JPH05278234A - 印字ワイヤ組立体 - Google Patents

印字ワイヤ組立体

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JPH05278234A
JPH05278234A JP7952692A JP7952692A JPH05278234A JP H05278234 A JPH05278234 A JP H05278234A JP 7952692 A JP7952692 A JP 7952692A JP 7952692 A JP7952692 A JP 7952692A JP H05278234 A JPH05278234 A JP H05278234A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
armature
slit
leaf spring
printing wire
Prior art date
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Pending
Application number
JP7952692A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Nakajima
哲也 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YASUKI SEIMITSU KK
Proterial Ltd
Original Assignee
YASUKI SEIMITSU KK
Hitachi Metals Ltd
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Publication date
Application filed by YASUKI SEIMITSU KK, Hitachi Metals Ltd filed Critical YASUKI SEIMITSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 板ばねまたはアーマチュアに組み付けられた
アームにスリットを加工し、このスリットに印字ワイヤ
を挿入してろう接合することにより信頼性の高い組立体
を提供する。 【構成】 一方の端部近傍に孔部を有するアームと、該
アームの他方の端部に固着されたアーマチュアと、該ア
ーマチュアの前記アームの反対側に固着された板ばねと
が一体で焼入焼もどし処理が施されたものであり、前記
アームの孔部からアーム外周部に開口するスリットに挿
入されてろう付けされた印字ワイヤからなることを特徴
とする印字ワイヤ組立体である。このような構造とする
ことによって、印字の際に発生する衝撃的な応力に耐
え、印字ワイヤの接合部の折損や剥離のない印字ワイヤ
組立体を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ばねチャージ式のドッ
トプリンタに使用される、印字ワイヤ組立体の構造に関
するものである。
【0002】ばねチャージ式のドットプリンタに用いら
れる印字ワイヤ組立体は図5に示すように、通常は板ば
ね4の端部に固定されたアーマチュア3にアーム2が固
定されさらにアームの先端部に印字ワイヤ1がろう付け
された構造のものが最も多い。ばねチャージ式のドット
プリンタにおいては、アーマチュアが永久磁石に吸引さ
れて印字ワイヤが待機している。そしてアーマチュア
は、その近傍に装着されているコイルに電流を流して永
久磁石の磁力を打ち消すことにより、永久磁石の磁力か
ら開放される。すると板ばねの復帰力によりアーマチュ
アにアームを介して取り付けられた印字ワイヤはワイヤ
ガイドに沿って駆動し、その先端がプラテン,紙,イン
クリボン上へ打ち出されて印字を行う。その打ち出し力
は印字ワイヤ組立体へ強い衝撃力となって作用し、この
負荷は印字ワイヤのアームへの取り付け部の根元へ応力
集中する。
【0003】従来はアームの先端の平坦部へ印字ワイヤ
の一端をろう付けにより接合していたため、接合部にお
けるアームと印字ワイヤとの接合面積が小さいので、印
字動作を繰り返すうち印字ワイヤ取り付け部へ集中する
応力により接合部の疲労現象が生じるので、印字ワイヤ
の折損や接合部の剥離という欠陥を生じやすい構造であ
った。この欠点を解消して印字ワイヤの折損や接合部の
剥離を防げる構造とするため、図3に示すような板ばね
の先端に有底穴部を設け、ここに印字ワイヤを差し込ん
でろう付け固定するものが、特開平2−141254号
に開示されている。また図4に示すように印字ワイヤ取
り付け溝を設けたアームの溝に印字ワイヤを挿入しろう
付け固定するものが特開平2−145345号に開示さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらの従来技術のう
ち、特開平2−141254号のような構造の場合、強
度を維持するため印字ワイヤを差し込む有底穴部分は必
然的に幅広、厚肉となり、組立体として製造した際に近
接する他の印字ワイヤ保持部とが互いに接触するため印
字動作に支障を生じたり、また重量も重くなり印字特性
が低下するという問題点があった。特開平2−1453
45号に開示された構造のものを組立体の製造に応用す
る場合、あらかじめスリット加工を施しておいたアーム
と板ばねあるいはアーマチュアとを接合せねばならない
ので、そのスリット部は接合工程時やそれに付随する他
の工程中において変形してしまうものが発生するという
問題点があ。この結果、組立体は寸法精度のばらつきが
大きくなってしまう。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の問題点
を解決するため検討した結果、アーマチュアに孔部を有
するアームおよび板ばねを接合して熱処理を行なった
後、アームの孔部からアームの外周部に開口し印字ワイ
ヤが接合されるスリットを加工することにより、印字ワ
イヤの接合位置の寸法ばらつきを低減したものである。
さらにスリット内に印字ワイヤを挿入してろう接合する
ことによって、印字ワイヤの外周全面を覆って接合する
ことができ、印字ワイヤの接合部における接合面積を大
きくして、接合部へ集中する応力に対して強度の高い構
造としたものである。
【0006】より具体的には本発明は、一方の端部近傍
に孔部を有するアームと、該アームの他方の端部に固着
されたアーマチュアと、該アーマチュアの前記アームの
反対側に固着された板ばねとが一体で焼入焼もどし処理
が施されたものであり、前記アームの孔部からアーム外
周部に開口するスリットに挿入されてろう付けされた印
字ワイヤからなることを特徴とする印字ワイヤ組立体で
ある。
【0007】
【作用】あらかじめ、焼入焼もどし処理により硬化され
スリットが加工されたアームと板ばね、およびアーマチ
ュアとの3者をろう付け接合すると、アームと板ばねは
熱影響を受けて部分的に軟化してしまう。これを硬化さ
せるため再度焼入焼もどし処理を施すと寸法ばらつきが
発生する。特にスリット位置の寸法精度が悪くなると後
の印字ワイヤのろう付け作業や組立作業が非常に煩雑に
なる。そこで本発明では、アームと板ばねおよびアーマ
チュアを接合した後で焼入焼もどし処理を施し、次にス
リットを加工して寸法精度を向上させるものである。し
かし、焼入れ焼もどし後にスリットを加工すると、加工
負荷が大きいので、スリット加工部に予め適当な大きさ
の孔を加工しておいて、この孔をアームの外周部に開口
させるようにして、スリット加工を容易にする。このス
リットに印字ワイヤを挿入してろう接合すると、従来品
のような印字ワイヤの外周の片方の側面で力を受けるも
のに比べ、印字ワイヤの外周全面で印字した時の衝撃力
を受けることができるので、ろう接合部分の強度を大幅
に向上させることができる。
【0008】
【実施例】次に本発明を実施例と図面に基づいて説明す
る。図1に本発明に係る印字ワイヤ組立体の一実施例を
示す。アーム1は、炭素工具鋼のSK5を用い、プレス
打抜きにより外周とスリット加工部の孔11を加工する
と共に、組立体としての軽量化を図るためにアーム全長
の中央近傍に孔を設けておいた。アーマチュア2は、49
%Co−2%V−Fe合金を用い、プレス打抜きで外径を成
形したのち、切削加工によりアームが接合される溝を加
工して製作した。板ばね3は、アーム1と同じ炭素工具
鋼のSK5の薄板材をプレス打抜きにより成形した。次
にこのアーム1、板ばね3およびアーマチュア2の3者
の組立を行なった。まずアーマチュア2の溝にアーム1
を差込み、反対側に板ばね3を固定した後、72%Ag-28%
Cu系の銀ろうを用い、800℃に加熱して接合した。この
時、SK5で製作したアーム1と板ばね3は、HV400ま
でしか硬化しなかったのでより高い起用度を付与するた
め、焼入焼もどし処理を施してHV500狙いで硬さ調整を
行なった。焼入れは800℃水冷却、焼もどしは180℃空冷
とした。
【0009】さらにアームの孔部11をアーム外周部1
2に開口させるスリットをプレス加工した。次いで、S
KH51の0.3mmφの焼入細線を所定の長さに切断した
印字ワイヤ4を準備して、この印字ワイヤを上記のスリ
ットに挿入して50%Ag-20%Cu系の銀ろうを用いて接合
した。上記の印字ワイヤの組立手順を図2に示した。こ
のようにして製造した本発明の印字ワイヤ組立体と、図
5に示す従来の印字ワイヤ組立体をドットプリンタに組
み込んで印字テストを行なった。本発明の印字ワイヤ組
立体は寸法精度が高いので、組立時には従来の印字ワイ
ヤ組立体に比べ、組立作業を非常に円滑に行なうことが
できた。印字テストの結果を表1に示す。1億時印字し
た時、従来の印字ワイヤ組立体は21%に印字ワイヤとア
ームの接合部に折損、剥離時の異常が生じたが、本発明
の印字ワイヤ組立体にはこのような不具合は生じなかっ
た。
【0010】
【表1】
【0011】
【発明の効果】以上に説明したように、従来の印字ワイ
ヤ組立体は、打ち出しによる強い衝撃力が印字ワイヤの
接合部に集中することにより折損や剥離の発生等不具合
が多かったが、本発明の印字ワイヤ組立体は、アームに
スリットを加工し、このスリットへ印字ワイヤを挿入し
てろう付けするから印字ワイヤの接合部の接合面積が増
大し、印字ワイヤ組立体の耐衝撃、耐疲労強度が高くな
り、折損や剥離等のない工業的に優れた特性を有するも
のである。さらに、製造工程を検討したことにより、コ
ストが低減され、寸法精度も高くなり、信頼性の高い印
字ワイヤ組立体が得られるという付随的な効果も生じ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る印字ワイヤ組立体を示す斜視図で
ある。
【図2】本発明に係る印字ワイヤ組立体の組立て手順を
示す斜視図である。
【図3】特開平2−141254号に開示された従来の
印字ワイヤ組立体の斜視図である。
【図4】特開平2−145345号に開示された他の従
来の印字ワイヤ組立体の斜視図である。
【図5】最も多用されている従来の印字ワイヤ組立体を
示す斜視図である。
【符号の説明】
1 アーム 11 アームの孔部 12 アーム外周部 2 アーマチュア 3 板ばね 4 印字ワイヤ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の端部近傍に孔部を有するアーム
    と、該アームの他方の端部に固着されたアーマチュア
    と、該アーマチュアの前記アームの反対側に固着された
    板ばねとが一体で焼入焼もどし処理が施されたものであ
    り、前記アームの孔部からアーム外周部に開口するスリ
    ットに挿入されてろう付けされた印字ワイヤからなるこ
    とを特徴とする印字ワイヤ組立体。
JP7952692A 1992-04-01 1992-04-01 印字ワイヤ組立体 Pending JPH05278234A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7952692A JPH05278234A (ja) 1992-04-01 1992-04-01 印字ワイヤ組立体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7952692A JPH05278234A (ja) 1992-04-01 1992-04-01 印字ワイヤ組立体

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Publication Number Publication Date
JPH05278234A true JPH05278234A (ja) 1993-10-26

Family

ID=13692432

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7952692A Pending JPH05278234A (ja) 1992-04-01 1992-04-01 印字ワイヤ組立体

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JP (1) JPH05278234A (ja)

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