JPH05284A - 清浄方法、部品の清浄方法、洗浄液、加工処理液、磁気記録媒体の製造方法、磁気記録媒体、および磁気記録装置 - Google Patents
清浄方法、部品の清浄方法、洗浄液、加工処理液、磁気記録媒体の製造方法、磁気記録媒体、および磁気記録装置Info
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- JPH05284A JPH05284A JP14629991A JP14629991A JPH05284A JP H05284 A JPH05284 A JP H05284A JP 14629991 A JP14629991 A JP 14629991A JP 14629991 A JP14629991 A JP 14629991A JP H05284 A JPH05284 A JP H05284A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】磁気ディスク等の部品表面に付着した微小な異
物を除去する洗浄液、清浄方法等を提供し、清浄度の高
い部品、及びこれを用いた装置を提供すること。 【構成】微粒子(16)を含む洗浄液を供給しながら擦
ることで、該処理液に分散されている微粒子(16)の
結合エネルギ−及び表面微小凹凸部での高追従性によ
り、処理液に分散した微粒子(16)は、対象とする表
面に付着した微小な削り粉(9)を動かし、または削り
粉(9)そのものを吸着して、付着物を処理液中に分散
させる。これにより、磁気記録媒体の磁性膜2の表面か
ら、付着した削り粉(16)を効果的に取り除く。
物を除去する洗浄液、清浄方法等を提供し、清浄度の高
い部品、及びこれを用いた装置を提供すること。 【構成】微粒子(16)を含む洗浄液を供給しながら擦
ることで、該処理液に分散されている微粒子(16)の
結合エネルギ−及び表面微小凹凸部での高追従性によ
り、処理液に分散した微粒子(16)は、対象とする表
面に付着した微小な削り粉(9)を動かし、または削り
粉(9)そのものを吸着して、付着物を処理液中に分散
させる。これにより、磁気記録媒体の磁性膜2の表面か
ら、付着した削り粉(16)を効果的に取り除く。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、清浄方法、部品の清浄
方法、磁気記録媒体の製造方法、磁気記録媒体、磁気記
録装置、洗浄液、および加工処理液にかかり、特に高清
浄度を確保するのに好適な清浄方法、高清浄度を確保す
るのに好適な部品の清浄方法、高清浄度を確保するのに
好適な磁気記録媒体の製造方法、高清浄度を確保した磁
気記録媒体、高清浄度の磁気記録媒体を備えた磁気記録
装置、高清浄度を確保するのに好適な洗浄液、および高
清浄度を確保するのに好適な加工処理液に関する。
方法、磁気記録媒体の製造方法、磁気記録媒体、磁気記
録装置、洗浄液、および加工処理液にかかり、特に高清
浄度を確保するのに好適な清浄方法、高清浄度を確保す
るのに好適な部品の清浄方法、高清浄度を確保するのに
好適な磁気記録媒体の製造方法、高清浄度を確保した磁
気記録媒体、高清浄度の磁気記録媒体を備えた磁気記録
装置、高清浄度を確保するのに好適な洗浄液、および高
清浄度を確保するのに好適な加工処理液に関する。
【0002】
【従来の技術】精密部品の製造工程の一例として、以下
磁気ディスクを例にして説明する。近年の磁気ディスク
装置は、記録密度の向上という観点から、高保磁力微細
磁性粉とバインダ−からなる塗布型媒体、または残留磁
気量の大きい薄膜磁気記録媒体を採用している。
磁気ディスクを例にして説明する。近年の磁気ディスク
装置は、記録密度の向上という観点から、高保磁力微細
磁性粉とバインダ−からなる塗布型媒体、または残留磁
気量の大きい薄膜磁気記録媒体を採用している。
【0003】塗布型媒体を用いた磁気ディスクの一般的
構造は、次のようなものである。すなわち、非磁性基板
上に、磁性粉とバインダ−樹脂と塗膜補強剤とから構成
された磁性塗料を薄膜塗布し、磁場配向処理と硬化処理
を行った後、その表面を加工、洗浄し、潤滑膜を形成し
て、磁気ディスクが構成される。
構造は、次のようなものである。すなわち、非磁性基板
上に、磁性粉とバインダ−樹脂と塗膜補強剤とから構成
された磁性塗料を薄膜塗布し、磁場配向処理と硬化処理
を行った後、その表面を加工、洗浄し、潤滑膜を形成し
て、磁気ディスクが構成される。
【0004】薄膜磁気記録媒体を用いた磁気ディスクの
一般的構造は、次のようなものである。すなわち、非磁
性基板に非強磁性金属層を形成し、さらにその上に磁性
膜を形成し、磁性膜上に保護膜を形成した後、適切な表
面突起物処理後、必要に応じて潤滑膜を形成した構造で
ある。ここで、非強磁性金属層の形成は省略される場合
も有る。
一般的構造は、次のようなものである。すなわち、非磁
性基板に非強磁性金属層を形成し、さらにその上に磁性
膜を形成し、磁性膜上に保護膜を形成した後、適切な表
面突起物処理後、必要に応じて潤滑膜を形成した構造で
ある。ここで、非強磁性金属層の形成は省略される場合
も有る。
【0005】なお、本発明に関連する従来技術として
は、特公昭60−42440号公報、特開昭61−14
8398号公報、特開昭61−500351号公報、特
開昭62ー95400号公報等に開示された発明が存在
する。
は、特公昭60−42440号公報、特開昭61−14
8398号公報、特開昭61−500351号公報、特
開昭62ー95400号公報等に開示された発明が存在
する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】精密部品の製造工程に
おける加工粉の付着の一例として、以下磁気ディスクの
製造工程を例にして説明する。記録装置に大容量化が要
求されている状況において、磁気ディスクは、高記録密
度及び高信頼性を達成しなければならない。高記録密度
化を達成するためには、磁気媒体として磁気特性の向上
が必要であり、また磁気ディスクと磁気ヘッド間の低浮
上化が必要である。
おける加工粉の付着の一例として、以下磁気ディスクの
製造工程を例にして説明する。記録装置に大容量化が要
求されている状況において、磁気ディスクは、高記録密
度及び高信頼性を達成しなければならない。高記録密度
化を達成するためには、磁気媒体として磁気特性の向上
が必要であり、また磁気ディスクと磁気ヘッド間の低浮
上化が必要である。
【0007】このため、塗布型媒体においては、保磁力
の高い微細な磁性粉が使用される方向に有る。このよう
な微細磁性粉を使用した場合においては、磁気ディスク
の表面を研磨したときに発生する削り粉が小さい為、デ
ィスク表面に残ってしまう。一方、薄膜磁気記録媒体に
おいては、表面突起物の除去工程にて発生する削り粉が
媒体自身の平滑性により付着力が高く、同じくディスク
表面に残ってしまうことが明らかとなった。
の高い微細な磁性粉が使用される方向に有る。このよう
な微細磁性粉を使用した場合においては、磁気ディスク
の表面を研磨したときに発生する削り粉が小さい為、デ
ィスク表面に残ってしまう。一方、薄膜磁気記録媒体に
おいては、表面突起物の除去工程にて発生する削り粉が
媒体自身の平滑性により付着力が高く、同じくディスク
表面に残ってしまうことが明らかとなった。
【0008】その結果、塗布型媒体及び磁気ディスクに
おいて、ヘッドがコンタクト スタート ストップ(c
ontact start stop、 以下、CSS
と略す。)を行うと、記録媒体表面に残っている削り粉
が磁気ヘッドのヘッドスライダ表面に付着し、信頼性上
問題があることが判明した。従って、磁気ディスク表面
の清浄度を確保することが必要となるが、従来の洗浄技
術では磁気ディスク表面に残る削り粉の粒子サイズが小
さいため、対応できないことが明らかになった。
おいて、ヘッドがコンタクト スタート ストップ(c
ontact start stop、 以下、CSS
と略す。)を行うと、記録媒体表面に残っている削り粉
が磁気ヘッドのヘッドスライダ表面に付着し、信頼性上
問題があることが判明した。従って、磁気ディスク表面
の清浄度を確保することが必要となるが、従来の洗浄技
術では磁気ディスク表面に残る削り粉の粒子サイズが小
さいため、対応できないことが明らかになった。
【0009】本発明は、上記した従来技術の問題点に鑑
み成されたもので、磁気ディスク等の精密部品の製造工
程において付着する削り粉を高清浄度で洗浄する清浄方
法、洗浄液、加工処理液を提供し、かつ磁気ディスク表
面に付着する削り粉或いは微小な付着物を高清浄度で洗
浄することを可能とする磁気ディスク製造方法を提供
し、さらに高清浄度を確保した磁気記録媒体及びこれを
搭載した磁気ディスク装置を提供することを目的として
いる。
み成されたもので、磁気ディスク等の精密部品の製造工
程において付着する削り粉を高清浄度で洗浄する清浄方
法、洗浄液、加工処理液を提供し、かつ磁気ディスク表
面に付着する削り粉或いは微小な付着物を高清浄度で洗
浄することを可能とする磁気ディスク製造方法を提供
し、さらに高清浄度を確保した磁気記録媒体及びこれを
搭載した磁気ディスク装置を提供することを目的として
いる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の目的である、磁
気ディスク等の精密部品に付着した削り粉(或いは、単
に粒子)の除去には、削り粉の性質的挙動から考える必
要が有る。削り粉が表面に残る原因は、粒子サイズが小
さいため表面付着エネルギ−が高いこと。更に、磁性媒
体自身(精密部品自身)が平滑性が良い為に吸着力が高
いこと等が上げられる。したがって、表面に付着した削
り粉或いは粒子を積極的に除去するには、予め加工研削
液または洗浄液等の処理液に微粒子を分散させておき、
該処理液を用いて、磁性媒体(精密部品)をスクラピン
グ(scraping)すると、分散されている微粒子
の結合エネルギ−及び表面微小凹凸部での高追従性によ
って、処理液に分散した微粒子は、対象とする表面に付
着した削り粉或いは粒子を動かし、またはそのものを吸
着して、付着物を処理液中に分散させ、磁気記録媒体表
面(精密部品表面)から、取り除くことが可能となる。
気ディスク等の精密部品に付着した削り粉(或いは、単
に粒子)の除去には、削り粉の性質的挙動から考える必
要が有る。削り粉が表面に残る原因は、粒子サイズが小
さいため表面付着エネルギ−が高いこと。更に、磁性媒
体自身(精密部品自身)が平滑性が良い為に吸着力が高
いこと等が上げられる。したがって、表面に付着した削
り粉或いは粒子を積極的に除去するには、予め加工研削
液または洗浄液等の処理液に微粒子を分散させておき、
該処理液を用いて、磁性媒体(精密部品)をスクラピン
グ(scraping)すると、分散されている微粒子
の結合エネルギ−及び表面微小凹凸部での高追従性によ
って、処理液に分散した微粒子は、対象とする表面に付
着した削り粉或いは粒子を動かし、またはそのものを吸
着して、付着物を処理液中に分散させ、磁気記録媒体表
面(精密部品表面)から、取り除くことが可能となる。
【0011】
【作用】磁気ディスク等の精密部品の加工研削時に発生
した削り粉、或いは表面に吸着した付着物を、微粒子を
分散した洗浄液を用いて、スクラピングすることで、該
表面から取り除くことが可能となる。
した削り粉、或いは表面に吸着した付着物を、微粒子を
分散した洗浄液を用いて、スクラピングすることで、該
表面から取り除くことが可能となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を磁気ディスクの製造に応用し
た実施例を用いて詳細に説明する。
た実施例を用いて詳細に説明する。
【0013】(実施例1)下記の組成物をニ−ダ−及び
ボ−ルミルを用いて混練した。
ボ−ルミルを用いて混練した。
【0014】
磁性粉末(Co−Fe2O3) 100重量部
アルミナ粉末(α−Al2O3) 10重量部
エポキシ樹脂 25重量部
フェノ−ル樹脂 25重量部
ポリビニルブチラ−ル樹脂 7重量部
シクロヘキサノン 300重量部
イソホロン 150重量部
ジオキサン 50重量部
得られた磁性塗料を、予め表面を清浄にしたアルミニウ
ム基板上にスピンコ−ティングし、磁場配向処理を行
い、熱硬化して0.3〜0.9μmの膜厚の磁性膜を形
成した。次に、磁性膜を加工して仕上膜厚0.2〜0.
6μmの磁気ディスクを作成した。この時、仕上加工
は、ラッピングテ−プにより行った。上記方法にて加工
された磁気ディスクは、速やかに洗浄され、乾燥後、潤
滑膜を形成して、磁気ディスクを完成させた。この製造
方法は従来の磁気ディスクの製造方法と同じである。
ム基板上にスピンコ−ティングし、磁場配向処理を行
い、熱硬化して0.3〜0.9μmの膜厚の磁性膜を形
成した。次に、磁性膜を加工して仕上膜厚0.2〜0.
6μmの磁気ディスクを作成した。この時、仕上加工
は、ラッピングテ−プにより行った。上記方法にて加工
された磁気ディスクは、速やかに洗浄され、乾燥後、潤
滑膜を形成して、磁気ディスクを完成させた。この製造
方法は従来の磁気ディスクの製造方法と同じである。
【0015】図1は、上記のようにして形成された磁気
ディスクと磁気ヘッドの部分断面図である。図1におい
て、1はアルミニウム基盤、2は磁性膜、3はアルミナ
粒子、4は潤滑膜、5は磁気ヘッドを示している。
ディスクと磁気ヘッドの部分断面図である。図1におい
て、1はアルミニウム基盤、2は磁性膜、3はアルミナ
粒子、4は潤滑膜、5は磁気ヘッドを示している。
【0016】上記のようにして形成された磁気ディスク
にCSS試験を行った結果、磁気ヘッド5のヘッドスラ
イダ−面に付着物が発生してくることが判った。付着物
を元素分析した結果、磁性媒体構成物を検出した。次
に、磁気ディスク表面を高分解能走査型電子顕微鏡(S
EM)にて観察した結果、磁気ディスク表面に数十から
数百ナノメ−タの削り粉が付着していることが確認でき
た。図2は付着物の形成モデルであり、図2において、
1はアルミニウム基板、2は磁性膜、3はアルミナ粉
末、7はラッピングテープ、8はゴムローラ、9は磁気
ディスクに付着した削り粉、10は塗布後膜厚を示して
いる。図2から明らかなように、磁性膜2の表面をゴム
ローラ8を介してラッピングテープでこすることによ
り、磁性膜2の表面に付着した大きな粉体を除去する
が、これにより微細な削り粉9が磁性膜2の表面に付着
する。
にCSS試験を行った結果、磁気ヘッド5のヘッドスラ
イダ−面に付着物が発生してくることが判った。付着物
を元素分析した結果、磁性媒体構成物を検出した。次
に、磁気ディスク表面を高分解能走査型電子顕微鏡(S
EM)にて観察した結果、磁気ディスク表面に数十から
数百ナノメ−タの削り粉が付着していることが確認でき
た。図2は付着物の形成モデルであり、図2において、
1はアルミニウム基板、2は磁性膜、3はアルミナ粉
末、7はラッピングテープ、8はゴムローラ、9は磁気
ディスクに付着した削り粉、10は塗布後膜厚を示して
いる。図2から明らかなように、磁性膜2の表面をゴム
ローラ8を介してラッピングテープでこすることによ
り、磁性膜2の表面に付着した大きな粉体を除去する
が、これにより微細な削り粉9が磁性膜2の表面に付着
する。
【0017】次に、上記した従来の方法によって製造さ
れた磁気ディスクに、本発明の清浄工程を適用し、高清
浄度に清浄する場合について説明する。
れた磁気ディスクに、本発明の清浄工程を適用し、高清
浄度に清浄する場合について説明する。
【0018】図3は磁気ディスクの仕上加工方法を示す
斜視図であり、図3において、6は磁気ディスク、7は
ラッピングテープ(または、綿テープ)、8はゴムロー
ラ、15は処理液供給管を示している。加工後の表面洗
浄に図2と同様な機構にて綿テ−プを用いて、平均粒径
0.4μmのアルミナ粉を分散させた液を処理液供給管
15から供給しながらこすり落とした。図4及び図5に
付着物除去メカニズムを示す。図4及び図5において、
2は磁性膜、9は付着した削り粉、16は処理液に分散
された微粒子である。図示するように、処理液に分散さ
れた微粒子16は、磁性膜2の表面に付着した削り粉9
を動かし、または削り粉9そのものを吸着し、これをを
処理液中に分散させ、これにより磁気記録媒体表面から
取り除くものである。ここで、上記処理を微粒子洗浄と
呼ぶことにする。
斜視図であり、図3において、6は磁気ディスク、7は
ラッピングテープ(または、綿テープ)、8はゴムロー
ラ、15は処理液供給管を示している。加工後の表面洗
浄に図2と同様な機構にて綿テ−プを用いて、平均粒径
0.4μmのアルミナ粉を分散させた液を処理液供給管
15から供給しながらこすり落とした。図4及び図5に
付着物除去メカニズムを示す。図4及び図5において、
2は磁性膜、9は付着した削り粉、16は処理液に分散
された微粒子である。図示するように、処理液に分散さ
れた微粒子16は、磁性膜2の表面に付着した削り粉9
を動かし、または削り粉9そのものを吸着し、これをを
処理液中に分散させ、これにより磁気記録媒体表面から
取り除くものである。ここで、上記処理を微粒子洗浄と
呼ぶことにする。
【0019】処理条件を以下に示す。
【0020】微粒子洗浄条件
アルミナ濃度 10wt%
処理液供給量 100cc/min
綿テ−プ送り 100mm/min
押し付け荷重 0.2kg重
ディスク回転数 300rpm
処理時間 20sec
SEMによるディスク表面観察の倍率2万倍にて、視野
中に存在する付着物の量を数値化した。その結果、 微粒子洗浄無し−−−−−6.3/24.3μm2 微粒子洗浄有り−−−−−0.4/24.3μm2 という結果が得られた。
中に存在する付着物の量を数値化した。その結果、 微粒子洗浄無し−−−−−6.3/24.3μm2 微粒子洗浄有り−−−−−0.4/24.3μm2 という結果が得られた。
【0021】この結果より、微粒子洗浄が、微小な凹凸
部に付着したサブミクロン以下の粒子の除去に効果的で
あることが明らかとなった。
部に付着したサブミクロン以下の粒子の除去に効果的で
あることが明らかとなった。
【0022】(実施例2)アルミナ粒子の平均粒子径を
0.2、0.4、0.5、1.0μmについて各々実施
例1と同様に磁気ディスクを製造し、SEMによるディ
スク表面の付着物量について評価した。その結果、 0.2μm −−−−−0.28/24.3μm2 0.4μm −−−−−0.44/24.3μm2 0.5μm −−−−−0.86/24.3μm2 1.0μm −−−−−2.6/24.3μm2 微粒子洗浄無し−−−−−6.3/24.3μm2 本結果より、粒子径が小さいほど洗浄効果が高いことが
わかった。また、1.0μm粒子にても効果が有ること
が確認できた。
0.2、0.4、0.5、1.0μmについて各々実施
例1と同様に磁気ディスクを製造し、SEMによるディ
スク表面の付着物量について評価した。その結果、 0.2μm −−−−−0.28/24.3μm2 0.4μm −−−−−0.44/24.3μm2 0.5μm −−−−−0.86/24.3μm2 1.0μm −−−−−2.6/24.3μm2 微粒子洗浄無し−−−−−6.3/24.3μm2 本結果より、粒子径が小さいほど洗浄効果が高いことが
わかった。また、1.0μm粒子にても効果が有ること
が確認できた。
【0023】(実施例3)アルミナ粒子(酸化アルミニ
ウム)のほかに、炭化珪素、酸化セリウム、窒化珪素に
ついて、実施例1と同様に磁気ディスクを製造し、SE
Mによるディスク表面の付着物量について評価した。各
粒子は、平均粒子径0.5μmのものを用いた。その結
果 アルミナ粒子−−−−−−0.86/24.3μm2 炭化珪素 −−−−−−0.39/24.3μm2 酸化セリウム−−−−−−0.57/24.3μm2 窒化珪素 −−−−−−0.48/24.3μm2 本結果より、アルミナ粒子以外でも効果が有ることがわ
かった。ここで実施した材料だけに留まらず、広く酸化
物、炭化物、窒化物にて効果が期待できることは、容易
に考えられるところである。更に、微粒子全般的に本効
果を期待して良いと想像される。
ウム)のほかに、炭化珪素、酸化セリウム、窒化珪素に
ついて、実施例1と同様に磁気ディスクを製造し、SE
Mによるディスク表面の付着物量について評価した。各
粒子は、平均粒子径0.5μmのものを用いた。その結
果 アルミナ粒子−−−−−−0.86/24.3μm2 炭化珪素 −−−−−−0.39/24.3μm2 酸化セリウム−−−−−−0.57/24.3μm2 窒化珪素 −−−−−−0.48/24.3μm2 本結果より、アルミナ粒子以外でも効果が有ることがわ
かった。ここで実施した材料だけに留まらず、広く酸化
物、炭化物、窒化物にて効果が期待できることは、容易
に考えられるところである。更に、微粒子全般的に本効
果を期待して良いと想像される。
【0024】(実施例4)平坦に仕上たアルミニウム基
板にニッケル−リン合金を無電解めっき法にて被着し、
表面精度を得るため、砥粒を用いてポリッシングする。
以下、これをニッケル−リン基板という。このニッケル
−リン基板にテクスチャ−加工を施し、ほぼ同心円の加
工溝を形成する。テクスチャ−加工はダイヤ粒子を処理
液に分散させたものを用い、実施例1と同様な方法(図
3参照)にて処理液を供給し加工した。本加工方法は、
加工と同時に削り粉をディスク表面から取り除くことが
でき、その結果、ディスク表面に発生するスクラッチ
(欠陥)が低減できることが判った。これらの処理にて
テクスチャ−加工した基板を洗浄及び乾燥後、スパッタ
リング法により、クロム下地膜、コバルト合金磁性膜、
保護膜を形成した後、表面突起部を削り取り、潤滑膜を
形成して磁気ディスクを得た。また、必要に応じて、実
施例1記述の微粒子洗浄を行い、磁気ディスク表面の高
清浄度を確保した。以上の製造方法で得た、薄膜磁性媒
体を用いた磁気ディスクは、塗布型磁気ディスクより、
その表面の平滑性から、ヘッドの低浮上化が達成でき
た。
板にニッケル−リン合金を無電解めっき法にて被着し、
表面精度を得るため、砥粒を用いてポリッシングする。
以下、これをニッケル−リン基板という。このニッケル
−リン基板にテクスチャ−加工を施し、ほぼ同心円の加
工溝を形成する。テクスチャ−加工はダイヤ粒子を処理
液に分散させたものを用い、実施例1と同様な方法(図
3参照)にて処理液を供給し加工した。本加工方法は、
加工と同時に削り粉をディスク表面から取り除くことが
でき、その結果、ディスク表面に発生するスクラッチ
(欠陥)が低減できることが判った。これらの処理にて
テクスチャ−加工した基板を洗浄及び乾燥後、スパッタ
リング法により、クロム下地膜、コバルト合金磁性膜、
保護膜を形成した後、表面突起部を削り取り、潤滑膜を
形成して磁気ディスクを得た。また、必要に応じて、実
施例1記述の微粒子洗浄を行い、磁気ディスク表面の高
清浄度を確保した。以上の製造方法で得た、薄膜磁性媒
体を用いた磁気ディスクは、塗布型磁気ディスクより、
その表面の平滑性から、ヘッドの低浮上化が達成でき
た。
【0025】(実施例5)図6に、磁気記録装置の断面
模式図を示す。図6において、磁気ディスク6は、回転
駆動機構13により回転可能な支持具12に取り付けら
れる。磁気ヘッド5はボイスコイル14により磁気ディ
スク6の所望の位置に運ばれる。これらはケ−ス11に
納められている。
模式図を示す。図6において、磁気ディスク6は、回転
駆動機構13により回転可能な支持具12に取り付けら
れる。磁気ヘッド5はボイスコイル14により磁気ディ
スク6の所望の位置に運ばれる。これらはケ−ス11に
納められている。
【0026】上記各実施例により得た表面清浄度を確保
した磁気ディスクをこの磁気記録装置に納め、CSS条
件にて作動させたところ、従来見受けられた磁気ヘッド
スライダ−部の汚れが発生しないことが判った。
した磁気ディスクをこの磁気記録装置に納め、CSS条
件にて作動させたところ、従来見受けられた磁気ヘッド
スライダ−部の汚れが発生しないことが判った。
【0027】以上の各実施例はにおいては磁気ディスク
を例にして説明したが、本発明はこれに限定されるのも
のではなく、電子デバイス部品等に要求されている微小
異物の除去や微小な凹凸面上に存在する微小異物の除去
に適用しても効果が有ることは明らかである。
を例にして説明したが、本発明はこれに限定されるのも
のではなく、電子デバイス部品等に要求されている微小
異物の除去や微小な凹凸面上に存在する微小異物の除去
に適用しても効果が有ることは明らかである。
【0028】また、上記実施例においては、処理液に分
散する微粒子として、アルミナ粒子、炭化珪素、酸化セ
リウム、窒化珪素を用いたが、本発明はこれに限定され
るものではなく、例えば酸化珪素、酸化ジルコニウム、
またはこれらの混合物を用いてもよい。
散する微粒子として、アルミナ粒子、炭化珪素、酸化セ
リウム、窒化珪素を用いたが、本発明はこれに限定され
るものではなく、例えば酸化珪素、酸化ジルコニウム、
またはこれらの混合物を用いてもよい。
【0029】また、上記実施例におていは、洗浄液に微
粒子を分散させたが、例えば ラッピング等の加工液に
微粒子を分散させて加工しても、同様の効果が得られ
る。さらに、磁気記録媒体の製造工程の各段階に応じ
て、本発明の洗浄を行うことにより、さらに高い信頼性
を有する磁気記録媒体を製造することが可能になった。
粒子を分散させたが、例えば ラッピング等の加工液に
微粒子を分散させて加工しても、同様の効果が得られ
る。さらに、磁気記録媒体の製造工程の各段階に応じ
て、本発明の洗浄を行うことにより、さらに高い信頼性
を有する磁気記録媒体を製造することが可能になった。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、高清浄度の精密部品
や、高記録密度と高信頼性を確保した表面清浄度の高い
磁気記録媒体を得ることができる効果を有する。また、
そのような精密部品や磁気記録媒体を容易に製造するこ
とができる効果を有する。さらに、高記録密度と高信頼
性を確保した表面清浄度の高い磁気記録媒体を有する磁
気記録装置を得ることができた。
や、高記録密度と高信頼性を確保した表面清浄度の高い
磁気記録媒体を得ることができる効果を有する。また、
そのような精密部品や磁気記録媒体を容易に製造するこ
とができる効果を有する。さらに、高記録密度と高信頼
性を確保した表面清浄度の高い磁気記録媒体を有する磁
気記録装置を得ることができた。
【図1】本発明が適用される磁気ディスクと磁気ヘッド
を示す部分断面図。
を示す部分断面図。
【図2】磁気ディスク仕上加工時に、削り粉が磁性膜表
面に付着する状態を示すモデル図。
面に付着する状態を示すモデル図。
【図3】磁気ディスク仕上加工方法を示す斜視図。
【図4】磁性膜上に付着した削り粉の除去メカニズムを
示す図。
示す図。
【図5】磁性膜上に付着した削り粉の除去メカニズムを
示す図。
示す図。
【図6】本発明の実施例で得られた磁気ディスクを磁気
記録装置に納めた状態を示す断面模式図。
記録装置に納めた状態を示す断面模式図。
1 Al基板
2 磁性膜
3 アルミナ粉末
4 潤滑膜
5 磁気ヘッド
6 磁気ディスク
7 ラッピングテ−プ
8 ゴムロ−ラ
9 付着した削り粉
10 塗布後膜厚
11 ケ−ス
12 支持具
13 回転駆動機構
14 ボイスコイル
15 処理液供給管
16 処理液に分散した微粒子
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 加藤 義喜
神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会
社日立製作所小田原工場内
(72)発明者 大浦 正樹
神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会
社日立製作所小田原工場内
(72)発明者 大竹 光義
神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株
式会社日立製作所生産技術研究所内
(72)発明者 渡辺 正博
神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株
式会社日立製作所生産技術研究所内
Claims (21)
- 【請求項1】微小な凹凸面の洗浄に微粒子を分散した洗
浄液を用いることを特徴とする清浄方法。 - 【請求項2】前記微粒子は、1ミクロン以下の平均粒子
径を有することを特徴とする請求項1記載の清浄方法。 - 【請求項3】前記微粒子は、酸化アルミニウム、または
炭化珪素、または酸化珪素、または酸化セリウム、また
は窒化珪素、または酸化ジルコニウム、またはこれらの
混合物を用いることを特徴とする請求項1記載の清浄方
法。 - 【請求項4】微粒子を分散した洗浄液を供給しながら、
部品の表面をスクラピングすることを特徴とする部品の
清浄方法。 - 【請求項5】前記微粒子は、1ミクロン以下の平均粒子
径を有することを特徴とする請求項4記載の部品の清浄
方法。 - 【請求項6】前記微粒子は、酸化アルミニウム、または
炭化珪素、または酸化珪素、または酸化セリウム、また
は窒化珪素、または酸化ジルコニウム、またはこれらの
混合物を用いることを特徴とする請求項4記載の部品の
清浄方法。 - 【請求項7】微粒子を分散したことを特徴とする洗浄
液。 - 【請求項8】前記微粒子は、1ミクロン以下の平均粒子
径を有することを特徴とする請求項7記載の処理液。 - 【請求項9】前記微粒子は、酸化アルミニウム、または
炭化珪素、または酸化珪素、または酸化セリウム、また
は窒化珪素、または酸化ジルコニウム、またはこれらの
混合物を用いることを特徴とする請求項7記載の処理
液。 - 【請求項10】微粒子を分散したことを特徴とする加工
処理液。 - 【請求項11】前記微粒子は、1ミクロン以下の平均粒
子径を有することを特徴とする請求項10記載の加工処
理液。 - 【請求項12】前記微粒子は、酸化アルミニウム、また
は炭化珪素、または酸化珪素、または酸化セリウム、ま
たは窒化珪素、または酸化ジルコニウム、またはこれら
の混合物を用いることを特徴とする請求項10記載の処
理液。 - 【請求項13】微粒子を分散した洗浄液を供給しなが
ら、洗浄対象物の表面をスクラピングする工程を有する
ことを特徴とする磁気記録媒体の製造方法。 - 【請求項14】前記微粒子は、1ミクロン以下の平均粒
子径を有することを特徴とする請求項13記載の磁気記
録媒体の製造方法。 - 【請求項15】前記微粒子は、酸化アルミニウム、また
は炭化珪素、または酸化珪素、または酸化セリウム、ま
たは窒化珪素、または酸化ジルコニウム、またはこれら
の混合物を用いることを特徴とする請求項13記載の磁
気記録媒体の製造方法。 - 【請求項16】微粒子を分散した洗浄液を供給しなが
ら、洗浄対象物の表面をスクラピングする工程を有する
製造方法によって製造されたことを特徴とする磁気記録
媒体。 - 【請求項17】前記微粒子は、1ミクロン以下の平均粒
子径を有することを特徴とする請求項16記載の磁気記
録媒体。 - 【請求項18】前記微粒子は、酸化アルミニウム、また
は炭化珪素、または酸化珪素、または酸化セリウム、ま
たは窒化珪素、または酸化ジルコニウム、またはこれら
の混合物を用いることを特徴とする請求項16記載の磁
気記録媒体。 - 【請求項19】微粒子を分散した洗浄液を供給しなが
ら、磁性膜の表面をスクラピングする工程を有する製造
方法によって製造された磁気記録媒体を備えていること
を特徴とする磁気記録装置。 - 【請求項20】前記微粒子は、1ミクロン以下の平均粒
子径を有することを特徴とする請求項19記載の磁気記
録装置。 - 【請求項21】前記微粒子は、酸化アルミニウム、また
は炭化珪素、または酸化珪素、または酸化セリウム、ま
たは窒化珪素、または酸化ジルコニウム、またはこれら
の混合物を用いることを特徴とする請求項19記載の磁
気記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3146299A JP2550231B2 (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | 磁気記録媒体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3146299A JP2550231B2 (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | 磁気記録媒体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05284A true JPH05284A (ja) | 1993-01-08 |
| JP2550231B2 JP2550231B2 (ja) | 1996-11-06 |
Family
ID=15404540
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3146299A Expired - Lifetime JP2550231B2 (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | 磁気記録媒体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2550231B2 (ja) |
Citations (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4960305A (ja) * | 1972-10-11 | 1974-06-12 | ||
| JPS5367706A (en) * | 1976-11-30 | 1978-06-16 | Canon Inc | Method of cleaning and cleaning agent |
| JPS6042440A (ja) * | 1983-08-18 | 1985-03-06 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | スチ−ルコ−ド接着用ゴム組成物 |
| JPS61500351A (ja) * | 1983-11-09 | 1986-03-06 | ジエネラル キネマテイクス コ−ポレイシヨン | 振動式部品洗浄装置および方法 |
| JPS61148398A (ja) * | 1984-12-24 | 1986-07-07 | 株式会社東芝 | 放射性汚染の除去方法 |
| JPS6275400A (ja) * | 1985-09-30 | 1987-04-07 | コニカ株式会社 | 放射線画像変換パネルの製造方法 |
| JPH02169078A (ja) * | 1988-12-20 | 1990-06-29 | Mitsubishi Electric Corp | 基板洗浄方法 |
-
1991
- 1991-06-18 JP JP3146299A patent/JP2550231B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2550231B2 (ja) | 1996-11-06 |
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