JPH0528658Y2 - - Google Patents

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JPH0528658Y2
JPH0528658Y2 JP11534888U JP11534888U JPH0528658Y2 JP H0528658 Y2 JPH0528658 Y2 JP H0528658Y2 JP 11534888 U JP11534888 U JP 11534888U JP 11534888 U JP11534888 U JP 11534888U JP H0528658 Y2 JPH0528658 Y2 JP H0528658Y2
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、板バネを用いた速動反転式のスイツ
チに関するものである。
[従来の技術] この種のスイツチの従来例としては実公昭61−
18585号公報に記載されているものがある。この
実公昭においては、接点部を開閉する接点室がハ
ウジング及び端子により周囲が密封されている。
[考案が解決しようとする課題] 上記従来例の場合において、接点部を開閉する
接点室がハウジング及び端子により周囲が密封さ
れているため、接点部の開閉飛散物が内部にたま
り、絶縁性能の劣化を引き起こすという問題があ
つた。
本考案は、上述の点に鑑みて提供したものであ
つて、接点部の開閉による飛散物を通気孔から逃
がして絶縁劣化を防止することを目的としたスイ
ツチを提供するものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は、接点部を配置する接点室と連通する
凹所を形成し、この凹所と連通し接点部の開閉飛
散物を排気する通気孔を形成し、端子が突設され
凹所と対応したハウジングの外部に突台部を形成
したものである。
[作用] 凹所及び通気孔を介して接点部の開閉による飛
散物を逃がし、また、突台部にて端子をプリント
板に実装した時に突台部をスペーサの役目を果た
すようにしたものである。
(実施例 1) 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。第6図は押釦スイツチ全体の分解斜視図を示
し、本押釦スイツチは反転機構部等のスイツチ部
Aと、スイツチ部Aを駆動する押釦部Bとで構成
されている。
まず、スイツチ部Aから説明する。ベース1は
絶縁材にて形成され、一方に支持壁2が一体に立
設してある。支持壁2の外側面に係止突起3が形
成してあり、係止突起3の下方は挿入凹所4が形
成されている。ベース1の下面には絶縁壁5が垂
設され、また、支持壁2の両側の内側には溝6を
形成している。更に、支持壁2の基部側方にはベ
ース1の上下面を貫通する貫通孔7が形成され、
この貫通孔7に連通してスリツト8がベース1の
上面に形成されている。導電性の端子板9は略L
型に折曲され、一方を接点板10、他方を端子片
11としている。接点板10には穴10aが穿孔
され、この穴10aに固定接点12の細径とした
固定部12aが挿入されて、固定接点12が接点
板10に固定される。端子片11はベース1の貫
通孔7を介してベース1の下方に垂下され、接点
板10はベース1のスリツト8内に保持され、端
子板9がベース1に固定されると共に、位置決め
され、固定接点12がベース1の所定の位置に固
定される。
導電性の端子板13の下部には端子片14が形
成され、この端子片14が上記端子片11と同様
にベース1を貫通して垂下され、絶縁壁5の両側
に両端子片11,14を配置するようにしてい
る。端子板13の隅部には係止片15が形成され
ており、この係止片15をベース1の溝6に上方
から挿入して、端子板13をベース1に位置決め
固定するようになつている。端子板13の上部の
係止片15側の両側には外側方に向けて突片16
が夫々突設してあり、略中間部には凹部17が形
成されている。また、端子板13の上部先端の下
部に段部18が夫々形成してある。
導電性のアクチユエータ19は略コ字型に形成
されており、両端部には外側方へ突出した舌片状
の押圧部20が形成されている。また、アクチユ
エータ19の略中間部には支持片21が夫々形成
されていて、この支持片21が端子板13の凹部
17内に位置して、第3図bに示すように、第1
の支点部22を形成し、アクチユエータ19がこ
の支点部22を支点として回動自在に端子板13
に支持されるようになつている。中央部に開口部
23を有し導電性からなる可動接片24の下部の
穴25に固定接点12と相対する可動接点26の
細径とした固定部26aが挿入されて、可動接点
26が可動接片24に固着される。アクチユエー
タ19のコ字型部27の上面に溝28が形成され
ていて、コ字型部27を可動接片24の開口部2
3に挿通して、上記の溝28内に可動接片24の
上片24aを挿入して、第3図bに示すように第
2の支点部29を形成し、アクチユエータ19と
可動接片24とを回動自在としている。
略Ω状に曲成された反転バネ30の凸状の一端
30aをアクチユエータ19のコ字型部27の下
面の凹段部31に回動自在に係止して第3図bに
示すように第3の支点部32を形成している。ま
た、反転バネ30の他端30bを可動接片24の
開口部23に連通する切欠部33に回動自在に挿
入係止して、第3図bに示すように第4の支点部
34を形成している。このように、アクチユエー
タ19に可動接片24を支持し、反転バネ30の
端部をアクチユエータ19と可動接片24とに係
止して、1つの可動ブロツクを構成している。コ
イル状のバネ35の中央の円筒部35aをアクチ
ユエータ19の支持片21に挿入し、バネ35の
一端35bをアクチユエータ19の押圧部20の
下面に係止すると共に、他端35cを端子板13
の突片16の下面に係止し、このバネ35により
第3図bに示すように、第1の支持部22を支点
としてアクチユエータ19を反時計方向に付勢し
ている。
次に、押釦部Bについて説明する。絶縁材から
なる角筒状のケース36と、このケース36内の
下部に上下動自在に配置され絶縁材からなる角筒
状の摺動体37と、ケース36内の上部に上下動
自在に配置される押ボタン38と、コ字型のスト
ツパー39と、押さえバネ40等から構成されて
いる。ケース36の両側面にはパネル等に取り付
けるための弾性を有する弾性片41が一体に形成
され、また、ベース1の挿入凹所4に挿入する挿
入片42とベース1の係止突起3に挿入係止して
ケース36とベース1とを結合する係止凹所43
がケース36に形成してある。摺動体37の外側
面には上下方向にガイド用のリブ44が形成して
あり、このリブ44をケース36の内側面に形成
されているガイド溝(図示せず)に嵌入して、摺
動体37をケース36内で上下方向に移動可能と
している。摺動体37の内側面には第3図bに示
すように、アクチユエータ19の押圧部20を押
圧する突部45が形成してある。押さえバネ40
はストツパー39を押さえてケース36に保持す
るものであり、ストツパー39の一端がケース3
6に回動自在に保持され、他端を自由端とし、そ
の他端は後述するようにハートカム46にてかみ
合い、摺動体37を所定の位置で停止させて、接
点12,26の開成、閉成を行なうようにしてい
る。尚、第2の支点部29と第3の支点部32
は、第3図bに示すように、アクチユエータ19
の押圧部20と第1の支点部22との延長線上か
らずれた位置にあり、且つ、両支点部29,32
は該延長線上からは反対側に夫々位置している。
尚、上記ベース1とケース36とでハウジングを
構成している。
次に、動作について説明する。第3図はレリー
ズ状態を、第4図はフルストローク状態を、第5
図はロツクストローク状態を夫々示している。ス
イツチ部Aを駆動する摺動体37は押ボタン38
の操作にて上下動され、またロツクされるが、こ
の点については後述し、まず、スイツチ部Aの動
作について説明する。
第3図はレリーズ状態であるオフの状態を示
し、アクチユエータ19はバネ35の復帰力によ
り第1の支点部22を中心に反時計方向に付勢さ
れ、そのため、アクチユエータ19の押圧部20
にて突部45が上方へ付勢されて、摺動体37は
上方に位置している。また、第6図に示すように
アクチユエータ19のコ字型部27の下端面27
aは反転バネ30の一端30a側の表面30cに
当接している。ここで、摺動体37を下方に押操
作すると、突部45により押圧部20が押圧され
て、第1の支点部22を中心にアクチユエータ1
9は時計方向に回動する。この時、可動接片24
を支持しているアクチユエータ19の第2の支点
部29も時計方向に回動し、また、反転バネ30
の一端30aを回動自在に支持しているアクチユ
エータ19の第3の支点部32も時計方向に回動
する。つまり、第2の支点部29は固定接点12
側に移動し、第3の支点部32は固定接点12と
は反対側に移動する。そして、各支点部29,3
2が第4の支点部34と一直線上に並んだ時点で
反転バネ30が反転動作して可動接片24は端子
板13の内側のストツパー部47から離れ、瞬時
に両接点12,26が接触する。アクチユエータ
19が時計方向に回動しきつた時に、第4図bに
示すように、アクチユエータ19の両腕片19a
の端面19bと可動接片24の両側片の端面24
bとが当接する。
そして、第4図に示すように、さらに摺動体3
7を押し下げると、第2の支点部29が上方に移
動するため、それに連れて可動接片24つまり可
動接点26も上方に移動することで、接点12,
26の面方向に力が加わり、ワイピング効果が得
られる。ここで、後述するように押ボタン38の
押操作を止めても摺動体37にロツクがかかり、
摺動体37は第5図に示すように停止し、アクチ
ユエータ19は少し復帰した状態で維持されて接
点12,26は閉成されたままの状態を保持す
る。
次に、摺動体37にかかる荷重を小さくする
と、つまり、再度押ボタン38を押操作して、摺
動体37のロツクを外すと、バネ35の復帰力に
よりアクチユエータ19が反時計方向に回動し、
各支点部29,32,34が一直線上に並んだ時
点で反転バネ30が反転して可動接片24が固定
接点26とは反対側に移動し、両接点12,26
が開離することになる。そして、可動接片24は
ストツパー部47に当たり復帰する。この時、ア
クチユエータ19のコ字型部27の下端面27a
は反転バネ30の一端30a側の表面30cに当
接する。このように、可動接片24と反転バネ3
0のアクチユエータ19への第2の支点部29と
第3の支点部32とが双方共に移動するため、接
点12,26のオフからオンのアクチユエータ1
9の位置と、オンからオフのアクチユエータ19
の位置の差が、片方が固定されている場合と比べ
て小さくてすむ。また、アクチユエータ19、可
動接片24及び反転バネ30とを1つのブロツク
として組み立てているため、作業性が向上するも
のである。また、操作部の小さいストロークで接
点圧が大きくとれるものである。
次に、摺動体37のロツク機構について説明す
る。第7図は摺動体37の側面図を示し、第8図
はハートカム46の部分の拡大図を示している。
ハートカム46の周囲には溝48が形成してあ
り、この溝48にストツパー39の下端39bが
移動自在に位置している。また、ストツパー39
の上端39aはケース36の要所に回動自在に軸
支してある。今、第9図aに示すレリーズ(オ
フ)状態では、ストツパー39は第8図に示すよ
うに一点鎖線の位置にあり、押ボタン38を押操
作して摺動体37を下方に押すと、ストツパー3
9はハートカム46のa面を滑つて溝48の凹部
48aに当接して動きを規制する。この時が第4
図及び第9図bに示すフルストロークの状態を示
している。そして、押ボタン38の押操作を止め
ると、バネ35の復帰力によりアクチユエータ1
9が回動して、摺動体37に復帰力を付与する。
この時、ストツパー39は凹部48aの位置から
ハートカム46の凹部46aのb面を滑つて凹部
46a内に位置して動きが規制される。これが第
5図及び第9図cに示すロツク状態である。
次に、接点12,26をオフするために押ボタ
ン38を押操作すると摺動体37は下方に下が
る。つまり、ストツパー39が溝48のc面を滑
り、溝48の凹部48bまで移動し、動きが規制
されたところで押ボタン38の押操作を止める
と、ストツパー39が溝48のd部分を移動し、
元の位置に復帰する。
次に、本考案の要旨を説明する。第1図に示す
ように、両接点12,26は端子板13とベース
1の底部とで囲まれる空間の接点室49に配置さ
れている。この接点室49の下方つまりベース1
の底部には接点開閉時における飛散物を飛散させ
る凹部50が凹設してあり、この凹所50と接点
室49外に連通する傾斜面を有する通気孔51が
形成されている。従つて、この通気孔51を介し
て接点開閉に伴う飛散物を逃げやすくし、飛散物
が内部にたまるのを防止して絶縁劣化を防止する
ようにしている。また、上記凹所50と対応した
ベース1の下面には該凹所50を形成すべく突台
部52が形成してある。この突台部52により第
2図に示すようにプリント板53に押釦スイツチ
を実装した時に、プリント板53とベース1との
間をあけるスペーサの役目を果たし、半田付け時
の熱を伝わりにくくしている。従つて、端子板
9,13を保持しているベース1に熱が伝わりに
くいため、端子板9,13がベース1から緩むと
いう問題も生じない。
ここで、本実施例においては、第3図bに示す
ように、押ボタン38の操作方向と可動接片24
の長手方向とを一致させ、押ボタン38の操作方
向をアクチユエータ19により直角方向(図示で
は横方向)に変換し、可動接片24を操作方向と
直角方向に駆動しているため、第2図に示すよう
に横方向の長さS、即ち投影面積を小さくするこ
とができる。つまり、外形の投影面積に影響する
寸法は、可動接片24の幅寸法と可動接点26側
の接触部の移動距離で決まり、可動接片24の長
手寸法は影響しなくなるから、投影面積を小さく
することができるものである。
[考案の効果] 本考案は上述のように、操作部の操作により開
閉される接点部と、この接点部が収められプリン
ト板への実装時にプリント板の実装面に臨むハウ
ジング面で少なくとも一面が形成された接点室と
を備えるスイツチにおいて、接点室の上記一面を
プリント板の実装面側に膨出して、プリント板の
実装面とハウジング下面との間に適宜間隔を設け
る突台部を形成すると共に、この突台部を膨出形
成することにより接点室側に形成される凹所を、
接点の開閉により生じる飛散物をためる凹所と
し、上記凹所と接点室外とを連通する通気孔を設
けてあるので、凹所及び通気孔を介して接点部の
開閉による飛散物を逃がすことで、絶縁劣化を起
こさないようにすることができる。しかも、突台
部で接点部などのスイツチ本体部とプリント板と
の間隔をあけることができ、自動半田付けにより
スイツチをプリント板に半田付けするとき、スイ
ツチ本体部に加わる熱を少なくでき、一般的に合
成樹脂で形成されるハウジングの熱変形などの問
題を生じにくくできるという効果を奏するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の断面図、第2図は同
上の断面図、第3図a,bは同上のレリーズ状態
における要部破断斜視図及び断面図、第4図a,
bは同上のフルストローク状態における要部破断
斜視図及び断面図、第5図a,bは同上のロツク
ストローク状態における要部破断斜視図及び断面
図、第6図は同上の全体の分解斜視図、第7図は
同上の摺動体の正面図、第8図は同上の摺動体の
要部拡大図、第9図a〜cは同上のストツパー側
の動作説明図である。 12は固定接点、26は可動接点、49は接点
室、50は凹所、51は通気孔、52は突台部、
53はプリント板である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 操作部の操作により開閉される接点部と、この
    接点部が収められプリント板への実装時にプリン
    ト板の実装面に臨むハウジング面で少なくとも一
    面が形成された接点室とを備えるスイツチにおい
    て、接点室の上記一面をプリント板の実装面側に
    膨出して、プリント板の実装面とハウジング下面
    との間に適宜間隔を設ける突台部を形成すると共
    に、この突台部を膨出形成することにより接点室
    側に形成される凹所を、接点の開閉により生じる
    飛散物をためる凹所とし、上記凹所と接点室外と
    を連通する通気孔を設けて成ることを特徴とする
    スイツチ。
JP11534888U 1988-09-01 1988-09-01 Expired - Lifetime JPH0528658Y2 (ja)

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