JPH05275666A - Soi構造体の製造方法 - Google Patents
Soi構造体の製造方法Info
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- JPH05275666A JPH05275666A JP4336188A JP33618892A JPH05275666A JP H05275666 A JPH05275666 A JP H05275666A JP 4336188 A JP4336188 A JP 4336188A JP 33618892 A JP33618892 A JP 33618892A JP H05275666 A JPH05275666 A JP H05275666A
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- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10P—GENERIC PROCESSES OR APPARATUS FOR THE MANUFACTURE OR TREATMENT OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
- H10P90/00—Preparation of wafers not covered by a single main group of this subclass, e.g. wafer reinforcement
- H10P90/19—Preparing inhomogeneous wafers
- H10P90/1904—Preparing vertically inhomogeneous wafers
- H10P90/1906—Preparing SOI wafers
- H10P90/1914—Preparing SOI wafers using bonding
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10P—GENERIC PROCESSES OR APPARATUS FOR THE MANUFACTURE OR TREATMENT OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
- H10P50/00—Etching of wafers, substrates or parts of devices
- H10P50/20—Dry etching; Plasma etching; Reactive-ion etching
- H10P50/24—Dry etching; Plasma etching; Reactive-ion etching of semiconductor materials
- H10P50/242—Dry etching; Plasma etching; Reactive-ion etching of semiconductor materials of Group IV materials
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10W—GENERIC PACKAGES, INTERCONNECTIONS, CONNECTORS OR OTHER CONSTRUCTIONAL DETAILS OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
- H10W10/00—Isolation regions in semiconductor bodies between components of integrated devices
- H10W10/10—Isolation regions comprising dielectric materials
- H10W10/181—Semiconductor-on-insulator [SOI] isolation regions, e.g. buried oxide regions of SOI wafers
Landscapes
- Drying Of Semiconductors (AREA)
- Element Separation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 表面の平坦性を保ったままで、厚さを正確か
つ容易に制御できる半導体薄肉化技術を提供する。 【構成】 上側表面(26)がほぼ平坦で2ミクロン以
上の厚さを有するウエハ状の主半導体ボディ(20)
が、この下に横たわってこれを支持する副構造体(2
2、24、28)の絶縁層に隣接している出発構造体か
らSOI構造を製造する。この製造は、好ましくは塩酸
ガスを用いて主ボディ上に気相エッチングを行い、上側
表面をほぼ平坦に保ったままで低くしてゆく工程を含
む。したがって、主ボディの厚さは2ミクロンより薄
い、例えば典型的には1ミクロンになる。
つ容易に制御できる半導体薄肉化技術を提供する。 【構成】 上側表面(26)がほぼ平坦で2ミクロン以
上の厚さを有するウエハ状の主半導体ボディ(20)
が、この下に横たわってこれを支持する副構造体(2
2、24、28)の絶縁層に隣接している出発構造体か
らSOI構造を製造する。この製造は、好ましくは塩酸
ガスを用いて主ボディ上に気相エッチングを行い、上側
表面をほぼ平坦に保ったままで低くしてゆく工程を含
む。したがって、主ボディの厚さは2ミクロンより薄
い、例えば典型的には1ミクロンになる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路(IC
s)を製造できる構造体の製造に関するものである。特
に、本発明はセミコンダクタ−オンーインシュレータ構
造体、特にシリコンーオンーインシュレータ(Silicon-
On-Insulator;SOI)型の構造体の製造に関するもの
である。
s)を製造できる構造体の製造に関するものである。特
に、本発明はセミコンダクタ−オンーインシュレータ構
造体、特にシリコンーオンーインシュレータ(Silicon-
On-Insulator;SOI)型の構造体の製造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】プレーナICは幾つかの異なる種類の出
発構造体から製造することができる。通常、これらの出
発構造体内には、半導体材料内のある回路素子をその半
導体材料内で他の回路素子から電気的に絶縁することが
できるメカニズムを備えていなければならない。
発構造体から製造することができる。通常、これらの出
発構造体内には、半導体材料内のある回路素子をその半
導体材料内で他の回路素子から電気的に絶縁することが
できるメカニズムを備えていなければならない。
【0003】現在、SOI出発構造体に相当な関心が集
まっており、この構造体においては、平坦な主単結晶シ
リコン(モノシリコン)層が、通常の処理及びIC製造
処理中このシリコン層を支持するのに十分な大きさと十
分な機械的強度を有する副構造体の電気的絶縁層に隣接
している。このシリコン層の厚さは通常2−3ミクロン
である。この厚さは相当に薄いので、回路素子をシリコ
ン層内で絶縁するために必要なメカニズムをシリコン層
を通って絶縁層へ届く路全部に延在している(ウエブ的
な)誘電体領域を単に形成することによって、製造する
ことができる。この場合は、逆バイアスのPN接合を使
って絶縁を完全にする必要はない。電気的絶縁体は完全
な誘電体であるので、SOI構造は、特に高速ラディエ
ーションハードニングに応用される。
まっており、この構造体においては、平坦な主単結晶シ
リコン(モノシリコン)層が、通常の処理及びIC製造
処理中このシリコン層を支持するのに十分な大きさと十
分な機械的強度を有する副構造体の電気的絶縁層に隣接
している。このシリコン層の厚さは通常2−3ミクロン
である。この厚さは相当に薄いので、回路素子をシリコ
ン層内で絶縁するために必要なメカニズムをシリコン層
を通って絶縁層へ届く路全部に延在している(ウエブ的
な)誘電体領域を単に形成することによって、製造する
ことができる。この場合は、逆バイアスのPN接合を使
って絶縁を完全にする必要はない。電気的絶縁体は完全
な誘電体であるので、SOI構造は、特に高速ラディエ
ーションハードニングに応用される。
【0004】Abe et al による「Silicon Wafer-bondin
g Process Technology for SOI Structures 」、Procs.
4th Int's Symp.SOI Techn. & Dev.、1990年5月8-11
日、61−71ページには、SOI構造体の製造に関する従
来の技術が記載されている。図1a〜1dは、Abe et a
l の文献における、SOI構造体の概ねの製造工程を示
すものである。 図1aを参照すると、Abe et al の技
術は、各々がほぼ平坦な上側表面および下側表面を有す
る一対の単結晶シリコン半導体ウエハ10、12で始ま
る。両ウエハ10、12は相対的に均一な625ミクロ
ンの厚さを有する。ウエハ10は、後に薄肉化された部
分となり、通常ここに電子回路素子を設けるため「主」
ウエハと呼ばれ、ウエハ12は、後に主ウエハ10の薄
肉化された部分を主に構造的に支持するので、「ベー
ス」ウエハと呼ばれる。
g Process Technology for SOI Structures 」、Procs.
4th Int's Symp.SOI Techn. & Dev.、1990年5月8-11
日、61−71ページには、SOI構造体の製造に関する従
来の技術が記載されている。図1a〜1dは、Abe et a
l の文献における、SOI構造体の概ねの製造工程を示
すものである。 図1aを参照すると、Abe et al の技
術は、各々がほぼ平坦な上側表面および下側表面を有す
る一対の単結晶シリコン半導体ウエハ10、12で始ま
る。両ウエハ10、12は相対的に均一な625ミクロ
ンの厚さを有する。ウエハ10は、後に薄肉化された部
分となり、通常ここに電子回路素子を設けるため「主」
ウエハと呼ばれ、ウエハ12は、後に主ウエハ10の薄
肉化された部分を主に構造的に支持するので、「ベー
ス」ウエハと呼ばれる。
【0005】Abe et al のSOI製造工程の第1工程で
は、厚さ1ミクロンの2酸化シリコンでできた電気絶縁
層14、16を、ウエハ10の上側下側各表面に沿って
熱成長させる。図1bを参照されたい。符号18は酸化
層16との接触領域における主ウエハ10のほぼ平坦な
上側表面を示す。次に、図1cに示すように、主ウエハ
10は酸化層14に沿ってベースウエハ12に接合され
る。
は、厚さ1ミクロンの2酸化シリコンでできた電気絶縁
層14、16を、ウエハ10の上側下側各表面に沿って
熱成長させる。図1bを参照されたい。符号18は酸化
層16との接触領域における主ウエハ10のほぼ平坦な
上側表面を示す。次に、図1cに示すように、主ウエハ
10は酸化層14に沿ってベースウエハ12に接合され
る。
【0006】次いで、従来の薄肉化工程では、酸化層1
6を研磨および機械的/液体化学的なポリッシングによ
って除去し、上側表面18の大部分をほぼ平坦に保ちな
がら、この上側表面18を低くして行く。この薄肉化工
程において、厚さ2−3ミクロンの相対的に均一な薄肉
部分以外の全ウエハ10を除去する。図1dは結果とし
て得られたSOI構造体を示すものであり、ウエハの内
の酸化層14が絶縁層、主ウエハ10の残った薄肉化部
分が主シリコン層である。電子回路素子及び誘電体絶縁
領域は、主シリコン層内に作ることができる。
6を研磨および機械的/液体化学的なポリッシングによ
って除去し、上側表面18の大部分をほぼ平坦に保ちな
がら、この上側表面18を低くして行く。この薄肉化工
程において、厚さ2−3ミクロンの相対的に均一な薄肉
部分以外の全ウエハ10を除去する。図1dは結果とし
て得られたSOI構造体を示すものであり、ウエハの内
の酸化層14が絶縁層、主ウエハ10の残った薄肉化部
分が主シリコン層である。電子回路素子及び誘電体絶縁
領域は、主シリコン層内に作ることができる。
【0007】Abe et al には、シリコン層10の最終的
な厚さは望ましい最終値の約±0.5ミクロンの範囲で制
御することができるのみであると記載されている。この
結果、SOI構造体の外側に形成されたICsの性能及
び信頼性を実質的に損なうことなしにシリコン層10を
2ミクロン以下の薄さにすることはできない。大多数の
誘電体絶縁メカニズムは2ミクロンのシリコン層に作り
込むことができるが、MOS型ICsに用いられるロコ
スメカニズム等の高度に望ましい誘電体絶縁メカニズム
は、回路素子密度に多大なロスを生じさせる事なく2ミ
クロンのシリコン層に作ることはできない。したがっ
て、Abe et al のSOI構造体からMOS型ICsを製
造するのにロコスメカニズムを用いることは容易ではな
い。
な厚さは望ましい最終値の約±0.5ミクロンの範囲で制
御することができるのみであると記載されている。この
結果、SOI構造体の外側に形成されたICsの性能及
び信頼性を実質的に損なうことなしにシリコン層10を
2ミクロン以下の薄さにすることはできない。大多数の
誘電体絶縁メカニズムは2ミクロンのシリコン層に作り
込むことができるが、MOS型ICsに用いられるロコ
スメカニズム等の高度に望ましい誘電体絶縁メカニズム
は、回路素子密度に多大なロスを生じさせる事なく2ミ
クロンのシリコン層に作ることはできない。したがっ
て、Abe et al のSOI構造体からMOS型ICsを製
造するのにロコスメカニズムを用いることは容易ではな
い。
【0008】図2cに示されているタイプのウエハ接着
型SOI構造体の、主ウエハの厚さを1ミクロン以下ま
で薄肉化する技術が、公開された文献に報告されてい
る。例えば、Palkuti et al による「Radiation Respon
se of CMOS/SOI Devices Formed by Wafer Bond and Et
chback」(IEEE Trans.Nucl Sci.,Dec.1988,pp. 1653−
1656)を参照されたい。また、Matsu et al の日本特許
公報 2-1914 も参照されたい。
型SOI構造体の、主ウエハの厚さを1ミクロン以下ま
で薄肉化する技術が、公開された文献に報告されてい
る。例えば、Palkuti et al による「Radiation Respon
se of CMOS/SOI Devices Formed by Wafer Bond and Et
chback」(IEEE Trans.Nucl Sci.,Dec.1988,pp. 1653−
1656)を参照されたい。また、Matsu et al の日本特許
公報 2-1914 も参照されたい。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】Palkuti et al は、
(いわゆる)「非接触ポリッシング工程」と呼ばれる従
来の研磨/機械的ポリッシング技術によって主ウエハを
薄肉化する旨を記載している。Palkuti et al は、非接
触ポリッシングは臭素ベースの化学的プロセスであり、
このプロセスで実際のパッド接続以外のシリコンを均一
に除去するものである旨を記載している。Palkuti et a
l はこの工程の詳細には触れていない。しかし、臭素は
室温で液状であるので、この工程は液相化学エッチング
技術であると考えられる。臭素ベースのポリッシング工
程の後に、Palkuti et al はシリコンの外側表面に沿っ
て2酸化シリコン層を熱的に成長させ、更にその成長し
た酸化物を除去することによって、主ウエハを更に薄肉
化するようにしている。
(いわゆる)「非接触ポリッシング工程」と呼ばれる従
来の研磨/機械的ポリッシング技術によって主ウエハを
薄肉化する旨を記載している。Palkuti et al は、非接
触ポリッシングは臭素ベースの化学的プロセスであり、
このプロセスで実際のパッド接続以外のシリコンを均一
に除去するものである旨を記載している。Palkuti et a
l はこの工程の詳細には触れていない。しかし、臭素は
室温で液状であるので、この工程は液相化学エッチング
技術であると考えられる。臭素ベースのポリッシング工
程の後に、Palkuti et al はシリコンの外側表面に沿っ
て2酸化シリコン層を熱的に成長させ、更にその成長し
た酸化物を除去することによって、主ウエハを更に薄肉
化するようにしている。
【0010】Palkuti et al の文献に述べられている薄
肉化過程は、厚さ1ミクロンもしくはそれよりやや薄い
高品質シリコン層を用いたSOI構造体の製造に有用で
あり、したがって、その構造体はロコス(LOCOS)
に適するものである。しかしながら、臭素ベースのポリ
ッシング工程等の液体化学エッチング工程は、通常、温
度の変化に非常に敏感であり、また溶液の組成の変化に
も敏感である。大量生産する場合に、ウエハ毎にシリコ
ンのエッチングレートを制御することは、臭素ベースの
ポリッシングをもってしては難しいものと思われる。Pa
lkuti et al では、薄肉化工程が酸化物成長/除去工程
で終了しているため、工程が相対的に複雑である。
肉化過程は、厚さ1ミクロンもしくはそれよりやや薄い
高品質シリコン層を用いたSOI構造体の製造に有用で
あり、したがって、その構造体はロコス(LOCOS)
に適するものである。しかしながら、臭素ベースのポリ
ッシング工程等の液体化学エッチング工程は、通常、温
度の変化に非常に敏感であり、また溶液の組成の変化に
も敏感である。大量生産する場合に、ウエハ毎にシリコ
ンのエッチングレートを制御することは、臭素ベースの
ポリッシングをもってしては難しいものと思われる。Pa
lkuti et al では、薄肉化工程が酸化物成長/除去工程
で終了しているため、工程が相対的に複雑である。
【0011】Matsu et al の特許公報においては、主ウ
エハ内において、ウエハ内の絶縁層からシリコン層の最
終的に所望する厚さにほぼ等しい距離だけ離れた位置
に、エッチングストップが設けられている。エッチング
ストップは、主ウエハに酸素等の不純物を注入し、次い
でこれをアニールすることによって製造される不純物を
含む層である。主ウエハを薄肉化する場合、液体化学エ
ッチング剤を用いてエッチングストップの上のシリコン
をまず除去する。エッチング剤がエッチングストップに
届いたときに、エッチングレートが大きく落ち、従って
エッチングの完了を示す。続いてプラズマエッチングも
しくは機械的/液体化学的ポリッシング技術が施され、
エッチングストップを除去する。
エハ内において、ウエハ内の絶縁層からシリコン層の最
終的に所望する厚さにほぼ等しい距離だけ離れた位置
に、エッチングストップが設けられている。エッチング
ストップは、主ウエハに酸素等の不純物を注入し、次い
でこれをアニールすることによって製造される不純物を
含む層である。主ウエハを薄肉化する場合、液体化学エ
ッチング剤を用いてエッチングストップの上のシリコン
をまず除去する。エッチング剤がエッチングストップに
届いたときに、エッチングレートが大きく落ち、従って
エッチングの完了を示す。続いてプラズマエッチングも
しくは機械的/液体化学的ポリッシング技術が施され、
エッチングストップを除去する。
【0012】Matsu et al の公報に用いられている薄肉
化技術は、かなり複雑である。大量生産する場合に、各
ウエハを均一にすることは、この薄肉化工程では難しい
ものと思われる。更に、エッチングストップを作るため
に注入された不純物があるため、主シリコン層の欠陥密
度が高くなるものと思われる。ウエハ接着型の構造体の
ような構造体に薄肉化処理を行うための、単純で、正
確、かつ容易に制御可能な技術を開発して、主シリコン
層が厚さ1ミクロン以下の高品質のSOI構造体を製造
することが切望されている。
化技術は、かなり複雑である。大量生産する場合に、各
ウエハを均一にすることは、この薄肉化工程では難しい
ものと思われる。更に、エッチングストップを作るため
に注入された不純物があるため、主シリコン層の欠陥密
度が高くなるものと思われる。ウエハ接着型の構造体の
ような構造体に薄肉化処理を行うための、単純で、正
確、かつ容易に制御可能な技術を開発して、主シリコン
層が厚さ1ミクロン以下の高品質のSOI構造体を製造
することが切望されている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下に述べる
ような薄肉化技術を提供するものである。
ような薄肉化技術を提供するものである。
【0014】詳細に述べると、本発明によれば、ウエハ
状主半導体ボディが、通常の処理中及び半導体デバイス
製造処理中に主半導体ボディを支持するのに十分な大き
さ及び機械的強度を有するサブ構造体の絶縁層に隣接し
ている出発構造体からSOI構造体が製造される。主ボ
ディは、絶縁層の反対側にほぼ平坦な主表面を具える。
また、主ボディは通常、厚さほぼ2ミクロンもしくはそ
れよりやや厚い、例えば3ミクロンのほぼ均一な出発厚
みを有するものである。
状主半導体ボディが、通常の処理中及び半導体デバイス
製造処理中に主半導体ボディを支持するのに十分な大き
さ及び機械的強度を有するサブ構造体の絶縁層に隣接し
ている出発構造体からSOI構造体が製造される。主ボ
ディは、絶縁層の反対側にほぼ平坦な主表面を具える。
また、主ボディは通常、厚さほぼ2ミクロンもしくはそ
れよりやや厚い、例えば3ミクロンのほぼ均一な出発厚
みを有するものである。
【0015】本発明は、主ボディ上に気相エッチングを
行って、主表面を平坦に保ちながらこの主ボディを薄く
してゆき、主表面を低くすることを特徴とするものであ
る。ここで使われている、「気相エッチング」の用語
は、ガス状態中でエッチング剤を用いて行われる(プラ
ズマでない)化学エッチングを意味する。主ボディが主
としてモノシリコンでできており、したがって構造体が
SOI構造体であれば、水素をキャリアガスとする塩酸
ガスを用いて気相エッチングを行うことが好ましい。エ
ッチングレートは0.01−0.03ミクロン/分、好まし
くは0.07−0.15ミクロン/分である。これによっ
て、好ましい時間的制御の下にエッチングを行うことが
できる。
行って、主表面を平坦に保ちながらこの主ボディを薄く
してゆき、主表面を低くすることを特徴とするものであ
る。ここで使われている、「気相エッチング」の用語
は、ガス状態中でエッチング剤を用いて行われる(プラ
ズマでない)化学エッチングを意味する。主ボディが主
としてモノシリコンでできており、したがって構造体が
SOI構造体であれば、水素をキャリアガスとする塩酸
ガスを用いて気相エッチングを行うことが好ましい。エ
ッチングレートは0.01−0.03ミクロン/分、好まし
くは0.07−0.15ミクロン/分である。これによっ
て、好ましい時間的制御の下にエッチングを行うことが
できる。
【0016】気相エッチングの最終段階において、主ボ
ディの厚さは、通常ほぼ2ミクロンより薄い厚さ、例え
ば1ミクロンのほぼ均一な値になる。従って、最終的な
SOI構造体は、特に横方向に電気的に絶縁するために
LOCOSを用いるMOS型アプリケーションに適す
る。
ディの厚さは、通常ほぼ2ミクロンより薄い厚さ、例え
ば1ミクロンのほぼ均一な値になる。従って、最終的な
SOI構造体は、特に横方向に電気的に絶縁するために
LOCOSを用いるMOS型アプリケーションに適す
る。
【0017】気相エッチングは、出発構造体中に位置す
るエッチングストップを用いる事なく行われる。結果と
して、本発明は、Matsu et al 等にあるような、主シリ
コン層に物理的に置かれたエッチングストップを用いた
従来の薄肉化技術の複雑さ及びこれに付随する不利益を
回避するものである。
るエッチングストップを用いる事なく行われる。結果と
して、本発明は、Matsu et al 等にあるような、主シリ
コン層に物理的に置かれたエッチングストップを用いた
従来の薄肉化技術の複雑さ及びこれに付随する不利益を
回避するものである。
【0018】本発明の気相エッチングは、量産にあたっ
ていかなる重要な制御上の問題をもつものではない。特
に、許された限界内で、一般の科学的IC製造技術にお
けるように、エッチングはウエハ毎に容易に制御され得
る。また、本発明は適切な反応室に置かれた出発構造体
群上に気相エッチングが同時に行われる、バッチ処理に
も容易に適用できる。
ていかなる重要な制御上の問題をもつものではない。特
に、許された限界内で、一般の科学的IC製造技術にお
けるように、エッチングはウエハ毎に容易に制御され得
る。また、本発明は適切な反応室に置かれた出発構造体
群上に気相エッチングが同時に行われる、バッチ処理に
も容易に適用できる。
【0019】
【実施例】同じ符号が図面及び好適な実施例の説明に使
用されており、同じか、あるいは同様のアイテムを表
す。
用されており、同じか、あるいは同様のアイテムを表
す。
【0020】図2a及び図2bには、本発明に係る、非
常に薄い主シリコン層を有するSOI構造体を形成する
工程が示されている。
常に薄い主シリコン層を有するSOI構造体を形成する
工程が示されている。
【0021】図2aに示すように、出発点は、2酸化シ
リコンからなる電気絶縁層24の両側に、モノシリコン
半導体のウエハ状主ボディ20と、モノシリコン半導体
のベースウエハ22とが隣接する構造体である。主ボデ
ィ20には通常、N型もしくはP型半導体不純物が軽
く、ほぼ均一にドーピングされている。例えば、主ボデ
ィ20はボロンを用いてP型に均一にドーピングされ、
40ohm−cmの抵抗率になるようにする。ベースウ
エハ22も、P型あるいはN型にかるくドーピングす
る。ボディ20及びウエハ22のドーピングは、本発明
の薄肉化プロセスに重要な影響を与えるものではない。
リコンからなる電気絶縁層24の両側に、モノシリコン
半導体のウエハ状主ボディ20と、モノシリコン半導体
のベースウエハ22とが隣接する構造体である。主ボデ
ィ20には通常、N型もしくはP型半導体不純物が軽
く、ほぼ均一にドーピングされている。例えば、主ボデ
ィ20はボロンを用いてP型に均一にドーピングされ、
40ohm−cmの抵抗率になるようにする。ベースウ
エハ22も、P型あるいはN型にかるくドーピングす
る。ボディ20及びウエハ22のドーピングは、本発明
の薄肉化プロセスに重要な影響を与えるものではない。
【0022】主ボディ20は数ミクロン、典型的なもの
は3ミクロンのほぼ均一な厚さをもつ。ボディ20の上
側表面26はほぼ平坦である。特に、上側表面26の平
坦性の基準誤差、すなわち表面26が完全に平坦な状態
からの誤差の基準量は、通常0.2−0.3ミクロンであ
る。ベースウエハ22は600−650ミクロン、典型
的なものは625ミクロンのほぼ均一な厚さを有する。
は3ミクロンのほぼ均一な厚さをもつ。ボディ20の上
側表面26はほぼ平坦である。特に、上側表面26の平
坦性の基準誤差、すなわち表面26が完全に平坦な状態
からの誤差の基準量は、通常0.2−0.3ミクロンであ
る。ベースウエハ22は600−650ミクロン、典型
的なものは625ミクロンのほぼ均一な厚さを有する。
【0023】酸化層24は、0.8−1.2ミクロン、典型
的なものは1.0ミクロンのほぼ均一な厚さをもつ。薄い
自然の酸化層(図示せず)が、主ボディ20の上側表面
上に通常存在する。ここでは、上側の自然の酸化層は大
気中にボディ20を露出させて形成し、20−40Ωの
厚さを有する。2酸化シリコンでできた電気絶縁層28
がベースウエハ22の下側表面上に形成されている。こ
の酸化層28は厚さ20−40Ωの自然の酸化層であっ
ても良いが、通常はこの層28の厚さは酸化層24とほ
ぼ同じである。
的なものは1.0ミクロンのほぼ均一な厚さをもつ。薄い
自然の酸化層(図示せず)が、主ボディ20の上側表面
上に通常存在する。ここでは、上側の自然の酸化層は大
気中にボディ20を露出させて形成し、20−40Ωの
厚さを有する。2酸化シリコンでできた電気絶縁層28
がベースウエハ22の下側表面上に形成されている。こ
の酸化層28は厚さ20−40Ωの自然の酸化層であっ
ても良いが、通常はこの層28の厚さは酸化層24とほ
ぼ同じである。
【0024】ベースウエハ22及び酸化層24、28
は、本発明のSOI構造体に主シリコン層を作るために
行われる薄肉化工程を含む通常の処理、及びIC製造処
理中に主ボディ20をを支持するのに十分な大きさ及び
機械的強度を有する構造体を構成する。
は、本発明のSOI構造体に主シリコン層を作るために
行われる薄肉化工程を含む通常の処理、及びIC製造処
理中に主ボディ20をを支持するのに十分な大きさ及び
機械的強度を有する構造体を構成する。
【0025】様々な工程を行って図2aに示す構造体を
形成するようにしてもよい。例えば、酸化層28が自然
の酸化層である場合、構造体を、図1dに示す従来技術
の構造体として上述した方法で大量に製造するようにし
ても良い。酸化層28と酸化層24とがほぼ同じ厚さで
ある場合、図2aの構造体を、図1dに示す構造体用の
上述した方法で形成するようにしても良い。ただし、こ
の場合は、酸化層14、16は主ウエハ10ではなくベ
ースウエハ12に沿って形成する。図2aの構造体を形
成するのに使用される方法は、構造体が平坦であり、上
述した特徴を有している限り特別な方法でなくても良
い。
形成するようにしてもよい。例えば、酸化層28が自然
の酸化層である場合、構造体を、図1dに示す従来技術
の構造体として上述した方法で大量に製造するようにし
ても良い。酸化層28と酸化層24とがほぼ同じ厚さで
ある場合、図2aの構造体を、図1dに示す構造体用の
上述した方法で形成するようにしても良い。ただし、こ
の場合は、酸化層14、16は主ウエハ10ではなくベ
ースウエハ12に沿って形成する。図2aの構造体を形
成するのに使用される方法は、構造体が平坦であり、上
述した特徴を有している限り特別な方法でなくても良
い。
【0026】適切な気体化学エッチング剤を使用して、
材料除去率がよく制御された気相エッチングを構造体上
に行う。それは、表面26から始まり、主ボディ20の
厚さをほぼ均一に1ミクロンあるいはそれ以下にする。
この気相エッチングは、ボディ20内に配設したエッチ
ングストップに頼る事なく、選択されたエッチング時間
がくれば終了する。したがって、表面26が低くなっ
て、ほぼ平坦な部分を残して図2bに示すような最終的
なSOI構造体ができる。図2bのボディ20はSOI
構造体内の主シリコン層を構成している。
材料除去率がよく制御された気相エッチングを構造体上
に行う。それは、表面26から始まり、主ボディ20の
厚さをほぼ均一に1ミクロンあるいはそれ以下にする。
この気相エッチングは、ボディ20内に配設したエッチ
ングストップに頼る事なく、選択されたエッチング時間
がくれば終了する。したがって、表面26が低くなっ
て、ほぼ平坦な部分を残して図2bに示すような最終的
なSOI構造体ができる。図2bのボディ20はSOI
構造体内の主シリコン層を構成している。
【0027】1−2ミクロンの気相エッチングを行う間
(例えば、約2−3ミクロンの平均厚さを有する出発シ
リコンから主ボディをエッチングして、約1ミクロンの
平均厚さを有する最終シリコンにする間)に、エッチン
グの均一性における基準誤差、すなわち、除去されるシ
リコンの量が、上側表面26の全体にわたって正確に同
じである状態からどれだけ誤差があるかの基準量は、通
常数百ミクロンである。これは、プリエッチングを行っ
た場合の、表面26の平坦性における0.2−0.3ミクロ
ンの基準誤差より、かなり小さい。結論として、エッチ
ング後の表面26の平坦性は、エッチング前の表面26
の平坦性とほぼ同じである。
(例えば、約2−3ミクロンの平均厚さを有する出発シ
リコンから主ボディをエッチングして、約1ミクロンの
平均厚さを有する最終シリコンにする間)に、エッチン
グの均一性における基準誤差、すなわち、除去されるシ
リコンの量が、上側表面26の全体にわたって正確に同
じである状態からどれだけ誤差があるかの基準量は、通
常数百ミクロンである。これは、プリエッチングを行っ
た場合の、表面26の平坦性における0.2−0.3ミクロ
ンの基準誤差より、かなり小さい。結論として、エッチ
ング後の表面26の平坦性は、エッチング前の表面26
の平坦性とほぼ同じである。
【0028】気相エッチング剤には好ましくは、水素を
キャリアガスとした塩酸ガスを用いる。エッチングは好
ましくは、Applied Materials Inc.によるAMT760
0もしくはAMT7800の反応システムのような、エ
ピタキシャルシリコン化学蒸着システムのシリコン蒸着
室内で、大気圧下で行わる。シリコンエッチングレート
は、HClのフローレートの機能及びエッチング温度
(すなわち構造体の温度)によって制御する。より詳細
に説明すると、エッチング温度T℃およびHClフロー
レートFリッタ/分におけるシリコンエッチングレート
ERsiミクロン/分は、Medernach et al の“Characte
rization of the In Situ HCl Etch forEpitaxial Sili
con", Emmerging Semicon.Tech.,Jan.1986, pp79−9
2に記載されている以下の関係式に応じて変化する。
キャリアガスとした塩酸ガスを用いる。エッチングは好
ましくは、Applied Materials Inc.によるAMT760
0もしくはAMT7800の反応システムのような、エ
ピタキシャルシリコン化学蒸着システムのシリコン蒸着
室内で、大気圧下で行わる。シリコンエッチングレート
は、HClのフローレートの機能及びエッチング温度
(すなわち構造体の温度)によって制御する。より詳細
に説明すると、エッチング温度T℃およびHClフロー
レートFリッタ/分におけるシリコンエッチングレート
ERsiミクロン/分は、Medernach et al の“Characte
rization of the In Situ HCl Etch forEpitaxial Sili
con", Emmerging Semicon.Tech.,Jan.1986, pp79−9
2に記載されている以下の関係式に応じて変化する。
【数1】
【0029】エッチング温度及びHClフローレート
は、シリコンエッチングレートが0.01−0.30ミクロ
ン/分、好ましくは0.07−0.15ミクロン/分になる
ように調整する。この目的のために、エッチング温度を
1100−1200℃、好ましくは1150℃とする。
同様に、HClフローレートを3−5リッタ/分、好ま
しくは4リッタ/分とする。またH2 フローレートは4
0−80リッタ/分、好ましくは60リッタ/分とする。
は、シリコンエッチングレートが0.01−0.30ミクロ
ン/分、好ましくは0.07−0.15ミクロン/分になる
ように調整する。この目的のために、エッチング温度を
1100−1200℃、好ましくは1150℃とする。
同様に、HClフローレートを3−5リッタ/分、好ま
しくは4リッタ/分とする。またH2 フローレートは4
0−80リッタ/分、好ましくは60リッタ/分とする。
【0030】エッチング時間は主ボディ20から除去す
べきシリコンの厚さによって決まる。この例のように約
2ミクロンのシリコンを除去する場合、前述のエッチン
グレート範囲に対応するエッチング時間の範囲は6−2
00分、好ましくは13−20分である。
べきシリコンの厚さによって決まる。この例のように約
2ミクロンのシリコンを除去する場合、前述のエッチン
グレート範囲に対応するエッチング時間の範囲は6−2
00分、好ましくは13−20分である。
【0031】主ボディ20の厚さが3ミクロンで始まる
典型的な実施例においては、エピタキシャルシリコン蒸
着室に図2aに示す構造体を、他のこのような構造体複
数個と一緒に入れて、気相エッチングを開始する。数分
以内にエッチング温度が1150℃に上がり、水素がこ
の蒸着室に100リッタ/分のフローレートで導入され
る。この短期間の水素ベークの間に、上側表面26に沿
って自然の酸化層(図示せず)が除去される。
典型的な実施例においては、エピタキシャルシリコン蒸
着室に図2aに示す構造体を、他のこのような構造体複
数個と一緒に入れて、気相エッチングを開始する。数分
以内にエッチング温度が1150℃に上がり、水素がこ
の蒸着室に100リッタ/分のフローレートで導入され
る。この短期間の水素ベークの間に、上側表面26に沿
って自然の酸化層(図示せず)が除去される。
【0032】水素をキャリアガスとして用い、H2 のフ
ローレートを60リッタ/分まで下げて、塩酸ガスを4リ
ッタ/分のレートで蒸着室内に13分間導入する。こう
して、露出したシリコンが0.15ミクロン/分のレート
でエッチングされ、ボディ20の厚さが約1ミクロンに
減少する。HClの流入が止められた後、H2 は流入さ
せておいて温度を下げる。最終的に、H2 の流入を止め
て、すべての構造体を蒸着室から取り出す。
ローレートを60リッタ/分まで下げて、塩酸ガスを4リ
ッタ/分のレートで蒸着室内に13分間導入する。こう
して、露出したシリコンが0.15ミクロン/分のレート
でエッチングされ、ボディ20の厚さが約1ミクロンに
減少する。HClの流入が止められた後、H2 は流入さ
せておいて温度を下げる。最終的に、H2 の流入を止め
て、すべての構造体を蒸着室から取り出す。
【0033】第2番目に述べたウエハ接着工程に基づい
て製造された前述した型の直径100ミリメータの構造
体上で実験を行って、塩酸ガスを用いて約1ミクロンの
シリコンを除去した場合に達成されるエッチングの均一
性を評価した。全部のウエハ接着型構造体の、主ボディ
中の出発欠陥密度は大変低いものであった。この実験で
は、約0.10ミクロン/分のレートで10分間エッチング
を行った。エッチング温度は1150℃、HCl及びH
2 のフローレートは、上述した値であった。
て製造された前述した型の直径100ミリメータの構造
体上で実験を行って、塩酸ガスを用いて約1ミクロンの
シリコンを除去した場合に達成されるエッチングの均一
性を評価した。全部のウエハ接着型構造体の、主ボディ
中の出発欠陥密度は大変低いものであった。この実験で
は、約0.10ミクロン/分のレートで10分間エッチング
を行った。エッチング温度は1150℃、HCl及びH
2 のフローレートは、上述した値であった。
【0034】厚さの測定は、各ウエハ接着型テスト構造
体上の5つの測定点で行われた。下記の表は、2つのS
OIウエハテスト構造体を用いて行った実験結果を示す
ものであり、(a):tI は、気相エッチングの開始時
点における主ボディ20の出発厚さ、(b):tF はエ
ッチングの最終時点における主シリコン層20の最終厚
さ、及び(c):Δtはエッチングされた量である。
体上の5つの測定点で行われた。下記の表は、2つのS
OIウエハテスト構造体を用いて行った実験結果を示す
ものであり、(a):tI は、気相エッチングの開始時
点における主ボディ20の出発厚さ、(b):tF はエ
ッチングの最終時点における主シリコン層20の最終厚
さ、及び(c):Δtはエッチングされた量である。
【表1】
【0035】上述のデータにおいて、サンプルのtI に
おける平均基準誤差、すなわちエッチング前の上側表面
26の平坦性の基準誤差は、約0.22ミクロンであっ
た。サンプルの△tにおける平均基準誤差、すなわち表
面26のエッチング均一性における平均基準誤差は約0.
03ミクロンであった。これは、tI におけるサンプルの
平均誤差に比べて、極めて小さい値であり、大変薄い主
シリコン層を有するSOI構造体を処理する場合の本発
明の有用性を示すものである。また、各構造体の主シリ
コン層の最終的な欠陥密度は、大変低い値である初期値
にかなり近い。
おける平均基準誤差、すなわちエッチング前の上側表面
26の平坦性の基準誤差は、約0.22ミクロンであっ
た。サンプルの△tにおける平均基準誤差、すなわち表
面26のエッチング均一性における平均基準誤差は約0.
03ミクロンであった。これは、tI におけるサンプルの
平均誤差に比べて、極めて小さい値であり、大変薄い主
シリコン層を有するSOI構造体を処理する場合の本発
明の有用性を示すものである。また、各構造体の主シリ
コン層の最終的な欠陥密度は、大変低い値である初期値
にかなり近い。
【0036】tF の値を1ミクロンよりもかなり小さく
した場合のエッチング精度を評価するために、エッチン
グを行う前の上側表面26の平坦性が大変に高い特別な
出発SOI構造体上に、気相エッチングを実験的に行っ
た。特に、tI におけるサンプル基準誤差は、この特別
な構造体では約0.01ミクロンであった。
した場合のエッチング精度を評価するために、エッチン
グを行う前の上側表面26の平坦性が大変に高い特別な
出発SOI構造体上に、気相エッチングを実験的に行っ
た。特に、tI におけるサンプル基準誤差は、この特別
な構造体では約0.01ミクロンであった。
【0037】この特別な出発構造体を製造するにあたっ
ては、まず、直径100ミリメータの単結晶半導体ウエ
ハの一方の表面の大部分に形成されている2酸化シリコ
ン層の上に薄い多結晶シリコン(ポリシリコン)層を形
成した。次いで、種成長技術を用いて、このポリシリコ
ンを図2aの主ボディ20として作用するモノシリコン
層に変える。この時点において、ボディ20のtI はほ
ぼ2.0ミクロンであった。ポリシリコンからモノシリコ
ンへの変換プロセスがあるために、この構造体のボディ
20の出発欠陥密度は大変高いものであった。
ては、まず、直径100ミリメータの単結晶半導体ウエ
ハの一方の表面の大部分に形成されている2酸化シリコ
ン層の上に薄い多結晶シリコン(ポリシリコン)層を形
成した。次いで、種成長技術を用いて、このポリシリコ
ンを図2aの主ボディ20として作用するモノシリコン
層に変える。この時点において、ボディ20のtI はほ
ぼ2.0ミクロンであった。ポリシリコンからモノシリコ
ンへの変換プロセスがあるために、この構造体のボディ
20の出発欠陥密度は大変高いものであった。
【0038】H2 中でHClガスを使用して、0.075
ミクロン/分のエッチングレートで19分間、気相エッ
チングが行われ、特別な構造体の表面26に沿って約
1.4ミクロンのシリコンを除去した。この結果、tF
は約0.6ミクロンになった。エッチングの均一性におけ
る標準誤差は約0.30ミクロンであり、やはり非常に低
い値であった。しかしながら、この構造体の主ボディ2
0の高いシリコン欠陥密度はエッチングを行っている間
に目に見えては減少しなかった。
ミクロン/分のエッチングレートで19分間、気相エッ
チングが行われ、特別な構造体の表面26に沿って約
1.4ミクロンのシリコンを除去した。この結果、tF
は約0.6ミクロンになった。エッチングの均一性におけ
る標準誤差は約0.30ミクロンであり、やはり非常に低
い値であった。しかしながら、この構造体の主ボディ2
0の高いシリコン欠陥密度はエッチングを行っている間
に目に見えては減少しなかった。
【0039】図2bに示されているSOI構造体の典型
的な応用においては、最終シリコン層20から、酸化層
24に、既知のロコス(LOCOS)技術の一般的なM
OSバージョンによって(ウエブ的な)誘電体領域が形
成され、誘電体領域を形成する物質によって互いに横方
向に分離されたモノシリコンポケット群の境界を定めて
いる。次いでMOS型FETのソース/ドレイン領域
が、シリコンポケット内に形成される。
的な応用においては、最終シリコン層20から、酸化層
24に、既知のロコス(LOCOS)技術の一般的なM
OSバージョンによって(ウエブ的な)誘電体領域が形
成され、誘電体領域を形成する物質によって互いに横方
向に分離されたモノシリコンポケット群の境界を定めて
いる。次いでMOS型FETのソース/ドレイン領域
が、シリコンポケット内に形成される。
【0040】本発明の技術は、標準的な半導体製造用化
学製品及び装置を用いて単一の工程で、主ボディ20を
2−3ミクロンから1ミクロンより薄くすることを可能
にするものである。気相エッチングは容易に制御でき、
高いエッチング均一性を与える。本発明は、特にウエハ
の量産に好適である。
学製品及び装置を用いて単一の工程で、主ボディ20を
2−3ミクロンから1ミクロンより薄くすることを可能
にするものである。気相エッチングは容易に制御でき、
高いエッチング均一性を与える。本発明は、特にウエハ
の量産に好適である。
【0041】本発明は、特別な実施例を参照して記載さ
れているが、この明細書の記載は単に説明の目的で書か
れたものであり、請求の範囲に記載された発明の範囲を
限定するものではない。例えば、気相エッチングは1To
ll程度の低い圧力下で、低圧エピタキシャルシリコン蒸
着反応室内で行うようにしても良い。図2aに示す出発
構造体は、ボンド−ウエハ構造体以外のものからも製造
することができる。請求の範囲に記載されている本発明
の範囲及び精神から外れない限り当業者によってさまざ
まな変更、応用が可能である。
れているが、この明細書の記載は単に説明の目的で書か
れたものであり、請求の範囲に記載された発明の範囲を
限定するものではない。例えば、気相エッチングは1To
ll程度の低い圧力下で、低圧エピタキシャルシリコン蒸
着反応室内で行うようにしても良い。図2aに示す出発
構造体は、ボンド−ウエハ構造体以外のものからも製造
することができる。請求の範囲に記載されている本発明
の範囲及び精神から外れない限り当業者によってさまざ
まな変更、応用が可能である。
【図1】図1a乃至図1dは、従来技術におけるSOI
構造体の製造方法の工程を示すものであり、ここでは、
主シリコン層の厚さが2−3ミクロンである。
構造体の製造方法の工程を示すものであり、ここでは、
主シリコン層の厚さが2−3ミクロンである。
【図2】図2a乃至図2bは、本発明にかかるSOI構
造体の製造方法の工程を示すものであり、ここでは主シ
リコン層の厚さは1ミクロンあるいはそれ以下である。
造体の製造方法の工程を示すものであり、ここでは主シ
リコン層の厚さは1ミクロンあるいはそれ以下である。
10 主ウエハ 12 ベースウエハ 14、16 酸化層 18 平坦面 20 主ボディ 22 ベースウエハ 24、28 電気絶縁層 26 上側表面
Claims (10)
- 【請求項1】 ウエハ状主半導体ボディが、通常の処理
中及び半導体デバイスの製造処理中にこの主ボディを支
持するに十分な大きさ及び十分な機械的強度を有する副
構造体の電気絶縁層に隣接している出発構造体であっ
て、前記主ボディが前記絶縁層の概ね反対側にほぼ平坦
な主表面を有する出発構造体からSOI構造体を製造す
る方法において、 前記主ボディ上に、前記主表面から始まる気相エッチン
グを行って、主表面をほぼ平坦に保ったままで主ボディ
を薄肉化して、主表面を低くしてゆき、出発構造体内に
配置したエッチングストップを用いる事なく前記気相エ
ッチングを行うことを特徴とするSOI構造を製造する
製造方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の製造方法において、気
相エッチングが塩酸ガスを用いて行われることを特徴と
するSOI構造を製造する製造方法。 - 【請求項3】 請求項1に記載の製造方法において、気
相エッチングを行う前の主ボディがほぼ均一な組成を有
する事を特徴とするSOI構造を製造する製造方法。 - 【請求項4】 請求項1に記載の製造方法において、気
相エッチングを行う前の主ボディがほぼ均一な厚さを有
し、また、気相エッチング後もほぼ均一な厚さであるこ
とを特徴とするSOI構造を製造する製造方法。 - 【請求項5】 請求項4に記載の製造方法において、気
相エッチングを行う前の主ボディの厚さが少なくとも2
ミクロンであり、気相エッチング後は2ミクロンより薄
いことを特徴とするSOI構造を製造する製造方法。 - 【請求項6】 請求項1に記載の製造方法において、主
ボディが実質的に単結晶の半導体材料からなることを特
徴とするSOI構造を製造する製造方法。 - 【請求項7】 請求項6に記載の製造方法において、前
記半導体材料がシリコンであることを特徴とするSOI
構造を製造する製造方法。 - 【請求項8】 請求項7に記載の製造方法において、水
素をキャリアガスとして塩酸ガスを用いて気相エッチン
グを行うことを特徴とするSOI構造を製造する製造方
法。 - 【請求項9】 請求項8に記載の製造方法において、0.
01−0.30ミクロン/分のシリコンエッチングレ−ト
で気相エッチングを行うことを特徴とするSOI構造を
製造する製造方法。 - 【請求項10】 請求項9に記載の製造方法において、
1100−1200℃の温度で、塩酸ガスのフローレー
トが3−5リッタ/分で、水素キャリアガスのフローレ
ートが40−80リッタ/分で、前記エッチングを行う
ことを特徴とするSOI構造を製造する製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US80946591A | 1991-12-17 | 1991-12-17 | |
| US07/809465 | 1991-12-17 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05275666A true JPH05275666A (ja) | 1993-10-22 |
Family
ID=25201415
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4336188A Pending JPH05275666A (ja) | 1991-12-17 | 1992-12-16 | Soi構造体の製造方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0547677A3 (ja) |
| JP (1) | JPH05275666A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107179620A (zh) * | 2017-06-07 | 2017-09-19 | 京东方科技集团股份有限公司 | 超薄基板贴合结构及其制作方法、显示装置的制作方法 |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3378135B2 (ja) * | 1996-02-02 | 2003-02-17 | 三菱電機株式会社 | 半導体装置とその製造方法 |
| JPH10223497A (ja) * | 1997-01-31 | 1998-08-21 | Shin Etsu Handotai Co Ltd | 貼り合わせ基板の作製方法 |
| US6489241B1 (en) * | 1999-09-17 | 2002-12-03 | Applied Materials, Inc. | Apparatus and method for surface finishing a silicon film |
| DE102005058713B4 (de) * | 2005-12-08 | 2009-04-02 | Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. | Verfahren zur Reinigung des Volumens von Substraten, Substrat sowie Verwendung des Verfahrens |
| EP3234987B1 (en) * | 2014-12-19 | 2020-09-23 | GlobalWafers Co., Ltd. | Systems and methods for performing epitaxial smoothing processes on semiconductor structures |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB1066911A (en) * | 1965-01-01 | 1967-04-26 | Standard Telephones Cables Ltd | Semiconductor devices |
| US4897366A (en) * | 1989-01-18 | 1990-01-30 | Harris Corporation | Method of making silicon-on-insulator islands |
| JPH0834198B2 (ja) * | 1990-11-28 | 1996-03-29 | 信越半導体株式会社 | Soi基板における単結晶薄膜層の膜厚制御方法 |
-
1992
- 1992-12-09 EP EP92203826A patent/EP0547677A3/en not_active Withdrawn
- 1992-12-16 JP JP4336188A patent/JPH05275666A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107179620A (zh) * | 2017-06-07 | 2017-09-19 | 京东方科技集团股份有限公司 | 超薄基板贴合结构及其制作方法、显示装置的制作方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0547677A2 (en) | 1993-06-23 |
| EP0547677A3 (en) | 1996-10-16 |
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