JPH06171135A - 静電記録装置 - Google Patents

静電記録装置

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Publication number
JPH06171135A
JPH06171135A JP4325728A JP32572892A JPH06171135A JP H06171135 A JPH06171135 A JP H06171135A JP 4325728 A JP4325728 A JP 4325728A JP 32572892 A JP32572892 A JP 32572892A JP H06171135 A JPH06171135 A JP H06171135A
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JP
Japan
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recording
electrode
developer
toner
cylindrical electrode
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Pending
Application number
JP4325728A
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English (en)
Inventor
Akihiro Moriyama
明宏 森山
Kenichiro Asako
健一郎 浅古
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】高解像度で良質な記録画像を長期に亘り安定し
て形成する。 【構成】複数の記録電極ELに記録情報に応じて電圧を
印加し、現像スリーブ15に沿って搬送されてくる現像
剤を円筒電極6側へ選択的に転移させる静電記録装置に
於いて、記録電極ELの略先端と円筒電極6の対向部の
接線とがなす対向角φが、0°<φ≦30°の関係を満
たすように円筒電極6と記録電極ELを配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、所定の経路に沿って
搬送される現像剤を記録情報に応じ記録媒体へ転移させ
て記録画像を形成する静電記録装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、静電記録装置の一つとして、マル
チスタイラスプリンタがよく知られている。このマルチ
スタイラスプリンタは、多数の針状電極(スタイラス)
を主走査方向へ微小等間隔に並べて記録ヘッドを構成
し、記録信号に応じて各針状電極に電圧を選択的に印加
し、用紙上に直接放電を行って静電潜像を形成するもの
である。この場合、用紙上に電荷を容易且つ安定的に保
持できるように、高電気抵抗剤を塗布した特殊紙を使用
する。しかし、このような特殊紙は、鉛筆やペンによる
記入性が悪く、又、湿度等の環境条件に依って変質する
から保存性にも問題があり、事務用の用紙としては好ま
れない。
【0003】そこで、普通紙を用いることができる静電
記録装置が考案された。この静電記録装置は、中間記録
媒体として円筒状対向電極を用い、この対向電極上にト
ナー画像を形成し、そのトナー画像を用紙上に転写する
方式である。この方式による場合、中間記録媒体を用い
る為に装置が大型化する傾向がある為、通常、記録と現
像を同時に行うプロセスを採用し、装置の大型化を回避
することが多い。すなわち、記録電極を現像剤搬送路の
幅方向(主走査方向)に並列配置し、記録情報に応じて
現像剤を選択的に記録電極上から対向電極表面に転移さ
せてトナー画像を形成する。このとき、対向電極表面に
形成されるトナー画像後端の切れを良くするために、1
ドット分印字のためのトナーに続いて転移された不必要
なトナーを記録電極側に回収するための回収電界を印加
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の静電記録装置においては、記録電極と対向電極
とがほぼ平行に密着されているので、上記不必要なトナ
ーの濃度も1ドット印字分のトナー濃度とほぼ同じにな
ってしまう。したがって、回収電界を印加しても不必要
なトナーを十分に回収できず、トナー画像後端の切れが
悪くなり、したがって、解像度が低下するという問題が
あった。
【0005】本発明の静電記録装置はこのような課題に
着目してなされたものであり、その目的とするところ
は、記録電極の略先端と、対向電極の対向部の接線とが
なす対向角φが、0°<φ≦30°となるように円筒状
対向電極と記録電極を配置することによって、高解像度
で良質な記録画像を長期に亘り安定して形成可能な静電
記録装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の画像処理装置は所定の経路に沿って施設
した現像剤担持部材と、前記現像剤担持部材の表面に沿
って現像剤を搬送する現像剤搬送手段と、前記現像剤担
持部材表面のバネ板材によって揺動可能に形成された部
分に間隔を保って併設した複数の記録電極と、前記記録
電極に対向して配設した円筒状対向電極とを具備し、前
記各記録電極に記録情報に応じて電圧を印加し、前記現
像剤担持部材上に沿って搬送されてくる現像剤を前記対
向電極側へ選択的に転移させる静電記録装置に於いて、
前記記録電極の略先端と、前記対向電極の対向部の接線
とがなす対向角φが、0°<φ≦30°となるように前
記記録電極と前記円筒状対向電極とを配置する。
【0007】
【作用】すなわち、本発明の画像処理装置においては、
円筒状対向電極と記録電極とを、該記録電極の略先端と
前記円筒状対向電極の対向部の接線とがなす対向角φ
が、0°<φ≦30°の関係を満たすように配置する。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳
細に説明する。
【0009】図1は、本発明の一実施例に係る静電記録
装置の全体構成を示す模式的断面図である。同図におい
て、1は普通紙Pを積載収納した給紙カセットであり、
機体側部に挿脱自在に装着してある。装着された給紙カ
セット1の先端部上方には、給紙コロ2を矢印方向に駆
動回転可能に配設してある。給紙コロ2の前方には、待
機ロール対3を配設しており、給紙コロ2により繰り出
された用紙Pの進行を一旦停止させて搬送姿勢を整えた
後、下流側の画像転写部Tへ後述する記録画像の到達タ
イミングと同期する様に再給送する。
【0010】待機ロール対3から斜め下方に延びる用紙
搬送経路4前方には、転写ロール5を配設してある。こ
の転写ロール5に対し、円筒状対向電極としての円筒電
極6を対向配置してある。この円筒電極6と転写ロール
5との双方の周表面対向部が画像転写部Tとなる。トナ
ー記録画像は後述するように、円筒電極6周表面に形成
された後その回転と共に画像転写部Tに搬送される。こ
れと同期して、待機ロール対3から用紙が画像転写部T
へ搬送されるので、トナー画像は、転写ロール5と円筒
電極6間に挟持された用紙上に転写されることになる。
【0011】本実施例では、円筒電極6を矢印イで示す
時計回り方向に駆動回転する。この円筒電極6には、ト
ナーの帯電極性と同極性のバイアス電圧を印加するバイ
アス電源6aを接続してある。本実施例では、現像剤と
して負(−)の摩擦帯電特性を備えたトナーと、正
(+)の摩擦帯電特性を備えた磁性キャリヤから成る二
成分現像剤を使用する。従って、バイアス電源6aによ
りマイナスの電圧を印加し、電圧値を−50Vに設定し
てある。尚、本実施例の円筒電極6は、機体に対し着脱
自在にユニット構成した記録画像形成ユニットU内に配
設してある。記録画像形成ユニットUの構成について
は、後程詳細に説明する。
【0012】画像転写部Tの下流側には、エアサクショ
ン方式の搬送ベルト7を水平方向に張設してある。搬送
ベルト7の下流側前方には、定着器8を配設してある。
本実施例の定着器8は加熱ロール8aと圧接ロール8b
から成り、両ロール8a,8b間に用紙を挟持し搬送す
る際にトナー像を熱定着する。定着を終えた用紙は、排
出口9から画像面を下にしたフェイスダウン状態で排紙
トレイ10上に排出され積載される。ここで、記録画像
形成ユニットUの詳細な構成を図2に基づき説明する。
【0013】記録画像形成ユニットUは、大略、前述し
た円筒電極6、補給用トナーt0 を貯留するトナー貯留
槽11及び記録手段と現像剤搬送手段を備えた現像記録
槽12から成る。トナー貯留槽11内には、攪拌羽根1
1aを回動可能に配設してある。攪拌羽根11aは、貯
留されている補給用トナーt0 を攪拌して凝集を防止す
る。又、トナ一貯留槽11と現像記録槽12との境界部
にトナー補給口Os を形成し、このトナー補給口Os に
トナー補給ロール13を設置してある。トナー補給ロー
ル13は、現像記録槽12中を流動する現像剤dのトナ
ー濃度に応じて回転され、補給用トナーt0 を現像記録
槽12中に適量づつ補給する。これにより、現像記録槽
12中の現像剤dのトナー濃度が適正範囲内に制御され
る。尚、現像剤としては、二成分現像剤に限らず、絶縁
性樹脂、磁性微粉末及び着色剤粒子から成る磁性トナー
等の一成分現像剤も使用できる。この場合は、上述した
様なトナー濃度制御が不要となる。
【0014】現像記録槽12の底部には、2本のオーガ
ロール14a,14bを互いに平行に紙面垂直方向へ延
在設置してある。これらオーガロール14a,14b
は、夫々互いに反対方向ロ,ハへ駆動回転され、現像剤
dを攪拌しつつ水平方向へ循環流動させる。本実施例で
は、両オーガロール14a,14bの攪拌羽根の大きさ
を異ならせてあり、トナー補給ロール13の下方に大き
い攪拌羽根のオーガロール14aを配設してある。
【0015】小さい攪拌羽根のオーガロール14bの斜
め上方には、現像剤の垂直搬送路を形成する現像剤担持
部材としての現像スリーブ15を、水平方向に延在設置
してある。現像スリーブ15の内部には、現像剤搬送手
段としてのマグネットロール16を駆動回転可能に内蔵
してある。マグネットロール16の周表面には異なる磁
極を交互に着磁してあり、このマグネットロール16を
矢印ニで示す時計回り方向に駆動回転することにより、
現像剤dが現像スリーブ15周表面に沿って矢印ホで示
す方向へ搬送される。
【0016】而して現像スリーブ15は前述した円筒電
極6に平行に対向配置してあるが、この場合の両者の配
置は、現像スリーブ15の垂直法線rから現像剤搬送方
向ホに対して上流側へ現像スリーブ15の中心角で角度
θだけ回転した法線r′上に、円筒電極6の中心が位置
する配置となっている。記録電極EL先端は法線r′の
さらに上流側に位置し、記録電極ELの略先端と、円筒
電極6の対向部の接線との成す角、即ち対向角がφにな
るよう配置されている。円筒電極6の記録電極ELに最
近接する位置が、後述する様にして記録画像を形成する
記録部Wである。上記対向角φは、0°<φ≦30°で
あることが望ましいが、対向角φが上述の値をとる必然
性については後述する。
【0017】上述の様に記録部Wを角度θだけ上流側に
傾斜した位置に設定することにより、現像剤搬送規制部
材を設けずに記録部上流側に滞留させる現像剤量を、次
の様にして略一定の適正量に自動的に制御できる。
【0018】現像剤搬送路上を現像剤搬送方向ホに沿っ
て搬送される現像剤dは、現像剤搬送路が狭まる記録部
Wの上流側近傍においてその搬送量が規制される。その
結果、進行を規制された現像剤dの内、マグネットロー
ル16の磁力が充分に及ぶ現像スリーブ15表面近傍領
域のものはその領域内で矢印へで示す様に循環するが、
マグネットロール16の磁力が殆ど及ばない領域に移動
したものは、圧力で矢印トで示す様にオーガロール14
b上に落下する。この場合、搬送規制される現像剤の量
が増すと自ずと矢印トで示す様に流動して落下返送され
る現像剤量が増し、滞留現像剤量が自動的に略一定の適
正量に制御される。これにより、不動現像剤の発生を規
制部材の姿勢調整等の煩わしい操作をせずに容易且つ確
実に防止できる。又、独自の現像剤搬送規制部材を設け
ずに記録部Wに搬入される現像剤量を適切に規制でき
る。よって、ドクタブレード等の現像剤搬送規制部材設
置分のコストが低減されると共に構造の簡素化が促進さ
れる。
【0019】記録部Wより下流側の現像スリーブ15周
表面には、掻き取り板17を先端を現像スリーブ15周
表面に当接させた状態で垂直に立設してある。この掻き
取り板17により、記録部Wで使用されなかった残留現
像剤d′が現像記録槽12底部で水平循環する現像剤d
上に掻き落とされる。
【0020】現像スリーブ15の上述した記録部Wから
上流側の周表面に沿って、多数の記録電極を一端部に並
列形成した記録電極シート18を被着敷設してある。こ
の記録電極シート18は、図3に示す様に、先端部を記
録電極ELとする多数の記録電極線18aを、現像スリ
ーブ15周表面の周方向に沿わせるシート長手方向へ互
いに平行に延在させると共に、所定の微細ピッチでシー
ト幅方向(主走査方向)に並設して成る。この場合の記
録電極線18aの数、即ち記録電極ELの数は、主走査
1ライン分の最大データ数に対応させてある。本実施例
の記録電極シート18は可撓性印刷回路基板(FPC)
で構成してあり、多数の非磁性導電材料からなる記録電
極線18a(記録電極EL)を可撓性絶縁材料からなる
ベースフィルム18b上に、40μmの間隔を保った8
4.6μmピッチ(300DPI)の密度で敷設してあ
る。記録電極シート18の表面には、先端部領域を除い
て、絶縁保護コート(図5(a)の18d)を被着して
ある。この記録電極線18aの絶縁保護コートを被着し
ない先端部が記録電極ELとなる。
【0021】記録電極シート18の記録電極形成側と反
対側の端部には、電極駆動回路素子としてのLSI19
を複数個搭載してある。これら複数個のLSI19に
は、記録電極線18aを適数本づつに分けて接続してあ
る。各LSI19は、本実施例の静電記録装置の記録動
作全体を制御する図外の記録制御部に接続してある。記
録制御部は、LSI19へ記録情報に応じた記録信号を
送る他、記録信号を送らない非記録時に選択的に、後述
する未転写トナーのクリーニングを実施させる旨の指示
信号等も送る。
【0022】図4に示す様に、現像スリーブ15周表面
において、記録部Wとその上流側及び下流側の3箇所
に、平面部15a,15b及び15cを夫々形成してあ
る。そして、記録部Wの平面部15aにおける上流側略
半分の領域の上方に、上述した記録電極シート18の記
録電極ELを形成した端部を湾曲状に突出させてある。
この記録電極シート18の突出端部は、現像スリーブ1
5の周表面と略同一曲率に湾曲させたバネ板材(図5
(a)の18c)上に敷設してある。これにより、記録
電極ELが中空に弾性支持された状態となり、円筒電極
6周表面とで形成する記録部Wの微小間隙中に現像剤d
を柔軟に挟持できる。記録部Wにおいて記録電極ELの
先端は円筒電極6に軽く圧接しているが、トナーが通り
抜ける程度の微小ギャップに設定してもよい。
【0023】記録部W上流側の平面部15b上には、上
述した記録電極シート18のLSI19を搭載した端部
を敷設してある。この様に現像スリーブ15周表面にL
SI設置用の平面部15bを形成することにより、LS
I19の設置が容易となる。そして、平面部15b上に
敷設した記録電極シート18及びLSI19の上には、
非磁性材料から成るカバーフィルム20を現像スリーブ
15周表面と略同一曲率に湾曲させて被覆してある。こ
れにより、カバーフィルム20表面が現像剤搬送路とな
り、LSI19が現像剤との摩擦等により損傷するのを
防止することができる。又、カバーフィルム20を円弧
状に曲げて設置してあるから、その表面に沿って現像剤
を円滑に移動させることができる。尚、カバーフィルム
20を被覆する代わりに、非磁性材料で記録電極シート
18表面をコーティングしてもよい。
【0024】記録電極ELと電極駆動回路素子のLSI
19とを接続する記録電極線部分が、電極駆動回路素子
とで電極駆動手段を構成する接続部材となる。この接続
部材部分が、後述する様に未転写トナーをクリーニング
するクリーニング手段となる。
【0025】上述の様に記録電極ELの電極駆動回路素
子を現像スリーブ15周表面上に配置することにより、
接続部材の部分を可及的に短くすることができる。即
ち、記録電極ELとLSI19を接続する記録電極線が
短かくて済む。これらより、記録電極シート18が小さ
く且つ安価になるだけでなく、記録電極線による所謂ア
ンテナ効果が小さくなり、ノイズの影響を受け難くな
る。その結果、記録情報に正確に対応した記録画像を安
定して形成することが可能となる。又、電極駆動回路素
子を記録電極ELの上流側に配置することにより、記録
電極ELが円筒電極6の回転方向に対し順方向(トレー
リング方向)へ突出する構成となるから、記録電極EL
を破損することがなくなる。
【0026】記録部W下流側の平面部15cは、記録部
Wで円筒電極6に転移されずに搬出されてくる残留現像
剤d′を速やかに下流側へ搬送する為に形成してある。
現像スリーブ15周表面部を切除して平面部15cを形
成することにより、形成しない場合に比べて現像剤搬送
路(平面部15c表面)がよりマグネットロール16に
近くなり、その分マグネットロール16の磁力が強くな
って搬送力が増大する。従って、残留現像剤d′を速や
かに記録部Wから搬出でき、円筒電極6周表面上に形成
したトナー記録画像を残留現像剤d′で乱すことがなく
なる。次に、本実施例の静電記録装置における記録画像
形成動作について説明する。
【0027】図2において、マグネットロール16を矢
印ホ方向に駆動回転すると、現像スリーブ15の外周面
上には、現像剤d中の磁性キャリア粒子を自転させる回
転磁場が形成される。この回転磁場により、現像記録槽
12底部で水平方向に循環流動する現像剤dが現像スリ
ーブ15周表面側に引き付けられ、カバーフィルム20
上を穂を形成しつつマグネットロール16の回転方向と
は逆の反時計回り方向ホに搬送される。
【0028】図4において、カバーフィルム20表面に
沿って上方に搬送される現像剤dは、円筒電極6周表面
が近接し搬送路が狭くなる記録部W上流側で、その搬送
量が規制されて現像剤溜まりRt を形成する。そして、
規制された現像剤の内で現像剤搬送路(記録電極シート
18表面)から遠く移動した現像剤粒子が、マグネット
ロール16の磁界から離れ矢印トで示す様に現像記録槽
12底部へ自然落下する。その結果、現像剤溜まりRt
を形成する現像剤量が適正量に自動的に制御され、不動
現像剤の発生が確実に防止される。又、記録部Wに搬入
される現像剤量が適正に制御され、弾性支持された記録
電極ELと円筒電極6周表面間の微小間隙に現像剤粒子
が適量づつ円滑に搬入され柔軟に挟持される。これによ
り、記録部Wで現像剤が過度に圧密されて記録電極EL
に溶着する不具合が防止され、充分な画像濃度を備えた
高解像度の記録画像が円筒電極6周表面上に次の様にし
て安定的に形成される。
【0029】すなわち、記録部Wでは、記録電極ELに
対し円筒電極6の周表面が微小間隙を保って回転移動し
ており、この微小間隙に現像剤dが上述した様に適量づ
つ搬入される。この記録部Wにおいて、各記録電極EL
に対し、電極駆動回路素子のLSI19が記録データに
応じて記録電圧を選択的に印加する。この場合、1ビッ
トの記録データが例えば“H”のときに、対応する記録
電極ELに本実施例では−200Vの電圧(オン電圧)
が印加される。記録電極ELに対向する円筒電極6に
は、バイアス電源6aにより本実施例では−50Vのバ
イアス電圧が印加されている。従って、円筒電極6周表
面から記録電極ELに向けて150Vの電位差に基づく
電界が形成されている。この様な電界が形成された記録
部Wを、現像剤dの穂が円筒電極6周表面と接触しつつ
通過する。このとき、負極性に帯電しているトナー粒子
は電位の高い方へ移動するから、−200Vのオン電圧
が印加されている記録電極EL上のトナー粒子だけが選
択的に円筒電極6周表面上に転移し、1黒ドットが形成
される。
【0030】一方、1ビットの記録データが“L”のと
きは、LSI19による記録電極ELに印加される電圧
が接地電位(オフ電圧)側に切換えられる。その結果、
円筒電極6から接地電位の記録電極ELに見た電位差は
−50Vとなり、負極性のトナー粒子は記録電極EL側
に保持されたままで転移しない。このようにして、地汚
れの発生が確実に防止される。
【0031】以上の様に、入力記録データに応じて各記
録電極ELの電位が−200Vと接地電位に選択的に制
御され、記録部Wにおいて円筒電極6表面にトナー記録
画像が形成される。尚、トナー記録画像の濃度を調節す
るには、バイアス電源6aのバイアス電圧を変化させれ
ばよい。その場合、適切な調節範囲は0〜−50V程度
であり、0Vに近い程、画像濃度が高くなる。
【0032】記録部Wにおいて円筒電極6側に転移せず
記録電極EL側に残留する現像剤は、トナー記録画像形
成後直ちに平面部15aの下流側表面上に降下する。こ
の残留現像剤d′は、上述した回転磁場により、下流側
平面部15cへ搬送される。下流側平面部15c表面は
マグネットロール16に近く形成してあるから、その表
面上にはカバーフィルム20表面等の記録部上流側現像
剤搬送路上に比べて強い回転磁界が形成されており、搬
送されてきた残留現像剤d′が速やかに下流側へ搬出さ
れる。従って、残留現像剤d′が記録部Wの直下流部に
残留し、これにより円筒電極6周表面上のトナー記録画
像が乱されることがなくなる。
【0033】図1において、円筒電極6表面に形成され
たトナー記録画像は、円筒電極6の反時計回り方向イの
回転と共に画像転写部Tへ搬送され、ここで待機ロール
対3によりタイミングを測って再給送されてくる用紙上
に転写される。転写されずに円筒電極6周表面に残留す
る未転写トナーは、円筒電極6の回転と共に再度記録部
Wに返送されてくる。この円筒電極6周表面に残留する
未転写トナーは、次の様にして除去される。
【0034】すなわち、図2において、図外の記録制御
部が例えば用紙と用紙の搬送インターバルに相当する時
間等の非記録時間を見計ってLSI19にクリーニング
信号を送り、これを受けたLSI19は、記録電極線に
クリーニング電圧を印加する。この場合のクリーニング
電圧は、円筒電極6周表面に残留する未転写トナーを記
録電極シート18側に転移させることが可能な電界、即
ち前述したオン電圧に基づく電界とは逆方向の電界を形
成する必要があるから、円筒電極6に印加されているバ
イアス電圧より高電位に設定してある。即ち、本実施例
では円筒電極6のバイアス電圧は−50Vに設定してあ
るから、クリーニング電圧を例えば+50Vに設定す
る。これにより、円筒電極6から記録電極線18aを見
た電位差が−100Vとなり、この電位差に基づくクリ
ーニング電界が、記録電極線18aと円筒電極6周表面
が対向する領域、即ち、記録部Wからその上流側で記録
電極線18aの接続部材部分と円筒電極6周表面が対向
する領域(以下、クリーニング領域という)に渡って形
成される。このクリーニング領域には、前述した現像剤
溜まりRt が形成されている。
【0035】クリーニング電界は、“L”の記録信号に
対応して形成された−50Vの電位差に基づく電界(白
ドット対応)と電気力線の方向が同じで大きさはそれよ
りも大きい。このクリーニング電界により、負極性に帯
電した未転写トナーが円筒電極6周表面から強制的に離
脱せしめられ、現像剤溜まりRt 中に回収される。又、
現像剤溜まりRt で循環流動する現像剤の掻き取り効果
によっても、未転写トナーが円筒電極6周表面から除去
される。この様に、円筒電極6周表面は未転写トナーが
除去されて確実にクリーニングされた後に記録部に移動
し再度記録動作が実施されるから、クリーニング不良に
よる残像等の画像欠陥の無い良質な記録画像が安定的に
形成される。又、記録電極ELとその電極駆動手段とし
てのLSI19及びそれらの接続部材である記録電極線
18aで構成する記録手段全体を記録部Wからその上流
側に設けたから、形成した記録画像が記録時から非記録
時に移行する際にクリーニング電界により乱されること
がなくなる。
【0036】記録部Wから下流側に排出搬送された残留
現像剤d′は、掻き取り板17により現像スリーブ15
周表面から掻き取られ、現像記録槽12底部に落下返送
される。返送された残留現像剤d′は、オーガロール1
4a,14bの回転と共に水平方向に循環流動する現像
剤d中に攪拌混合される。
【0037】図5(a)は記録部Wの拡大図である。同
図において、記録電極EL及び円筒電極6周表面は近似
的に直線で表してある。記録電極ELと円筒電極6と
は、記録電極ELの略先端と円筒電極6の対向部の接線
とが対向角φをなすように、接触又は微小な間隙で対向
している。前記したように18bはベースフィルム、1
8cはバネ板材、18dは絶縁保護コートである。
【0038】ここで、1ドット印字直後、1ドット分印
字のためのトナーに続いて転移された不必要なトナーを
記録電極EL側に回収するための回収電界を印加すべく
記録電極ELに入力される電圧がオン電圧からオフ電圧
に切り替わると、記録部Wにはオン電圧印加時とは逆向
きの電界が発生し、記録電極ELは円筒電極6周表面の
トナーを回収する。ここで、オン電圧が印加されている
ときは、円筒電極6周表面は現像剤搬送方向に順行して
いる為、印加電圧が切り替わる直前に円筒電極6周表面
に転移したトナーの内、記録電極ELの現像剤搬送路下
流側の近くにあったトナーについては、円周電極6周表
面が記録電極ELから遠ざかるので回収されず、上流側
近くにあったトナーだけが記録電極EL下流側の電界に
よって回収される。
【0039】本実施例においては、記録電極ELの略先
端と円筒電極6の対向部の接線が対向角φをもって対向
している為、記録電極EL上流側は下流側に比べて円筒
電極6周表面より遠くなるように配置される。すなわ
ち、円筒電極6の不必要なトナーが転移される部分と記
録電極ELとの距離はより大きくなる。したがって、印
字時に、記録電極ELから円筒電極6周表面の前記部分
に転移されるトナーが少なくなり、必然的に、印字後回
収すべき不必要なトナーも少なくて済むので、回収電界
によってすべてのトナーを回収できる。これより、トナ
ー画像の進行方向に対して後端部分の切れが良くなり、
トナー画像の輪郭が明瞭になって良い解像度が得られ
る。
【0040】図5(b)は現像剤dが搬送され、記録電
極ELと円筒電極6に挟持されている状態の記録部Wの
拡大図である。ただし、記録電極EL及び円筒電極6周
表面は近似的に直線で表してある。記録電極ELの略先
端と円筒電極6の対向部の接線とが対向角φを有するよ
うに記録電極ELと円筒電極6とが配置されている。記
録電極ELと円筒電極6に挟まれた現像剤粒子が印字部
を通過するにはバネ板材18cによって弾性支持された
記録電極ELを押し下げて通過に必要な広さにまで間隙
を広げなければならないが、現像剤粒子が記録電極EL
に及ぼす力fは円筒電極6の現像剤粒子に対する垂直抗
力に由来する為、その方向は円筒電極6と現像剤粒子と
の接点を通る円筒電極6の接線に垂直である。これに対
し、記録電極ELは円筒電極6と対向角φを成している
ので、記録電極ELを押し下げる向きに働く成分f′は f′=fcosφ (なぜならば f=f′/cos
φ)
【0041】となり、φが大きくなるほど記録電極EL
を押し下げる為に大きな力fが必要になる。これは、現
像剤が記録部Wに於いて挟圧される力が大きくなること
を意味し、現像剤が過度に圧密されるのを防いでいるバ
ネ板材18cの効果が低下する。バネ板材18cによる
効果が低下すると、過度に圧密された現像剤に過剰なリ
ーク電流が流れて現像剤が溶融し記録電極ELに付着す
る不具合を生じる。又、現像剤が挟圧される力が増すこ
とで、記録部Wを通過する現像剤の量が減少し、記録画
像の濃度が低下する。
【0042】上述に鑑み、本実施例に於いて最も良好な
画像を得られる対向角φを求める実験を行った。図4に
於いて、記録電極ELを、取り付けられた現像スリーブ
15ごと現像剤搬送上流及び下流方向に回転させ、その
都度円筒電極6の位置を法線r′上で上下させて記録部
Wの微小な間隙を一定に保つという方法で角φの値を調
節した。記録電極ELと円筒電極6の位置は対向角φの
値から逆算した。
【0043】その結果、φ=5°の条件で記録画像の形
成を行ったところ、画像の輪郭が明瞭で、良好な濃度の
画像を得ることが出来た。又、対向角φ=20°の条件
で記録画像の形成を行ったところ、解像度は良好であっ
たが濃度は対向角φ=5°の場合に比べて低下した。さ
らに、φ=40°の条件で記録画像の形成を行ったとこ
ろ、溶融現像剤の電極付着に起因する画像の乱れが発生
し、濃度も非常に低下した。
【0044】また、記録電極EL先端を図2の法線r′
より現像剤搬送路の下流側に位置させると記録電極EL
の現像剤搬送下流側が上流側より円筒電極6周表面から
遠くなり、得られた画像の解像度が低下し、他の条件を
調整しても改善しなかった。以上より、図6に示すよう
な実験結果が得られた。同図から、0°<φ≦30°が
良好な画像の得られる対向角φの範囲であることがわか
る。尚、この発明は、上記の特定の実施例に限定される
べきものではなく、この発明の技術的範囲において種々
の変形が可能であることは勿論である。
【0045】例えば、上記実施例では対向電極をスリー
ブ状の円筒電極に形成してあるが、これに限らず、対向
電極を例えば無端ベルト状に形成した静電記録装置にも
本発明を適用することができる。又、現像剤担持部材を
無端ベルト状に形成してもよい。更に、現像剤として
は、摩擦帯電極性が負のトナーに限らず、正のトナーを
含有する現像剤を使用することもできる。
【0046】上記した実施例によれば、記録電極ELの
上流側が下流側に比して円筒電極6表面より遠くなるよ
うに両電極を配置、すなわち、記録電極ELの略先端と
円筒電極6の対向部の接線とがなす対向角φが、0°<
φ≦30°の関係を満たすように記録電極ELと円筒電
極6を配置するので、回収電界を印加したときのトナー
の回収を完全に行うことができる。これより、トナー画
像後端の切れが良くなるとともに、現像剤に過剰なリー
ク電流が流れて現像剤が溶融し記録電極ELに付着する
不具合を確実に防止する事ができる。よって、高解像度
で良質な記録画像を長期に亘り安定して形成する事が出
来る。
【0047】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の静電記録
装置においては、記録電極の略先端と、対向電極の対向
部の接線とがなす対向角φが、0°<φ≦30°となる
ように対向電極と記録電極を配置するので、高解像度で
良質な記録画像を長期に亘り安定して形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての静電記録装置の全体
構成を示す模式的断面図である。
【図2】図1に示す静電記録装置の記録画像形成ユニッ
トとその周辺部の構成を示す模式的断面図である。
【図3】記録電極シートとその周辺部の構成を示す斜視
図である。
【図4】記録画像形成ユニットの要部を拡大して示す模
式的断面図である。
【図5】記録画像形成ユニットの要部のうち、記録部を
さらに拡大して示す模式的断面図である。
【図6】本実施例において最適な対向角φを求める為に
行った実験の結果を示す表である。
【符号の説明】
6…円筒電極、15…現像スリーブ、16…マグネット
ロール、EL…記録電極、W…記録部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の経路に沿って施設した現像剤担持
    部材と、 前記現像剤担持部材の表面に沿って現像剤を搬送する現
    像剤搬送手段と、 前記現像剤担持部材表面のバネ板材によって揺動可能に
    形成された部分に間隔を保って併設した複数の記録電極
    と、 前記記録電極に対向して配設した円筒状対向電極とを具
    備し、 前記各記録電極に記録情報に応じて電圧を印加し、前記
    現像剤担持部材上に沿って搬送されてくる現像剤を前記
    対向電極側へ選択的に転移させる静電記録装置に於い
    て、 前記記録電極の略先端と、前記対向電極の対向部の接線
    とがなす対向角φが、0°<φ≦30°となるように前
    記記録電極と円筒状対向電極とを配置したことを特徴と
    する静電記録装置。
JP4325728A 1992-12-04 1992-12-04 静電記録装置 Pending JPH06171135A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0779154A3 (en) * 1995-12-11 1997-11-12 Nec Corporation Ink jet type head assembly

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