JPH05285656A - 溶接用ロボット制御装置 - Google Patents
溶接用ロボット制御装置Info
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- JPH05285656A JPH05285656A JP9440092A JP9440092A JPH05285656A JP H05285656 A JPH05285656 A JP H05285656A JP 9440092 A JP9440092 A JP 9440092A JP 9440092 A JP9440092 A JP 9440092A JP H05285656 A JPH05285656 A JP H05285656A
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- JP
- Japan
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- robot
- welding
- arc length
- electrode
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Abstract
(57)【要約】
【目的】Tig溶接においても電極が母材に接触する虞
れがなく、しかも、アーク長の一定制御が充分に得ら
れ、常に良好な溶接品質を保つことができるようにした
ロボット制御装置を提供すること。 【構成】ロボットのゲイン(追従感度)として2種のゲイ
ンG1、G2を設定しておき、センサによる検出値から
予じめ設定された基準値を引いた値ΔViが正か負かを
判定する処理部(12)を設け、これにより2種の追従感
度を切換えるようにしたもの(G1<G2)。 【効果】電極が母材に接近する方向にロボットの位置を
補正する場合には、ロボットの追従感度が低下されてい
るから、電極と母材が接触する虞れはなくなり、母材か
ら回避する方向にロボットの位置を補正する場合には、
追従感度が上げられているから、アーク長を一定にする
ための追従性の低下が抑えられる。
れがなく、しかも、アーク長の一定制御が充分に得ら
れ、常に良好な溶接品質を保つことができるようにした
ロボット制御装置を提供すること。 【構成】ロボットのゲイン(追従感度)として2種のゲイ
ンG1、G2を設定しておき、センサによる検出値から
予じめ設定された基準値を引いた値ΔViが正か負かを
判定する処理部(12)を設け、これにより2種の追従感
度を切換えるようにしたもの(G1<G2)。 【効果】電極が母材に接近する方向にロボットの位置を
補正する場合には、ロボットの追従感度が低下されてい
るから、電極と母材が接触する虞れはなくなり、母材か
ら回避する方向にロボットの位置を補正する場合には、
追従感度が上げられているから、アーク長を一定にする
ための追従性の低下が抑えられる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ティーチング時とプレ
イバック時での加工対象物の位置変化を検出するセンサ
手段を備えた溶接ロボットに係り、特にTig溶接用ロ
ボットに好適なロボット制御装置に関する。
イバック時での加工対象物の位置変化を検出するセンサ
手段を備えた溶接ロボットに係り、特にTig溶接用ロ
ボットに好適なロボット制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ロボットによるアーク溶接の1種に、タ
ングステン電極を用い、不活性ガスシールド中で溶接を
行なうTig溶接があり、アルミニウムやステンレスな
どの溶接に広く用いられている。ところで、ロボットを
用いてTig溶接を行なう場合、溶接品位を保証するた
めには、アーク長を一定に保持するのが望ましく、この
ため、Tig溶接ロボットでは、ティーチング時とプレ
イバック時での加工対象物の位置変化を検出し、この検
出結果からロボットの経路を補正し、アーク長、すなわ
ち、ロボットと溶接対象物(ワーク、或いは母材という)
の間の距離を一定に制御する技法が用いられており、さ
らにこのとき、図6に示すアーク電圧とアーク長との相
関関係を利用し、アーク長から位置変化の検出を行な
い、アーク長が一定になるようにロボットの位置を制御
する技法が用いられることがあり、この技法をロボット
アームAVC(Arc Voltage Controll)と呼んでいる。
ングステン電極を用い、不活性ガスシールド中で溶接を
行なうTig溶接があり、アルミニウムやステンレスな
どの溶接に広く用いられている。ところで、ロボットを
用いてTig溶接を行なう場合、溶接品位を保証するた
めには、アーク長を一定に保持するのが望ましく、この
ため、Tig溶接ロボットでは、ティーチング時とプレ
イバック時での加工対象物の位置変化を検出し、この検
出結果からロボットの経路を補正し、アーク長、すなわ
ち、ロボットと溶接対象物(ワーク、或いは母材という)
の間の距離を一定に制御する技法が用いられており、さ
らにこのとき、図6に示すアーク電圧とアーク長との相
関関係を利用し、アーク長から位置変化の検出を行な
い、アーク長が一定になるようにロボットの位置を制御
する技法が用いられることがあり、この技法をロボット
アームAVC(Arc Voltage Controll)と呼んでいる。
【0003】このアーク長一定制御の原理について、図
7により説明すると、この図7で、2はTig溶接用の
トーチで、6はワークを表わしており、いま、教示時の
ロボットの経路が破線Pで示すようになっていたのに対
して、プレイバック時での実際のワーク6の位置が、図
のWに示すように、ひずみを生じていたとする。
7により説明すると、この図7で、2はTig溶接用の
トーチで、6はワークを表わしており、いま、教示時の
ロボットの経路が破線Pで示すようになっていたのに対
して、プレイバック時での実際のワーク6の位置が、図
のWに示すように、ひずみを生じていたとする。
【0004】そこで、この場合、図示してないロボット
制御装置は、このときのアーク電圧の変化からワーク6
の位置を検出し、トーチ高さ(ΔL1,ΔL2,ΔL3)
が一定になるように、実線P’で示すように、ロボット
の動作位置を制御するのである。
制御装置は、このときのアーク電圧の変化からワーク6
の位置を検出し、トーチ高さ(ΔL1,ΔL2,ΔL3)
が一定になるように、実線P’で示すように、ロボット
の動作位置を制御するのである。
【0005】ところで、このロボットアームAVCの従
来技術としては、特開昭59−94582号公報の開示
を挙げることができるが、この従来技術では、図8に示
すように、溶接トーチ方向(アーク長)の位置制御をアー
ク電圧と基準電圧の差が常に零になるように制御してい
た。すなわち、この図8に示すように、まずアーク電圧
Viを検出する(ブロック80)。次に、このアーク電圧
Viから、予じめ設定してある所定値の基準電圧Vbを減
算して差電圧ΔViを算定する(ブロック81)。そし
て、この差電圧ΔViに、これも予じめ設定してある所
定値の定数Gを乗算して検出量Dとし(ブロック82)、
最後に、この検出量Dによりロボットの補正位置、すな
わち、図7における実線P’で示すロボットの位置を計
算するのである(ブロック83)。
来技術としては、特開昭59−94582号公報の開示
を挙げることができるが、この従来技術では、図8に示
すように、溶接トーチ方向(アーク長)の位置制御をアー
ク電圧と基準電圧の差が常に零になるように制御してい
た。すなわち、この図8に示すように、まずアーク電圧
Viを検出する(ブロック80)。次に、このアーク電圧
Viから、予じめ設定してある所定値の基準電圧Vbを減
算して差電圧ΔViを算定する(ブロック81)。そし
て、この差電圧ΔViに、これも予じめ設定してある所
定値の定数Gを乗算して検出量Dとし(ブロック82)、
最後に、この検出量Dによりロボットの補正位置、すな
わち、図7における実線P’で示すロボットの位置を計
算するのである(ブロック83)。
【0006】ここで、定数Gは、ロボットが補正動作を
するときでの追従感度を決める量となるので、ゲインと
呼ばれている。
するときでの追従感度を決める量となるので、ゲインと
呼ばれている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、Tig溶接
ロボットでは、ワークの種別や電源の種別により、溶接
施工上、溶接トーチの電極を母材に極く近接させて教示
(ティーチング)しなければならない場合がある。
ロボットでは、ワークの種別や電源の種別により、溶接
施工上、溶接トーチの電極を母材に極く近接させて教示
(ティーチング)しなければならない場合がある。
【0008】しかしながら、上記従来技術では、ロボッ
トの追従感度と、経路補正動作との関係については特に
配慮がされておらず、このため、Tig溶接のように、
電極と母材間の距離を極めて接近させて教示した場合に
は、溶接動作中、電極が母材に接触し、溶着してしまう
ことがあり、このため、ロボットの追従感度を充分に高
くすることができず、アーク長制御性能が低下し、溶接
品質の保持の点で問題があった。
トの追従感度と、経路補正動作との関係については特に
配慮がされておらず、このため、Tig溶接のように、
電極と母材間の距離を極めて接近させて教示した場合に
は、溶接動作中、電極が母材に接触し、溶着してしまう
ことがあり、このため、ロボットの追従感度を充分に高
くすることができず、アーク長制御性能が低下し、溶接
品質の保持の点で問題があった。
【0009】つまり、ロボットの追従感度を上げると、
ロボットの経路補正がワークに接近する方向であったと
き、電極と母材間の距離が少ないため、ロボットの移動
制御に存在するオーバーシュートにより電極が母材に接
触してしまうので、追従感度を下げざるを得ず、他方、
このように追従感度を下げたのでは、経路補正に遅れを
生じてしまうので、アーク長を一定に保つことができ
ず、溶接品質が低下してしまうのである。
ロボットの経路補正がワークに接近する方向であったと
き、電極と母材間の距離が少ないため、ロボットの移動
制御に存在するオーバーシュートにより電極が母材に接
触してしまうので、追従感度を下げざるを得ず、他方、
このように追従感度を下げたのでは、経路補正に遅れを
生じてしまうので、アーク長を一定に保つことができ
ず、溶接品質が低下してしまうのである。
【0010】本発明は、Tig溶接においても電極が母
材に接触する虞れがなく、しかも、アーク長の一定制御
が充分に得られ、常に良好な溶接品質を保つことができ
るようにしたロボット制御装置の提供を目的とするもの
である。
材に接触する虞れがなく、しかも、アーク長の一定制御
が充分に得られ、常に良好な溶接品質を保つことができ
るようにしたロボット制御装置の提供を目的とするもの
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的は、経路補正時
の補正方向によりロボットの追従感度を自動的に切換え
る手段を用い、電極と母材が接触する虞れがある、母材
に接近する方向に補正する場合にはロボットの追従感度
を下げ、母材から回避する方向に補正する場合には追従
感度を上げるようにしたものである。
の補正方向によりロボットの追従感度を自動的に切換え
る手段を用い、電極と母材が接触する虞れがある、母材
に接近する方向に補正する場合にはロボットの追従感度
を下げ、母材から回避する方向に補正する場合には追従
感度を上げるようにしたものである。
【0012】特に、実施例によれば、ロボットの追従感
度として2種の追従感度を設定しておき、センサによる
検出値から予じめ設定された基準値を引いた値が正か負
かを判定する処理部を設け、これにより2種の追従感度
を切換えるようにしたものである。
度として2種の追従感度を設定しておき、センサによる
検出値から予じめ設定された基準値を引いた値が正か負
かを判定する処理部を設け、これにより2種の追従感度
を切換えるようにしたものである。
【0013】
【作用】電極が母材に接近する方向にロボットの位置を
補正する場合には、ロボットの追従感度が低下されてい
るから、電極と母材が接触する虞れはなくなり、母材か
ら回避する方向にロボットの位置を補正する場合には、
追従感度が上げられているから、アーク長を一定にする
ための追従性の低下を抑えることができ、溶接品質の低
下をもたらすことはない。
補正する場合には、ロボットの追従感度が低下されてい
るから、電極と母材が接触する虞れはなくなり、母材か
ら回避する方向にロボットの位置を補正する場合には、
追従感度が上げられているから、アーク長を一定にする
ための追従性の低下を抑えることができ、溶接品質の低
下をもたらすことはない。
【0014】
【実施例】以下、本発明による溶接用ロボット制御装置
について、図示の実施例により詳細に説明する。図2
は、本発明をTig溶接用ロボットに適用した場合の一
実施例におけるシステム構成を示したもので、1はロボ
ット(ロボット本体、マニプレータ)、2はTig溶接用
のトーチ、3はロボット制御装置、4はTig溶接機、
5はフィラーワイヤ送給制御装置、そして6はワークで
ある。
について、図示の実施例により詳細に説明する。図2
は、本発明をTig溶接用ロボットに適用した場合の一
実施例におけるシステム構成を示したもので、1はロボ
ット(ロボット本体、マニプレータ)、2はTig溶接用
のトーチ、3はロボット制御装置、4はTig溶接機、
5はフィラーワイヤ送給制御装置、そして6はワークで
ある。
【0015】ロボット1は多関節型のもので、その先端
(手首)にTIG溶接用のトーチ2が保持されており、こ
れによりワーク6に対してTig溶接を行なうようにな
っている。ロボット制御装置3はマイクロコンピュータ
を有し、これによりティーチング処理とプレイバック処
理に必要な制御機能を備え、ロボット1の制御を行なう
と共に、所定の制御信号を溶接機4とフィラーワイヤ送
給制御装置5に供給して、Tig溶接に必要な動作をさ
せるようになっている。Tig用の溶接機4はロボット
制御装置2からの制御信号による制御に応じてトーチ2
とワーク6間に溶接用の電力を供給する働きをし、フィ
ラーワイヤ送給制御装置5はフィラーワイヤ送給器7を
動作させ、溶接時、所定の速度でフィラーワイヤ8を供
給させる働きをする。
(手首)にTIG溶接用のトーチ2が保持されており、こ
れによりワーク6に対してTig溶接を行なうようにな
っている。ロボット制御装置3はマイクロコンピュータ
を有し、これによりティーチング処理とプレイバック処
理に必要な制御機能を備え、ロボット1の制御を行なう
と共に、所定の制御信号を溶接機4とフィラーワイヤ送
給制御装置5に供給して、Tig溶接に必要な動作をさ
せるようになっている。Tig用の溶接機4はロボット
制御装置2からの制御信号による制御に応じてトーチ2
とワーク6間に溶接用の電力を供給する働きをし、フィ
ラーワイヤ送給制御装置5はフィラーワイヤ送給器7を
動作させ、溶接時、所定の速度でフィラーワイヤ8を供
給させる働きをする。
【0016】さらに、ロボット制御装置3は、プレイバ
ック時、Tig溶接用のアーク長の一定制御に必要な機
能を備えており、このため、Tig溶接時、溶接機4か
らアーク電圧を取り込み、所定の処理を実行する。
ック時、Tig溶接用のアーク長の一定制御に必要な機
能を備えており、このため、Tig溶接時、溶接機4か
らアーク電圧を取り込み、所定の処理を実行する。
【0017】次に、この実施例の動作について説明す
る。アーク長一定制御は、基本的には、図7と図8で説
明した通りで、ロボット制御装置3により実行され、補
間すべき位置に対して、センサで検出された修正量を加
え合わせ、これによりアーク長が一定になる位置へロボ
ット位置制御を行うもので、まず、図3は、この実施例
おける処理を示したもので、この時の制御の方向につい
ては、図5に示すように、ツール取り付け座標系のAベ
クトル(垂直方向ベクトル)に対し実施される。
る。アーク長一定制御は、基本的には、図7と図8で説
明した通りで、ロボット制御装置3により実行され、補
間すべき位置に対して、センサで検出された修正量を加
え合わせ、これによりアーク長が一定になる位置へロボ
ット位置制御を行うもので、まず、図3は、この実施例
おける処理を示したもので、この時の制御の方向につい
ては、図5に示すように、ツール取り付け座標系のAベ
クトル(垂直方向ベクトル)に対し実施される。
【0018】図3において、アーク電圧、すなわち、セ
ンサ検出アナログ値は、Tig溶接機4による溶接電圧
を検出し、これにフィルタをかけて0〜10Vのアナロ
グ電圧に変換して入力されるようになっている。
ンサ検出アナログ値は、Tig溶接機4による溶接電圧
を検出し、これにフィルタをかけて0〜10Vのアナロ
グ電圧に変換して入力されるようになっている。
【0019】このセンサ検出アナログ値は、まずA/D
変換され(ブロック30)、センサ制御処理されて修正量
hが計算される(ブロック31)。この処理は、アーク電
圧から検出量Dを求め、これを修正量hに変換する処理
で、このときの演算式は(数1)である。
変換され(ブロック30)、センサ制御処理されて修正量
hが計算される(ブロック31)。この処理は、アーク電
圧から検出量Dを求め、これを修正量hに変換する処理
で、このときの演算式は(数1)である。
【0020】
【数1】
【0021】この(数1)におけるAは、図5のベクトル
A方向を示す。
A方向を示す。
【0022】なお、このブロック31におけるセンサ制
御処理のうち、アーク電圧から検出量Dを求める処理に
ついては、これが本発明の特徴であり、従って、詳細は
後述する。
御処理のうち、アーク電圧から検出量Dを求める処理に
ついては、これが本発明の特徴であり、従って、詳細は
後述する。
【0023】そして、図3に示すように、アーク長の一
定制御は、この修正量hを、補間演算処理(ブロック3
2)により、補間指令送処理(ブロック33)から与えら
れる補間指令量b、すなわち、ロボット位置に加算し、
これをサーボ制御処理(ブロック34)することにより実
行される。
定制御は、この修正量hを、補間演算処理(ブロック3
2)により、補間指令送処理(ブロック33)から与えら
れる補間指令量b、すなわち、ロボット位置に加算し、
これをサーボ制御処理(ブロック34)することにより実
行される。
【0024】次に、本発明の特徴であるセンサ制御処理
について説明する。
について説明する。
【0025】この実施例では、図4(a)に示すように、
トーチ2を、それがワーク6に近づく方向に補正する場
合には、上記したゲインを下げ、図4(b)に示すよう
に、トーチ2が離れる方向に補正する場合にはゲインを
上げるようにした点を特徴とするものであり、これによ
り、ゲインを低下させなければならない状態を最小限に
抑えながら、電極が母材に接触してしまう事態の発生を
確実に無くすことができることになっているものであ
り、このため、センサ制御処理として、図1に示す処理
を採用している。ここで、図8の従来技術の場合と比較
すれば明らかなように、この図1で、破線で囲った部分
が、本発明で特徴とする部分を表わす。
トーチ2を、それがワーク6に近づく方向に補正する場
合には、上記したゲインを下げ、図4(b)に示すよう
に、トーチ2が離れる方向に補正する場合にはゲインを
上げるようにした点を特徴とするものであり、これによ
り、ゲインを低下させなければならない状態を最小限に
抑えながら、電極が母材に接触してしまう事態の発生を
確実に無くすことができることになっているものであ
り、このため、センサ制御処理として、図1に示す処理
を採用している。ここで、図8の従来技術の場合と比較
すれば明らかなように、この図1で、破線で囲った部分
が、本発明で特徴とする部分を表わす。
【0026】図1の処理において、まずブロック10で
は、10msec毎にA/D変換された電圧値Viを、
78msec毎に検出する処理を行なう。次に、ブロッ
ク11では、この検出された電圧値Viから基準電圧Vb
を減算して偏差ΔViを求める処理を実行する。
は、10msec毎にA/D変換された電圧値Viを、
78msec毎に検出する処理を行なう。次に、ブロッ
ク11では、この検出された電圧値Viから基準電圧Vb
を減算して偏差ΔViを求める処理を実行する。
【0027】ブロック12では、ブロック2の処理によ
り求められた偏差ΔViが正の値か負の値かの判定を行
ない、まず、結果が正の値であると判定されたときには
ブロック13の処理を実行し、他方、結果が負の値であ
ると判定されたときには、ブロック14の処理を実行す
る。ここで、結果が正の値であったときとは、図4の
(a)の場合であり、結果が負の値であったら、図4の(b)
の場合となったときである。
り求められた偏差ΔViが正の値か負の値かの判定を行
ない、まず、結果が正の値であると判定されたときには
ブロック13の処理を実行し、他方、結果が負の値であ
ると判定されたときには、ブロック14の処理を実行す
る。ここで、結果が正の値であったときとは、図4の
(a)の場合であり、結果が負の値であったら、図4の(b)
の場合となったときである。
【0028】まず、ブロック13の処理では、偏差ΔV
iに、予じめ設定してある2種のゲインG1、G2のう
ちのG1を乗算して検出量Dを計算する処理を行なう。
他方、ブロック14の処理では、偏差ΔViに、ゲイン
G2を乗算して検出量Dを計算する処理を行なうのであ
る。
iに、予じめ設定してある2種のゲインG1、G2のう
ちのG1を乗算して検出量Dを計算する処理を行なう。
他方、ブロック14の処理では、偏差ΔViに、ゲイン
G2を乗算して検出量Dを計算する処理を行なうのであ
る。
【0029】ここで、これらのゲインとして、G1<G
2の関係が成り立つような値が設定してあり、従って、
図4の(a)の場合には、小さなゲインG1により検出量
Dが計算され、図4の(b)の場合には、大きなゲインG
2により検出量Dが計算されることになる。
2の関係が成り立つような値が設定してあり、従って、
図4の(a)の場合には、小さなゲインG1により検出量
Dが計算され、図4の(b)の場合には、大きなゲインG
2により検出量Dが計算されることになる。
【0030】ブロック15では、検出量Dを修正量hに
変換する処理が実行される。このときの演算式は、上記
したように、(数1)である。
変換する処理が実行される。このときの演算式は、上記
したように、(数1)である。
【0031】従って、この実施例によれば、図4に示す
ように、トーチ2を、それがワーク6に近づく方向に補
正する場合にはゲインを下げ、トーチ2が離れる方向に
補正する場合にはゲインを上げるという制御が自動的に
得られることになり、必要なときだけゲインを下げ、こ
れによりトーチ2がワーク6に接触する事態の発生を確
実に無くすことができると共に、全体的なゲインの低下
を最小限に抑えることができるから、アーク長制御性能
の低下はほとんど無く、溶接品質を充分良好に保つこと
ができる。
ように、トーチ2を、それがワーク6に近づく方向に補
正する場合にはゲインを下げ、トーチ2が離れる方向に
補正する場合にはゲインを上げるという制御が自動的に
得られることになり、必要なときだけゲインを下げ、こ
れによりトーチ2がワーク6に接触する事態の発生を確
実に無くすことができると共に、全体的なゲインの低下
を最小限に抑えることができるから、アーク長制御性能
の低下はほとんど無く、溶接品質を充分良好に保つこと
ができる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、センサを搭載したロボ
ットにおいて、経路補正時の補正方向によりゲインを自
動的に切りかえることができるため、Tig溶接に適用
し、電極と母材を非常に近づけ教示した場合でも、電極
と母材が溶着してしまうのを未然に防ぐことができ、こ
れにより常に安定した溶接を行なうことができる。
ットにおいて、経路補正時の補正方向によりゲインを自
動的に切りかえることができるため、Tig溶接に適用
し、電極と母材を非常に近づけ教示した場合でも、電極
と母材が溶着してしまうのを未然に防ぐことができ、こ
れにより常に安定した溶接を行なうことができる。
【0033】また、本発明によれば、センサのゲイン
を、全体としては充分に上げることができるようになる
ので、アーク長の一定制御が精度よく得られるようにな
り、溶接品質を容易に保つことができる。
を、全体としては充分に上げることができるようになる
ので、アーク長の一定制御が精度よく得られるようにな
り、溶接品質を容易に保つことができる。
【図1】本発明による溶接用ロボット制御装置の一実施
例におけるセンサ制御処理を示すフローチャートであ
る。
例におけるセンサ制御処理を示すフローチャートであ
る。
【図2】本発明の一実施例が適用された溶接用ロボット
装置の一例を示すシステム構成図である。
装置の一例を示すシステム構成図である。
【図3】本発明の一実施例におけるセンサ制御処理と補
間処理を示すフローチャートである。
間処理を示すフローチャートである。
【図4】本発明の一実施例による動作の説明図である。
【図5】本発明の一実施例におけるアーク長一定制御時
の各々の制御方向を示す説明図である。
の各々の制御方向を示す説明図である。
【図6】アーク長とアーク電圧の関係を示す特性図であ
る。
る。
【図7】アーク長一定制御動作の説明図である。
【図8】センサ制御処理の従来例を示すフローチャート
である。
である。
1 ロボット(ロボット本体、マニプレータ) 2 溶接用のトーチ 3 ロボット制御装置 4 溶接機 5 フィラーワイヤ送給制御装置 6 ワーク(母材、加工対象物)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年9月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
フロントページの続き (72)発明者 鷲頭 澄雄 千葉県習志野市東習志野七丁目1番1号 日立京葉エンジニアリング株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 ティーチング時とプレイバック時での加
工対象物の位置変化を検出するセンサ手段を備え、この
センサ手段の検出結果に基づいてロボットの経路補正を
行なう方式の溶接用ロボット装置において、経路補正時
の補正方向に応じてロボットの追従感度を切換える手段
を設け、上記補正方向が上記加工対象物に近づく方向の
ときにはロボットの移動速度が遅くなり、上記加工対象
物から離れる方向のときには早くなるように構成したこ
とを特徴とする溶接用ロボット制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9440092A JPH05285656A (ja) | 1992-04-14 | 1992-04-14 | 溶接用ロボット制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9440092A JPH05285656A (ja) | 1992-04-14 | 1992-04-14 | 溶接用ロボット制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05285656A true JPH05285656A (ja) | 1993-11-02 |
Family
ID=14109212
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9440092A Pending JPH05285656A (ja) | 1992-04-14 | 1992-04-14 | 溶接用ロボット制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05285656A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112439977A (zh) * | 2019-08-30 | 2021-03-05 | 发那科株式会社 | 机器人控制装置及弧焊机器人系统 |
-
1992
- 1992-04-14 JP JP9440092A patent/JPH05285656A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112439977A (zh) * | 2019-08-30 | 2021-03-05 | 发那科株式会社 | 机器人控制装置及弧焊机器人系统 |
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