JPH05271514A - 高耐光性難燃樹脂組成物 - Google Patents
高耐光性難燃樹脂組成物Info
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- JPH05271514A JPH05271514A JP6793992A JP6793992A JPH05271514A JP H05271514 A JPH05271514 A JP H05271514A JP 6793992 A JP6793992 A JP 6793992A JP 6793992 A JP6793992 A JP 6793992A JP H05271514 A JPH05271514 A JP H05271514A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 特定のABS樹脂にハロゲン含有化合物、ベ
ンゾトリアゾール系紫外線吸収剤、立体障害アミン系耐
光安定剤を配合してなる高耐光性難燃樹脂組成物。 【効果】 本発明の樹脂組成物は耐光性、難燃性、耐熱
性に優れ、事務機器、電気機器等のハウジングとして有
効である。
ンゾトリアゾール系紫外線吸収剤、立体障害アミン系耐
光安定剤を配合してなる高耐光性難燃樹脂組成物。 【効果】 本発明の樹脂組成物は耐光性、難燃性、耐熱
性に優れ、事務機器、電気機器等のハウジングとして有
効である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高度な耐光性及び難燃
性でかつ耐衝撃性に優れた高耐光性難燃樹脂組成物に関
するものである。
性でかつ耐衝撃性に優れた高耐光性難燃樹脂組成物に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】スチレン系樹脂、特にABS樹脂は、優
れた耐衝撃性、耐熱性、機械特性、電気特性、成形加工
性を有し、外観が美しい等の多くの特長を有するため、
広く家庭電気製品、事務機器、家庭用品等に多量に使用
されている。併し、スチレン系樹脂は燃えやすいという
性質のため、UL規格などの難燃化に関する各種規制が
強化されており、多くの使用上の制限を受けている。
れた耐衝撃性、耐熱性、機械特性、電気特性、成形加工
性を有し、外観が美しい等の多くの特長を有するため、
広く家庭電気製品、事務機器、家庭用品等に多量に使用
されている。併し、スチレン系樹脂は燃えやすいという
性質のため、UL規格などの難燃化に関する各種規制が
強化されており、多くの使用上の制限を受けている。
【0003】スチレン系樹脂の難燃化は、主にハロゲ
ン、リン等を含有する化合物や三酸化アンチモン等の難
燃剤を添加することにより行われているが、これらの難
燃剤を配合することにより目的とする難燃性が得られる
ものの、その反面、他の物性に悪い影響を及ぼすことが
多かった。
ン、リン等を含有する化合物や三酸化アンチモン等の難
燃剤を添加することにより行われているが、これらの難
燃剤を配合することにより目的とする難燃性が得られる
ものの、その反面、他の物性に悪い影響を及ぼすことが
多かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年コンピュータやフ
ァクシミリ等の事務機器の普及に伴い、難燃性と耐衝撃
性に加え、蛍光灯などの光による変色を軽減させるた
め、優れた耐光性も強く求められている。従来、特開昭
50−9645号公報において、ジイミド化合物を用い
た難燃性熱可塑性樹脂組成物に関することが開示されて
おり、難燃性効果については記述があるが衝撃強度を満
足するものが得られないという問題があった。更にジイ
ミド化合物を単に熱可塑性樹脂に用いた場合は分散性が
悪く、耐衝撃性が低下し、必要な衝撃強度を得ようとす
ると、ゴム含有量を多くせねばならず、そのために熱安
定性、流動性、剛性、更には難燃性が損なわれ、優れた
品質バランスを有する難燃性熱可塑性樹脂組成物を得る
のは極めて困難なのが実状であった。
ァクシミリ等の事務機器の普及に伴い、難燃性と耐衝撃
性に加え、蛍光灯などの光による変色を軽減させるた
め、優れた耐光性も強く求められている。従来、特開昭
50−9645号公報において、ジイミド化合物を用い
た難燃性熱可塑性樹脂組成物に関することが開示されて
おり、難燃性効果については記述があるが衝撃強度を満
足するものが得られないという問題があった。更にジイ
ミド化合物を単に熱可塑性樹脂に用いた場合は分散性が
悪く、耐衝撃性が低下し、必要な衝撃強度を得ようとす
ると、ゴム含有量を多くせねばならず、そのために熱安
定性、流動性、剛性、更には難燃性が損なわれ、優れた
品質バランスを有する難燃性熱可塑性樹脂組成物を得る
のは極めて困難なのが実状であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、かかる状
況に鑑み、高度な耐光性及び難燃性でかつ耐衝撃性に優
れた樹脂組成物を得るべく鋭意検討した結果、特定の組
成を有する樹脂組成物に特定の構造を有するハロゲン含
有化合物を配合し、更に塩素化ポリエチレン化合物、ベ
ンゾトリアゾール系紫外線吸収剤,立体障害アミン系耐
光安定剤及び酸化チタンを配合することにより達成され
ることを見いだし、本発明を達成した。
況に鑑み、高度な耐光性及び難燃性でかつ耐衝撃性に優
れた樹脂組成物を得るべく鋭意検討した結果、特定の組
成を有する樹脂組成物に特定の構造を有するハロゲン含
有化合物を配合し、更に塩素化ポリエチレン化合物、ベ
ンゾトリアゾール系紫外線吸収剤,立体障害アミン系耐
光安定剤及び酸化チタンを配合することにより達成され
ることを見いだし、本発明を達成した。
【0006】即ち、本発明は、ゴム状物質の存在下、モ
ノビニル芳香族単量体及び不飽和ニトリル単量体を重合
させてなる樹脂組成物であって、ゴム状物質含有量が8
〜24重量%であり、モノビニル芳香族化合物単位及び
不飽和ニトリル化合物単位からなる共重合体含有量が7
6〜92重量%であって、かつ該共重合体中の不飽和ニ
トリル化合物単位の割合が25〜45重量%であり、更
にゴム状物質へのグラフト率が35%〜70%であるA
BS樹脂100重量部に対して、下記(1)式で表わさ
れる化合物で、その粒子の95重量%以上が16μ以下
の固体であるハロゲン含有化合物10〜20重量部、塩
素化ポリエチレン化合物1〜10重量部、ベンゾトリア
ゾール系紫外線吸収剤0.02〜2.0重量部、立体障
害アミン系耐光安定剤0.02〜2.0重量部、酸化チ
タン0.5〜15重量部及び三酸化アンチモン1.0〜
10重量部を配合してなる高耐光性難燃樹脂である。
ノビニル芳香族単量体及び不飽和ニトリル単量体を重合
させてなる樹脂組成物であって、ゴム状物質含有量が8
〜24重量%であり、モノビニル芳香族化合物単位及び
不飽和ニトリル化合物単位からなる共重合体含有量が7
6〜92重量%であって、かつ該共重合体中の不飽和ニ
トリル化合物単位の割合が25〜45重量%であり、更
にゴム状物質へのグラフト率が35%〜70%であるA
BS樹脂100重量部に対して、下記(1)式で表わさ
れる化合物で、その粒子の95重量%以上が16μ以下
の固体であるハロゲン含有化合物10〜20重量部、塩
素化ポリエチレン化合物1〜10重量部、ベンゾトリア
ゾール系紫外線吸収剤0.02〜2.0重量部、立体障
害アミン系耐光安定剤0.02〜2.0重量部、酸化チ
タン0.5〜15重量部及び三酸化アンチモン1.0〜
10重量部を配合してなる高耐光性難燃樹脂である。
【0007】
【化2】
【0008】以下、本発明を説明する。本発明に用いる
モノビニル芳香族単量体とは、スチレン、α−メチルス
チレンのようなα−置換スチレン、ビニルトルエン、m
−クロルスチレン、p−クロルスチレン、p−メチルス
チレンのような核置換スチレンなどを云い、これらの1
種又は2種以上が用いられる。スチレンが最も好まし
い。
モノビニル芳香族単量体とは、スチレン、α−メチルス
チレンのようなα−置換スチレン、ビニルトルエン、m
−クロルスチレン、p−クロルスチレン、p−メチルス
チレンのような核置換スチレンなどを云い、これらの1
種又は2種以上が用いられる。スチレンが最も好まし
い。
【0009】本発明に用いる不飽和ニトリル単量体とし
ては、アクリロニトリル、メタクリロニトリルなどが挙
げられる。アクリロニトリルが好適に用いられる。本発
明に用いるABS樹脂中のモノビニル芳香族化合物単位
及び不飽和ニトリル化合物単位からなる共重合体中の不
飽和ニトリル化合物単位の割合は、25〜45重量%で
あることが必要であり、好ましくは27〜35重量%で
ある。
ては、アクリロニトリル、メタクリロニトリルなどが挙
げられる。アクリロニトリルが好適に用いられる。本発
明に用いるABS樹脂中のモノビニル芳香族化合物単位
及び不飽和ニトリル化合物単位からなる共重合体中の不
飽和ニトリル化合物単位の割合は、25〜45重量%で
あることが必要であり、好ましくは27〜35重量%で
ある。
【0010】不飽和ニトリル化合物の量が45重量%を
越えると衝撃強度が低下し、又25重量%未満では同様
に衝撃強度は低下する。本発明に用いるゴム状物質とし
ては、天然ゴム、ポリブタジエン、ブタジエン−スチレ
ン共重合体、ブタジエン−アクリロニトリル共重合体、
ポリクロロプレン、アクリルゴム、エチレン−プロピレ
ンゴム、エチレン−プロピレン−ジエンモノマーゴム、
スチレン−酢酸ビニル共重合体等が挙げられる。なかで
もポリブタジエン、ブタジエン−スチレン共重合体が好
ましい。
越えると衝撃強度が低下し、又25重量%未満では同様
に衝撃強度は低下する。本発明に用いるゴム状物質とし
ては、天然ゴム、ポリブタジエン、ブタジエン−スチレ
ン共重合体、ブタジエン−アクリロニトリル共重合体、
ポリクロロプレン、アクリルゴム、エチレン−プロピレ
ンゴム、エチレン−プロピレン−ジエンモノマーゴム、
スチレン−酢酸ビニル共重合体等が挙げられる。なかで
もポリブタジエン、ブタジエン−スチレン共重合体が好
ましい。
【0011】ABS樹脂中のモノビニル芳香族化合物単
位及び不飽和ニトリル化合物単位からなる共重合体含有
量が76〜92重量%であるのに対し、ゴム状物質含有
量は8〜24重量%であることが必要であり、好ましく
は12〜20重量%である。ゴム状物質含有量が8重量
%未満では、衝撃強度が低下し、24重量%を越えると
難燃性、耐光性、流動性、剛性、熱安定性などの特性が
低下する。また、ABS樹脂のゴム状物質へのグラフト
率が35〜70%であることが必要であり、好ましくは
45〜55%である。グラフト率が35%未満では衝撃
強度が低下し、また70%を越えても衝撃強度は低下す
る。
位及び不飽和ニトリル化合物単位からなる共重合体含有
量が76〜92重量%であるのに対し、ゴム状物質含有
量は8〜24重量%であることが必要であり、好ましく
は12〜20重量%である。ゴム状物質含有量が8重量
%未満では、衝撃強度が低下し、24重量%を越えると
難燃性、耐光性、流動性、剛性、熱安定性などの特性が
低下する。また、ABS樹脂のゴム状物質へのグラフト
率が35〜70%であることが必要であり、好ましくは
45〜55%である。グラフト率が35%未満では衝撃
強度が低下し、また70%を越えても衝撃強度は低下す
る。
【0012】本発明に用いるABS樹脂は、通常の乳化
重合、塊状重合、塊状−懸濁重合などで製造することが
できる。また、必要に応じて、別に製造したゴム状物質
を含まないモノビニル芳香族単量体と不飽和ニトリル単
量体の共重合体を混合しても良い。ゴム状物質含有量や
共重合体中の不飽和ニトリル化合物単位の割合は、通常
行われる方法、例えば赤外分光光度計を用いて測定でき
る。
重合、塊状重合、塊状−懸濁重合などで製造することが
できる。また、必要に応じて、別に製造したゴム状物質
を含まないモノビニル芳香族単量体と不飽和ニトリル単
量体の共重合体を混合しても良い。ゴム状物質含有量や
共重合体中の不飽和ニトリル化合物単位の割合は、通常
行われる方法、例えば赤外分光光度計を用いて測定でき
る。
【0013】本発明で言うゴム状物質へのグラフト率と
は、一定重量の樹脂をアセトンに溶解し、アセトン不溶
分を遠心分離器を用いて分離し、乾燥、秤量して次式よ
り求められる。 グラフト率(%)=((アセトン不溶分重量/ゴム質重
合体重量)−1)×100 本発明に用いるハロゲン系難燃剤は、一般的に下記
(1)式で表される固体のハロゲン含有化合物で、その
粒子の95重量%以上が16μ以下に保つことにより樹
脂組成中のハロゲン系難燃剤の分散状態が均一になる。
は、一定重量の樹脂をアセトンに溶解し、アセトン不溶
分を遠心分離器を用いて分離し、乾燥、秤量して次式よ
り求められる。 グラフト率(%)=((アセトン不溶分重量/ゴム質重
合体重量)−1)×100 本発明に用いるハロゲン系難燃剤は、一般的に下記
(1)式で表される固体のハロゲン含有化合物で、その
粒子の95重量%以上が16μ以下に保つことにより樹
脂組成中のハロゲン系難燃剤の分散状態が均一になる。
【0014】
【化3】
【0015】このハロゲン系難燃剤は、ABS樹脂10
0重量部に対して、10〜20重量部を配合することが
必要である。この配合においてはハロゲン系難燃剤が1
0重量部未満では燃焼規格のUL−94がクリヤーでき
ず、また20重量部以上配合すると衝撃性が著しく低下
し、かつ経済的に不利である。本発明では前記の樹脂組
成物100重量部に対して特定のハロゲン系難燃剤を1
0〜20重量部、さらに塩素化ポリエチレン化合物1〜
10重量部配合することが必要であり、好ましくは3〜
7重量部を配合する。
0重量部に対して、10〜20重量部を配合することが
必要である。この配合においてはハロゲン系難燃剤が1
0重量部未満では燃焼規格のUL−94がクリヤーでき
ず、また20重量部以上配合すると衝撃性が著しく低下
し、かつ経済的に不利である。本発明では前記の樹脂組
成物100重量部に対して特定のハロゲン系難燃剤を1
0〜20重量部、さらに塩素化ポリエチレン化合物1〜
10重量部配合することが必要であり、好ましくは3〜
7重量部を配合する。
【0016】この塩素化ポリエチレン化合物はABS樹
脂における特定のハロゲン系難燃剤の分散性を大巾に向
上させる効果があると考えられ、耐衝撃性の向上がみと
められた。塩素化ポリエチレン化合物の添加量が1重量
部より少ない場合は耐衝撃性向上効果が少なく、10重
量部より多い場合は射出成形の際の熱安定性が悪くな
り、かつ成形品の剛性が低下して好ましくない。
脂における特定のハロゲン系難燃剤の分散性を大巾に向
上させる効果があると考えられ、耐衝撃性の向上がみと
められた。塩素化ポリエチレン化合物の添加量が1重量
部より少ない場合は耐衝撃性向上効果が少なく、10重
量部より多い場合は射出成形の際の熱安定性が悪くな
り、かつ成形品の剛性が低下して好ましくない。
【0017】本発明では、前記のABS樹脂100重量
部に対して特定のハロゲン系難燃剤を10〜20重量部
に塩素化ポリエチレン化合物1〜10重量部に加えてベ
ンゾトリアゾール系紫外線吸収剤0.02〜2.0重量
部、立体障害アミン系耐光安定剤0.02〜2.0重量
部、及び酸化チタン0.5〜15重量部を配合すること
が必要である。
部に対して特定のハロゲン系難燃剤を10〜20重量部
に塩素化ポリエチレン化合物1〜10重量部に加えてベ
ンゾトリアゾール系紫外線吸収剤0.02〜2.0重量
部、立体障害アミン系耐光安定剤0.02〜2.0重量
部、及び酸化チタン0.5〜15重量部を配合すること
が必要である。
【0018】前記のABS樹脂100重量部に対して、
ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤が0.02重量部よ
り少ない場合は耐光性があまり改善されず、2.0重量
部より多い場合は耐熱性が低下しかつ高価な添加剤なの
で経済的でない。立体障害アミン系耐光安定剤は0.0
2重量部より少ない場合は耐光性の改良効果が少なく、
2.0重量部より多い場合は耐熱性が低下しかつ高価な
添加剤なので経済的でない。
ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤が0.02重量部よ
り少ない場合は耐光性があまり改善されず、2.0重量
部より多い場合は耐熱性が低下しかつ高価な添加剤なの
で経済的でない。立体障害アミン系耐光安定剤は0.0
2重量部より少ない場合は耐光性の改良効果が少なく、
2.0重量部より多い場合は耐熱性が低下しかつ高価な
添加剤なので経済的でない。
【0019】酸化チタンは0.5重量部より少ない場合
では耐光性の改良効果が少なく、15重量部より多い場
合は耐衝撃性が低下して好ましくない。更に三酸化アン
チモンを1重量部から10重量部(好ましくは2〜6重
量部が好ましい)を配合することが必要である。この三
酸化アンチモンが1重量部未満では難燃性規格のUL−
94がクリヤーできず、10重量部以上で衝撃性が著し
く低下し、かつ経済的に不利である。
では耐光性の改良効果が少なく、15重量部より多い場
合は耐衝撃性が低下して好ましくない。更に三酸化アン
チモンを1重量部から10重量部(好ましくは2〜6重
量部が好ましい)を配合することが必要である。この三
酸化アンチモンが1重量部未満では難燃性規格のUL−
94がクリヤーできず、10重量部以上で衝撃性が著し
く低下し、かつ経済的に不利である。
【0020】ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤として
は、2−(5−メチル−2−ヒドロキシフェニル)ベン
ゾトリアゾール、2−〔2−ヒドロキシ−3,5−ビス
(α,α−ジメチルベンジル)フェニル〕−2H−ベン
ゾトリアゾール、2−(3,5−ジ−t−ブチル−2−
ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(3−
t−ブチル−5−メチル−2−ヒドロキシフェニル)−
5−クロロベンゾトリアゾール、2−(3,5−ジ−t
−ブチル−2−ヒドロキシフェニル)−5−クロロベン
ゾトリアゾール、2−(3,5−ジ−t−アミル−2−
ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2′
−ヒドロキシ−5′−t−オクチルフェニル)ベンゾト
リアゾール、メチル−3−〔3−t−ブチル−5−(2
H−ベンゾトリアゾール−2−イン)−4−ヒドロキシ
フェニル)プロピオネート−ポリエチレングリコールと
の縮合物、ヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール誘導
体などがある。
は、2−(5−メチル−2−ヒドロキシフェニル)ベン
ゾトリアゾール、2−〔2−ヒドロキシ−3,5−ビス
(α,α−ジメチルベンジル)フェニル〕−2H−ベン
ゾトリアゾール、2−(3,5−ジ−t−ブチル−2−
ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(3−
t−ブチル−5−メチル−2−ヒドロキシフェニル)−
5−クロロベンゾトリアゾール、2−(3,5−ジ−t
−ブチル−2−ヒドロキシフェニル)−5−クロロベン
ゾトリアゾール、2−(3,5−ジ−t−アミル−2−
ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2′
−ヒドロキシ−5′−t−オクチルフェニル)ベンゾト
リアゾール、メチル−3−〔3−t−ブチル−5−(2
H−ベンゾトリアゾール−2−イン)−4−ヒドロキシ
フェニル)プロピオネート−ポリエチレングリコールと
の縮合物、ヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール誘導
体などがある。
【0021】立体障害アミン系耐光性安定剤としては、
コハク酸ジメチル,1−(2−ヒドロキシエチル)−4
−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジ
ン重縮合物、ポリ〔{6−(1,1,3,3−テトラメ
チルブチル)アミノ−1,3,5−トリアジン−2,4
−ジイン}{2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペ
リジン)イミノ}ヘキサメチレン{(2,2,6,6−
テトラメチル−4−ピペリジル)イミノ}〕、N,N′
−ビス(3−アミノプロピル)エチレンジアミン・2,
4−ビス〔N−ブチル−N−(1,2,2,6,6−ペ
ンタメチル−4ピペリジル)アミノ〕−6−クロロ−
1,3,5−トリアジン縮合物、ビス(2,2,6,6
−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケート、コハク
酸−ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリ
ディニル)エステル、2−(3,5ジ−t−ブチル−4
−ヒドロキベンジル)−2−n−ブチルマロン酸ビス
(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジ
ル)などがある。
コハク酸ジメチル,1−(2−ヒドロキシエチル)−4
−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジ
ン重縮合物、ポリ〔{6−(1,1,3,3−テトラメ
チルブチル)アミノ−1,3,5−トリアジン−2,4
−ジイン}{2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペ
リジン)イミノ}ヘキサメチレン{(2,2,6,6−
テトラメチル−4−ピペリジル)イミノ}〕、N,N′
−ビス(3−アミノプロピル)エチレンジアミン・2,
4−ビス〔N−ブチル−N−(1,2,2,6,6−ペ
ンタメチル−4ピペリジル)アミノ〕−6−クロロ−
1,3,5−トリアジン縮合物、ビス(2,2,6,6
−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケート、コハク
酸−ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリ
ディニル)エステル、2−(3,5ジ−t−ブチル−4
−ヒドロキベンジル)−2−n−ブチルマロン酸ビス
(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジ
ル)などがある。
【0022】本発明では、前記のABS樹脂とハロゲン
系難燃剤、塩素化ポリエチレン化合物、ベンゾトリアゾ
ール系紫外線吸収剤、立体障害アミン系耐光安定剤及び
酸化チタン及び三酸化アンチモンが組合せされて初めて
高度な耐光性及び難燃性を有しかつ耐衝撃性に優れた高
耐光性難燃樹脂が得られるのであって、どれか一つが欠
けても本発明は達成されない。
系難燃剤、塩素化ポリエチレン化合物、ベンゾトリアゾ
ール系紫外線吸収剤、立体障害アミン系耐光安定剤及び
酸化チタン及び三酸化アンチモンが組合せされて初めて
高度な耐光性及び難燃性を有しかつ耐衝撃性に優れた高
耐光性難燃樹脂が得られるのであって、どれか一つが欠
けても本発明は達成されない。
【0023】本発明の高耐光性難燃樹脂の製造方法は、
樹脂に特定のハロゲン系難燃剤及び塩素化ポリエチレン
化合物、更に耐光処方としてベンゾトリアゾール系紫外
線吸収剤、立体障害アミン系耐光安定剤及び酸化チタン
及び三酸化アンチモンを配合することによるが、配合方
法は特に制限がなく、タンブラーミキサー、スーパミキ
サー、バンバリーミキサー、ニーダー、ロール、単軸押
出機、二軸押出機等の方法がある。又、樹脂の製造時に
配合してもよい。
樹脂に特定のハロゲン系難燃剤及び塩素化ポリエチレン
化合物、更に耐光処方としてベンゾトリアゾール系紫外
線吸収剤、立体障害アミン系耐光安定剤及び酸化チタン
及び三酸化アンチモンを配合することによるが、配合方
法は特に制限がなく、タンブラーミキサー、スーパミキ
サー、バンバリーミキサー、ニーダー、ロール、単軸押
出機、二軸押出機等の方法がある。又、樹脂の製造時に
配合してもよい。
【0024】本発明組成物には必要に応じて本発明の目
的を損なわない範囲で種々の添加剤を添加できる。各種
添加剤として、可塑剤、滑剤、難燃助剤、安定剤、充填
剤、補強剤、着色剤等が添加できる。
的を損なわない範囲で種々の添加剤を添加できる。各種
添加剤として、可塑剤、滑剤、難燃助剤、安定剤、充填
剤、補強剤、着色剤等が添加できる。
【0025】
【実施例】以下、実施例及び比較例をあげて本発明を説
明するが、これは本発明の範囲を限定するものではな
い。 (組成物の評価)なお、本発明樹脂組成物の評価は、射
出成形試験片を用いた。
明するが、これは本発明の範囲を限定するものではな
い。 (組成物の評価)なお、本発明樹脂組成物の評価は、射
出成形試験片を用いた。
【0026】・アイゾット衝撃強さ;ASTM D25
6 試験片厚み:6.4mm,ノッチ付 <判定> ○; アイゾット衝撃強さ8kg・cm/cm以上 ×; アイゾット衝撃強さ8kg・cm/cm未満 ・加熱変形温度;ASTM D648 試験片厚み: 6.4mm,アニール無 曲げ応力 :18.6kg/cm2 <判定> ○; 加熱変形温度80℃以上 ×; 加熱変形温度80℃未満 ・難燃性;UL−94 試験片厚み;1/12インチ <判定> ○; UL−94合格 ×; UL−94不合格 ・耐光性;キセノンアークウェザオメーターの300時
間後の試験片の変色度合を色差計で測定し、未暴露サン
プルとの差で表す。
6 試験片厚み:6.4mm,ノッチ付 <判定> ○; アイゾット衝撃強さ8kg・cm/cm以上 ×; アイゾット衝撃強さ8kg・cm/cm未満 ・加熱変形温度;ASTM D648 試験片厚み: 6.4mm,アニール無 曲げ応力 :18.6kg/cm2 <判定> ○; 加熱変形温度80℃以上 ×; 加熱変形温度80℃未満 ・難燃性;UL−94 試験片厚み;1/12インチ <判定> ○; UL−94合格 ×; UL−94不合格 ・耐光性;キセノンアークウェザオメーターの300時
間後の試験片の変色度合を色差計で測定し、未暴露サン
プルとの差で表す。
【0027】<判定> ○; ΔΕ5未満 ×; ΔΕ5以上 ・落錘衝撃強さ;150mm角、厚み3mm、片ピンゲ
ートの平板成形品にミサイル(R=3/4インチ)を落
下させる。ミサイルとミサイルにのせる荷重とミサイル
の落下距離(ミサイル先端から成形品の面までの距離)
を変えて、成形品が割れるところの破壊エネルギーを計
算する。
ートの平板成形品にミサイル(R=3/4インチ)を落
下させる。ミサイルとミサイルにのせる荷重とミサイル
の落下距離(ミサイル先端から成形品の面までの距離)
を変えて、成形品が割れるところの破壊エネルギーを計
算する。
【0028】<判定> ○; 落錘衝撃強さ150kg・cm以上 ×; 落錘衝撃強さ150kg・cm未満 ・ゴム量:樹脂組成物を温度200℃でコンプレッショ
ンにより薄いフィルムにし、そのフィルムを赤外分光光
度計(日立製作所製:EPI,G−3)にて、1601
cm-1、967cm-1の吸収帯の吸収度比を測定し、あ
らかじめ作成しておいた検量線でゴム量を測定する。
ンにより薄いフィルムにし、そのフィルムを赤外分光光
度計(日立製作所製:EPI,G−3)にて、1601
cm-1、967cm-1の吸収帯の吸収度比を測定し、あ
らかじめ作成しておいた検量線でゴム量を測定する。
【0029】・共重合体中のアクリロニトリル(AN)
単位の割合:樹脂組成物を200℃でコンプレッション
により薄いフィルムにし、そのフィルムを赤外分光光度
計(日立製作所製:EPI,G−3)にて2250cm
-1、1601cm-1の吸収帯の吸収度を測定し、あらか
じめ作成しておいた検量線で共重合体中のAN量を測定
する。 (ABS樹脂の重合)平均粒子径3000Åのポリブタ
ジエンラテックス、スチレン、アクリロニトリル(A
N)、通常用いられる連鎖移動剤、乳化剤、イオン交換
水を用いて、常法により乳化重合して表1に示すA−1
〜A−6のABS樹脂を得た。
単位の割合:樹脂組成物を200℃でコンプレッション
により薄いフィルムにし、そのフィルムを赤外分光光度
計(日立製作所製:EPI,G−3)にて2250cm
-1、1601cm-1の吸収帯の吸収度を測定し、あらか
じめ作成しておいた検量線で共重合体中のAN量を測定
する。 (ABS樹脂の重合)平均粒子径3000Åのポリブタ
ジエンラテックス、スチレン、アクリロニトリル(A
N)、通常用いられる連鎖移動剤、乳化剤、イオン交換
水を用いて、常法により乳化重合して表1に示すA−1
〜A−6のABS樹脂を得た。
【0030】
【表1】
【0031】(ハロゲン含有化合物)表2に示すB−
1,B−2及びB−3の化合物を用いた。
1,B−2及びB−3の化合物を用いた。
【0032】
【表2】
【0033】(塩素化ポリエチレン)ダイソー社製;ダ
イソラック G−235を使用した。 (ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤)表3に示すC−
1,C−2およびC−3の化合物を用いた。
イソラック G−235を使用した。 (ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤)表3に示すC−
1,C−2およびC−3の化合物を用いた。
【0034】
【表3】
【0035】(立体障害アミン系耐光安定剤)表4に示
すD−1,D−2及びD−3の化合物を用いた。
すD−1,D−2及びD−3の化合物を用いた。
【0036】
【表4】
【0037】(酸化チタン)酸化チタンとしては、IC
I社(英国)の商品名RTC−30を使用した。 (三酸化アンチモン)三酸化アンチモンは第一工業製薬
品製を使用した。
I社(英国)の商品名RTC−30を使用した。 (三酸化アンチモン)三酸化アンチモンは第一工業製薬
品製を使用した。
【0038】
【実施例1】ABS樹脂(A−1)、ハロゲン含有化合
物(B−1)及びその他の化合物を下表に示す配合割合
で、ドラムブレンダーで混合した後、35m/mφベン
ト付2軸押出機で220℃で混練し、ペレット化した。 ABS樹脂(A−1) 100重量部 ハロゲン含有化合物(B−1) 15重量部 塩素化ポリエチレン 3重量部 三酸化アンチモン 5重量部 チヌビンP(C−1) 0.4重量部 サノールLS−770(D−1) 0.3重量部 酸化チタン 1.5重量部 得られたペレットはシリンダー温度220℃、金型温度
60℃で射出成形し、各種の物性を測定した。その結果
を表5に示す。
物(B−1)及びその他の化合物を下表に示す配合割合
で、ドラムブレンダーで混合した後、35m/mφベン
ト付2軸押出機で220℃で混練し、ペレット化した。 ABS樹脂(A−1) 100重量部 ハロゲン含有化合物(B−1) 15重量部 塩素化ポリエチレン 3重量部 三酸化アンチモン 5重量部 チヌビンP(C−1) 0.4重量部 サノールLS−770(D−1) 0.3重量部 酸化チタン 1.5重量部 得られたペレットはシリンダー温度220℃、金型温度
60℃で射出成形し、各種の物性を測定した。その結果
を表5に示す。
【0039】
【実施例2〜5、比較例1〜11】ABS樹脂、ハロゲ
ン含有化合物、三酸化アンチモン、ベンゾトリアゾール
系紫外線吸収剤、立体障害アミン耐光安定剤、酸化チタ
ンを表5及び表6に示す配合割合にする以外は、実施例
1と同様にして樹脂組成物を製造した。それらの結果を
表5及び表6に示す。
ン含有化合物、三酸化アンチモン、ベンゾトリアゾール
系紫外線吸収剤、立体障害アミン耐光安定剤、酸化チタ
ンを表5及び表6に示す配合割合にする以外は、実施例
1と同様にして樹脂組成物を製造した。それらの結果を
表5及び表6に示す。
【0040】
【表5】
【0041】
【表6】
【0042】
【発明の効果】本発明は耐光性と優れ、難燃性にしてか
つ耐熱性が良好で又耐衝撃性の優れた難燃性スチレン系
樹脂組成物であり、事務機器や電気機器等の工業用材料
のハウジングとして産業上極めて有用である。
つ耐熱性が良好で又耐衝撃性の優れた難燃性スチレン系
樹脂組成物であり、事務機器や電気機器等の工業用材料
のハウジングとして産業上極めて有用である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08K 5/3475 //(C08L 55/02 23:28)
Claims (1)
- 【請求項1】 ゴム状物質の存在下、モノビニル芳香族
単量体及び不飽和ニトリル単量体を重合させてなる樹脂
組成物であって、ゴム状物質含有量が8〜24重量%で
あり、モノビニル芳香族化合物単位及び不飽和ニトリル
化合物単位からなる共重合体含有量が76〜92重量%
であって、かつ該共重合体中の不飽和ニトリル化合物単
位の割合が25〜45重量%であり、更にゴム状物質へ
のグラフト率が35〜70%であるアクリロニトリル−
ブタジエン−スチレン(ABS)樹脂100重量部に対
して、下記(1)式で表わされる化合物で、その粒子の
95重量%以上が16μ以下の固体であるハロゲン含有
化合物10〜20重量部、塩素化ポリエチレン化合物1
〜10重量部、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤0.
02〜2.0重量部、立体障害アミン系耐光安定剤0.
02〜2.0重量部、酸化チタン0.5〜15重量部及
び三酸化アンチモン1〜10重量部を配合してなる高耐
光性難燃樹脂組成物。 【化1】
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6793992A JPH05271514A (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 高耐光性難燃樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6793992A JPH05271514A (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 高耐光性難燃樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05271514A true JPH05271514A (ja) | 1993-10-19 |
Family
ID=13359408
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6793992A Withdrawn JPH05271514A (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 高耐光性難燃樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05271514A (ja) |
-
1992
- 1992-03-26 JP JP6793992A patent/JPH05271514A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990608 |