JPH05281435A - 光ファイバカプラの製造方法 - Google Patents
光ファイバカプラの製造方法Info
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- JPH05281435A JPH05281435A JP10927992A JP10927992A JPH05281435A JP H05281435 A JPH05281435 A JP H05281435A JP 10927992 A JP10927992 A JP 10927992A JP 10927992 A JP10927992 A JP 10927992A JP H05281435 A JPH05281435 A JP H05281435A
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Landscapes
- Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 光ファイバの位置関係を正確にでき、再現性
のよい光ファイバカプラを得ることができる製造方法を
提供する。 【構成】 ガラス管2には、被覆付きの光ファイバが貫
通する大きさで、光ファイバの本数と同数の貫通孔が開
けられている。このガラス管2に、所定の長さだけ被覆
を除去した光ファイバ1をそれぞれの孔に通し、それぞ
れ裸ファイバ1aが管内に位置する状態に保持される。
ガラス管2を酸水素炎等の熱源3で加熱し、裸ファイバ
1aとガラス管2を融着し、一体化する。さらに、この
一体化部を加熱し、延伸することにより、所望の光ファ
イバカプラを得る。
のよい光ファイバカプラを得ることができる製造方法を
提供する。 【構成】 ガラス管2には、被覆付きの光ファイバが貫
通する大きさで、光ファイバの本数と同数の貫通孔が開
けられている。このガラス管2に、所定の長さだけ被覆
を除去した光ファイバ1をそれぞれの孔に通し、それぞ
れ裸ファイバ1aが管内に位置する状態に保持される。
ガラス管2を酸水素炎等の熱源3で加熱し、裸ファイバ
1aとガラス管2を融着し、一体化する。さらに、この
一体化部を加熱し、延伸することにより、所望の光ファ
イバカプラを得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一本の光ファイバに入
射した光信号を他の光ファイバに分岐したり複数本の光
ファイバに入射した光信号を結合させる際に使用される
光ファイバカプラの製造方法に関するものである。
射した光信号を他の光ファイバに分岐したり複数本の光
ファイバに入射した光信号を結合させる際に使用される
光ファイバカプラの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光ファイバカプラの製造方法の一
つとして、特開平2−123308号公報にも記載され
ているような、融着延伸法が知られている。
つとして、特開平2−123308号公報にも記載され
ているような、融着延伸法が知られている。
【0003】図4乃至図8は、従来の光ファイバカプラ
の製造工程図である。図中、1は光ファイバ、1aは裸
ファイバ部、5は固定部材、6はクランパである。図4
に示すように、光ファイバ1の被覆を所定の長さだけ除
去して、裸ファイバ部1aを露出させ、被覆除去部を形
成する。続いて、図5に示すように、被覆除去部を形成
した複数本の光ファイバを並列に密着させ、裸ファイバ
部1a同士を密着させた状態で酸水素炎等の高温加熱源
で加熱融着させる。さらに、この一体化部を加熱延伸し
て光ファイバカプラを作成する。
の製造工程図である。図中、1は光ファイバ、1aは裸
ファイバ部、5は固定部材、6はクランパである。図4
に示すように、光ファイバ1の被覆を所定の長さだけ除
去して、裸ファイバ部1aを露出させ、被覆除去部を形
成する。続いて、図5に示すように、被覆除去部を形成
した複数本の光ファイバを並列に密着させ、裸ファイバ
部1a同士を密着させた状態で酸水素炎等の高温加熱源
で加熱融着させる。さらに、この一体化部を加熱延伸し
て光ファイバカプラを作成する。
【0004】従来の方法では、裸ファイバ部1a同志を
融着する際、裸ファイバ部1a同士を並列に密着させる
ことが重要となる。このための方法として、 裸ファイバ部1aに数回ねじりを加える(図6)、 裸ファイバ部1aの両端を、糸や接着剤などの固定
部材5により接触固定する(図7)、 裸ファイバ部1aの両端を、クランパ6により裸フ
ァイバ部1aが接触した状態で保持する(図8)、 等の方法が用いられている。
融着する際、裸ファイバ部1a同士を並列に密着させる
ことが重要となる。このための方法として、 裸ファイバ部1aに数回ねじりを加える(図6)、 裸ファイバ部1aの両端を、糸や接着剤などの固定
部材5により接触固定する(図7)、 裸ファイバ部1aの両端を、クランパ6により裸フ
ァイバ部1aが接触した状態で保持する(図8)、 等の方法が用いられている。
【0005】これらの従来の光ファイバカプラの製造方
法では、次のような問題があった。まず、のねじりを
加えて裸ファイバ部1aを密着させる方法では、ねじり
により光ファイバに曲がりおよび応力が加わるため、光
ファイバカプラの光学的特性が劣化しやすい。の裸フ
ァイバ部の両端部を糸や接着剤などの固定部材5により
固定する方法では、固定部の形成に細かな注意と精密な
装置を必要とするため、作業効率の低下、設備の高価格
化により、光ファイバカプラの高価格化を招いてしま
う。のクランパ6で保持する方法では、光ファイバの
本数が多くなると、大型のクランプするための溝が必要
となり、また、裸ファイバ部1aの相互の位置を均等
に、かつ再現性よく把持することが困難である。
法では、次のような問題があった。まず、のねじりを
加えて裸ファイバ部1aを密着させる方法では、ねじり
により光ファイバに曲がりおよび応力が加わるため、光
ファイバカプラの光学的特性が劣化しやすい。の裸フ
ァイバ部の両端部を糸や接着剤などの固定部材5により
固定する方法では、固定部の形成に細かな注意と精密な
装置を必要とするため、作業効率の低下、設備の高価格
化により、光ファイバカプラの高価格化を招いてしま
う。のクランパ6で保持する方法では、光ファイバの
本数が多くなると、大型のクランプするための溝が必要
となり、また、裸ファイバ部1aの相互の位置を均等
に、かつ再現性よく把持することが困難である。
【0006】一方、複数の被覆なしの光ファイバの裸線
を、ガラス管の細孔に通し、加熱してガラス管と光ファ
イバとを一体化し、延伸することにより光ファイバカプ
ラを得ることは、例えば、特開平2−83505号公報
に記載されている。しかし、この技術は、1つの貫通孔
を有するガラス管に複数の光ファイバを挿入し、加熱一
体化するものである。この方式では、特に、光ファイバ
の本数が多い光ファイバカプラの製造、例えば、16本
の光ファイバを用いた光ファイバカプラの製造に適用す
る場合には、一体化部において個々の光ファイバの位置
関係を一定に保つことが困難であるという問題がある。
を、ガラス管の細孔に通し、加熱してガラス管と光ファ
イバとを一体化し、延伸することにより光ファイバカプ
ラを得ることは、例えば、特開平2−83505号公報
に記載されている。しかし、この技術は、1つの貫通孔
を有するガラス管に複数の光ファイバを挿入し、加熱一
体化するものである。この方式では、特に、光ファイバ
の本数が多い光ファイバカプラの製造、例えば、16本
の光ファイバを用いた光ファイバカプラの製造に適用す
る場合には、一体化部において個々の光ファイバの位置
関係を一定に保つことが困難であるという問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した問
題点に鑑みてなされたもので、光ファイバカプラを構成
する光ファイバの位置関係を正確にでき、再現性のよい
光ファイバカプラを得ることができる製造方法を提供す
ることを目的とするものである。
題点に鑑みてなされたもので、光ファイバカプラを構成
する光ファイバの位置関係を正確にでき、再現性のよい
光ファイバカプラを得ることができる製造方法を提供す
ることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1に記
載の発明においては、複数本の光ファイバを加熱一体
化、および延伸することにより光結合部を生成し、光フ
ァイバカプラを得る光ファイバカプラの製造方法におい
て、複数本の被覆付きの光ファイバについて、それぞれ
の被覆の一部を除去した後、被覆付きの光ファイバが貫
通する大きさの複数の孔を有するガラス管に、少なくと
も2本の光ファイバを各別の孔に挿入し、これを加熱
し、ガラス管および光ファイバを一体化し、さらに延伸
することにより光ファイバカプラを得ることを特徴とす
るものである。請求項2に記載の発明においては、ガラ
ス管の屈折率と光ファイバのクラッド部の屈折率との差
を、±2×10-3以下とし、請求項3に記載の発明にお
いては、ガラス管の粘度を、光ファイバのクラッド部の
粘度と同等もしくはそれ以下としたことを特徴とするも
のである。
載の発明においては、複数本の光ファイバを加熱一体
化、および延伸することにより光結合部を生成し、光フ
ァイバカプラを得る光ファイバカプラの製造方法におい
て、複数本の被覆付きの光ファイバについて、それぞれ
の被覆の一部を除去した後、被覆付きの光ファイバが貫
通する大きさの複数の孔を有するガラス管に、少なくと
も2本の光ファイバを各別の孔に挿入し、これを加熱
し、ガラス管および光ファイバを一体化し、さらに延伸
することにより光ファイバカプラを得ることを特徴とす
るものである。請求項2に記載の発明においては、ガラ
ス管の屈折率と光ファイバのクラッド部の屈折率との差
を、±2×10-3以下とし、請求項3に記載の発明にお
いては、ガラス管の粘度を、光ファイバのクラッド部の
粘度と同等もしくはそれ以下としたことを特徴とするも
のである。
【0009】
【作用】本発明によれば、請求項1の発明において、被
覆付きの光ファイバが貫通する大きさの孔を有するガラ
ス管の各別の孔に光ファイバを通すから、ガラス管の孔
開け作業、光ファイバの挿入作業などが簡単にできる。
また、ガラス管と光ファイバを融着一体化し、それを延
伸しているから、ガラス管の収縮によって孔がつぶれ
て、ガラス管と光ファイバを密着、一体化することがで
き、光ファイバを平行に密着させる作業など、細かな作
業が不要となる。また、融着後のファイバの位置は、ガ
ラス管の断面形状で決定されるから、光ファイバ相互の
位置関係の調整も不要とすることができる。
覆付きの光ファイバが貫通する大きさの孔を有するガラ
ス管の各別の孔に光ファイバを通すから、ガラス管の孔
開け作業、光ファイバの挿入作業などが簡単にできる。
また、ガラス管と光ファイバを融着一体化し、それを延
伸しているから、ガラス管の収縮によって孔がつぶれ
て、ガラス管と光ファイバを密着、一体化することがで
き、光ファイバを平行に密着させる作業など、細かな作
業が不要となる。また、融着後のファイバの位置は、ガ
ラス管の断面形状で決定されるから、光ファイバ相互の
位置関係の調整も不要とすることができる。
【0010】請求項2に記載の発明においては、ガラス
管の屈折率と光ファイバのクラッド部の屈折率との差
を、±2×10-3以下としたことによって、光ファイバ
間にガラス管の管材が存在しても、光学特性上問題のな
い、光ファイバカプラを得ることができる。
管の屈折率と光ファイバのクラッド部の屈折率との差
を、±2×10-3以下としたことによって、光ファイバ
間にガラス管の管材が存在しても、光学特性上問題のな
い、光ファイバカプラを得ることができる。
【0011】請求項3に記載の発明においては、ガラス
管の粘度を、光ファイバのクラッド部の粘度と同等もし
くはそれ以下としたから、加熱一体化時のファイバの変
形等を生じにくくすることができる。
管の粘度を、光ファイバのクラッド部の粘度と同等もし
くはそれ以下としたから、加熱一体化時のファイバの変
形等を生じにくくすることができる。
【0012】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の融着段階を示す
概略図、図2は同じく延伸段階を示す概略図である。図
中、1は光ファイバ、1aは裸ファイバ部、2はガラス
管、3は熱源、4はガラス管保持具である。
概略図、図2は同じく延伸段階を示す概略図である。図
中、1は光ファイバ、1aは裸ファイバ部、2はガラス
管、3は熱源、4はガラス管保持具である。
【0013】本発明の光ファイバカプラの製造方法の一
実施例を説明する。図4で説明したと同様に、光ファイ
バ1の被覆を所定の長さだけ除去して、裸ファイバ部1
aを露出させておく。ガラス管2には、被覆付きの光フ
ァイバが貫通する大きさで、カップリングする光ファイ
バの本数と同数の貫通孔が開けられている。貫通孔は、
所望の光ファイバカプラの断面形状と相似の位置に開け
られる。後の延伸工程でガラス管の外径が収縮するか
ら、太径のガラス管で作成することが可能である。
実施例を説明する。図4で説明したと同様に、光ファイ
バ1の被覆を所定の長さだけ除去して、裸ファイバ部1
aを露出させておく。ガラス管2には、被覆付きの光フ
ァイバが貫通する大きさで、カップリングする光ファイ
バの本数と同数の貫通孔が開けられている。貫通孔は、
所望の光ファイバカプラの断面形状と相似の位置に開け
られる。後の延伸工程でガラス管の外径が収縮するか
ら、太径のガラス管で作成することが可能である。
【0014】このガラス管2に、光ファイバ1をそれぞ
れの孔に通す。このとき、ガラス管2の孔が被覆付きの
光ファイバが貫通する大きさであるから、被覆を一部だ
け除去した光ファイバを用いることができる。貫通した
光ファイバ1は、それぞれ裸ファイバ部1aが管内に位
置する状態に保持される。
れの孔に通す。このとき、ガラス管2の孔が被覆付きの
光ファイバが貫通する大きさであるから、被覆を一部だ
け除去した光ファイバを用いることができる。貫通した
光ファイバ1は、それぞれ裸ファイバ部1aが管内に位
置する状態に保持される。
【0015】図1に示すように、ガラス管2を酸水素炎
等の熱源3で加熱する。この加熱によって、ガラス管が
収縮し、裸ファイバ部1aとガラス管2が融着し、一体
化する。さらに、図2に示すように、この一体化部を加
熱し、ガラス管保持具4により一体化部を左右に引っ張
り、一体化部を延伸する。ガラス管2は、光ファイバ挿
入時の断面形状と相似の断面形状を保ちながら、ガラス
管2の径はさらに小さくなり、挿入されているそれぞれ
の裸ファイバ部1aの間隔を狭め、所望の光ファイバカ
プラを得ることができる。
等の熱源3で加熱する。この加熱によって、ガラス管が
収縮し、裸ファイバ部1aとガラス管2が融着し、一体
化する。さらに、図2に示すように、この一体化部を加
熱し、ガラス管保持具4により一体化部を左右に引っ張
り、一体化部を延伸する。ガラス管2は、光ファイバ挿
入時の断面形状と相似の断面形状を保ちながら、ガラス
管2の径はさらに小さくなり、挿入されているそれぞれ
の裸ファイバ部1aの間隔を狭め、所望の光ファイバカ
プラを得ることができる。
【0016】このように、光ファイバ1の挿入前のガラ
ス管2が太径であっても、それを加熱延伸して製造する
から、高精度で光ファイバカプラを製造することが可能
である。
ス管2が太径であっても、それを加熱延伸して製造する
から、高精度で光ファイバカプラを製造することが可能
である。
【0017】ただし、本発明の製造方法に用いるガラス
管2の屈折率が、光ファイバのクラッド部に用いられる
ガラス材の屈折率と大きく異なると、ガラス管2の管材
と光ファイバのクラッドとの境界面において光学特性が
変化してしまうため、好ましくない。そのため、ガラス
管2の屈折率と光ファイバ1のクラッド部の屈折率の差
が±0.002以下であることが望ましい。
管2の屈折率が、光ファイバのクラッド部に用いられる
ガラス材の屈折率と大きく異なると、ガラス管2の管材
と光ファイバのクラッドとの境界面において光学特性が
変化してしまうため、好ましくない。そのため、ガラス
管2の屈折率と光ファイバ1のクラッド部の屈折率の差
が±0.002以下であることが望ましい。
【0018】また、本発明の製造方法に用いるガラス管
2は、光ファイバ1のクラッド部に用いられるガラス材
より低粘度である方が良い。これは、光ファイバ1とガ
ラス管2とを加熱一体化する際に、光ファイバ1が熱に
よって変形するのを防ぐことができる。
2は、光ファイバ1のクラッド部に用いられるガラス材
より低粘度である方が良い。これは、光ファイバ1とガ
ラス管2とを加熱一体化する際に、光ファイバ1が熱に
よって変形するのを防ぐことができる。
【0019】本発明の光ファイバカプラの製造方法の一
具体例について説明する。具体例として、1×8スター
カプラの製造を行なった。図3は、この具体例において
用いるガラス管の断面図である。図中、2aは貫通孔で
ある。図3に示す断面構造を有し、外径1.4mm、一
つの貫通孔2aの直径270μm、長さ30mmのガラ
ス管2を作成した。このガラス管2は、光ファイバ1の
クラッド部と同一のガラス材を用いて作成した。
具体例について説明する。具体例として、1×8スター
カプラの製造を行なった。図3は、この具体例において
用いるガラス管の断面図である。図中、2aは貫通孔で
ある。図3に示す断面構造を有し、外径1.4mm、一
つの貫通孔2aの直径270μm、長さ30mmのガラ
ス管2を作成した。このガラス管2は、光ファイバ1の
クラッド部と同一のガラス材を用いて作成した。
【0020】一方、8本の光ファイバ1の被覆を、それ
ぞれ長さ35mmにわたり除去し、ガラス管2の貫通孔
2aに1本ずつ挿入した。そして、被覆の除去された裸
ファイバ部1aが、ガラス管2内に位置するように、光
ファイバ1を図示しない固定手段に固定した。
ぞれ長さ35mmにわたり除去し、ガラス管2の貫通孔
2aに1本ずつ挿入した。そして、被覆の除去された裸
ファイバ部1aが、ガラス管2内に位置するように、光
ファイバ1を図示しない固定手段に固定した。
【0021】その後、ガラス管2をガラス管保持具4で
固定し、酸水素バーナを熱源3として用いて加熱し、光
ファイバ1とガラス管2とを一体化した。さらに、酸水
素バーナでガラス管2を加熱しながら、ガラス管保持具
4を左右に離す方向に移動し、一体化部を延伸した。こ
の時、ガラス管2の中央の孔に挿入した光ファイバの一
端から、λ=1.31μmの光を入射し、この光ファイ
バの他端および他の1本のファイバから出射される光強
度を、パワーメータでモニタしながら延伸を行ない、2
本の光ファイバからの出射光強度が等しくなった時点で
延伸を停止した。
固定し、酸水素バーナを熱源3として用いて加熱し、光
ファイバ1とガラス管2とを一体化した。さらに、酸水
素バーナでガラス管2を加熱しながら、ガラス管保持具
4を左右に離す方向に移動し、一体化部を延伸した。こ
の時、ガラス管2の中央の孔に挿入した光ファイバの一
端から、λ=1.31μmの光を入射し、この光ファイ
バの他端および他の1本のファイバから出射される光強
度を、パワーメータでモニタしながら延伸を行ない、2
本の光ファイバからの出射光強度が等しくなった時点で
延伸を停止した。
【0022】このような製造方法により、10個の1×
8スターカプラを製造した。いずれのカプラにおいて
も、過剰損は0.3dB以下、各ポートごとの挿入損失
の差は1dB以下であり、良好な特性を有する光ファイ
バカプラを、再現性よく製造することが可能であること
を確認した。
8スターカプラを製造した。いずれのカプラにおいて
も、過剰損は0.3dB以下、各ポートごとの挿入損失
の差は1dB以下であり、良好な特性を有する光ファイ
バカプラを、再現性よく製造することが可能であること
を確認した。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、請求項1の発明において、被覆付きの光ファ
イバが貫通する大きさの孔を有するガラス管を用い、こ
の孔に光ファイバを通すから、ガラス管の孔開け作業、
光ファイバの挿入作業などが簡単にできる。また、ガラ
ス管の収縮により、管と光ファイバを密着、一体化し、
さらにそれを延伸しているから、光ファイバを平行に密
着させる作業など、細かな作業が不要となる。また、融
着後のファイバの位置はガラス管の断面形状で決定され
るから、光ファイバ相互の位置関係の調整も不要とする
ことができる。このように、本発明の製造方法を用いる
ことにより、光ファイバカプラ製造を簡単にかつ再現性
よく行なうことが可能となるという効果がある。
によれば、請求項1の発明において、被覆付きの光ファ
イバが貫通する大きさの孔を有するガラス管を用い、こ
の孔に光ファイバを通すから、ガラス管の孔開け作業、
光ファイバの挿入作業などが簡単にできる。また、ガラ
ス管の収縮により、管と光ファイバを密着、一体化し、
さらにそれを延伸しているから、光ファイバを平行に密
着させる作業など、細かな作業が不要となる。また、融
着後のファイバの位置はガラス管の断面形状で決定され
るから、光ファイバ相互の位置関係の調整も不要とする
ことができる。このように、本発明の製造方法を用いる
ことにより、光ファイバカプラ製造を簡単にかつ再現性
よく行なうことが可能となるという効果がある。
【0024】請求項2に記載の発明においては、ガラス
管の屈折率と光ファイバのクラッド部の屈折率の差が±
2×10-3以下としたから、光ファイバ間にガラス管の
管材が存在しても光学特性上問題のない、光ファイバカ
プラを得ることができる。
管の屈折率と光ファイバのクラッド部の屈折率の差が±
2×10-3以下としたから、光ファイバ間にガラス管の
管材が存在しても光学特性上問題のない、光ファイバカ
プラを得ることができる。
【0025】請求項3に記載の発明においては、ガラス
管の粘度が光ファイバのクラッド部の粘度と同等もしく
はそれ以下としたから、加熱一体化時のファイバの変形
等を生じにくくすることができる、という効果がある。
管の粘度が光ファイバのクラッド部の粘度と同等もしく
はそれ以下としたから、加熱一体化時のファイバの変形
等を生じにくくすることができる、という効果がある。
【図1】本発明の一実施例の融着段階を示す概略図であ
る。
る。
【図2】本発明の一実施例の延伸段階を示す概略図であ
る。
る。
【図3】具体例において用いるガラス管の断面図であ
る。
る。
【図4】〜
【図8】従来の光ファイバカプラの製造工程図である。
1 光ファイバ 1a 裸ファイバ部 2 ガラス管 2a 貫通孔 3 熱源 4 ガラス管保持具 5 固定部材 6 クランパ
フロントページの続き (72)発明者 滝本 弘明 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友電 気工業株式会社横浜製作所内 (72)発明者 横田 弘 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友電 気工業株式会社横浜製作所内
Claims (3)
- 【請求項1】 複数本の光ファイバを加熱一体化、およ
び延伸することにより光結合部を生成し、光ファイバカ
プラを得る光ファイバカプラの製造方法において、複数
本の被覆付きの光ファイバについて、それぞれの被覆の
一部を除去した後、被覆付きの光ファイバが貫通する大
きさの複数の孔を有するガラス管に、少なくとも2本の
光ファイバを各別の孔に挿入し、これを加熱し、ガラス
管および光ファイバを一体化し、さらに延伸することに
より光ファイバカプラを得ることを特徴とする光ファイ
バカプラの製造方法。 - 【請求項2】 ガラス管の屈折率と光ファイバのクラッ
ド部の屈折率との差が、±2×10-3以下であることを
特徴とする請求項1記載の光ファイバカプラの製造方
法。 - 【請求項3】 ガラス管の粘度が、光ファイバのクラッ
ド部の粘度と同等もしくはそれ以下であることを特徴と
する請求項1または2記載の光ファイバカプラの製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10927992A JPH05281435A (ja) | 1992-04-02 | 1992-04-02 | 光ファイバカプラの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10927992A JPH05281435A (ja) | 1992-04-02 | 1992-04-02 | 光ファイバカプラの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05281435A true JPH05281435A (ja) | 1993-10-29 |
Family
ID=14506145
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10927992A Pending JPH05281435A (ja) | 1992-04-02 | 1992-04-02 | 光ファイバカプラの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05281435A (ja) |
-
1992
- 1992-04-02 JP JP10927992A patent/JPH05281435A/ja active Pending
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