JPH05283888A - プリント配線板およびその製造方法 - Google Patents

プリント配線板およびその製造方法

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JPH05283888A
JPH05283888A JP10561592A JP10561592A JPH05283888A JP H05283888 A JPH05283888 A JP H05283888A JP 10561592 A JP10561592 A JP 10561592A JP 10561592 A JP10561592 A JP 10561592A JP H05283888 A JPH05283888 A JP H05283888A
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wave shield
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copper foil
shield layer
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Masuo Matsumoto
満寿雄 松本
Hiromoto Sato
弘基 佐藤
Kozo Takahashi
高蔵 高橋
Sumisaburou Nichii
純三郎 日井
Mikiya Kojima
幹矢 小島
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CMK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 面積抵抗が小さく、経時的な信頼性のある電
磁波シールド構造とする。 【構成】 基板1の接地ランド4,部品5の接続ランド
3を除いた領域を絶縁層8で覆い、絶縁層8上に電磁波
シールド層9を設け、電磁波シールド層9をソルダーレ
ジスト10で保護する。電磁波シールド層9と接地ラン
ド4とをフラットパッケージ形状のジャンパー部材4で
接続し、電磁波シールド層9を接地電位とする。電磁波
シールド層9として銅箔を用いることにより面積抵抗を
小さくし、経時的な安定性を確保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁波シールド層を備
えたプリント配線板と、その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】情報処理機器や電子事務機器等では、外
来の電磁波による誤動作を防止したり、ノイズとなる電
磁波の漏洩を防止する必要があるところから機器を覆う
ケースを金属製としたり、ケース内面にメタライズ層を
形成することが行なわれている。かかる機器内に装着さ
れるプリント配線板においても、その高速化と作動の信
頼性を高めるため、電磁波ノイズを抑制する必要性が生
じている。
【0003】このため従来のプリント配線板において
は、導電ペーストを塗布することにより電磁波対策を行
なっている。図11は、この従来のプリント配線板を示
し、絶縁性の基板100の両面には銅箔をエッチングす
ることにより形成された回路110および電子部品の接
続ランド120が設けられている。130は基板100
の両面の回路を接続するための導電性のスルーホール、
140は基板両面の所定部分に形成された接地ランドで
ある。この基板100における接続ランド120および
スルーホール130の形成部位を除く両面は絶縁層15
0で被覆されており、この絶縁層150の上に導電ペー
ストからなる電磁波シールド層160が形成されてい
る。電磁波シールド層160は基板100の絶縁層15
0上に印刷等により塗布されるが、基板100上の接地
ランド140とは接触状態となることにより、電圧が接
地レベルに保持されて電磁波シールドを行なう。170
はこの電磁波シールド層160上を被覆するように設け
られたソルダーレジストからなる保護層である。
【0004】このように導電ペーストからなる電磁波シ
ールド層160を設けることにより、基板100上にパ
ターン形成された回路110からの電磁波の放射を低減
できると共に、外来の電磁波ノイズによる回路110の
誤動作を防止することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電磁波シールド層に使用されている導電ペーストは銅な
どの導電金属粉をポリマーに混練したものであるため、
面積抵抗を十分に小さくできず、十分な電磁波シールド
を行なうことができない問題がある。また、導電ペース
トは環境温度の変化や湿気等により劣化するため、面積
抵抗が経時的に増大し、その抵抗値が不安定となるばか
りでなく、絶縁層150との密着性や接地ランド140
との接続性の信頼性も低下する問題を有している。
【0006】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
のであり、導電ペーストを使用することなく、確実で良
好な電磁波シールドができると共に、長期的に信頼性の
あるシールド能力を有したプリント配線板と、そのため
の製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するため本発明のプリント配線板は、電磁波シールド
が不要の回路部分を除く基板の片面または両面に絶縁層
を介して銅箔からなる電磁波シールド層が積層されてい
ることを特徴とするものである。かかる銅箔からなる電
磁波シールド層は面積抵抗が十分に小さいため、良好な
シールド力を有している。この場合、銅箔からなる電磁
波シールド層と基板上の接地ランドとをジャンパー部材
により接続することにより、電磁波シールド層を接地レ
ベルとすることができ、確実なシールドを行なうことが
できる。また、このジャンパー部材をフラットパッケー
ジ形状とすることにより、基板への電子部品の実装と同
時に配設することができる。
【0008】このようなプリント配線板を製造する本発
明の方法は、回路が形成された基板の片面または両面に
絶縁層を被覆する工程と、電磁波シールドが不要の回路
部分を除く基板面を覆うパターンとなるように銅箔を打
ち抜く工程と、打ち抜かれた銅箔を前記絶縁層に接着す
る工程とを備えていることを特徴とするものである。ま
た、本発明の製造方法は、回路が形成された基板の片面
または両面に絶縁層を被覆する工程と、この絶縁層に銅
箔を接合する工程と、前記基板上における電磁波シール
ドが不要の回路に対応した銅箔部分をエッチング除去す
る工程とを備えていることを特徴とするものである。上
記のような、いずれの方法にもプリント配線板を良好に
製造することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図示する実施例により具体的
に説明する。なお、各実施例において、同一の要素は同
一の符号で対応させることにより重複する説明を省略す
る。
【0010】図1は、本発明の実施例1のプリント配線
板を示し、絶縁性の基板1の両面に回路2と、接続ラン
ド3と、接地ランド4とがパターン形成されている。こ
れらの回路2,接続ランド3,接地ランド4は基板両面
の全体に銅箔が積層された銅張積層板を印刷、露光した
後、エッチングすることにより、同時に形成される。こ
こで接続ランド3は電子部品5が実装されるものであ
り、同部品5のリード5aがあるいは同部品5が直接
に、接続ランド3にリフロー半田付けされている。ま
た、接地ランド4は、その電位が接地レベルに保持され
るものである。6は基板1両面の回路2を接続するため
のスルーホールであり、そのための導電材7が充填され
ている。
【0011】このように、回路2,接続ランド3,接地
ランド4が形成された基板1の両面の所定部位が絶縁層
8により被覆され、この絶縁層8上に電磁波シールド層
9が設けられている。これら絶縁層8および電磁波シー
ルド層9は、電磁波シールドが不要な回路部分を除く基
板部分に施されるものである。図示例においては、電子
部品5が実装される接続ランド3および基板1の両面を
導通するスルーホール6の形成部位を除く基板1上に設
けられている。ここで電磁波シールド層9は銅箔を絶縁
層8上に接合することにより構成されるものである。こ
のように電磁波シールド層9を銅箔により構成すること
により、面積抵抗が小さいシールド層とすることがで
き、確実な電磁波シールドを行なうことができる。ま
た、銅箔は温度、湿気等の環境条件により劣化すること
がないため、経時的な信頼性も十分具備することができ
る。
【0012】10は、かかる銅箔からなる電磁波シール
ド層9上に塗布されて硬化されたソルダーレジストであ
り、電磁波シールド層9の剥離および酸化等を防止する
保護層として機能する。
【0013】以上の構成に加えて、銅箔からなる電磁波
シールド層9と、基板1上の接地ランド4とはジャンパ
ー部材11により接続されており、これにより電磁波シ
ールド層9の電位が接地レベルに保持されている。この
ように電磁波シールド層9を接地レベルに保持すること
により、電磁波シールド力を十分に確保でき、基板1上
の回路2からの電磁波の放射と、外来電磁波の回路2へ
の侵入を確実に防止することができる。
【0014】次に本実施例の製造方法を説明する。ま
ず、回路2,接続ランド3および接地ランド4を形成し
た基板1に対して、絶縁層8を被覆する。一方、接着剤
が下面にラミネートされた銅箔をパンチングして、接続
ランド3,接地ランド4およびスルーホール6に対応し
た部分を打ち抜き、この銅箔を絶縁層8に接着し、電磁
波シールド層9とする。そして、この電磁波シールド9
上にソルダーレジスト10を塗布して、プリント配線板
とする。その後、電子部品5およびジャンパー部材11
を実装し、その端子をリフロー半田付けして組立てが終
了する。
【0015】図2はジャンパー部材11を示し、両端部
が接続用のリード12,13となっている導電材14
と、導電材14の中央部分にプラスチックをモールドす
ることにより形成されたパッケージ材15とを備え、全
体がフラットパッケージ形状に成形されている。このジ
ャンパー部材11はフラットパッケージ形状に成形され
ることにより、同形状の電子部品と同等に取り扱うこと
ができる。このため電子部品の実装と同時にジャンパー
部材11を実装できるため、その実装を自動化できるメ
リットがある。ここでリード12は電磁波シールド層9
に半田付けされる一方、リード13は基板1上の接地ラ
ンド13に半田付けされるが、リード13に対しリード
12が寸法hだけ高くなるように形成されている。かか
る寸法hは基板1における接地ランド8と電磁波シール
ド層9との段差(例えば100μm)と対応した寸法と
なっている。このように段差に対応した寸法hをリード
12,13に形成することにより、ジャンパー部材11
のリードの接続を確実に行なうことができると共に、リ
ードの変形を防止することができる。
【0016】図3および図4は、ジャンパー部材11の
別例を示し、リード12,13がいずれも4本からなる
と共に、電磁波シールド層9に接続されるリード12の
内、外側の2本のリード12bに対し、内側の2本のリ
ード12aが寸法hだけ高くなっており、図1に示すプ
リント配線板では、寸法hだけ高いリード12aが電磁
波シールド層9に半田付けされるようになっている。こ
のような構成のジャンパー部材11に、複数のリード1
2,13を対応した電磁波シールド層9,接地ランド3
に接続できるため、その接続の信頼性が向上する。
【0017】図5および図6は、ジャンパー部材11の
さらに別例を示し、導電材11全体が幅広形状となって
おり、これにより導電材11の抵抗値がさらに小さくな
り、ジャンパー部材11としての機能が高効率化されて
いる。本例において、電磁波シールド層9との接続用の
リード12の外側には、リード13と同一高さとなる支
持リード16が併設されている。この支持リード16に
よりジャンパー部材11を水平に保持でき、その良好な
実装が可能となっている。なお、ジャンパー部材11と
しては、フラットパッケージ形状とする必要がなく、導
電線材の半田付け、ビス止めあるいは溶接であっても良
い。
【0018】図7は本発明の実施例2を示し、回路2,
接地ランド4が基板1の片面にのみ形成されている。本
実施例において、回路2の形成部位を被覆する絶縁層8
上には、接着層20が施されており、この接着層20上
に銅箔からなる電磁波シールド層9が設けられている。
この場合、回路2と接地ランド4との間が大きく離間さ
れており、接着層20は回路2と接地ランド4との離間
部分の基板1上まで施されている。このようなプリント
配線板では、電磁波シールド層9と接地ランド4との段
差が30〜50μmと小さくなるため、これらを接続す
るジャンパー部材11としてはリード12,13が同一
高さとなっている一般のフラットパッケージ形状のもの
を使用できる。このため、ジャンパー部材11を電子部
品と同等に取扱うことができ、その自動実装をさらに円
滑に行なうことができる。
【0019】図8ないし図10は基板1上の接地ランド
4と銅箔からなる電磁波シールド層9とを接続するジャ
ンパー部材11の別例をそれぞれ示す。図8および図9
は導電ペーストをジャンパー部材11として使用するも
のであり、銅箔からなる電磁波シールド層9の形成後
に、導電ペーストを塗布することによりジャンパー部材
11を形成し、その後、電磁波シールド層9,ジャンパ
ー部材11を覆うようにソルダーレジスト10が塗布さ
れる。図8におけるジャンパー部材11は上部が幅広の
フランジ状となって電磁波シールド層9に接触してい
る。図9においては、電磁波シールド層9に凹部を形成
し、この凹部にジャンパー部材11が充填されると共
に、接地ランド4の周囲にもジャンパー部材11が充填
されている。従って、いずれにおいてもジャンパー部材
11と電磁波シールド層9または/および接地ランド4
との接触面積が大きくなっており、その接続が確実とな
っていると共に、面積抵抗も小さくなっている。
【0020】図10のジャンパー部材11は導電性接着
フィルムを熱圧着するものであり、電磁波シールド層9
および接地ランド4に掛け渡すように接着されることに
より、双方への接触が確実に行なわれている。
【0021】本発明は、以上の実施例に限定されること
なく種々変形が可能である。電磁波シールド層9として
の銅箔としては、シールド不要部分を打ち抜いたものを
使用する必要がなく、銅箔をそのまま絶縁層全体に被覆
しても良い。この場合には、銅箔の接合後に、エッチン
グ処理して接続ランドなどのシールド不要部分の銅箔を
除去することにより、電子部品の実装を行なうことがで
きる。また、電磁波シールド層として、銅張フレキシブ
ル板を使用しても良い。さらには銅箔からなる電磁波シ
ールド層におけるシールド不要部分に対して所定の処理
を行なうことにより、その不要部分にインダクタンス,
コンデンサ,抵抗などの回路を形成したり、電子部品の
実装用の接続ランドを形成することができる。さらに、
また電磁波シールド層としてニッケルなどの高透磁率の
金属箔を銅箔に積層したものを使用でき、これにより低
周波から高周波までの広範囲の周波数帯域に対しての電
磁波シールドを行なうことができる。なお、スルーホー
ル6(図1参照)の形成部位を絶縁層8を介して銅箔か
らなる電磁波シールド層9で被覆してシールド性を付与
しても良い。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、銅箔を用
いて電磁波シールドを行なうため、確実なシールドがで
き、しかも経時的に安定したシールドが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の断面図である。
【図2】ジャンパー部材の側面図である。
【図3】ジャンパー部材の別例の側面図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】ジャンパー部材のさらに別例の平面図である。
【図6】図5の側面図である。
【図7】本発明の実施例2の断面図である。
【図8】本発明のジャンパー部材の変形例の断面図であ
る。
【図9】本発明のジャンパー部材の別の変形例の断面図
である。
【図10】本発明のジャンパー部材のさらに別の変形例
の断面図である。
【図11】従来のプリント配線板の断面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 回路 4 接地ランド 8 絶縁層 9 電磁波シールド層 11 ジャンパー部材
フロントページの続き (72)発明者 日井 純三郎 埼玉県入間郡三芳町藤久保1106 日本シイ エムケイ株式会社内 (72)発明者 小島 幹矢 埼玉県入間郡三芳町藤久保1106 日本シイ エムケイ株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁波シールドが不要の回路部分を除く
    基板の片面または両面に絶縁層を介して銅箔からなる電
    磁波シールド層が積層されていることを特徴とするプリ
    ント配線板。
  2. 【請求項2】 前記電磁波シールド層はその銅箔が外側
    となるように基板に接合された銅張フレキシブル板であ
    ることを特徴とする請求項1記載のプリント配線板。
  3. 【請求項3】 前記銅箔からなる電磁波シールド層と前
    記基板上の接地ランドとがジャンパー部材により接続さ
    れていることを特徴とする請求項1または2記載のプリ
    ント配線板。
  4. 【請求項4】 前記ジャンパー部材はフラットパッケー
    ジ形状に形成され、基板への部品実装工程で前記電磁波
    シールド層と接地ランドとを接続するように配設される
    ことを特徴とする請求項3記載のプリント配線板。
  5. 【請求項5】 前記フラットパッケージ形状のジャンパ
    ー部材は前記電磁波シールド層と接地ランドとの段差に
    応じてリードの高さが異なっていることを特徴とする請
    求項4記載のプリント配線板。
  6. 【請求項6】 前記ジャンパー部材は前記電磁波シール
    ド層と接地ランドとを掛け渡すように施された導電ペー
    ストまたは導電フィルムであることを特徴とする請求項
    3記載のプリント配線板。
  7. 【請求項7】 回路が形成された基板の片面または両面
    に絶縁層を被覆する工程と、電磁波シールドが不要の回
    路部分を除く基板面を覆うパターンとなるように銅箔を
    打ち抜く工程と、打ち抜かれた銅箔を前記絶縁層に接着
    する工程とを備えていることを特徴とするプリント配線
    板の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記銅箔を絶縁層に接着した後に、銅箔
    と基板の接地ランドとをジャンパー部材で接続すること
    を特徴とする請求項7記載のプリント配線板の製造方
    法。
  9. 【請求項9】 回路が形成された基板の片面または両面
    に絶縁層を被覆する工程と、この絶縁層に銅箔を接合す
    る工程と、前記基板上における電磁波シールドが不要の
    回路に対応した銅箔部分をエッチング除去する工程とを
    備えていることを特徴とするプリント配線板の製造方
    法。
  10. 【請求項10】 前記エッチング後に前記銅箔と基板の
    接地ランドとをジャンパー部材で接続することを特徴と
    する請求項9記載のプリント配線板の製造方法。
JP10561592A 1992-03-31 1992-03-31 プリント配線板およびその製造方法 Pending JPH05283888A (ja)

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