JPH0527471B2 - - Google Patents

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JPH0527471B2
JPH0527471B2 JP17737385A JP17737385A JPH0527471B2 JP H0527471 B2 JPH0527471 B2 JP H0527471B2 JP 17737385 A JP17737385 A JP 17737385A JP 17737385 A JP17737385 A JP 17737385A JP H0527471 B2 JPH0527471 B2 JP H0527471B2
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JP
Japan
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rotor
powder
sealing member
shaft insertion
insertion hole
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JP17737385A
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JPS6238268A (ja
Inventor
Hiroyuki Mochizuki
Shigenori Tamaoki
Takahiro Iwase
Tadashi Masuda
Nobusuke Oota
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP17737385A priority Critical patent/JPS6238268A/ja
Publication of JPS6238268A publication Critical patent/JPS6238268A/ja
Publication of JPH0527471B2 publication Critical patent/JPH0527471B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C18/00Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C18/08Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing
    • F04C18/082Details specially related to intermeshing engagement type pumps
    • F04C18/084Toothed wheels

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、ルーツ形ロータの外表面に樹脂粉末
をコーテイングする際に使用するマスキング治具
に関するものである。
背景技術 ルーツ型スーパチヤージヤ用のロータは中心に
回転軸挿通孔を備えており、ハウジング内におい
て2個噛み合わされて使用される。そして、それ
ら二つのロータ間の間隙およびロータとハウジン
グとの間隙をできる限り小さくして体積効率を高
めるためにロータの外周面および端面に合成樹脂
をコーテイングすることが行われている。
そこで、本発明の発明者等は所望の厚さの樹脂
層より短時間で能率良く形成するために、融着に
より樹脂粉末内をコーテイングすることを試み
た。すなわち、コーテイングすべき樹脂の融点以
上の温度にロータ素材を加熱するとともに、その
加熱に前後してロータ素材を樹脂粉末に埋没させ
て融着させるのである。
発明が解決しようとする問題点 しかし、このようにロータ素材を樹脂粉末内に
埋没させてコーテイングする場合、前記回転軸挿
通孔の周辺やロータの端面のように加工時に基準
面として使用される部分にも樹脂がコーテイング
されてしまうため、それを除去するために後処理
を行うことが必要となり、製造コストが高くなる
問題が生ずることが明らかになつた。
問題点を解決するための手段 本発明はこのような問題点を解決するために、
ルーツ型スーパチヤージヤのロータであつて中心
に回転軸挿通孔を備えたものを誘導加熱し、樹脂
粉末を融着によりコーテイングするに際して、そ
のロータの端面の回転軸挿通孔の開口周辺および
内周面に樹脂粉末が融着することを防止するマス
キング治具を提供したものであつて、このマスキ
ング治具は、ロータの材料より誘導加熱され難い
金属から成り、ロータ端面の回転軸挿通孔の周辺
に密着するシール部材と、そのシール部材の材料
より熱伝導率の低い材料から成り、シール部材に
固定される断熱材と、その断熱材を介してシール
部材を保持し、そのシール部材をロータに固定す
る固定手段とを含むものである。
発明の効果 以上のように構成されたマスキング治具によれ
ば、シール部材がロータの端面の回転軸挿通孔の
周辺に密着して樹脂粉末が融着することを防ぐた
め、回転軸挿通孔の開口周辺および内周面には樹
脂粉末はコーテイングされず、後処理を行うこと
なく加工時における基準面とすることができる。
また、本発明に係るマスキング治具のシール部
材は金属によつて形成されているため、ロータへ
の着脱の際、ロータとの接触等によつてかけたり
する恐れがなく、耐久性に優れている。しかも、
この金属はロータの材料より誘導加熱され難いも
のであるため、ロータが誘導加熱されてもシール
部材の温度はロータほど上昇せず、樹脂粉末が融
着し難く、たとえ融着しても強固には付かないた
め、シール部材のロータからの取外しの際にシー
ル部材から容易に剥がれることとなり、シール部
材の表面にもロータと同様に樹脂層が形成された
場合のようにシール部材の取外しが困難となつた
り、ロータに形成された樹脂層が剥離してしまう
恐れがない。
また、シール部材は自身よりも熱伝導率の低い
材料から成る断熱材を介して固定手段により保持
されてロータに固定されているため、熱伝導によ
りロータからシール部材に移動した熱が大量に固
定手段に移動してしまうことがなく、ロータ(特
にシール部材が密着させられる端面)の温度低下
が小さくて済み、樹脂粉末の融着が不足して所定
の厚さの樹脂層を確保することが困難となること
もない。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
第9図は、ルーツ型スーパチヤージヤ用ロータ
の一種であるまゆ形のロータの合成樹脂粉末がコ
ーテイングされる以前のロータ素材(以下、ロー
タと称する)10を示す図である。このロータ1
0は、本実施例においてはアルミニウム合金、特
にAl−Si系合金のシリコン含有率が12%程度と
高いもの(例えばJIS A 4047等)から成つてお
り、その中心部には回転軸挿通孔12が形成され
る一方、回転軸挿通孔12の両側の羽根部にはそ
の羽根部を軸方向に貫通して1個ずつの重量軽減
孔14が形成されて中空となつている。そして、
この中空部材であるロータ10には外周面の全面
および両端面16,18の外周部、すなわち回転
軸挿通孔12および重量軽減孔14の周辺を除く
部分に合成樹脂コーテイングが予定されている。
コーテイングされる合成樹脂粉末としては、例え
ばテトラフルオルエチレン(4フツ化エチレン)
とエチレンとの共重合体であるアフロン(商品名
…以下、アフロンと称する)の粉末が用いられ
る。
第8図に上記ロータ10にアフロンをコーテイ
ングする装置の一例を示す。図において20は流
動槽であり、この流動槽20内にアフロン粉末P
が入れられており、コーテイング時にはロータ1
0はその端面16,18が上下に位置する姿勢で
昇降させられる。ロータ10は予め加熱された
後、このアフロン粉末P内に没入させられるが、
そのアフロン粉末Pに対するロータ10の没入や
そこからの取出しを容易にするために、流動槽2
0内のアフロン粉末Pが流動槽20の底部に固定
された加振機22により加えられる振動および空
気供給口24から供給される圧縮空気により流動
状態となるようにされている。26は空気フイル
タであり、トレーシングペーパー(硫酸紙)を複
数枚重ねて使用するか、ポリエチレン製、セラミ
ツクス製の多孔質板や金属製のものが用いられて
おり、流動槽20の底部開口に設けられ、空気供
給口24から供給される空気をアフロン粉末Pに
適量だけ均一に供給する作用を為す。
流動槽20内の上側部分には、ロータ10を予
め誘導加熱する上コイル28が位置固定に設けら
れている。この上コイル28は、高周波焼入れに
用いられるコイルと同種のものであつて、ロータ
10よりも大きい相似形を成し、ロータ10を外
側から所定距離隔てて取り巻くように配置され、
コイル電源30からの通電により電磁誘導作用に
よつてロータ10を加熱するものである。
上コイル28の下側には、下コイル34がアフ
ロン粉末P内に埋もれた状態で位置固定に配置さ
れている。この下コイル34は上コイル28と同
様な構造のものであり、アフロン粉末P内に没入
させられたロータ10をコイル電源36からの通
電による誘導加熱によつて再加熱するものであ
る。
上記のように構成されたコーテイング装置の上
方には、ロータ10を昇降させる油圧シリンダ3
8が配設されている。油圧シリンダ38は固定部
材39に取り付けられており、そのピストンロツ
ド40の下端部には保持具42が取り付けられて
いる。保持具42はプレート44を介してピスト
ンロツド40に取り付けられており、プレート4
4の他端に立設されたガイドロツド46は固定部
材39を貫通させられ、ピストンロツド40の回
転を防止しつつその移動を案内するようにされて
いる。
保持具42は、第1図から明らかなように、ピ
ストンロツド40に取り付けられる基端部50
と、その基端部50から下方に延び出す板状部5
2と、その板状部52の下端から水平にかつ基端
部50と対向する向きに延び出す板状部54とを
備えている。板状部52の上下方向の中間部には
位置決め突起56が設けられる一方、板状部54
には板状部52との境とは反対側に開口するU字
形の切欠60が形成されており、油圧シリンダ3
8は、これら切欠60および位置決め突起56が
前記コイル28,34の横断面形状の長手方向に
沿つて位置するように固定部材39に取り付けら
れている。また、基端部50の切欠60と対向す
る部分には係合部材62が埋設されており、この
係合部材62は図示しないスプリングによつて基
端部50から一定量突出する方向に付勢されてい
る。
ロータ10には、前記回転軸挿通孔12および
重量軽減孔14の内周面およびそれらの開口周辺
にアフロン粉末Pが融着しないようにするために
マスキング治具64が取り付けられる。マスキン
グ治具64は、ロータ10の両側にそれぞれ取り
付けられる上マスク部材66と下マスク部材68
とを備えている。これらマスク部材66,68
は、回転軸挿通孔12および重量軽減孔14の両
端開口周辺にそれぞれ密着し、各孔12,14の
上下両端面16,18への開口をそれぞれ塞ぐシ
ール部材70,72と、シール部材70,72に
固定の断熱材74,76とから成つている。これ
らシール部材70,72は、黄銅、銅、ステンレ
ス鋼等、ロータ10を形成するアルミニウム合金
より誘導加熱され難い金属によつて形成されてお
り、その厚さはロータ10に形成される樹脂層の
厚さよりやや厚く、樹脂層のシール部材70,7
2と接触する面を真つ直ぐな端面とするのに十分
な程度の厚さとされている。また、これらシール
部材70,72は、回転軸挿通孔12および重量
軽減孔14を閉塞するのに十分な大きさではある
がロータ10の端面よりは小さくされるととも
に、その外周の形状は、第2図および第3図に示
すように、両孔12,14を閉塞する部分、すな
わち長手方向の中央部および両端部がその長手方
向に直角な方向に凸とされる一方、それら凸部の
間の部分は軸心側にくぼまされたものとされてい
る。
上記シール部材70,72のロータ10に密着
する側の各端面の長手方向の両端部には、それぞ
れ位置決め突起78が形成されている。これら位
置決め突起78は、外径が重量軽減孔14の直径
と等しい円環状の突起の互に近い側の部分が切り
欠かれた形状とされており、重量軽減孔14内に
嵌入させられることによりシール部材70,72
のロータ10に対する位置決めを為すようにされ
ている。また、シール部材70のロータ10に密
着する側の端面の中央部には、第4図および第5
図から明らかなように、浅く座ぐりが施されてロ
ータ10との接触面積ができる限り小さくなるよ
うにされいており、シール部材72には、第2図
に示すように、長穴82が形成されている。
これに対して前記断熱材74,76は、アスベ
ストにセメントを加えたもの(商品名:アスベス
トヘミツト)、セラミツクス、耐熱樹脂等シール
部材70,72よりも熱伝導率の低い材料によつ
て形成されている。シール部材70に固定される
断熱材74は第1図および第3図に示すように小
判形の板状を成し、シール部材70、断熱材74
のいずれかと同じ材料製のボルト84によつてシ
ール部材70に固定されている。また、シール部
材72に固定される断熱材76は第1図および第
6図に示すように段付状を成し、長手方向の両側
に延び出すフランジ部において前記ボルト84と
同様のボルト86によつてシール部材72に固定
されている。この断熱材76のシール部材72に
密着する側の端面には、前記長穴82に連続する
有底の長穴88および長穴88の底面に開口する
円形断面の有底穴90が形成されている。長穴8
8の底面には有底穴90を塞ぐプレート92が固
定されており、プレート92には、有底穴90の
直径に等しい長さで開口する長穴94が長穴88
の長穴方向に沿つて形成されている。
上記上マスク部材66は、中空のロツド100
に軸方向に相対移動可能に取り付けられており、
ロツド100の上端部には大径の被操作部102
および被保持部104が形成されている。被操作
部102は円筒106の両端開口に円板108,
110がそれぞれ溶接により固定されて成るもの
であり、それら円板108,110がロツド10
0に溶接されることにより固定されている。ま
た、被保持部104は大径部112と小径部11
4とから成り、小径部114を軸方向に貫通して
大径部112に至る有底穴116にロツド100
の上端が嵌合されるとともに溶接により固定され
ている。大径部102の軸方向の中間部には直接
方向に隔たつた位置にそれぞれ有底の位置決め穴
118が形成されており、また、それら位置決め
穴118よりも上側であつて位置決め穴118と
は90度位相を異にする位置にそれぞれ係合穴12
0が形成されている。大径部112にはさらにそ
の上面に開口する逆円錐形の凹部122が形成さ
れており、その上面および下面は共にテーパ面と
されている。
ロツド100の被操作部102の下側の部分に
は円筒部材124が溶接により固定されており、
円筒部材124の外側にはスプリングリテーナ1
26の円筒部128が軸方向に摺動可能に嵌合さ
れている。ロツド100および円筒部材124に
は、その直径方向に隔たつた位置に両者を貫通し
て軸方向に延びる長穴130がそれぞれ形成され
ており、ロツド100とスプリングリテーナ12
6とは、この長穴130に挿通されたピン132
の両端部が円筒部128に支持されることによ
り、相対回転は不能であるが軸方向へは一定距離
相対移動可能とされている。なお、ピン132
は、円筒部128の外周面に嵌め込まれたリング
状のカバー134によつて抜出しを阻止されてい
る。
上記円筒部128の下部には、第3図から明ら
かなように、前記被保持部104の2個の位置決
め穴118が形成された方向と同方向であつて、
直径方向に隔たつた位置からそれぞれ外向きに延
び出す2個の耳片136が形成されており、前記
上マスク部材66は板状の操作部材138を間に
挟んで耳片136に固定されている。上マスク部
材66はその長手方向が2個の耳片136が形成
された方向に延びる姿勢で固定されており、耳片
136と前記被操作部102の円板110との間
に配設された圧縮コイルスプリング142によつ
て下方に付勢されている。上マスク部材66はピ
ン132が長穴130を移動する範囲内において
ロツド100に対して相対移動可能とされてお
り、また、操作部材138には、第3図に示すよ
うに、上マスク部材66の長手方向とは直角な方
向においてそれぞれ外向きに延び出す2個のつば
140が形成されている。
さらに、前記ロツド100の下端部には、係合
部材144が固定されている。係合部材144
は、有底円筒状の嵌合部146においてロツド1
00の下端に嵌合されて溶接により固定されてお
り、嵌合部146の下側には、第7図に示すよう
に、小径の脚部148および板状の突起150が
形成されている。突起150は前記プレート92
に形成された長穴94の長手方向の長さより短
く、前記長穴82および有底穴90に挿入可能な
大きさを有するものとされており、係合部材14
4は突起150が上マスク部材66の長手方向と
は直角な方向に延びる状態となるようにロツド1
00に固定されている。
なお、上記ロツド100、スプリングリテーナ
126、操作部材138、スプリング142等は
シール部材70,72と同様に黄銅、銅、ステン
レス鋼等誘導加熱され難い材料で製作されてお
り、さらにシール部材70,72、断熱材74,
76、両者を固定するボルト84,86を始めと
してロツド100等マスキング治具64の構成部
材には、テフロンの商品名で知られるポリテトラ
フルオルエチレン(4フツ化エチレン)がコーテ
イングされてアフロン粉末Pが融着しないように
されている。
そして、下地処理によつて表面を樹脂コーテイ
ングに適したものとされたロータ10に、次のよ
うにしてマスキング治具64が取り付けられる。
すなわち、被操作部102を持ち、操作部材13
8のつば140に指をかけて圧縮コイルスプリン
グ142を圧縮しつつ上マスク部材66を被操作
部102側へ移動させ、その状態でロツド100
を回転軸挿通孔12に挿入するとともに、シール
部材70の位置決め突起78を重量軽減孔14内
に嵌め込み、シール部材70を端面16に当接さ
せる。この状態においてはロツド100の下端部
に固定された係合部材144がロータ10の下面
から突出した状態となる。続いて下マスク部材6
8を持ち、プレート92に形成された長穴94と
係合部材144の突起150との位相を合わせて
有底穴90内に突起150を挿入する。この際、
突起150は上マスク部材66の長手方向に直角
となるように設けられているため、突起150を
有底穴90に挿入した状態では、長穴94がその
長手方向に沿つて形成されている下マスク部材6
8は上マスク部材66に対して90度位相を異にす
る姿勢にあることとなる。そして、この状態から
下マスク部材68を90度回転させれば、位置決め
突起78が回転軸挿通孔14の開口な嵌入可能な
状態となるとともに、突起150と長穴94との
位相が90度ずれて突起150がプレート92に係
合可能な姿勢となり、つば140にかけていた指
を離せば、圧縮コイルスプリング142が伸長
し、その付勢力によつてシール部材70がロータ
10の端面16に密着させられるとともにロツド
100の上昇により突起150がプレート92に
係合し、その係合によつてシール部材72にもス
プリング142の付勢力が伝達されて、シール部
材72は位置決め突起78が重量軽減孔14に嵌
合させられるとともに端面18に密着させられる
こととなる。
このように本実施例においてはプレート92、
ロツド100、圧縮コイルスプリング142、突
起150等によつてシール部材70,72をロー
タ10に固定する固定手段が構成されているので
あり、シール部材70,72は金属によつて作ら
れているため、圧縮コイルスプリング142の付
勢力によつて端面16,18に密着させられる際
や位置決め突起78が重量軽減孔14に嵌入させ
られる際の衝撃によつてかけたりする恐れがな
い。
以上のようにしてマスキング治具64が取り付
けられたロータ10は、図示しない搬送装置によ
つてコーテイング装置まで搬送される。搬送装置
はマスキング治具64を保持してロータ10を搬
送するのであり、被保持部104に形成された係
合穴120に搬送装置に設けられた保持治具の爪
が係合させられる。
搬送装置によつて保持されたマスキング治具6
4は、被保持部104が保持具42に対向する位
置まで搬送された後、被保持部84の大径部92
が前記保持具42の基端部50と板状部54との
間に、小径部104が切欠60にそれぞれ嵌入さ
せられる。この際、大径部102はそのテーパ面
によつて係合部材62をスプリングの付勢力に抗
して基端部50内に押し込みつつ嵌入させられる
のであり、係合部材62が凹部122にちようど
嵌入した状態において位置決め突起56が位置決
め穴118に嵌入し、被保持部104は保持具4
2によつて回転不能に保持されることとなる。こ
のようにして保持されたとき、上マスク部材66
はその長手方向が2個の位置決め穴118の形成
された方向と同方向となるようにスプリングリテ
ーナ126に固定され、また、保持具42に設け
られた位置決め突起56もロータ10と相似形の
コイル28,34の横断面形状の長手方向と同方
向に形成されているため、ロータ10はその位相
がコイル28,34の位相と合致する状態で流動
槽20上に位置することとなる。
そして、ロータ10は流動槽20に収容された
アフロン粉末P内への没入に先立つて、まず上コ
イル28内に位置させられ、上コイル28でアフ
ロン粉末Pの融点以上の温度に誘導加熱される。
上コイル28によつて加熱されたロータ10は、
次いでシリンダ38の作動により下降させられ
て、流動槽20に収容されているアフロン粉末P
内へ没入させられる。この没入の過程では、前記
加振機22の作動および空気供給口24からの圧
縮空気の供給によりアフロン粉末Pが流動状態と
される。また、下コイル34のコイル電源36は
OFF状態に保たれ、上記のように流動状態とさ
れているアフロン粉末P内にロータ10が没入さ
せられる。この際、既にアフロン粉末Pの融点以
上の温度に加熱されているロータ10の表面と流
動槽20内のアフロン粉末Pとが相対移動しつつ
接触するため、アフロン粉末Pがロータ10の表
面に瞬間的に融着し、この段階でロータ10の表
面に薄い樹脂層が満遍なく形成される。そして、
更に、下コイル34によるロータ10の再加熱、
アフロン粉末P内における保持が行われ、所望の
厚さの樹脂層が形成されることとなる。
このようにしてロータ10がアフロン粉末P内
に没入させられて樹脂層が形成される際、回転軸
挿通孔12および重量軽減孔14の両端開口周辺
にはそれぞれシール部材70および72が密着さ
せられているため、その部分にはアフロン粉末P
は融着しない。また、シール部材70,72はロ
ータ10よりも誘導加熱され難い材料で形成され
ているため、ロータ10ほど温度が上昇しない
上、その外表面にはテフロンがコーテイングされ
ているため、シール部材70,72の表面にアフ
ロン粉末Pが融着することはなく、同様に断熱材
74,76、ロツド100等の外表面にもアフロ
ン粉末Pが融着することはない。
さらに、シール部材70,72はロータ10に
形成する樹脂層よりも僅かに厚い程度でできる限
り薄くされており、位置決め突起78も円環状の
突起の一部を成すものとされ、シール部材70,
72の位置決めを為すのに必要最小限の大きさの
ものとされてシール部材70,72の熱容量が小
さくされている上、シール部材70についてはロ
ータ10に密着する側の端面に座ぐりが施されて
接触面積の減少が図られ、シール部材72につい
ても長穴82が形成されることによりロータ10
への接触面積が小さくなつているため熱が移動し
難く、ロータ10からシール部材70,72に移
動する熱が少なくて済む。しかも、シール部材7
0,72は断熱材74,76を介して固定手段に
より保持されており、ロータ10から移動して来
た熱がそのまま固定手段側に逃げてしまうことが
ないため、熱伝導によるロータ10の温度低下が
小さくて済み、アフロン粉末Pの融着が不足して
所定の厚さの樹脂層が得られない事態が生ずるこ
とがない。
以上のようにして所望の厚さの樹脂コーテイン
グが行われた後、ロータ10は油圧シリンダ38
の作動により上昇させられ、アフロン粉末P内か
ら取り出される。そして、この取出し後、ロータ
10は前記搬送装置によつてマスキング治具64
ごと保持具42から取り外される。
その後マスキング治具64をロータ10から取
り外すのであるが、これは装着時の逆の操作を行
えばよいので説明を省略する。この取外しの際、
マスキング治具64の表面にはアフロン粉末Pが
融着していないため、マスキング治具64にロー
タ10から連なつて樹脂粉末が融着してマスキン
グ治具64のロータ10からの取外しが困難とな
つたり、マスキング治具64を取り外す際にロー
タ10に形成された樹脂層が剥離してしまうこと
がない。
なお、断熱材74,76はアスベストにセメン
トを加えたものによつて作れば特に安価で断熱性
に優れた断熱材が得られ、また、断熱材74,7
6をシール部材70,72に固定するボルト8
4,86は黄銅、銅、ステンレス銅等によつて作
れば安価に製造し得る上、耐久性に優れたボルト
が得られるのであり、このように断熱材74,7
6、ボルト84,86を安価に作ることによりマ
スキング治具64自体の製造コストを低減させる
ことができる。
また、シール部材70,72と断熱材74,7
6とはボルト84,86による固定に限らず、接
着、インサート成形等他の手段によつて固定する
ようにしてもよい。
さらに、上記実施例においては、シール部材7
0,72は板状あるいは角状のものとされていた
が、少なくとも上マスク部材66を構成するシー
ル部材70については断熱材74と共にドーム状
を成す形状とし、ロータ10を流動層20から取
り出す際に上マスク部材66の上側にあるアフロ
ン粉末Pが滑り落ちるようにしてもよい。
その他、いちいち例示することはしないが、当
業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した
態様で本発明を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるマスキング治
具がロータに取り付けられた状態を示す正面断面
図である。第2図は上記マスキング治具の下マス
ク部材をロータとの関係において示す平面図であ
り、第3図は同治具の操作部材と共にスプリング
リテーナに固定された上マスク部材を示す平面図
である。第4図は上記上マスク部材を構成するシ
ール部材の底面図であり、第5図はその側面断面
図である。第6図は上記下マスク部材の底面図で
ある。第7図は同治具のロツドに形成された突起
と下マスク部材に固定されたプレートとが係合さ
せられた状態を示す正面断面図である。第8図は
上記ロータにアフロン粉末をコーテイングするた
めの装置を示す正面断面図である。第9図は上記
ロータの斜視図である。 10:ロータ、12:回転軸挿通孔、14:重
量軽減孔、16,18:端面、64:マスキング
治具、66:上マスク部材、68:下マスク部
材、70,72:シール部材、74,76:断熱
材、{92:プレート、100:ロツド、14
2:圧縮コイルスプリング、150:突起}(固
定部材)、P:アフロン粉末(樹脂粉末)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ルーツ型スーパチヤージヤのロータであつて
    中心に回転軸挿通孔を備えたものを誘導加熱し、
    樹脂粉末を融着によりコーテイングするに際し
    て、そのロータの端面の前記回転軸挿通孔の開口
    周辺および内周面に前記樹脂粉末が融着すること
    を防止するマスキング治具であつて、 前記ロータの材料より誘導加熱され難い金属か
    ら成り、前記ロータ端面の前記回転軸挿通孔の周
    辺に密着するシール部材と、そのシール部材の材
    料より熱伝導率の低い材料から成り、シール部材
    に固定される断熱材と、その断熱材を介して前記
    シール部材を保持し、そのシール部材をロータに
    固定する固定手段とを含むことを特徴とするルー
    ツ形ロータのコーテイング用マスキング治具。
JP17737385A 1985-08-12 1985-08-12 ル−ツ形ロ−タのコ−テイング用マスキング治具 Granted JPS6238268A (ja)

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