JPH0528060Y2 - - Google Patents

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JPH0528060Y2
JPH0528060Y2 JP1988049657U JP4965788U JPH0528060Y2 JP H0528060 Y2 JPH0528060 Y2 JP H0528060Y2 JP 1988049657 U JP1988049657 U JP 1988049657U JP 4965788 U JP4965788 U JP 4965788U JP H0528060 Y2 JPH0528060 Y2 JP H0528060Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、複数枚の紙葉等が重ね合わされた複
合体であつて、特定の秘密情報とすべき対象面に
貼付される秘密情報隠蔽ラベルに関する。
〔従来の技術〕
考案者が本考案の研究開発に当つて知得した従
来技術としては、まず「伝票の製作設計とその使
用法のすべて(上)」(昭和48年7月15日発行、ノ
ースアメリカン パブリツシング社編、日本印刷
新聞社刊、第98、99頁)が挙げられる。
同書によれば、「秘密保持を助ける小さなラベ
ル」と題して、ミルウオーキーのW.H.ブラデイ
ー社によつて開発された新しい伝票が紹介され、
それは産業スパイからの保護のみならず、リスト
上の宛名人が当該情報を実際に受け取られたかど
うかを保証するものであるとされている。同書の
解説から推して宛名人が伝達情報を読了した場
合、同人に対応するラベルを1枚取り去ることに
より、業務関与者がその文書(秘密情報)を手に
し読了したことを証明するものと理解される。
上記技術に限らず、今日までに、ラベルを利用
して伝達情報の秘匿、漏洩の防止を意図した発
明、考案が以下のとおり提案されるに至つたい
る。
すなわち、実開昭61−28679号(伝達情報を隠
蔽し得る重合紙片)、実開昭62−12177号公報(ポ
ストカード付きステイツカー)、実開昭62−83674
号公報(郵便はがきに対する特殊加工)、特開昭
62−231737号公報(ラベル連続体及びラベル連続
体を作る方法)が挙げられる。
〔考案の解決すべき問題点〕
上記提案を通じて認められることは、それぞれ
が意図したような、伝達情報の隠蔽可能、宣伝お
よび販売促進への寄与、ラベル部と文書部とを一
体とした帳票とし、かつ、ラベル部を切り離して
個人用として使用ができるといつた効用をもたら
すものと考えられる。
しかしながら、それらは共に、一定の操作手順
に従つた場合にのみ、秘密の伝達情報を読みとる
ことができるものであつて、所定の手順から外れ
てラベル等を引き剥せば復元不可能なため、機密
性の保持が一応は約束されるものの、構成が複雑
なものとならざるを得ないことが重大な難点であ
り、例えば郵便はがきとしての利用面を想定した
場合、送料と比較して著しいコスト高を避けられ
ず、そのため特殊用途に限定されて、汎用性に乏
しく、実施面での大きな障害とされていた。
本考案は、上記した従来の技術に内在した問題
点を解決し、後述するとおりの効果をもたらす秘
密情報隠蔽用ラベルに関するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の構成について、具体的にのべると、内
面に剥離不能な着色粘着剤を設けた表面基材と剥
離紙との間に介在する透明フイルムは、前記表面
基材の幅より小さく形成して、該表面基材と接合
する面に剥離性処理剤を、前記剥離紙と接合する
面に透明性粘着剤をそれぞれ設けてなり、かつ前
記表面基材は、その一側端に一部裏面に限り非粘
着剤処理を施した突出せる摘み片を有する帯状非
粘着部をミシン線により、また他側端には切除案
内線をそれぞれ形成し、しかも前記透明性粘着剤
とは接合することのない前記ミシン線および切除
案内線の各外側端裏面は、前記剥離紙と接合する
ことを特徴とする秘密情報隠蔽ラベルである。
〔実施例〕
本考案の秘密情報隠蔽用ラベルを図面に従い説
明すると、同面の第1図は一部切欠せる平面図、
第2図は第1図−線断面における分離状態説
明図、第3図は郵便はがきに適用した場合の使用
状態説明図、第4図は第3図と同様の場合におけ
る他の実施例の使用状態説明図である。
図面において、第1図、第2図は、本考案のラ
ベル単体が示され、第3図に例示した郵便はがき
の場合には、後記する剥離紙、剥離剤は省略さ
れ、代つてはがき本体が使用される。1は表面基
材であり、材質としては、主としてアート紙
((最高級印刷用紙)、コート紙、微塗工紙のごと
きいわゆる塗工紙(コーテツド・ペツパー)、ホ
イル紙が挙げられるが、本案ラベルの用途・表現
目的や実施する印刷方式、更には経済的な理由か
ら適宜に選択される。
2は表面基材1裏面に塗着され接着力が大にし
て、剥離不能な着色粘着剤であり、秘匿対象の例
えば、文字、図様、記号、数値等で表現された伝
達情報について、外部からの透視、特に正当な宛
名人または名義人以外の部外者によつて、意識的
に、いわば盗み見(人に知れぬように見ることを
指す。)されないよう隠蔽力を高めるべく透視遮
断効果の大なる着色を有する粘着剤である。
粘着剤としては、既知のアルリル系、溶液型ア
クリル系、エマルジヨン型アクリル系のものが好
適で紙質によつて使い分けられ、この他ゴム系、
溶液型ゴム系でもよい。前記粘着剤に添加される
着色剤としては、着色力の大な顔料または印刷イ
ンキが混合される。
3はオーバープリント(別称、ニス刷り)とも
称される非粘着処理剤である。それは、オーバー
プリントワニスまたはOPニスが使用されること
によつて、非粘着性が付与され、しかも必要とす
る部分にのみ塗布することができる。従つて、本
案ラベルの場合、前記着色粘着剤2を介在して、
適当部位、例えば後記帯状非粘着部9に対応する
部位について、該非粘着処理剤3を部分的に塗着
処理することができる。かくすることによつて、
後述するような局外者の不当な開披が実行されな
がらも、故意的な復元措置が行なわれて、あたか
も非開披の状態であるかのように装つても、それ
を確実に防止し、該偽装を容易に発見できるもの
である。
4は剥離紙であり、既知のグラシン紙系、クラ
フト紙系、二軸延伸ポリプロピレン等が挙げられ
る。
5は前記剥離4内面に塗着される剥離剤で、例
えばシリコン加工処理の行われるものである。
剥離剤5は剥離紙4の片側に塗着される。
6は前記剥離剤5と透明フイルム7を介在して
塗布される透明性粘着剤であり、それは前述した
既知の粘着剤が使用される。
8は剥離性処理剤であり、具体的にはシリコン
を含有した剥離性処理剤が使用される。
9は表面基材1側縁に突出せる摘み片13を有
する帯状非粘着部であつて、摘み片13裏面の全
部、帯状非粘着部9裏面の一部、1例として裏面
に適宜間隔のもとに前記非粘着処理剤3が設定さ
れて、ミシン線10a,10bにより形成され、
しかも、既知のジツパー切目線を図示例のごとく
付設することがよい。10cは切除案内線であ
る。
透明性粘着剤6を塗布した透明フイルム7は、
第2図に示すとおり、表面基材1の幅より小さく
してあるので、表面基材1において、透明性粘着
剤6とは接合することのないミシン線10a,1
0bおよび切除案内線10cの各外側端裏面が直
接に剥離紙4と接合し、その結果、ハガキなどの
被貼着体に対し透明性粘着剤6と着色粘着剤2両
方の相乗効果により強力に接着される。
なお、前記非粘着処理剤3は、前記摘み片13
を含む帯状非粘着部9の前端部位に限り設けるこ
ともよい。
また、図示を省略したが、前記非粘着処理剤3
については、前記摘み片13と内側において接す
る表面基材1の隅角部位に設けることにより、表
面基材1の円滑な剥離性を高めることが期待され
る。
第3図は本考案ラベルを郵便はがき11に適用
した実施例であり、該はがき11表面の宛名欄1
2下部に設けた場合を示す。
第3図の場合、非粘着処理剤3が部分的に設け
られた場合を例示したものである。
また、第4図は、本案ラベルの他の実施例を示
し、第3図と同様に郵便はがきに適用した場合を
示す使用状態説明図である。
図中、Sは秘密情報を示す。
本考案の技術思想に従えば、図示例の如き郵便
はがきに代えてスピードくじ用の抽選カード、通
行証明用カード、身分証明用カード、その他通知
用等の紙片に利用可能なものである。
〔作用〕 上記の構成を有する本考案によれば、第1,2
図の場合、例えば特定の伝達情報を宛名人に限り
秘密情報として伝えることを望む場合、表面基材
1を紙片等に表示された前記秘密情報にしつかり
と貼着される。これについて、正当な宛名人等が
摘み片13を利用してミシン線10a,10bの
案内に従い、帯状非粘着部9の側端から引上げる
よう切除することによつて、それと同時に切除案
内線10cも切取られることにより、透明フイル
ム7を透視してえ読みとれるものである。
〔効果〕
本考案によれば、第1に、いつたん紙片等に表
示された秘密情報Sを秘匿するため貼付される
と、表面基材1が着色力の大なる着色粘着剤2に
よつて貼着しているため、外部からの透視を確実
に遮断されることになる。
第2に、摘み片13裏面、および透明フイルム
7面に対応する帯状非粘着部9裏面の一部には、
非粘着処理剤3が施されているので、局外者が秘
に帯状非粘着部9を引き剥し、ミシン線10a,
10bの切除した痕跡を外見上元通りとし、非切
除状態であるかのように装うことを意図しても、
非粘着処理剤3により復元することは不可能であ
る。従つて、正当な宛名人にとつて秘匿された伝
達情報を初めて開披閲読するものであるかどうか
を容易に判識できることになる。
第3に、前記第2と同様に、郵便はがきに適用
した場合も、受信した宛名人が局外者に披見され
ていないことを容易に確認できた上で、秘密情報
を閲読できるものであり、図示を省略されている
が、例えば抽選カードのごとき場合も、正当な所
持者として抽選番号等の結果を享受することので
きるものである。
第4に、表面基材1に蒸着紙のような高価な隠
蔽用紙を用いる必要がないことから経済的であ
り、また被貼着体に対して透明フイルム7裏面の
透明性粘着剤6と表面基材1の着色粘着剤2の両
方より強固に接着されること、しかも伝達情報の
内容を見る場合には、摘み片13の内側から容易
に剥離できるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係る秘密情報隠蔽ラベルの実
施例を示し、第1図は一部切欠せる平面図、第2
図は第1図−線断面における分離状態説明
図、第3図は郵便はがきに適用した場合の使用状
態説明図、第4図は第3図と同様の場合における
他の実施例の使用状態説明図である。 1……表面基材、2……着色粘着剤、3……非
粘着処理剤、4……剥離紙、5……剥離剤、6…
…透明性粘着剤、7……透明フイルム、8……剥
離性処理剤、9……帯状非粘着部、10a,10
b……ミシン線、10c……切除案内線、11…
…郵便はがき、12……宛名欄、13……摘み
片、S……秘密情報。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 内面に剥離不能な着色粘着剤を設けた表面基
    材と剥離紙との間に介在する透明フイルムは、
    前記表面基材の幅より小さく形成して、該表面
    基材と接合する面に剥離性処理剤を、前記剥離
    紙と接合する面に透明性粘着剤をそれぞれ設け
    てなり、かつ前記表面基材は、その一側端に一
    部裏面に限り非粘着剤処理を施した突出せる摘
    み片を有する帯状非粘着部をミシン線により、
    また他側端には切除案内線をそれぞれ形成し、
    しかも前記透明性粘着剤とは接合することのな
    い前記ミシン線および切除案内線の各外側端裏
    面は、前記剥離紙と接合することを特徴とする
    秘密情報隠蔽ラベル。 (2) 前記剥離剤を有する剥離紙に代えて、貼着さ
    れるべき秘密情報を表記した郵便はがきまたは
    証明用などのカード、通知用などの紙片に使用
    される実用新案登録請求の範囲第1項記載の秘
    密情報隠蔽ラベル。
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