JPH0527901Y2 - - Google Patents

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JPH0527901Y2
JPH0527901Y2 JP1961390U JP1961390U JPH0527901Y2 JP H0527901 Y2 JPH0527901 Y2 JP H0527901Y2 JP 1961390 U JP1961390 U JP 1961390U JP 1961390 U JP1961390 U JP 1961390U JP H0527901 Y2 JPH0527901 Y2 JP H0527901Y2
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fabric
layered cotton
dimensional mesh
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knitted fabric
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案はとくに褥瘡を防止するために好適す
るパツドに関する。
(従来の技術) たとえば、ベツドを利用して就寝する場合、快
適な寝心地を得るためにベツドの上にパツドを敷
くということが行われている。
従来、そのようなパツドは袋体内に層状綿や羽
毛などの詰物を収容し、これらを一体的にキルテ
イングして形成され、利用者は四季を通じて使用
している。そのため、冬季は保温性を備えている
ことが要求され、夏期は吸湿、通気性を備えてい
ることが要求される。しかしながら、保温性と、
吸湿、通気性とは相反する性質であるから、一種
類のパツドで四季を通じて快適に使用するという
ことが難しかつた。
また、利用者が長期間にわたつて寝たきりの病
人や老人などの場合、上記パツドが持つ通気性は
褥瘡を防止することができる程に十分であること
が望まれる。しかしながら、パツドを構成する袋
体や詰物の材料を単に通気性のよいものに変える
だけでは褥瘡を防止するに十分な通気性を備える
ことは難しい。
そこで、本件出願人は平成2年1月19日付で通
気性に優れるパツドを実用新案登録出願した。こ
の先行技術のパツドは、表地と裏地とによつて形
成され内部に綿が層状に詰められた袋体の一方の
布地にウレタンフオームなどの弾性シートを介し
て立体メツシユ編物布帛を接合し、これらを一体
的にキルテイングして形成している。上記立体メ
ツシユ編物布帛は上面メツシユ地と下面メツシユ
地とをこれら布地の厚さ方向に平行な連結糸によ
つて適当な間隔を隔てて一体となるよう連結した
三層構造に形成されている。したがつて、この立
体メツシユ編物布帛は全面にわたつて良好な通気
性を持つから、褥瘡防止に有効である。
しかしながら、このような構成によると、立体
メツシユ編物布帛と袋体に収容された層状綿との
間に袋体の一方の布地とウレタンフオームとが介
在するから、この布地とウレタンフオームとによ
つて層状綿のもつ吸湿性や発散性が損なわれると
いうことが生じる。
そこで、立体メツシユ編物布帛と層状綿との間
に介在する布地とウレタンフオームとを除去し、
層状綿の一方の面に上記立体メツシユ編物布帛を
直に接合し、それによつて層状綿の持つ特性を十
分に生かすことができ、しかも一方の布地やウレ
タンフオームなどが不要となる簡単な構成のパツ
ドが考えられている。
しかしながら、立体メツシユ編物布帛を層状綿
に直に接合すると、使用にともない層状綿がほぐ
れてきてその繊維が立体メツシユ編物布帛から抜
け出たり、メツシユに詰まるという問題が生じ
る。
(考案が解決しようとする課題) このように、立体メツシユ編物布帛を用いて褥
瘡を防止するに十分な通気性をもたせるため、層
状綿に上記立体メツシユ編物布帛を直に接合する
と、層状綿の繊維が立体メツシユ編物布帛から抜
け出たり、メツシユに詰まるなどのことがあつ
た。
この考案は上記事情にもとずきなされたもの
で、その目的とするところは、立体メツシユ編物
布帛を層状綿に直に接合しても、その層状綿の繊
維が抜け出たり、メツシユに詰まるなどのことが
ないようにしたパツドを提供することにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段及び作用) 上記課題を解決するためにこの考案は、層状綿
の繊維相互を接着剤によつて接着固定するととも
に、上記接着剤が凝固する前に上記層状綿の一方
の面に立体メツシユ編物布帛を接合して接着固定
し、他方の面には布地を添設し、これら立体メツ
シユ編物布帛と布地との周辺部を縫合してパツド
を形成する。
このような構成によれば、パツドのどちらの面
を利用するかによつて保温性あるいは褥瘡を防止
するに十分な通気性に優れた状態で使用すること
ができるばかりか、上記層状綿の立体メツシユ編
物布帛と接合する面の繊維相互が接着固定されて
いるから、繊維がほぐれて立体メツシユ編物布帛
から抜け出たり、メツシユに詰まるのを防止でき
る。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を第1図乃至第4図
を参照して説明する。第1図と第2図とに示すパ
ツド1は所定厚さの層状に形成された層状綿2を
有する。この層状綿2の一方の面には後述する立
体メツシユ編物布帛3が接合され、他方の面には
たとえば柔らかな感触を与えるウールフアー(ち
じれ繊維)などの布地4が接合されている。これ
ら立体メツシユ編物布帛3と布地4との周縁はヘ
ム5によつて縫合されている。つまり、上記立体
メツシユ編物布帛3と布地4とで袋体6が形成さ
れ、その内部に上記層状綿2が収容された状態と
なつている。そして、上記層状綿2、上記立体メ
ツシユ編物布帛3および上記布地4とはキルテイ
ング7によつて一体化され、それによつて上記層
状綿2が袋体6内でずれ動くのが防止されてい
る。
上記立体メツシユ編物布帛3は、第4図に示す
ように上面メツシユ地11と下面メツシユ地12
とを、布地の厚さ方向Hに平行な連結糸13によ
つて適当な間隔を隔てて一体になるよう連結し、
各メツシユ地11,12間に空間14を形成した
三層立体構造をなしている。上面メツシユ地11
は菱形のループ状網目列に形成され、下面メツシ
ユ地12はすのこ状に形成されたものが用いられ
ている。
上記立体メツシユ編物布帛3を編成する材料
は、ポリエステル、ポリアミド、アクリル、アラ
ミド等の合成繊維、ウールや絹などの天然繊維さ
らにはガラス繊維、炭素繊維、金属繊維など編成
可能な繊維状物であればよい。
上記層状綿2の一方の面には第3図に示すよう
にほぼ全体にわたつてたとえばエチレンビニール
アセテエート(EVA)などの粉末の接着剤15
が撒かれたのち、たとえば温風などによつて80℃
以上に加熱されることで溶融される。溶融した接
着剤15は層状綿2の一方の面側の互いに絡み合
う繊維2aの交差する部分で粒状となつて凝固し
やすいため、その繊維2a相互が接着固定される
ことになる。そのため、層状綿2はその一方の面
側の繊維2a相互の交差する箇所が接着固定され
ていることにより、その繊維2aがほつれずらい
状態となつている。また、接着剤15は層状綿2
の繊維2aが交差する箇所に凝固し、一方の面全
体にわたつて層状に凝固することがほとんどな
い。つまり、層状綿2の一方の面は、凝固した接
着剤15によつて通気性が全くない状態に塞がれ
るということがない。
上記層状綿2の一方の面に撒かれた接着剤15
を溶融したならば、その接着剤15が凝固する前
に上記立体メツシユ編物布帛3のすのこ状をなし
た下面メツシユ地12を接合する。それによつ
て、立体メツシユ編物布帛3は上記接着剤15に
よつて層状綿2の一方の面に接着固定されること
になる。
なお、接着剤15としては、粉末接着剤に代わ
り溶剤タイプのゴム系接着剤やSBR(スチレンブ
タジエンラバー)エマルジヨンをスプレー噴霧し
て用いるようにしてもよい。
このように構成されたパツド1によれば、冬季
などの寒い時期には袋体6の布地4を上側にして
使用する。それによつて、袋体6に収容された層
状綿2の保温性と、袋体2の布地4との暖かさと
を得ることができる。また、夏期などの暖かい時
期に使用する場合には、袋体6の立体メツシユ編
物布帛3側の面を上側にして使用する。立体メツ
シユ編物布帛3は上面メツシユ地11と下面メツ
シユ地12とを連結糸13で連結した三層立体構
造をなし、しかも層状綿2の一方の面に接合され
ている。上記立体メツシユ編物布帛3は、厚さ方
向の通気性が良好であるばかりか、連結糸13間
には適当な隙間が設けられていることにより、厚
さ方向と交差する方向にも通気性を有し、しかも
人体から発散される汗などの水分は立体メツシユ
編物布帛3を透過して層状綿2に吸収され易いか
ら、水分が人体と立体メツシユ編物布帛3との間
にこもりずらい。したがつて、利用者は身体がむ
れたり、温度上昇するのが防止され、快適な寝心
地を得ることができるばかりか、長期間にわたつ
て寝たきりの老人や病人などの場合には褥瘡を防
止することができる。
また、上記層状綿2の立体メツシユ編物布帛3
と接合する一方の面は接着剤15によつて上記層
状綿2の繊維2a相互が接着結合されている。そ
のため、層状綿2の繊維2aがほつれて立体メツ
シユ編物布帛3のメツシユから抜け出たり、メツ
シユに詰まるなどのことが防止される。
さらに、立体メツシユ編物布帛3を層状綿2の
繊維2a相互を接着結合する接着剤15によつて
上記層状綿2の一方の面に一体的に接着したか
ら、この立体メツシユ編物布帛3が上記層状綿2
の一方の面に対してずれ動いたり、浮き上がるな
どのことがない。したがつて、層状綿2の一方の
面が立体メツシユ編物布帛3によつて擦られるこ
とがないから、そのことによつても層状綿2の繊
維2aがほつれずらいばかりか、キルテイング7
の度合いを少なくしたり、ほとんどなくしてしま
うことも可能となる。
第5図と第6図はこの考案の他の実施例を示
す。この実施例は下面メツシユ地11を層状綿2
の一方の面に接合させた立体メツシユ編物布帛3
の上面メツシユ地12がたとえば目の荒い布地な
どからなる吸湿性を有するカバー布地21で覆わ
れている。このカバー布地21は、上記袋体6と
キルテイング7によつて一体的に結合されるとと
もに、周縁は立体メツシユ編物布帛3および布地
4の周縁とともにヘム5によつて縫合されてい
る。
このように、立体メツシユ編物布帛3をカバー
布地21で覆うようにすれば、袋体6内の層状綿
2が外部から見えることがないから外観が向上す
る。また、万一層状綿2の繊維2aがほつれて立
体メツシユ編み物布帛3から抜け出てきても、そ
の繊維2aが外部に出るのを上記カバー布地21
によつて防ぐことができる。
なお、この考案は上記各実施例に限定されず、
たとえば層状綿の繊維に適当量、たとえば10〜20
%の割合で接着剤となるポリエステルなどの低融
点合成樹脂繊維を混ぜる。そして、この層状綿を
加熱して上記低融点合成樹脂繊維を溶融させるこ
とで綿の繊維相互を接着固定し、かつ層状綿の一
方の面側に立体メツシユ編物布帛を接合固定する
ようにしてもよい。このような構成によれば、層
状綿の厚さ方向全体の繊維相互を接着固定するこ
とができる。
[考案の効果] 以上述べたようにこの考案のパツドによれば、
そのパツドの布地側の層状綿を上にして利用すれ
ば、その布地と層状綿とによつて良好な保温性を
得ることができ、また立体メツシユ編物布帛側を
上にして利用すれば、その良好な通気性によつて
身体がむれることがない状態で利用することがで
きる。つまり、冬季は暖かく、夏期は涼しく利用
することができる。また、層状綿の繊維を接着剤
によつて固定したから、その繊維がほつれて抜け
出たり、メツシユに詰まるなどのことが防止でき
る。さらに、立体メツシユ編物布帛を上記層状綿
に接着固定した。そのため、立体メツシユ編物布
帛が層状綿に対してずれ動いて層状綿が擦られる
ことがないから、そのことによつても層状綿の繊
維がほつれずらく、しかも立体メツシユ編物布帛
が層状綿に対して浮き上がるのが防止されるた
め、これらをキルテイングせずとも使用すること
が可能であるなどの利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示すパツドの縦
断面図、第2図は同じく斜視図、第3図は層状の
層状綿の一部分の厚さ方向の拡大断面図、第4図
は同じく立体メツシユ編物布帛の一部分の斜視
図、第5図はこの考案の他の実施例を示すパツド
の断面図、第6図は同じく斜視図である。 2……層状綿、2a……繊維、3……立体メツ
シユ編物布帛、4……布地、15……接着剤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 層状綿の繊維相互を接着剤によつて接着固定す
    るとともに、上記接着剤が凝固する前に上記層状
    綿の一方の面に立体メツシユ編物布帛を添設して
    接着固定し、他方の面には布地を添設し、これら
    立体メツシユ編物布帛と布地との周辺部を縫合し
    てなることを特徴とするパツド。
JP1961390U 1990-02-28 1990-02-28 Expired - Lifetime JPH0527901Y2 (ja)

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