JPH05269689A - ワークの把持装置 - Google Patents
ワークの把持装置Info
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- JPH05269689A JPH05269689A JP9894492A JP9894492A JPH05269689A JP H05269689 A JPH05269689 A JP H05269689A JP 9894492 A JP9894492 A JP 9894492A JP 9894492 A JP9894492 A JP 9894492A JP H05269689 A JPH05269689 A JP H05269689A
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- gripping
- work
- main body
- grip
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 簡素な構造で把持部に自由度を付加すること
により、低精度の状態で供給されたワークでも適正に把
持することができる把持装置を提供し、組み立てライン
の稼働率を向上させる。 【構成】 ワーク1を把持および解放する把持部2(真
空パッド又は把持爪)と、この把持部2と本体3の間に
設けられ当該把持部を前記本体に対して摺動自在に支持
するリニアガイド4と、前記把持部を前記本体に対して
固定および解放するロック手段5とを有する。把持部2
を本体3に対して相対的に回動させるロータリーアクチ
ュエータ23を有する。
により、低精度の状態で供給されたワークでも適正に把
持することができる把持装置を提供し、組み立てライン
の稼働率を向上させる。 【構成】 ワーク1を把持および解放する把持部2(真
空パッド又は把持爪)と、この把持部2と本体3の間に
設けられ当該把持部を前記本体に対して摺動自在に支持
するリニアガイド4と、前記把持部を前記本体に対して
固定および解放するロック手段5とを有する。把持部2
を本体3に対して相対的に回動させるロータリーアクチ
ュエータ23を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワークの把持装置に関
し、特に把持部にフローティング機能を与えることによ
りワークを把持あるいは解放する際におけるチャックミ
ス等を防止した把持装置に関する。
し、特に把持部にフローティング機能を与えることによ
りワークを把持あるいは解放する際におけるチャックミ
ス等を防止した把持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各種装置の組み立てラインでは、例え
ば、ラインサイドに搬入されてきた部品を把持してライ
ン上の所定位置にセットしたり、所定の加工を終了した
ライン上のワークを把持してライン外に搬出したりする
ためにワークの把持装置が用いられている。従来のワー
クの把持装置は、ロボットのアーム先端に固定された本
体と、この本体に取り付けられた把持部とを有してお
り、予め教示された軌跡にしたがって移動するアームと
ともに本体が移動してワークに接近し、この状態で把持
部を作動させることによりワークを把持するように構成
されている。例えば、ラインサイドに搬入されたワーク
を把持してライン上にセットする場合は、ワークである
部品は所定の数量をまとめて供給パレットなどに収容さ
れた状態で搬入されるため、把持装置は、まずこの供給
パレットに接近して部品を把持し、その後にロボットア
ームを作動させて本体をライン上まで移動するようにし
ている。
ば、ラインサイドに搬入されてきた部品を把持してライ
ン上の所定位置にセットしたり、所定の加工を終了した
ライン上のワークを把持してライン外に搬出したりする
ためにワークの把持装置が用いられている。従来のワー
クの把持装置は、ロボットのアーム先端に固定された本
体と、この本体に取り付けられた把持部とを有してお
り、予め教示された軌跡にしたがって移動するアームと
ともに本体が移動してワークに接近し、この状態で把持
部を作動させることによりワークを把持するように構成
されている。例えば、ラインサイドに搬入されたワーク
を把持してライン上にセットする場合は、ワークである
部品は所定の数量をまとめて供給パレットなどに収容さ
れた状態で搬入されるため、把持装置は、まずこの供給
パレットに接近して部品を把持し、その後にロボットア
ームを作動させて本体をライン上まで移動するようにし
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のワー
クの把持装置では、把持装置の本体に対して把持部が固
定状態となっていたため、把持すべきワークの位置精度
が不十分であると、ワークを把持できないという問題が
あった。したがって、このようなチャックミスを防止す
るためには、供給パレットにおけるワークの整列状態の
精度を高めるか(±0.05mm程度)、あるいは把持
装置にワークに対する移動の自由度を付加する必要があ
る。
クの把持装置では、把持装置の本体に対して把持部が固
定状態となっていたため、把持すべきワークの位置精度
が不十分であると、ワークを把持できないという問題が
あった。したがって、このようなチャックミスを防止す
るためには、供給パレットにおけるワークの整列状態の
精度を高めるか(±0.05mm程度)、あるいは把持
装置にワークに対する移動の自由度を付加する必要があ
る。
【0004】しかしながら、ワークは整列精度が悪い流
通用パレットに収容されてラインサイドに搬入されるた
め、供給パレットの整列精度を高めるためには、ワーク
を流通用パレットから要求される整列精度を備えた供給
パレットに移し換える必要がある。したがって、パレッ
トに要する費用が嵩んだり、あるいは余分な作業が増加
するという問題があった。また、把持装置にワークに対
する移動の自由度、いわゆるコンプライアンス(追従機
能)を付加する手段として、従来よりRCC(リモート
・センタ・コンプライアンス)機構が知られているが、
この機構は弾性力を要するため、把持部が無負荷状態と
はならず、ワークに余計な力が作用してしまうという問
題があった。しかも、このようなRCC機構は大型であ
るため、ロボットのアームに装着する場合にスペース的
な制約を受けるという問題があった。
通用パレットに収容されてラインサイドに搬入されるた
め、供給パレットの整列精度を高めるためには、ワーク
を流通用パレットから要求される整列精度を備えた供給
パレットに移し換える必要がある。したがって、パレッ
トに要する費用が嵩んだり、あるいは余分な作業が増加
するという問題があった。また、把持装置にワークに対
する移動の自由度、いわゆるコンプライアンス(追従機
能)を付加する手段として、従来よりRCC(リモート
・センタ・コンプライアンス)機構が知られているが、
この機構は弾性力を要するため、把持部が無負荷状態と
はならず、ワークに余計な力が作用してしまうという問
題があった。しかも、このようなRCC機構は大型であ
るため、ロボットのアームに装着する場合にスペース的
な制約を受けるという問題があった。
【0005】さらに、従来のRCC機構では、ワークが
載置されたX−Y平面における全方向に対して自由度が
付加されているので、ワークを把持する場合は好都合で
あっても、逆にワークの位置を管理し難いという問題が
あった。たとえば、ワークを把持する場合には把持部に
ある程度のコンプライアンスを必要とするが、この把持
したワークをライン上に搭載する場合には、ロボットの
アーム側で停止精度を十分確保できる場合などは特に、
把持部にコンプライアンスがあるとワークの停止位置が
定まらず所定位置にセットできないという問題があっ
た。
載置されたX−Y平面における全方向に対して自由度が
付加されているので、ワークを把持する場合は好都合で
あっても、逆にワークの位置を管理し難いという問題が
あった。たとえば、ワークを把持する場合には把持部に
ある程度のコンプライアンスを必要とするが、この把持
したワークをライン上に搭載する場合には、ロボットの
アーム側で停止精度を十分確保できる場合などは特に、
把持部にコンプライアンスがあるとワークの停止位置が
定まらず所定位置にセットできないという問題があっ
た。
【0006】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、簡素な構造で把持部に自由
度を付加することにより、低精度の状態で供給されたワ
ークでも適正に把持することができる把持装置を提供
し、組み立てラインの稼働率を向上させることを目的と
する。
鑑みてなされたものであり、簡素な構造で把持部に自由
度を付加することにより、低精度の状態で供給されたワ
ークでも適正に把持することができる把持装置を提供
し、組み立てラインの稼働率を向上させることを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のワークの把持装置は、ワークを把持および
解放する把持部と、この把持部と本体の間に設けられ当
該把持部を前記本体に対して摺動自在に支持するリニア
ガイドと、前記把持部を前記本体に対して固定および解
放するロック手段とを有することを特徴としている。前
記把持部を前記本体に対して相対的に回動させる回動手
段を設けることが好ましい。
に、本発明のワークの把持装置は、ワークを把持および
解放する把持部と、この把持部と本体の間に設けられ当
該把持部を前記本体に対して摺動自在に支持するリニア
ガイドと、前記把持部を前記本体に対して固定および解
放するロック手段とを有することを特徴としている。前
記把持部を前記本体に対して相対的に回動させる回動手
段を設けることが好ましい。
【0008】
【作用】まず、把持装置本体をワークに接近させて把持
部によってワークを把持する。このとき、把持部を本体
に対して解放するようにロック手段を作動させておく
と、把持部はリニアガイドに沿って移動自在となるた
め、ワークの位置が把持装置本体に対して多少ずれてい
ても把持部のみが移動することによりワークを適確に把
持することができる。
部によってワークを把持する。このとき、把持部を本体
に対して解放するようにロック手段を作動させておく
と、把持部はリニアガイドに沿って移動自在となるた
め、ワークの位置が把持装置本体に対して多少ずれてい
ても把持部のみが移動することによりワークを適確に把
持することができる。
【0009】このようにワークを把持した状態からロッ
ク手段を作動させて把持部を把持装置本体に対して固定
するようにすると、把持されたワークと把持装置本体と
の位置関係を定めることができ、予め教示されたセット
位置に把持装置本体を移動させてワークを解放すればワ
ークは精度良く所定位置にセットされることになる。ま
た、ワークを把持した状態でロック手段を作動させない
で把持装置本体を予め教示されたセット位置に移動させ
ると、セット作業においても多少の位置ズレを吸収する
ことができる。さらに、把持部を把持装置本体に対して
相対的に回動させる回動手段を設け、ワークを把持する
状態とワークを解放する状態で把持部の回動位置を変化
させると、ワークに対して2方向の自由度を付加するこ
とが可能となる。
ク手段を作動させて把持部を把持装置本体に対して固定
するようにすると、把持されたワークと把持装置本体と
の位置関係を定めることができ、予め教示されたセット
位置に把持装置本体を移動させてワークを解放すればワ
ークは精度良く所定位置にセットされることになる。ま
た、ワークを把持した状態でロック手段を作動させない
で把持装置本体を予め教示されたセット位置に移動させ
ると、セット作業においても多少の位置ズレを吸収する
ことができる。さらに、把持部を把持装置本体に対して
相対的に回動させる回動手段を設け、ワークを把持する
状態とワークを解放する状態で把持部の回動位置を変化
させると、ワークに対して2方向の自由度を付加するこ
とが可能となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明の一実施例に係るワークの把持装
置を示す概念図、図2(A)は同実施例に係るワークの
把持装置を示す正面図、図2(B)は同じく側面図であ
る。
明する。図1は本発明の一実施例に係るワークの把持装
置を示す概念図、図2(A)は同実施例に係るワークの
把持装置を示す正面図、図2(B)は同じく側面図であ
る。
【0011】まず、図1(A)を参照して本発明に係る
ワークの把持装置の構成の概要を説明する。図1(A)
に示すように、本実施例に係るワークの把持装置は、把
持装置本体3と把持部2、リニアガイド4、およびロッ
ク手段5を備えており、把持装置本体3は、例えばロボ
ットのアーム先端に取り付けられて予め教示された軌跡
にしたがって移動するようになっている。また、把持部
2は把持装置本体3に対してリニアガイド4によりほぼ
無負荷の状態で一方向(図1の場合は左右方向)に移動
可能になっている。ロック手段5は、リニアガイド4に
よって左右方向に移動自在となった把持部2を固定およ
び解放するための手段であって、このロック手段5を作
動させて把持部2を固定したときは、把持部2は把持装
置本体3に対して常に一定の位置に固定されるようにな
っている。例えば、図1に示す実施例では、把持部2
は、ロック手段5を作動させると把持装置本体3の中心
に固定されるように設定されている(図1(C)参
照)。
ワークの把持装置の構成の概要を説明する。図1(A)
に示すように、本実施例に係るワークの把持装置は、把
持装置本体3と把持部2、リニアガイド4、およびロッ
ク手段5を備えており、把持装置本体3は、例えばロボ
ットのアーム先端に取り付けられて予め教示された軌跡
にしたがって移動するようになっている。また、把持部
2は把持装置本体3に対してリニアガイド4によりほぼ
無負荷の状態で一方向(図1の場合は左右方向)に移動
可能になっている。ロック手段5は、リニアガイド4に
よって左右方向に移動自在となった把持部2を固定およ
び解放するための手段であって、このロック手段5を作
動させて把持部2を固定したときは、把持部2は把持装
置本体3に対して常に一定の位置に固定されるようにな
っている。例えば、図1に示す実施例では、把持部2
は、ロック手段5を作動させると把持装置本体3の中心
に固定されるように設定されている(図1(C)参
照)。
【0012】以上述べた把持装置本体3、把持部2、リ
ニアガイド4、ロック手段5が本発明のワークの把持装
置を構成する主な要素であるが、次に本発明をさらに具
体化した実施例にて説明する。図2(A)(B)に示す
ように、ロボットアーム6などに取り付けられる把持装
置本体3は、ロボットアーム6に直接取り付けられる基
部側本体3aと、リニアガイド4が取り付けられる従動
側本体3bから構成されており、リニアブッシュ7を介
して互いに接近離反移動可能になっている。また、これ
ら2つの把持装置本体3a,3bの間には圧縮コイルバ
ネ8が装着されており、これら把持装置本体3a,3b
が、互いに接近するとこの圧縮コイルバネ8の弾性力に
よって元の位置に復元するようになっている。このリニ
アブッシュ7および圧縮コイルバネ8を設けることによ
り、ワーク1を把持する際に把持部2がワーク1に接触
すると圧縮コイルバネ8の弾性力に抗して2つの上下本
体3a,3bが接近するように移動することになる。し
たがって、把持部2とワーク1との干渉によるワーク1
あるいは把持部自身の破損を防止することができる。
ニアガイド4、ロック手段5が本発明のワークの把持装
置を構成する主な要素であるが、次に本発明をさらに具
体化した実施例にて説明する。図2(A)(B)に示す
ように、ロボットアーム6などに取り付けられる把持装
置本体3は、ロボットアーム6に直接取り付けられる基
部側本体3aと、リニアガイド4が取り付けられる従動
側本体3bから構成されており、リニアブッシュ7を介
して互いに接近離反移動可能になっている。また、これ
ら2つの把持装置本体3a,3bの間には圧縮コイルバ
ネ8が装着されており、これら把持装置本体3a,3b
が、互いに接近するとこの圧縮コイルバネ8の弾性力に
よって元の位置に復元するようになっている。このリニ
アブッシュ7および圧縮コイルバネ8を設けることによ
り、ワーク1を把持する際に把持部2がワーク1に接触
すると圧縮コイルバネ8の弾性力に抗して2つの上下本
体3a,3bが接近するように移動することになる。し
たがって、把持部2とワーク1との干渉によるワーク1
あるいは把持部自身の破損を防止することができる。
【0013】さらに、このようなワーク1の把持ミスを
検出して作業異常として周囲に注意を喚起したり、ワー
クの把持動作をリセットしたりするために、本実施例で
は、一方の本体3bに固定ピン9を取り付け、他方の本
体3aにフォトセンサ10を取り付けて、固定ピン9が
フォトセンサ10に近づく、すなわち、把持部2がワー
ク1と干渉するなどして従動側本体3bが基部側本体3
aに接近すると、フォトセンサ10から信号を出力する
ようにしている。本実施例に係る従動側本体3bには、
レール4bとレール受け4aからなるリニアガイド4の
一方(レール受け4a)が固定されており、レール4b
は後述する把持部2に固定されている。
検出して作業異常として周囲に注意を喚起したり、ワー
クの把持動作をリセットしたりするために、本実施例で
は、一方の本体3bに固定ピン9を取り付け、他方の本
体3aにフォトセンサ10を取り付けて、固定ピン9が
フォトセンサ10に近づく、すなわち、把持部2がワー
ク1と干渉するなどして従動側本体3bが基部側本体3
aに接近すると、フォトセンサ10から信号を出力する
ようにしている。本実施例に係る従動側本体3bには、
レール4bとレール受け4aからなるリニアガイド4の
一方(レール受け4a)が固定されており、レール4b
は後述する把持部2に固定されている。
【0014】また、従動側本体3bには、ロック手段で
あるチャック作動用アクチュエータ5aが固定されてお
り、このアクチュエータ5aに取り付けられた2つのチ
ャック5bを開閉するようになっている。本実施例に係
るチャック作動用アクチュエータ5aの構成は特に限定
されないが、例えば流体シリンダ、電動モータなどを用
いることができる。また、ロック手段を構成するチャッ
ク5bは、後述する把持部2を挟持するように開閉し、
これら2つのチャック5bが閉じると、把持部2を本体
3の中心に固定するようになっている。本実施例に係る
把持部2は、上述したリニアガイド4を構成するレール
4bに固定されており、このリニアガイド4、すなわち
レール4bとレール受け4aとの摺動によって図2
(A)においては左右方向、図2(B)においては紙面
に垂直な方向に、本体3に対して移動自在となってい
る。したがって、ロック手段であるチャック5bが開い
て把持部2を解放したときは、把持部2に外力が作用す
ると、チャック5b,5bの間で、把持部2はリニアガ
イド4に沿って摺動することになる。
あるチャック作動用アクチュエータ5aが固定されてお
り、このアクチュエータ5aに取り付けられた2つのチ
ャック5bを開閉するようになっている。本実施例に係
るチャック作動用アクチュエータ5aの構成は特に限定
されないが、例えば流体シリンダ、電動モータなどを用
いることができる。また、ロック手段を構成するチャッ
ク5bは、後述する把持部2を挟持するように開閉し、
これら2つのチャック5bが閉じると、把持部2を本体
3の中心に固定するようになっている。本実施例に係る
把持部2は、上述したリニアガイド4を構成するレール
4bに固定されており、このリニアガイド4、すなわち
レール4bとレール受け4aとの摺動によって図2
(A)においては左右方向、図2(B)においては紙面
に垂直な方向に、本体3に対して移動自在となってい
る。したがって、ロック手段であるチャック5bが開い
て把持部2を解放したときは、把持部2に外力が作用す
ると、チャック5b,5bの間で、把持部2はリニアガ
イド4に沿って摺動することになる。
【0015】本実施例の把持装置を用いて把持・搬送す
るワークは、図2に示すように電動モータ1であり、把
持部2の先端には、この電動モータ1の外形形状に応じ
た凹部(バキュームパッド)11が形成されている。こ
のバキュームパッド11には、通孔12が形成されてお
り、ロータリーエルボ13を介して図示しない真空ポン
プに連通している。そして、真空ポンプを作動させると
ロータリーエルボ13から通孔12を介してバキューム
パッド11により電動モータ1が吸着されることにな
る。一方、バキュームパッド11に吸着した電動モータ
1を解放するには、真空ポンプの吸引を停止すれば良
い。
るワークは、図2に示すように電動モータ1であり、把
持部2の先端には、この電動モータ1の外形形状に応じ
た凹部(バキュームパッド)11が形成されている。こ
のバキュームパッド11には、通孔12が形成されてお
り、ロータリーエルボ13を介して図示しない真空ポン
プに連通している。そして、真空ポンプを作動させると
ロータリーエルボ13から通孔12を介してバキューム
パッド11により電動モータ1が吸着されることにな
る。一方、バキュームパッド11に吸着した電動モータ
1を解放するには、真空ポンプの吸引を停止すれば良
い。
【0016】次に、本実施例に係るワークの把持装置の
作用について、図1(A)(B)(C)および図2
(A)(B)を参照しながら説明する。ワークである電
動モータ1は、図1(A)に示すように、供給パレット
14に収容された状態でラインサイドに搬入される。こ
の供給パレット14には、電動モータ1を固定するため
の凹部15が形成されているものの、この供給パレット
14おける電動モータ1の設置精度や供給パレット自体
のラインサイドへの搬入設置精度は、本実施例の把持装
置が装着されているロボットの動作精度よりラフなもの
である。
作用について、図1(A)(B)(C)および図2
(A)(B)を参照しながら説明する。ワークである電
動モータ1は、図1(A)に示すように、供給パレット
14に収容された状態でラインサイドに搬入される。こ
の供給パレット14には、電動モータ1を固定するため
の凹部15が形成されているものの、この供給パレット
14おける電動モータ1の設置精度や供給パレット自体
のラインサイドへの搬入設置精度は、本実施例の把持装
置が装着されているロボットの動作精度よりラフなもの
である。
【0017】したがって、図1(A)に示すように、把
持装置をロボットのアーム6の先端に取り付けて、この
把持装置を供給パレット14の電動モータ1に接近させ
ても、必ずしもバキュームパッドの凹部11に電動モー
タ1が合致するとは限らない。ところが、本実施例に係
るワークの把持装置では、把持装置本体3を電動モータ
1に接近させるにあたり、チャック作動用アクチュエー
タ5aによりチャック5bを開き、把持部2を把持装置
本体3に対してフリーな状態にしているので、図1
(B)に示すように、把持部2のバキュームパッド11
が電動モータ1に接触すると、このバキュームパッドの
凹部11に電動モータ1が嵌合するように、把持部2が
リニアガイド4に沿って移動する。 これにより、電動
モータ1がバキュームパッドの凹部11に嵌合し、真空
ポンプによって吸着される。
持装置をロボットのアーム6の先端に取り付けて、この
把持装置を供給パレット14の電動モータ1に接近させ
ても、必ずしもバキュームパッドの凹部11に電動モー
タ1が合致するとは限らない。ところが、本実施例に係
るワークの把持装置では、把持装置本体3を電動モータ
1に接近させるにあたり、チャック作動用アクチュエー
タ5aによりチャック5bを開き、把持部2を把持装置
本体3に対してフリーな状態にしているので、図1
(B)に示すように、把持部2のバキュームパッド11
が電動モータ1に接触すると、このバキュームパッドの
凹部11に電動モータ1が嵌合するように、把持部2が
リニアガイド4に沿って移動する。 これにより、電動
モータ1がバキュームパッドの凹部11に嵌合し、真空
ポンプによって吸着される。
【0018】このようにして電動モータ1をバキューム
パッド11に吸着すると、把持部2をフリーにしたまま
で、電動モータ1が供給パレット14から出るまで把持
装置本体3を上昇させる。これは、電動モータ1を供給
パレット14から取り出す前に把持部2を固定してしま
うと、供給パレットに形成された凹部15の固定力がバ
キュームパッド11の吸着力より大きい場合に、電動モ
ータ1がバキュームパッド11から外れてしまう虞があ
るからである。ただし、本発明においては、把持部2を
固定するタイミングを図1および図2に示す実施例のみ
に限定されることなく、電動モータ1を吸着した直後に
設定することも可能である。このような把持装置への動
作指令のタイミングは、例えば予め教示されたロボット
の移動軌跡の座標を基準にして出力することができる。
パッド11に吸着すると、把持部2をフリーにしたまま
で、電動モータ1が供給パレット14から出るまで把持
装置本体3を上昇させる。これは、電動モータ1を供給
パレット14から取り出す前に把持部2を固定してしま
うと、供給パレットに形成された凹部15の固定力がバ
キュームパッド11の吸着力より大きい場合に、電動モ
ータ1がバキュームパッド11から外れてしまう虞があ
るからである。ただし、本発明においては、把持部2を
固定するタイミングを図1および図2に示す実施例のみ
に限定されることなく、電動モータ1を吸着した直後に
設定することも可能である。このような把持装置への動
作指令のタイミングは、例えば予め教示されたロボット
の移動軌跡の座標を基準にして出力することができる。
【0019】このようにして電動モータ1を供給パレッ
ト14から取り出すと、チャック作動用アクチュエータ
5aによってチャック5bを閉じ、把持部2を把持装置
本体3の中央に固定する。これにより、ワークである電
動モータ1とロボットアーム6との相対位置関係が定ま
るので、予め挟持しておいた軌跡にしたがって電動モー
タ1を移動させれば、ロボットの位置精度に応じて電動
モータ1を搬送・設置することができる。そして、ロボ
ットアーム6を操作して把持部2に吸着した電動モータ
1を組み立てラインなどの所定の位置に搬送し、真空ポ
ンプを停止して電動モータ1を設置する。
ト14から取り出すと、チャック作動用アクチュエータ
5aによってチャック5bを閉じ、把持部2を把持装置
本体3の中央に固定する。これにより、ワークである電
動モータ1とロボットアーム6との相対位置関係が定ま
るので、予め挟持しておいた軌跡にしたがって電動モー
タ1を移動させれば、ロボットの位置精度に応じて電動
モータ1を搬送・設置することができる。そして、ロボ
ットアーム6を操作して把持部2に吸着した電動モータ
1を組み立てラインなどの所定の位置に搬送し、真空ポ
ンプを停止して電動モータ1を設置する。
【0020】このように、本実施例のワークの把持装置
は、極めて簡素な構造であり、また、把持部2にリニア
ガイド4に沿う方向の自由度を付加することにより、低
精度の状態で供給されたワーク1でも適正に把持するこ
とができる。
は、極めて簡素な構造であり、また、把持部2にリニア
ガイド4に沿う方向の自由度を付加することにより、低
精度の状態で供給されたワーク1でも適正に把持するこ
とができる。
【0021】本発明は、上述した実施例にのみ限定され
ることなく、種々に改変することができる。例えば、上
述した実施例では、把持して搬送するワークが電動モー
タであり、これをバキュームパッドに吸着するようにし
ているが、ワークがプレート状である場合には、把持部
の構造を図3および図4に示すように改変すれば良い。
図3は本発明の他の実施例に係るワークの把持装置を示
す概念図、図4(A)は同実施例に係るワークの把持装
置を示す正面図、図4(B)は同じく側面図である。
ることなく、種々に改変することができる。例えば、上
述した実施例では、把持して搬送するワークが電動モー
タであり、これをバキュームパッドに吸着するようにし
ているが、ワークがプレート状である場合には、把持部
の構造を図3および図4に示すように改変すれば良い。
図3は本発明の他の実施例に係るワークの把持装置を示
す概念図、図4(A)は同実施例に係るワークの把持装
置を示す正面図、図4(B)は同じく側面図である。
【0022】図3に示すプレート1は、供給パレット1
4に所定間隔で立設された状態でラインサイドに搬入さ
れるが、この供給パレット14にもプレート1を固定す
るための凹部15が形成されているものの、この凹部1
5による位置決め精度も上述した実施例と同様にロボッ
トの動作精度に比べてラフである。したがって、本実施
例においても、把持部2を把持装置本体3に対して一方
向に移動し得るようにリニアガイド4を介して取り付
け、さらにこの把持部2のフローティング機能を固定お
よび解放するロック手段5を設けている。特に本実施例
では、把持部2の構造を上述した吸着方式ではなく、把
持方式により行うように把持爪16を設けている。
4に所定間隔で立設された状態でラインサイドに搬入さ
れるが、この供給パレット14にもプレート1を固定す
るための凹部15が形成されているものの、この凹部1
5による位置決め精度も上述した実施例と同様にロボッ
トの動作精度に比べてラフである。したがって、本実施
例においても、把持部2を把持装置本体3に対して一方
向に移動し得るようにリニアガイド4を介して取り付
け、さらにこの把持部2のフローティング機能を固定お
よび解放するロック手段5を設けている。特に本実施例
では、把持部2の構造を上述した吸着方式ではなく、把
持方式により行うように把持爪16を設けている。
【0023】具体的な構造は、図4(A)(B)に示す
とおりであり、ロボットアーム6などに取り付けられる
把持装置本体3は、ロボットアーム6に直接取り付けら
れる基部側本体3aと、リニアガイド4が取り付けられ
る従動側本体3bから構成されており、図示しないスラ
イドガイドを介して、図4(A)(B)の上下方向に互
いに摺動可能になっている。また、これら2つの把持装
置本体3a,3bの間には引っ張りコイルバネ17が装
着されており、両本体3a,3bが互いに摺動すると引
っ張りコイルバネ17の弾性力によって両本体3a,3
bは元の位置に復元するようになっている。このスライ
ドガイドおよび引っ張りコイルバネ17により、ワーク
1を把持する際に把持部2がワーク1に接触すると引っ
張りコイルバネ17の弾性力に抗して2つの本体3a,
3が互いに摺動して、把持部2が本体3に接近すること
になる。したがって、把持部2とワーク1との干渉によ
るワーク1あるいは把持部自身の破損を防止することが
できる。
とおりであり、ロボットアーム6などに取り付けられる
把持装置本体3は、ロボットアーム6に直接取り付けら
れる基部側本体3aと、リニアガイド4が取り付けられ
る従動側本体3bから構成されており、図示しないスラ
イドガイドを介して、図4(A)(B)の上下方向に互
いに摺動可能になっている。また、これら2つの把持装
置本体3a,3bの間には引っ張りコイルバネ17が装
着されており、両本体3a,3bが互いに摺動すると引
っ張りコイルバネ17の弾性力によって両本体3a,3
bは元の位置に復元するようになっている。このスライ
ドガイドおよび引っ張りコイルバネ17により、ワーク
1を把持する際に把持部2がワーク1に接触すると引っ
張りコイルバネ17の弾性力に抗して2つの本体3a,
3が互いに摺動して、把持部2が本体3に接近すること
になる。したがって、把持部2とワーク1との干渉によ
るワーク1あるいは把持部自身の破損を防止することが
できる。
【0024】また、上述した実施例と同様に、ワーク1
の把持ミスを検出して作業異常として周囲に注意を喚起
するために、一方の本体3bに固定板9aを取り付け、
他方の本体3aにフォトセンサ10を取り付けて、固定
板9aがフォトセンサ10に近づく、すなわち、把持部
2がワーク1と干渉することにより従動側本体3bが基
部本体3aに接近すると、フォトセンサ10から信号を
出力するようにしている。本実施例に係る従動側本体3
bには、レール4bとレール受け4aからなるリニアガ
イド4の一方(レール4a)が固定されており、レール
受け4bは後述する把持部2に固定されている。
の把持ミスを検出して作業異常として周囲に注意を喚起
するために、一方の本体3bに固定板9aを取り付け、
他方の本体3aにフォトセンサ10を取り付けて、固定
板9aがフォトセンサ10に近づく、すなわち、把持部
2がワーク1と干渉することにより従動側本体3bが基
部本体3aに接近すると、フォトセンサ10から信号を
出力するようにしている。本実施例に係る従動側本体3
bには、レール4bとレール受け4aからなるリニアガ
イド4の一方(レール4a)が固定されており、レール
受け4bは後述する把持部2に固定されている。
【0025】また、基部側本体3bには、ロック手段で
あるチャック作動用アクチュエータ5aが固定されてお
り、このアクチュエータ5aに取り付けられた2つのチ
ャック5bを開閉するようになっている。本実施例に係
るチャック作動用アクチュエータ5aの構成は特に限定
されないが、例えば流体シリンダ、電動モータなどを用
いることができる。また、ロック手段を構成するチャッ
ク5bは、後述する把持部2を挟持するように開閉し、
これら2つのチャック5bが閉じると、把持部2を本体
3の中心に固定するようになっている。
あるチャック作動用アクチュエータ5aが固定されてお
り、このアクチュエータ5aに取り付けられた2つのチ
ャック5bを開閉するようになっている。本実施例に係
るチャック作動用アクチュエータ5aの構成は特に限定
されないが、例えば流体シリンダ、電動モータなどを用
いることができる。また、ロック手段を構成するチャッ
ク5bは、後述する把持部2を挟持するように開閉し、
これら2つのチャック5bが閉じると、把持部2を本体
3の中心に固定するようになっている。
【0026】本実施例に係る把持部2は、上述したリニ
アガイド4を構成するレール受け4bに固定されてお
り、このリニアガイド4、すなわちレール4aとレール
受け4bとの摺動によって図4(A)においては左右方
向、図4(B)においては紙面に垂直な方向に、本体3
に対して移動自在となっている。したがって、ロック手
段であるチャック5bが開いて把持部2を解放したと
き、把持部2に外力が作用すると、チャック5b,5b
の間で、把持部2はリニアガイド4に沿って摺動するこ
とになる。
アガイド4を構成するレール受け4bに固定されてお
り、このリニアガイド4、すなわちレール4aとレール
受け4bとの摺動によって図4(A)においては左右方
向、図4(B)においては紙面に垂直な方向に、本体3
に対して移動自在となっている。したがって、ロック手
段であるチャック5bが開いて把持部2を解放したと
き、把持部2に外力が作用すると、チャック5b,5b
の間で、把持部2はリニアガイド4に沿って摺動するこ
とになる。
【0027】本実施例の把持装置で把持・搬送するワー
クは、図3に示すようにプレート(例えばCD装置のシ
ャーシ)1であるので、把持部2の先端はこのプレート
1を把持し易いように把持爪16が設けられており、把
持爪作動用アクチュエータ17により2つの把持爪16
は開閉するようになっている。この把持爪作動用アクチ
ュエータ17も流体シリンダ、電動モータなどにより構
成することができる。また、把持爪16の先端には、プ
レート1の呼び込みを円滑にするためにテーパ18を形
成しておくことが好ましい。なお、図4中「19」はプ
レート1を把持した際に当該プレート1の倒れを防止す
るための倒れ防止板である。
クは、図3に示すようにプレート(例えばCD装置のシ
ャーシ)1であるので、把持部2の先端はこのプレート
1を把持し易いように把持爪16が設けられており、把
持爪作動用アクチュエータ17により2つの把持爪16
は開閉するようになっている。この把持爪作動用アクチ
ュエータ17も流体シリンダ、電動モータなどにより構
成することができる。また、把持爪16の先端には、プ
レート1の呼び込みを円滑にするためにテーパ18を形
成しておくことが好ましい。なお、図4中「19」はプ
レート1を把持した際に当該プレート1の倒れを防止す
るための倒れ防止板である。
【0028】次に、本実施例に係るワークの把持装置の
作用について、図3(A)(B)(C)(D)および図
4(A)(B)を参照しながら説明する。ワークである
プレート1は、図3(A)に示すように、供給パレット
14に収容された状態でラインサイドに搬入される。こ
の供給パレット14におけるプレート1の設置精度や供
給パレット自体の搬入設置精度は、本実施例の把持装置
が装着されているロボットの動作精度よりラフなもので
ある。特に、本実施例のようにプレート1を立て掛けた
状態で供給パレット14に収容している場合には、プレ
ート1と把持装置とのオフセット誤差dの他に、プレー
ト1の傾斜誤差θも存在する。したがって、図3(A)
に示すように、把持装置をロボットのアーム6の先端に
取り付けて、この把持装置を供給パレット14のプレー
ト1に接近させても、必ずしも把持爪16間にプレート
1が位置するとは限らない。
作用について、図3(A)(B)(C)(D)および図
4(A)(B)を参照しながら説明する。ワークである
プレート1は、図3(A)に示すように、供給パレット
14に収容された状態でラインサイドに搬入される。こ
の供給パレット14におけるプレート1の設置精度や供
給パレット自体の搬入設置精度は、本実施例の把持装置
が装着されているロボットの動作精度よりラフなもので
ある。特に、本実施例のようにプレート1を立て掛けた
状態で供給パレット14に収容している場合には、プレ
ート1と把持装置とのオフセット誤差dの他に、プレー
ト1の傾斜誤差θも存在する。したがって、図3(A)
に示すように、把持装置をロボットのアーム6の先端に
取り付けて、この把持装置を供給パレット14のプレー
ト1に接近させても、必ずしも把持爪16間にプレート
1が位置するとは限らない。
【0029】ところが、本実施例に係るワークの把持装
置では、把持装置本体3をプレート1に接近させるにあ
たり、チャック作動用アクチュエータ5aによりチャッ
ク5bを開き、把持部2を把持装置本体3に対してフリ
ーな状態にしているので、図3(B)に示すように、把
持部2の把持爪16がプレート1に接触すると、把持爪
先端に形成されたテーパ18によってプレート1が把持
爪16間に呼び込まれ、さらに、この把持爪間にプレー
ト1が挿入されるように把持部2がリニアガイド4に沿
って移動する。そして、把持爪作動用アクチュエータ1
7を作動させることにより、把持爪16が閉じてプレー
ト1が把持される。
置では、把持装置本体3をプレート1に接近させるにあ
たり、チャック作動用アクチュエータ5aによりチャッ
ク5bを開き、把持部2を把持装置本体3に対してフリ
ーな状態にしているので、図3(B)に示すように、把
持部2の把持爪16がプレート1に接触すると、把持爪
先端に形成されたテーパ18によってプレート1が把持
爪16間に呼び込まれ、さらに、この把持爪間にプレー
ト1が挿入されるように把持部2がリニアガイド4に沿
って移動する。そして、把持爪作動用アクチュエータ1
7を作動させることにより、把持爪16が閉じてプレー
ト1が把持される。
【0030】このようにしてプレート1を把持爪16に
把持すると、把持部2をフリーにしたままで、プレート
1が供給パレット14から取り出されるまで把持装置本
体3を上昇させる。これは、プレート1を供給パレット
14から取り出す前に把持部2を本体3に対して固定し
てしまうと、供給パレット14に形成された凹部15の
固定力が把持爪16の把持力より大きい場合には、プレ
ート1が把持爪16から落下してしまう虞があるからで
ある。ただし、本発明では、把持部2を固定するタイミ
ングを図3に示す実施例のみに限定されることはなく、
プレート1を把持した直後に設定することも可能であ
る。
把持すると、把持部2をフリーにしたままで、プレート
1が供給パレット14から取り出されるまで把持装置本
体3を上昇させる。これは、プレート1を供給パレット
14から取り出す前に把持部2を本体3に対して固定し
てしまうと、供給パレット14に形成された凹部15の
固定力が把持爪16の把持力より大きい場合には、プレ
ート1が把持爪16から落下してしまう虞があるからで
ある。ただし、本発明では、把持部2を固定するタイミ
ングを図3に示す実施例のみに限定されることはなく、
プレート1を把持した直後に設定することも可能であ
る。
【0031】このようにしてプレート1を供給パレット
14から取り出すと、チャック作動用アクチュエータ5
aによってチャック5bを閉じ、把持部2を把持装置本
体3の中央に固定する。これにより、ワークであるプレ
ート1とロボットアーム6との相対位置関係が定まるの
で、予め挟持しておいた軌跡にしたがってプレート1を
移動させれば、ロボットの位置精度に応じてプレート1
を所定の位置に設置することができる。最後に、ロボッ
トアーム6を操作して把持爪16に把持したプレート1
を組み立てラインなどの所定の位置に搬送し、把持爪1
6を開いてプレート1を設置する。
14から取り出すと、チャック作動用アクチュエータ5
aによってチャック5bを閉じ、把持部2を把持装置本
体3の中央に固定する。これにより、ワークであるプレ
ート1とロボットアーム6との相対位置関係が定まるの
で、予め挟持しておいた軌跡にしたがってプレート1を
移動させれば、ロボットの位置精度に応じてプレート1
を所定の位置に設置することができる。最後に、ロボッ
トアーム6を操作して把持爪16に把持したプレート1
を組み立てラインなどの所定の位置に搬送し、把持爪1
6を開いてプレート1を設置する。
【0032】このように、本実施例のワークの把持装置
も極めて簡素な構造で、しかも、把持部2にリニアガイ
ド4方向の自由度を付加することにより、低精度の状態
で供給されたワークでも適正に把持することができる。
も極めて簡素な構造で、しかも、把持部2にリニアガイ
ド4方向の自由度を付加することにより、低精度の状態
で供給されたワークでも適正に把持することができる。
【0033】本発明のワークの把持装置はさらに改変す
ることができる。図5は本発明の他の実施例に係るワー
クの把持装置を示す図であり、図5(A)は正面図、図
5(B)は同じく側面図、図6は図5に示す実施例の作
用を説明する正面図であり、図6(A)は回動手段の作
動前、図6(B)は回動手段の作動後をそれぞれ示す。
上述した実施例は把持部を固定および解放するロック手
段をチャックにより構成しているが、本発明のロック手
段は他の構成によっても実現することが可能である。ま
た、何れも把持装置本体に対して把持部を一方向にのみ
フリーにした具体例であるが、把持部を把持装置本体に
対して相対的に回動させる回動手段を付加することによ
り、把持部を把持装置本体に対して二方向以上の自由度
を与えることもできる。
ることができる。図5は本発明の他の実施例に係るワー
クの把持装置を示す図であり、図5(A)は正面図、図
5(B)は同じく側面図、図6は図5に示す実施例の作
用を説明する正面図であり、図6(A)は回動手段の作
動前、図6(B)は回動手段の作動後をそれぞれ示す。
上述した実施例は把持部を固定および解放するロック手
段をチャックにより構成しているが、本発明のロック手
段は他の構成によっても実現することが可能である。ま
た、何れも把持装置本体に対して把持部を一方向にのみ
フリーにした具体例であるが、把持部を把持装置本体に
対して相対的に回動させる回動手段を付加することによ
り、把持部を把持装置本体に対して二方向以上の自由度
を与えることもできる。
【0034】すなわち、図5(A)(B)に示すよう
に、ロボットアーム6などに取り付けられる把持装置本
体3は、ロボットアーム6に直接取り付けられる基部側
本体3aと、リニアガイド4が取り付けられる従動側本
体3bから構成されており、スライドガイド20を介し
て、図5(A)(B)の上下方向に互いに摺動可能にな
っている。また、これら2つの把持装置本体3a,3b
の間には引っ張りコイルバネ17が装着されており、両
本体3a,3bが互いに摺動するとこの引っ張りコイル
バネ17の弾性力によって両本体3a,3bは元の位置
に復元するようになっている。このスライドガイド20
および引っ張りコイルバネ17により、ワーク1を把持
する際に把持部2がワーク1に接触すると引っ張りコイ
ルバネ17の弾性力に抗して2つの本体3a,3が互い
に摺動して、把持部2が本体3に接近することになる。
したがって、把持部2とワーク1との干渉によるワーク
1あるいは把持部自身の破損を防止することができる。
に、ロボットアーム6などに取り付けられる把持装置本
体3は、ロボットアーム6に直接取り付けられる基部側
本体3aと、リニアガイド4が取り付けられる従動側本
体3bから構成されており、スライドガイド20を介し
て、図5(A)(B)の上下方向に互いに摺動可能にな
っている。また、これら2つの把持装置本体3a,3b
の間には引っ張りコイルバネ17が装着されており、両
本体3a,3bが互いに摺動するとこの引っ張りコイル
バネ17の弾性力によって両本体3a,3bは元の位置
に復元するようになっている。このスライドガイド20
および引っ張りコイルバネ17により、ワーク1を把持
する際に把持部2がワーク1に接触すると引っ張りコイ
ルバネ17の弾性力に抗して2つの本体3a,3が互い
に摺動して、把持部2が本体3に接近することになる。
したがって、把持部2とワーク1との干渉によるワーク
1あるいは把持部自身の破損を防止することができる。
【0035】また、上述した実施例と同様に、ワーク1
の把持ミスを検出して作業異常として周囲に注意を喚起
するために、一方の本体3bに固定ピン9を取り付け、
他方の本体3aにフォトセンサ10を取り付けて、固定
ピン9がフォトセンサ10に近づく、すなわち、把持部
2がワーク1と干渉することにより従動側本体3bが基
部本体3aに接近すると、フォトセンサ10から信号を
出力するようにしている。本実施例に係る従動側本体3
bには、レール4bとレール受け4aからなるリニアガ
イド4の一方(レール受け4a)が固定されており、レ
ール4bは後述する把持部2に固定されている。
の把持ミスを検出して作業異常として周囲に注意を喚起
するために、一方の本体3bに固定ピン9を取り付け、
他方の本体3aにフォトセンサ10を取り付けて、固定
ピン9がフォトセンサ10に近づく、すなわち、把持部
2がワーク1と干渉することにより従動側本体3bが基
部本体3aに接近すると、フォトセンサ10から信号を
出力するようにしている。本実施例に係る従動側本体3
bには、レール4bとレール受け4aからなるリニアガ
イド4の一方(レール受け4a)が固定されており、レ
ール4bは後述する把持部2に固定されている。
【0036】また、従動側本体3bには、ロック手段で
ある突起作動用アクチュエータ5aが固定されており、
このアクチュエータ5aに取り付けられた突起5bを進
退移動させるようになっている。一方、把持部2にはこ
の突起5bに係合する突起係合部21が形成されてい
る。本実施例に係る突起作動用アクチュエータ5aの構
成は特に限定されないが、例えば流体シリンダなどを用
いることができる。また、ロック手段を構成する突起5
bは、突起係合部21に向かって前進および後退し、突
起5bが前進して突起係合部21に係合すると、把持部
2は本体3の中心に固定されることになる。
ある突起作動用アクチュエータ5aが固定されており、
このアクチュエータ5aに取り付けられた突起5bを進
退移動させるようになっている。一方、把持部2にはこ
の突起5bに係合する突起係合部21が形成されてい
る。本実施例に係る突起作動用アクチュエータ5aの構
成は特に限定されないが、例えば流体シリンダなどを用
いることができる。また、ロック手段を構成する突起5
bは、突起係合部21に向かって前進および後退し、突
起5bが前進して突起係合部21に係合すると、把持部
2は本体3の中心に固定されることになる。
【0037】本実施例に係る把持部2は、上述したリニ
アガイド4を構成するレール4bに固定されており、こ
のリニアガイド4、すなわちレール4bとレール受け4
aとの摺動によって図5(A)においては左右方向、図
5(B)においては紙面に垂直な方向に、本体3に対し
て移動自在となっている。したがって、ロック手段であ
る突起5aが後退して突起係合部21との係合が解除さ
れると、把持部2がリニアガイド4に沿って摺動可能と
なる。本実施例の把持装置で把持するワークは、図5に
示すようにプレート(例えばCD装置のシャーシ)1で
あるので、把持部2の先端にはこのプレート1を把持し
易いように把持爪16が設けられており、把持爪作動用
アクチュエータ17により2つの把持爪16は開閉する
ようになっている。この把持爪作動用アクチュエータ1
7も流体シリンダ、電動モータなどにより構成すること
ができる。また、把持爪16の先端には、プレート1の
呼び込みを円滑にするためにテーパ18を形成しておく
ことが好ましい(図5(A)参照)。なお、図5(B)
中、「19」はプレート1を把持した際に当該プレート
1の倒れを防止するための倒れ防止板である。
アガイド4を構成するレール4bに固定されており、こ
のリニアガイド4、すなわちレール4bとレール受け4
aとの摺動によって図5(A)においては左右方向、図
5(B)においては紙面に垂直な方向に、本体3に対し
て移動自在となっている。したがって、ロック手段であ
る突起5aが後退して突起係合部21との係合が解除さ
れると、把持部2がリニアガイド4に沿って摺動可能と
なる。本実施例の把持装置で把持するワークは、図5に
示すようにプレート(例えばCD装置のシャーシ)1で
あるので、把持部2の先端にはこのプレート1を把持し
易いように把持爪16が設けられており、把持爪作動用
アクチュエータ17により2つの把持爪16は開閉する
ようになっている。この把持爪作動用アクチュエータ1
7も流体シリンダ、電動モータなどにより構成すること
ができる。また、把持爪16の先端には、プレート1の
呼び込みを円滑にするためにテーパ18を形成しておく
ことが好ましい(図5(A)参照)。なお、図5(B)
中、「19」はプレート1を把持した際に当該プレート
1の倒れを防止するための倒れ防止板である。
【0038】本実施例のワークの把持装置では、把持部
2を把持装置本体3に対して相対的に回動させるロータ
リーアクチュエータ(回動手段)23を設けている。こ
のロータリーアクチュエータ23は、例えば、供給パレ
ットから取り出す際のワークの姿勢と、このワークを搬
送して設置する際のワークの姿勢が異なる場合に設けて
おくことが好ましい。例えば、図6(A)に示すように
ワークであるプレート1を把持する際にはプレート1が
直立した姿勢で供給パレット14に収容されているが、
所定の位置に設置する際にはプレート1を水平に変更し
たい場合には、ロータリアクチュエータ23を約90゜
回転させると良い。
2を把持装置本体3に対して相対的に回動させるロータ
リーアクチュエータ(回動手段)23を設けている。こ
のロータリーアクチュエータ23は、例えば、供給パレ
ットから取り出す際のワークの姿勢と、このワークを搬
送して設置する際のワークの姿勢が異なる場合に設けて
おくことが好ましい。例えば、図6(A)に示すように
ワークであるプレート1を把持する際にはプレート1が
直立した姿勢で供給パレット14に収容されているが、
所定の位置に設置する際にはプレート1を水平に変更し
たい場合には、ロータリアクチュエータ23を約90゜
回転させると良い。
【0039】次に、本実施例に係るワークの把持装置の
作用について、図5(A)(B)および図6(A)
(B)を参照しながら説明する。ワークであるプレート
1は、上述した実施例と同様、図3(A)に示すよう
に、供給パレット14に収容された状態でラインサイド
に搬入される。この供給パレット14におけるプレート
の設置精度や供給パレット自体の搬入設置精度は、本実
施例の把持装置が装着されているロボットの動作精度よ
りラフなものである。特に、本実施例のようにプレート
1を立て掛けた状態で供給パレット14に収容している
場合には、プレート1と把持装置とのオフセット誤差d
の他に、プレートの傾斜誤差θも存在する。したがっ
て、把持装置をロボットのアーム6の先端に取り付け
て、この把持装置を供給パレット14のプレート1に接
近させても、必ずしも把持爪16間にプレート1が位置
するとは限らない。
作用について、図5(A)(B)および図6(A)
(B)を参照しながら説明する。ワークであるプレート
1は、上述した実施例と同様、図3(A)に示すよう
に、供給パレット14に収容された状態でラインサイド
に搬入される。この供給パレット14におけるプレート
の設置精度や供給パレット自体の搬入設置精度は、本実
施例の把持装置が装着されているロボットの動作精度よ
りラフなものである。特に、本実施例のようにプレート
1を立て掛けた状態で供給パレット14に収容している
場合には、プレート1と把持装置とのオフセット誤差d
の他に、プレートの傾斜誤差θも存在する。したがっ
て、把持装置をロボットのアーム6の先端に取り付け
て、この把持装置を供給パレット14のプレート1に接
近させても、必ずしも把持爪16間にプレート1が位置
するとは限らない。
【0040】ところが、本実施例に係るワークの把持装
置では、把持装置本体3をプレート1に接近させるにあ
たり、突起作動用アクチュエータ5aにより突起5bを
後退させて突起係合部21との係合を解除し、把持部2
を把持装置本体3に対してフリーな状態にしているの
で、把持部2の把持爪16がプレート1に接触すると、
把持爪先端に形成されたテーパ18によってプレート1
が把持爪16間に呼び込まれ、さらに、この把持爪16
間にプレート1が挿入されるように把持部2がリニアガ
イド4に沿って移動する。 そして、把持爪作動用アク
チュエータ17を作動させることにより、把持爪16が
閉じてプレート1が把持される。
置では、把持装置本体3をプレート1に接近させるにあ
たり、突起作動用アクチュエータ5aにより突起5bを
後退させて突起係合部21との係合を解除し、把持部2
を把持装置本体3に対してフリーな状態にしているの
で、把持部2の把持爪16がプレート1に接触すると、
把持爪先端に形成されたテーパ18によってプレート1
が把持爪16間に呼び込まれ、さらに、この把持爪16
間にプレート1が挿入されるように把持部2がリニアガ
イド4に沿って移動する。 そして、把持爪作動用アク
チュエータ17を作動させることにより、把持爪16が
閉じてプレート1が把持される。
【0041】このようにしてプレート1を把持爪16に
把持すると、把持部2をフリーにしたままで、プレート
1が供給パレット14から出るまで把持装置本体3を上
昇させる。これは、プレート1を供給パレット14から
取り出す前に把持部2を固定してしまうと、供給パレッ
ト14に形成された凹部15の固定力が把持爪16の把
持力より大きい場合には、プレート1が把持爪16から
落下してしまう虞があるからである。ただし、本発明で
は、把持部を固定するタイミングを図6に示す実施例の
みに限定されることはなく、プレートを把持した後に設
定することも可能である。
把持すると、把持部2をフリーにしたままで、プレート
1が供給パレット14から出るまで把持装置本体3を上
昇させる。これは、プレート1を供給パレット14から
取り出す前に把持部2を固定してしまうと、供給パレッ
ト14に形成された凹部15の固定力が把持爪16の把
持力より大きい場合には、プレート1が把持爪16から
落下してしまう虞があるからである。ただし、本発明で
は、把持部を固定するタイミングを図6に示す実施例の
みに限定されることはなく、プレートを把持した後に設
定することも可能である。
【0042】このようにしてプレート1を供給パレット
14から取り出すと、突起作動用アクチュエータ5aに
よって突起5bを前進させて突起係合部21と係合さ
せ、把持部2を把持装置本体3の中央に固定する。これ
により、ワークであるプレート1とロボットアーム6と
の相対位置関係が定まるので、予め挟持しておいた軌跡
にしたがってプレート1を移動させれば、ロボットの位
置精度に応じてプレート1を所定位置に設置することが
できる。
14から取り出すと、突起作動用アクチュエータ5aに
よって突起5bを前進させて突起係合部21と係合さ
せ、把持部2を把持装置本体3の中央に固定する。これ
により、ワークであるプレート1とロボットアーム6と
の相対位置関係が定まるので、予め挟持しておいた軌跡
にしたがってプレート1を移動させれば、ロボットの位
置精度に応じてプレート1を所定位置に設置することが
できる。
【0043】ついで、ロボットアーム6を操作して把持
爪16に把持したプレート1を組み立てラインなどの所
定の位置に搬送し、プレート1に開設された位置決め用
孔24を位置決めピン25に差し込んでプレート1を所
定位置に設置する。このとき、再び突起作動用アクチュ
エータ5aを作動させて突起5bを後退させ、突起係合
部21との係合を解除し、把持部2を把持装置本体3に
対してフリーな状態にする。そして、プレート1を位置
決めピン25に接近させると位置決め用孔24が位置決
めピン25と多少ずれていても、位置決めピン25が位
置決め用孔24に係合するように把持部2がリニアガイ
ド4に沿って移動するので、プレート1が所定位置に設
置され、その後把持爪16を開いてプレート1を解放す
る。
爪16に把持したプレート1を組み立てラインなどの所
定の位置に搬送し、プレート1に開設された位置決め用
孔24を位置決めピン25に差し込んでプレート1を所
定位置に設置する。このとき、再び突起作動用アクチュ
エータ5aを作動させて突起5bを後退させ、突起係合
部21との係合を解除し、把持部2を把持装置本体3に
対してフリーな状態にする。そして、プレート1を位置
決めピン25に接近させると位置決め用孔24が位置決
めピン25と多少ずれていても、位置決めピン25が位
置決め用孔24に係合するように把持部2がリニアガイ
ド4に沿って移動するので、プレート1が所定位置に設
置され、その後把持爪16を開いてプレート1を解放す
る。
【0044】このように、本実施例のワークの把持装置
も極めて簡素な構造で、ロータリーアクチュエータを付
加することによって、ワークに対して2方向の自由度を
与えることができ、低精度の状態で供給されたワークで
も適正に把持し、さらに、所望の位置に設置することが
できる。なお、上述した実施例ではロータリアクチュエ
ータ23にて把持部2を90゜回動させるようにしてい
るが、本発明では、このような回転角度は特に限定され
ることなく、適用しようとする組み立て作業の状況に応
じて種々に変更すれば良い。
も極めて簡素な構造で、ロータリーアクチュエータを付
加することによって、ワークに対して2方向の自由度を
与えることができ、低精度の状態で供給されたワークで
も適正に把持し、さらに、所望の位置に設置することが
できる。なお、上述した実施例ではロータリアクチュエ
ータ23にて把持部2を90゜回動させるようにしてい
るが、本発明では、このような回転角度は特に限定され
ることなく、適用しようとする組み立て作業の状況に応
じて種々に変更すれば良い。
【0045】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ワー
クを把持および解放する把持部と、この把持部と本体の
間に設けられ当該把持部を前記本体に対して摺動自在に
支持するリニアガイドと、前記把持部を前記本体に対し
て固定および解放するロック手段とを有するので、簡素
な構造で把持部に自由度を付加することにより、低精度
の状態で供給されたワークでも適正に把持することがで
きる。したがって、ワークのチャックミスが減少し、組
み立てラインの稼働率が向上する。また、専用の供給パ
レットを使用する必要がないので余計な作業工数や費用
を節減することができる。また、把持部を把持装置本体
に対して相対的に回動させる回動手段を設け、ワークを
把持する状態とワークを解放する状態で把持部の回動位
置を変化させると、ワークに対して2方向の自由度を付
加することが可能となる。これにより、ワークを把持す
る場合のみならず、ワークをセットする場合にもフロー
ティング機能を付加することが可能となる。
クを把持および解放する把持部と、この把持部と本体の
間に設けられ当該把持部を前記本体に対して摺動自在に
支持するリニアガイドと、前記把持部を前記本体に対し
て固定および解放するロック手段とを有するので、簡素
な構造で把持部に自由度を付加することにより、低精度
の状態で供給されたワークでも適正に把持することがで
きる。したがって、ワークのチャックミスが減少し、組
み立てラインの稼働率が向上する。また、専用の供給パ
レットを使用する必要がないので余計な作業工数や費用
を節減することができる。また、把持部を把持装置本体
に対して相対的に回動させる回動手段を設け、ワークを
把持する状態とワークを解放する状態で把持部の回動位
置を変化させると、ワークに対して2方向の自由度を付
加することが可能となる。これにより、ワークを把持す
る場合のみならず、ワークをセットする場合にもフロー
ティング機能を付加することが可能となる。
【図1】本発明の一実施例に係るワークの把持装置を示
す概念図である。
す概念図である。
【図2】(A)は同実施例に係るワークの把持装置を示
す正面図、(B)は同じく側面図である。
す正面図、(B)は同じく側面図である。
【図3】本発明の他の実施例に係るワークの把持装置を
示す概念図である。
示す概念図である。
【図4】(A)は同実施例に係るワークの把持装置を示
す正面図、(B)は同じく側面図である。
す正面図、(B)は同じく側面図である。
【図5】本発明の他の実施例に係るワークの把持装置を
示す図であり、(A)は正面図、(B)は同じく側面図
である。
示す図であり、(A)は正面図、(B)は同じく側面図
である。
【図6】図5に示す実施例の作用を説明する正面図であ
り、(A)は回動手段の作動前,(B)は回動手段の作
動後をそれぞれ示す。
り、(A)は回動手段の作動前,(B)は回動手段の作
動後をそれぞれ示す。
1…ワーク 2…把持部 3…把持装置本体 4…リニアガイド 5…ロック手段
Claims (2)
- 【請求項1】ワークを把持および解放する把持部と、こ
の把持部と本体の間に設けられ当該把持部を前記本体に
対して摺動自在に支持するリニアガイドと、前記把持部
を前記本体に対して固定および解放するロック手段とを
有することを特徴とするワークの把持装置。 - 【請求項2】前記把持部を前記本体に対して相対的に回
動させる回動手段を有することを特徴とする請求項1に
記載のワークの把持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9894492A JPH05269689A (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | ワークの把持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9894492A JPH05269689A (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | ワークの把持装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05269689A true JPH05269689A (ja) | 1993-10-19 |
Family
ID=14233219
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9894492A Pending JPH05269689A (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | ワークの把持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05269689A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010058227A (ja) * | 2008-09-04 | 2010-03-18 | Denso Corp | ワーク移送装置 |
| JP2018192574A (ja) * | 2017-05-18 | 2018-12-06 | Smc株式会社 | ワーク把持装置 |
| WO2019064448A1 (ja) * | 2017-09-28 | 2019-04-04 | 株式会社Fuji | 部品把持具 |
| JP7402377B1 (ja) * | 2023-07-14 | 2023-12-20 | 株式会社ユーシン精機 | コンプライアンス機構を備えた保持装置 |
-
1992
- 1992-03-25 JP JP9894492A patent/JPH05269689A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010058227A (ja) * | 2008-09-04 | 2010-03-18 | Denso Corp | ワーク移送装置 |
| JP2018192574A (ja) * | 2017-05-18 | 2018-12-06 | Smc株式会社 | ワーク把持装置 |
| US11235474B2 (en) | 2017-05-18 | 2022-02-01 | Smc Corporation | Workpiece gripping device |
| WO2019064448A1 (ja) * | 2017-09-28 | 2019-04-04 | 株式会社Fuji | 部品把持具 |
| JPWO2019064448A1 (ja) * | 2017-09-28 | 2019-12-19 | 株式会社Fuji | 部品把持具 |
| JP7402377B1 (ja) * | 2023-07-14 | 2023-12-20 | 株式会社ユーシン精機 | コンプライアンス機構を備えた保持装置 |
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