JPH05286012A - ゴム製中空品の連続押出成形方法 - Google Patents
ゴム製中空品の連続押出成形方法Info
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- JPH05286012A JPH05286012A JP4114017A JP11401792A JPH05286012A JP H05286012 A JPH05286012 A JP H05286012A JP 4114017 A JP4114017 A JP 4114017A JP 11401792 A JP11401792 A JP 11401792A JP H05286012 A JPH05286012 A JP H05286012A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】成形ダイの押出成形口の部分の工夫によって、
成形品の断面形状の変化に対する原料ゴムの流動性を安
定化させて、一連の押出成形中において断面形状及び周
長の双方が大きく異なる複数の中空部を連続して押出成
形することである。 【構成】基本成形ダイDaと可撓成形ダイDbとを、そ
の内周面の形状を連接せしめて押出方向に直列に配置す
る。可撓成形ダイDbは、その基端部から先端部に向け
てテーパ状に絞られていて、弾性変形可能である。一連
の押出成形中において、可撓成形ダイDbの先端部に複
数の異なる方向の引張力を加えて、この先端部を拡開さ
せたり、この引張力を解除して原形状に復元させたりす
る。
成形品の断面形状の変化に対する原料ゴムの流動性を安
定化させて、一連の押出成形中において断面形状及び周
長の双方が大きく異なる複数の中空部を連続して押出成
形することである。 【構成】基本成形ダイDaと可撓成形ダイDbとを、そ
の内周面の形状を連接せしめて押出方向に直列に配置す
る。可撓成形ダイDbは、その基端部から先端部に向け
てテーパ状に絞られていて、弾性変形可能である。一連
の押出成形中において、可撓成形ダイDbの先端部に複
数の異なる方向の引張力を加えて、この先端部を拡開さ
せたり、この引張力を解除して原形状に復元させたりす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、断面形状及び周長の双
方が大きく異なる複数の中空部が連続しているゴム製中
空品の押出成形方法に関するものである。
方が大きく異なる複数の中空部が連続しているゴム製中
空品の押出成形方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】断面形状が異なる複数の中空部が連続し
ているゴム製中空品の押出成形する技術は、種々開示さ
れている。例えば、特開昭62ー121030号公報に
は、可動ダイを進退させて中空部の断面形状を変化させ
る技術が開示されているが、可動ダイの進入時は、その
後退時に比較して原料ゴムの流動摩擦抵抗が著しく高く
なって、原料ゴムを安定して吐出できない。この結果、
可動ダイの進入時における中空部の形状が安定せず、事
実上実施不能の技術といえる。また、特開平1ー242
225号公報に記載の技術によれば、シャッターの進入
時と退避時とにおける原料ゴムとの抵抗は変化しないた
めに、原料ゴムが安定して吐出されるが、シャッターの
厚み分だけ、ダイランドが異なるために、断面形状の異
なる複数の中空部の変化部分の融着が不十分となる問題
がある。更に、実開平1ー154947号公報には、押
出直後の中空部の側部に賦形ローラを断続的に押圧し
て、この中空部を変形させる技術が記載されているが、
賦形ローラによる押圧部分は、ゴム自身の有する弾性復
元力によって押圧直後に復元してしまうので、この賦形
ローラによる賦形効果は殆ど期待できず、実現性の乏し
い技術である。更に、いずれの技術においても、成形さ
れる異なる中空部の断面形状の変化の割合は小さくて、
しかも異なる中空部の周長は殆ど変化せず、ほぼ一定し
ている。よって、上記各技術では、断面形状が大きく異
なる複数の中空部を連続成形することはできない。
ているゴム製中空品の押出成形する技術は、種々開示さ
れている。例えば、特開昭62ー121030号公報に
は、可動ダイを進退させて中空部の断面形状を変化させ
る技術が開示されているが、可動ダイの進入時は、その
後退時に比較して原料ゴムの流動摩擦抵抗が著しく高く
なって、原料ゴムを安定して吐出できない。この結果、
可動ダイの進入時における中空部の形状が安定せず、事
実上実施不能の技術といえる。また、特開平1ー242
225号公報に記載の技術によれば、シャッターの進入
時と退避時とにおける原料ゴムとの抵抗は変化しないた
めに、原料ゴムが安定して吐出されるが、シャッターの
厚み分だけ、ダイランドが異なるために、断面形状の異
なる複数の中空部の変化部分の融着が不十分となる問題
がある。更に、実開平1ー154947号公報には、押
出直後の中空部の側部に賦形ローラを断続的に押圧し
て、この中空部を変形させる技術が記載されているが、
賦形ローラによる押圧部分は、ゴム自身の有する弾性復
元力によって押圧直後に復元してしまうので、この賦形
ローラによる賦形効果は殆ど期待できず、実現性の乏し
い技術である。更に、いずれの技術においても、成形さ
れる異なる中空部の断面形状の変化の割合は小さくて、
しかも異なる中空部の周長は殆ど変化せず、ほぼ一定し
ている。よって、上記各技術では、断面形状が大きく異
なる複数の中空部を連続成形することはできない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、成形ダイの
押出成形口の部分の工夫によって、成形品の断面形状の
変化に対する原料ゴムの流動性を安定化させて、一連の
押出成形中において断面形状及び周長の双方が大きく異
なる複数の中空部を連続して押出成形することを課題と
してなされたものである。
押出成形口の部分の工夫によって、成形品の断面形状の
変化に対する原料ゴムの流動性を安定化させて、一連の
押出成形中において断面形状及び周長の双方が大きく異
なる複数の中空部を連続して押出成形することを課題と
してなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の採用した手段は、基端部から先端部に向かっ
てテーパ状に絞り込まれていて、先端部に複数の異なる
方向の引張力を加えると弾性変形により拡開して周長が
長くなる構造であって、しかも内周面潤滑性を有する可
撓成形ダイを用い、押出成形機の成形ダイを構成する金
属製の基本成形ダイと、前記可撓成形ダイとを、その内
周面の形状を連接せしめて押出方向に直列状に配置し、
前記基本成形ダイにて基本形状を賦形されたゴム押出成
形物が前記可撓成形ダイを通過する間に、該可撓成形ダ
イの先端部に複数の異なる方向の引張力を加えて該先端
部を拡開させたり、或いは該引張力を解除して可撓成形
ダイを原形状に復元させることにより、一連の押出成形
中において断面形状及び周長の双方が大きく異なる複数
の中空部を連続して押出成形することである。
に本発明の採用した手段は、基端部から先端部に向かっ
てテーパ状に絞り込まれていて、先端部に複数の異なる
方向の引張力を加えると弾性変形により拡開して周長が
長くなる構造であって、しかも内周面潤滑性を有する可
撓成形ダイを用い、押出成形機の成形ダイを構成する金
属製の基本成形ダイと、前記可撓成形ダイとを、その内
周面の形状を連接せしめて押出方向に直列状に配置し、
前記基本成形ダイにて基本形状を賦形されたゴム押出成
形物が前記可撓成形ダイを通過する間に、該可撓成形ダ
イの先端部に複数の異なる方向の引張力を加えて該先端
部を拡開させたり、或いは該引張力を解除して可撓成形
ダイを原形状に復元させることにより、一連の押出成形
中において断面形状及び周長の双方が大きく異なる複数
の中空部を連続して押出成形することである。
【0005】
【発明の作用】可撓成形ダイの先端部に引張力を加えな
いで成形している状態において、当該先端部に複数の異
なる方向に引張力を加えて、該可撓成形ダイの先端部の
断面形状を基本成形ダイの断面形状に合致させると、基
本成形ダイで賦形されたままの形状で成形物が押し出さ
れる。また、この成形状態において、可撓成形ダイの先
端部に加えている引張力を解除すると、この可撓成形ダ
イは原形状に復元して、その先端部の断面形状に対応し
た成形物が押し出される。この異なる二つの成形状態の
いずれにおいても、原料ゴムは可撓成形ダイの内周面の
全面に常時接触しながら吐出されるので、可撓成形ダイ
の断面形状の変化に対する原料ゴムの流動摩擦抵抗の変
化は殆どなく、可撓成形ダイの断面形状が変化しても、
脈動を生ずることなく原料ゴムが安定して吐出される。
このように可撓成形ダイの先端部に複数の異なる方向の
引張力を加えて、この先端部の断面形状を変化させてい
るので、変形前後における断面形状の差が大きくなると
共に、可撓成形ダイの先端部の内周の周長も大きく変化
する。また、可撓成形ダイから吐出される原料ゴムは、
押出成形圧によって賦形されながら吐出されて、賦形効
果が極めて高いので、可撓成形ダイから中空品が押し出
された後においても、この中空品が形状くずれすること
はない。このため、一連の押出成形中において断面形状
及び周長の双方が大きく異なる複数の中空部を連続して
押出成形できる。
いで成形している状態において、当該先端部に複数の異
なる方向に引張力を加えて、該可撓成形ダイの先端部の
断面形状を基本成形ダイの断面形状に合致させると、基
本成形ダイで賦形されたままの形状で成形物が押し出さ
れる。また、この成形状態において、可撓成形ダイの先
端部に加えている引張力を解除すると、この可撓成形ダ
イは原形状に復元して、その先端部の断面形状に対応し
た成形物が押し出される。この異なる二つの成形状態の
いずれにおいても、原料ゴムは可撓成形ダイの内周面の
全面に常時接触しながら吐出されるので、可撓成形ダイ
の断面形状の変化に対する原料ゴムの流動摩擦抵抗の変
化は殆どなく、可撓成形ダイの断面形状が変化しても、
脈動を生ずることなく原料ゴムが安定して吐出される。
このように可撓成形ダイの先端部に複数の異なる方向の
引張力を加えて、この先端部の断面形状を変化させてい
るので、変形前後における断面形状の差が大きくなると
共に、可撓成形ダイの先端部の内周の周長も大きく変化
する。また、可撓成形ダイから吐出される原料ゴムは、
押出成形圧によって賦形されながら吐出されて、賦形効
果が極めて高いので、可撓成形ダイから中空品が押し出
された後においても、この中空品が形状くずれすること
はない。このため、一連の押出成形中において断面形状
及び周長の双方が大きく異なる複数の中空部を連続して
押出成形できる。
【0006】
【実施例】以下、実施例を挙げて、本発明を更に詳細に
説明する。図1は、本発明を実施するための成形装置の
斜視図であり、図2は、同じく正面図であり、図3は、
図2のXーX線断面図である。図1ないし図3に示され
る装置で成形されるゴム製中空品Aは、板状部1に中空
部2が一体成形され、しかも板状部1と中空部2との原
料ゴムが異なっているものである。即ち、板状部1は半
硬質ゴムで成形され、中空部2は軟質ゴムで成形されて
弾性変形可能になっている。
説明する。図1は、本発明を実施するための成形装置の
斜視図であり、図2は、同じく正面図であり、図3は、
図2のXーX線断面図である。図1ないし図3に示され
る装置で成形されるゴム製中空品Aは、板状部1に中空
部2が一体成形され、しかも板状部1と中空部2との原
料ゴムが異なっているものである。即ち、板状部1は半
硬質ゴムで成形され、中空部2は軟質ゴムで成形されて
弾性変形可能になっている。
【0007】前記ゴム製中空品Aを成形するための押出
成形機の成形ダイは、金属製の基本成形ダイDaと可撓
成形ダイDbとを、その内周面形状を連接せしめて押出
方向に直列にして配置したものである。基本成形ダイD
aは、第1及び第2の各成形ダイDa1, Da2が一体とな
っていて、第2の成形ダイDa2に第3の成形ダイDa3が
突出して設けられ、第1及び第2の各成形ダイDa1, D
a2には、前記ゴム製中空品Aの全体の断面形状に対応す
る原料流路3が形成され、第3の成形ダイDa3には、前
記中空品Aの板状部1のみを成形するための押出成形口
4が形成されている。
成形機の成形ダイは、金属製の基本成形ダイDaと可撓
成形ダイDbとを、その内周面形状を連接せしめて押出
方向に直列にして配置したものである。基本成形ダイD
aは、第1及び第2の各成形ダイDa1, Da2が一体とな
っていて、第2の成形ダイDa2に第3の成形ダイDa3が
突出して設けられ、第1及び第2の各成形ダイDa1, D
a2には、前記ゴム製中空品Aの全体の断面形状に対応す
る原料流路3が形成され、第3の成形ダイDa3には、前
記中空品Aの板状部1のみを成形するための押出成形口
4が形成されている。
【0008】基本成形ダイDaを構成している第2及び
第3の各成形ダイDa2,Da3には、前記可撓成形ダイD
bが接着固定されている。この可撓成形ダイDbは、例
えばシリコンゴム,ウレタンゴム,フッ素ゴムなどの可
撓性と表面潤滑性とを備えた材質で形成されて、弾性変
形可能になっている。可撓成形ダイDbは、短い筒状を
していて、その基端部の断面形状が前記基本成形ダイD
aの形状と同一になっており、断面ほぼ菱形状をした基
端部から先端部に向けてテーパ状に絞られて、その先端
部の断面形状はほぼ円形をしている。可撓成形ダイDb
の先端部の外周面には、当該部分の断面形状である円の
円周方向に沿って位相が90°ずつ異なる三つの位置に
それぞれ引張紐取付け部5が設けられ、各引張紐取付け
部5にそれぞれ引張紐6が取付けられている。可撓成形
ダイDbの基端面7と、基端部の外周面8とが接着剤を
介して第2の成形ダイDa2に接着固定され、同じく下端
部の外周面9が接着剤を介して第3の成形ダイDa3に接
着固定されている。基本成形ダイDaと可撓成形ダイD
bとの接続部における各内周面形状は同一となってい
て、互いに連接している。また、基本成形ダイDaを構
成している第1及び第2の各成形ダイDa1, Da2の原料
流路3の内部には、中芯11が配置され、この中芯11
の先端面は、第2の成形ダイDa2の端面に臨んでいて、
可撓成形ダイDbの弾性変形には全く障害とならないよ
うになっている。
第3の各成形ダイDa2,Da3には、前記可撓成形ダイD
bが接着固定されている。この可撓成形ダイDbは、例
えばシリコンゴム,ウレタンゴム,フッ素ゴムなどの可
撓性と表面潤滑性とを備えた材質で形成されて、弾性変
形可能になっている。可撓成形ダイDbは、短い筒状を
していて、その基端部の断面形状が前記基本成形ダイD
aの形状と同一になっており、断面ほぼ菱形状をした基
端部から先端部に向けてテーパ状に絞られて、その先端
部の断面形状はほぼ円形をしている。可撓成形ダイDb
の先端部の外周面には、当該部分の断面形状である円の
円周方向に沿って位相が90°ずつ異なる三つの位置に
それぞれ引張紐取付け部5が設けられ、各引張紐取付け
部5にそれぞれ引張紐6が取付けられている。可撓成形
ダイDbの基端面7と、基端部の外周面8とが接着剤を
介して第2の成形ダイDa2に接着固定され、同じく下端
部の外周面9が接着剤を介して第3の成形ダイDa3に接
着固定されている。基本成形ダイDaと可撓成形ダイD
bとの接続部における各内周面形状は同一となってい
て、互いに連接している。また、基本成形ダイDaを構
成している第1及び第2の各成形ダイDa1, Da2の原料
流路3の内部には、中芯11が配置され、この中芯11
の先端面は、第2の成形ダイDa2の端面に臨んでいて、
可撓成形ダイDbの弾性変形には全く障害とならないよ
うになっている。
【0009】このため、各引張紐6を引っ張って、可撓
成形ダイDbの先端部を複数の異なる箇所においてそれ
ぞれ引っ張ると、図4ないし図6に示されるように、こ
の可撓成形ダイDbの全体が弾性変形されて、その先端
部の断面形状がその基端部の菱形状の断面形状に合致す
る。また、この状態において、各引張力を解除させる
と、可撓成形ダイDbは、自身の弾性復元力によって原
形状に戻る。
成形ダイDbの先端部を複数の異なる箇所においてそれ
ぞれ引っ張ると、図4ないし図6に示されるように、こ
の可撓成形ダイDbの全体が弾性変形されて、その先端
部の断面形状がその基端部の菱形状の断面形状に合致す
る。また、この状態において、各引張力を解除させる
と、可撓成形ダイDbは、自身の弾性復元力によって原
形状に戻る。
【0010】図1及び図2で示される第1の中空品部A
1 の成形状態は、可撓成形ダイDbの先端部には引張力
は加えられておらず、この可撓成形ダイDbは全く変形
されていない。基本成形ダイDaを構成している第3の
成形ダイDa3の押出成形口4から半硬質ゴムから成る第
1の原料M1 が押し出されて、中空品Aの板状部1が成
形されると同時に、可撓成形ダイDbの押出成形口12
から軟質ゴムから成る第2の原料M2 が押し出されて、
中空品Aの中空部2が成形される。第1の中空品部A1
の板状部1と中空部2とは、一体となって押し出され
る。第1の中空品部A1 の中空部2を成形するための第
2の原料M2 は、可撓成形ダイDbの内周の全周に接触
して押し出されている。
1 の成形状態は、可撓成形ダイDbの先端部には引張力
は加えられておらず、この可撓成形ダイDbは全く変形
されていない。基本成形ダイDaを構成している第3の
成形ダイDa3の押出成形口4から半硬質ゴムから成る第
1の原料M1 が押し出されて、中空品Aの板状部1が成
形されると同時に、可撓成形ダイDbの押出成形口12
から軟質ゴムから成る第2の原料M2 が押し出されて、
中空品Aの中空部2が成形される。第1の中空品部A1
の板状部1と中空部2とは、一体となって押し出され
る。第1の中空品部A1 の中空部2を成形するための第
2の原料M2 は、可撓成形ダイDbの内周の全周に接触
して押し出されている。
【0011】図1ないし図3に示される第1の中空品部
A1 の成形状態においては、可撓成形ダイDbには全く
引張力は加えられておらず、その基端部から先端部に向
かってテーパ状に絞られた形状となって、先端部はほぼ
円形になっており、第1の中空品部A1 の中空部2の断
面形状はこれに対応している。基本成形ダイDaを構成
している第3の成形ダイDa3の押出成形口4から半硬質
ゴムから成る第1の原料M1 が押し出されて、中空品の
板状部1が成形されると同時に、可撓成形ダイDbの先
端部の押出成形口12から軟質ゴムから成る第2の原料
M2 が押し出されて、断面ほぼ円形の中空部2が成形さ
れる。なお、図2及び図3において、13は、成形時に
おいて板状部1に埋設される芯金を示す。
A1 の成形状態においては、可撓成形ダイDbには全く
引張力は加えられておらず、その基端部から先端部に向
かってテーパ状に絞られた形状となって、先端部はほぼ
円形になっており、第1の中空品部A1 の中空部2の断
面形状はこれに対応している。基本成形ダイDaを構成
している第3の成形ダイDa3の押出成形口4から半硬質
ゴムから成る第1の原料M1 が押し出されて、中空品の
板状部1が成形されると同時に、可撓成形ダイDbの先
端部の押出成形口12から軟質ゴムから成る第2の原料
M2 が押し出されて、断面ほぼ円形の中空部2が成形さ
れる。なお、図2及び図3において、13は、成形時に
おいて板状部1に埋設される芯金を示す。
【0012】上記した成形状態において、各引張紐6を
引っ張って、可撓成形ダイDbの先端部をその基端部と
ほぼ同一断面形状となるまで拡開させると、図4ないし
図6に示されるように、その中空部2は、基本成形ダイ
Daで賦形されたままの形状で、可撓成形ダイDbの先
端部の押出成形口12から押し出されて、第2の中空品
部A2 が成形される。この第2の中空品部A2 の成形状
態においても、この部分を成形するための第2の原料M
2 は、可撓成形ダイDbの内周面の全面に接触して押し
出される。このため、可撓成形ダイDbの押出成形口1
2の断面形状が変化しても、第2の原料M2 の流動摩擦
抵抗の変化は殆どないので、脈動を生ずることなく第2
の原料M2 が安定して吐出される。また、この第2の中
空品部A2 の成形時においては、可撓成形ダイDbの先
端部に複数の異なる方向の引張力を加えて、当該先端部
を大きく変形させているために、第1及び第2の各中空
品部A1,A2 の中空部2の断面形状が大きく変化してい
ると同時に、その周長も大きく変化している。
引っ張って、可撓成形ダイDbの先端部をその基端部と
ほぼ同一断面形状となるまで拡開させると、図4ないし
図6に示されるように、その中空部2は、基本成形ダイ
Daで賦形されたままの形状で、可撓成形ダイDbの先
端部の押出成形口12から押し出されて、第2の中空品
部A2 が成形される。この第2の中空品部A2 の成形状
態においても、この部分を成形するための第2の原料M
2 は、可撓成形ダイDbの内周面の全面に接触して押し
出される。このため、可撓成形ダイDbの押出成形口1
2の断面形状が変化しても、第2の原料M2 の流動摩擦
抵抗の変化は殆どないので、脈動を生ずることなく第2
の原料M2 が安定して吐出される。また、この第2の中
空品部A2 の成形時においては、可撓成形ダイDbの先
端部に複数の異なる方向の引張力を加えて、当該先端部
を大きく変形させているために、第1及び第2の各中空
品部A1,A2 の中空部2の断面形状が大きく変化してい
ると同時に、その周長も大きく変化している。
【0013】また、第1及び第2の各中空品部A1,A2
のいずれの成形状態においても、その中空部2は、原料
自体の押出成形圧によって賦形されるために、賦形効果
が極めて高い。このため、可撓成形ダイDbから中空部
2が押し出された後においても、その形状がくずれるこ
とはない。
のいずれの成形状態においても、その中空部2は、原料
自体の押出成形圧によって賦形されるために、賦形効果
が極めて高い。このため、可撓成形ダイDbから中空部
2が押し出された後においても、その形状がくずれるこ
とはない。
【0014】よって、一連の押出成形中において、一定
の周期でもって複数本の前記引張紐6によって可撓成形
ダイDbの先端部に引張力を加えて、この可撓成形ダイ
Dbを弾性変形させると、図7ないし図9に示されるよ
うに、中空部2がほぼ円形をしている第1の中空品部A
1 と、中空部2がほぼ菱形をしていると共に、その周長
が長くなっている第2の中空品部A2 とが変化部Vを介
して連続成形される。
の周期でもって複数本の前記引張紐6によって可撓成形
ダイDbの先端部に引張力を加えて、この可撓成形ダイ
Dbを弾性変形させると、図7ないし図9に示されるよ
うに、中空部2がほぼ円形をしている第1の中空品部A
1 と、中空部2がほぼ菱形をしていると共に、その周長
が長くなっている第2の中空品部A2 とが変化部Vを介
して連続成形される。
【0015】また、可撓成形ダイDbに加える引張力の
調整によって、可撓成形ダイDbが図4で示される部分
まで変形される途中で一旦停止させて、その押出成形口
12に中間の断面形状を作り出して、一連の押出成形中
において可撓成形ダイの押出成形口の部分の断面形状を
更に変化させると、3以上の中空品部が連続成形された
中空品が押出成形される。
調整によって、可撓成形ダイDbが図4で示される部分
まで変形される途中で一旦停止させて、その押出成形口
12に中間の断面形状を作り出して、一連の押出成形中
において可撓成形ダイの押出成形口の部分の断面形状を
更に変化させると、3以上の中空品部が連続成形された
中空品が押出成形される。
【0016】
【発明の効果】本発明に係る連続押出成形方法によれ
ば、可撓成形ダイの先端部に引張力を加えることによ
り、一連の押出成形中においてこの可撓成形ダイの押出
成形口の断面形状を大きく変化させても、原料ゴムは円
滑に吐出されて、断面形状及び周長の双方が大きく変化
している複数の中空部が連続しているゴム製中空品を押
出成形することが可能となる。
ば、可撓成形ダイの先端部に引張力を加えることによ
り、一連の押出成形中においてこの可撓成形ダイの押出
成形口の断面形状を大きく変化させても、原料ゴムは円
滑に吐出されて、断面形状及び周長の双方が大きく変化
している複数の中空部が連続しているゴム製中空品を押
出成形することが可能となる。
【図1】第1の中空品部A1 を成形している状態の成形
装置の斜視図である。
装置の斜視図である。
【図2】同じく正面図である。
【図3】図2のX−X線断面図である。
【図4】第2の中空品部A2 を成形している状態の成形
装置の斜視図である。
装置の斜視図である。
【図5】同じく正面図である。
【図6】図5のX−X線断面図である。
【図7】中空品Aの側面図である。
【図8】図7のY1 ーY1 線断面図である。
【図9】図7のY2 ーY2 線断面図である。
A:ゴム製中空品 A1 :第1の中空品部 A2 :第2の中空品部 Da:基本成形ダイ Db:可撓成形ダイ 1:中空品の板状部 2:中空品の中空部 5:引張紐取付け部 6:引張紐
Claims (1)
- 【請求項1】 基端部から先端部に向かってテーパ状に
絞り込まれていて、先端部に複数の異なる方向の引張力
を加えると弾性変形により拡開して周長が長くなる構造
であって、しかも内周面潤滑性を有する可撓成形ダイを
用い、押出成形機の成形ダイを構成する金属製の基本成
形ダイと、前記可撓成形ダイとを、その内周面の形状を
連接せしめて押出方向に直列状に配置し、前記基本成形
ダイにて基本形状を賦形されたゴム押出成形物が前記可
撓成形ダイを通過する間に、該可撓成形ダイの先端部に
複数の異なる方向の引張力を加えて該先端部を拡開させ
たり、或いは該引張力を解除して可撓成形ダイを原形状
に復元させることにより、一連の押出成形中において断
面形状及び周長の双方が大きく異なる複数の中空部を連
続して押出成形することを特徴とするゴム製中空品の連
続押出成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4114017A JPH05286012A (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | ゴム製中空品の連続押出成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4114017A JPH05286012A (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | ゴム製中空品の連続押出成形方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05286012A true JPH05286012A (ja) | 1993-11-02 |
Family
ID=14626969
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4114017A Pending JPH05286012A (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | ゴム製中空品の連続押出成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05286012A (ja) |
-
1992
- 1992-04-07 JP JP4114017A patent/JPH05286012A/ja active Pending
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