JPH05270045A - 静電記録装置 - Google Patents
静電記録装置Info
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- JPH05270045A JPH05270045A JP6684292A JP6684292A JPH05270045A JP H05270045 A JPH05270045 A JP H05270045A JP 6684292 A JP6684292 A JP 6684292A JP 6684292 A JP6684292 A JP 6684292A JP H05270045 A JPH05270045 A JP H05270045A
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- electrode
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- developing sleeve
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- Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 専用の現像剤搬送量規制部材やクリーニング
手段を設けずに現像剤の記録部への搬送を適正に制御す
ると共に記録媒体表面を確実にクリーニングし、残像や
不動現像剤に起因する画像欠落等の画像障害の無い高品
質の記録画像を長期に亘り安定して形成可能な小型で安
価な静電記録装置を提供する。 【構成】 現像スリーブ15周表面の最上部位よりトナ
ー搬送方向ホに対し上流側へスリーブ中心角で角度θだ
け回転した位置に、円筒電極6を軸方向に平行に近接配
置してある。記録電極シート18を、その記録電極EL
を並設した端部の先端を円筒電極6周表面が現像スリー
ブ15側に最近接する位置に揃え現像スリーブ15周表
面に被着してある。記録電極シート18の逆側端部には
記録電極を駆動するLSI19を搭載し、この端部を記
録部上流側の現像スリーブ15周表面に形成してある平
面部15b上に敷設してある。
手段を設けずに現像剤の記録部への搬送を適正に制御す
ると共に記録媒体表面を確実にクリーニングし、残像や
不動現像剤に起因する画像欠落等の画像障害の無い高品
質の記録画像を長期に亘り安定して形成可能な小型で安
価な静電記録装置を提供する。 【構成】 現像スリーブ15周表面の最上部位よりトナ
ー搬送方向ホに対し上流側へスリーブ中心角で角度θだ
け回転した位置に、円筒電極6を軸方向に平行に近接配
置してある。記録電極シート18を、その記録電極EL
を並設した端部の先端を円筒電極6周表面が現像スリー
ブ15側に最近接する位置に揃え現像スリーブ15周表
面に被着してある。記録電極シート18の逆側端部には
記録電極を駆動するLSI19を搭載し、この端部を記
録部上流側の現像スリーブ15周表面に形成してある平
面部15b上に敷設してある。
Description
【0001】
【発明の技術分野】この発明は、所定経路に沿って搬送
される現像剤を記録情報に応じ記録媒体へ転移させて記
録画像を形成する静電記録装置に関するものである。
される現像剤を記録情報に応じ記録媒体へ転移させて記
録画像を形成する静電記録装置に関するものである。
【0002】
【従来技術とその問題点】従来、普通紙を用いることが
でき、且つ、画像媒体と記録電極先端との微小間隔を正
確に確保できる静電記録方式として、ドラム状の中間記
録媒体上にトナー画像を形成し、そのトナー画像を用紙
上に転写する方式がある。この方式による場合、中間記
録媒体を用いる為に装置が大型化する傾向がある。そこ
で、記録と現像を同時に行なうプロセスを採用し装置の
大型化を回避する方式が採用されている。この方式で
は、複数の記録電極を現像剤搬送路上に幅方向(主走査
方向)へ等間隔で並列敷設し、これら記録電極に対して
中間記録媒体を兼ねる対向電極を接触もしくは微小間隙
を保って対向配置してある。この電極対向部(以下、記
録部と言う)において、現像剤を記録情報に応じ対向電
極上に転移させ記録画像を形成する。
でき、且つ、画像媒体と記録電極先端との微小間隔を正
確に確保できる静電記録方式として、ドラム状の中間記
録媒体上にトナー画像を形成し、そのトナー画像を用紙
上に転写する方式がある。この方式による場合、中間記
録媒体を用いる為に装置が大型化する傾向がある。そこ
で、記録と現像を同時に行なうプロセスを採用し装置の
大型化を回避する方式が採用されている。この方式で
は、複数の記録電極を現像剤搬送路上に幅方向(主走査
方向)へ等間隔で並列敷設し、これら記録電極に対して
中間記録媒体を兼ねる対向電極を接触もしくは微小間隙
を保って対向配置してある。この電極対向部(以下、記
録部と言う)において、現像剤を記録情報に応じ対向電
極上に転移させ記録画像を形成する。
【0003】ところが、現像剤搬送路上を搬送されてく
る現像剤は、記録部において搬送路が急に狭くなってい
る為、その上流側に滞留し搬送路から溢れ出す傾向があ
る。現像剤が必要以上に滞留すると、搬送路上を移動し
ない不動現像剤が発生し、画像欠落等の画像障害を引き
起こす。
る現像剤は、記録部において搬送路が急に狭くなってい
る為、その上流側に滞留し搬送路から溢れ出す傾向があ
る。現像剤が必要以上に滞留すると、搬送路上を移動し
ない不動現像剤が発生し、画像欠落等の画像障害を引き
起こす。
【0004】その為、従来は、記録部に搬入される現像
剤量を規制する現像剤搬送規制部材を記録部上流側に設
け、現像剤の過剰な滞留を防止している。これにより、
現像剤の滞留量が適正化され、不動現像剤の発生を或る
程度防止できる。然るに、現像剤の滞留量を一定に制御
する為には規制量を調節する必要があり、その際には規
制部材の姿勢を変更させるが、その設定が難しく且つ面
倒である。又、専用の現像剤搬送量規制部材を設ける
為、その分コストアップとなる。
剤量を規制する現像剤搬送規制部材を記録部上流側に設
け、現像剤の過剰な滞留を防止している。これにより、
現像剤の滞留量が適正化され、不動現像剤の発生を或る
程度防止できる。然るに、現像剤の滞留量を一定に制御
する為には規制量を調節する必要があり、その際には規
制部材の姿勢を変更させるが、その設定が難しく且つ面
倒である。又、専用の現像剤搬送量規制部材を設ける
為、その分コストアップとなる。
【0005】又、上記方式による場合、中間記録媒体を
繰り返し使用するから、残像が発生しない様に、中間記
録媒体を使用する度に確実にクリーニングをする必要が
ある。しかし、周知の機械的なクリーニング手段を中間
記録媒体の周辺に設けると、静電記録装置が大型化する
という問題が生じる。
繰り返し使用するから、残像が発生しない様に、中間記
録媒体を使用する度に確実にクリーニングをする必要が
ある。しかし、周知の機械的なクリーニング手段を中間
記録媒体の周辺に設けると、静電記録装置が大型化する
という問題が生じる。
【0006】
【発明の目的】この発明は、上述した従来技術の問題点
に鑑みなされたものであって、現像剤搬送量規制部材を
設けずに記録部に現像剤を適量づつ円滑に搬入できると
共に規制された現像剤の滞留量を適正量に制御でき、且
つ、専用のクリーニング部材を設けずに記録媒体表面を
確実にクリーニングでき、残像や不動現像剤に起因する
画像欠落等の画像障害の無い高品質の記録画像を長期に
亘り安定して形成可能な小型で安価な静電記録装置を提
供することを目的とする。
に鑑みなされたものであって、現像剤搬送量規制部材を
設けずに記録部に現像剤を適量づつ円滑に搬入できると
共に規制された現像剤の滞留量を適正量に制御でき、且
つ、専用のクリーニング部材を設けずに記録媒体表面を
確実にクリーニングでき、残像や不動現像剤に起因する
画像欠落等の画像障害の無い高品質の記録画像を長期に
亘り安定して形成可能な小型で安価な静電記録装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【発明の要点】この発明は、上述した目的を達成するた
めに、所定の経路に沿って敷設した現像剤担持部材と、
該現像剤担持部材の表面に沿って現像剤を搬送する現像
剤搬送手段と、前記現像剤担持部材の表面上に間隔を保
って並設した複数の記録電極と、該記録電極に対向配置
した対向電極と、各前記記録電極に駆動電圧を出力する
電極駆動回路素子及び該電極駆動回路素子と各前記記録
電極を接続する接続部材から成る電極駆動手段と、前記
電極駆動素子の出力電圧を制御する記録制御手段とを有
し、前記記録電極と前記対向電極が近接する記録部で記
録情報に応じて電界を形成し搬送されてくる現像剤を前
記対向電極側へ選択的に転移させて記録画像を形成する
静電記録装置において、前記電極駆動手段を前記記録部
の現像剤搬送方向に対して上流側の前記現像剤担持部材
表面に沿って敷設し、前記記録電極の略先端と前記対向
電極との対向部を、前記現像剤担持部材の最上位部より
も重力方向に対し下部で且つ前記現像剤の搬送方向上流
部に配置したことを要点とするものである。
めに、所定の経路に沿って敷設した現像剤担持部材と、
該現像剤担持部材の表面に沿って現像剤を搬送する現像
剤搬送手段と、前記現像剤担持部材の表面上に間隔を保
って並設した複数の記録電極と、該記録電極に対向配置
した対向電極と、各前記記録電極に駆動電圧を出力する
電極駆動回路素子及び該電極駆動回路素子と各前記記録
電極を接続する接続部材から成る電極駆動手段と、前記
電極駆動素子の出力電圧を制御する記録制御手段とを有
し、前記記録電極と前記対向電極が近接する記録部で記
録情報に応じて電界を形成し搬送されてくる現像剤を前
記対向電極側へ選択的に転移させて記録画像を形成する
静電記録装置において、前記電極駆動手段を前記記録部
の現像剤搬送方向に対して上流側の前記現像剤担持部材
表面に沿って敷設し、前記記録電極の略先端と前記対向
電極との対向部を、前記現像剤担持部材の最上位部より
も重力方向に対し下部で且つ前記現像剤の搬送方向上流
部に配置したことを要点とするものである。
【0008】
【発明の実施例】以下、この発明を図1乃至図4に示す
実施例に基づき具体的に説明する。図1は、この発明の
一実施例としての静電記録装置の全体構成を示す模式的
断面図である。同図において、1は普通紙Pを積載収納
した給紙カセットであり、機体側部に挿脱自在に挿着し
てある。挿着された給紙カセット1の先端部上方には、
給紙コロ2を矢印方向に駆動回転可能に配設してある。
給紙コロ2の前方には、待機ロール対3を配設してあ
り、給紙コロ2により繰り出された用紙Pの進行を一旦
停止させて搬送姿勢を整えた後、下流側の画像転写部T
へ後述する記録画像の到達タイミングと同期する様に再
給送する。
実施例に基づき具体的に説明する。図1は、この発明の
一実施例としての静電記録装置の全体構成を示す模式的
断面図である。同図において、1は普通紙Pを積載収納
した給紙カセットであり、機体側部に挿脱自在に挿着し
てある。挿着された給紙カセット1の先端部上方には、
給紙コロ2を矢印方向に駆動回転可能に配設してある。
給紙コロ2の前方には、待機ロール対3を配設してあ
り、給紙コロ2により繰り出された用紙Pの進行を一旦
停止させて搬送姿勢を整えた後、下流側の画像転写部T
へ後述する記録画像の到達タイミングと同期する様に再
給送する。
【0009】待機ロール対3から斜め下方に延びる用紙
搬送経路4前方には、転写ロール5を配設してある。こ
の転写ロール5に対し、中間記録媒体と対向電極を兼ね
る円筒電極6を対向配置してある。この円筒電極6と転
写ロール5との双方の周表面対向部が、画像転写部Tと
なる。画像転写部Tでは、搬送されてくる用紙が転写ロ
ール5と円筒電極6間に挾持され、その際に、後述する
様にして円筒電極6周表面に形成されその回転と共に搬
送されてきたトナー記録画像が、待機ロール対3により
再給送されてくる用紙上に転写される。
搬送経路4前方には、転写ロール5を配設してある。こ
の転写ロール5に対し、中間記録媒体と対向電極を兼ね
る円筒電極6を対向配置してある。この円筒電極6と転
写ロール5との双方の周表面対向部が、画像転写部Tと
なる。画像転写部Tでは、搬送されてくる用紙が転写ロ
ール5と円筒電極6間に挾持され、その際に、後述する
様にして円筒電極6周表面に形成されその回転と共に搬
送されてきたトナー記録画像が、待機ロール対3により
再給送されてくる用紙上に転写される。
【0010】本例では、円筒電極6を矢印イで示す時計
回り方向に駆動回転する。この円筒電極6には、トナー
の帯電極性と同極性のバイアス電圧を印加するバイアス
電源6aを接続してある。本例では、現像剤として負
(−)の摩擦帯電特性を備えたトナーと正(+)の摩擦
帯電特性を備えた磁性キャリヤから成る二成分現像剤を
使用する。従って、バイアス電源6aによりマイナスの
電圧を印加し、電圧値を−50Vに設定してある。尚、
本例の円筒電極6は、機体に対し着脱自在にユニット構
成した記録画像形成ユニットU内に配設してある。記録
画像形成ユニットUの構成については、後程詳細に説明
する。
回り方向に駆動回転する。この円筒電極6には、トナー
の帯電極性と同極性のバイアス電圧を印加するバイアス
電源6aを接続してある。本例では、現像剤として負
(−)の摩擦帯電特性を備えたトナーと正(+)の摩擦
帯電特性を備えた磁性キャリヤから成る二成分現像剤を
使用する。従って、バイアス電源6aによりマイナスの
電圧を印加し、電圧値を−50Vに設定してある。尚、
本例の円筒電極6は、機体に対し着脱自在にユニット構
成した記録画像形成ユニットU内に配設してある。記録
画像形成ユニットUの構成については、後程詳細に説明
する。
【0011】画像転写部Tの下流側には、エアサクショ
ン方式の搬送ベルト7を水平方向に張設してある。搬送
ベルト7の下流側前方には、定着器8を配設してある。
本例の定着器8は加熱ロール8aと圧接ロール8bから
成り、両ロール8a,8b間に用紙を挾持し搬送する際
にトナー像を熱定着する。定着を終えた用紙は、排出口
9から画像面を下にしたフェイスダウン状態で排紙トレ
イ10上に排出され積載される。
ン方式の搬送ベルト7を水平方向に張設してある。搬送
ベルト7の下流側前方には、定着器8を配設してある。
本例の定着器8は加熱ロール8aと圧接ロール8bから
成り、両ロール8a,8b間に用紙を挾持し搬送する際
にトナー像を熱定着する。定着を終えた用紙は、排出口
9から画像面を下にしたフェイスダウン状態で排紙トレ
イ10上に排出され積載される。
【0012】ここで、記録画像形成ユニットUの詳細な
構成を図2に基づき説明する。記録画像形成ユニットU
は、大略、前述した円筒電極6、補給用トナーt0を貯
留するトナー貯留槽11及び記録手段と現像剤搬送手段
を備えた現像記録槽12から成る。トナー貯留槽11内
には、撹拌羽根11aを回動可能に配設してある。撹拌
羽根11aは、貯留されている補給用トナーt0を撹拌
して凝集を防止する。又、トナー貯留槽11と現像記録
槽12との境界部にトナー補給口Osを形成し、このト
ナー補給口Osにトナー補給ロール13を設置してあ
る。トナー補給ロール13は、現像記録槽12中を流動
する現像剤dのトナー濃度に応じて回転され、補給用ト
ナーt0を現像記録槽12中に適量づつ補給する。これ
により、現像記録槽12中の現像剤dのトナー濃度が適
正範囲内に制御される。尚、現像剤としては、二成分現
像剤に限らず、絶縁性樹脂、磁性微粉末及び着色剤粒子
から成る磁性トナー等の一成分現像剤も使用できる。こ
の場合は、上述した様なトナー濃度制御が不要となる。
構成を図2に基づき説明する。記録画像形成ユニットU
は、大略、前述した円筒電極6、補給用トナーt0を貯
留するトナー貯留槽11及び記録手段と現像剤搬送手段
を備えた現像記録槽12から成る。トナー貯留槽11内
には、撹拌羽根11aを回動可能に配設してある。撹拌
羽根11aは、貯留されている補給用トナーt0を撹拌
して凝集を防止する。又、トナー貯留槽11と現像記録
槽12との境界部にトナー補給口Osを形成し、このト
ナー補給口Osにトナー補給ロール13を設置してあ
る。トナー補給ロール13は、現像記録槽12中を流動
する現像剤dのトナー濃度に応じて回転され、補給用ト
ナーt0を現像記録槽12中に適量づつ補給する。これ
により、現像記録槽12中の現像剤dのトナー濃度が適
正範囲内に制御される。尚、現像剤としては、二成分現
像剤に限らず、絶縁性樹脂、磁性微粉末及び着色剤粒子
から成る磁性トナー等の一成分現像剤も使用できる。こ
の場合は、上述した様なトナー濃度制御が不要となる。
【0013】現像記録槽12の底部には、2本のオーガ
ロール14a,14bを互いに平行に紙面垂直方向へ延
在設置してある。これらオーガロール14a,14b
は、夫々互いに反対方向ロ,ハへ駆動回転され、現像剤
dを撹拌しつつ水平方向へ循環流動させる。本例では、
両オーガロール14a,14bの撹拌羽根の大きさを異
ならせてあり、トナー補給ロール13の下方に大きい撹
拌羽根のオーガロール14aを配設してある。
ロール14a,14bを互いに平行に紙面垂直方向へ延
在設置してある。これらオーガロール14a,14b
は、夫々互いに反対方向ロ,ハへ駆動回転され、現像剤
dを撹拌しつつ水平方向へ循環流動させる。本例では、
両オーガロール14a,14bの撹拌羽根の大きさを異
ならせてあり、トナー補給ロール13の下方に大きい撹
拌羽根のオーガロール14aを配設してある。
【0014】小さい撹拌羽根のオーガロール14bの斜
め上方には、現像剤の垂直搬送路を形成する現像剤担持
部材としての現像スリーブ15を、水平方向に延在設置
してある。現像スリーブ15の内部には、現像剤搬送手
段としてのマグネットロール16を駆動回転可能に内蔵
してある。マグネットロール16の周表面には異なる磁
極を交互に着磁してあり、このマグネットロール16を
矢印ニで示す時計回り方向に駆動回転することにより、
現像剤dが現像スリーブ15周表面に沿って矢印ホで示
す方向へ搬送される。
め上方には、現像剤の垂直搬送路を形成する現像剤担持
部材としての現像スリーブ15を、水平方向に延在設置
してある。現像スリーブ15の内部には、現像剤搬送手
段としてのマグネットロール16を駆動回転可能に内蔵
してある。マグネットロール16の周表面には異なる磁
極を交互に着磁してあり、このマグネットロール16を
矢印ニで示す時計回り方向に駆動回転することにより、
現像剤dが現像スリーブ15周表面に沿って矢印ホで示
す方向へ搬送される。
【0015】而して、現像スリーブ15は前述した円筒
電極6に平行に対向配置してあるが、この場合の両者の
配置は、現像スリーブ15の垂直法線rからトナー搬送
方向ホに対して上流側へ現像スリーブ15の中心角で角
度θだけ回転した法線r′上に、円筒電極6の中心が位
置する配置となっている。従って、円筒電極6の周表面
は法線r′上で現像スリーブ15周表面に沿って形成し
てある現像剤搬送路に最近接する。この円筒電極6周表
面が現像剤搬送路に最近接する位置が、後述する様にし
てトナー記録画像を形成する記録部Wとなる。
電極6に平行に対向配置してあるが、この場合の両者の
配置は、現像スリーブ15の垂直法線rからトナー搬送
方向ホに対して上流側へ現像スリーブ15の中心角で角
度θだけ回転した法線r′上に、円筒電極6の中心が位
置する配置となっている。従って、円筒電極6の周表面
は法線r′上で現像スリーブ15周表面に沿って形成し
てある現像剤搬送路に最近接する。この円筒電極6周表
面が現像剤搬送路に最近接する位置が、後述する様にし
てトナー記録画像を形成する記録部Wとなる。
【0016】上述の様に記録部Wを角度θだけ上流側に
傾斜した位置に設定することにより、現像剤搬送規制部
材を設けずに記録部上流側に滞留させる現像剤量を、次
の様にして略一定の適正量に自動的に制御できる。現像
剤搬送路上を現像剤搬送方向ホに搬送される現像剤d
は、現像剤搬送路が狭まる記録部Wの上流側近傍におい
てその搬送量が規制される。その結果、進行を規制され
た現像剤dの内、マグネットロール16の磁力が充分に
及ぶ現像スリーブ15表面近傍領域のものはその領域内
で矢印ヘで示す様に循環するが、マグネットロール16
の磁力が殆ど及ばない領域に移動したものは、自重で矢
印トで示す様にオーガロール14b上に落下する。この
場合、搬送規制される現像剤の量が増すと自ずと矢印ト
で示す様に流動して落下返送される現像剤量が増し、滞
留現像剤量が自動的に略一定の適正量に制御される。こ
れにより、不動現像剤の発生を規制部材の姿勢調整等の
煩わしい操作をせずに容易且つ確実に防止できる。又、
独自の現像剤搬送規制部材を設けずに記録部Wに搬入さ
れる現像剤量を適切に規制できる。よって、ドクタブレ
ード等の現像剤搬送規制部材設置分のコストが低減され
ると共に構造の簡素化が促進される。
傾斜した位置に設定することにより、現像剤搬送規制部
材を設けずに記録部上流側に滞留させる現像剤量を、次
の様にして略一定の適正量に自動的に制御できる。現像
剤搬送路上を現像剤搬送方向ホに搬送される現像剤d
は、現像剤搬送路が狭まる記録部Wの上流側近傍におい
てその搬送量が規制される。その結果、進行を規制され
た現像剤dの内、マグネットロール16の磁力が充分に
及ぶ現像スリーブ15表面近傍領域のものはその領域内
で矢印ヘで示す様に循環するが、マグネットロール16
の磁力が殆ど及ばない領域に移動したものは、自重で矢
印トで示す様にオーガロール14b上に落下する。この
場合、搬送規制される現像剤の量が増すと自ずと矢印ト
で示す様に流動して落下返送される現像剤量が増し、滞
留現像剤量が自動的に略一定の適正量に制御される。こ
れにより、不動現像剤の発生を規制部材の姿勢調整等の
煩わしい操作をせずに容易且つ確実に防止できる。又、
独自の現像剤搬送規制部材を設けずに記録部Wに搬入さ
れる現像剤量を適切に規制できる。よって、ドクタブレ
ード等の現像剤搬送規制部材設置分のコストが低減され
ると共に構造の簡素化が促進される。
【0017】記録部Wより下流側の現像スリーブ15周
表面には、掻き取り板17を先端を現像スリーブ15周
表面に当接させた状態で垂直に立設してある。この掻き
取り板17により、記録部Wで使用されなかった残留現
像剤d′が現像記録槽12底部で水平循環する現像剤d
上に掻き落とされる。
表面には、掻き取り板17を先端を現像スリーブ15周
表面に当接させた状態で垂直に立設してある。この掻き
取り板17により、記録部Wで使用されなかった残留現
像剤d′が現像記録槽12底部で水平循環する現像剤d
上に掻き落とされる。
【0018】現像スリーブ15の上述した記録部Wから
上流側の周表面に沿って、多数の記録電極を一端部に並
列形成した記録電極シート18を被着敷設してある。こ
の記録電極シート18は、図3に示す様に、先端部を記
録電極ELとする多数の記録電極線18aを、現像スリ
ーブ15周表面の周方向に沿わせるシート長手方向へ互
いに平行に延在させると共に、所定の微細ピッチでシー
ト幅方向(主走査方向)へ並設して成る。この場合の記
録電極線18aの数、即ち記録電極ELの数は、主走査
1ライン分の最大データ数に対応させてある。本例の記
録電極シート18は可撓性印刷回路基板(FPC)で構
成してあり、多数の非磁性導電材料からなる記録電極線
18a(記録電極EL)を可撓性絶縁材料からなるベー
スフィルム18b上に、40μmの間隔を保ち84.6
μmピッチ(300DPI)の密度で敷設してある。記
録電極シート18の表面には、先端部領域を除いて、絶
縁保護コート(不図示)を被着してある。この記録電極
線18aの絶縁保護コートを被着しない先端部が記録電
極ELとなる。
上流側の周表面に沿って、多数の記録電極を一端部に並
列形成した記録電極シート18を被着敷設してある。こ
の記録電極シート18は、図3に示す様に、先端部を記
録電極ELとする多数の記録電極線18aを、現像スリ
ーブ15周表面の周方向に沿わせるシート長手方向へ互
いに平行に延在させると共に、所定の微細ピッチでシー
ト幅方向(主走査方向)へ並設して成る。この場合の記
録電極線18aの数、即ち記録電極ELの数は、主走査
1ライン分の最大データ数に対応させてある。本例の記
録電極シート18は可撓性印刷回路基板(FPC)で構
成してあり、多数の非磁性導電材料からなる記録電極線
18a(記録電極EL)を可撓性絶縁材料からなるベー
スフィルム18b上に、40μmの間隔を保ち84.6
μmピッチ(300DPI)の密度で敷設してある。記
録電極シート18の表面には、先端部領域を除いて、絶
縁保護コート(不図示)を被着してある。この記録電極
線18aの絶縁保護コートを被着しない先端部が記録電
極ELとなる。
【0019】記録電極シート18の記録電極形成側とは
反対側の端部には、電極駆動回路素子としてのLSI1
9を複数個搭載してある。これら複数個のLSI19に
は、記録電極線18aを適数本づつに分けて接続してあ
る。各LSI19は、本例の静電記録装置の記録動作全
体を制御する図外の記録制御部に接続してある。記録制
御部は、LSI19へ記録情報に応じた記録信号を送る
他、記録信号を送らない非記録時に選択的に、後述する
未転写トナーのクリーニングを実施させる旨の指示信号
等も送る。
反対側の端部には、電極駆動回路素子としてのLSI1
9を複数個搭載してある。これら複数個のLSI19に
は、記録電極線18aを適数本づつに分けて接続してあ
る。各LSI19は、本例の静電記録装置の記録動作全
体を制御する図外の記録制御部に接続してある。記録制
御部は、LSI19へ記録情報に応じた記録信号を送る
他、記録信号を送らない非記録時に選択的に、後述する
未転写トナーのクリーニングを実施させる旨の指示信号
等も送る。
【0020】図4に示す様に、現像スリーブ15周表面
の本例では記録部Wとその上流側及び下流側の3箇所
に、平面部15a,15b及び15cを夫々形成してあ
る。そして、記録部Wの平面部15aにおける上流側略
半分の領域の上方に、上述した記録電極シート18の記
録電極ELを形成した端部を湾曲状に突出させてある。
この記録電極シート18の突出端部は、現像スリーブ1
5の周表面と略同一曲率に湾曲させたバネ板材(不図
示)上に敷設してある。これにより、記録電極ELが中
空に弾性支持された状態となり、円筒電極6周表面とで
形成する記録部Wの微小間隙中に現像剤dを柔軟に挾持
できる。
の本例では記録部Wとその上流側及び下流側の3箇所
に、平面部15a,15b及び15cを夫々形成してあ
る。そして、記録部Wの平面部15aにおける上流側略
半分の領域の上方に、上述した記録電極シート18の記
録電極ELを形成した端部を湾曲状に突出させてある。
この記録電極シート18の突出端部は、現像スリーブ1
5の周表面と略同一曲率に湾曲させたバネ板材(不図
示)上に敷設してある。これにより、記録電極ELが中
空に弾性支持された状態となり、円筒電極6周表面とで
形成する記録部Wの微小間隙中に現像剤dを柔軟に挾持
できる。
【0021】記録部W上流側の平面部15b上には、上
述した記録電極シート18のLSI19を搭載した端部
を敷設してある。この様に現像スリーブ15周表面にL
SI設置用の平面部15bを形成することにより、LS
I19の設置が容易となる。そして、平面部15b上に
敷設した記録電極シート18及びLSI19の上には、
非磁性材料から成るカバーフィルム20を現像スリーブ
15周表面と略同一曲率に湾曲させて被覆してある。こ
れにより、カバーフィルム20表面が現像剤搬送路とな
り、LSI19が現像剤との摩擦等により損傷するのを
防止することができる。又、カバーフィルム20を円弧
状に曲げて設置してあるから、その表面に沿って現像剤
を円滑に移動させることができる。尚、カバーフィルム
20を被装する代わりに、非磁性材料で記録電極シート
18表面をコーティングしてもよい。
述した記録電極シート18のLSI19を搭載した端部
を敷設してある。この様に現像スリーブ15周表面にL
SI設置用の平面部15bを形成することにより、LS
I19の設置が容易となる。そして、平面部15b上に
敷設した記録電極シート18及びLSI19の上には、
非磁性材料から成るカバーフィルム20を現像スリーブ
15周表面と略同一曲率に湾曲させて被覆してある。こ
れにより、カバーフィルム20表面が現像剤搬送路とな
り、LSI19が現像剤との摩擦等により損傷するのを
防止することができる。又、カバーフィルム20を円弧
状に曲げて設置してあるから、その表面に沿って現像剤
を円滑に移動させることができる。尚、カバーフィルム
20を被装する代わりに、非磁性材料で記録電極シート
18表面をコーティングしてもよい。
【0022】記録電極ELと電極駆動回路素子のLSI
19とを接続する記録電極線部分が、電極駆動回路素子
とで電極駆動手段を構成する接続部材となる。この接続
部材部分が、後述する様に未転写トナーをクリーニング
するクリーニング手段となる。
19とを接続する記録電極線部分が、電極駆動回路素子
とで電極駆動手段を構成する接続部材となる。この接続
部材部分が、後述する様に未転写トナーをクリーニング
するクリーニング手段となる。
【0023】上述の様に記録電極ELの電極駆動回路素
子を現像スリーブ15周表面上に配置することにより、
接続部材の部分を可及的に短くすることができる。即
ち、記録電極ELとLSI19を接続する記録電極線が
短かくて済む。これにより、記録電極シート18が小さ
く且つ安価になるだけでなく、記録電極線による所謂ア
ンテナ効果が小さくなり、ノイズの影響を受け難くな
る。その結果、記録情報に正確に対応した記録画像を安
定して形成することが可能となる。又、電極駆動回路素
子を記録電極ELの上流側に配置することにより、記録
電極ELが円筒電極6の回転方向に対し順方向(トレー
リング方向)へ突出する構成となるから、記録電極EL
を破損する虞がなくなる。
子を現像スリーブ15周表面上に配置することにより、
接続部材の部分を可及的に短くすることができる。即
ち、記録電極ELとLSI19を接続する記録電極線が
短かくて済む。これにより、記録電極シート18が小さ
く且つ安価になるだけでなく、記録電極線による所謂ア
ンテナ効果が小さくなり、ノイズの影響を受け難くな
る。その結果、記録情報に正確に対応した記録画像を安
定して形成することが可能となる。又、電極駆動回路素
子を記録電極ELの上流側に配置することにより、記録
電極ELが円筒電極6の回転方向に対し順方向(トレー
リング方向)へ突出する構成となるから、記録電極EL
を破損する虞がなくなる。
【0024】記録部W下流側の平面部15cは、記録部
Wで円筒電極6に転移されずに搬出されてくる残留現像
剤d′を速やかに下流側へ搬送する為に形成してある。
現像スリーブ15周表面部を切除して平面部15cを形
成することにより、形成しない場合に比べて現像剤搬送
路(平面部15c表面)がよりマグネットロール16に
近くなり、その分マグネットロール16の磁力が強くな
って搬送力が増大する。従って、残留現像剤d′を速や
かに記録部Wから搬出でき、円筒電極6周表面上に形成
したトナー記録画像を残留現像剤d′で乱す虞が解消さ
れる。
Wで円筒電極6に転移されずに搬出されてくる残留現像
剤d′を速やかに下流側へ搬送する為に形成してある。
現像スリーブ15周表面部を切除して平面部15cを形
成することにより、形成しない場合に比べて現像剤搬送
路(平面部15c表面)がよりマグネットロール16に
近くなり、その分マグネットロール16の磁力が強くな
って搬送力が増大する。従って、残留現像剤d′を速や
かに記録部Wから搬出でき、円筒電極6周表面上に形成
したトナー記録画像を残留現像剤d′で乱す虞が解消さ
れる。
【0025】次に、本例の静電記録装置における記録画
像形成動作について説明する。図2において、マグネッ
トロール16を矢印ホ方向に駆動回転すると、現像スリ
ーブ15の外周面上には、現像剤d中の磁性キャリヤ粒
子を自転させる回転磁場が形成される。この回転磁場に
より、記録現像槽12底部で水平方向に循環流動する現
像剤dが現像スリーブ15周表面側に引き付けられ、カ
バーフィルム20上を穂を形成しつつマグネットロール
16の回転方向とは逆の反時計回り方向ホに搬送され
る。
像形成動作について説明する。図2において、マグネッ
トロール16を矢印ホ方向に駆動回転すると、現像スリ
ーブ15の外周面上には、現像剤d中の磁性キャリヤ粒
子を自転させる回転磁場が形成される。この回転磁場に
より、記録現像槽12底部で水平方向に循環流動する現
像剤dが現像スリーブ15周表面側に引き付けられ、カ
バーフィルム20上を穂を形成しつつマグネットロール
16の回転方向とは逆の反時計回り方向ホに搬送され
る。
【0026】図4において、カバーフィルム20表面に
沿って上方に搬送される現像剤dは、円筒電極6周表面
が近接し搬送路が狭くなる記録部W上流側で、その搬送
量が規制され現像剤溜まりRtを形成する。そして、規
制された現像剤の内で現像剤搬送路(記録電極シート1
8表面)から遠く移動した現像剤粒子が、マグネットロ
ール16の磁界から離れ矢印トで示す様に現像記録槽底
部へ自然落下する。その結果、現像剤溜まりRtを形成
する現像剤量が適正量に自動的に制御され、不動現像剤
の発生が確実に防止される。又、記録部Wに搬入される
現像量が適正に制御され、弾性支持された記録電極EL
と円筒電極6周表面間の微小間隙に現像剤粒子が適量づ
つ円滑に搬入され柔軟に挾持される。これにより、記録
部Wで現像剤が過度に圧密されて記録電極ELに溶着す
る不具合が防止され、充分な画像濃度を備えた高解像度
の記録画像が円筒電極6周表面上に次の様にして安定的
に形成される。
沿って上方に搬送される現像剤dは、円筒電極6周表面
が近接し搬送路が狭くなる記録部W上流側で、その搬送
量が規制され現像剤溜まりRtを形成する。そして、規
制された現像剤の内で現像剤搬送路(記録電極シート1
8表面)から遠く移動した現像剤粒子が、マグネットロ
ール16の磁界から離れ矢印トで示す様に現像記録槽底
部へ自然落下する。その結果、現像剤溜まりRtを形成
する現像剤量が適正量に自動的に制御され、不動現像剤
の発生が確実に防止される。又、記録部Wに搬入される
現像量が適正に制御され、弾性支持された記録電極EL
と円筒電極6周表面間の微小間隙に現像剤粒子が適量づ
つ円滑に搬入され柔軟に挾持される。これにより、記録
部Wで現像剤が過度に圧密されて記録電極ELに溶着す
る不具合が防止され、充分な画像濃度を備えた高解像度
の記録画像が円筒電極6周表面上に次の様にして安定的
に形成される。
【0027】記録部Wでは、記録電極ELに対し円筒電
極6の周表面が微小間隙を保って回転移動しており、こ
の微小間隙に現像剤dが上述した様に適量づつ搬入され
る。この記録部Wにおいて、各記録電極ELに対し、電
極駆動回路素子のLSI19が記録データに応じて記録
電圧を選択的に印加する。この場合、1ビットの記録デ
ータが例えば“H”のときに、対応する記録電極ELに
本例では−200Vの電圧(オン電圧)が印加される。
記録電極ELに対向する円筒電極6には、バイアス電源
5aにより本例では−50Vのバイアス電圧が印加され
ている。従って、円筒電極6周表面から記録電極ELに
向けて150Vの電位差に基づく電界が形成されてい
る。この様な電界が形成された記録部Wを、現像剤dの
穂が円筒電極6周表面と接触しつつ通過する。このと
き、負極性に帯電しているトナー粒子は電位の高い方へ
移動するから、−200Vのオン電圧が印加されている
記録電極EL上のトナー粒子だけが選択的に円筒電極6
周表面上に転移し、1黒ドットが形成される。
極6の周表面が微小間隙を保って回転移動しており、こ
の微小間隙に現像剤dが上述した様に適量づつ搬入され
る。この記録部Wにおいて、各記録電極ELに対し、電
極駆動回路素子のLSI19が記録データに応じて記録
電圧を選択的に印加する。この場合、1ビットの記録デ
ータが例えば“H”のときに、対応する記録電極ELに
本例では−200Vの電圧(オン電圧)が印加される。
記録電極ELに対向する円筒電極6には、バイアス電源
5aにより本例では−50Vのバイアス電圧が印加され
ている。従って、円筒電極6周表面から記録電極ELに
向けて150Vの電位差に基づく電界が形成されてい
る。この様な電界が形成された記録部Wを、現像剤dの
穂が円筒電極6周表面と接触しつつ通過する。このと
き、負極性に帯電しているトナー粒子は電位の高い方へ
移動するから、−200Vのオン電圧が印加されている
記録電極EL上のトナー粒子だけが選択的に円筒電極6
周表面上に転移し、1黒ドットが形成される。
【0028】一方、1ビットの記録データが“L”のと
きは、LSI19による記録電極ELに印加される電圧
が接地電位(オフ電圧)側に切換えられる。その結果、
円筒電極6から接地電位の記録電極ELに見た電位差は
−50Vとなり、負極性のトナー粒子は記録電極EL側
に保持されたままで転移しない。このようにして、地汚
れの発生が確実に防止される。
きは、LSI19による記録電極ELに印加される電圧
が接地電位(オフ電圧)側に切換えられる。その結果、
円筒電極6から接地電位の記録電極ELに見た電位差は
−50Vとなり、負極性のトナー粒子は記録電極EL側
に保持されたままで転移しない。このようにして、地汚
れの発生が確実に防止される。
【0029】以上の様に、入力記録データに応じて各記
録電極ELの電位が−200Vと接地電位に選択的に制
御され、記録部Wにおいて円筒電極6表面にトナー記録
画像が形成される。尚、トナー記録画像の濃度を調節す
るには、バイアス電源5aのバイアス電圧を変化させれ
ばよい。その場合、適切な調節範囲は0〜−50V程度
であり、0Vに近い程、画像濃度が高くなる。
録電極ELの電位が−200Vと接地電位に選択的に制
御され、記録部Wにおいて円筒電極6表面にトナー記録
画像が形成される。尚、トナー記録画像の濃度を調節す
るには、バイアス電源5aのバイアス電圧を変化させれ
ばよい。その場合、適切な調節範囲は0〜−50V程度
であり、0Vに近い程、画像濃度が高くなる。
【0030】記録部Wにおいて円筒電極6側に転移せず
記録電極EL側に残留する現像剤は、トナー記録画像形
成後直ちに平面部15aの下流側表面上に降下する。こ
の残留現像剤d′は、上述した回転磁場により、下流側
平面部15cへ搬送される。下流側平面部15c表面は
マグネットロール16に近く形成してあるから、その表
面上にはカバーフィルム20表面等の記録部上流側現像
剤搬送路上に比べて強い回転磁界が形成されており、搬
送されてきた残留現像剤d′が速やかに下流側へ搬出さ
れる。従って、残留現像剤d′が記録部Wの直下流部に
滞留し、これにより円筒電極6周表面上のトナー記録画
像が乱される虞が解消される。
記録電極EL側に残留する現像剤は、トナー記録画像形
成後直ちに平面部15aの下流側表面上に降下する。こ
の残留現像剤d′は、上述した回転磁場により、下流側
平面部15cへ搬送される。下流側平面部15c表面は
マグネットロール16に近く形成してあるから、その表
面上にはカバーフィルム20表面等の記録部上流側現像
剤搬送路上に比べて強い回転磁界が形成されており、搬
送されてきた残留現像剤d′が速やかに下流側へ搬出さ
れる。従って、残留現像剤d′が記録部Wの直下流部に
滞留し、これにより円筒電極6周表面上のトナー記録画
像が乱される虞が解消される。
【0031】図1において、円筒電極6表面に形成され
たトナー記録画像は、円筒電極6の反時計回り方向イの
回転と共に画像転写部Tへ搬送され、ここで待機ロール
対3によりタイミングを測って再給送されてくる用紙上
に転写される。転写されずに円筒電極6周表面に残留す
る未転写トナーは、円筒電極6の回転と共に再度記録部
Wに返送されてくる。この円筒電極6周表面に残留する
未転写トナーは、次の様にして除去される。
たトナー記録画像は、円筒電極6の反時計回り方向イの
回転と共に画像転写部Tへ搬送され、ここで待機ロール
対3によりタイミングを測って再給送されてくる用紙上
に転写される。転写されずに円筒電極6周表面に残留す
る未転写トナーは、円筒電極6の回転と共に再度記録部
Wに返送されてくる。この円筒電極6周表面に残留する
未転写トナーは、次の様にして除去される。
【0032】図2において、図外の記録制御部が例えば
用紙と用紙の搬送インターバルに相当する時間等の非記
録時間を見計ってLSI19にクリーニング信号を送
り、これを受けたLSI19は、記録電極線にクリーニ
ング電圧を印加する。この場合のクリーニング電圧は、
円筒電極6周表面に残留する未転写トナーを記録電極シ
ート18側に転移させることが可能な電界、即ち前述し
たオン電圧に基づく電界とは逆方向の電界を形成する必
要があるから、円筒電極6に印加されているバイアス電
圧より高電位に設定してある。即ち、本例では円筒電極
6のバイアス電圧は−50Vに設定してあるから、クリ
ーニング電圧を例えば+50Vに設定する。これによ
り、円筒電極6から記録電極線にみた電位差が−100
Vとなり、この電位差に基づくクリーニング電界が、記
録電極線と円筒電極6周表面が対向する領域、即ち、記
録部Wからその上流側で記録電極線の接続部材部分と円
筒電極6周表面が対向する領域(以下、クリーニング領
域という)に亘って形成される。このクリーニング領域
には、前述した現像剤溜まりRtが形成されている。ク
リーニング電界は、“L”の記録信号に対応して形成さ
れた−50Vの電位差に基づく電界(白ドット対応)と
電気力線の方向が同じで大きさはそれよりも大きい。こ
のクリーニング電界により、負極性に帯電した未転写ト
ナーが円筒電極6周表面から強制的に離脱せしめられ、
現像剤溜まりRt中に回収される。又、現像剤溜まりRt
で循環流動する現像剤の掻き取り効果によっても、未転
写トナーが円筒電極6周表面から除去される。この様に
して、円筒電極6周表面が未転写トナーが除去され確実
にクリーニングされた後に記録部に移動し再度記録動作
が実施されるから、クリーニング不良による残像等の画
像欠陥の無い良質な記録画像が安定的に形成される。
又、記録電極ELとその電極駆動手段としてのLSI1
9及びそれらの接続部材である記録電極線で構成する記
録手段全体を記録部Wからその上流側に設けたから、形
成した記録画像が記録時から非記録時に移行する際にク
リーニング電界により乱される虞もなくなる。
用紙と用紙の搬送インターバルに相当する時間等の非記
録時間を見計ってLSI19にクリーニング信号を送
り、これを受けたLSI19は、記録電極線にクリーニ
ング電圧を印加する。この場合のクリーニング電圧は、
円筒電極6周表面に残留する未転写トナーを記録電極シ
ート18側に転移させることが可能な電界、即ち前述し
たオン電圧に基づく電界とは逆方向の電界を形成する必
要があるから、円筒電極6に印加されているバイアス電
圧より高電位に設定してある。即ち、本例では円筒電極
6のバイアス電圧は−50Vに設定してあるから、クリ
ーニング電圧を例えば+50Vに設定する。これによ
り、円筒電極6から記録電極線にみた電位差が−100
Vとなり、この電位差に基づくクリーニング電界が、記
録電極線と円筒電極6周表面が対向する領域、即ち、記
録部Wからその上流側で記録電極線の接続部材部分と円
筒電極6周表面が対向する領域(以下、クリーニング領
域という)に亘って形成される。このクリーニング領域
には、前述した現像剤溜まりRtが形成されている。ク
リーニング電界は、“L”の記録信号に対応して形成さ
れた−50Vの電位差に基づく電界(白ドット対応)と
電気力線の方向が同じで大きさはそれよりも大きい。こ
のクリーニング電界により、負極性に帯電した未転写ト
ナーが円筒電極6周表面から強制的に離脱せしめられ、
現像剤溜まりRt中に回収される。又、現像剤溜まりRt
で循環流動する現像剤の掻き取り効果によっても、未転
写トナーが円筒電極6周表面から除去される。この様に
して、円筒電極6周表面が未転写トナーが除去され確実
にクリーニングされた後に記録部に移動し再度記録動作
が実施されるから、クリーニング不良による残像等の画
像欠陥の無い良質な記録画像が安定的に形成される。
又、記録電極ELとその電極駆動手段としてのLSI1
9及びそれらの接続部材である記録電極線で構成する記
録手段全体を記録部Wからその上流側に設けたから、形
成した記録画像が記録時から非記録時に移行する際にク
リーニング電界により乱される虞もなくなる。
【0033】記録部Wから下流側に排出搬送された残留
現像剤d′は、掻き取り板17により現像スリーブ15
周表面から掻き取られ、現像記録槽12底部に落下返送
される。返送された残留現像剤d′は、オーガロール1
4a,14bの回転と共に水平方向に循環流動する現像
剤d中に撹拌混合される。
現像剤d′は、掻き取り板17により現像スリーブ15
周表面から掻き取られ、現像記録槽12底部に落下返送
される。返送された残留現像剤d′は、オーガロール1
4a,14bの回転と共に水平方向に循環流動する現像
剤d中に撹拌混合される。
【0034】尚、この発明は、上記の特定の実施例に限
定されるべきものでなく、この発明の技術的範囲におい
て種々の変形が可能であることは勿論である。例えば、
上記実施例では対向電極をスリーブ状の円筒電極に形成
してあるが、これに限らず、対向電極を例えば無端ベル
ト状に形成した静電記録装置にも本発明を適用すること
ができる。又、現像剤担持部材を無端ベルト状に形成し
てもよい。更に、現像剤としては、摩擦帯電極性が負の
トナーに限らず、正のトナーを含有する現像剤を使用す
ることもできる。
定されるべきものでなく、この発明の技術的範囲におい
て種々の変形が可能であることは勿論である。例えば、
上記実施例では対向電極をスリーブ状の円筒電極に形成
してあるが、これに限らず、対向電極を例えば無端ベル
ト状に形成した静電記録装置にも本発明を適用すること
ができる。又、現像剤担持部材を無端ベルト状に形成し
てもよい。更に、現像剤としては、摩擦帯電極性が負の
トナーに限らず、正のトナーを含有する現像剤を使用す
ることもできる。
【0035】
【発明の効果】以上、詳細に説明した様に、現像剤を所
定の経路に沿って搬送する現像剤搬送経路の最上位部よ
りも重力方向に対し下部で且つ現像剤の搬送方向上流側
に複数の記録電極を並列設置し、これら記録電極に対し
微小間隙を保って対向電極を配設して記録部を形成する
ことにより、専用の現像剤搬送規制手段を設けずに記録
部上流側で現像剤の搬送量を適正に規制して記録部へ適
量づつ円滑に搬入でき、記録部上流側に滞留する現像剤
量を一定の適正量に制御できる。その結果、現像剤が圧
密されて電極に溶融付着したり現像剤溜まりに不動現像
剤を発生させることなく、充分な画像濃度を備え且つ不
動現像剤に起因する画像欠落等の画像障害の無い高解像
度の記録画像を安定して形成することが可能となる。
又、記録部上流側の現像剤搬送路に沿って記録電極を駆
動する電極駆動回路素子とそれらを接続する接続部材か
ら成る電極駆動手段を敷設するから、専用のクリーニン
グ手段を設けずに、記録部上流側の接続部材と対向電極
との間にクリーニング電界を形成し、記録部へ移動する
前の対向電極表面から未転写現像剤を確実にクリーニン
グ除去できる。その結果、残像の無い記録画像を形成で
きると共に形成した記録画像を記録部下流側でクリーニ
ング電圧を印加することにより乱す不都合を回避するこ
とができる。又この場合、電極駆動手段を現像剤搬送路
に沿って敷設するから、接続部材が短くて済み、安価に
なる上に接続部材のアンテナ効果により記録動作がノイ
ズにより妨害される不都合を防止することができる。よ
って、本発明によれば、専用の現像剤搬送規制部材やク
リーニング手段を用いないで、画像欠落や残像等の画像
障害が無く且つ記録情報に正確に対応した高解像度且つ
高濃度の良質な記録画像を安定して形成することが可能
な静電記録装置を小型化を促進して安価に提供すること
が可能となる。
定の経路に沿って搬送する現像剤搬送経路の最上位部よ
りも重力方向に対し下部で且つ現像剤の搬送方向上流側
に複数の記録電極を並列設置し、これら記録電極に対し
微小間隙を保って対向電極を配設して記録部を形成する
ことにより、専用の現像剤搬送規制手段を設けずに記録
部上流側で現像剤の搬送量を適正に規制して記録部へ適
量づつ円滑に搬入でき、記録部上流側に滞留する現像剤
量を一定の適正量に制御できる。その結果、現像剤が圧
密されて電極に溶融付着したり現像剤溜まりに不動現像
剤を発生させることなく、充分な画像濃度を備え且つ不
動現像剤に起因する画像欠落等の画像障害の無い高解像
度の記録画像を安定して形成することが可能となる。
又、記録部上流側の現像剤搬送路に沿って記録電極を駆
動する電極駆動回路素子とそれらを接続する接続部材か
ら成る電極駆動手段を敷設するから、専用のクリーニン
グ手段を設けずに、記録部上流側の接続部材と対向電極
との間にクリーニング電界を形成し、記録部へ移動する
前の対向電極表面から未転写現像剤を確実にクリーニン
グ除去できる。その結果、残像の無い記録画像を形成で
きると共に形成した記録画像を記録部下流側でクリーニ
ング電圧を印加することにより乱す不都合を回避するこ
とができる。又この場合、電極駆動手段を現像剤搬送路
に沿って敷設するから、接続部材が短くて済み、安価に
なる上に接続部材のアンテナ効果により記録動作がノイ
ズにより妨害される不都合を防止することができる。よ
って、本発明によれば、専用の現像剤搬送規制部材やク
リーニング手段を用いないで、画像欠落や残像等の画像
障害が無く且つ記録情報に正確に対応した高解像度且つ
高濃度の良質な記録画像を安定して形成することが可能
な静電記録装置を小型化を促進して安価に提供すること
が可能となる。
【図1】この発明の一実施例としての静電記録装置の全
体構成を示す模式的断面図である。
体構成を示す模式的断面図である。
【図2】上記静電記録装置における記録画像形成ユニッ
トとその周辺構成を示す模式的断面図である。
トとその周辺構成を示す模式的断面図である。
【図3】上記記録画像形成ユニットにおける記録電極シ
ートを示す斜視図である。
ートを示す斜視図である。
【図4】上記記録画像形成ユニットの要部を拡大して示
す模式的断面図である。
す模式的断面図である。
6 円筒電極 6a バイアス電源(円筒電極用) 11 トナー貯留槽 12 現像記録槽 13 トナー補給ロール 14a,14b オーガロール 15 現像スリーブ 16 マグネットロール 17掻き取り板 18 記録電極シート 19 LSI 20 カバーフィルム Rt 現像剤溜まり U 記録画像形成ユニット W 記録部
Claims (1)
- 【請求項1】 所定の経路に沿って敷設した現像剤担持
部材と、該現像剤担持部材の表面に沿って現像剤を搬送
する現像剤搬送手段と、前記現像剤担持部材の表面上に
間隔を保って並設した複数の記録電極と、該記録電極に
対向配置した対向電極と、各前記記録電極に駆動電圧を
出力する電極駆動回路素子及び該電極駆動回路素子と各
前記記録電極を接続する接続部材から成る電極駆動手段
と、前記電極駆動素子の出力電圧を制御する記録制御手
段とを有し、前記記録電極と前記対向電極が近接する記
録部で記録情報に応じて電界を形成し搬送されてくる現
像剤を前記対向電極側へ選択的に転移させて記録画像を
形成する静電記録装置において、 前記電極駆動手段を前記記録部の現像剤搬送方向に対し
て上流側の前記現像剤担持部材表面に沿って敷設し、前
記記録電極の略先端と前記対向電極との対向部を、前記
現像剤担持部材の最上位部よりも重力方向に対し下部で
且つ前記現像剤の搬送方向上流部に配置したことを特徴
とする静電記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6684292A JPH05270045A (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | 静電記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6684292A JPH05270045A (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | 静電記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05270045A true JPH05270045A (ja) | 1993-10-19 |
Family
ID=13327509
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6684292A Pending JPH05270045A (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | 静電記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05270045A (ja) |
-
1992
- 1992-03-25 JP JP6684292A patent/JPH05270045A/ja active Pending
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