JPH05273358A - 表示板の構造 - Google Patents

表示板の構造

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JPH05273358A
JPH05273358A JP10033492A JP10033492A JPH05273358A JP H05273358 A JPH05273358 A JP H05273358A JP 10033492 A JP10033492 A JP 10033492A JP 10033492 A JP10033492 A JP 10033492A JP H05273358 A JPH05273358 A JP H05273358A
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Akio Aoki
昭雄 青木
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Citizen Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、モジュールに配設された可動装飾部
材の表示機能を充分満足させると共に、時刻表示もでき
る表示板の構造を提供するものである。 【構成】腕時計に使用する表示板2,3,4に切欠3
a,穴2a,3b,4b等を設け、時計ケース10の内
部でモジュール1上の軸方向に前記表示板2,3,4を
2枚以上重ねると共に、各表示板2,3,4間の軸方向
に隙間9を設け、前記切欠3a,穴2a,3b,4b等
に可動装飾部材6,7を設けたものである。 【効果】可動装飾部材を設け表示板の構造と、表示板及
び時刻表示の面白さ,ユニークさ等変化に富んだ時計用
の表示板の構造を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカラクリ機構を持つ腕時
計用の表示板の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、腕時計はその表示形態として、日
板,曜板,月板,絵板等の各種偏平で可動する表示板を
モジュールに配設して、前記各表示板が持つ表示内容を
最上部で1枚板からなる表示板の各種形状の窓から、ユ
ーザーに見せる事によって、その機能を果たしているの
が殆どである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここ数年来,時計用モ
ジュールの機構も一段と進歩し、アナログモジュールに
おいては、モーターを多数個配設して多数の表示を同一
時計で行うことが可能と成って来た。その技術を応用す
れば従来からの年,月,曜日,月齢,星座等の偏平で可
動する表示板での表示以外にも、円球,円筒,ネジリ
棒,円錐,4角錐等の立体形状を持ちかつ可動する装飾
部材をモジュールに配設し、従来では出来なかった立体
的かつ動的な表示が可能となってきた。前記の如き立体
的かつ動的な装飾部材を配設した場合,その表示レベル
は格段にアップし従来では不可能と思われていた動画的
な表示が可能となってきた。
【0004】例えば,田園風景の中で川が流れている風
景表示や、動物の顔の目や口が動くと言った表示も可能
となる。以上の様な表示を有効に生かす為には、従来か
らの、1枚からなる時計用の表示板では表示内容に限界
が生じ、折角の立体的かつ動的な可動装飾部材を配設
し、表示機能に新鮮味を持たせる意味が半減してしまう
事になる。前記田園風景をバックにしてそこに川が流
れ、かつ水車小屋の水車が廻っている光景を表現する場
合、田園風景を1枚の表示板で表し、水車小屋や森等を
他の表示板で表現した方が格段に立体的で動画的な面白
さを表現出来ると思われ、川や水車をモジュールに配設
した可動装飾部材であらわすことによってその効果は倍
加することになる。
【0005】以上のようにモジュールに配設した立体的
かつ動的な装飾部材を有効に生かす手段として、時計に
使用する表示板を2枚以上とするが必要不可欠となる。
【0006】本発明の目的は、前記問題点を解決し、モ
ジュールに配設された可動装飾部材の表示機能を充分に
引き出すと共に、時刻表示のできる時計の表示板の構造
を提供する事にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の構成は、時計に
使用する表示板の構造において、切欠,穴,溝,段部の
中の少なくとも1つを有する表示板を、時計ケースの内
部でモジュール上の軸方向に2枚以上重ねると共に、前
記表示板間の軸方向に隙間を設けたものである。また、
表示板の切欠,穴,溝,段部,表示板間の隙間の中の少
なくとも1つの箇所に、モジュールによって可動する可
動装飾部材を配設しても良く、更に、この表示板の位置
決めや固定の為,前記表示板の外周部に切欠又は穴を設
けると良い。また、表示板に時刻を示す目盛りを設ける
と共に、モジュールによって可動する指針が前記表示板
上又は一部が前記表示板間の軸方向の隙間にかかるよう
に配設すると、今までになかったユニークな時刻表示す
ることもできる。
【0008】
【実施例】以下図面により本発明の一実施例を詳述す
る。図1は本発明の表示板の構造を示す要部断面図、図
2は図1の平面図、図3は2枚の表示板の固定方法を示
す分解斜視図、図4は2枚の表示板の他の固定方法を示
す分解斜視図である。
【0009】第1の表示板2には、二つの穴2a,2b
と外周部の上面に二段からなる突起2cが複数個それぞ
れ形成され、第2の表示板3には、切欠3aと穴3bと
外周部に前記突起2cが入る穴3c及び上面に二段から
なる突起3dがそれぞれ形成され、第3の表示板4に
は、段部4aと穴4bと外周部に前記突起3dが入る穴
4cがそれぞれ形成されている。
【0010】モジュール1の上面には、下面に固定され
た足(図示せず)により第1の表示板2が固定され、該
第1の表示板2の上に隙間9を持って第2の表示板3が
前記突起2cと前記穴3cとの結合により固定され、該
第2の表示板3の上に隙間9を持って第3の表示板4が
前記突起3dと前記穴4cとの結合により固定され、更
に、第2の表示板3の上に隙間9を持って上記と同様の
方法(図示せず)によ第4の表示板5が固定されてい
る。
【0011】前記モジュール1の上方には、このモジュ
ール1に連結され可動する第1の可動装飾部材6と第2
の可動装飾部材7と第3の可動装飾部材8がそれぞれ配
設されている。前記第1の可動装飾部材6は、各表示板
の穴2b,3b,4bに配設され、時計の時計ケース1
0の上方よりガラス11を介してその動きを見る事がで
きる。また、第2の可動装飾部材7は、前記第1の表示
板2の穴2aと前記第2の表示板3の切欠3aに配設さ
れ、時計ケース10の上方よりガラス11を介してその
動きを見る事ができる。また、第3の可動装飾部材8
は、モジュール1の可動軸の先端に取り付けられ、該可
動軸が各表示板に形成された穴,切欠等を通り、前記第
3の可動装飾部材8が前記第4の表示板5の上方に配設
されている。前記第1の可動装飾部材6から第3の可動
装飾部材8は図に印した矢印の方向に回転し(逆転可
能)、且つ表面に模様,絵,書体等が彫り込み,印刷,
塗装等の手段で形成されている。また、前記可動装飾部
材を表示板間の隙間に配設し、可動装飾部材を可動させ
ることにより表示板より見え隠れさせ、今までにないユ
ニークな表現をさせることもできる。尚、図2には一例
として風景画が示してあり、川の流れにのって小舟が動
いて状態をあらわし、各表示板に風景が描かれると共
に、第1の可動装飾部材6に川の模様が、第2の可動装
飾部材7に小舟の絵が、第3の可動装飾部材8に月がそ
れぞれ描かれている。
【0012】次に、表示板と表示板との固定構造につい
て説明する。上記実施例においては、第1の表示板2の
外周部の上面に二段からなる突起2cをコイニング,エ
ンボス,エッチング等により複数形成させ、この突起2
cを第2の表示板3の穴3cに結合させ行っているが、
図2に示す固定構造は、二段からなる突起12を別体で
作り、この突起12を第1の表示板2の外周部の上面に
溶接,ロー付け,接着等の手段で複数固定し、その後突
起12を第2の表示板3の穴3cに結合させたもので、
突起12を別体で作るので表示板の加工性が非常に良く
なる。また、図4に示す固定構造は、表示板13の外周
部に複数の切欠13aを形成し、この切欠13aに、他
の表示板14の外周部に複数有する突出部14aを係合
させて行ったものである。前記突出部14aを他の表示
板14と別体で作り、その後、この突出部14aを他の
表示板14に溶接,ロー付け,接着等の手段で固定して
も良い。
【0013】図5は時刻表示部を設けた表示板の構造を
示す要部断面図で、表示板の第3の表示板4と第4の表
示板5に時刻を示す目盛り15を設け、該目盛り15と
モジュール1の指針軸の先端のそれぞれに取り付けられ
た時針17と分針16とにより時刻表示ができるように
したもので、時針17が回転し先端部が第4の表示板5
にかかった時は下面を通り、第3の表示板4にかかった
時は上面を通るようになっている。このため、可動装飾
部材6,7の動きのユニークさと今までになかった時刻
表示の面白さにより、従来なかった時計の表示ができる
ようになった。また、時針17を従来と同様に表示板の
上面を通るようにしても良いことは言うまでもなく、更
に図5において分針16は従来と同様に表示板の上面を
通るようになっているが、時針17と同様に表示板の下
面を通るようにすることも可能である。
【0014】尚、表示板の形状は、円形,楕円形,長方
形,正方形,三角形,半円形,三日月形,ドーナツ形,
異形等があり、可動装飾部材の形状やその表面に形成さ
れた模様,絵柄等のデザインによりいろいろな形状とな
る。また、表示板の表面にも可動装飾部材と同様に色,
模様,絵柄等がメッキ,印刷,塗装,エッチング等によ
り施されている。また、本実施例において、可動装飾部
材が3個配設したが必要に応じていくつ配設しても良い
ことは言うまでもない。また、モジュールに音楽を発生
する機能を持たせ、この音楽に合わせ可動装飾部材を可
動させると更に楽しさや面白さを増すことができる。
【0015】
【発明の効果】上記の様に本発明によれば、切欠,穴,
溝,段部の中の少なくとも1つを有する表示板を軸方向
に隙間を持って複数重ると共に、前記切欠,穴等にモジ
ュールによって可動する可動装飾部材が配設されている
ので、今までにない立体的な表示板ができると共に、表
示板上や表示板間に立体的な動きのある可動装飾部材を
配設できるようになった。また、可動装飾部材の動きに
より時計用の表示板のデザインバリエーションの拡大
と、楽しさ,面白さ,ユニークさを増すことが可能とな
った。また、この表示板と時刻を表示する指針との組合
せで今までにないユニークな時刻表示が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例で表示板の構造を示す要部断
面図である。
【図2】本発明の一実施例で図1の平面図である。
【図3】本発明の他の実施例で2枚の表示板の固定方法
を示す分解斜視図である。
【図4】本発明の他の実施例で2枚の表示板の固定方法
を示す分解斜視図である。
【図5】本発明の一実施例で時刻表示部を設けた表示板
の構造を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 モジュール 2 第1の表示板 2a 穴 2b 穴 2c 突起 3 第2の表示板 3a 切欠 3b 穴 3c 穴 3d 突起 4 第3の表示板 4a 段部 4b 穴 4c 穴 5 第4の表示板 6 第1の可動装飾部材 7 第2の可動装飾部材 8 第3の可動装飾部材 9 隙間 10 時計ケース 11 ガラス 12 突起 13 表示板 13a 切欠 14 他の表示板 14a 突出部 15 目盛り 16 分針 17 時針

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】時計に使用する表示板の構造において、切
    欠,穴,溝,段部の中の少なくとも1つを有する表示板
    を、時計ケースの内部でモジュール上の軸方向に2枚以
    上重ねると共に、前記表示板間の軸方向に隙間を設けた
    事を特徴とする表示板の構造。
  2. 【請求項2】表示板の切欠,穴,溝,段部,表示板間の
    隙間の中の少なくとも1つの箇所に、モジュールによっ
    て可動する可動装飾部材を配設したことを特徴とする請
    求項1記載の表示板の構造。
  3. 【請求項3】2枚以上重ねた表示板の位置決めや固定の
    為,前記表示板の外周部に切欠又は穴を設けた事を特徴
    とする請求項1記載の表示板の構造。
  4. 【請求項4】表示板に時刻を示す目盛りを設けると共
    に、モジュールによって可動する指針が前記表示板上又
    は指針の一部が前記表示板間の軸方向の隙間にかかるよ
    うに配設されていることを特徴とする請求項1記載の表
    示板の構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002196086A (ja) * 2000-12-26 2002-07-10 Citizen Watch Co Ltd 装飾文字板およびその製造方法
JP2009250674A (ja) * 2008-04-02 2009-10-29 Citizen Watch Co Ltd 無線機能付き機器類の表示板およびそれを用いた無線機能付き機器類
JP2009250673A (ja) * 2008-04-02 2009-10-29 Citizen Watch Co Ltd ソーラーセル機器類の表示板
JP2010145100A (ja) * 2008-12-16 2010-07-01 Casio Computer Co Ltd 指示装置およびそれを備えた指針時計

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JP2010145100A (ja) * 2008-12-16 2010-07-01 Casio Computer Co Ltd 指示装置およびそれを備えた指針時計

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