JPH0528086Y2 - - Google Patents

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JPH0528086Y2
JPH0528086Y2 JP1986119030U JP11903086U JPH0528086Y2 JP H0528086 Y2 JPH0528086 Y2 JP H0528086Y2 JP 1986119030 U JP1986119030 U JP 1986119030U JP 11903086 U JP11903086 U JP 11903086U JP H0528086 Y2 JPH0528086 Y2 JP H0528086Y2
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door
door glass
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、例えば自動車等のドア構造に関
し、特にこのドアに上下摺動自在に挿入案内され
るドアガラスの外側面とドアフレームもしくは車
体の外側面とを略同一面上に位置するようにした
ドア構造に関するものである。
〔従来の技術〕
自動車走行時の空気抵抗および風切音を減少さ
せるとともに、自動車全体の外観を向上させるた
め、近年では車体外側面の凹凸のない面一化が積
極的に図られている。
そして車体外側面の面一化は自動車等の車体側
部のドアにも施されており、このような面一化を
図つた従来のドア構造としては、例えば第6図に
示すように、ドアガラス1の車両前後方向の端縁
11(この第6図では後端縁)には、この端縁1
1に沿つて車両上下方向に延び、かつドアガラス
1を車外側に片寄らせる合成樹脂材等のスライダ
20が固着されている。このスライダ20は、ド
アガラス端縁11を挾み込んで固着する断面略コ
字形の取付部210と、この取付部210から車
室側にオフセツトされ、かつドアガラス1と略平
行に所謂クランク状に折り曲げられてドアフレー
ム3に嵌着されたドアガラスラン4内に挿入案内
されて摺接する断面略コ字形の取付部210と一
体成形されたガイド部220とから構成されてい
る。そしてドアガラス端縁11に固着されたスラ
イダ20のガイド部220をドアフレーム3のド
アガラスラン4内に挿入案内した場合には、この
スライダ20によりドアガラス1は相対的に車外
側にオフセツトされることになり、ドアベルトラ
イン部6(第7図参照)より上部では、この第6
図(二点鎖線)に示すようにドアガラス1の外側
面12と図中の二点鎖線で示すドアフレーム外側
面31(もしくは車体)とが略同一面上に位置す
るようにして、車体外側面の面一化を図るよう構
成されているとともに、スライダ20のガイド部
220がドアフレーム3のドアガラスラン4内を
上下摺動することにより、このスライダ20の取
付部210に固着されたドアガラス1が上下に昇
降するよう構成されている。
尚、このようなスライダによる面一化を図つた
ドア構造を示す従来技術として、例えば実開昭58
−68313号公開公報(実願昭56−163653号)があ
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
一般にドアD内(第7図参照)において図示し
ていないウインドレギユレータ機構はドアガラス
1より車室側に位置し、ウインドレギユレータ機
構にドアガラス1が連結されている。このウイン
ドレギユレータ機構によりドアガラス1が昇降す
るようになつているが、車体形状の関係、例えば
ドアD、ドアフレーム3およびドアガラス1の曲
面化等によりドアガラス1とウインドレギユレー
タ機構との連結部がオフセツトして取付いてい
て、第7図のドアD内に一点鎖線で示されている
直線状のウインドレギユレータ機構の昇降軌跡A
とドアベルトライン部を支点に円弧状に描くドア
ガラス1自体の昇降軌跡Bとは異つており、この
両者の昇降軌跡A,Bには、車幅方向でずれ(オ
フセツト量)Cが生じる。またウインドレギユレ
ータの昇降軌跡Aはドアガラス1の下端のドア内
部での昇降軌跡Bより車室側にあるため、ウイン
ドレギユレータによるドアガラス1昇降時におけ
るドアD内においては、各昇降軌跡A,Bのオフ
セツト量Cによりドアガラス1はウインドレギユ
レータ機構の連結部を介し車室側に強く引かれた
状態で昇降される。
このことよりドアガラス1を昇降自在に案内す
べくこのドアガラス端縁11に固着されたスライ
ダ20も、ドアガラス1のガイド部220とドア
ガラスラン4との間では、オフセツト量の関係で
スライダ20のガイド部220がドアガラスラン
4に強く押し付けられ摺動抵抗が増加し、この結
果ドアガラス1の昇降操作力が増加し、昇降操作
性が低下するとともに、スライダ20のガイド部
220、特にドアガラス1の下端よりの車室側の
面240、ドアガラス1の上端よりの車外側の面
250及びドアガラスラン4のガイド部220と
の接触部位が摩耗しやすい。
また、ドアガラスラン4の表面にはスライダ2
0のガイド部220との摺動抵抗を低減するため
ウレタン等の低摩擦係数材が薄膜状に塗布されて
いるが、前述したようにドアガラスラン4のスラ
イダ20のガイド部20の摩耗によりドアガラス
ラン4の表面に塗布された低摩擦係数材も擦り減
り、ドアガラスラン4の素材(ゴム等)が露出
し、この素材にスライダ20のガイド部220の
下端車室側の面240や同ガイド部220の上端
車外側の面250が直接摺接するため、摺動抵抗
がさらに増加し、ドアガラス1の昇降操作力が増
加し昇降操作性が一層低下する。
そこでこの考案の目的は、ドアガラスを保持し
ドアガラスラン内を上下に摺接するスライダのガ
イド部と前記ドアガラスランとの、ドアガラス昇
降時における摺動抵抗を低減することにある。
〔課題を解決するための手段〕
そのためこの考案は、ドアガラスは、ドア内部
に有つて前記ドアガラスを昇降させるウインドレ
ギユレータ機構によりドアベルトライン部近傍を
支点に弧状の軌跡をもつて昇降し、前記ウインド
レギユレータ機構の昇降軌跡に対し前記ドアガラ
ス下端のドア内部昇降軌跡が車両外側に位置し、
スライダは、前記ドアガラスの車両前後方向の端
縁に車両上下方向に延設固着され、前記ドアガラ
スの端縁に固着される取付部と、該取付部から車
室側にオフセツトされかつドアフレームに嵌着の
ドアガラスラン内を摺接するガイド部とから成
り、前記スライダにて前記ドアガラスを車両外側
に片寄らせ前記ドアガラスの外側面と前記ドアフ
レームの外側面とが略同一面上に位置するように
したドア構造において、前記ドアガラスの端縁に
固着される前記スライダのガイド部は、その下端
部近傍の車室側の側面を欠切して薄肉部に形成し
たものである。
〔作用〕
上述の手段によれば、ドアガラスの端縁に固着
されたスライダのガイド部における下端部近傍の
車室側の側面を欠切して薄肉部としたことによ
り、ドアガラス昇降時、前記スライダのガイド部
におけるドアガラスランへの車幅方向の押付け力
が薄肉分だけ緩和され、ドアガラス昇降時におけ
るガイド部の移動が小さな力で可能となる。
〔実施例〕 以下、添付図面に基づいて、この考案の実施例
を説明する。
第1図から第5図までの図面はこの考案の実施
例を示しており、面一化を図つたドア構造として
例えば第5図に示すように、車体側方後部のリヤ
ドアD(以下単にドアDと称する)を例に挙げて
説明すると、この第1図は、前記第5図に示すド
アDにおけるドアベルトライン部6より下部であ
るドアD内の−線断面を示しているが、ドア
ベルトライン部6より上部も同様の断面形状とな
つていて、ドアガラス1の車両前後方向の端縁1
1(この第1図では後端縁)に沿つて車両上下方
向に延び、かつドアガラス1を車外側にオフセツ
トさせる合成樹脂材等のスライダ2が、ドアガラ
ス端縁11に固着されており、このスライダ2は
ドアガラス端縁11を挾み込んで固着する断面略
コ字形の取付部21と、この取付部21から車室
側にオフセツトされ、かつドアフレーム3に嵌着
されたドアガラスラン4内を摺接するガイド部2
2とから構成されている。そしてドアガラスラン
4内にガイド部22が挿入案内されたスライダ2
によりドアガラス1を車外側にオフセツトさせる
ことができ、第5図に示すドアDのドアベルトラ
イン部6より上部では、この第1図(二点鎖線)
で示すようにドアガラス1の外側面12と図中の
二点鎖線で示すドアフレーム3の外側面31とを
略同一面上に位置させることができ、ドア部分に
おける車体外側面の面一化を図るよう構成されて
いると共に、スライダ2のガイド部22がドアフ
レーム3のドアガラスラン4内を上下摺動するこ
とにより、このスライダ2の取付部21に固着さ
れたドアガラス1が上下に昇降するよう構成され
ている。
このように構成されたドア構造であつて、第1
図乃至第4図に示すようにスライダ2のガイド部
22、即ちドアガラスラン4に摺接するガイド部
22におけるドアガラス1の下端よりの車室側の
面24の端部23近傍の肉厚を薄肉にして、スラ
イダ2のガイド部22に薄肉部5を形成したもの
である。
即ちこの考案は、前述の第6図および第7図に
示す従来技術で説明したように、ドアD内部にあ
つてドアガラス1を昇降させるウインドレギユレ
ータ機構によりドアベルトライン部6近傍を支点
に弧状に軌跡をもつて昇降し、前記ウインドレギ
ユレータ機構の昇降軌跡Aとドアガラス1の昇降
軌跡Bとのオフセツト量Cによりドアガラス1お
よびスライダ2のガイド部22が車室側ドアD内
および車外側(ドア上部)方向であるドアガラス
ラン4に強く押しつけられることを緩和すべく成
されたものであつて、ドアD内の状態を示すこの
実施例(第1図乃至第4図)では、ドアガラスラ
ン4に摺接するスライダ2のガイド部22におけ
るドアガラスラン4に最も強く押しつけられるド
アガラス1の下端23における車室側の面24の
車両幅方向の肉厚を下端23にて車両上方に向け
て所定長さL(第3図および第4図参照)だけ部
分的に削り落として、部分的に薄肉部5を形成し
たものである。
而して、ドアガラス昇降時には前述の従来技術
で説明した第7図に示すように、ウインドレギユ
レータ機構の昇降軌跡Aとドアガラス1の昇降軌
跡Bのオフセツト量Cにより、この第1図乃至第
4図に示すドアD内においてスライダ2のガイド
部22におけるドアガラス1の下端23における
車室側の面24がドアガラスラン4に強く押しつ
けられるような状態となつても、第3図および第
4図に示すように下端23にて車両上方に向けて
所定長さL、車両幅方向の肉厚を薄肉にして薄肉
部5に形成されていることで、押付け力の緩和が
図れ、この結果スライダ2のガイド部22とドア
ガラスラン4との間で生ずる摺動抵抗を低減で
き、ドアガラス1昇降時の昇降操作力が低減で
き、昇降操作性を向上できると共に、スライダ2
のガイド部22とドアガラスラン4との摺動抵抗
を低減すべくドアガラスラン4の表面に薄膜状に
塗布された低摩擦係数材の摩耗低減もでき、スラ
イダ2のガイド部22は長期間にわたりドアガラ
スラン4表面の低摩擦係数材を介し摺接できるた
め、スライダ2のガイド部22、特に下端23の
車室側の面24およびドアガラスラン4のガイド
部22との摺接面の耐久性の向上が図れ、ドアガ
ラス1の良好な昇降操作性を長期にわたつて維持
することができる。
尚、以上の実施例(第1図乃至第4図)では、
スライダ2のガイド部22の下端23車室側の面
24に薄肉部5を形成した構成を示したが、ドア
ガラス1昇降時にはドアベルトライン部6を支点
にスライダ2の下端が車室側に強く引かれるの
で、ドアガラス1の上端よりの車外側の面25も
ドアベルトライン部6を支点に車外側に強く押さ
れるので、このドアガラス1の上端よりの車外側
の面25においても図示してないが前述の第1図
乃至第4図に示す実施例と同様に、薄肉部5を形
成するよう構成してもよい。このようにスライダ
2のガイド部22における上端よりの車外側の面
25にも薄肉部5を形成することにより、前述の
第1図乃至第4図に示す実施例の作用効果をより
確実に得ることができる。
〔考案の効果〕
この考案は上述のように、スライダのガイド部
における下端部近傍の車室側の側面を切欠して薄
肉部を形成することで、ドアガラス昇降時におけ
るスライダのガイド部によるドアガラスランへの
車幅方向への押付け力が緩和され、スライダのガ
イド部とドアガラスランとの摺動抵抗が低減で
き、互いに摺接するスライダのガイド部およびド
アガラスランの摩耗抵減、耐久性の向上及び昇降
操作性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第5図までの図面はこの考案の実施
例を示しており、第1図はドアガラス(スライ
ダ)下端近傍部位における第5図の−線断面
図、第2図はドアガラス端縁に固着されたスライ
ダの第1図相当断面図、第3図は第2図の視
図、第4図は第2図の視図、第5図はリヤドア
の単体側面図、第6図および第7図の図面は従来
例を示しており、第6図は第1図相当断面図、第
7図はリヤドアの概略正面図(第5図の視概略
図)である。 1……ドアガラス、11……端縁、12……外
側面、2……スライダ、21……取付部、22…
…ガイド部、23……下端(端縁)、3……ドア
フレーム、31……外側面、4……ドアガラスラ
ン、5……薄肉部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドアガラスは、ドア内部に有つて前記ドアガラ
    スを昇降させるウインドレギユレータ機構により
    ドアベルトライン部近傍を支点に弧状の軌跡をも
    つて昇降し、前記ウインドレギユレータ機構の昇
    降軌跡に対し前記ドアガラス下端のドア内部昇降
    軌跡が車両外側に位置し、スライダは、前記ドア
    ガラスの車両前後方向の端縁に車両上下方向に延
    設固着され、前記ドアガラスの端縁に固着される
    取付部と、該取付部から車室側にオフセツトされ
    かつドアフレームに嵌着のドアガラスラン内を摺
    接するガイド部とから成り、前記スライダにて前
    記ドアガラスを車両外側に片寄らせ前記ドアガラ
    スの外側面と前記ドアフレームの外側面とが略同
    一面上に位置するようにしたドア構造において、
    前記ドアガラスの端縁に固着される前記スライダ
    のガイド部は、その下端部近傍の車室側の側面を
    欠切して薄肉部に形成したことを特徴とするドア
    構造。
JP1986119030U 1986-08-01 1986-08-01 Expired - Lifetime JPH0528086Y2 (ja)

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