JPH05278056A - ポリテトラフルオロエチレン予備成形体製造用金型およびポリテトラフルオロエチレン予備成形体の製造方法 - Google Patents
ポリテトラフルオロエチレン予備成形体製造用金型およびポリテトラフルオロエチレン予備成形体の製造方法Info
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- JPH05278056A JPH05278056A JP7748692A JP7748692A JPH05278056A JP H05278056 A JPH05278056 A JP H05278056A JP 7748692 A JP7748692 A JP 7748692A JP 7748692 A JP7748692 A JP 7748692A JP H05278056 A JPH05278056 A JP H05278056A
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Landscapes
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 PTFEと成形助剤とを含んでなるPTFE
ペースト組成物を圧縮成形して、ペースト押出法により
PTFEの成形体を製造する際に用いられるPTFE予
備成形体を製造する金型であって、該金型の上型1およ
び底型2の少なくとも一方の成形面が多孔質体3、4に
より被覆されていることを特徴とするPTFE予備成形
体製造用金型。PTFE予備成形体を圧縮成形する金型
の上型および底型の少なくとも一方の成形面とPTFE
ペースト組成物の間に多孔質体を介在させた状態で、P
TFEペースト組成物を圧縮成形することを特徴とする
PTFE予備成形体の製造方法。 【効果】 成形体製造の1サイクルの大容量化が可能と
なり、均質な長尺テープ、長尺チューブなどを得ること
ができる。材料の歩留りの向上をはかることができる。
テープを製造する場合は、スリット加工時の工程が削減
できる。
ペースト組成物を圧縮成形して、ペースト押出法により
PTFEの成形体を製造する際に用いられるPTFE予
備成形体を製造する金型であって、該金型の上型1およ
び底型2の少なくとも一方の成形面が多孔質体3、4に
より被覆されていることを特徴とするPTFE予備成形
体製造用金型。PTFE予備成形体を圧縮成形する金型
の上型および底型の少なくとも一方の成形面とPTFE
ペースト組成物の間に多孔質体を介在させた状態で、P
TFEペースト組成物を圧縮成形することを特徴とする
PTFE予備成形体の製造方法。 【効果】 成形体製造の1サイクルの大容量化が可能と
なり、均質な長尺テープ、長尺チューブなどを得ること
ができる。材料の歩留りの向上をはかることができる。
テープを製造する場合は、スリット加工時の工程が削減
できる。
Description
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、ポリテトラフルオロエチ
レン予備成形体製造用金型およびポリテトラフルオロエ
チレン予備成形体の製造方法に関する。さらに詳しく
は、ポリテトラフルオロエチレンの成形体をペースト押
出法により製造する際に用いるポリテトラフルオロエチ
レン予備成形体の製造用金型に関するとともに、均質な
ポリテトラフルオロエチレン予備成形体を製造しうるよ
うなポリテトラフルオロエチレン予備成形体の製造方法
に関するものである。
レン予備成形体製造用金型およびポリテトラフルオロエ
チレン予備成形体の製造方法に関する。さらに詳しく
は、ポリテトラフルオロエチレンの成形体をペースト押
出法により製造する際に用いるポリテトラフルオロエチ
レン予備成形体の製造用金型に関するとともに、均質な
ポリテトラフルオロエチレン予備成形体を製造しうるよ
うなポリテトラフルオロエチレン予備成形体の製造方法
に関するものである。
【0002】
【発明の技術的背景】ポリテトラフルオロエチレン(以
下「PTFE」と略記することがある。)は、優れた耐
薬品性、耐熱性、機械的特性を有するため、種々の分野
で用いられている。このPTFEは、融点(327℃)
以上の380℃においても、その溶融粘度が約1011ポ
アズと高いため、溶融成形により成形することができな
い。このためPTFEからなるテープあるいはフィルム
は、ペースト押出法により丸棒状またはシート状の予備
成形体を形成し、これをさらにロールなどで圧延してフ
ィルムとする。
下「PTFE」と略記することがある。)は、優れた耐
薬品性、耐熱性、機械的特性を有するため、種々の分野
で用いられている。このPTFEは、融点(327℃)
以上の380℃においても、その溶融粘度が約1011ポ
アズと高いため、溶融成形により成形することができな
い。このためPTFEからなるテープあるいはフィルム
は、ペースト押出法により丸棒状またはシート状の予備
成形体を形成し、これをさらにロールなどで圧延してフ
ィルムとする。
【0003】すなわちPTFEテープなどは、乳化重合
によって製造された未焼成のPTFE粉末(PTFEフ
ァインパウダー)に室温付近での流動性を与えるため
に、PTFE粉末に対し通常ソルベントナフサ、白灯油
あるいはトルオールなどの押出助剤を配合しPTFEペ
ースト組成物とし、これを金型により圧縮成形して円筒
状に予備成形して、得られたPTFE予備成形体を押出
機のシリンダーに入れ、ラムにより加圧してダイから押
出すことからなるペースト押出法によって製造される。
によって製造された未焼成のPTFE粉末(PTFEフ
ァインパウダー)に室温付近での流動性を与えるため
に、PTFE粉末に対し通常ソルベントナフサ、白灯油
あるいはトルオールなどの押出助剤を配合しPTFEペ
ースト組成物とし、これを金型により圧縮成形して円筒
状に予備成形して、得られたPTFE予備成形体を押出
機のシリンダーに入れ、ラムにより加圧してダイから押
出すことからなるペースト押出法によって製造される。
【0004】このようなペースト押出法で用いられるP
TFE予備成形体は、その成形時に金型と接触する面で
は大きな圧力を受けるが、内部では大きな圧力を受けな
い。このため大きな圧力を受けた部分では押出助剤が散
逸することがあり、PTFE予備成形体製造用金型の上
型および底型に接する面近傍では、PTFE予備成形体
の押出助剤の含有率が、PTFE予備成形体内部の押出
助剤の含有率より低くなり、PTFE予備成形体全体に
わたり押出助剤の含有率がほぼ均一である均質なPTF
E予備成形体を得ることは困難であった。
TFE予備成形体は、その成形時に金型と接触する面で
は大きな圧力を受けるが、内部では大きな圧力を受けな
い。このため大きな圧力を受けた部分では押出助剤が散
逸することがあり、PTFE予備成形体製造用金型の上
型および底型に接する面近傍では、PTFE予備成形体
の押出助剤の含有率が、PTFE予備成形体内部の押出
助剤の含有率より低くなり、PTFE予備成形体全体に
わたり押出助剤の含有率がほぼ均一である均質なPTF
E予備成形体を得ることは困難であった。
【0005】このような押出助剤の含有率が低い部分を
有するPTFE予備成形体を順次押出してテープなどの
成形体を連続的に製造しようとすると、圧延工程におい
て、PTFE予備成形体の上下端面(PTFE予備成形
体製造時に金型の上型および底型と接触した部分)に相
当する部分から得られる成形品には寸法変化が生じるな
どの問題点があり、歩留りが低下していた。そこで従来
では、PTFE予備成形体の上下端面を均一に削り取っ
たり、上下端面を削り粗面に加工してこれを押出成形し
ていた。しかしこのような方法は、PTFE予備成形体
を削り取るためPTFEに無駄が生じ、また、端面粗面
化加工時に発生するPTFE予備成形体の微粉破片の混
入により、PTFE予備成形体の端面に相当する部分か
ら得られる成形品の寸法変化や物性の不均一化を充分に
防止することができず、しかも作業工程が複雑になるな
どの問題があった。
有するPTFE予備成形体を順次押出してテープなどの
成形体を連続的に製造しようとすると、圧延工程におい
て、PTFE予備成形体の上下端面(PTFE予備成形
体製造時に金型の上型および底型と接触した部分)に相
当する部分から得られる成形品には寸法変化が生じるな
どの問題点があり、歩留りが低下していた。そこで従来
では、PTFE予備成形体の上下端面を均一に削り取っ
たり、上下端面を削り粗面に加工してこれを押出成形し
ていた。しかしこのような方法は、PTFE予備成形体
を削り取るためPTFEに無駄が生じ、また、端面粗面
化加工時に発生するPTFE予備成形体の微粉破片の混
入により、PTFE予備成形体の端面に相当する部分か
ら得られる成形品の寸法変化や物性の不均一化を充分に
防止することができず、しかも作業工程が複雑になるな
どの問題があった。
【0006】一方、製品の歩留りを向上させるために、
PTFE予備成形体を大きくする方法も提案されてい
る。しかし、リダクションレイショ(押出シリンダと押
出物の断面積比)などの押出成形時の成形条件に制約が
あり、また、PTFE予備成形体を大きくすると圧縮成
形時の成形圧の伝達が均一に行われなくなるため、PT
FE予備成形体全体にわたり押出助剤の含有率がほぼ均
一である均質なPTFE予備成形体を製造することが困
難になってしまう。このため予備成形体を大きくするこ
とには、限界があった。
PTFE予備成形体を大きくする方法も提案されてい
る。しかし、リダクションレイショ(押出シリンダと押
出物の断面積比)などの押出成形時の成形条件に制約が
あり、また、PTFE予備成形体を大きくすると圧縮成
形時の成形圧の伝達が均一に行われなくなるため、PT
FE予備成形体全体にわたり押出助剤の含有率がほぼ均
一である均質なPTFE予備成形体を製造することが困
難になってしまう。このため予備成形体を大きくするこ
とには、限界があった。
【0007】
【発明の目的】本発明は、上記のような従来技術に鑑み
てなされたものであって、多数本のPTFE予備成形体
を順次押出して、連続した長尺のPTFE成形体をペー
スト押出法により製造する際に、PTFE予備成形体の
上下端面に相当する部分で発生する製品の物性の変化お
よび形状の不均一化を防止し、成形体製造の1サイクル
の大容量化が可能であるPTFE予備成形体を製造しう
るような金型を提供することを目的とするとともに、こ
のようなPTFE予備成形体の製造方法を提供すること
を目的としている。
てなされたものであって、多数本のPTFE予備成形体
を順次押出して、連続した長尺のPTFE成形体をペー
スト押出法により製造する際に、PTFE予備成形体の
上下端面に相当する部分で発生する製品の物性の変化お
よび形状の不均一化を防止し、成形体製造の1サイクル
の大容量化が可能であるPTFE予備成形体を製造しう
るような金型を提供することを目的とするとともに、こ
のようなPTFE予備成形体の製造方法を提供すること
を目的としている。
【0008】
【発明の概要】本発明のPTFE予備成形体製造用金型
は、PTFEと成形助剤とを含んでなるPTFEペース
ト組成物を圧縮成形して、ペースト押出法によりPTF
Eの成形体を製造する際に用いられるPTFE予備成形
体を製造する金型であって、該金型の上型および底型の
少なくとも一方の成形面が多孔質体により被覆されてい
ることを特徴としている。
は、PTFEと成形助剤とを含んでなるPTFEペース
ト組成物を圧縮成形して、ペースト押出法によりPTF
Eの成形体を製造する際に用いられるPTFE予備成形
体を製造する金型であって、該金型の上型および底型の
少なくとも一方の成形面が多孔質体により被覆されてい
ることを特徴としている。
【0009】本発明のPTFE予備成形体の製造方法
は、PTFEと成形助剤とを含んでなるPTFEペース
ト組成物を圧縮成形して、ペースト押出法によりPTF
Eの成形体を製造する際に用いられるPTFE予備成形
体を製造するに際して、PTFE予備成形体を圧縮成形
する金型の上型および底型の少なくとも一方の成形面と
PTFEペースト組成物の間に多孔質体を介在させた状
態で、PTFEペースト組成物を圧縮成形することを特
徴としている。
は、PTFEと成形助剤とを含んでなるPTFEペース
ト組成物を圧縮成形して、ペースト押出法によりPTF
Eの成形体を製造する際に用いられるPTFE予備成形
体を製造するに際して、PTFE予備成形体を圧縮成形
する金型の上型および底型の少なくとも一方の成形面と
PTFEペースト組成物の間に多孔質体を介在させた状
態で、PTFEペースト組成物を圧縮成形することを特
徴としている。
【0010】
【発明の具体的説明】以下、本発明のポリテトラフルオ
ロエチレン予備成形体製造用金型およびポリテトラフル
オロエチレン予備成形体の製造方法について具体的に説
明する。
ロエチレン予備成形体製造用金型およびポリテトラフル
オロエチレン予備成形体の製造方法について具体的に説
明する。
【0011】まず、本発明に係るPTFE予備成形体製
造用金型を図面を参照しながら説明する。図1は、本発
明に係るPTFE予備成形体製造用金型の一実施例を示
す概略断面図である。図1に示すようにPTFE予備成
形体製造用金型は、円筒状の側部金型7と、上型1と、
底型2とを具備し、上型1において圧縮成形時にPTF
Eペースト組成物と接する面である成形面5は多孔質体
3により被覆され、底型2において圧縮成形時にPTF
Eペースト組成物と接する面である成形面6は多孔質体
4により被覆されている。図1では、上型1および底型
2は、それぞれ多孔質体3および4により被覆されてい
るが、本発明では上型1および底型2のいずれか一方が
多孔質体により被覆されていればよい。
造用金型を図面を参照しながら説明する。図1は、本発
明に係るPTFE予備成形体製造用金型の一実施例を示
す概略断面図である。図1に示すようにPTFE予備成
形体製造用金型は、円筒状の側部金型7と、上型1と、
底型2とを具備し、上型1において圧縮成形時にPTF
Eペースト組成物と接する面である成形面5は多孔質体
3により被覆され、底型2において圧縮成形時にPTF
Eペースト組成物と接する面である成形面6は多孔質体
4により被覆されている。図1では、上型1および底型
2は、それぞれ多孔質体3および4により被覆されてい
るが、本発明では上型1および底型2のいずれか一方が
多孔質体により被覆されていればよい。
【0012】本発明のPTFE予備成形体製造用金型で
用いられる多孔質体3および4としては、孔径20〜1
00μm程度の連続した孔を有し、かつ多孔質体全体に
わたり均一な空隙を有するものであって、気孔率が5%
以上、好ましくは10%以上、さらに好ましくは15〜
40%であるような多孔質体望ましい。具体的には、密
度が好ましくは1.4〜1.8g/cm3 であるような多
孔質PTFE、密度が好ましくは3.0〜5.0g/cm
3 であるような多孔質セラミックなどが挙げられる。
用いられる多孔質体3および4としては、孔径20〜1
00μm程度の連続した孔を有し、かつ多孔質体全体に
わたり均一な空隙を有するものであって、気孔率が5%
以上、好ましくは10%以上、さらに好ましくは15〜
40%であるような多孔質体望ましい。具体的には、密
度が好ましくは1.4〜1.8g/cm3 であるような多
孔質PTFE、密度が好ましくは3.0〜5.0g/cm
3 であるような多孔質セラミックなどが挙げられる。
【0013】このような多孔質体3および4は、それぞ
れ成形面5および6全体を覆うように設けられる。多孔
質体3および4は、それぞれ成形面5および6に接着剤
などにより固着されていることが好ましい。
れ成形面5および6全体を覆うように設けられる。多孔
質体3および4は、それぞれ成形面5および6に接着剤
などにより固着されていることが好ましい。
【0014】また、多孔質体3および4は、それぞれ異
なった素材のものを用いることができるが、多孔質体3
および4ともに同一の素材からなるものを用いることが
好ましい。多孔質体3および4の厚さは特に限定されな
いが、好ましくは0.5〜10mm程度である。
なった素材のものを用いることができるが、多孔質体3
および4ともに同一の素材からなるものを用いることが
好ましい。多孔質体3および4の厚さは特に限定されな
いが、好ましくは0.5〜10mm程度である。
【0015】また、上型1、底型2および側部金型7は
通常、SUS304などのステンレス、黄銅などの合金
から形成されている。次に、本発明に係るポリテトラフ
ルオロエチレン予備成形体の製造方法について説明す
る。
通常、SUS304などのステンレス、黄銅などの合金
から形成されている。次に、本発明に係るポリテトラフ
ルオロエチレン予備成形体の製造方法について説明す
る。
【0016】本発明では、上記のような金型を用いてペ
ースト押出法に用いるPTFE予備成形体を製造する。
上記のような金型を用いてPTFE予備成形体を製造す
るには、たとえば、まず側部金型7内部に、成形面6が
多孔質体4で被覆された底型2を設置する。
ースト押出法に用いるPTFE予備成形体を製造する。
上記のような金型を用いてPTFE予備成形体を製造す
るには、たとえば、まず側部金型7内部に、成形面6が
多孔質体4で被覆された底型2を設置する。
【0017】次いで、PTFE粉末に押出助剤を配合し
均一に分散させたPTFEペースト組成物を、上記金型
内に装入する。PTFE粉末と押出助剤との配合比率
は、PTFE粉末100重量部に対し15〜30重量
部、好ましくは20〜25重量部の量であることが好ま
しい。なおここで用いられるPTFE粉末は、テトラフ
ルオロエチレンの乳化重合により得られ、好ましくは
0.1〜0.4μm程度の平均粒子径を有するファインパ
ウダーと称される未焼成のPTFEの微粒子である。ま
た、押出助剤としては、従来からPTFEのペースト押
出法に用いられる押出助剤が用いられ、具体的には、ソ
ルベントナフサ、白灯油、トルオール、スーパーVMTM
(シェル化学製)、アイソパーETM(エッソ化学製)、
アイソパーMTM(エッソ化学製)、スモイルP-55TM(松
村石油製)などが挙げられる。
均一に分散させたPTFEペースト組成物を、上記金型
内に装入する。PTFE粉末と押出助剤との配合比率
は、PTFE粉末100重量部に対し15〜30重量
部、好ましくは20〜25重量部の量であることが好ま
しい。なおここで用いられるPTFE粉末は、テトラフ
ルオロエチレンの乳化重合により得られ、好ましくは
0.1〜0.4μm程度の平均粒子径を有するファインパ
ウダーと称される未焼成のPTFEの微粒子である。ま
た、押出助剤としては、従来からPTFEのペースト押
出法に用いられる押出助剤が用いられ、具体的には、ソ
ルベントナフサ、白灯油、トルオール、スーパーVMTM
(シェル化学製)、アイソパーETM(エッソ化学製)、
アイソパーMTM(エッソ化学製)、スモイルP-55TM(松
村石油製)などが挙げられる。
【0018】次に、成形面5が多孔質体3で被覆された
上型1で、上記PTFEペースト組成物を圧縮してPT
FE予備成形体を製造する。この際の圧力は5〜40k
gf/cm2であることが望ましく、成形は通常、常温
で行われる。また、得られたPTFE予備成形体の密度
は、1.5〜1.8g/cm3 であることが好ましい。
上型1で、上記PTFEペースト組成物を圧縮してPT
FE予備成形体を製造する。この際の圧力は5〜40k
gf/cm2であることが望ましく、成形は通常、常温
で行われる。また、得られたPTFE予備成形体の密度
は、1.5〜1.8g/cm3 であることが好ましい。
【0019】なお、本発明のPTFE予備成形体の製造
方法では、必ずしも多孔質体が上型および底型の成形面
に固着された金型を用いる必要はなく、圧縮形成時に上
型および底型の成形面を多孔質体で被覆し、成形面とP
TFEペースト組成物の間に多孔質体を介在させた状態
で、PTFEを圧縮成形すればよい。また、圧縮形成時
には、上型および底型の成形面の少なくとも一方とPT
FEペースト組成物の間に多孔質体を介在させた状態
で、PTFEペースト組成物を圧縮成形すればよい。
方法では、必ずしも多孔質体が上型および底型の成形面
に固着された金型を用いる必要はなく、圧縮形成時に上
型および底型の成形面を多孔質体で被覆し、成形面とP
TFEペースト組成物の間に多孔質体を介在させた状態
で、PTFEを圧縮成形すればよい。また、圧縮形成時
には、上型および底型の成形面の少なくとも一方とPT
FEペースト組成物の間に多孔質体を介在させた状態
で、PTFEペースト組成物を圧縮成形すればよい。
【0020】このようなPTFE予備成形体の製造方法
によれば、PTFE予備成形体全体にわたり押出助剤の
含有率がほぼ均一であるPTFE予備成形体を得ること
ができる。このため、長尺のPTFE成形体をペースト
押出法により製造するに際して、従来のようにPTFE
予備成形体の端面を均一に削り取ったり、端面を削り粗
面に加工する必要がない。
によれば、PTFE予備成形体全体にわたり押出助剤の
含有率がほぼ均一であるPTFE予備成形体を得ること
ができる。このため、長尺のPTFE成形体をペースト
押出法により製造するに際して、従来のようにPTFE
予備成形体の端面を均一に削り取ったり、端面を削り粗
面に加工する必要がない。
【0021】上記のようなPTFE予備成形体から、例
えばテープ(未焼成テープ)を製造するには、まず、P
TFE予備成形体を押出機のシリンダに入れ、ラムで加
圧してダイから押出し、丸棒またはシート状の成形体を
製造する。次いで、丸棒またはシート状の成形体をロー
ルなどによって圧延しフィルム状とする、続いてこのフ
ィルム状に成形した予備成形体を100〜150℃程度
の温度で乾燥し、押出助剤を除去する。さらに、スリッ
ターにより切断してテープを製造する。
えばテープ(未焼成テープ)を製造するには、まず、P
TFE予備成形体を押出機のシリンダに入れ、ラムで加
圧してダイから押出し、丸棒またはシート状の成形体を
製造する。次いで、丸棒またはシート状の成形体をロー
ルなどによって圧延しフィルム状とする、続いてこのフ
ィルム状に成形した予備成形体を100〜150℃程度
の温度で乾燥し、押出助剤を除去する。さらに、スリッ
ターにより切断してテープを製造する。
【0022】
【発明の効果】ペースト押出法によりPTFEの成形体
を製造する際に、本発明により得られたPTFE予備成
形体を用いると、多数本のPTFE予備成形体を順次押
出して連続した成形体を製造する場合に、PTFE予備
成形体の上下端面に相当する部分で発生する成形品の物
性の変化および形状の不均一化が防止できるため、成形
体製造の1サイクルの大容量化が可能となり、物性およ
び形状の均質な長尺テープ、長尺チューブなどを効率よ
く得ることができる。また、均質な長尺製品を製造する
ことができるため、材料の歩留りの向上をはかることが
できる。さらに、テープを製造する場合は、スリット加
工時の工程削減をすることができる。
を製造する際に、本発明により得られたPTFE予備成
形体を用いると、多数本のPTFE予備成形体を順次押
出して連続した成形体を製造する場合に、PTFE予備
成形体の上下端面に相当する部分で発生する成形品の物
性の変化および形状の不均一化が防止できるため、成形
体製造の1サイクルの大容量化が可能となり、物性およ
び形状の均質な長尺テープ、長尺チューブなどを効率よ
く得ることができる。また、均質な長尺製品を製造する
ことができるため、材料の歩留りの向上をはかることが
できる。さらに、テープを製造する場合は、スリット加
工時の工程削減をすることができる。
【図1】 本発明に係るPTFE予備成形体製造用金型
の一実施例を示す概略断面図である。
の一実施例を示す概略断面図である。
1 上型 2 底型 3 多孔質体 4 多孔質体 5 成形面 6 成形面 7 側部金型 10 PTFEペースト組成物
Claims (2)
- 【請求項1】 ポリテトラフルオロエチレンと成形助剤
とを含んでなるポリテトラフルオロエチレンペースト組
成物を圧縮成形して、ペースト押出法によりポリテトラ
フルオロエチレンの成形体を製造する際に用いられるポ
リテトラフルオロエチレン予備成形体を製造する金型で
あって、 該金型の上型および底型の少なくとも一方の成形面が多
孔質体により被覆されていることを特徴とするポリテト
ラフルオロエチレン予備成形体製造用金型。 - 【請求項2】 ポリテトラフルオロエチレンと成形助剤
とを含んでなるポリテトラフルオロエチレンペースト組
成物を圧縮成形して、ペースト押出法によりポリテトラ
フルオロエチレンの成形体を製造する際に用いられるポ
リテトラフルオロエチレン予備成形体を製造するに際し
て、 ポリテトラフルオロエチレン予備成形体を圧縮成形する
金型の上型および底型の少なくとも一方の成形面とポリ
テトラフルオロエチレンペースト組成物の間に多孔質体
を介在させた状態で、ポリテトラフルオロエチレンペー
スト組成物を圧縮成形することを特徴とするポリテトラ
フルオロエチレン予備成形体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7748692A JPH05278056A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | ポリテトラフルオロエチレン予備成形体製造用金型およびポリテトラフルオロエチレン予備成形体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7748692A JPH05278056A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | ポリテトラフルオロエチレン予備成形体製造用金型およびポリテトラフルオロエチレン予備成形体の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05278056A true JPH05278056A (ja) | 1993-10-26 |
Family
ID=13635321
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7748692A Withdrawn JPH05278056A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | ポリテトラフルオロエチレン予備成形体製造用金型およびポリテトラフルオロエチレン予備成形体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05278056A (ja) |
-
1992
- 1992-03-31 JP JP7748692A patent/JPH05278056A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990608 |