JPH05285384A - メタンから高級炭化水素への直接転化に用いる触媒及びその製造方法 - Google Patents
メタンから高級炭化水素への直接転化に用いる触媒及びその製造方法Info
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- JPH05285384A JPH05285384A JP4067925A JP6792592A JPH05285384A JP H05285384 A JPH05285384 A JP H05285384A JP 4067925 A JP4067925 A JP 4067925A JP 6792592 A JP6792592 A JP 6792592A JP H05285384 A JPH05285384 A JP H05285384A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 反応時間が経過しても急速に低下することの
ない高転化率をもつ触媒と、上記触媒の製造方法、上記
触媒を用いたメタンから高級炭化水素への転化プロセス
を提供する。 【構成】 マンガン水溶液と酸化剤水溶液の混合物を無
機酸化物担体内に形成する工程と、上記混合物のpH値
を酸性値と塩基性値の間で変化させることにより酸化マ
ンガン沈殿物を生成する工程と、上記酸化マンガン沈殿
物を乾燥する工程と、得られた乾燥酸化マンガン沈殿物
に促進剤を含浸させて含浸固形物を生成する工程と、上
記含浸固形物を乾燥する工程と、マンガンに対する上記
促進剤の表面原子比が5倍以上に達するまで上記含浸固
形物を焼成する工程とを含む、メタンから高級炭化水素
への転化に用いる触媒を製造する方法。
ない高転化率をもつ触媒と、上記触媒の製造方法、上記
触媒を用いたメタンから高級炭化水素への転化プロセス
を提供する。 【構成】 マンガン水溶液と酸化剤水溶液の混合物を無
機酸化物担体内に形成する工程と、上記混合物のpH値
を酸性値と塩基性値の間で変化させることにより酸化マ
ンガン沈殿物を生成する工程と、上記酸化マンガン沈殿
物を乾燥する工程と、得られた乾燥酸化マンガン沈殿物
に促進剤を含浸させて含浸固形物を生成する工程と、上
記含浸固形物を乾燥する工程と、マンガンに対する上記
促進剤の表面原子比が5倍以上に達するまで上記含浸固
形物を焼成する工程とを含む、メタンから高級炭化水素
への転化に用いる触媒を製造する方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メタンガスから高級炭
化水素への転化プロセスと、上記プロセスに用いられる
触媒と、上記触媒の製造方法に関する。
化水素への転化プロセスと、上記プロセスに用いられる
触媒と、上記触媒の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】メタンから高級炭化水素への転化プロセ
スは、通常、金属ベースの触媒を用いて行なわれる。公
知の転化プロセスの中でも、マンガン、マグネシウム、
鉛をベースとしアルカリ金属促進剤を用いた触媒は、エ
タン/エチレン型生成物を得るためのメタンの合成にお
いて、すぐれた効果を発揮する。このようなプロセスに
用いられる触媒のうち、特に、マンガンの酸化物をベー
スとした触媒が広く研究され開示されている。
スは、通常、金属ベースの触媒を用いて行なわれる。公
知の転化プロセスの中でも、マンガン、マグネシウム、
鉛をベースとしアルカリ金属促進剤を用いた触媒は、エ
タン/エチレン型生成物を得るためのメタンの合成にお
いて、すぐれた効果を発揮する。このようなプロセスに
用いられる触媒のうち、特に、マンガンの酸化物をベー
スとした触媒が広く研究され開示されている。
【0003】米国特許第4,449,322号(Jon
es et al)には、アルカリ金属及び/またはそ
の化合物を促進剤として含む酸化合成剤を用いたメタン
転化プロセスが開示されている。
es et al)には、アルカリ金属及び/またはそ
の化合物を促進剤として含む酸化合成剤を用いたメタン
転化プロセスが開示されている。
【0004】米国特許第4,547,608号には、ア
ルカリ土類金属酸化物、酸化ケイ素、アルミナ、及びそ
れらの混合物からなる、触媒担体物質の使用が開示され
ている。
ルカリ土類金属酸化物、酸化ケイ素、アルミナ、及びそ
れらの混合物からなる、触媒担体物質の使用が開示され
ている。
【0005】ヨーロッパ公開特許公報第0316075
−A1号には、スズ、チタン、タングステン、タンタ
ル、ケイ素、ゲルマニウム、鉛、リン、ヒ素、アンチモ
ン、ホウ素、ガリウム、インジウム、ランタニド、アク
チニドのうち少なくとも1つの元素を添加したマンガン
酸化物からなる触媒を用いた、メタンから高級炭化水素
への転化プロセスが開示されている。上記公報の開示に
よれば、この触媒は、二酸化マンガンを1000℃で1
6時間焼成してMn3O4を生成し、このMn3O4に
塩化ナトリウム溶液を含浸させ、シリカ微粉で希釈する
ことにより製造される。
−A1号には、スズ、チタン、タングステン、タンタ
ル、ケイ素、ゲルマニウム、鉛、リン、ヒ素、アンチモ
ン、ホウ素、ガリウム、インジウム、ランタニド、アク
チニドのうち少なくとも1つの元素を添加したマンガン
酸化物からなる触媒を用いた、メタンから高級炭化水素
への転化プロセスが開示されている。上記公報の開示に
よれば、この触媒は、二酸化マンガンを1000℃で1
6時間焼成してMn3O4を生成し、このMn3O4に
塩化ナトリウム溶液を含浸させ、シリカ微粉で希釈する
ことにより製造される。
【0006】ヨーロッパ公開特許公報第0365181
−A1号には、メタンから高級炭化水素への転化に用い
られるコゲル(cogel)触媒の製造方法が開示され
ている。開示された製造方法には、アルカリまたはアル
カリ土類金属の可溶性塩の水溶液と、金属酸化物に熱分
解し得る金属の可溶性化合物の溶液とを混合する工程が
含まれる。次に、加水分解性シランをヒドロキシル溶剤
中に加えた溶液をこの混合物に添加し、上記混合物を、
沈殿物や粒子の形成を回避しつつ混合物からコゲルが形
成されるような条件下に維持する。つぎにこのコゲルを
乾燥し焼成することにより所望の触媒が得られる。
−A1号には、メタンから高級炭化水素への転化に用い
られるコゲル(cogel)触媒の製造方法が開示され
ている。開示された製造方法には、アルカリまたはアル
カリ土類金属の可溶性塩の水溶液と、金属酸化物に熱分
解し得る金属の可溶性化合物の溶液とを混合する工程が
含まれる。次に、加水分解性シランをヒドロキシル溶剤
中に加えた溶液をこの混合物に添加し、上記混合物を、
沈殿物や粒子の形成を回避しつつ混合物からコゲルが形
成されるような条件下に維持する。つぎにこのコゲルを
乾燥し焼成することにより所望の触媒が得られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
触媒によれば、メタンから高級炭化水素への転化におい
て、初期の反応速度は充分満足できるものであるが、反
応時間の経過とともに初期活性は急速に低下してしま
う。
触媒によれば、メタンから高級炭化水素への転化におい
て、初期の反応速度は充分満足できるものであるが、反
応時間の経過とともに初期活性は急速に低下してしま
う。
【0008】そこで、本発明の第1の技術的課題は、反
応時間の経過にともなって急速に低下することのない高
転化率を示す触媒と、このような触媒の製造方法を提供
することである。
応時間の経過にともなって急速に低下することのない高
転化率を示す触媒と、このような触媒の製造方法を提供
することである。
【0009】また、本発明の第2の技術的課題は、本発
明にしたがって製造された触媒を用い、転化プロセスに
おける効果を大幅に増大した、メタンから高級炭化水素
への転化プロセスを提供することである。
明にしたがって製造された触媒を用い、転化プロセスに
おける効果を大幅に増大した、メタンから高級炭化水素
への転化プロセスを提供することである。
【0010】なお、本発明のその他の態様、目的、利点
は、以下の説明と図面により明らかにされる。
は、以下の説明と図面により明らかにされる。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、酸化ケイ素、
酸化ジルコニウム、酸化マグネシウム、レニウムのいず
れかである担体と、上記担体上に担持されたマンガン触
媒剤と、上記触媒に含浸されるアルカリ金属促進剤とを
含み、マンガンに対する上記促進剤の表面原子比は5倍
以上であることを特徴とする、メタンから高級炭化水素
への転化に用いる触媒に関する。
酸化ジルコニウム、酸化マグネシウム、レニウムのいず
れかである担体と、上記担体上に担持されたマンガン触
媒剤と、上記触媒に含浸されるアルカリ金属促進剤とを
含み、マンガンに対する上記促進剤の表面原子比は5倍
以上であることを特徴とする、メタンから高級炭化水素
への転化に用いる触媒に関する。
【0012】さらに、本発明は、マンガン水溶液と酸化
剤水溶液の混合物を無機酸化物担体内に形成する工程
と、上記混合物のpH値を酸性値と塩基性値の間で変化
させることにより酸化マンガン沈殿物を生成する工程
と、上記酸化マンガン沈殿物を乾燥する工程と、得られ
た乾燥酸化マンガン沈殿物に促進剤を含浸させて含浸固
形物を生成する工程と、マンガンに対する上記促進剤の
表面原子比が5倍以上に達するまで、上記含浸固形物を
焼成する工程とを含む、メタンから高級炭化水素への転
化に用いる触媒の製造方法に関する。
剤水溶液の混合物を無機酸化物担体内に形成する工程
と、上記混合物のpH値を酸性値と塩基性値の間で変化
させることにより酸化マンガン沈殿物を生成する工程
と、上記酸化マンガン沈殿物を乾燥する工程と、得られ
た乾燥酸化マンガン沈殿物に促進剤を含浸させて含浸固
形物を生成する工程と、マンガンに対する上記促進剤の
表面原子比が5倍以上に達するまで、上記含浸固形物を
焼成する工程とを含む、メタンから高級炭化水素への転
化に用いる触媒の製造方法に関する。
【0013】上記触媒剤は、好ましくは、塩化マンガン
水溶液の形で与えられる。上記酸化剤は、好ましくは、
アルカリ金属の塩素酸塩、次亜塩素酸塩、チオ硫酸塩、
臭素酸塩のいずれかである。上記無機酸化物担体は、好
ましくは、酸化ケイ素、酸化ジルコニウム、酸化マグネ
シウムのいずれかである。
水溶液の形で与えられる。上記酸化剤は、好ましくは、
アルカリ金属の塩素酸塩、次亜塩素酸塩、チオ硫酸塩、
臭素酸塩のいずれかである。上記無機酸化物担体は、好
ましくは、酸化ケイ素、酸化ジルコニウム、酸化マグネ
シウムのいずれかである。
【0014】上記乾燥酸化マンガン沈殿物に含浸される
促進剤は、好ましくは、ハロゲン化アルカリ金属で、最
も好ましくは塩化ナトリウムである。
促進剤は、好ましくは、ハロゲン化アルカリ金属で、最
も好ましくは塩化ナトリウムである。
【0015】さらに、本発明によれば、本発明の触媒を
用いた、メタンから高級炭化水素への転化プロセスが得
られる。このプロセスは、メタンガスを調製する工程
と、酸化マンガンに対する促進剤の表面原子比が5倍以
上になるように酸化マンガンをベースとして促進剤を含
浸させた触媒を調製する工程と、メタンガスを上記触媒
に接触させる工程とを含む。
用いた、メタンから高級炭化水素への転化プロセスが得
られる。このプロセスは、メタンガスを調製する工程
と、酸化マンガンに対する促進剤の表面原子比が5倍以
上になるように酸化マンガンをベースとして促進剤を含
浸させた触媒を調製する工程と、メタンガスを上記触媒
に接触させる工程とを含む。
【0016】開示された方法にしたがって製造された触
媒がすぐれた安定度を持つのは、マンガンに対する促進
剤の表面比が大きいことによるものであると考えられ
る。このことは、以下の説明と実施例から明らかにされ
る。
媒がすぐれた安定度を持つのは、マンガンに対する促進
剤の表面比が大きいことによるものであると考えられ
る。このことは、以下の説明と実施例から明らかにされ
る。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
に説明する。
【0018】本発明の実施例は、メタンから高級炭化水
素への転化に用いられる触媒と、この触媒の製造方法に
関する。
素への転化に用いられる触媒と、この触媒の製造方法に
関する。
【0019】本発明の実施例は、マンガン水溶液と酸化
剤水溶液の混合物が無機酸化物担体内に形成される。
剤水溶液の混合物が無機酸化物担体内に形成される。
【0020】上記マンガン水溶液は、好ましくは、塩化
マンガンの水溶液である。
マンガンの水溶液である。
【0021】上記酸化剤は、好ましくは、アルカリ金属
の塩素酸塩、次亜塩素酸塩、チオ硫酸塩、臭素酸塩のい
ずれかである。最も好ましくは、塩素酸カリウムが酸化
剤水溶液に含まれる酸化剤として用られる。
の塩素酸塩、次亜塩素酸塩、チオ硫酸塩、臭素酸塩のい
ずれかである。最も好ましくは、塩素酸カリウムが酸化
剤水溶液に含まれる酸化剤として用られる。
【0022】無機酸化物担体物質は、好ましくは、酸化
ケイ素、酸化ジルコニウム、酸化マグネシウムのいずれ
かである。本発明の別の実施例において、そして、好ま
しくは担体として酸化ケイ素を用いる場合には、マンガ
ンと酸化剤の混合物に添加する前に無機酸化物を焼成す
る。
ケイ素、酸化ジルコニウム、酸化マグネシウムのいずれ
かである。本発明の別の実施例において、そして、好ま
しくは担体として酸化ケイ素を用いる場合には、マンガ
ンと酸化剤の混合物に添加する前に無機酸化物を焼成す
る。
【0023】上記構成要素から形成された混合物は、つ
ぎに、酸化マンガン沈殿物を生成するよう処理される。
この沈殿物の生成は、好ましくは、所望の酸化マンガン
沈殿物が得られるまで混合物のpH値を酸性値と塩基性
値の間で変化させることにより行なわれる。混合物のp
H値の操作は、塩基性値を得るためには水酸化アンモニ
ウムなどを添加し、酸性値を得るためには硝酸などを添
加すればよい。これらpH操作剤の添加は、混合物を絶
えず攪拌しながら行なわれる。
ぎに、酸化マンガン沈殿物を生成するよう処理される。
この沈殿物の生成は、好ましくは、所望の酸化マンガン
沈殿物が得られるまで混合物のpH値を酸性値と塩基性
値の間で変化させることにより行なわれる。混合物のp
H値の操作は、塩基性値を得るためには水酸化アンモニ
ウムなどを添加し、酸性値を得るためには硝酸などを添
加すればよい。これらpH操作剤の添加は、混合物を絶
えず攪拌しながら行なわれる。
【0024】所望量の酸化マンガン沈殿固形物が得られ
たら、この固形物を余剰水分を除くために脱水し、好ま
しくは100℃で4時間、炉の中で乾燥する。
たら、この固形物を余剰水分を除くために脱水し、好ま
しくは100℃で4時間、炉の中で乾燥する。
【0025】つぎに、この固形物に促進剤を含浸させ
て、生成される物質の触媒活性を改善する。本発明の促
進剤としては、ハロゲン化アルカリ金属が好適であり、
最適なものは、塩化ナトリウムである。この促進剤は、
公知の技術により、溶液として固形物に含浸される。好
ましくは100〜140℃の範囲の温度で含浸固形物を
乾燥し、得られた乾燥固形物を300〜1000℃の範
囲、さらに好ましくは600〜800℃の範囲の温度で
焼成する。
て、生成される物質の触媒活性を改善する。本発明の促
進剤としては、ハロゲン化アルカリ金属が好適であり、
最適なものは、塩化ナトリウムである。この促進剤は、
公知の技術により、溶液として固形物に含浸される。好
ましくは100〜140℃の範囲の温度で含浸固形物を
乾燥し、得られた乾燥固形物を300〜1000℃の範
囲、さらに好ましくは600〜800℃の範囲の温度で
焼成する。
【0026】理由は不明であるが、得られる触媒につい
て適当なテストを行なうと、マンガンに対する促進剤の
表面原子比は、従来の方法により得られた触媒に比べて
高い値を示す。さらに、本発明の実施例の方法により得
られた触媒は、反応時間の経過にかかわらず非常に優れ
た転化安定度を示す。
て適当なテストを行なうと、マンガンに対する促進剤の
表面原子比は、従来の方法により得られた触媒に比べて
高い値を示す。さらに、本発明の実施例の方法により得
られた触媒は、反応時間の経過にかかわらず非常に優れ
た転化安定度を示す。
【0027】本発明の別の実施例によれば、そして、最
も好ましくは担体としてシリカを用いた方法において、
酸化マンガン沈殿物は、含浸処理に先立って、900〜
1200℃の範囲の温度、さらに好ましくは1000℃
の温度で焼成される。
も好ましくは担体としてシリカを用いた方法において、
酸化マンガン沈殿物は、含浸処理に先立って、900〜
1200℃の範囲の温度、さらに好ましくは1000℃
の温度で焼成される。
【0028】上述した触媒剤に対する促進剤の表面原子
比は、好ましくは、X線電子分光法(XPS)を用いる
ことにより測定される。このような分光法により発生さ
れる信号により、触媒表面に存在して触媒活性を左右す
る物質の量の決定と算出が可能となる。XPSにより、
測定される物質の原子が励起される。つぎに、光電子放
出により放出される電子のエネルギースペクトルを測定
する。電子を解放する運動エネルギーは、触媒表面の近
く(100オングストローム以下の距離)にある電子だ
けが、被検出物質から逃げる程度のものである。したが
って、本方法により、触媒表面における物質の組成を正
確に測定することができる。
比は、好ましくは、X線電子分光法(XPS)を用いる
ことにより測定される。このような分光法により発生さ
れる信号により、触媒表面に存在して触媒活性を左右す
る物質の量の決定と算出が可能となる。XPSにより、
測定される物質の原子が励起される。つぎに、光電子放
出により放出される電子のエネルギースペクトルを測定
する。電子を解放する運動エネルギーは、触媒表面の近
く(100オングストローム以下の距離)にある電子だ
けが、被検出物質から逃げる程度のものである。したが
って、本方法により、触媒表面における物質の組成を正
確に測定することができる。
【0029】以下の実験例において明らかに示されると
おり、従来方法により製造された触媒をXPS法で測定
すると、マンガンに対する促進剤の表面比率はかなり低
く、また、従来触媒の上記比率は反応時間の経過にとも
ない減少する。ところが、本発明にしたがって製造され
た触媒は、やはり以下の実験例に明らかに示されるよう
に、マンガンに対する促進剤の比率が従来触媒のものよ
りも高く、一般に、5倍以上である。そして、この比率
は、反応時間の経過にともない、増加するかもしくは比
較的一定に保たれる。
おり、従来方法により製造された触媒をXPS法で測定
すると、マンガンに対する促進剤の表面比率はかなり低
く、また、従来触媒の上記比率は反応時間の経過にとも
ない減少する。ところが、本発明にしたがって製造され
た触媒は、やはり以下の実験例に明らかに示されるよう
に、マンガンに対する促進剤の比率が従来触媒のものよ
りも高く、一般に、5倍以上である。そして、この比率
は、反応時間の経過にともない、増加するかもしくは比
較的一定に保たれる。
【0030】したがって、本発明によれば、触媒表面に
おける触媒剤に対する促進剤の比率が高い触媒を製造で
きる方法が得られる。この触媒は、反応時間の経過にか
かわらず非常に安定した転化率を示す。
おける触媒剤に対する促進剤の比率が高い触媒を製造で
きる方法が得られる。この触媒は、反応時間の経過にか
かわらず非常に安定した転化率を示す。
【0031】本発明の実施例にしたがって製造された触
媒は、好ましくは、メタンを高級炭化水素に転化する工
程において用いられる。転化されるメタンは、純メタン
あるいはメタン含有ガスのどちらでもよい。すなわち、
メタンを、酸素ガス、大気、大気/酸素混合物などの分
子状酸素含有オキシダントガスと混合しても良い。この
場合には、容量比でメタン2〜10、酸素1の割合で用
いることが好ましい。
媒は、好ましくは、メタンを高級炭化水素に転化する工
程において用いられる。転化されるメタンは、純メタン
あるいはメタン含有ガスのどちらでもよい。すなわち、
メタンを、酸素ガス、大気、大気/酸素混合物などの分
子状酸素含有オキシダントガスと混合しても良い。この
場合には、容量比でメタン2〜10、酸素1の割合で用
いることが好ましい。
【0032】アルゴン、ヘリウム、窒素などの不活性希
釈剤を、処理されるメタン中に混和してもよい。
釈剤を、処理されるメタン中に混和してもよい。
【0033】処理プロセスは、所望のメタンまたはメタ
ンガス混合物を調製する工程と、触媒剤に対する促進剤
の表面比が5倍以上である触媒を上述の方法にしたがっ
て製造する工程と、500〜1000℃の範囲の温度、
好ましくは600〜900℃の範囲の温度においてメタ
ンガスをこの触媒に接触させる工程とを含んでいる。メ
タンガスは、好ましくは、標準状態において測定した空
間速度が100〜100000h−1の範囲、より好ま
しくは300〜6000h−1の空間速度で触媒に供給
される。さらに好ましくは、このプロセスを連続的に実
行する。
ンガス混合物を調製する工程と、触媒剤に対する促進剤
の表面比が5倍以上である触媒を上述の方法にしたがっ
て製造する工程と、500〜1000℃の範囲の温度、
好ましくは600〜900℃の範囲の温度においてメタ
ンガスをこの触媒に接触させる工程とを含んでいる。メ
タンガスは、好ましくは、標準状態において測定した空
間速度が100〜100000h−1の範囲、より好ま
しくは300〜6000h−1の空間速度で触媒に供給
される。さらに好ましくは、このプロセスを連続的に実
行する。
【0034】このプロセスにより得られる転化率は以下
の実験例において明確に示される。
の実験例において明確に示される。
【0035】実験例1 MnCl34H2O(20mlのH2O内に14.43
g)とKClO3(40mlのH2O内に4g)の出発溶
液をあらかじめ焼成し(1000℃、16時間)、40
mlのH2Oにシリカを浮遊させたものに、常温で絶え
ず攪拌しながら添加した。
g)とKClO3(40mlのH2O内に4g)の出発溶
液をあらかじめ焼成し(1000℃、16時間)、40
mlのH2Oにシリカを浮遊させたものに、常温で絶え
ず攪拌しながら添加した。
【0036】絶えず攪拌を続けながら、塩基性溶液を得
るためにNH4OHを、酸性溶液を得るためにHNO
3を、この混合物に添加した。溶液のpH操作の結果、
酸化マンガン沈殿固形物が生成された。この固形物を、
余剰水分を除去するために脱水し、つぎに炉の中で10
0℃で4時間乾燥した。つぎに、得られた乾燥固形物を
1000℃の温度で16時間焼成した。2時間にわたり
攪拌を続けながら、この焼成された固形物に塩化ナトリ
ウム溶液(80mlのH2O内に18g)を含浸させ
た。つぎに、含浸固形物を炉の中で100℃で4時間乾
燥し、700℃で16時間焼成した。
るためにNH4OHを、酸性溶液を得るためにHNO
3を、この混合物に添加した。溶液のpH操作の結果、
酸化マンガン沈殿固形物が生成された。この固形物を、
余剰水分を除去するために脱水し、つぎに炉の中で10
0℃で4時間乾燥した。つぎに、得られた乾燥固形物を
1000℃の温度で16時間焼成した。2時間にわたり
攪拌を続けながら、この焼成された固形物に塩化ナトリ
ウム溶液(80mlのH2O内に18g)を含浸させ
た。つぎに、含浸固形物を炉の中で100℃で4時間乾
燥し、700℃で16時間焼成した。
【0037】実験例2 含浸工程に先立つ乾燥固形物の焼成工程を省いたほか
は、実験例1と同様な方法で触媒を製造した。
は、実験例1と同様な方法で触媒を製造した。
【0038】実験例3 酸化ケイ素をあらかじめ焼成しなかったこと、及び、乾
燥固形物を含浸に先立って焼成しなかったことを除いて
は、実験例1と同様な方法で触媒を製造した。
燥固形物を含浸に先立って焼成しなかったことを除いて
は、実験例1と同様な方法で触媒を製造した。
【0039】実験例4 担体が酸化ジルコニウムであるほかは、実験例3と同様
な方法で触媒を製造した。
な方法で触媒を製造した。
【0040】実験例5 担体が酸化マグネシウムであるほかは、実験例3と同様
な方法で触媒を製造した。
な方法で触媒を製造した。
【0041】表1に、上記実験例1〜5にしたがって製
造された触媒について、メタンからエチレン/エタン生
成物への転化に関する評価結果を示す。
造された触媒について、メタンからエチレン/エタン生
成物への転化に関する評価結果を示す。
【0042】
【表1】
【0043】比較例 上述のヨーロッパ特許公開公報第0316075−A1
号に開示された方法にしたがって触媒を製造した。Mn
3O4を生成するため、MnO2を1000℃で16時間
焼成した。Mn3O4にNaCl溶液を含浸させた。この
物質は微砕シリカで希釈された。表2に、この触媒につ
いて、メタン転化に関する評価結果を示す。
号に開示された方法にしたがって触媒を製造した。Mn
3O4を生成するため、MnO2を1000℃で16時間
焼成した。Mn3O4にNaCl溶液を含浸させた。この
物質は微砕シリカで希釈された。表2に、この触媒につ
いて、メタン転化に関する評価結果を示す。
【0044】
【表2】
【0045】この従来技術にしたがって製造された触媒
について、上述の実験例1〜5にしたがって製造された
触媒と同様、物質表面における触媒剤に対する促進剤の
比率を評価するために、X線電子分光法(XPS)によ
るテストを行なった。このテストは、300ワットの出
力でマグネシウムカソードを介して得られる、125
3.6eVの放射エネルギーを用いるLeybold
LHS−10型表面分析装置により実施された。X線源
は、一定かつ充分高い出力で作動され、検出器を飽和さ
せることなく(120000cps以下)信号の高強度
を保証する。
について、上述の実験例1〜5にしたがって製造された
触媒と同様、物質表面における触媒剤に対する促進剤の
比率を評価するために、X線電子分光法(XPS)によ
るテストを行なった。このテストは、300ワットの出
力でマグネシウムカソードを介して得られる、125
3.6eVの放射エネルギーを用いるLeybold
LHS−10型表面分析装置により実施された。X線源
は、一定かつ充分高い出力で作動され、検出器を飽和さ
せることなく(120000cps以下)信号の高強度
を保証する。
【0046】蓄積されたデータは、コンピューター制御
パルス計数システムにより、0.2eVのエネルギー間
隔で得られた。充分なS/N比に達するまで、エネルギ
ー掃引が行なわれた。この処理は、200eVのエネル
ギーステップを採用し、一定の絶対解像度で、1mmの
間隙開口を用いて行なわれた。触媒表面における触媒剤
に対する促進剤の比率は、触媒剤に対する促進剤の訂正
信号領域を測定することにより決定された。
パルス計数システムにより、0.2eVのエネルギー間
隔で得られた。充分なS/N比に達するまで、エネルギ
ー掃引が行なわれた。この処理は、200eVのエネル
ギーステップを採用し、一定の絶対解像度で、1mmの
間隙開口を用いて行なわれた。触媒表面における触媒剤
に対する促進剤の比率は、触媒剤に対する促進剤の訂正
信号領域を測定することにより決定された。
【0047】選択率係数をこのデータと合わせることに
より、表面原子比の評価が可能となる。
より、表面原子比の評価が可能となる。
【0048】本発明の実験例1〜5にしたがって製造さ
れた触媒と従来触媒について、XPSテストにより得ら
れた結果を表3に示す。ここで、NaとMnの%は、M
nに対するNaの比率と同様、触媒表面において示した
ものである。
れた触媒と従来触媒について、XPSテストにより得ら
れた結果を表3に示す。ここで、NaとMnの%は、M
nに対するNaの比率と同様、触媒表面において示した
ものである。
【0049】
【表3】
【0050】触媒表面におけるNaの割合は、表4及び
等式1によっても評価された。
等式1によっても評価された。
【0051】
【表4】
【0052】表4から明らかなとおり、本発明の方法に
よれば、従来技術にくらべて、触媒表面に分布している
全Naの割合が大きいことがわかる。
よれば、従来技術にくらべて、触媒表面に分布している
全Naの割合が大きいことがわかる。
【0053】実験例1〜3の方法にしたがって製造され
た触媒について、メタンから高級炭化水素への転化につ
いてもテストを行なった。各触媒1ccを、長さ20c
m直径5mmの石英反応器に加え、反応器を720〜7
40℃の範囲の温度に保った。メタンと酸素の比が4:
1のメタン/酸素混合物を、空間速度600h−1及び
大気圧のもとで触媒に接触させた。これらの動作条件は
すべてのテストにおいて一定に保たれた。実験例1の触
媒についての結果を表5に示す。
た触媒について、メタンから高級炭化水素への転化につ
いてもテストを行なった。各触媒1ccを、長さ20c
m直径5mmの石英反応器に加え、反応器を720〜7
40℃の範囲の温度に保った。メタンと酸素の比が4:
1のメタン/酸素混合物を、空間速度600h−1及び
大気圧のもとで触媒に接触させた。これらの動作条件は
すべてのテストにおいて一定に保たれた。実験例1の触
媒についての結果を表5に示す。
【0054】
【表5】
【0055】実験例2の触媒についての結果を表6に示
す。
す。
【0056】
【表6】
【0057】実験例3の触媒についての結果を表7に示
す。
す。
【0058】
【表7】
【0059】図1を参照すると、従来触媒と本発明の実
験例1〜3により製造された触媒のエチレン/エタン選
択率がグラフに示されている。図から明らかなように、
本発明の触媒は、反応の開始時において最大選択率に達
し、従来触媒とは異なり、全反応時間にわたり実質的に
安定した活性度を維持している。
験例1〜3により製造された触媒のエチレン/エタン選
択率がグラフに示されている。図から明らかなように、
本発明の触媒は、反応の開始時において最大選択率に達
し、従来触媒とは異なり、全反応時間にわたり実質的に
安定した活性度を維持している。
【0060】図2乃至図4を参照すると、それぞれ実験
例1〜3の触媒の活性度がグラフに示されている。図
は、エタン/エチレン型生成物に対する選択率を示して
いる。図から明らかなとおり、従来触媒とくらべて高い
触媒安定度が達成される。
例1〜3の触媒の活性度がグラフに示されている。図
は、エタン/エチレン型生成物に対する選択率を示して
いる。図から明らかなとおり、従来触媒とくらべて高い
触媒安定度が達成される。
【0061】また、最高安定度は、実験例1の触媒によ
り示されるものであり、この触媒は、触媒剤に対する促
進剤の比率についても最高値を示す。したがって、この
比率と触媒安定度のあいだには相関関係が成立する。
り示されるものであり、この触媒は、触媒剤に対する促
進剤の比率についても最高値を示す。したがって、この
比率と触媒安定度のあいだには相関関係が成立する。
【0062】本発明の触媒は、酸化脱水素化プロセスに
おいても有用である。このプロセスは、酸素、あるい
は、エタン・プロパン・環状アルカン・その他のアルカ
ンなど脱水素化可能な炭化水素を一種以上含む酸素含有
ガスを、本発明の触媒に接触させることを含む。
おいても有用である。このプロセスは、酸素、あるい
は、エタン・プロパン・環状アルカン・その他のアルカ
ンなど脱水素化可能な炭化水素を一種以上含む酸素含有
ガスを、本発明の触媒に接触させることを含む。
【0063】このようなプロセスにより脱水素化された
生成物は、原料物質に依存する。たとえば、アルカンを
処理すると、オレフィン、ジオレフィン、アルキンなど
が得られる。
生成物は、原料物質に依存する。たとえば、アルカンを
処理すると、オレフィン、ジオレフィン、アルキンなど
が得られる。
【0064】このような脱水素化プロセスの動作温度
は、一般に、500〜1000℃の範囲、好ましくは、
600〜900℃の範囲にある。標準状態におけるプロ
セスの空間速度は一般に100〜100000h−1の
範囲であり、好ましくは約300〜5000h−1であ
る。
は、一般に、500〜1000℃の範囲、好ましくは、
600〜900℃の範囲にある。標準状態におけるプロ
セスの空間速度は一般に100〜100000h−1の
範囲であり、好ましくは約300〜5000h−1であ
る。
【0065】ところで、本発明の趣旨を逸脱することな
く、さらに種々の変形応用が可能であることはいうまで
もない。上述の実施例は説明の便宜上のものであり、本
発明はこれに限定されるものではない。
く、さらに種々の変形応用が可能であることはいうまで
もない。上述の実施例は説明の便宜上のものであり、本
発明はこれに限定されるものではない。
【0066】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
触媒表面における触媒剤に対する促進剤の比率が高い触
媒を製造でき、この触媒は、反応時間の経過に左右され
ない非常に安定した高い転化率を示す。本発明の触媒を
用いれば、メタンから高級炭化水素への転化プロセスに
おける効果が大幅に増大する。
触媒表面における触媒剤に対する促進剤の比率が高い触
媒を製造でき、この触媒は、反応時間の経過に左右され
ない非常に安定した高い転化率を示す。本発明の触媒を
用いれば、メタンから高級炭化水素への転化プロセスに
おける効果が大幅に増大する。
【図1】本発明にしたがって製造された触媒の選択率
を、従来の触媒と比較して示したグラフである。
を、従来の触媒と比較して示したグラフである。
【図2】本発明の第1の実験例にしたがって製造された
触媒の選択率を示すグラフである。
触媒の選択率を示すグラフである。
【図3】本発明の第2の実験例にしたがって製造された
触媒の選択率を示すグラフである。
触媒の選択率を示すグラフである。
【図4】本発明の第3の実験例にしたがって製造された
触媒の選択率を示すグラフである。
触媒の選択率を示すグラフである。
フロントページの続き (72)発明者 ノラ ウルバノ ヴェネズエラ,カラカス,アプト.2−エ イ,レス.ダノラル,ロマス プラドス デル エステ.,エイヴィー.ピーピーエ イエル.(番地なし) (72)発明者 フランシスコ ローザ ヴェネズエラ,カラカス,コリナス サン タ モニカ,ルタ 7,アプト.19,レ ス.フリア(番地なし)
Claims (21)
- 【請求項1】 酸化ケイ素、酸化ジルコニウム、酸化マ
グネシウムのいずれかである担体と、 上記担体に担持されたマンガン触媒剤と、 上記触媒に含浸されるアルカリ金属促進剤とを含み、 マンガンに対する上記促進剤の表面原子比は、5倍以上
である、ことを特徴とするメタンから高級炭化水素への
転化に用いる触媒。 - 【請求項2】 マンガン水溶液と酸化剤水溶液の混合物
を無機酸化物担体内に形成する工程と、 上記担体上に酸化マンガン沈殿物を生成する工程と、 上記酸化マンガン沈殿物を乾燥する工程と、 乾燥酸化マンガン沈殿物に促進剤を含浸させて含浸固形
物を生成する工程と、上記含浸固形物を乾燥する工程
と、 マンガンに対する上記促進剤の表面原子比が5倍以上に
達するまで、上記含浸固形物を焼成する工程とを含む、
ことを特徴とするメタンから高級炭化水素への転化に用
いる触媒の製造方法。 - 【請求項3】 上記酸化マンガン沈殿物は、上記混合物
のpH値を酸性値と塩基性値の間で変化させることによ
り得られることを特徴とする請求項2記載のメタンから
高級炭化水素への転化に用いる触媒の製造方法。 - 【請求項4】 上記マンガン水溶液は、塩化マンガンの
水溶液であることを特徴とする請求項2記載のメタンか
ら高級炭化水素への転化に用いる触媒の製造方法。 - 【請求項5】 上記酸化剤水溶液は、アルカリ金属の塩
素酸塩、次亜塩素酸塩、チオ硫酸塩、臭素酸塩のいずれ
かを酸化剤として含む水溶液であることを特徴とする請
求項2記載のメタンから高級炭化水素への転化に用いる
触媒の製造方法。 - 【請求項6】 上記酸化剤は塩素酸カリウムであること
を特徴とする請求項5記載のメタンから高級炭化水素へ
の転化に用いる触媒の製造方法。 - 【請求項7】 上記無機酸化物担体は、酸化ケイ素、酸
化ジルコニウム、酸化マグネシウムのいずれかであるこ
とを特徴とする請求項2記載のメタンから高級炭化水素
への転化に用いる触媒の製造方法。 - 【請求項8】 上記促進剤は、ハロゲン化アルカリ金属
であることを特徴とする請求項2記載のメタンから高級
炭化水素への転化に用いる触媒の製造方法。 - 【請求項9】 上記促進剤は、塩化ナトリウムであるこ
とを特徴とする請求項8記載のメタンから高級炭化水素
への転化に用いる触媒の製造方法。 - 【請求項10】 含浸工程に先立って、上記乾燥酸化マ
ンガン沈殿物を焼成する工程を含むことを特徴とする請
求項2記載のメタンから高級炭化水素への転化に用いる
触媒の製造方法。 - 【請求項11】 上記乾燥酸化マンガン沈殿物は、90
0〜1200℃の温度で焼成されることを特徴とする請
求項10記載のメタンから高級炭化水素への転化に用い
る触媒の製造方法。 - 【請求項12】 上記乾燥酸化マンガン沈殿物は、10
00℃の温度で焼成されることを特徴とする請求項11
記載のメタンから高級炭化水素への転化に用いる触媒の
製造方法。 - 【請求項13】 上記含浸固形物は、300〜1000
℃の温度で焼成されることを特徴とする請求項2記載の
メタンから高級炭化水素への転化に用いる触媒の製造方
法。 - 【請求項14】 上記含浸固形物は、600〜800℃
の温度で焼成されることを特徴とする請求項13記載の
メタンから高級炭化水素への転化に用いる触媒の製造方
法。 - 【請求項15】 上記含浸固形物は、100〜140℃
の温度で乾燥されることを特徴とする請求項2記載のメ
タンから高級炭化水素への転化に用いる触媒の製造方
法。 - 【請求項16】 上記無機酸化物担体は、上記マンガン
水溶液と上記酸化剤水溶液との混合に先立って焼成され
ることを特徴とする請求項2記載のメタンから高級炭化
水素への転化に用いる触媒の製造の方法。 - 【請求項17】 メタンガスを調製する工程と、 酸化マンガンに対する促進剤の表面原子比が5倍以上に
なるように酸化マンガンをベースとして促進剤を含浸さ
せた触媒を調製する工程と、 メタンガスを上記触媒に接触させる工程とを含むことを
特徴とするメタンから高級炭化水素への転化プロセス。 - 【請求項18】 上記接触工程は、600〜900℃の
温度において行なわれることを特徴とする請求項17記
載のメタンから高級炭化水素への転化プロセス。 - 【請求項19】 上記メタンガスは、酸素ガスとの混合
物として与えられ、容量比で酸素1に対しメタン2〜1
0であることを特徴とする請求項18記載のメタンから
高級炭化水素への転化プロセス。 - 【請求項20】 酸素及び脱水素化可能な炭化水素を原
料物質として調製する工程と、 酸化マンガンに対する促進剤の表面原子比が5倍以上に
なるように酸化マンガンをベースとして促進剤を含浸さ
せた触媒を調製する工程と、 上記原料物質を上記触媒に接触させる工程を含むことを
特徴とする炭化水素の脱水素化プロセス。 - 【請求項21】 上記接触工程は、600〜900℃の
温度において行なわれることを特徴とする請求項20記
載の炭化水素の脱水素化プロセス。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| CA002062349A CA2062349A1 (en) | 1992-03-05 | 1992-03-05 | Catalyst for the direct conversion of methane to higher hydrocarbons and method for the preparation of same |
| US07/846,626 US5212139A (en) | 1992-03-05 | 1992-03-05 | Catalyst for the direct conversion of methane to higher hydrocarbons and method for the preparation of same |
| EP92103931A EP0559926B1 (en) | 1992-03-05 | 1992-03-07 | Method for preparing a catalyst for conversion of methane to higher hydrocarbons and for dehydrogenating hydrocarbons |
| AU12126/92A AU640309B1 (en) | 1992-03-05 | 1992-03-09 | A catalyst for the direct conversion of methane to higher hydrocarbons and method for the preparation of same |
| JP4067925A JPH0734863B2 (ja) | 1992-03-05 | 1992-03-26 | 直接転化によるメタンの高級化に用いる触媒及びその製造方法 |
| US08/008,623 US5321187A (en) | 1992-03-05 | 1993-01-25 | Catalyst for the direct conversion of methane to higher hydrocarbons and method for the preparation of same |
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| CA002062349A CA2062349A1 (en) | 1992-03-05 | 1992-03-05 | Catalyst for the direct conversion of methane to higher hydrocarbons and method for the preparation of same |
| US07/846,626 US5212139A (en) | 1992-03-05 | 1992-03-05 | Catalyst for the direct conversion of methane to higher hydrocarbons and method for the preparation of same |
| AU12126/92A AU640309B1 (en) | 1992-03-05 | 1992-03-09 | A catalyst for the direct conversion of methane to higher hydrocarbons and method for the preparation of same |
| JP4067925A JPH0734863B2 (ja) | 1992-03-05 | 1992-03-26 | 直接転化によるメタンの高級化に用いる触媒及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05285384A true JPH05285384A (ja) | 1993-11-02 |
| JPH0734863B2 JPH0734863B2 (ja) | 1995-04-19 |
Family
ID=27422489
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4067925A Expired - Lifetime JPH0734863B2 (ja) | 1992-03-05 | 1992-03-26 | 直接転化によるメタンの高級化に用いる触媒及びその製造方法 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (2) | US5212139A (ja) |
| EP (1) | EP0559926B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0734863B2 (ja) |
| AU (1) | AU640309B1 (ja) |
| CA (1) | CA2062349A1 (ja) |
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