JPH05267681A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents
不揮発性半導体記憶装置Info
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- JPH05267681A JPH05267681A JP6225692A JP6225692A JPH05267681A JP H05267681 A JPH05267681 A JP H05267681A JP 6225692 A JP6225692 A JP 6225692A JP 6225692 A JP6225692 A JP 6225692A JP H05267681 A JPH05267681 A JP H05267681A
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Landscapes
- Non-Volatile Memory (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】ドレイン拡散層11の近傍のチャネル領域上に
は、トンネル酸化膜6を挟んで、電荷保持用絶縁膜とし
て作用する細長い側壁スペーサ7aが形成されている。
また、ドレイン拡散層11とソース拡散層12との間の
チャネル領域上には、側壁スペーサ7aの上部にまで延
びる共通ゲート10aが、ゲート酸化膜9を挟んで形成
されている。この共通ゲート10aにおいて、側壁スペ
ーサ7aの近傍の部分はメモリトランジスタのコントロ
ールゲートとしての役割を担い、ソース拡散層12側の
部分は当該メモリトランジスタを選択するためのセレク
トトランジスタのゲートとしての役割を担う。 【効果】細長い側壁スペーサ7aには、ドレイン拡散層
11の境界部で局所的に発生したホットエレトクロンを
均一に注入させることができるので、ホットエレクトロ
ンの注入による情報記憶が行える。このため、トンネル
酸化膜6を厚く形成して、記憶情報の保持を良好に行え
る。
は、トンネル酸化膜6を挟んで、電荷保持用絶縁膜とし
て作用する細長い側壁スペーサ7aが形成されている。
また、ドレイン拡散層11とソース拡散層12との間の
チャネル領域上には、側壁スペーサ7aの上部にまで延
びる共通ゲート10aが、ゲート酸化膜9を挟んで形成
されている。この共通ゲート10aにおいて、側壁スペ
ーサ7aの近傍の部分はメモリトランジスタのコントロ
ールゲートとしての役割を担い、ソース拡散層12側の
部分は当該メモリトランジスタを選択するためのセレク
トトランジスタのゲートとしての役割を担う。 【効果】細長い側壁スペーサ7aには、ドレイン拡散層
11の境界部で局所的に発生したホットエレトクロンを
均一に注入させることができるので、ホットエレクトロ
ンの注入による情報記憶が行える。このため、トンネル
酸化膜6を厚く形成して、記憶情報の保持を良好に行え
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、EEPROM(Electr
ically Erasable/Programable Read Only Memory)のよ
うな不揮発性半導体記憶装置に関するものである。
ically Erasable/Programable Read Only Memory)のよ
うな不揮発性半導体記憶装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】典型的な先行技術は、図7に示されてい
る。すなわち、この先行技術の不揮発性半導体記憶装置
において用いられるメモリトランジスタはトラップ型と
称されるもので、P型半導体基板61にN+ 型高濃度不
純物領域を形成してソース拡散層62およびドレイン拡
散層63が設けられ、その間の半導体基板61の表面に
エレクトロンまたはホールを捕獲することができる絶縁
膜64が形成され、この絶縁膜6上にゲート65が形成
されている。絶縁膜64は、トンネル酸化膜64Aおよ
びトップ酸化膜64Bによって、窒化膜64Cを挟持し
たサンドイッチ構造の、いわゆるONO膜で構成されて
いる。
る。すなわち、この先行技術の不揮発性半導体記憶装置
において用いられるメモリトランジスタはトラップ型と
称されるもので、P型半導体基板61にN+ 型高濃度不
純物領域を形成してソース拡散層62およびドレイン拡
散層63が設けられ、その間の半導体基板61の表面に
エレクトロンまたはホールを捕獲することができる絶縁
膜64が形成され、この絶縁膜6上にゲート65が形成
されている。絶縁膜64は、トンネル酸化膜64Aおよ
びトップ酸化膜64Bによって、窒化膜64Cを挟持し
たサンドイッチ構造の、いわゆるONO膜で構成されて
いる。
【0003】データの書込に当たっては、ゲート65と
基板61との間にゲート65側が正となるような書込電
圧VP が印加され、基板61からの直接トンネリングに
よってトンネル酸化膜64Aを透過して窒化膜64C中
に電子が注入される。この電子を窒化膜64C中に捕獲
させた書込状態では、このメモリトランジスタを導通さ
せるための閾値電圧は高い値をとる。
基板61との間にゲート65側が正となるような書込電
圧VP が印加され、基板61からの直接トンネリングに
よってトンネル酸化膜64Aを透過して窒化膜64C中
に電子が注入される。この電子を窒化膜64C中に捕獲
させた書込状態では、このメモリトランジスタを導通さ
せるための閾値電圧は高い値をとる。
【0004】データの消去に当たっては、ゲート65と
基板61との間にゲート65側が負となるような消去電
圧VE が印加され、これにより直接トンネリングによ
り、窒化膜64C中の電子がトンネル酸化膜64Aを透
過して、基板61中に引き抜かれる。窒化膜64C中に
電子が捕獲されていない消去状態では、このメモリトラ
ンジスタを導通させるための閾値電圧は低い値をとる。
基板61との間にゲート65側が負となるような消去電
圧VE が印加され、これにより直接トンネリングによ
り、窒化膜64C中の電子がトンネル酸化膜64Aを透
過して、基板61中に引き抜かれる。窒化膜64C中に
電子が捕獲されていない消去状態では、このメモリトラ
ンジスタを導通させるための閾値電圧は低い値をとる。
【0005】データの読出は、書込状態および消去状態
における上記の2つの閾値の間の中間的な電圧値を有す
るセンス電圧をゲート65に印加するとともに、当該メ
モリトランジスタが導通するか遮断状態に保持されるか
を監視することによって達成できる。このようなトラッ
プ型のメモリトランジスタを用いたEEPROMには、
各セルのメモリトランジスタごとにセレクトトランジス
タを設けて各セルごとに情報の書込、消去および読出が
独立に行えるようにしたフルフューチャー型のものと、
情報の書込および読出は各セルごとに行い、消去は全て
のセルに対して一括して行うようにしたフラッシュ型の
ものとがある。
における上記の2つの閾値の間の中間的な電圧値を有す
るセンス電圧をゲート65に印加するとともに、当該メ
モリトランジスタが導通するか遮断状態に保持されるか
を監視することによって達成できる。このようなトラッ
プ型のメモリトランジスタを用いたEEPROMには、
各セルのメモリトランジスタごとにセレクトトランジス
タを設けて各セルごとに情報の書込、消去および読出が
独立に行えるようにしたフルフューチャー型のものと、
情報の書込および読出は各セルごとに行い、消去は全て
のセルに対して一括して行うようにしたフラッシュ型の
ものとがある。
【0006】ところが、フルフューチャー型のものは、
セレクトトランジスタを個々のセルごとに設けているの
で、セル面積が大きくなり、高集積化が困難である。こ
のため、最近では、フラッシュ型のものの開発が盛んに
行われている。
セレクトトランジスタを個々のセルごとに設けているの
で、セル面積が大きくなり、高集積化が困難である。こ
のため、最近では、フラッシュ型のものの開発が盛んに
行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、基板上
の全てのセルの記憶情報を一括消去するためには、信号
電荷の消去に要する時間が最も長いセルに合わせて全体
の消去時間を長めに設定する必要がある。このため、信
号電荷が比較的速く消去されるセルでは、信号電荷が過
剰に引き抜かれて、このセルのメモリトランジスタの絶
縁膜64に正電荷が蓄積されるという過剰消去が生じ
る。このような過剰消去が生じると、各セルの間でトラ
ンジスタの閾値にばらつきが生じることになるので、読
出動作が不安定になるおそれがある。たとえば、過剰消
去が生じたセルのメモリトランジスタでは、非選択状態
であっても、絶縁膜に蓄積された正電荷のためにチャネ
ルが形成され、ソース−ドレイン間に電流が流れてしま
うという問題が生じ、目的とするセルからの記憶情報の
読出が不確実になる。
の全てのセルの記憶情報を一括消去するためには、信号
電荷の消去に要する時間が最も長いセルに合わせて全体
の消去時間を長めに設定する必要がある。このため、信
号電荷が比較的速く消去されるセルでは、信号電荷が過
剰に引き抜かれて、このセルのメモリトランジスタの絶
縁膜64に正電荷が蓄積されるという過剰消去が生じ
る。このような過剰消去が生じると、各セルの間でトラ
ンジスタの閾値にばらつきが生じることになるので、読
出動作が不安定になるおそれがある。たとえば、過剰消
去が生じたセルのメモリトランジスタでは、非選択状態
であっても、絶縁膜に蓄積された正電荷のためにチャネ
ルが形成され、ソース−ドレイン間に電流が流れてしま
うという問題が生じ、目的とするセルからの記憶情報の
読出が不確実になる。
【0008】このような不具合を解決するために、図8
に簡略化して示すように、フローティングゲート型のE
EPROMへの適用が提案されているSISOS(SIde
wallSelect-gate On the Source side )構造を採用す
ることが考えられる。なお、,この図8において、上述
の図7に示された各部に対応する部分には同一の参照符
号を付して示すものとする。
に簡略化して示すように、フローティングゲート型のE
EPROMへの適用が提案されているSISOS(SIde
wallSelect-gate On the Source side )構造を採用す
ることが考えられる。なお、,この図8において、上述
の図7に示された各部に対応する部分には同一の参照符
号を付して示すものとする。
【0009】この構成では、絶縁膜64などを含むゲー
トのソース拡散層62側の側壁部に自己整合的に形成さ
れたSWS(サイド・ウォール・スペーサ)が、セル選
択用の選択ゲート71として用いられる。そして、情報
の読出時には、選択ゲート71に正の電圧を印加して、
この選択ゲート71の直下の半導体基板61にチャネル
を形成させる。
トのソース拡散層62側の側壁部に自己整合的に形成さ
れたSWS(サイド・ウォール・スペーサ)が、セル選
択用の選択ゲート71として用いられる。そして、情報
の読出時には、選択ゲート71に正の電圧を印加して、
この選択ゲート71の直下の半導体基板61にチャネル
を形成させる。
【0010】この構成によれば、選択ゲート71への電
圧の印加によって、確実に読出セルを選択できるから、
たとえ過剰消去のために閾値に多少の変動が生じた場合
であっても、非選択セルからの情報の読出を防止でき、
読出動作の信頼性を確保できる。しかも、トランジスタ
の形成領域が過度に大きくなることがないので、高集積
化も良好に行える。
圧の印加によって、確実に読出セルを選択できるから、
たとえ過剰消去のために閾値に多少の変動が生じた場合
であっても、非選択セルからの情報の読出を防止でき、
読出動作の信頼性を確保できる。しかも、トランジスタ
の形成領域が過度に大きくなることがないので、高集積
化も良好に行える。
【0011】ところが、上述のようなSISOS構造の
トランジスタを適用した記憶装置では、比較的断面積の
小さな選択ゲート71に電圧を印加する必要があるた
め、この選択ゲート71の電気抵抗が高く、その結果、
読出動作の高速化が妨げられるという問題がある。この
不具合を避けるために選択ゲート71の断面積を大きく
することは、基板面積の増大を招き、高集積化の要求に
逆行することとなり、許されない。
トランジスタを適用した記憶装置では、比較的断面積の
小さな選択ゲート71に電圧を印加する必要があるた
め、この選択ゲート71の電気抵抗が高く、その結果、
読出動作の高速化が妨げられるという問題がある。この
不具合を避けるために選択ゲート71の断面積を大きく
することは、基板面積の増大を招き、高集積化の要求に
逆行することとなり、許されない。
【0012】さらに、図7および図8のいずれの構造で
あっても、基板61からの直接トンネリングによって書
込および消去を行わせているので、トンネル酸化膜64
Aの膜厚は或る程度薄くする必要がある。ところが、こ
のように薄いトンネル酸化膜64Aを用いているため
に、蓄積した電荷が散逸しやすく、データ保持特性が悪
いという欠点がある。
あっても、基板61からの直接トンネリングによって書
込および消去を行わせているので、トンネル酸化膜64
Aの膜厚は或る程度薄くする必要がある。ところが、こ
のように薄いトンネル酸化膜64Aを用いているため
に、蓄積した電荷が散逸しやすく、データ保持特性が悪
いという欠点がある。
【0013】この不具合を解消するために、トンネル酸
化膜64Aを厚く形成して、厚い酸化膜をも通過するこ
とができるホットエレクトロンをドレイン拡散層63の
近傍で発生させ、このホットエレクトロンの注入により
データの書込を行うとともに、いわゆるF−Nトンネル
によって情報の消去を行うことが考えられる。しかしな
がら、絶縁膜中に捕獲された電荷は移動しないから、窒
化膜64Cにおいてドレイン拡散層63の近傍の領域に
のみ電子が注入されることになる。このような局所的な
電子の注入では、メモリトランジスタの閾値をあまり大
きく変化させることができず、情報の記憶が不安定にな
る。
化膜64Aを厚く形成して、厚い酸化膜をも通過するこ
とができるホットエレクトロンをドレイン拡散層63の
近傍で発生させ、このホットエレクトロンの注入により
データの書込を行うとともに、いわゆるF−Nトンネル
によって情報の消去を行うことが考えられる。しかしな
がら、絶縁膜中に捕獲された電荷は移動しないから、窒
化膜64Cにおいてドレイン拡散層63の近傍の領域に
のみ電子が注入されることになる。このような局所的な
電子の注入では、メモリトランジスタの閾値をあまり大
きく変化させることができず、情報の記憶が不安定にな
る。
【0014】そこで、本発明の目的は、上述の技術的課
題を解決し、読出動作を良好に行うことができるととも
に、高集積化にも有利であり、しかも情報の記憶を確実
に行うことができる不揮発性半導体記憶装置を提供する
ことである。
題を解決し、読出動作を良好に行うことができるととも
に、高集積化にも有利であり、しかも情報の記憶を確実
に行うことができる不揮発性半導体記憶装置を提供する
ことである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の不揮発性半導体記憶装置の概念的な構成
は、図1に示されている。すなわち、本発明の不揮発性
半導体記憶装置は、トンネル絶縁膜51を介した電荷保
持用絶縁膜への電荷の注入・放出により不揮発な記憶を
行うメモリトランジスタMTrと、このメモリトランジ
スタMTrの選択を行うセレクトトランジスタSTrと
を有するものにおいて、半導体基板50にチャネル領域
を挟んで形成され、上記メモリトランジスタMTrおよ
びセレクトトランジスタSTrのドレインおよびソース
を兼用する第1の不純物拡散領域53および第2の不純
物拡散領域54と、上記半導体基板50のチャネル領域
上に形成された上記セレクトトランジスタSTrのゲー
ト55と、このゲート55のドレイン側の側部に設けら
れ、上記電荷保持用絶縁膜として作用する側壁スペーサ
52と、この側壁スペーサ52の近傍に絶縁膜56を介
して配置された、上記メモリトランジスタMTrのコン
トロールゲート57とを含むものである。
めの本発明の不揮発性半導体記憶装置の概念的な構成
は、図1に示されている。すなわち、本発明の不揮発性
半導体記憶装置は、トンネル絶縁膜51を介した電荷保
持用絶縁膜への電荷の注入・放出により不揮発な記憶を
行うメモリトランジスタMTrと、このメモリトランジ
スタMTrの選択を行うセレクトトランジスタSTrと
を有するものにおいて、半導体基板50にチャネル領域
を挟んで形成され、上記メモリトランジスタMTrおよ
びセレクトトランジスタSTrのドレインおよびソース
を兼用する第1の不純物拡散領域53および第2の不純
物拡散領域54と、上記半導体基板50のチャネル領域
上に形成された上記セレクトトランジスタSTrのゲー
ト55と、このゲート55のドレイン側の側部に設けら
れ、上記電荷保持用絶縁膜として作用する側壁スペーサ
52と、この側壁スペーサ52の近傍に絶縁膜56を介
して配置された、上記メモリトランジスタMTrのコン
トロールゲート57とを含むものである。
【0016】
【作用】上記の構成によれば、セレクトトランジスタS
Trのゲート55はチャネル領域の比較的広い領域に渡
って形成され、その側部に形成された側壁スペーサ52
が電荷保持用絶縁膜として機能する。したがって、メモ
リトランジスタMTrを選択するための電圧が印加され
るゲート55は、比較的大きな断面積を有しているの
で、充分に小さな抵抗値を有することができ、これによ
り、高速な読出動作を達成できる。
Trのゲート55はチャネル領域の比較的広い領域に渡
って形成され、その側部に形成された側壁スペーサ52
が電荷保持用絶縁膜として機能する。したがって、メモ
リトランジスタMTrを選択するための電圧が印加され
るゲート55は、比較的大きな断面積を有しているの
で、充分に小さな抵抗値を有することができ、これによ
り、高速な読出動作を達成できる。
【0017】一方、側壁スペーサ52は、ゲート55の
側部に細く形成されているから、ドレインに対応した第
1の不純物拡散領域53の近傍でホットエレクトロンま
たはホットホールを発生させると、このホットエレクト
ロンまたはホットホールは、側壁スペーサ52内に均一
に捕獲される。したがって、ホットエレクトロンやホッ
トホールの注入によって、メモリトランジスタの閾値を
十分に大きく変化させることができる。このようにホッ
トエレクトロンまたはホットホールの注入により安定な
記憶を行える結果、トンネル絶縁膜51の膜厚を厚くす
ることができ、これにより電荷の散逸を有効に防止して
記憶の保持を良好に行わせることができる。
側部に細く形成されているから、ドレインに対応した第
1の不純物拡散領域53の近傍でホットエレクトロンま
たはホットホールを発生させると、このホットエレクト
ロンまたはホットホールは、側壁スペーサ52内に均一
に捕獲される。したがって、ホットエレクトロンやホッ
トホールの注入によって、メモリトランジスタの閾値を
十分に大きく変化させることができる。このようにホッ
トエレクトロンまたはホットホールの注入により安定な
記憶を行える結果、トンネル絶縁膜51の膜厚を厚くす
ることができ、これにより電荷の散逸を有効に防止して
記憶の保持を良好に行わせることができる。
【0018】
【実施例】以下では、本発明の実施例を、添付図面を参
照して詳細に説明する。図2は本発明の不揮発性半導体
記憶装置の一実施例であるEEPROMのメモリセルの
平面図であり、図3は図2の切断面線A−Aから見た断
面図である。N型シリコン基板1に形成されたP型ウェ
ル2は、フィールド酸化膜3により所定の素子形成領域
ごとに分離されている。この分離された素子形成領域に
は、N+型ドレイン拡散層11と、N+ 型ソース拡散層
12とが形成されている。
照して詳細に説明する。図2は本発明の不揮発性半導体
記憶装置の一実施例であるEEPROMのメモリセルの
平面図であり、図3は図2の切断面線A−Aから見た断
面図である。N型シリコン基板1に形成されたP型ウェ
ル2は、フィールド酸化膜3により所定の素子形成領域
ごとに分離されている。この分離された素子形成領域に
は、N+型ドレイン拡散層11と、N+ 型ソース拡散層
12とが形成されている。
【0019】ドレイン拡散層11とソース拡散層12と
の間のチャネル領域において、ドレイン拡散層11の近
傍の領域には、トンネル酸化膜6を介在させて細長く形
成した電荷保持用絶縁膜として作用する側壁スペーサ7
aが形成されている。この側壁スペーサ7aは、たとえ
ばポリシリコン膜からなっている。また、上記のチャネ
ル領域において、ソース側の領域には、ゲート酸化膜9
を介して共通ゲート10aが形成されており、この共通
ゲート10aは、絶縁膜8を介在させて側壁スペーサ7
aの上方の領域にまで延びて形成されている。
の間のチャネル領域において、ドレイン拡散層11の近
傍の領域には、トンネル酸化膜6を介在させて細長く形
成した電荷保持用絶縁膜として作用する側壁スペーサ7
aが形成されている。この側壁スペーサ7aは、たとえ
ばポリシリコン膜からなっている。また、上記のチャネ
ル領域において、ソース側の領域には、ゲート酸化膜9
を介して共通ゲート10aが形成されており、この共通
ゲート10aは、絶縁膜8を介在させて側壁スペーサ7
aの上方の領域にまで延びて形成されている。
【0020】なお、図2および図3において、14はド
レイン拡散層11およびソース拡散層12に電気接続さ
れた金属配線であり、16は共通ゲート10に電気接続
された金属配線であり、13,15は層間絶縁膜であ
る。本実施例では、1つのメモリセルは、1トランジス
タ領域にメモリトランジスタとセレクトトランジスタと
を備えている。すなわち、ドレイン拡散層11およびソ
ース拡散層12は、両トランジスタのドレインおよびソ
ースとして兼用されている。また、メモリトランジスタ
のゲートは、上述したトンネル酸化膜6、側壁スペーサ
7a、絶縁膜8および共通ゲート10aで構成され、共
通ゲート10aのドレイン側の一端部がコントロールゲ
ートの役目を担っている。さらに、セレクトトランジス
タのゲートは、上述したゲート酸化膜9および共通ゲー
ト10aのソース側の端部で構成されている。
レイン拡散層11およびソース拡散層12に電気接続さ
れた金属配線であり、16は共通ゲート10に電気接続
された金属配線であり、13,15は層間絶縁膜であ
る。本実施例では、1つのメモリセルは、1トランジス
タ領域にメモリトランジスタとセレクトトランジスタと
を備えている。すなわち、ドレイン拡散層11およびソ
ース拡散層12は、両トランジスタのドレインおよびソ
ースとして兼用されている。また、メモリトランジスタ
のゲートは、上述したトンネル酸化膜6、側壁スペーサ
7a、絶縁膜8および共通ゲート10aで構成され、共
通ゲート10aのドレイン側の一端部がコントロールゲ
ートの役目を担っている。さらに、セレクトトランジス
タのゲートは、上述したゲート酸化膜9および共通ゲー
ト10aのソース側の端部で構成されている。
【0021】図4は、本実施例のEEPROMの一部の
等価回路を示す電気回路図である。1つのメモリセル
は、上述のメモリトランジスタMTrとセレクトトラン
ジスタSTrとから構成され、各メモリセルがマトリク
ス状に配列されている。両トランジスタMTr,STr
の共通ゲート10aは、各々に対応したワードラインW
n ,Wn+1 ,Wn+2 に接続され、メモリトランジスタM
Trのドレイン(ドレイン拡散層11)はビットライン
Bm ,Bm+1 に接続され、セレクトトランジスタSTr
のソース(ソース拡散層12)はソースラインSm ,S
m+1 に接続されている。ワードラインWn ,Wn+1 ,W
n+2 はXデコーダ20により選択され、ソースラインS
m ,Sm+1 はYデコーダ21により選択される。
等価回路を示す電気回路図である。1つのメモリセル
は、上述のメモリトランジスタMTrとセレクトトラン
ジスタSTrとから構成され、各メモリセルがマトリク
ス状に配列されている。両トランジスタMTr,STr
の共通ゲート10aは、各々に対応したワードラインW
n ,Wn+1 ,Wn+2 に接続され、メモリトランジスタM
Trのドレイン(ドレイン拡散層11)はビットライン
Bm ,Bm+1 に接続され、セレクトトランジスタSTr
のソース(ソース拡散層12)はソースラインSm ,S
m+1 に接続されている。ワードラインWn ,Wn+1 ,W
n+2 はXデコーダ20により選択され、ソースラインS
m ,Sm+1 はYデコーダ21により選択される。
【0022】メモリセル(n,m)に対するデータの書
込は、次のようにして行われる。すなわち、ビットライ
ンBm に書込電圧VP を与え、ワードラインWn をHレ
ベルにするとともに、ソースラインSm を接地する。メ
モリセル(n,m)とともにワードラインWn に共通に
接続されているメモリセル(n,m+1)は、ビットラ
インBm+1 およびソースラインSm+1 を開放するか接地
することにより、書込が禁止される。その他のメモリセ
ル(n+1,m)および(n+1,m+1)はワードラ
インWn+1 を接地またはLレベルとすることにより、セ
レクトトランジスタSTrをオフ状態として、書込を禁
止できる。
込は、次のようにして行われる。すなわち、ビットライ
ンBm に書込電圧VP を与え、ワードラインWn をHレ
ベルにするとともに、ソースラインSm を接地する。メ
モリセル(n,m)とともにワードラインWn に共通に
接続されているメモリセル(n,m+1)は、ビットラ
インBm+1 およびソースラインSm+1 を開放するか接地
することにより、書込が禁止される。その他のメモリセ
ル(n+1,m)および(n+1,m+1)はワードラ
インWn+1 を接地またはLレベルとすることにより、セ
レクトトランジスタSTrをオフ状態として、書込を禁
止できる。
【0023】選択されたメモリセル(n,m)では、次
のようにして側壁スペーサ7aへのホットエレクトロン
の注入が行われる。すなわち、ドレイン拡散層11に、
書込電圧VP が印加され、ソース拡散層12が接地さ
れ、共通ゲート10aがHレベルになると、ソース拡散
層12からドレイン拡散層11へ向かってチャネルが形
成される。書込電圧VP を適宜設定することにより、こ
のチャネルを、セレクトトランジスタSTrの下部(す
なわち、図3の共通ゲート10aの右側にあるゲート酸
化膜9の直下)を超え、かつドレイン拡散層11には達
しない位置にまで延ばす。そうすると、側壁スペーサ7
aの直下で電界が集中し、多数のホットエレクトロンが
発生する。ホットエレクトロンの一部は、ドレイン拡散
層11に流れ込むが、一部は共通ゲート10aの電界に
より加速されて、トンネル酸化膜6を透過して側壁スペ
ーサ7aに注入されて捕獲される。このようにしてデー
タの書込が達成される。この書込状態では、メモリトラ
ンジスタMTrを導通させるための閾値は、高い値をと
る。
のようにして側壁スペーサ7aへのホットエレクトロン
の注入が行われる。すなわち、ドレイン拡散層11に、
書込電圧VP が印加され、ソース拡散層12が接地さ
れ、共通ゲート10aがHレベルになると、ソース拡散
層12からドレイン拡散層11へ向かってチャネルが形
成される。書込電圧VP を適宜設定することにより、こ
のチャネルを、セレクトトランジスタSTrの下部(す
なわち、図3の共通ゲート10aの右側にあるゲート酸
化膜9の直下)を超え、かつドレイン拡散層11には達
しない位置にまで延ばす。そうすると、側壁スペーサ7
aの直下で電界が集中し、多数のホットエレクトロンが
発生する。ホットエレクトロンの一部は、ドレイン拡散
層11に流れ込むが、一部は共通ゲート10aの電界に
より加速されて、トンネル酸化膜6を透過して側壁スペ
ーサ7aに注入されて捕獲される。このようにしてデー
タの書込が達成される。この書込状態では、メモリトラ
ンジスタMTrを導通させるための閾値は、高い値をと
る。
【0024】メモリセル(n,m)のデータの消去は、
次のようにして行われる。すなわち、ワードラインWn
をLレベルとし、ビットラインBm およびソースライン
Smにそれぞれ消去電圧VE を印加する。メモリセル
(n,m)とともに共通にワードラインWn に接続され
ているメモリセル(n,m+1)は、ビットラインBm+
1 およびソースラインSm+1 が接地またはオープンとさ
れ、消去が禁止される。また、その他のメモリセル(n
+1,m)、(n+1,m+1)は、ワードラインW
n+1 をHレベルとすることによって、消去を禁止でき
る。メモリセル(n,m)の共通ゲート10aがLレベ
ルとされ、ドレイン拡散層11に消去電圧VEが印加さ
れると、側壁スペーサ7aに捕獲されていた電子が、ト
ンネル酸化膜6を透過してドレイン拡散層11に引き抜
かれ、これにより記憶データの消去が達成される。この
消去状態では、メモリトランジスタMTrを導通させる
ための閾値は、低い値をとる。
次のようにして行われる。すなわち、ワードラインWn
をLレベルとし、ビットラインBm およびソースライン
Smにそれぞれ消去電圧VE を印加する。メモリセル
(n,m)とともに共通にワードラインWn に接続され
ているメモリセル(n,m+1)は、ビットラインBm+
1 およびソースラインSm+1 が接地またはオープンとさ
れ、消去が禁止される。また、その他のメモリセル(n
+1,m)、(n+1,m+1)は、ワードラインW
n+1 をHレベルとすることによって、消去を禁止でき
る。メモリセル(n,m)の共通ゲート10aがLレベ
ルとされ、ドレイン拡散層11に消去電圧VEが印加さ
れると、側壁スペーサ7aに捕獲されていた電子が、ト
ンネル酸化膜6を透過してドレイン拡散層11に引き抜
かれ、これにより記憶データの消去が達成される。この
消去状態では、メモリトランジスタMTrを導通させる
ための閾値は、低い値をとる。
【0025】メモリセル(n,m)の記憶データの読出
は、次のようにして行われる。すなわち、ソースライン
Sm を接地し、ワードラインWn にセンス電圧VSENSE
を印加するとともに、ビットラインBm に抵抗を介して
電圧Vccを印加して、このビットラインBm の、電位降
下の有無を検知する。すなわち、メモリセル(n,m)
にデータが書き込まれていれば、メモリトランジスタM
Trはオフ状態になるので、電圧降下が生じない状態、
すなわち、データ「1」が読み出される。一方、メモリ
セル(n,m)にデータが書き込まれていれば、メモリ
トランジスタMTrはオン状態になるので、電圧降下が
生じる状態、すなわち、データ「0」が読み出される。
なお、上記のセンス電圧VSENSE は、書込状態および消
去状態におけるメモリトランジスタMTrの各閾値の間
の中間的な値の電圧である。
は、次のようにして行われる。すなわち、ソースライン
Sm を接地し、ワードラインWn にセンス電圧VSENSE
を印加するとともに、ビットラインBm に抵抗を介して
電圧Vccを印加して、このビットラインBm の、電位降
下の有無を検知する。すなわち、メモリセル(n,m)
にデータが書き込まれていれば、メモリトランジスタM
Trはオフ状態になるので、電圧降下が生じない状態、
すなわち、データ「1」が読み出される。一方、メモリ
セル(n,m)にデータが書き込まれていれば、メモリ
トランジスタMTrはオン状態になるので、電圧降下が
生じる状態、すなわち、データ「0」が読み出される。
なお、上記のセンス電圧VSENSE は、書込状態および消
去状態におけるメモリトランジスタMTrの各閾値の間
の中間的な値の電圧である。
【0026】上述のように、本実施例では、セレクトト
ランジスタSTrのゲートの側部に形成された側壁スペ
ーサ7aが電荷保持用絶縁膜として用いられ、共通ゲー
ト10aにおいてチャネル領域上の比較的広い領域に渡
って形成された断面積の大きなソース側部分がセレクト
トランジスタSTrのゲートとして用いられている。し
たがって、このセレクトトランジスタSTrのゲートは
充分に小さな抵抗を有することができるから、このセレ
クトトランジスタSTrの駆動を良好に行うことができ
る。これにより、読出動作を高速に行える。
ランジスタSTrのゲートの側部に形成された側壁スペ
ーサ7aが電荷保持用絶縁膜として用いられ、共通ゲー
ト10aにおいてチャネル領域上の比較的広い領域に渡
って形成された断面積の大きなソース側部分がセレクト
トランジスタSTrのゲートとして用いられている。し
たがって、このセレクトトランジスタSTrのゲートは
充分に小さな抵抗を有することができるから、このセレ
クトトランジスタSTrの駆動を良好に行うことができ
る。これにより、読出動作を高速に行える。
【0027】一方、細く形成した側壁スペーサ7aをメ
モリトランジスタMTrの電荷保持用絶縁膜に用いてい
るので、ドレイン拡散層11の境界部で局所的に発生し
たホットエレクトロンを側壁スペーサ7a全体に均一に
捕獲させることができる。このため、メモリトランジス
タMTrを導通させるための閾値を大きく変化させるこ
とができ、この結果、安定な記憶が可能となる。また、
ホットエレクトロンの注入により書込を行うようにして
いるから、トンネル酸化膜6を厚く形成することがで
き、これにより側壁スペーサ7aに捕獲された電荷の散
逸を有効に防いで、記憶の保持を良好に行わせることが
できる。
モリトランジスタMTrの電荷保持用絶縁膜に用いてい
るので、ドレイン拡散層11の境界部で局所的に発生し
たホットエレクトロンを側壁スペーサ7a全体に均一に
捕獲させることができる。このため、メモリトランジス
タMTrを導通させるための閾値を大きく変化させるこ
とができ、この結果、安定な記憶が可能となる。また、
ホットエレクトロンの注入により書込を行うようにして
いるから、トンネル酸化膜6を厚く形成することがで
き、これにより側壁スペーサ7aに捕獲された電荷の散
逸を有効に防いで、記憶の保持を良好に行わせることが
できる。
【0028】しかも、1つのトランジスタの形成領域
に、メモリトランジスタMTrとセレクトトランジスタ
との2つのトランジスタを形成しているので、メモリセ
ルの面積が過度に増大することもなく、高集積化を良好
に行うことができる。以下では、図5および図6を参照
して、本実施例のEEPROMの製造方法を説明する。
なお、製造方法は、種々変更可能であり、本発明の記憶
装置は、この方法によって製造されたものに限定される
ものではない。
に、メモリトランジスタMTrとセレクトトランジスタ
との2つのトランジスタを形成しているので、メモリセ
ルの面積が過度に増大することもなく、高集積化を良好
に行うことができる。以下では、図5および図6を参照
して、本実施例のEEPROMの製造方法を説明する。
なお、製造方法は、種々変更可能であり、本発明の記憶
装置は、この方法によって製造されたものに限定される
ものではない。
【0029】先ず、図5(a) に示すように、N型シリコ
ン基板1にP型ウェル2が形成され、その後、表面に酸
化膜4が形成され、さらに素子分離用のフィールド酸化
膜3が選択的に成長させられる。次いで、図5(b) に示
すように、酸化膜5をCVD(Chemical Vapor Deposit
ion )法により堆積した後、異方性エッチングによりメ
モリトランジスタおよびセレクトトランジスタを形成す
べき領域の酸化膜5を選択的に除去する。
ン基板1にP型ウェル2が形成され、その後、表面に酸
化膜4が形成され、さらに素子分離用のフィールド酸化
膜3が選択的に成長させられる。次いで、図5(b) に示
すように、酸化膜5をCVD(Chemical Vapor Deposit
ion )法により堆積した後、異方性エッチングによりメ
モリトランジスタおよびセレクトトランジスタを形成す
べき領域の酸化膜5を選択的に除去する。
【0030】この状態から、基板表面を平滑化するため
に、基板表面を再酸化した後に、ウェットエッチングに
よりその酸化膜を除去する。続いて、素子形成領域に、
トンネル酸化膜6を形成した後、ポリシリコン膜7を堆
積する。この状態が、図5(c) に示されている。次に、
図5(d) に示すように、酸化膜5上のポリシリコン膜7
が全て除去されるまでエッチバックする。これにより、
酸化膜5の窓部分の端面にポリシリコンのサイドウォー
ルが形成される。左側のサイドウォールが、上述したメ
モリトランジスタMTrの側壁スペーサ7aになる。な
お、側壁スペーサ7aのゲート長方向の幅は、酸化膜5
の厚さおよびエッチング条件等を変えることにより、デ
ザインルール以下の寸法で制御することができる。
に、基板表面を再酸化した後に、ウェットエッチングに
よりその酸化膜を除去する。続いて、素子形成領域に、
トンネル酸化膜6を形成した後、ポリシリコン膜7を堆
積する。この状態が、図5(c) に示されている。次に、
図5(d) に示すように、酸化膜5上のポリシリコン膜7
が全て除去されるまでエッチバックする。これにより、
酸化膜5の窓部分の端面にポリシリコンのサイドウォー
ルが形成される。左側のサイドウォールが、上述したメ
モリトランジスタMTrの側壁スペーサ7aになる。な
お、側壁スペーサ7aのゲート長方向の幅は、酸化膜5
の厚さおよびエッチング条件等を変えることにより、デ
ザインルール以下の寸法で制御することができる。
【0031】次に、図6(e) を参照する。この工程で
は、図5(d) に示された左側のサイドウォールである側
壁スペーサ7aと、酸化膜5の一部をフォトレジストで
マスクし、右側のサイドウォールと酸化膜5の残部をエ
ッチングして除去する。そして、フォトレジストを除去
した後、熱酸化させて側壁スペーサ7aの表面に絶縁膜
(シリコン酸化膜)8を形成する。さらに、セレクトト
ランジスタ領域の酸化膜をウェットエッチングで除去し
た後、ゲート酸化膜9を形成し、次いで、ポリシリコン
膜10を形成する。
は、図5(d) に示された左側のサイドウォールである側
壁スペーサ7aと、酸化膜5の一部をフォトレジストで
マスクし、右側のサイドウォールと酸化膜5の残部をエ
ッチングして除去する。そして、フォトレジストを除去
した後、熱酸化させて側壁スペーサ7aの表面に絶縁膜
(シリコン酸化膜)8を形成する。さらに、セレクトト
ランジスタ領域の酸化膜をウェットエッチングで除去し
た後、ゲート酸化膜9を形成し、次いで、ポリシリコン
膜10を形成する。
【0032】次に、図6(f) に示すように、トランジス
タ領域をフォトレジストでマスクして、それ以外のポリ
シリコン膜10および酸化膜5を異方性エッチングで除
去する。これにより、メモリトランジスタのコントロー
ルゲートおよびセレクトトランジスタのゲートに兼用さ
れる共通ゲート10aが形成される。ドレインおよびソ
ース領域の酸化膜9を除去した後、燐や砒素などのN型
不純物をイオン注入して、ドレイン拡散層11およびソ
ース拡散層12を形成する。
タ領域をフォトレジストでマスクして、それ以外のポリ
シリコン膜10および酸化膜5を異方性エッチングで除
去する。これにより、メモリトランジスタのコントロー
ルゲートおよびセレクトトランジスタのゲートに兼用さ
れる共通ゲート10aが形成される。ドレインおよびソ
ース領域の酸化膜9を除去した後、燐や砒素などのN型
不純物をイオン注入して、ドレイン拡散層11およびソ
ース拡散層12を形成する。
【0033】さらに、図6(g) に示すように、再び熱酸
化して表面に酸化膜を形成する。そして、燐ガラス(P
SG)などの層間絶縁膜13を堆積した後、ドレインお
よびソース領域のコンタクトホールを形成し、Al−S
iなどの金属を被着する。この金属膜をフォトエッチン
グ法によりパターニングして、ドレイン拡散層11およ
びソース拡散層12に電気接続された金属配線を形成す
る。
化して表面に酸化膜を形成する。そして、燐ガラス(P
SG)などの層間絶縁膜13を堆積した後、ドレインお
よびソース領域のコンタクトホールを形成し、Al−S
iなどの金属を被着する。この金属膜をフォトエッチン
グ法によりパターニングして、ドレイン拡散層11およ
びソース拡散層12に電気接続された金属配線を形成す
る。
【0034】そして、図6(h) に示すように、層間絶縁
膜15を堆積した後、ゲート領域にコンタクトホールを
形成し、金属層を被着する。この金属層をパターニング
することにより、共通ゲート10aに接続された金属配
線16が形成される。このようにして、図2および図3
に示されたEEPROMが作成される。なお、本発明は
上述の実施例に限定されるものではない。たとえば、上
記の実施例では、Nチャネル型のEEPROMを例に採
って説明したが、本発明はPチャネル型のEEPROM
にも適用できることはもちろんである。
膜15を堆積した後、ゲート領域にコンタクトホールを
形成し、金属層を被着する。この金属層をパターニング
することにより、共通ゲート10aに接続された金属配
線16が形成される。このようにして、図2および図3
に示されたEEPROMが作成される。なお、本発明は
上述の実施例に限定されるものではない。たとえば、上
記の実施例では、Nチャネル型のEEPROMを例に採
って説明したが、本発明はPチャネル型のEEPROM
にも適用できることはもちろんである。
【0035】また、ドレイン拡散層11とP型ウェル2
との間にホットエレクトロンの発生効率を高めるための
P+ 型拡散層を設けてもよい。さらに、耐圧向上のため
に、ソース拡散層12とP型ウェル2との間にN- 拡散
層を設けてもよい。さらに、上記の実施例では、メモリ
トランジスタのコントロールゲートとセレクトトランジ
スタのゲートとが1つの共通ゲート10aにより構成さ
れているが、これらのゲートは図1の構成のように相互
に絶縁された2つのゲートにより構成されていてもよ
い。
との間にホットエレクトロンの発生効率を高めるための
P+ 型拡散層を設けてもよい。さらに、耐圧向上のため
に、ソース拡散層12とP型ウェル2との間にN- 拡散
層を設けてもよい。さらに、上記の実施例では、メモリ
トランジスタのコントロールゲートとセレクトトランジ
スタのゲートとが1つの共通ゲート10aにより構成さ
れているが、これらのゲートは図1の構成のように相互
に絶縁された2つのゲートにより構成されていてもよ
い。
【0036】その他、本発明の要旨を変更しない範囲で
種々の設計変更を施すことが可能である。
種々の設計変更を施すことが可能である。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明の不揮発性半導体記
憶装置によれば、セレクトトランジスタのゲートの側部
に細く形成した側壁スペーサを電荷保持用絶縁膜として
機能させるようにしているので、チャネル領域上に形成
される上記セレクトトランジスタのゲートは充分に大き
な断面積を有することができる。したがって、このセレ
クトトランジスタのゲートは充分に低い抵抗値を有する
ことができるから、記憶情報の読出を高速に行うことが
できる。
憶装置によれば、セレクトトランジスタのゲートの側部
に細く形成した側壁スペーサを電荷保持用絶縁膜として
機能させるようにしているので、チャネル領域上に形成
される上記セレクトトランジスタのゲートは充分に大き
な断面積を有することができる。したがって、このセレ
クトトランジスタのゲートは充分に低い抵抗値を有する
ことができるから、記憶情報の読出を高速に行うことが
できる。
【0038】しかも、1つのトランジスタ形成領域に、
メモリトランジスタとセレクトトランジスタとの2つの
トランジスタを形成しているので、小さな面積に形成す
ることができ、高集積化にも有利である。また、電荷保
持用の側壁スペーサは、ゲートの側部に細く形成されて
いるから、ホットエレクトロンまたはホットホールの注
入により安定な記憶を行わせることができ、この結果、
トンネル絶縁膜を厚く形成することができる。これによ
り電荷の散逸を有効に防止して記憶の保持を良好に行わ
せることができる。
メモリトランジスタとセレクトトランジスタとの2つの
トランジスタを形成しているので、小さな面積に形成す
ることができ、高集積化にも有利である。また、電荷保
持用の側壁スペーサは、ゲートの側部に細く形成されて
いるから、ホットエレクトロンまたはホットホールの注
入により安定な記憶を行わせることができ、この結果、
トンネル絶縁膜を厚く形成することができる。これによ
り電荷の散逸を有効に防止して記憶の保持を良好に行わ
せることができる。
【図1】本発明の不揮発性記憶装置の基本構成を示す簡
略化した断面図である。
略化した断面図である。
【図2】本発明の不揮発性半導体記憶装置の一実施例で
あるEEPROMのセル構造を示す平面図である。
あるEEPROMのセル構造を示す平面図である。
【図3】図2の切断面線A−Aから見た断面図である。
【図4】上記実施例の記憶装置の一部の等価回路を示す
電気回路図である。
電気回路図である。
【図5】上記実施例の記憶装置の製造工程を工程順に示
す断面図である。
す断面図である。
【図6】上記実施例の記憶装置の製造工程を工程順に示
す断面図である。
す断面図である。
【図7】従来から用いられているスタックゲート構造の
EEPROMのセル構造を示す断面図である。
EEPROMのセル構造を示す断面図である。
【図8】SISOS構造をトラップ型のメモリトランジ
スタに適用した例を示す断面図である。
スタに適用した例を示す断面図である。
1 N型シリコン基板 2 P型ウェル 6 トンネル酸化膜 7a 側壁スペーサ 8 絶縁膜 9 ゲート酸化膜 10a 共通ゲート 11 ドレイン拡散層(第1の不純物拡散領域) 12 ソース拡散層(第2の不純物拡散領域) 50 半導体基板 51 トンネル絶縁膜 52 側壁スペーサ 53 第1の不純物拡散領域 54 第2の不純物拡散領域 55 セレクトトランジスタのゲート 56 絶縁膜 57 メモリトランジスタのコントロールゲート MTr メモリトランジスタ STr セレクトトランジスタ
Claims (1)
- 【請求項1】トンネル絶縁膜を介した電荷保持用絶縁膜
への電荷の注入・放出により不揮発な記憶を行うメモリ
トランジスタと、このメモリトランジスタの選択を行う
セレクトトランジスタとを有する不揮発性半導体記憶装
置において、 半導体基板にチャネル領域を挟んで形成され、上記メモ
リトランジスタおよびセレクトトランジスタのドレイン
およびソースを兼用する第1の不純物拡散領域および第
2の不純物拡散領域と、 上記半導体基板のチャネル領域上に形成された上記セレ
クトトランジスタのゲートと、 このゲートのドレイン側の側部に設けられ、上記電荷保
持用絶縁膜として作用する側壁スペーサと、 この側壁スペーサの近傍に絶縁膜を介して配置された、
上記メモリトランジスタのコントロールゲートとを含む
ことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6225692A JPH05267681A (ja) | 1992-03-18 | 1992-03-18 | 不揮発性半導体記憶装置 |
| US08/032,119 US5477068A (en) | 1992-03-18 | 1993-03-17 | Nonvolatile semiconductor memory device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6225692A JPH05267681A (ja) | 1992-03-18 | 1992-03-18 | 不揮発性半導体記憶装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05267681A true JPH05267681A (ja) | 1993-10-15 |
Family
ID=13194890
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6225692A Pending JPH05267681A (ja) | 1992-03-18 | 1992-03-18 | 不揮発性半導体記憶装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05267681A (ja) |
-
1992
- 1992-03-18 JP JP6225692A patent/JPH05267681A/ja active Pending
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