JPH0527211U - 内燃機関のコンロツド - Google Patents
内燃機関のコンロツドInfo
- Publication number
- JPH0527211U JPH0527211U JP7502391U JP7502391U JPH0527211U JP H0527211 U JPH0527211 U JP H0527211U JP 7502391 U JP7502391 U JP 7502391U JP 7502391 U JP7502391 U JP 7502391U JP H0527211 U JPH0527211 U JP H0527211U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- connecting rod
- large end
- rod
- internal combustion
- Prior art date
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- Pending
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Landscapes
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 内燃機関のコンロッドにおいて、大端部のま
わりから飛散するオイル飛沫を有効に抑えてピストンの
フリクションを低減する。 【構成】 桿部12の前面12Aおよび後面に湾曲帯状
に隆起するガイドリブ13,14,15を、ピストン2
が上死点を折り返す過程でコンロッド4の中心線Cより
回転前方向にオフセットした位置に極値を持ち大端部7
方向に向けて膨らむ2次曲線に沿って形成する。
わりから飛散するオイル飛沫を有効に抑えてピストンの
フリクションを低減する。 【構成】 桿部12の前面12Aおよび後面に湾曲帯状
に隆起するガイドリブ13,14,15を、ピストン2
が上死点を折り返す過程でコンロッド4の中心線Cより
回転前方向にオフセットした位置に極値を持ち大端部7
方向に向けて膨らむ2次曲線に沿って形成する。
Description
【0001】
本考案は、内燃機関のコンロッドの改良に関するものである。
【0002】
従来の内燃機関のコンロッドとして例えば図2に示すものがある(実開昭55 −100715号公報、参照)。
【0003】 これについて説明すると、コンロッド4の大端部7に給油孔21が開口し、桿 部12に互いに対向して傾斜する複数のガイドリブ22が突出形成されており、 クランクシャフトの回転に伴ってコンロッド4が上昇する過程で、各ガイドリブ 22を介して桿部12に付着したオイルを給油口21に案内するようになってい る。
【0004】
しかしながら、このような従来装置にあっては、各ガイドリブ22がコンロッ ド4の中心線を挟んで千鳥状に配置されているため、クランクシャフトの回転に 伴ってコンロッド4が上昇から下降に転じる過程で、クランクシャフトや大端部 7のまわりから飛散するオイル飛沫が各ガイドリブ22の間を通ってピストンの 方向に飛散し、ピストンの下面に衝突したり、シリンダ壁面に必要以上のオイル が付着してフリクションの増大を招くことがあった。
【0005】 また、ピストンに受ける燃焼圧力や慣性力により給油口21から逆にオイルが 吹き出し、上記ピストンに干渉するオイル飛沫が増大する可能性があった。
【0006】 本考案は上記の点に着目し、大端部のまわりから飛散するオイル飛沫を有効に 抑えてピストンのフリクションを低減することを目的とする。
【0007】
本考案は、ピストンピンを介してピストンに結合する小端部と、クランクピン を介してクランクシャフトに結合する大端部と、この小端部と大端部を結ぶ桿部 とを備える内燃機関のコンロッドにおいて、桿部の前後面に湾曲帯状に隆起する ガイドリブを、ピストンが上死点を折り返す過程でコンロッドの中心線より回転 前方向にオフセットした位置に極値を持ち大端部方向に向けて膨らむ2次曲線に 沿って形成し、大端部のまわりからピストン方向に飛散するオイル量を低減する 構成とする。
【0008】
クランクシャフトの回転に伴ってコンロッドが上昇から下降に転じる過程で、 コンロッドの大端部のまわりからオイル飛沫がピストンの方向に向けて飛散しよ うとするが、桿部の前後面から湾曲帯状に隆起するガイドリブに衝突してその飛 散方向がシリンダの側方領域に変換されることにより、このオイル飛沫がピスト ンの下面に衝突したり、シリンダ壁面に付着してフリクション増大を招くことが 防止される。
【0009】 上記オイル飛沫はクランクシャフトおよびコンロッドの回転運動に伴う遠心力 および風圧を受けて渦状に旋回しながら飛散するが、ガイドリブはピストン上死 点付近で回動するコンロッドの中心線より前方側に極値を持つ2次曲線に沿って 湾曲し、その湾曲頂点より回転後方側に傾斜するガイドリブ長さが大きくなって いるため、この渦状オイル飛沫の飛散方向をシリンダの側方領域に有効に変換す ることができる。
【0010】
以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。
【0011】 図1に示すように、コンロッド4はピストン2とクランクシャフトのクランク ピン3を連結し、シリンダ1におけるピストン2の往復運動をクランクシャフト の連続回転運動に変換する。図中6はクランクシャフトのメインジャーナルであ り、クランクシャフトはこのメインジャーナル6を中心して、白抜き矢印で示す ように、右回り方向に回転する。
【0012】 コンロッド4は小端部と大端部7と両者を結ぶ桿部12とを有し、その小端部 がピストンピン5を介してピストン2に連結され、その大端部7が軸受メタル1 1を介してクランクピン3と回転自在に結合されている。この大端部7にはボル ト9を介してキャップ8が締結されている。
【0013】 クランクピン3にはクランクシャフト内に形成されるオイル通路を通してオイ ルが圧送され、クランクピン3と軸受メタル11の間を潤滑し、この潤滑後のオ イルがクランクピン3と軸受メタル11の間から流出するようになっている。
【0014】 本考案は、桿部12の前面12Aおよび後面(図示せず)からガイドリブ13 ,14,15を所定の形状で湾曲帯状に隆起させて、上記潤滑後のオイルがコン ロッド4からピストン2方向に飛散することを抑制する。
【0015】 ここで、ピストンピン5の中心とクランクピン3の中心を結ぶ直線をコンロッ ド4の中心線Cとする。ピストン2が上死点を折り返す過程でコンロッド4の中 心線Cより回転前方向に所定距離Sだけオフセットした位置に極値を持ち大端部 7方向に向けて膨らむ2次曲線を想定し、各ガイドリブ13,14,15をこの 2次曲線に沿って隆起させる。なお、ピストン2が下死点を折り返す過程では、 上記想定された2次曲線の極点はコンロッド4の中心線Cより回転後方向に位置 することになる。
【0016】 桿部12はその断面がI字形に形成され、その両端部16で肉厚が大きくなっ ており、各ガイドリブ13,14,15はこの両端部16よりさらにクランクシ ャフト軸方向に所定高さで突出している。
【0017】 次に、作用について説明する。
【0018】 クランクシャフトの回転に伴ってコンロッド4が上昇から下降に転じる過程で 、コンロッド4の大端部7のまわりからオイル飛沫がピストン2の方向に向けて 飛散しようとするが、桿部12の前面12Aおよび後面から湾曲帯状に隆起する 各ガイドリブ13,14,15に衝突してその飛散方向がシリンダ1の左右側方 領域に変換される。これにより、このオイル飛沫がピストン2の下面に衝突した り、シリンダ1の壁面に付着してフリクション増大を招くことが防止される。
【0019】 上記オイル飛沫はクランクシャフトおよびコンロッド4の回転運動に伴う遠心 力および風圧を受けて渦状に旋回しながら飛散するが、各ガイドリブ13,14 ,15はピストン上死点付近で回動するコンロッド4の中心線Cより回転前方側 に極値を持つ2次曲線に沿って湾曲し、その湾曲頂点より回転後方側で傾斜する ガイドリブ長さが大きくなっているため、この渦状オイル飛沫の飛散方向をシリ ンダ1の左右側方領域に効率良く変換することができる。
【0020】 1段目のガイドリブ13を乗り越えたオイルは、2段目のガイドリブ14によ りシリンダ1の左右側方領域に案内され、2段目のガイドリブ14を乗り越えた オイルは、3段目のガイドリブ15によりシリンダ1の左右側方領域に案内され 、これによりピストン2およびシリンダ1内に飛散するオイル量を十分に低減で きる。
【0021】
以上説明したように本考案は、内燃機関のコンロッドにおいて、桿部の前後面 に湾曲帯状に隆起するガイドリブを形成し、ピストンが上死点を折り返す過程で コンロッドの中心線より回転前方向にオフセットした位置に極値を持ち大端部方 向に向けて膨らむ2次曲線に沿ってこのガイドリブを湾曲させたため、大端部の まわりからピストン方向に飛散するオイル量を効率良く低減し、特に高速回転時 のフリクションを低減する効果がある。
【図1】本考案の実施例を示す正面図である。
【図2】従来例を示す正面図である。
1 シリンダ 2 ピストン 3 クランクピン 4 コンロッド 5 ピストンピン 7 大端部 12 桿部 13 ガイドリブ 14 ガイドリブ 15 ガイドリブ C コンロッドの中心線
Claims (1)
- 【請求項1】 ピストンピンを介してピストンに結合す
る小端部と、クランクピンを介してクランクシャフトに
結合する大端部と、この小端部と大端部を結ぶ桿部とを
備える内燃機関のコンロッドにおいて、桿部の前後面に
湾曲帯状に隆起するガイドリブを、ピストンが上死点を
折り返す過程でコンロッドの中心線より回転前方向にオ
フセットした位置に極値を持ち大端部方向に向けて膨ら
む2次曲線に沿って形成したことを特徴とする内燃機関
のコンロッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7502391U JPH0527211U (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | 内燃機関のコンロツド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7502391U JPH0527211U (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | 内燃機関のコンロツド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0527211U true JPH0527211U (ja) | 1993-04-09 |
Family
ID=13564172
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7502391U Pending JPH0527211U (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | 内燃機関のコンロツド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0527211U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016138490A (ja) * | 2015-01-27 | 2016-08-04 | 富士重工業株式会社 | 潤滑構造 |
-
1991
- 1991-09-18 JP JP7502391U patent/JPH0527211U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016138490A (ja) * | 2015-01-27 | 2016-08-04 | 富士重工業株式会社 | 潤滑構造 |
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