JPH05273295A - 懸垂型避雷碍子の不良検出装置 - Google Patents

懸垂型避雷碍子の不良検出装置

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JPH05273295A
JPH05273295A JP4068788A JP6878892A JPH05273295A JP H05273295 A JPH05273295 A JP H05273295A JP 4068788 A JP4068788 A JP 4068788A JP 6878892 A JP6878892 A JP 6878892A JP H05273295 A JPH05273295 A JP H05273295A
Authority
JP
Japan
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insulator
lightning
type lightning
suspension
capacitor
Prior art date
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Application number
JP4068788A
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English (en)
Inventor
Takashi Ohashi
隆 大橋
Shinji Yoshida
慎司 吉田
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NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 不良な避雷碍子を検出する精度に優れるとと
もに、測定作業が簡単にできる避雷碍子の劣化検出装置
を提供することにある。 【構成】 本懸垂型避雷碍子の不良検出装置は、絶縁ロ
ッド21の先端部に前記懸垂型避雷碍子2に接触する一
対の接触子23、25を設けている。その接触子23、
25には並列に抵抗29とコイル30及びコンデンサ3
1が接続されている。そのコンデンサ31の静電容量は
避雷碍子2の静電容量より十分大きく、かつ前記コイル
30及び抵抗29と共振回路を形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送電線路あるいは配電
線路に雷サージ電流が流れた場合に、それを速やかに大
地に放電するとともに、その後に生じる商用周波の続流
を抑制遮断することができる懸垂型避雷碍子の不良検出
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、送電線路において、送電線に雷
サージ電流が侵入すると、その電流は送電線を支持する
支持碍子の両端に設けた接地側及び課電側のアークホー
ン間をフラッシュオーバーして、塔体の支持アームに流
れ、その後運転電圧に基づく続流電流により地絡事故と
なる。これは変電所の遮断器により遮断された後、再投
入され事故が復旧する。このような地絡事故を未然に防
止するため送電線支持碍子装置において、塔体の支持ア
ームに装着する避雷碍子が使用されている。この避雷碍
子は、その内部に電圧−電流特性が非直線性の酸化亜鉛
等よりなる限流素子を収容している。この限流素子は想
定を越える繰り返し雷撃や吸湿等の原因により劣化する
ことがある。その結果避雷碍子としての機能が低下して
しまう。
【0003】従って、送電線路の信頼性を確保していく
ためには、定期的に避雷碍子の点検を行って不良状態を
検出し、異常が認められた場合には新しいものと交換す
る必要がある。
【0004】従来、懸垂型避雷碍子の不良検出には上下
に位置する碍子のキャップ金具間に一対の接触子を当接
して、碍子の分担電圧を測定することにより、碍子本体
の良否を判別する方法が行われている。すなわち、避雷
碍子の両端にかかる電圧は、各碍子に一定の分担電圧と
なってあらわれるが、劣化して不良となった碍子がある
と、その碍子の分担電圧は他の正常な碍子の分担電圧に
比べ小さく検出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この分担電
圧を測定する方法において、一般に通常の懸垂型碍子連
と、懸垂型避雷碍子連とを連結した避雷碍子装置では避
雷碍子の静電容量は通常碍子のそれよりも大きいため図
7に示すように分担電圧は避雷碍子の方がかなり小さく
なっている。従って、正常な碍子と劣化した碍子との差
が小さく不良検出が困難であるという問題があった。
【0006】そこで本発明は、このような従来技術に存
在する問題点に着目してなされたものであって、その目
的は、不良な避雷碍子を検出する精度に優れるととも
に、測定作業が簡単にできる懸垂型避雷碍子の不良検出
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、避雷碍子本体の笠部に設けた収容筒体
には、電圧−電流特性が非直線性を有する限流素子を収
容し、その収容筒体の上下両端部を封止部材により封止
して電極とした懸垂型避雷碍子装置に使用され、前記両
電極間の分担電圧を計る懸垂型避雷碍子の不良検出装置
において、絶縁ロッドの先端部に前記懸垂型避雷碍子に
接触する一対の接触子を設け、その接触子と並列に抵
抗、コイル及びコンデンサを接続し、そのコンデンサの
静電容量は避雷碍子の静電容量より十分大きく、かつ前
記コイル及び抵抗と共振回路を形成することをその要旨
としている。
【0008】
【作用】本発明では上記構成により、避雷碍子の収容筒
体の両電極に検出器の接触子を接触させ、その碍子の分
担電圧を測定する。前記接触子に並列に接続された抵抗
とコイル及びコンデンサで共振回路を形成する。従っ
て、避雷碍子の見かけ上のインピーダンスは抵抗分だけ
となり、検出される分担電圧は大きくなる。
【0009】
【実施例】以下に本発明を懸垂型避雷碍子用の不良検出
装置について具体化した一実施例について図1〜6に従
って説明する。
【0010】図2に示すように鉄塔の支持アーム1に複
数個の懸垂型避雷碍子2が直列に連結され、その下部に
複数個の通常懸垂碍子3が直列に連結されている。さら
に、その通常懸垂碍子3には送電線4が支持されてい
る。又、前記避雷碍子2及び懸垂碍子3の両端部には沿
面閃絡時の碍子連の焼損を抑制するためのアークホーン
5、6、7が装着されている。
【0011】前記避雷碍子2は図3に示すように碍子本
体8の頭部9にキャップ金具10が嵌合して固定される
とともに、前記頭部9の内側にピン金具11が嵌入され
固定されている。さらに碍子本体8の笠部12に収容筒
体13が一体成形され、この収容筒体13内には電圧−
電流特性が非直線性を有する酸化亜鉛を主材とする限流
素子14が直列に収容されている。前記収容筒体13の
上下開口部は封止部材を構成する内部封止電極15、1
5a及び外部封止電極16、16aにより気密的に封止
されている。外部封止電極16aはピン金具11とリー
ド線18によって接続されている。
【0012】前記外部封止電極16と前記キャップ金具
10はリード線19により電気的に接続され、そのリー
ド線19と対応してキャップ金具10にはアークガイド
20がビスにより固定されている。万一限流素子14が
予期しない雷サージ電流の侵入により導通破壊された場
合に、アークを図2に示す外側のアークホーン5、6間
に移行し、避雷碍子の沿面閃絡時の焼損を抑制するよう
になっている。
【0013】前記避雷碍子の不良を検出する不良検出装
置は以下のように構成されている。図4に示すように絶
縁ロッド21の先端部には取付アーム22が取着され、
そのアーム22には導電材よりなる第1の接触子23が
取付角度調整可能に固定されている。又、前記絶縁ロッ
ド21の先端部には導電材よりなるもう一つの取付アー
ム24が支持され、その取付アーム24には同じく導電
材よりなる第2の接触子25が取付角度調整可能に連結
支持されている。前記絶縁ロッド21の基端部にはリー
ド線27を介してメーター28が接続されている。この
メーター28は前記接触子23及び第2の接触子25と
電気的に接続されている。絶縁ロッド21内には図1の
等価回路に示すように、前記第1の接触子23と第2の
接触子25に抵抗29、コイル30、コンデンサ31が
それぞれ並列に接続されて共振回路を構成している。こ
の時コンデンサ31の静電容量はC、コイル30のイン
ダクタンスはL、抵抗29の抵抗値はRで示す。通常、
避雷碍子2の静電容量C0は150pF程度であり、ロ
ッド21に組み込まれたコンデンサ31の静電容量Cは
それより十分大きく設定してある。
【0014】次に、前記のように構成した懸垂型避雷碍
子の不良検出装置について作用を説明する。図2及び図
3に示すように、上側に位置する懸垂型避雷碍子2のキ
ャップ金具10に対し前記第1の接触子23の先端を接
触させるとともに、この避雷碍子2の下側に位置する懸
垂型避雷碍子2のキャップ金具10に対して第2の接触
子25の先端を接触させて電気的に導通させる。この状
態において、懸垂型避雷碍子2の分担電圧を測定する。
避雷碍子2の分担電圧を計測する際の等価回路は避雷碍
子2の静電容量C0 を含み図5で示すようにコンデンサ
31、コイル30、抵抗29とが並列に配置される共振
回路で表される。この回路のインピーダンスZは、
【0015】
【数1】 Z=1/ ((1/R)2 +(ωC+ωC0 −1/ωL)2 )1/2 で表される。コンデンサの静電容量Cは避雷碍子2の静
電容量C0 に比べて十分大きいのでC>>C0 となり、
上式は
【0016】
【数2】 Z=1/ ((1/R)2 +(ωC−1/ωL)2 )1/2 となる。この時、コイルのインダクタンスの値Lをコン
デンサの静電容量Cと共振する値に設定すれば、すなわ
ち、
【0017】
【数3】ωC=1/ωL 又は、 L=1/ω2 C となり、Z=Rとなる。
【0018】従って、測定の際にはみかけ上静電容量は
小さくなり、分担電圧は大きくなることになる。図6に
おいて、●で示す曲線は通常の不良検出装置で測定した
場合の分担電圧特性である。又、○で示す曲線は上記実
施例の不良検出装置で測定した場合の各々の碍子の分担
電圧示したもので、この時は測定位置1(避雷碍子の最
も上に位置する碍子。順に下に向かって2、3と続く)
の避雷碍子を計測しようとしたものである。この避雷碍
子は正常な特性を示しており、もし不良がある場合の分
担電圧は点線で示すように小さくなる。
【0019】このように共振回路を不良検出装置に組み
込むことにより、計測される避雷碍子の分担電圧は大き
く検出され、碍子が不良か否かの判定を精度よく行うこ
とができる。
【0020】なお、本発明は前記実施例の構成に限定さ
れるものではなく例えば絶縁ロッド21を複数の異径の
チューブを組み合わせて伸縮できるようにする等、発明
の趣旨を逸脱しない範囲で自由に構成することができ
る。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、不良検出装置に組み込
まれた共振回路により精度の高い分担電圧が測定でき、
容易に不良が検出できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した一実施例である懸垂型避雷
碍子の不良検出装置の使用状態を示す等価回路図であ
る。
【図2】懸垂型避雷碍子全体及び不良検出方法を示す正
面図である。
【図3】懸垂型避雷碍子の要部断面図である。
【図4】本発明を具体化した一実施例である懸垂型避雷
碍子の不良検出装置を示す正面図である。
【図5】不良検出装置及び懸垂型避雷碍子を含む等価回
路図である。
【図6】実施例の不良検出装置で測定した避雷碍子及び
通常碍子の分担電圧を示す特性図である。
【図7】従来の不良検出装置により測定された各碍子の
分担電圧を示す特性図である。
【符号の説明】
2 懸垂型避雷碍子、12 笠部、13 収容筒体、1
4 限流素子、15、15a 封止部材を構成する内部
封止電極、16、16a 封止部材を構成する外部封止
電極、21 絶縁ロッド、23 第1の接触子、25
第2の接触子、29 抵抗、30 コイル、31 コン
デンサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 避雷碍子本体の笠部に設けた収容筒体に
    は、電圧−電流特性が非直線性を有する限流素子を収容
    し、その収容筒体の上下両端部を封止部材により封止し
    て電極とした懸垂型避雷碍子装置に使用され、前記両電
    極間の分担電圧を計る懸垂型避雷碍子の不良検出装置に
    おいて、 絶縁ロッドの先端部に前記懸垂型避雷碍子に接触する一
    対の接触子を設け、その接触子と並列に抵抗、コイル及
    びコンデンサを接続し、そのコンデンサの静電容量は避
    雷碍子の静電容量より十分大きく、かつ前記コイル及び
    抵抗と共振回路を形成することを特徴とする懸垂型避雷
    碍子の不良検出装置。
JP4068788A 1992-03-26 1992-03-26 懸垂型避雷碍子の不良検出装置 Pending JPH05273295A (ja)

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JP4068788A JPH05273295A (ja) 1992-03-26 1992-03-26 懸垂型避雷碍子の不良検出装置

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JP (1) JPH05273295A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100892679B1 (ko) * 2007-07-12 2009-04-15 주식회사 금화전기 촬영수단을 구비한 배전선로용 불량 애자 검출장비
KR20210033745A (ko) * 2019-09-19 2021-03-29 한국전력공사 애자 점검 장치

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KR100892679B1 (ko) * 2007-07-12 2009-04-15 주식회사 금화전기 촬영수단을 구비한 배전선로용 불량 애자 검출장비
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