JPH05277687A - 連続鋳造機における鋳型内湯面レベル制御装置 - Google Patents

連続鋳造機における鋳型内湯面レベル制御装置

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JPH05277687A
JPH05277687A JP7118292A JP7118292A JPH05277687A JP H05277687 A JPH05277687 A JP H05277687A JP 7118292 A JP7118292 A JP 7118292A JP 7118292 A JP7118292 A JP 7118292A JP H05277687 A JPH05277687 A JP H05277687A
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Masakazu Itashiki
政和 板敷
Takashi Iwanaga
隆史 岩永
Kazuhiro Furukawa
和寛 古川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、連続鋳造機における鋳型内の湯面レ
ベルを目標湯面レベルに高精度で保持・制御するための
装置に関し、ノイズ信号や断線等によるレベル計の異常
に伴う湯面レベル変動を抑制できるようにして、操業上
の安全性を確保することを目的とする。 【構成】そこで、レベル計65によって検出された湯面
レベルの変動を監視しその変動が異常である場合にはレ
ベル計65の出力にノイズ信号が重畳したものと判定す
るノイズ判定部1をそなえ、このノイズ判定部1により
ノイズ信号有と判定された場合には、制御手段67に入
力されるレベル計65の検出結果として目標湯面レベル
SVを入力し、油圧シリンダ61が実質上動作しない状
態に保持することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続鋳造機における鋳
型内の湯面レベルを目標湯面レベルに高精度で保持・制
御するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、連続鋳造機における鋳型内の
湯面レベルを目標湯面レベルに保持させるようにした鋳
型内湯面レベル制御装置としては、例えば、図7に示す
ようなものが知られている。
【0003】図7は従来の鋳型内湯面レベル制御装置を
そなえた連続鋳造機を示す構成図であり、この図7にお
いて、51は溶鋼鍋で、この溶鋼鍋51の下方に設置さ
れたタンディッシュ52の下面には、このタンディッシ
ュ52の溶鋼流出孔52cと同口径の貫通孔53aを有
するボトムプレート53が固着されている。このプレー
ト53の下方の所定間隔を隔てた位置には、溶鋼流出孔
52cと同口径の貫通孔54aを有するシールプレート
54が配設され、さらに、両プレート53,54の間
に、タンディッシュ52の溶鋼流出孔52cと同口径の
貫通孔55aが設けられたスライドバルブ55が介装さ
れている。
【0004】スライドバルブ55は、タンディッシュ5
2から鋳型56内に注入されて鋳片57となる溶鋼量を
調節するためのもので、後述する鋳型内湯面レベル制御
装置によって鋳型56内の湯面レベルを目標湯面レベル
に保持させるように、その貫通孔55aの位置を他のプ
レート53,54の貫通孔53a,54aに対してスラ
イド駆動することにより、その貫通孔55aの開度を修
正・調節されるものである。
【0005】そして、従来の鋳型内湯面レベル制御装置
の構成を説明すると、タンディッシュ52の側面には上
ブラケット52aが固着され、この上ブラケット52a
に油圧シリンダ(アクチュエータ)61が揺動可能に取り
付けられている。また、上ブラケット52aよりも下方
のタンディッシュ52の側面には下ブラケット52bが
固着され、この下ブラケット52bにリンク62が揺動
自在に取り付けられ、このリンク62の一端側に、油圧
シリンダ61のピストンロッド61aの先端部がピン連
結されている。さらに、リンク62の他端側は、連結ロ
ッド63を介してスライドバルブ55に連結されてい
る。
【0006】また、64は油圧シリンダ61のピストン
ロッド61aの位置(変位)を検出するための差動トラン
スであり、その本体が図示しない支持部材により油圧シ
リンダ61等固定されるとともに、その棒状コアがピス
トンロッド61aと共に移動され、ピストンロッド61
aの位置に応じて電圧信号を出力するようになってい
る。
【0007】さらに、65は鋳型56内の湯面レベルを
検出するための渦電流式,電極追従式等からなるレベル
計、65aはレベル計65のアンプ、66は目標湯面レ
ベルを設定するための目標湯面レベル設定器、67はア
ンプ65aを介したレベル計65の出力と目標湯面レベ
ル設定器66の出力とを入力としこれらの偏差をPID
演算回路等によって演算し両出力の差に応じた値を出力
するバルブ開度指令部(制御手段)、68は通常の方向制
御弁,サーボアンプ等から構成されるシリンダ制御部で
あって、このシリンダ制御部68は、バルブ開度指令部
67の出力と位置決め制御のために用いられる差動トラ
ンス64の出力とを入力とし、バルブ開度指令部67の
出力に応じて鋳型56内の湯面レベルを目標湯面レベル
に保持させるように油圧シリンダ61の作動を制御する
ためのものである。
【0008】次に、上述のごとく構成された従来の鋳型
内湯面レベル制御装置の動作を説明すると、スライドバ
ルブ55を通して鋳型56内に注入される溶鋼量と鋳片
57の引き抜き量とにアンバランスが生じ、レベル計6
5の出力と目標湯面レベル設定器66の出力とに偏差を
生じると、バルブ開度指令部67からこの両出力の差に
応じた出力がシリンダ制御部68に与えられる。
【0009】シリンダ制御部68はこれに応じて油圧シ
リンダ61を作動させる。例えば、鋳型56内の湯面レ
ベルが目標湯面レベルよりも高い場合は、油圧シリンダ
61のピストンロッド61aを伸ばして、リンク62お
よび連結ロッド63を介してスライドバルブ55を摺動
させその開度を小さくし、鋳型56内に注入される溶鋼
量を減少させるように調節している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図7中には
図示しないが、タンディッシュ52や鋳型56の近傍に
は、タンディッシュ52内の溶鋼を加熱するための誘導
加熱装置等が設置されており、これらの装置と併用し
て、上述した従来の鋳型内湯面レベル制御装置によるレ
ベル制御を行なう場合、誘導加熱装置等による突発的な
ノイズ信号のためにレベル計65の指示が瞬間的に0%
または100%に変化して、アクチュエータ(油圧シリ
ンダ61)が動作し、正常な制御が不可能になることが
あった。
【0011】また、レベル計65に断線等の異常が発生
した場合にも、レベル計65の指示が0%または100
%に変化して、オペレータがその異常を認識するまでの
間、アクチュエータが動作して鋳型56内の湯面レベル
変動が大きくなるおそれがあった。
【0012】本発明は、このような課題を解決しようと
するもので、ノイズ信号や断線等によるレベル計の異常
に伴う湯面レベル変動を抑制できるようにして、操業上
の安全性を確保した連続鋳造機における鋳型内湯面レベ
ル制御装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の連続鋳造機における鋳型内湯面レベル制御
装置(請求項1)は、タンディッシュから鋳型内に注入す
る溶鋼量を調節するアクチュエータと、前記鋳型内の湯
面レベルを検出するレベル計と、該レベル計の検出結果
と目標湯面レベルとの偏差を演算し該偏差に応じた値を
出力して前記アクチュエータを制御する制御手段とをそ
なえ、前記制御手段の出力に応じて前記アクチュエータ
を作動させることにより前記鋳型内の湯面レベルを前記
目標湯面レベルに保持・制御するものにおいて、前記レ
ベル計によって検出された湯面レベルの変動を監視しそ
の変動が異常である場合には前記レベル計の出力にノイ
ズ信号が重畳したものと判定するノイズ判定部をそな
え、このノイズ判定部によりノイズ信号有と判定された
場合には、前記制御手段に入力される前記レベル計の検
出結果として前記目標湯面レベルを入力し、前記アクチ
ュエータが動作しない状態に保持することを特徴として
いる。
【0014】また、請求項2の装置は、請求項1と同様
のものにおいて、前記制御手段の出力に基づき前記鋳型
内の湯面レベルを推定演算する推定手段と、前記レベル
計によって検出された湯面レベルの変動を監視しその変
動が異常である場合には前記レベル計の出力にノイズ信
号が重畳したものと判定するノイズ判定部とをそなえ、
このノイズ判定部によりノイズ信号有と判定された場合
には、前記制御手段に入力される前記レベル計の検出結
果として、前記推定手段からの推定湯面レベルを入力す
ることを特徴としている。
【0015】
【作用】上述した本発明の連続鋳造機における鋳型内湯
面レベル制御装置(請求項1)では、レベル計の出力に、
ノイズ信号や断線等によって異常が生じ、急激な変化を
生じると、その変動に基づいて、ノイズ判定部により異
常つまりノイズ信号有と判定され、その結果、制御手段
へのレベル計の検出結果として目標湯面レベルが入力さ
れることになる。従って、制御手段で演算されるレベル
偏差は0となり、アクチュエータは実質上作動しない状
態に保持され、レベル計の指示異常に伴う湯面レベル変
動が抑制される。
【0016】また、請求項2の装置では、請求項1の装
置と同様にしてノイズ判定部によりノイズ信号有と判定
された場合、制御手段へのレベル計の検出結果として、
推定手段からの推定湯面レベルを入力することにより、
レベル計の指示異常に伴う湯面レベル変動を抑制しなが
ら、プロセスの動特性や鋳造速度の変化等の外乱の影響
を軽減し、ある程度の精度で湯面レベル制御を続行する
ことができる。
【0017】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例について説
明すると、図1〜図3は本発明の第1実施例としての連
続鋳造機における鋳型内湯面レベル制御装置(請求項1
に対応するもの)を示すもので、図1はその制御ブロッ
ク図、図2はその動作を説明するためのフローチャー
ト、図3はその動作を説明するためのタイミングチャー
トである。なお、本実施例の鋳型内湯面レベル制御装置
を適用される連続鋳造機は、図7に示したものと全く同
様であり、以下の本実施例の説明では、図7により前述
した符号を併用する。
【0018】図1において、56はタンディッシュ52
(図7参照)から溶鋼を注入される鋳型、61はタンディ
ッシュ52から鋳型内に注入する溶鋼量を調節すべくタ
ンディッシュ52の底部に設けられたスライドバルブ5
5(図7参照)を駆動する油圧シリンダ(アクチュエー
タ)、65は鋳型56内の湯面レベルを検出するための
渦電流式,電極追従式等からなるレベル計、67はレベ
ル計65の出力PVと目標湯面レベル設定値SVとの偏
差Erを減算器67aにより演算しその偏差Erに応じ
た値をPID演算器67bにより演算しバルブ開度指令
値MVとして出力するバルブ開度指令部(制御手段)であ
る。以上の構成は図7に示した従来のものと全く同様で
あり、バルブ開度指令部67の出力であるバルブ開度指
令値MVに応じて、油圧シリンダ61を作動させること
により鋳型56内の湯面レベルが目標湯面レベルSVに
保持・制御されるようになっている。
【0019】ところで、本実施例では、図1に示すよう
に、レベル計65による検出結果PVをバルブ開度指令
部67へフィードバックする部分、つまり、レベル計6
5とバルブ開度指令部67との間に、ノイズ判定部1が
そなえられている。このノイズ判定部1は、レベル計6
5によって検出された湯面レベルPVの変動を、そのP
V値の傾き(差分)として演算・監視し、その傾きが所定
範囲(例えば本実施例では−k未満)である場合には、レ
ベル計65の出力にノイズ信号が重畳したものと判定す
るものである。
【0020】さらに、このノイズ判定部1は、ノイズ信
号有と判定した場合には、バルブ開度指令部67への出
力PV′として目標湯面レベルSVを、タイマにより所
定期間T0だけ出力するものである。なお、ノイズ判定
部1は、ノイズ信号無と判定した場合には、レベル計6
5からの検出結果PVをそのまま出力PV′としてバル
ブ開度指令部67へ出力する。
【0021】上述のごとく構成された第1実施例の鋳型
内湯面レベル制御装置の動作を、図2,図3により説明
する。本実施例のノイズ判定部1においては、10msec
の周期で、レベル計65からの検出湯面レベルPVの傾
き(差分)が演算され、その傾きが所定値−k未満である
か否かが判定される(ステップA1)。傾きが−k未満で
ある場合には、レベル計65の出力にノイズ信号が重畳
した即ちノイズ信号有と判断して、ノイズ有のフラグを
設定する(ステップA2)。
【0022】一方、傾きが−k以上である場合には、タ
イマが所定期間T0以上カウントしたか否か、もしく
は、レベル計65からの検出結果PVと目標湯面レベル
SVとの偏差|PV−SV|が所定値E以下(つまりノ
イズ信号が無くなったことを意味する)になったか否か
を判定し(ステップA3)、いずれかの条件を満たしたと
判定された場合には、ノイズ無のフラグを設定し(ステ
ップA4)、いずれの条件も満たさないと判定された場
合にはステップA5へ移行する。
【0023】そして、ステップA5において、ノイズ有
のフラグが設定されているか否かを判定し、設定されて
いる場合には、タイマをカウントアップし、ノイズ判定
部1の出力PV′を目標湯面レベルSVに一致させる
(ステップA6)。これに対して、ステップA5において
ノイズ有のフラグが設定されていないと判定された場合
には、タイマをリセット(カウント値を0)するととも
に、ノイズ判定部1の出力PV′をレベル計65からの
検出結果PVとする(ステップA7)。
【0024】このようにして、例えば図3の上段に示す
ように、レベル計65の出力に、ノイズ信号や断線等に
よって異常が生じ急激な変化を生じると、その変動に応
じてノイズ判定部1により異常つまりノイズ信号有と判
定され、ノイズ信号が無くなるまで、もしくは、タイマ
が所定期間T0をカウントアップするまでの間、図3の
下段に示すように、バルブ開度指令部67の検出湯面レ
ベルとして目標湯面レベルSVが入力されることにな
る。
【0025】これにより、バルブ開度指令部67の減算
器67aにより演算されるレベル偏差は、その間、常に
0となり、油圧シリンダ61は実質上作動しない状態に
保持され、レベル計65の指示異常に伴う湯面レベル変
動が抑制され、操業上の安全性を確保できるのである。
【0026】次に、図4〜図6により本発明の第2実施
例としての連続鋳造機における鋳型内湯面レベル制御装
置(請求項2に対応するもの)を示すもので、図4はその
制御ブロック図、図5はその動作を説明するためのフロ
ーチャート、図6はその動作を説明するためのタイミン
グチャートである。なお、本実施例の鋳型内湯面レベル
制御装置を適用される連続鋳造機も、図7に示したもの
と全く同様であり、既述の符号と同一の符号は同一部分
を示しているので、その説明は省略する。
【0027】図4に示すように、第2実施例では、流量
係数Kn,鋳型断面積A,鋳造速度Vcを用いて、バルブ
開度指令部67の出力MVによる鋳型56内の湯面レベ
ル変動分ΔPVを推定演算する湯面レベル推定回路(推
定手段)2がそなえられている。なお、湯面レベル推定
回路2による推定値ΔPVの精度を向上させるため(プ
ロセスの動特性の変化の影響を軽減させるため)、ノイ
ズ発生前に、実際にレベル計65にて検出された湯面レ
ベルPVと比較し、油圧シリンダ(アクチュエータ)の時
定数Tおよび流量係数Knの同定を行なっておく。
【0028】また、本実施例のノイズ判定部1Aは、第
1実施例のノイズ判定部1と同様に、レベル計65によ
って検出された湯面レベルPVの変動を、そのPV値の
傾き(差分)として演算・監視し、その傾きが所定範囲
(例えば−k未満)である場合には、レベル計65の出力
にノイズ信号が重畳したものと判定するものであるが、
この第2実施例では、ノイズ信号有と判定した場合に
は、ノイズ発生直前のレベル計65の検出結果PV0
保持して出力し続けるとともに、スイッチ3を閉(オン)
状態として、湯面レベル推定回路2からの湯面レベル変
動分ΔPVとPV0とを加算器3により加算し、バルブ
開度指令部67への出力PV′としてPV0+ΔPV
を、タイマにより所定期間T0だけ出力するものであ
る。なお、ノイズ判定部1Aは、ノイズ信号無と判定し
た場合には、スイッチ3を開(オフ)状態として、レベル
計65からの検出結果PVをそのまま出力PV′として
バルブ開度指令部67へ出力する。
【0029】上述のごとく構成された第2実施例の鋳型
内湯面レベル制御装置の動作を、図5,図6により説明
する。本実施例のノイズ判定部1Aの動作は、図5のス
テップA1〜A5にて示すように、前述した第1実施例
の図2のステップA1〜A5と全く同様であり、この第
2実施例では、第1実施例のステップA6,A7に代わ
って、図5のステップA8,A9が実行される。
【0030】つまり、ステップA5において、ノイズ有
のフラグが設定されているか否かを判定し、設定されて
いる場合には、タイマをカウントアップ(インクリメン
ト)し、バルブ開度指令部67への出力PV′を、ノイ
ズ発生直前の湯面レベルPV0に、湯面レベル推定回路
2からの推定湯面レベル変動分ΔPVを加算したものと
して、バルブ開度指令部67による湯面レベル制御を続
行する(ステップA8)。これに対して、ステップA5に
おいてノイズ有のフラグが設定されていないと判定され
た場合には、タイマをリセット(カウント値を0)すると
ともに、バルブ開度指令部67への出力PV′を、レベ
ル計65からの検出結果PVとする(ステップA7)。
【0031】このようにして、例えば図6の上段に示す
ように、レベル計65の出力に、ノイズ信号や断線等に
よって異常が生じ急激な変化を生じると、その変動に応
じてノイズ判定部1により異常つまりノイズ信号有と判
定され、ノイズ信号が無くなるまで、もしくは、タイマ
が所定期間T0をカウントアップ(インクリメント)する
までの間、図6の下段に示すように、バルブ開度指令部
67の検出湯面レベルとして、推定湯面レベルPV0
ΔPVが入力されることになる。これにより、レベル計
65の指示異常に伴う湯面レベル変動を抑制して操業上
の安全性を確保しながら、プロセスの動特性や鋳造速度
の変化の影響を軽減し、ある程度の精度で湯面レベル制
御を続行することができる。
【0032】なお、上述した第1および第2実施例のい
ずれの装置においても、ノイズ判定部1,1Aによりノ
イズ信号有と判断した場合、外部へ警報を発生するよう
に構成してもよい。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の連続鋳造
機における鋳型内湯面レベル制御装置(請求項1)によれ
ば、レベル計の出力にノイズ信号が重畳し異常を生じた
と判定した場合には、制御手段へのレベル計の検出結果
として目標湯面レベルを与えることにより、制御手段で
演算されるレベル偏差を0とし、アクチュエータを実質
上作動しない状態に保持して、レベル計の指示異常に伴
う湯面レベル変動を抑制し、操業上の安全性を確保でき
る効果がある。
【0034】また、請求項2の装置によれば、レベル計
の出力にノイズ信号が重畳し異常を生じたと判定した場
合には、推定手段からの推定湯面レベルを制御手段へ与
えることにより、レベル計の指示異常に伴う湯面レベル
変動を抑制して操業上の安全性を確保しながら、プロセ
スの動特性や鋳造速度の変化の影響を軽減し、ある程度
の精度で湯面レベル制御を続行できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例としての連続鋳造機におけ
る鋳型内湯面レベル制御装置を示す制御ブロック図であ
る。
【図2】第1実施例の装置の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図3】第1実施例の装置の動作を説明するためのタイ
ミングチャートである。
【図4】本発明の第2実施例としての連続鋳造機におけ
る鋳型内湯面レベル制御装置を示す制御ブロック図であ
る。
【図5】第2実施例の装置の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図6】第2実施例の装置の動作を説明するためのタイ
ミングチャートである。
【図7】従来の鋳型内湯面レベル制御装置をそなえた連
続鋳造機を示す構成図である。
【符号の説明】
1,1A ノイズ判定部 2 湯面レベル推定回路(推定手段) 3 スイッチ 4 加算器 56 鋳型 61 油圧シリンダ(アクチュエータ) 65 レベル計 67 バルブ開度指令部(制御手段) 67a 減算器 67b PID演算器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タンディッシュから鋳型内に注入する溶
    鋼量を調節するアクチュエータと、前記鋳型内の湯面レ
    ベルを検出するレベル計と、該レベル計の検出結果と目
    標湯面レベルとの偏差を演算し該偏差に応じた値を出力
    して前記アクチュエータを制御する制御手段とをそな
    え、前記制御手段の出力に応じて前記アクチュエータを
    作動させることにより前記鋳型内の湯面レベルを前記目
    標湯面レベルに保持・制御する連続鋳造機における鋳型
    内湯面レベル制御装置において、 前記レベル計によって検出された湯面レベルの変動を監
    視し、その変動が異常である場合には、前記レベル計の
    出力にノイズ信号が重畳したものと判定するノイズ判定
    部がそなえられ、 前記ノイズ判定部によりノイズ信号有と判定された場合
    には、前記制御手段に入力される前記レベル計の検出結
    果として前記目標湯面レベルを入力し、前記アクチュエ
    ータが動作しない状態に保持することを特徴とする連続
    鋳造機における鋳型内湯面レベル制御装置。
  2. 【請求項2】 タンディッシュから鋳型内に注入する溶
    鋼量を調節するアクチュエータと、前記鋳型内の湯面レ
    ベルを検出するレベル計と、該レベル計の検出結果と目
    標湯面レベルとの偏差を演算し該偏差に応じた値を出力
    して前記アクチュエータを制御する制御手段とをそな
    え、前記制御手段の出力に応じて前記アクチュエータを
    作動させることにより前記鋳型内の湯面レベルを前記目
    標湯面レベルに保持・制御する連続鋳造機における鋳型
    内湯面レベル制御装置において、 前記制御手段の出力に基づいて、前記鋳型内の湯面レベ
    ルを推定演算する推定手段と、 前記レベル計によって検出された湯面レベルの変動を監
    視し、その変動が異常である場合には、前記レベル計の
    出力にノイズ信号が重畳したものと判定するノイズ判定
    部とがそなえられ、 前記ノイズ判定部によりノイズ信号有と判定された場合
    には、前記制御手段に入力される前記レベル計の検出結
    果として、前記推定手段からの推定湯面レベルを入力す
    ることを特徴とする連続鋳造機における鋳型内湯面レベ
    ル制御装置。
JP7118292A 1992-03-27 1992-03-27 連続鋳造機における鋳型内湯面レベル制御装置 Withdrawn JPH05277687A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117300112A (zh) * 2023-08-23 2023-12-29 大冶市宏泰铝业有限责任公司 一种熔铸铝棒制造安全监控装置

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CN117300112A (zh) * 2023-08-23 2023-12-29 大冶市宏泰铝业有限责任公司 一种熔铸铝棒制造安全监控装置
CN117300112B (zh) * 2023-08-23 2024-04-05 大冶市宏泰铝业有限责任公司 一种熔铸铝棒制造安全监控装置

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