JPH05267662A - 相補型薄膜半導体装置およびそれを用いた画像情報処理装置 - Google Patents

相補型薄膜半導体装置およびそれを用いた画像情報処理装置

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JPH05267662A
JPH05267662A JP4063207A JP6320792A JPH05267662A JP H05267662 A JPH05267662 A JP H05267662A JP 4063207 A JP4063207 A JP 4063207A JP 6320792 A JP6320792 A JP 6320792A JP H05267662 A JPH05267662 A JP H05267662A
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JP
Japan
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layer
thin film
semiconductor device
type transistor
complementary thin
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JP4063207A
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English (en)
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Genshirou Kawachi
玄士朗 河内
Kikuo Ono
記久雄 小野
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】製造工程を増加させることなく、相補型回路を
絶縁基板上に形成する。 【構成】Nチャネル型の逆スタガTFTの半導体膜の膜
厚とPチャネル型の逆スタガTFTの半導体膜の膜厚を
異ならせた構造を有する半導体装置。 【効果】工程数を増加させずに、高速回路を基板上に内
蔵した画像処理装置を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は相補型薄膜半導体装置に
係り、特に画像表示装置や画像読み取り装置等に用いら
れる薄膜半導体装置の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置などに用いられる薄膜トラ
ンジスタ(TFT)としては、例えば、ガラス等の絶縁
基板にアモルファスシリコン(a−Si)TFTや多結
晶シリコン(p−Si)TFTが形成されており、例え
ば、アクティブマトリクス駆動の液晶ディスプレイ(L
CD)では、これらを液晶を駆動する画像表示領域の半
導体素子(画素TFT)として用いている。
【0003】また、これらの画素TFTを駆動する駆動
回路をこれらのTFTを用いて同一基板上に内蔵し、結
果的に表示装置の価格や外部との接続線数を低減するこ
とが試みられている。基板上に形成される駆動回路(内
蔵駆動回路)は回路構成上、次の2つの方式が用いられ
ている。第1は、TFTのチャネル半導体層を特に意識
して不純物を添加しない層,電流を取り出す、ソース,
ドレインの電極端子と前記チャネル半導体層の接触領域
の半導体層にリンやアンチモンを添加しN型の半導体層
として構成する、Nチャネル型のTFTで構成される回
路形式(N型回路)、第2は一方のTFTをNチャネル
型とし、他方のTFTのソース,ドレイン半導体領域に
ボロン等を不純物を添加しPチャネル型として、これら
の相補的な2種類のTFTで構成される(C型回路)が
ある。これらは、もちろん、集積回路(IC)の分野で
は、NMOS,CMOS回路と呼ばれているが、TFT
の分野ではゲート絶縁膜として酸化膜を用いられない場
合があるので、上記の名称を以下で用いる。
【0004】IC分野の知見を用いるまでも無く、回路
の性能としてはC型回路の方が優れており、高速応答,
低消費電力特性を示す。しかしながら、C型回路を形成
するためには製造工程数が大幅に増加すると言う欠点が
ある。これは、C型回路用TFTを形成する工程のため
に生じ、例えば、工程順に説明すると、チャネル半導体
層にN型の不純物を添加(ドーピング)する際に、Pチ
ャネルTFTとなる半導体層には不純物がドーピングさ
れないように、例えば、ホトレジストで保護する工程、
引き続きP型の不純物をドーピングする際に、Nチャネ
ルTFTをホトレジストで保護する工程等が必要にな
り、都合2回の余分なホト工程が必要となる。
【0005】液晶表示装置の内蔵駆動回路をC型回路で
構成するための薄膜半導体装置の製造方法例として、1
985年 コンファレンスレコード オブ インターナ
ショナル ディスプレイ リサーチ コンファレンス(C
onference Record of International Display Research
Conference)9項に記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、高
性能のC型内蔵回路を実現するためには、製造の工程数
が大幅に増加し、結果的に液晶表示装置のコストが増加
する問題があった。
【0007】本発明の目的は、C型駆動回路の高性能は
保ったまま、すなわち、C型駆動回路用の薄膜半導体装
置を形成する工程において、ホトレジスト工程の増加を
最小限にとどめつつ、最終的には、周辺回路の内蔵と駆
動が可能となるようなTFT構造とその製造方法、並び
に画像処理装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、例えば、逆スタガ構造のTFTの場合、
その製造方法,構造を以下のようにした。すなわち、ゲ
ート電極とゲート絶縁膜堆積後、まず不純物を含まない
p−Siあるいはa−Si層を形成するその後、りん等
のN型の不純物を含んだ半導体層を堆積するかまたは前
記Si層表面にN型の半導体層を形成する不純物をドー
ピングする。その後、N型TFTとなる領域をホトレジ
スト等で被覆し、P型TFTとなるべき領域のN型の半
導体層をエッチング除去し、続いてP型の半導体層を形
成する不純物をドーピングする。これにより、N型のT
FTとN型のTFTよりも薄い半導体層を有するP型の
TFTが形成される。
【0009】
【作用】本発明のTFTの製造方法によれば、従来、2
回のホト工程が余分に必要であったC型回路を1回のホ
ト工程の追加により形成できるので、本発明の半導体装
置を用いて形成した安価で高性能な画像処理装置を提供
できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の第一の実施例を図1〜図5を
用いて説明する。図1は本発明の構成を説明するための
半導体素子の断面図である。
【0011】半導体素子はガラス基板1上に形成された
ゲート電極10,ゲート絶縁膜20,リンなどのN型不
純物がドーピングされたn+層31,ボロンなどのP型不
純物がドーピングされたp+層33,Tiで形成されたソ
ース/ドレイン配線電極14および保護膜23から構成
される。ここで、p+ 層33の下層の多結晶シリコン層
32の膜厚は、n+ 層31の下層の多結晶シリコン層3
2の膜厚よりもほぼp+層33の膜厚分だけ薄くなって
いる点に特徴がある。例えば、n+層31の下層の多結
晶シリコン層32の膜厚を200nm、p+ 層33の膜
厚を50nmとすると、p+ 層33の下層の多結晶シリ
コン層32の膜厚は約150nmとなっている。
【0012】図2〜図5は上記第1の実施例の製造工程
の概略を示す断面図である。
【0013】ガラス基板上にスパッタリングによりCr
膜を300nm堆積し、所定の形状にパターニングして
ゲート電極10とする。次にCVDによりゲート絶縁膜
であるSiO2膜20を300nm,多結晶シリコン膜
30を200nm,n+層31を50nm形成し所定の
形状にパターニングする(図2)。ここで多結晶シリコ
ン膜30は非晶質シリコン膜にエキシマレーザ等を照射
して形成しても良い。次に、N型TFTとなる領域をホ
トレジストで被覆し、ホトレジストで被覆されていない
領域のn+層31をCF4ガス等を用いたドライエッチン
グ法により除去する(図3)。次に、イオン注入法によ
り、ホトレジストで被覆されていない領域の多結晶シリ
コン膜30にボロンを含むイオンビームを2keV程度
の加速エネルギ−で照射しp+層33を形成する(図
4)。ホトレジストを除去した後、Tiを40nmスパ
ッタリングにより堆積し、所定の形状にパターニングし
てソース/ドレイン配線電極14とする。最後にCVD
により保護膜23を形成して相補型の薄膜半導体素子が
完成する(図5)。
【0014】上記の説明から明らかなように、本実施例
によれば1回のホト工程の追加により形成できる相補型
の薄膜半導体素子を形成することが出来る。
【0015】次に本発明の第2の実施例を図6〜図14
を用いて説明する。
【0016】本実施例は、表示部の対角10インチのビ
デオディスプレイターミナル(VDT)を実現する場合のも
のである。この場合は、表示部の画素数は480×64
0×(3)であり、表示部に用いるTFTは逆スタガ構
造のN型のTFTであり、内蔵周辺回路に用いるTFT
は前記N型のTFTとP型のTFTである。
【0017】図6はこのうち内蔵周辺回路に用いるN型
およびP型のTFTの断面図を示す。
【0018】本実施例では、内蔵周辺回路に用いるTF
Tを構成する半導体層が多結晶シリコン32と非晶質シ
リコン30の2層構造となっている点に特徴がある。
【0019】図7〜図10は上記第2の実施例の製造工
程の概略を示す断面図である。
【0020】ガラス基板1上にスパッタ法によりCr膜
を300nm堆積し、パターニングしてゲート電極10
とする。次に、プラズマCVD法によりゲート絶縁膜2
0であるSiN膜を300nm,非晶質Si膜を30n
m堆積する(図7)。
【0021】次に、基板上の周辺回路を形成する部分に
波長308nmのXeClエキシマレーザを200mJ
/cm2 の強度で照射して非晶質Si膜を多結晶Si層3
2に変換する(図8)。
【0022】次にプラズマCVD法により不純物を意識
的に添加されていない非晶質膜30を200nm,n+
層31を50nm堆積する。以上の工程により周辺回路
部分の半導体膜は、多結晶Si/非晶質Siの2層構造
とし、画素部の半導体膜は非晶質Siの単層構造となる
(図9)。
【0023】ホト,エッチング工程により半導体層をパ
ターニングした後、N型TFTとなる領域をホトレジス
トで被覆し、ホトレジストで被覆されていない領域のn
+ 層31をCF4 ガス等を用いたドライエッチング法に
より除去する(図10)。
【0024】次に、イオン注入法により、ホトレジスト
で被覆されていない領域の多結晶シリコン膜30にボロ
ンを含むイオンビームを2keV程度の加速エネルギ−
で照射しp+層33を形成する(図11)。ホトレジスト
を除去した後、Tiを40nmスパッタリングにより堆積
し、所定の形状にパターニングしてソース/ドレイン配
線電極14とする。最後にCVDにより保護膜23を形
成して相補型の薄膜半導体素子が完成する(図12)。
【0025】一方、他のガラス基板上に偏光板,カラー
フィルタ,透明電極を形成し、上記のガラス基板との間
に液晶を封入すると、10インチサイズのVDT表示装
置が完成する。
【0026】図13に前記薄膜半導体装置を用いた液晶
ディスプレイ装置の全体構成を示す。装置は、TFT液
晶表示部50,走査回路51,時間関数変換手段となる
スイッチマトリクス回路52,信号側回路53から構成
されている。なお、走査回路51から液晶表示部50の
各液晶素子には走査線71〜73を介して走査信号が、
信号回路53からスイッチマトリクス回路52を経由し
信号線74〜76を介して信号が送られる。上記構成で
本発明のTFTはN型のTFTは、液晶表示部50中の
スイッチ60a、マトリクス回路52中の61〜63に
使用され、走査回路51中のスイッチは本発明のN型T
FTとP型TFTを組み合わせて構成された相補型回路
からなっている。
【0027】次に、図13の動作について簡単に説明す
る。
【0028】走査回路51にはタイミング信号として2
相クロックのCKV信号,入力電圧Vinが入力され
る。一方、信号回路53には液晶の表示状態を定めるデ
ジタルデータ信号dataが入力され、これを色信号電
圧VS1〜VSmとして出力し、これを各々信号線にマトリ
クススイッチとして振り分ける。
【0029】次に、走査回路51の回路構成について図
14を用いて説明する。図14は走査線1本分に対応す
る走査回路であり、機能としてシフトレジスタと電圧を
増幅するバッファ回路から構成されている。同図の70
がN型のTFT、71がP型のTFTで構成されてい
る。走査回路の動作を説明する。シフトレジスタは2相
クロック(Vc1,Vc2)とそれぞれの反転クロック
(Vcn1,Vcn2)でタイミングを取り、入力電圧
Vinを反転(シフト)しバッファに転送し、同時にこ
れが次の走査線に対応するシフトレジスタの入力電圧と
なる。バッファは反転された電圧と同位相で増幅され、
最大電圧がVdd2のパルス電圧を出力し、これが液晶
表示部の走査電圧Vgとなる。ここで、Vdd1とVd
d2は直流電圧である。
【0030】本発明の半導体装置を用いて構成した相補
型TFTのシフトレジスタはその電圧の動作周波数が従
来のN型TFTに比べて20倍速く、消費電力は3桁小
さい、著しく良好な特性を示した。また、特に本実施例
では高速動作が要求される駆動回路には半導体層を多結
晶Si/非晶質Siの2層構造としたTFTを用い、低
いリーク電流が要求される画素部には半導体層を非晶質
Siの単層で構成したTFTを用いることにより、多結
晶Si,非晶質Si各々の特長を利用出来るので良好な
性能を有する液晶表示装置が実現出来る。
【0031】また、上記の実施例では駆動回路部の半導
体層を多結晶Si/非晶質Siの2層構造としたが、本
発明はこの例に限らず、半導体層を多結晶Ge,多結晶
SiGeと非晶質Siまたは非晶質SiGe、の積層構造に
しても同様に適用出来る。
【0032】また、上記の例ではN型TFTの半導体膜
厚よりもP型TFTの半導体膜厚を薄く構成したが、上
記の説明でN型とP型を入れ替えることによりN型TF
Tの半導体膜厚の方を薄くすることも可能であり、本発
明の効果を損なうものではない。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、高速動作,低消費電力
である層補型回路の特徴を保ったまま、層補型回路用の
半導体装置の製造において、そのホト工程数を低減でき
る効果がある。最終的には、周辺駆動回路を液晶表示基
板や画像処理装置に内蔵できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1の実施例の逆スタガ構造TFTの断
面図である。
【図2】本発明第1の実施例の製造手順を示すTFTの
断面図である。
【図3】同じくTFTの断面図である。
【図4】同じくTFTの断面図である。
【図5】同じくTFTの断面図である。
【図6】本発明の第2の実施例を示すTFTの断面図で
ある。
【図7】本発明第1の実施例の製造手順を示すTFTの
断面図である。
【図8】同じくTFTの断面図である。
【図9】同じくTFTの断面図である。
【図10】同じくTFTの断面図である。
【図11】同じくTFTの断面図である。
【図12】同じくTFTの断面図である。
【図13】TFT液晶パネルの全体構成図である。
【図14】走査回路の等価回路図である。
【符号の説明】
1…絶縁性基板、10…ゲート電極、14…ソース/ド
レイン配線電極、20…ゲート絶縁膜、23…保護膜、
30…アモルファスシリコン、31…n+ 層、32…多
結晶シリコン膜、33…p+ 層。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁基板上に形成したn型トランジスタお
    よびp型トランジスタからなる相補型薄膜半導体装置に
    おいて、前記n型トランジスタを構成する半導体層の膜
    厚と前記p型トランジスタを構成する半導体層の膜厚は
    n型トランジスタとp型トランジスタを構成する半導体
    層の膜厚が異なることを特徴とする相補型薄膜半導体装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1又は2の相補型薄膜半導体装置に
    おいて、前記半導体層はゲート電極の上層に形成されて
    いることを特徴とする相補型薄膜半導体装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2の相補型薄膜半導体装置に
    おいて、前記半導体層は2種以上の異なる材料の積層構
    造を有することを特徴とする相補型薄膜半導体装置。
  4. 【請求項4】請求項3において、前記半導体層はゲート
    絶縁膜に近い側から、多結晶Si,非晶質Siの順序で
    積層された構造を有することを特徴とする相補型薄膜半
    導体装置。
  5. 【請求項5】請求項3において、前記半導体層はゲート
    絶縁膜に近い側から、多結晶SiGeまたは多結晶Ge,非
    晶質Siまたは非晶質SiGeの順序で積層された構造
    を有することを特徴とする相補型薄膜半導体装置。
  6. 【請求項6】透明絶縁基板間に液晶を封入した表示装置
    において、一方の絶縁基板上に形成した表示部となる画
    素領域の駆動スイッチ群または一方の絶縁基板上に形成
    した画素を駆動する周辺回路が、請求項1ないし5のい
    ずれか1項に記載の相補型薄膜半導体装置を用いて構成
    されたことを特徴とする画像情報処理装置。
JP4063207A 1992-03-19 1992-03-19 相補型薄膜半導体装置およびそれを用いた画像情報処理装置 Pending JPH05267662A (ja)

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