JPH0527935U - 消弧装置 - Google Patents

消弧装置

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JPH0527935U
JPH0527935U JP7491291U JP7491291U JPH0527935U JP H0527935 U JPH0527935 U JP H0527935U JP 7491291 U JP7491291 U JP 7491291U JP 7491291 U JP7491291 U JP 7491291U JP H0527935 U JPH0527935 U JP H0527935U
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JP
Japan
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arc
traveling plate
plate
arc extinguishing
grid
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Application number
JP7491291U
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English (en)
Inventor
博寿 大石
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 限流特性の優れた消弧装置を提供する。 【構成】 アーク走行板8の傾斜部8cに沿ってこのアー
ク走行板8より幅の広い磁性部材25を、アーク走行板8
と還流側板14との隙間を塞ぐように設ける。 【効果】 隙間が塞がれることによりホットガスの気流
の乱れは防がれると共に磁性部材がアークの駆動に関与
する磁界を強めてアーク走行を促すことにより限流特性
を向上させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は回路遮断器等の消弧装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4は、例えば特開昭55-46487号公報に示された従来の技術による消弧装置を 含む回路遮断器を示す側断面図である。図において、可動接点2を有する可動子 3は操作レバー20の操作によって矢印Aに示す方向に回動し、固定子5に設けら れた固定接点4に接触するように構成されている。回路遮断器の下部ケース21に は一端近傍が約45゜に曲げられたアーク走行板8が設けられている。アーク走行 板8の図における左端部8bは前記可動子3の先端部3aに近接するように配置され ており、一方、直線部8aは、所定の間隔で配置された複数の金属板により構成さ れた消弧グリッド10の下部に近接して配置されている。固定子5はその中央部が U字型に形成されており、その一端はトリップコイル19を経て端子23に接続され ている。またその直線部5cは消弧グリッド10の上部に近接して配置されている。 グリッド10の右端には複数の排気孔11aを有する排気板11が設けられている。 図5は、図4に示すアーク走行板8近傍の部分的な平面図である。図において アーク走行板8の両側面には一対の還流側板14が設けられている。還流側板14は アーク走行板8との間に微小な所定の隙間が生じるように配置されている。
【0003】 次にこの従来例の動作について説明する。遮断動作によって可動接点2が固定 接点4から開離するとき、両接点間にアークが発生する。このアークは可動子3 の先端部3a及び固定子5の屈曲部5a間に移行し、次にアーク走行板8及び固定子 5の直線部5bを経て図示のアーク22の位置に移動する。アーク22はさらにアーク 走行板8の直線部8a及び固定子5の直線部5c間を右方向に移行し、消弧グリッド 10の内部に進入し、多数の消弧グリッド10により分断されて消弧される。可動接 点2及び固定接点4間に発生したアークが消弧グリッド10に進入して消弧される までの間に高温のアークによってガスが発生し、そのガスはアークの右方向への 進行とともに移動し排気板11の排気口11aから排出される。
【0004】 図5に示す平面図において、アーク走行板8をアークXが矢印Bに示す方向に 移動するとき、一般にアークXの進行方向の位置P2のガス圧力がアークXの後方 の位置P1のガス圧力より高くなり、アークXがすみやかに消弧グリッド内に移行 できず、限流効果が低下する。この問題を解決するために従来の技術においては 、還流側板14によって位置P2に存在するガスを還流側板16の外面を還流させてア ークXの後方の位置P1に流入させるようにしている。この結果位置P2のガス圧力 は低下し、位置P1のガス圧力は上昇してアークXが消弧グリッド10の方向へ移動 し易くなる。
【0005】 図6にこの従来例における遮断特性の実測例を示す。横軸は時間、縦軸はアー ク電圧及びアーク電流を示す。図において、時刻t1において接点が開離すると、 アーク電流が増大するとともにアーク電圧も徐々に増大していく。次に時刻t2に おいてアークが消弧グリッドに接触すると、アークは消弧グリッドの中に進入し て分断されるのでアーク電流は急激に減少する。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような従来の消弧装置では、遮断すべき電流が大きくなると、アーク走 行板8の45゜傾斜部8cと環状側板14との微小な隙間からホットガスがアーク走行 板8の下部に漏れる。この結果、ホットガスは気流が乱れて図4の右方向に方向 転換されにくくなり、グリッド10に充満しないのでグリッド板間の絶縁破壊が起 こりにくい。従って、アークはグリッド10に入り込みにくくなり、アークが分断 されるのが遅くなる。このように、従来の消弧装置では遮断すべき電流が大きく なるとアークがすみやかに分断されず、従って、限流特性を向上させることがで きないという問題点があった。
【0007】 この考案は上記のような課題を解決するためになされたもので、限流特性の優 れた消弧装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る消弧装置は、 固定接点を有し、一端が消弧グリッドに近接して配設された固定子、 上記固定接点に接離する可動接点を有する可動子、 一端が上記可動子に接近して配設され、他端が上記消弧グリッドに近接して配 設されたアーク走行板、及び 上記アーク走行板に沿って設けられた磁性部材、 を備えたものである。また、 固定接点を有し、一端が消弧グリッドに近接して配設された固定子、 上記固定接点に接離する可動接点を有する可動子、 一端が上記可動子に接近して配設され、他端が上記消弧グリッドに近接して配 設されたアーク走行板、 上記固定子及び上記アーク走行板を側面からはさむように且つ該アーク走行板 と隙間を保って配設された一対の還流側板、及び 上記アーク走行板に沿って設けられ、該アーク走行板より広い幅を有すること によって上記隙間を実質的に閉塞する閉塞部材、 を備えたものであっても良い。
【0009】
【作用】
この考案における磁性部材は、アーク走行板に流れる電流により磁界を強め、 アークに付与される駆動力を増大させることによりアークの所定の方向への走行 を促進させる。閉塞部材(以下の実施例では磁性部材と兼用)はアーク走行板と 還流側板との間の微小な隙間を閉塞してホットガスの流れを乱すことなく所定の 方向に向ける。
【0010】
【実施例】
図1はこの考案の一実施例による消弧装置を含む回路遮断器の側断面図であり 、図2はアーク走行板8近傍の部分的な平面図である。従来例(図4および図5 )と同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。従来例との違いは、ア ーク走行板8の45゜傾斜部8cから左端部8bにかけて下方向から沿わせるように磁 性部材25を設けたことである。この磁性部材25は例えば鉄であり、その幅はアー ク走行板8より広く、図2に示すように、還流側板14との隙間が極小になるよう に、すなわち実質的に閉塞するように設けてある。
【0011】 次に、上記実施例の動作について説明する。 短絡事故が起こり、可動接点2及び固定接点4間に発生したアークは、前述の 還流側板14の効果により、可動子3の先端部3aと固定子5の屈曲部5aとの間へ移 行する。このとき発生したホットガスは図1の下方向へ吹き出され、更にアーク 走行板8の45゜傾斜部8cに吹きつけられる。このとき、アーク走行板8に当たっ たホットガスは図1の右方向に方向転換される。また、アーク走行板8と還流側 板14との間の隙間からアーク走行板8の下方へ侵入しようとするホットガスは当 該隙間を後方から塞いでいる磁性部材25に当たってはね返され、図1の右方向に 方向転換される。こうしてホットガスはその気流をほとんど散乱されることなく 方向転換されて図1の右方向へ進行し、グリッド10のグリッド板間に充満する。 こうして、グリッド10における絶縁破壊が促進されるので、アークはすみやかに 固定子5の直線部5cとアーク走行板8の直線部8aとの間に移行し、グリッド10内 に吸引されて分断され、消弧される。一方、アーク走行板8上をアークが走行す るとき、アーク走行板8に流れる電流による磁界は磁性部材25によって強められ 、公知の作用によりアークに付与される駆動力を増大させるので、アーク走行板 8上のアークは急速にグリッド10方向に走行する。
【0012】 図3にこの実施例における遮断特性の実測例を示す。横軸は時間、縦軸はアー ク電圧及びアーク電流を示す。図において、時刻t1において接点が開離すると、 アーク電流が増大するとともにアーク電圧も徐々に増大していく。次に時刻t2に おいてアークが消弧グリッドに接触すると、アークは消弧グリッドの中に進入し て分断されるのでアーク電流は急激に減少する。この図より明らかに、アーク電 流は、図6に示す従来の技術による消弧装置を用いた回路遮断器の同一条件にお ける測定例に比較してより急激に減少していることがわかる。
【0013】 なお、上記実施例では磁性部材25によってアーク走行板8と環流側板14との隙 間を実質的に閉塞するように構成したが、隙間の閉塞と磁性部材の設置とはそれ ぞれ別々の概念であって、また上述のように別々の作用によりアークの走行を促 進する。従って、両者は必ずしも相併有すべき要件ではなく、それぞれの要件を 単独(例えば、必ずしも閉塞しない磁性部材または磁性のない閉塞部材)で具備 する消弧装置であっても所期の目的たる限流性能の向上を達成できる。
【0014】
【考案の効果】
本考案は上記のとおり構成されているので以下に記載する効果を奏する。 請求項1の消弧装置においては、アーク走行板に沿って磁性部材を設けること によりアークの駆動に関与する磁界を強めるように構成したので、大電流遮断時 においてもアークを所定の方向にすみやかに走行させることができ、従って、限 流性能を向上させることができるという効果がある。 請求項2の消弧装置においては、アーク走行板より幅の広い閉塞部材を設ける ことによりアーク走行板と還流側板との間の微小な隙間を塞いでホットガスの気 流の乱れを防ぐようにしたので、請求項1と同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例による消弧装置を有する回
路遮断器を示す側断面図
【図2】図1のアーク走行板8近傍の平面図
【図3】図1に示す回路遮断器における遮断特性の実測
例を示すグラフ
【図4】従来の消弧装置を有する回路遮断器を示す側断
面図
【図5】図4のアーク走行板8近傍の平面図
【図6】従来の回路遮断器における遮断特性の実測例を
示すグラフ
【符号の説明】
2 可動接点 3 可動子 4 固定接点 5 固定子 8 アーク走行板 10 消弧グリッド 14 還流側板 25 磁性部材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定接点を有し、一端が消弧グリッドに
    近接して配設された固定子、 上記固定接点に接離する可動接点を有する可動子、 一端が上記可動子に接近して配設され、他端が上記消弧
    グリッドに近接して配設されたアーク走行板、及び上記
    アーク走行板に沿って設けられた磁性部材、 を備えた消弧装置。
  2. 【請求項2】 固定接点を有し、一端が消弧グリッドに
    近接して配設された固定子、 上記固定接点に接離する可動接点を有する可動子、 一端が上記可動子に接近して配設され、他端が上記消弧
    グリッドに近接して配設されたアーク走行板、 上記固定子及び上記アーク走行板を側面からはさむよう
    に且つ該アーク走行板と隙間を保って配設された一対の
    還流側板、及び上記アーク走行板に沿って設けられ、該
    アーク走行板より広い幅を有することによって上記隙間
    を実質的に閉塞する閉塞部材、 を備えた消弧装置。
JP7491291U 1991-09-18 1991-09-18 消弧装置 Pending JPH0527935U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021015725A (ja) * 2019-07-12 2021-02-12 河村電器産業株式会社 回路遮断器
JPWO2025104866A1 (ja) * 2023-11-16 2025-05-22

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WO2025104866A1 (ja) * 2023-11-16 2025-05-22 三菱電機株式会社 接点開閉器

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