変換するAD変換器104とからなる。
【0037】次に、処理動作について、図10のフロー
チャート及び図11のタイミングチャートにより説明す
ると、まず、図10の(a)に示すように、レファレンス
信号Refの立上りでCPU103に割込がかかり、AD
変換器104による変換動作を開始すべき角度θK をコ
ンベアレジスタ101にセツトする。
【0038】カウンタ100はレファレンス信号Ref
の立上りでクリアされ、ポジション信号Pos をゼロか
ら計数し始める。そしてカウンタ100の計数値がθK
に一致したら、図10の(b)の一致割込による処理が開
始し、この中でAD変換器104によるAD変換を開始
し、同時にAD変換割込を許可する。そして、AD変換
の終了角度θN をコンペアレジスタ101にセツトす
る。
【0039】さらに、AD変換が終了する毎にAD変換
割込要求がCPUに出され、図10の(c)の処理が始ま
り、このAD変換割込内でディジタルフィルタの積和演
算を行なう。この積和演算はAD変換値ADiと係数a
i、bi、ciなどとの乗算とその和を求める演算であ
り、クランク角がθN に達するまで行なわれる。
【0040】ポジション信号Pos を計数しているカウ
ンタ100のカウント値がθN に一致したときに、再び
一致割込要求が出され、この中でAD変換割込を停止
し、それまでの積和演算値を各周波数成分S1〜S5とす
るのである。
【0041】そして、図8に示したように、これらの周
波数成分S1〜S5と平均値との比率又は差分SN1〜S
5を求めて、これらの値からノック指数IKを算出す
るのである。
【0042】その後、図8の処理83により、ノック指
数IKが官能試験でのレベルSLより大きいときにノッ
ク有りと判定し、小さいときにノックなしと判定した上
で、ノックの有無を表わす出力を、図11に示すよう
に、次のレファレンス信号Refの立上りまでに出力する
のである。
【0043】そこで、エンジン制御ユニット1は、次の
レファレンス信号Ref の立上りで、このノックの有無
を入力とし、ノック有りのときには、次の点火時期設定
時に点火時期を遅らせるなどの、周知のノッキング回避
制御を実行するのである。
【0044】以上のように、この実施例によれば、常に
確実にノッキング発生をとらえることができるから、的
確なノッキング回避制御が可能になり、エンジン性能の
向上を充分に図ることができる。
【0045】さらに、この実施例によれば、振動センサ
の出力に含まれる情報を有効に活用できるので、エンジ
ン出力及び燃料効率が最適となるように制御できる。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、気筒内での振動モード
に応じて、複数の周波数成分について同時に分析するこ
とができ、且つ分析結果が分析区間に含まれる信号強度
となるのでハードウエアが簡略化でき、さらに周波数選
択の自由度が増えるので、対象エンジンの諸元が変わっ
ても対応可能になる効果がある。
【0047】また、本発明によれば、分析周波数が気筒
内での振動モードに応じて自動的に微調整され、分析周
波数の変化に自動的に追尾してゆくため、エンジンの経
年変化などにも関わらず、常に確実にノックを検出する
ことができ、高精度のノック制御を得ることができる。
【0048】さらに、高速フーリエ変換と呼ばれる2の
n乗個のサンプリング個数に限定されず、サンプリング
範囲を自由に選択できるので、エンジン回転数に応じて
周波数分析区間を自由に設定でき、ノッキング検出の精
度を充分に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるノッキング検出装置の一実施例に
おける周波数分析手段を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例におけるフィルタ手段の第1
の例を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施例におけるフィルタ手段の第2
の例を示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施例におけるフィルタ手段の第3
の例を示すブロック図である。
【図5】本発明によるノッキング検出装置の一実施例が
適用されたエンジン制御装置の構成図である。
【図6】ノッキング周波数モードの説明図である。
【図7】本発明の一実施例におけるフィルタ手段の第4
の例を示すブロック図である。
【図8】本発明の一実施例におけるノッキング判定手段
のブロック図である。
【図9】本発明の一実施例におけるタイミング制御手段
のブロック図である。
【図10】本発明の一実施例におけるタイミング制御動
作を説明するフローチャートである。
【図11】本発明の一実施例におけるタイミング制御動
作を説明するタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 エンジン制御ユニット 2 エンジンのシリンダ 3 吸気管 4 排気管 5 絞り弁 6 燃料噴射弁 7 点火プラグ 8 点火コイル 9 ディストリビュータ 10 吸入空気流量計 11 基準角センサ 12 位置角センサ 13 絞り弁開度センサ 14 空燃比センサ 15A ノック振動センサ 15B 座圧センサ 15C 筒内圧センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01M 15/00 A 7324−2G

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの振動又はシリンダ内圧振動の
    少なくとも一方を検出するノックセンサの出力信号に含
    まれる少なくとも2の所定の周波数成分を夫々独立に抽
    出する周波数成分抽出手段と、この周波数成分抽出手段
    から与えられる少なくとも2の出力の演算結果からノッ
    ク指数を算定するノック指数演算手段とを備え、上記少
    なくとも2の周波数成分をエンジンのシリンダに現われ
    る共鳴モードの夫々によって定まる共鳴周波数成分に一
    致させることにより上記ノック指数からノッキング発生
    を判定する方式のノッキング検出装置において、上記少
    なくとも2の周波数成分の夫々毎に少なくとも3種の相
    接近した周波数の信号を抽出する周波数分析手段と、こ
    れら少なくとも3種の信号の内の最大振幅レベルを有す
    る信号の周波数に応じて上記周波数分析手段の中心周波
    数を変化させる処理手段とを設け、上記周波数分析手段
    の中心周波数が上記共鳴周波数成分の周波数変化に自動
    追尾するように構成したことを特徴とするノッキング検
    出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の発明において、上記周波数成
    分抽出手段が少なくとも2種のディジタルフィルタで構
    成されていることを特徴とするノッキング検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項2の発明において、エンジンの運
    転状態からシリンダ内雰囲気中での音速を算定する手段
    を設け、この手段による音速の算定結果に応じて上記デ
    ィジタルフィルタの中心周波数を変化させるように構成
    したことを特徴とするノッキング検出装置。
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