JPH05286594A - 紙葉計数機の紙葉繰り出し装置 - Google Patents
紙葉計数機の紙葉繰り出し装置Info
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- JPH05286594A JPH05286594A JP4092672A JP9267292A JPH05286594A JP H05286594 A JPH05286594 A JP H05286594A JP 4092672 A JP4092672 A JP 4092672A JP 9267292 A JP9267292 A JP 9267292A JP H05286594 A JPH05286594 A JP H05286594A
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- sheet
- paper sheet
- paper
- feeding
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H3/00—Separating articles from piles
- B65H3/46—Supplementary devices or measures to assist separation or prevent double feed
- B65H3/52—Friction retainers acting on under or rear side of article being separated
- B65H3/5207—Non-driven retainers, e.g. movable retainers being moved by the motion of the article
- B65H3/523—Non-driven retainers, e.g. movable retainers being moved by the motion of the article the retainers positioned over articles separated from the bottom of the pile
- B65H3/5238—Retainers of the pad-type, e.g. friction pads
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H29/00—Delivering or advancing articles from machines; Advancing articles to or into piles
- B65H29/70—Article bending or stiffening arrangements
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/10—Handled articles or webs
- B65H2701/19—Specific article or web
- B65H2701/1912—Banknotes, bills and cheques or the like
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
- Advancing Webs (AREA)
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
- Radiography Using Non-Light Waves (AREA)
- Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、紙葉計数機の紙葉繰り出し装置に
関し、特に、紙葉の搬送/分離能力を向上させ、紙葉に
対する損傷を防止することを特徴とする。 【構成】 本発明による紙葉計数機の紙葉繰り出し装置
は、摩擦面(A)と非摩擦面(B)とを有するローラ面(4)を
周囲に形成し繰り出し軸を備えた繰り出しローラ(5)
と、ローラ面(4)に対峙して配置された分離面(7)を有す
る紙葉分離部材(26)とを備え、繰り出しローラ(5)と紙
葉分離部材(26)との協働により、積層された紙葉を1枚
づつ分離する紙葉計数機の紙葉繰り出し装置において、
繰り出しローラ(5)のローラ面(4)を断面凹状の円弧面と
し、このローラ面(4)に対峙して配置された紙葉分離部
材(26)の分離面(7)を断面凸状の円弧面とし、円弧状を
なすローラ面(4)と分離面(7)との間に均一な間隙を形成
すると共に、その均一な間隙が繰り出しローラの円周方
向に或る一定の長さを有するように紙葉分離部材を配置
した構成である。
関し、特に、紙葉の搬送/分離能力を向上させ、紙葉に
対する損傷を防止することを特徴とする。 【構成】 本発明による紙葉計数機の紙葉繰り出し装置
は、摩擦面(A)と非摩擦面(B)とを有するローラ面(4)を
周囲に形成し繰り出し軸を備えた繰り出しローラ(5)
と、ローラ面(4)に対峙して配置された分離面(7)を有す
る紙葉分離部材(26)とを備え、繰り出しローラ(5)と紙
葉分離部材(26)との協働により、積層された紙葉を1枚
づつ分離する紙葉計数機の紙葉繰り出し装置において、
繰り出しローラ(5)のローラ面(4)を断面凹状の円弧面と
し、このローラ面(4)に対峙して配置された紙葉分離部
材(26)の分離面(7)を断面凸状の円弧面とし、円弧状を
なすローラ面(4)と分離面(7)との間に均一な間隙を形成
すると共に、その均一な間隙が繰り出しローラの円周方
向に或る一定の長さを有するように紙葉分離部材を配置
した構成である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙葉計数機の紙葉繰り
出し装置に関し、特に、紙葉の搬送/分離能力を向上さ
せ、紙葉に対する損傷を防止するための新規な改良に関
する。
出し装置に関し、特に、紙葉の搬送/分離能力を向上さ
せ、紙葉に対する損傷を防止するための新規な改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】通常、紙幣、手形、伝票またはラベル等
の紙葉類(以下紙葉という)の枚数を計数する紙葉計数
機は、ホッパー上に載置された紙葉を、外周の一部に摩
擦面を設けた繰り出しローラと分離ローラとによって1
枚ずつに分離し、搬送途中において、その通過枚数を検
出すると共に、それらの紙葉を所定の紙葉収納部(スタ
ッカー部)に積層収容するように構成されている。
の紙葉類(以下紙葉という)の枚数を計数する紙葉計数
機は、ホッパー上に載置された紙葉を、外周の一部に摩
擦面を設けた繰り出しローラと分離ローラとによって1
枚ずつに分離し、搬送途中において、その通過枚数を検
出すると共に、それらの紙葉を所定の紙葉収納部(スタ
ッカー部)に積層収容するように構成されている。
【0003】ところで、この種の紙葉計数機の繰り出し
装置においては、一般にフリクションによって紙葉の二
重送りを防止しようとした時、(1) 繰り出しローラ
の摩擦面と紙葉との摩擦力、(2) 紙葉と紙葉との摩
擦力、及び(3) 紙葉と分離ローラとの摩擦力、とに
基づく各々の摩擦力の差を利用するが、この力の差を生
み出すために、紙葉分離機構部(二重送り防止機構部)
は、1枚の紙葉には余り大きな力が加わらず、2枚の紙
葉が通過しようとすると大きな力が加わる程度の間隔を
設ける構造となっている。
装置においては、一般にフリクションによって紙葉の二
重送りを防止しようとした時、(1) 繰り出しローラ
の摩擦面と紙葉との摩擦力、(2) 紙葉と紙葉との摩
擦力、及び(3) 紙葉と分離ローラとの摩擦力、とに
基づく各々の摩擦力の差を利用するが、この力の差を生
み出すために、紙葉分離機構部(二重送り防止機構部)
は、1枚の紙葉には余り大きな力が加わらず、2枚の紙
葉が通過しようとすると大きな力が加わる程度の間隔を
設ける構造となっている。
【0004】そして、この摩擦力は紙葉の通過に際し
て、一時点で捉えると、微小な面積に加えられた力、ま
たは細い線分に加えられた力によって発生させていた。
この場合、前者のように微小な面積に加えられた力によ
って摩擦力を発生するようにした技術については、その
一例として特開昭59−153732号公報が挙げられる。この
公報に所載の技術は、図11及び図12に示すように、
周面に摩擦面Aと非摩擦面Bとを有する繰り出しローラ
5をモータ駆動されるように繰り出し軸10に装架し、
この繰り出しローラ5の繰り出し側上方には、前方に取
り込みローラ(案内ローラ)を接触可能に、また、その
後方に前記繰り出しローラ5の凹部8に対向して、紙葉
9が1枚のみ通過し得る間隔をもたせた分離ローラ6を
設け、該分離ローラ6と取り込みローラ(案内ローラ)
を歯車で連動させると共に、紙葉9が分離ローラ6に侵
入した時には、当該分離ローラ6の紙葉の繰り出し方向
への回転が防止される一方向クラッチを備えた構成に係
るものである。
て、一時点で捉えると、微小な面積に加えられた力、ま
たは細い線分に加えられた力によって発生させていた。
この場合、前者のように微小な面積に加えられた力によ
って摩擦力を発生するようにした技術については、その
一例として特開昭59−153732号公報が挙げられる。この
公報に所載の技術は、図11及び図12に示すように、
周面に摩擦面Aと非摩擦面Bとを有する繰り出しローラ
5をモータ駆動されるように繰り出し軸10に装架し、
この繰り出しローラ5の繰り出し側上方には、前方に取
り込みローラ(案内ローラ)を接触可能に、また、その
後方に前記繰り出しローラ5の凹部8に対向して、紙葉
9が1枚のみ通過し得る間隔をもたせた分離ローラ6を
設け、該分離ローラ6と取り込みローラ(案内ローラ)
を歯車で連動させると共に、紙葉9が分離ローラ6に侵
入した時には、当該分離ローラ6の紙葉の繰り出し方向
への回転が防止される一方向クラッチを備えた構成に係
るものである。
【0005】他方、後者のように細い線分に加えられた
力によって摩擦力を発生するようにした技術について
は、その一例として特開昭63−64194号公報が挙げられ
る。この公報に所載の技術は、図13及び図14に示す
ように、前者の分離ローラ6の回転軸11の配置方向を
転換して、繰り出しローラ5の繰り出し軸10と略直交
する方向に配設すると共に、当該分離ローラ6を所要の
軸長を有するローラ形に構成し、繰り出しローラ5の凹
部8に分離ローラ6を略直角に対峙させることにより、
分離ローラ6と繰り出しローラ5との重合量を増加させ
るように改良したものである。
力によって摩擦力を発生するようにした技術について
は、その一例として特開昭63−64194号公報が挙げられ
る。この公報に所載の技術は、図13及び図14に示す
ように、前者の分離ローラ6の回転軸11の配置方向を
転換して、繰り出しローラ5の繰り出し軸10と略直交
する方向に配設すると共に、当該分離ローラ6を所要の
軸長を有するローラ形に構成し、繰り出しローラ5の凹
部8に分離ローラ6を略直角に対峙させることにより、
分離ローラ6と繰り出しローラ5との重合量を増加させ
るように改良したものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
構成よりなる各紙葉分離機構部においては、紙葉分離の
ための摩擦力は加えられた力に比例するので、同じ紙葉
分離能力(すなわち、二重送りを防ぐ能力)を得る場合
には、同じ力を加えればよく、従って、前記前者及び後
者のような構成の場合、紙葉の単位面積当りに加えられ
る力は、加える力/面積を考慮すると非常に大きくな
り、次のような種々の不都合が生じていた。
構成よりなる各紙葉分離機構部においては、紙葉分離の
ための摩擦力は加えられた力に比例するので、同じ紙葉
分離能力(すなわち、二重送りを防ぐ能力)を得る場合
には、同じ力を加えればよく、従って、前記前者及び後
者のような構成の場合、紙葉の単位面積当りに加えられ
る力は、加える力/面積を考慮すると非常に大きくな
り、次のような種々の不都合が生じていた。
【0007】すなわち、前者(特開昭59−153732号)の
場合、その紙葉分離機構部においては、繰り出しローラ
5と分離ローラ6との各々の軸部材10,11を平行に
して、繰り出しローラ5の矩形状をなす凹部8の中に分
離ローラ6が位置するように配設されている。そして、
この分離ローラ6の円周上の分離面7と繰り出しローラ
5の円周上のローラ面4との重合関係において、或る一
時点における繰り出しローラ5及び分離ローラ6と紙葉
9との接触点は、殆ど点接触に近い状態にあるため、繰
り出しローラ5と分離ローラ6との重合量が小さく、そ
のため、紙葉分離が行われる時には、分離ローラ6によ
る紙葉9に対する押圧力が極めて大きい。換言すれば、
紙葉9には、繰り出しローラ5の凹部8の周縁部8a,
8aと分離ローラ6の分離面7の周縁部7a,7aとの
接触において、矢印にて示すような押圧力がかかり、特
に分離ローラ6側の周縁部7a,7aによる負荷を集中
的に受けることになる。
場合、その紙葉分離機構部においては、繰り出しローラ
5と分離ローラ6との各々の軸部材10,11を平行に
して、繰り出しローラ5の矩形状をなす凹部8の中に分
離ローラ6が位置するように配設されている。そして、
この分離ローラ6の円周上の分離面7と繰り出しローラ
5の円周上のローラ面4との重合関係において、或る一
時点における繰り出しローラ5及び分離ローラ6と紙葉
9との接触点は、殆ど点接触に近い状態にあるため、繰
り出しローラ5と分離ローラ6との重合量が小さく、そ
のため、紙葉分離が行われる時には、分離ローラ6によ
る紙葉9に対する押圧力が極めて大きい。換言すれば、
紙葉9には、繰り出しローラ5の凹部8の周縁部8a,
8aと分離ローラ6の分離面7の周縁部7a,7aとの
接触において、矢印にて示すような押圧力がかかり、特
に分離ローラ6側の周縁部7a,7aによる負荷を集中
的に受けることになる。
【0008】このため、分離ローラ6の周縁部7a,7
aが、紙葉9に対して略直角に接触していることに基づ
き、その押圧力が作用して、真新しい紙葉の場合には、
紙葉の搬送方向と同一方向に折れた状態の跡(ローラ巾
の凹状の折れ筋)が形成され易いという問題を有してい
た。他方、この種の折れ筋のついた紙葉が反転された状
態で再計数に付された場合には、その折れ筋が逆に凸状
の筋となり、紙葉分離機構部の入口において、分離ロー
ラ6により逆方向にあおられることになるので、当該紙
葉の折れ筋のついた端部に裂け目が入り、紙葉に更に傷
がつくという第2の問題を有していた。
aが、紙葉9に対して略直角に接触していることに基づ
き、その押圧力が作用して、真新しい紙葉の場合には、
紙葉の搬送方向と同一方向に折れた状態の跡(ローラ巾
の凹状の折れ筋)が形成され易いという問題を有してい
た。他方、この種の折れ筋のついた紙葉が反転された状
態で再計数に付された場合には、その折れ筋が逆に凸状
の筋となり、紙葉分離機構部の入口において、分離ロー
ラ6により逆方向にあおられることになるので、当該紙
葉の折れ筋のついた端部に裂け目が入り、紙葉に更に傷
がつくという第2の問題を有していた。
【0009】更に、紙葉に印刷或いは記入した文字等の
インクや鉛筆等がある場合には、分離ローラ6がこれら
の筆跡に接触することによって、それらの文字等が流れ
出した状態となり、紙葉の表面を著しく汚すと共に、更
にはそれらが分離ローラ6の分離面7に転写された後、
別の紙葉の表面に再転写されることになり、従って、分
離ローラ6の分離面7の巾に対応した太い帯状の筋が紙
葉の表面に形成されることになるので、同様に紙葉の外
観を著しく損傷するという第3の問題を有していた。
インクや鉛筆等がある場合には、分離ローラ6がこれら
の筆跡に接触することによって、それらの文字等が流れ
出した状態となり、紙葉の表面を著しく汚すと共に、更
にはそれらが分離ローラ6の分離面7に転写された後、
別の紙葉の表面に再転写されることになり、従って、分
離ローラ6の分離面7の巾に対応した太い帯状の筋が紙
葉の表面に形成されることになるので、同様に紙葉の外
観を著しく損傷するという第3の問題を有していた。
【0010】更には、前述のように分離ローラ6の分離
面7は、紙葉9に対し大きな負荷として作用することに
なるので、その周縁部7a,7aの偏摩耗を避けるため
に回転させているにも拘わらず、やはり摩耗し易いとい
う第4の問題を有している。
面7は、紙葉9に対し大きな負荷として作用することに
なるので、その周縁部7a,7aの偏摩耗を避けるため
に回転させているにも拘わらず、やはり摩耗し易いとい
う第4の問題を有している。
【0011】また、前述のような問題点に対し、一旦折
れ筋のついた紙葉、すなわち、紙葉分離機構部における
分離ローラ6の形に湾曲した紙葉や、何度も計数を繰り
返した紙葉が来ると、偶然にも、紙葉分離機構部と紙葉
の湾曲状態が一致した場合には、それらの紙葉が分離さ
れることなく通過し、重送が発生するという第5の問題
も引起していた。
れ筋のついた紙葉、すなわち、紙葉分離機構部における
分離ローラ6の形に湾曲した紙葉や、何度も計数を繰り
返した紙葉が来ると、偶然にも、紙葉分離機構部と紙葉
の湾曲状態が一致した場合には、それらの紙葉が分離さ
れることなく通過し、重送が発生するという第5の問題
も引起していた。
【0012】他方、後者(特開昭63−64194号)の場
合、その紙葉分離機構部においては、分離ローラ6はロ
ーラ形状をなして、そのローラ分離面7が繰り出しロー
ラ5の矩形状をなす凹部8に対峙するように構成されて
いる。そして、この分離ローラ6の円周上の分離面7と
繰り出しローラ5の円周上のローラ面4との重合関係に
おいて、或る一時点における繰り出しローラ5及び分離
ローラ6と紙葉9との接触点は、線接触の状態となって
いる。このため、前者に比して繰り出しローラ5と分離
ローラ6との重合量が大きく増加することになり、紙葉
9の分離能力が向上すると共に、分離ローラ6を回転さ
せることによって、分離面7の偏摩耗を防ぐことがで
き、点接触による紙葉分離における前記第4及び第5の
問題点の改善が見られる。
合、その紙葉分離機構部においては、分離ローラ6はロ
ーラ形状をなして、そのローラ分離面7が繰り出しロー
ラ5の矩形状をなす凹部8に対峙するように構成されて
いる。そして、この分離ローラ6の円周上の分離面7と
繰り出しローラ5の円周上のローラ面4との重合関係に
おいて、或る一時点における繰り出しローラ5及び分離
ローラ6と紙葉9との接触点は、線接触の状態となって
いる。このため、前者に比して繰り出しローラ5と分離
ローラ6との重合量が大きく増加することになり、紙葉
9の分離能力が向上すると共に、分離ローラ6を回転さ
せることによって、分離面7の偏摩耗を防ぐことがで
き、点接触による紙葉分離における前記第4及び第5の
問題点の改善が見られる。
【0013】しかし、この種の構成においても、分離ロ
ーラ6は繰り出しローラ5の凹部8内に位置して配設さ
れた線接触に基づく紙葉分離のため、当該分離ローラ6
の周囲は円弧面であっても、紙葉9には、繰り出しロー
ラ5の矩形状をなす凹部8の周縁部8a,8aとの対向
位置において、矢印にて示すように、依然として大きな
押圧力がかかることになる。この結果、前者の構成の場
合における前記第1乃至第3の問題点(折れ筋、裂傷、
汚れ等)に関しては、その状態が若干改善されただけで
未解決のまま残っていた。
ーラ6は繰り出しローラ5の凹部8内に位置して配設さ
れた線接触に基づく紙葉分離のため、当該分離ローラ6
の周囲は円弧面であっても、紙葉9には、繰り出しロー
ラ5の矩形状をなす凹部8の周縁部8a,8aとの対向
位置において、矢印にて示すように、依然として大きな
押圧力がかかることになる。この結果、前者の構成の場
合における前記第1乃至第3の問題点(折れ筋、裂傷、
汚れ等)に関しては、その状態が若干改善されただけで
未解決のまま残っていた。
【0014】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、紙葉分離部材と紙葉との接
触面積を増加させ、紙葉の分離能力を向上させると共
に、紙葉の損傷を防止するようにした紙葉計数機の紙葉
繰り出し装置を提供することを目的とする。
めになされたもので、特に、紙葉分離部材と紙葉との接
触面積を増加させ、紙葉の分離能力を向上させると共
に、紙葉の損傷を防止するようにした紙葉計数機の紙葉
繰り出し装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明による紙葉計数機
の紙葉繰り出し装置は、摩擦面と非摩擦面とを有するロ
ーラ面を周囲に形成し繰り出し軸を備えた繰り出しロー
ラと、前記ローラ面に対峙して配置された分離面を有す
る紙葉分離部材とを備え、前記繰り出しローラと前記紙
葉分離部材との協働により、積層された紙葉を1枚づつ
分離する紙葉計数機の紙葉繰り出し装置において、前記
繰り出しローラの前記ローラ面を断面凹状の円弧面と
し、このローラ面に対峙して配置された前記紙葉分離部
材の前記分離面を断面凸状の円弧面とし、前記円弧状を
なす前記ローラ面と前記分離面との間に均一な間隙を形
成すると共に、その均一な間隙が前記繰り出しローラの
円周方向に或る一定の長さを有するように前記紙葉分離
部材を配置した構成である。
の紙葉繰り出し装置は、摩擦面と非摩擦面とを有するロ
ーラ面を周囲に形成し繰り出し軸を備えた繰り出しロー
ラと、前記ローラ面に対峙して配置された分離面を有す
る紙葉分離部材とを備え、前記繰り出しローラと前記紙
葉分離部材との協働により、積層された紙葉を1枚づつ
分離する紙葉計数機の紙葉繰り出し装置において、前記
繰り出しローラの前記ローラ面を断面凹状の円弧面と
し、このローラ面に対峙して配置された前記紙葉分離部
材の前記分離面を断面凸状の円弧面とし、前記円弧状を
なす前記ローラ面と前記分離面との間に均一な間隙を形
成すると共に、その均一な間隙が前記繰り出しローラの
円周方向に或る一定の長さを有するように前記紙葉分離
部材を配置した構成である。
【0016】さらに詳細には、前記紙葉分離部材を、揺
動自在に軸支すると共に前記繰り出しローラ側にばね付
勢し、前記繰り出しローラに対する間隙を単独で調整可
能なようにした構成である。
動自在に軸支すると共に前記繰り出しローラ側にばね付
勢し、前記繰り出しローラに対する間隙を単独で調整可
能なようにした構成である。
【0017】
【作用】本発明による紙葉計数機の紙葉繰り出し装置に
おいては、繰り出しローラのローラ面に形成した凹状の
円弧面と、紙葉分離部材の分離面に形成した凸状の円弧
面とを、紙葉が一枚挿通できる程度に離間させると共
に、この間隔を対峙する円弧面の全周に亙って均一に形
成し、且つ、この均一な間隔を繰り出しローラの円周方
向に或る一定の長さを有するように形成して、円弧状を
なすローラ面と分離面との協働により紙葉を分離させる
ので、繰り出しローラと紙葉分離部材とによる紙葉に対
する接触を面接触状態となして大きな接触面積を得るこ
とができ、同じ分離力を得るのに単位面積当りの接触圧
を大巾に低下させることができる。従って、紙葉の搬送
/分離能力を大巾に向上させることができると共に、紙
葉分離部材に関しては摩耗の著しい低減が得られ、且
つ、紙葉に対する損傷の発生を確実に防止できる。
おいては、繰り出しローラのローラ面に形成した凹状の
円弧面と、紙葉分離部材の分離面に形成した凸状の円弧
面とを、紙葉が一枚挿通できる程度に離間させると共
に、この間隔を対峙する円弧面の全周に亙って均一に形
成し、且つ、この均一な間隔を繰り出しローラの円周方
向に或る一定の長さを有するように形成して、円弧状を
なすローラ面と分離面との協働により紙葉を分離させる
ので、繰り出しローラと紙葉分離部材とによる紙葉に対
する接触を面接触状態となして大きな接触面積を得るこ
とができ、同じ分離力を得るのに単位面積当りの接触圧
を大巾に低下させることができる。従って、紙葉の搬送
/分離能力を大巾に向上させることができると共に、紙
葉分離部材に関しては摩耗の著しい低減が得られ、且
つ、紙葉に対する損傷の発生を確実に防止できる。
【0018】
【実施例】以下、図面と共に本発明による紙葉計数機の
紙葉繰り出し装置の好適な実施例について詳細に説明す
る。なお、従来例と同一又は同等部分については、同一
符号を用いて説明する。
紙葉繰り出し装置の好適な実施例について詳細に説明す
る。なお、従来例と同一又は同等部分については、同一
符号を用いて説明する。
【0019】図1において、符号12で示すものは、積
層された紙葉を一枚づつ分離して搬送しカウントするた
めの紙葉計数機であり、この紙葉計数機12は、外部を
筺体13によって覆うと共に、上部に紙葉を積層するた
めのホッパー14を有している。このホッパー14の下
部には、積層された紙葉の最下部の紙葉を、後述する紙
葉繰り出し装置1へ送り込むために、底板14aから出
入自在をなす一対の補助送りローラ15が配置されてい
る。この補助送りローラ15のローラ面16は、摩擦面
15aと非摩擦面15bとから形成されて、この摩擦面
15aは、切欠き部16aの一部を構成するように延在
している。
層された紙葉を一枚づつ分離して搬送しカウントするた
めの紙葉計数機であり、この紙葉計数機12は、外部を
筺体13によって覆うと共に、上部に紙葉を積層するた
めのホッパー14を有している。このホッパー14の下
部には、積層された紙葉の最下部の紙葉を、後述する紙
葉繰り出し装置1へ送り込むために、底板14aから出
入自在をなす一対の補助送りローラ15が配置されてい
る。この補助送りローラ15のローラ面16は、摩擦面
15aと非摩擦面15bとから形成されて、この摩擦面
15aは、切欠き部16aの一部を構成するように延在
している。
【0020】前記ホッパー14の紙葉出口14b近傍に
は、左右一対の案内ローラ16が、中央部分に位置して
支点17を中心に揺動自在に配置されている。この案内
ローラ16は、その自重により後述の繰り出しローラ5
に当接して配置されている。また、案内ローラ16の下
流側には、繰り出しローラ5にばね付勢されたピンチロ
ーラ20が配置されている。このピンチローラ20は、
後述の第2繰り出しローラ5bに対しばね18で付勢さ
れると共に、筺体13の両側壁で支承された回動軸19
を中心に揺動自在をなす作動杆21の先端に、回転自在
に取付けられている。
は、左右一対の案内ローラ16が、中央部分に位置して
支点17を中心に揺動自在に配置されている。この案内
ローラ16は、その自重により後述の繰り出しローラ5
に当接して配置されている。また、案内ローラ16の下
流側には、繰り出しローラ5にばね付勢されたピンチロ
ーラ20が配置されている。このピンチローラ20は、
後述の第2繰り出しローラ5bに対しばね18で付勢さ
れると共に、筺体13の両側壁で支承された回動軸19
を中心に揺動自在をなす作動杆21の先端に、回転自在
に取付けられている。
【0021】更にその下流には、繰り出しローラ5を通
ってきた紙葉を強制的に引張り出すための上下対にて左
右一対の引出しローラ22,23が配置され、更にその
下流には、搬送された紙葉を各羽根の間に一枚毎に受入
れる左右一対の羽根車24が回転自在に配置されてい
る。そして、この羽根車24により一枚毎に分別された
紙葉は、スタッカー25に蓄積される。なお、この紙葉
の経路には、前記引出しローラ22,23の近傍に位置
して透過式センサー39,40が設けられ、このセンサ
ー部材により、搬送紙葉の二重送り及び連鎖等の発生に
ついて監視しており、また、紙葉の計数も同時に兼ねて
いる。
ってきた紙葉を強制的に引張り出すための上下対にて左
右一対の引出しローラ22,23が配置され、更にその
下流には、搬送された紙葉を各羽根の間に一枚毎に受入
れる左右一対の羽根車24が回転自在に配置されてい
る。そして、この羽根車24により一枚毎に分別された
紙葉は、スタッカー25に蓄積される。なお、この紙葉
の経路には、前記引出しローラ22,23の近傍に位置
して透過式センサー39,40が設けられ、このセンサ
ー部材により、搬送紙葉の二重送り及び連鎖等の発生に
ついて監視しており、また、紙葉の計数も同時に兼ねて
いる。
【0022】前記ホッパー14の下流側で且つ補助送り
ローラ15と引出しローラ22,23との間の搬送経路
には、図2及び図3に示すような紙葉繰り出し装置1が
配置されている。この紙葉繰り出し装置1の下部には、
繰り出し軸10を中心に回転自在をなす繰り出しローラ
5が設けられている。この繰り出しローラ5の上部に
は、固定型の紙葉分離部材26が配置され、この紙葉分
離部材26の分離面7は、繰り出しローラ5のローラ面
4に対峙するよう形成されて紙葉分離機構部を構成して
いる。
ローラ15と引出しローラ22,23との間の搬送経路
には、図2及び図3に示すような紙葉繰り出し装置1が
配置されている。この紙葉繰り出し装置1の下部には、
繰り出し軸10を中心に回転自在をなす繰り出しローラ
5が設けられている。この繰り出しローラ5の上部に
は、固定型の紙葉分離部材26が配置され、この紙葉分
離部材26の分離面7は、繰り出しローラ5のローラ面
4に対峙するよう形成されて紙葉分離機構部を構成して
いる。
【0023】前記紙葉繰り出し装置1には、回動軸19
に対して平行に延設された第1支持部材27aをもつ第
1保持体27が設けられ、この第1保持体27は、回動
軸19に回転自在に取付けられている。この第1保持体
27の内側には、回動軸19に対して平行に延設された
第2支持部材28aをもつ第2保持体28が設けられ、
この第2保持体28は、回動軸19に回動自在に取付け
られると共に、引張りばね30を介して第1支持部材2
7aに付勢されている。また、第2支持部材28aに
は、支点17を介して案内ローラ16が取付けられてい
ると共に、その頂部には所要の傾斜角度を有する起立片
28bが設けられている。
に対して平行に延設された第1支持部材27aをもつ第
1保持体27が設けられ、この第1保持体27は、回動
軸19に回転自在に取付けられている。この第1保持体
27の内側には、回動軸19に対して平行に延設された
第2支持部材28aをもつ第2保持体28が設けられ、
この第2保持体28は、回動軸19に回動自在に取付け
られると共に、引張りばね30を介して第1支持部材2
7aに付勢されている。また、第2支持部材28aに
は、支点17を介して案内ローラ16が取付けられてい
ると共に、その頂部には所要の傾斜角度を有する起立片
28bが設けられている。
【0024】更に、前記第2保持体28の内側には、左
右一対のコ字型の第3保持体29が設けられ、各第3保
持体29の上面には、第2支持部材28aの後方に位置
して鉛直方向に延在する第3支持部材29aが配設され
ている。また、第3保持体29は、回動軸19に回動自
在に取付けられていると共に、第3支持部材29aと第
1支持部材27aとの間に設けた引張りばね30aを介
して、第1保持体27側に引張られている。
右一対のコ字型の第3保持体29が設けられ、各第3保
持体29の上面には、第2支持部材28aの後方に位置
して鉛直方向に延在する第3支持部材29aが配設され
ている。また、第3保持体29は、回動軸19に回動自
在に取付けられていると共に、第3支持部材29aと第
1支持部材27aとの間に設けた引張りばね30aを介
して、第1保持体27側に引張られている。
【0025】前記第3支持部材29aには、第2支持部
材28aに向けて突出する調整ビス31が設けられ、こ
の調整ビス31は、前記引張りばね30aによって第2
支持部材28aに対し付勢されている。また、第3保持
体29の上面には、第3支持部材29aの配置に対して
水平方向に延設された支持杆29bが一体に設けられ、
この支持杆29bの先端には、紙葉分離部材26が出入
自在に取付けられている。
材28aに向けて突出する調整ビス31が設けられ、こ
の調整ビス31は、前記引張りばね30aによって第2
支持部材28aに対し付勢されている。また、第3保持
体29の上面には、第3支持部材29aの配置に対して
水平方向に延設された支持杆29bが一体に設けられ、
この支持杆29bの先端には、紙葉分離部材26が出入
自在に取付けられている。
【0026】前記紙葉繰り出し装置1には、繰り出しロ
ーラ5のローラ面4に対する紙葉分離部材26の間隙を
調整するためのダイアル32が設けられている。このダ
イアル32には、第1支持部材27aに形成された切起
し片27bに先端が当接するねじ体33が設けられてお
り、このねじ体33は、前記起立片28bに対してねじ
結合されている。従って、ダイアル32を回動させるこ
とにより、起立片28bがねじ体33に沿って送られ、
この送り量に追従して、第2支持部材28aが移動する
と共に、調整ビス31を介して第3支持部材29aをも
回動させる。この回動により、第3保持体29に固定さ
れた支持杆29bが、回動軸19を中心に回動し、前記
紙葉分離部材26の分離面7と、繰り出しローラ5のロ
ーラ面4との間隙を拡大または縮小させることができ
る。
ーラ5のローラ面4に対する紙葉分離部材26の間隙を
調整するためのダイアル32が設けられている。このダ
イアル32には、第1支持部材27aに形成された切起
し片27bに先端が当接するねじ体33が設けられてお
り、このねじ体33は、前記起立片28bに対してねじ
結合されている。従って、ダイアル32を回動させるこ
とにより、起立片28bがねじ体33に沿って送られ、
この送り量に追従して、第2支持部材28aが移動する
と共に、調整ビス31を介して第3支持部材29aをも
回動させる。この回動により、第3保持体29に固定さ
れた支持杆29bが、回動軸19を中心に回動し、前記
紙葉分離部材26の分離面7と、繰り出しローラ5のロ
ーラ面4との間隙を拡大または縮小させることができ
る。
【0027】この場合、前記第3保持体29は引張りば
ね30aによって、第2保持体28を介して第1保持体
27の前方側に対し間接的に付勢されると共に、引張り
ばね30により、第2保持体28が同様に第1保持体2
7の前方側に対し直接的に付勢されているので、常態で
はその動作を規制されると共に、必要に応じて単独でも
動作可能な独立懸架に構成されている。そして、前記紙
葉分離部材26の分離面7が繰り出しローラ5のローラ
面4との対峙状態において、何らかの理由により、後述
する重合部において所定の長さにわたり均一な間隔が得
られない時、または紙葉分離部材26の一方が偏摩耗し
た時、更には、紙葉分離部材26を交換した時等のよう
に、間隔調整を必要とする事態が発生した場合には、該
当する紙葉分離部材26に関し、ダイアル32を操作す
ることなく、直接、調整ビス31を回動操作するだけ
で、単独に且つ独立してその間隔を均一に調整すること
ができる構成となっている。
ね30aによって、第2保持体28を介して第1保持体
27の前方側に対し間接的に付勢されると共に、引張り
ばね30により、第2保持体28が同様に第1保持体2
7の前方側に対し直接的に付勢されているので、常態で
はその動作を規制されると共に、必要に応じて単独でも
動作可能な独立懸架に構成されている。そして、前記紙
葉分離部材26の分離面7が繰り出しローラ5のローラ
面4との対峙状態において、何らかの理由により、後述
する重合部において所定の長さにわたり均一な間隔が得
られない時、または紙葉分離部材26の一方が偏摩耗し
た時、更には、紙葉分離部材26を交換した時等のよう
に、間隔調整を必要とする事態が発生した場合には、該
当する紙葉分離部材26に関し、ダイアル32を操作す
ることなく、直接、調整ビス31を回動操作するだけ
で、単独に且つ独立してその間隔を均一に調整すること
ができる構成となっている。
【0028】ここで、前記繰り出しローラ5と紙葉分離
部材26との関係を詳細に説明すると、図4に示すよう
に、繰り出しローラ5は、中央に配置し且つ内部に配置
されたワンウェイクラッチを介して繰り出し軸10に取
付けられた第2繰り出しローラ5bと、このローラ5b
の両側に配置され繰り出し軸10に固定された一対の第
1繰り出しローラ5aとから構成されている。この第2
繰り出しローラ5bの第2ローラ面4bは、全周に亙っ
て摩擦面Aとして形成され、第1繰り出しローラ5aの
第1ローラ面4aは、摩擦面Aと非摩擦面Bとから形成
されている。前記第1ローラ面4aは、全周に亙って断
面凹状の円弧面をなし、この第1ローラ面4aに対峙さ
せるように後述する紙葉分離部材26の分離面7が配置
されている。この分離面7は、断面凸状の円弧面をな
し、前記凸状の円弧面と凹状の円弧面とは、計数対象の
紙葉9の厚さ1枚分だけ離間させて対峙するように配置
されている(図5,図6参照)。
部材26との関係を詳細に説明すると、図4に示すよう
に、繰り出しローラ5は、中央に配置し且つ内部に配置
されたワンウェイクラッチを介して繰り出し軸10に取
付けられた第2繰り出しローラ5bと、このローラ5b
の両側に配置され繰り出し軸10に固定された一対の第
1繰り出しローラ5aとから構成されている。この第2
繰り出しローラ5bの第2ローラ面4bは、全周に亙っ
て摩擦面Aとして形成され、第1繰り出しローラ5aの
第1ローラ面4aは、摩擦面Aと非摩擦面Bとから形成
されている。前記第1ローラ面4aは、全周に亙って断
面凹状の円弧面をなし、この第1ローラ面4aに対峙さ
せるように後述する紙葉分離部材26の分離面7が配置
されている。この分離面7は、断面凸状の円弧面をな
し、前記凸状の円弧面と凹状の円弧面とは、計数対象の
紙葉9の厚さ1枚分だけ離間させて対峙するように配置
されている(図5,図6参照)。
【0029】前記紙葉分離部材26の構成は、図7乃至
図10に示すように、その厚み巾を従来の分離ローラ6
の厚み巾よりも大きく形成し、底部の先端に案内面35
を有すると共に、この案内面35から後端にかけては、
前記第1繰り出しローラ5aの第1ローラ面4aの断面
凹状の円弧面と均一な間隔を保って対峙するように、断
面凸状の円弧面にて3次元曲面形状を有する所定長さの
分離面7が形成されている。従って、この第1ローラ面
4aと分離面7とによって形成される間隙は、断面が常
に均一な間隔の湾曲形状(図6参照)をなすと共に、そ
のローラ円周方向においても、重合部分の所定の長さに
亙って均一な間隔(図5参照)が形成されることにな
り、この繰り出しローラ5と紙葉分離部材26との対向
面積を大巾に増加させるように構成されている。なお、
この場合の紙葉分離部材26の厚み巾は、従来の分離ロ
ーラ6の厚み巾(図11,図12参照)に対し、約3倍
程度の大きさに形成したものを示しているが、実際には
これに限定されることなく、必要に応じて任意の厚み巾
に設定可能なものである。
図10に示すように、その厚み巾を従来の分離ローラ6
の厚み巾よりも大きく形成し、底部の先端に案内面35
を有すると共に、この案内面35から後端にかけては、
前記第1繰り出しローラ5aの第1ローラ面4aの断面
凹状の円弧面と均一な間隔を保って対峙するように、断
面凸状の円弧面にて3次元曲面形状を有する所定長さの
分離面7が形成されている。従って、この第1ローラ面
4aと分離面7とによって形成される間隙は、断面が常
に均一な間隔の湾曲形状(図6参照)をなすと共に、そ
のローラ円周方向においても、重合部分の所定の長さに
亙って均一な間隔(図5参照)が形成されることにな
り、この繰り出しローラ5と紙葉分離部材26との対向
面積を大巾に増加させるように構成されている。なお、
この場合の紙葉分離部材26の厚み巾は、従来の分離ロ
ーラ6の厚み巾(図11,図12参照)に対し、約3倍
程度の大きさに形成したものを示しているが、実際には
これに限定されることなく、必要に応じて任意の厚み巾
に設定可能なものである。
【0030】次に、前述した構成に基づいて紙葉計数機
の動作を説明する。計数に当たって、先ず、ホッパー1
4に所要数の紙葉を積層する。また、ダイアル32を回
して、第1繰り出しローラ5aの第1ローラ面4aと紙
葉分離部材26の分離面7との間隔を紙葉の厚さ1枚程
度に調節する。その後、図示しないスタートスイッチを
入れ、モータ36(図1参照)を駆動させ、補助送りロ
ーラ15,繰り出しローラ5,引出しローラ22,23
を回転させると共に、図示しないモータを駆動して羽根
車24を一定の制御の下で回転状態にすると、積層され
た最も下方に位置する紙葉が、補助送りローラ15の摩
擦面15aにより繰り出しローラ5に向けて送られる。
の動作を説明する。計数に当たって、先ず、ホッパー1
4に所要数の紙葉を積層する。また、ダイアル32を回
して、第1繰り出しローラ5aの第1ローラ面4aと紙
葉分離部材26の分離面7との間隔を紙葉の厚さ1枚程
度に調節する。その後、図示しないスタートスイッチを
入れ、モータ36(図1参照)を駆動させ、補助送りロ
ーラ15,繰り出しローラ5,引出しローラ22,23
を回転させると共に、図示しないモータを駆動して羽根
車24を一定の制御の下で回転状態にすると、積層され
た最も下方に位置する紙葉が、補助送りローラ15の摩
擦面15aにより繰り出しローラ5に向けて送られる。
【0031】この時、紙葉は、紙葉分離機構部におい
て、紙葉分離部材26の断面凸状の円弧面と、第1繰り
出しローラ5aの断面凹状の円弧面とによって均一な間
隔が形成され、且つ、その均一な間隔が紙葉分離部材2
6の分離面7の所定の長さに亙って形成されていること
に基づき、第1繰り出しローラ5aと紙葉分離部材26
との対向面積が大きく形成された間隙部に送り込まれる
ことになるので、当該紙葉と紙葉分離部材26との接触
面積が大巾に増加すると共に、且つ、その接触時間(紙
葉分離時間)も大巾に増加した状態となり、この状態に
おいて、後述の如く、紙葉に対する繰り出しローラ5側
の引張り力が、紙葉分離部材26による押圧力(摩擦
力)よりも大きく、且つ、この関係が維持されることに
よって紙葉分離が行われることになる。
て、紙葉分離部材26の断面凸状の円弧面と、第1繰り
出しローラ5aの断面凹状の円弧面とによって均一な間
隔が形成され、且つ、その均一な間隔が紙葉分離部材2
6の分離面7の所定の長さに亙って形成されていること
に基づき、第1繰り出しローラ5aと紙葉分離部材26
との対向面積が大きく形成された間隙部に送り込まれる
ことになるので、当該紙葉と紙葉分離部材26との接触
面積が大巾に増加すると共に、且つ、その接触時間(紙
葉分離時間)も大巾に増加した状態となり、この状態に
おいて、後述の如く、紙葉に対する繰り出しローラ5側
の引張り力が、紙葉分離部材26による押圧力(摩擦
力)よりも大きく、且つ、この関係が維持されることに
よって紙葉分離が行われることになる。
【0032】従って、この場合の或る一時点における繰
り出しローラ5及び紙葉分離部材26と紙葉との接触点
は、従来の紙葉繰り出し装置(図11乃至図14)が点
接触及び線接触であったのに対し、面接触の状態となっ
ている。それ故、紙葉分離部材26による紙葉への押圧
力(接触圧)は、この円弧状の間隙部内において、矢印
で示すように均一に分散されることになり(図6参
照)、同じ分離力を得るのに単位面積当りの接触圧を大
巾に低下させることができる。
り出しローラ5及び紙葉分離部材26と紙葉との接触点
は、従来の紙葉繰り出し装置(図11乃至図14)が点
接触及び線接触であったのに対し、面接触の状態となっ
ている。それ故、紙葉分離部材26による紙葉への押圧
力(接触圧)は、この円弧状の間隙部内において、矢印
で示すように均一に分散されることになり(図6参
照)、同じ分離力を得るのに単位面積当りの接触圧を大
巾に低下させることができる。
【0033】そして、この対向面積の大きい間隙部にお
いて、紙葉分離部材26,繰り出しローラ5及び紙葉に
関し、それぞれの摩擦力の関係については、(1) 紙
葉と第1繰り出しローラ5aの摩擦面Aの摩擦力を
F1,(2) 紙葉と紙葉分離部材26の摩擦力をF2,
(3) 紙葉と紙葉の摩擦力をF3,(4) 紙葉と第
1繰り出しローラ5aの非摩擦面Bの摩擦力をF4,と
し、F1>F2,F2>F3及びF2>F4であるとすると、
この時、F1>F2>F3の不等式が成立し、各々の摩擦
力の差によって紙葉分離が行われる。
いて、紙葉分離部材26,繰り出しローラ5及び紙葉に
関し、それぞれの摩擦力の関係については、(1) 紙
葉と第1繰り出しローラ5aの摩擦面Aの摩擦力を
F1,(2) 紙葉と紙葉分離部材26の摩擦力をF2,
(3) 紙葉と紙葉の摩擦力をF3,(4) 紙葉と第
1繰り出しローラ5aの非摩擦面Bの摩擦力をF4,と
し、F1>F2,F2>F3及びF2>F4であるとすると、
この時、F1>F2>F3の不等式が成立し、各々の摩擦
力の差によって紙葉分離が行われる。
【0034】このため、ホッパー14における最下層の
紙葉の真上に重ねられている紙葉が、重なって同時に前
記間隙部に送られた時には、この上層側の紙葉は、前記
F2>F3の力関係によって、紙葉分離部材26の分離面
7の先端部(入口部分)で停止して待機状態となると共
に、下層側の紙葉は、前記F1>F2の力関係によって、
第1繰り出しローラ5aの摩擦面Aの回転に伴って繰り
出される。そして、この動作は下層側の紙葉が前進して
搬送される一方、第1繰り出しローラ5aが1回転し
て、その摩擦面Aが再び現れるまでの間、前記上層側の
紙葉については、連続回転している第1繰り出しローラ
5aの非摩擦面Bと接触することになり、前記F2>F3
の力関係と共にF2>F4の力関係となって待機状態が維
持された後、この摩擦面Aが接触した時には、前記F2
>F4の力関係は再びF1>F2の力関係となるので、第
1繰り出しローラ5aの回転と共に繰り出され、同時に
次に待機している紙葉に対する紙葉分離が行われる。
紙葉の真上に重ねられている紙葉が、重なって同時に前
記間隙部に送られた時には、この上層側の紙葉は、前記
F2>F3の力関係によって、紙葉分離部材26の分離面
7の先端部(入口部分)で停止して待機状態となると共
に、下層側の紙葉は、前記F1>F2の力関係によって、
第1繰り出しローラ5aの摩擦面Aの回転に伴って繰り
出される。そして、この動作は下層側の紙葉が前進して
搬送される一方、第1繰り出しローラ5aが1回転し
て、その摩擦面Aが再び現れるまでの間、前記上層側の
紙葉については、連続回転している第1繰り出しローラ
5aの非摩擦面Bと接触することになり、前記F2>F3
の力関係と共にF2>F4の力関係となって待機状態が維
持された後、この摩擦面Aが接触した時には、前記F2
>F4の力関係は再びF1>F2の力関係となるので、第
1繰り出しローラ5aの回転と共に繰り出され、同時に
次に待機している紙葉に対する紙葉分離が行われる。
【0035】更に、前記間隙部の入口部分における紙葉
分離に対し、万一、2枚の紙葉が重なった状態で同時に
間隙部内に送り込まれた時には、この場合における紙葉
分離部材26,繰り出しローラ5及び紙葉についてのそ
れぞれの摩擦力の関係に基づき、下層側の紙葉は前記F
1>F2>F3の力関係によって、第1繰り出しローラ5
aの摩擦面Aの回転と共に繰り出される一方、この時、
上層側の紙葉に関しては、下層側の紙葉が前進して上層
側の紙葉との重なり状態が完全になくなると、続いて連
続回転している第1繰り出しローラ5aの非摩擦Bと接
触状態となり、前記F2>F3の力関係と共にF2>F4の
力関係となるので、この間隙部内において、紙葉分離部
材26の分離面7の何れかの部位に位置して待機状態と
なる。そして、この第1繰り出しローラ5aが1回転
し、再び摩擦面Aが現れて上層側の紙葉に接触した時に
は、前記F2>F4の力関係が再びF1>F2の力関係とな
るので、当該紙葉は間隙部内の待機位置から繰り出され
ることになる。
分離に対し、万一、2枚の紙葉が重なった状態で同時に
間隙部内に送り込まれた時には、この場合における紙葉
分離部材26,繰り出しローラ5及び紙葉についてのそ
れぞれの摩擦力の関係に基づき、下層側の紙葉は前記F
1>F2>F3の力関係によって、第1繰り出しローラ5
aの摩擦面Aの回転と共に繰り出される一方、この時、
上層側の紙葉に関しては、下層側の紙葉が前進して上層
側の紙葉との重なり状態が完全になくなると、続いて連
続回転している第1繰り出しローラ5aの非摩擦Bと接
触状態となり、前記F2>F3の力関係と共にF2>F4の
力関係となるので、この間隙部内において、紙葉分離部
材26の分離面7の何れかの部位に位置して待機状態と
なる。そして、この第1繰り出しローラ5aが1回転
し、再び摩擦面Aが現れて上層側の紙葉に接触した時に
は、前記F2>F4の力関係が再びF1>F2の力関係とな
るので、当該紙葉は間隙部内の待機位置から繰り出され
ることになる。
【0036】以上は、前記間隙部内に紙葉が2枚重なっ
て送られた場合であるが、3枚以上重なった場合でも、
紙葉分離部材26の分離面7が所定の長さを有している
ことにより、その範囲内においては常に均一な間隔を有
する間隙部が形成されると共に、紙葉と紙葉分離部材2
6との接触時間が大きく得られることになるので、紙葉
相互の摩擦力の関係によって、間隙部内に同時に送り込
まれた他の紙葉が当該間隙部内で待機状態となっている
限りにおいては、その待機位置において前記同様に紙葉
分離が行われ、その分離された紙葉は下流側に順次搬送
される。
て送られた場合であるが、3枚以上重なった場合でも、
紙葉分離部材26の分離面7が所定の長さを有している
ことにより、その範囲内においては常に均一な間隔を有
する間隙部が形成されると共に、紙葉と紙葉分離部材2
6との接触時間が大きく得られることになるので、紙葉
相互の摩擦力の関係によって、間隙部内に同時に送り込
まれた他の紙葉が当該間隙部内で待機状態となっている
限りにおいては、その待機位置において前記同様に紙葉
分離が行われ、その分離された紙葉は下流側に順次搬送
される。
【0037】そして、前記紙葉分離機構部で分離された
紙葉の先端が、第1繰り出しローラ5aの摩擦面Aの回
転と共にピンチローラ20の位置に達すると、当該紙葉
は第2繰り出しローラ5bの摩擦面Aとピンチローラ2
0との間に挟持されて連続的に繰り出される。そして、
紙葉の後半部が第1繰り出しローラ5aの非摩擦面B、
すなわち、滑面に接触する位置に到達した時には、紙葉
の先端部はガイド部材による搬送径路を通過して、第1
繰り出しローラ5aの周速よりも若干早く定速回転する
引出しローラ22,23に挟持されて強制的に引出され
る。
紙葉の先端が、第1繰り出しローラ5aの摩擦面Aの回
転と共にピンチローラ20の位置に達すると、当該紙葉
は第2繰り出しローラ5bの摩擦面Aとピンチローラ2
0との間に挟持されて連続的に繰り出される。そして、
紙葉の後半部が第1繰り出しローラ5aの非摩擦面B、
すなわち、滑面に接触する位置に到達した時には、紙葉
の先端部はガイド部材による搬送径路を通過して、第1
繰り出しローラ5aの周速よりも若干早く定速回転する
引出しローラ22,23に挟持されて強制的に引出され
る。
【0038】この場合、第2繰り出しローラ5bはワン
ウェイクラッチの作用により、第1繰り出しローラ5a
の回転方向と同じ方向にはフリーであるため、紙葉の先
端部が引出しローラ22,23によって挟持された時、
その後端部側が繰り出しローラ5と紙葉分離部材26と
の間に位置しても、紙葉の前後端において引張り合い現
象を生じることなく、第1繰り出しローラ5aよりも速
い速度で回転される。
ウェイクラッチの作用により、第1繰り出しローラ5a
の回転方向と同じ方向にはフリーであるため、紙葉の先
端部が引出しローラ22,23によって挟持された時、
その後端部側が繰り出しローラ5と紙葉分離部材26と
の間に位置しても、紙葉の前後端において引張り合い現
象を生じることなく、第1繰り出しローラ5aよりも速
い速度で回転される。
【0039】この結果、紙葉が透過式センサー39,4
0を通過する時の紙葉の速さは、第1繰り出しローラ5
aの周速に全く制約されることなく、すなわち、第2繰
り出しローラ5bがブレーキ作用を持たないため、引出
しローラ22,23の周速に略等しい一定速度で搬送さ
れる。そして、紙葉が一定速度で透過式センサー39,
40を通過することに基づき、紙葉の計数が正確に行わ
れる一方、前記引出しローラ22,23を通過した紙葉
は羽根車24において、各羽根間に1枚毎に挟持された
後、姿勢転換してスタッカー25に蓄積される。
0を通過する時の紙葉の速さは、第1繰り出しローラ5
aの周速に全く制約されることなく、すなわち、第2繰
り出しローラ5bがブレーキ作用を持たないため、引出
しローラ22,23の周速に略等しい一定速度で搬送さ
れる。そして、紙葉が一定速度で透過式センサー39,
40を通過することに基づき、紙葉の計数が正確に行わ
れる一方、前記引出しローラ22,23を通過した紙葉
は羽根車24において、各羽根間に1枚毎に挟持された
後、姿勢転換してスタッカー25に蓄積される。
【0040】他方、この間隙部に対し、ホッパー14に
おける積層紙葉の状態、例えば真新しい紙葉が紙さばき
されずに密着状態にある場合や、各紙葉間の密着性が極
めて高い場合、或は各紙葉間が粘着物によって付着状態
にある場合、若しくは、紙葉の積層状態等の如何によっ
て一度に多数の紙葉が送り込まれ、前述した各部の摩擦
力の不等式の関係がくずれた場合には、紙葉分離が不可
能になるので、この時、紙葉分離部材26を引張りばね
30aの付勢力に抗して、その紙葉厚み分だけ、回動軸
19を支点に矢印方向に強制的に移動させると共に、第
1繰り出しローラ5aの回転に伴って当該紙葉の一括繰
り出しを行い紙葉詰まりを引起すことなく、そのままの
状態で紙葉分離機構部を通過させる。
おける積層紙葉の状態、例えば真新しい紙葉が紙さばき
されずに密着状態にある場合や、各紙葉間の密着性が極
めて高い場合、或は各紙葉間が粘着物によって付着状態
にある場合、若しくは、紙葉の積層状態等の如何によっ
て一度に多数の紙葉が送り込まれ、前述した各部の摩擦
力の不等式の関係がくずれた場合には、紙葉分離が不可
能になるので、この時、紙葉分離部材26を引張りばね
30aの付勢力に抗して、その紙葉厚み分だけ、回動軸
19を支点に矢印方向に強制的に移動させると共に、第
1繰り出しローラ5aの回転に伴って当該紙葉の一括繰
り出しを行い紙葉詰まりを引起すことなく、そのままの
状態で紙葉分離機構部を通過させる。
【0041】そして、これらの搬送異常の紙葉は、透過
式センサー39,40を通過した時にその異常状態が検
知され、その検知出力に基づいて、繰り出しローラ5と
モータ36間の駆動を接続する図示しないクラッチ及び
ブレーキ等を作動し、繰り出しローラ5及び補助送りロ
ーラ15の回転を停止させる。また、この重送紙葉が羽
根車24を介してスタッカー25に蓄積された所定時間
経過後に、図示しないモータの駆動を停止して、羽根車
24の回転を停止させる。その後、スタッカー25内の
全蓄積紙葉を再度ホッパー14内に積層して、スタート
スイッチを操作することにより、新規な計数が再開され
る。
式センサー39,40を通過した時にその異常状態が検
知され、その検知出力に基づいて、繰り出しローラ5と
モータ36間の駆動を接続する図示しないクラッチ及び
ブレーキ等を作動し、繰り出しローラ5及び補助送りロ
ーラ15の回転を停止させる。また、この重送紙葉が羽
根車24を介してスタッカー25に蓄積された所定時間
経過後に、図示しないモータの駆動を停止して、羽根車
24の回転を停止させる。その後、スタッカー25内の
全蓄積紙葉を再度ホッパー14内に積層して、スタート
スイッチを操作することにより、新規な計数が再開され
る。
【0042】
【発明の効果】本発明による紙葉計数機の紙葉繰り出し
装置は、以上のように構成されているため、次のような
効果を得ることができる。すなわち、繰り出しローラの
ローラ面を断面凹状の円弧面とし、このローラ面に対峙
して配設される紙葉分離部材の分離面を断面凸状の円弧
面とし、前記円弧状のローラ面と分離面との協働により
紙葉分離を行うようにした構成であるので、繰り出しロ
ーラと紙葉分離部材の円弧面が対峙する全周に亙って、
断面が湾曲形状で、均一な間隔の間隙部が形成されると
共に、そのローラ円周方向においても重合部分の所定の
長さに亙って均一な間隔が形成されることになり、紙葉
分離部材と紙葉との接触面積を大巾に増加させて、従来
の点接触及び線接触に対し、面接触で以って紙葉分離を
行うことができると共に、且つ紙葉分離部材との接触時
間も大巾に増加させるので、紙葉分離能力を飛躍的に向
上させることができる。
装置は、以上のように構成されているため、次のような
効果を得ることができる。すなわち、繰り出しローラの
ローラ面を断面凹状の円弧面とし、このローラ面に対峙
して配設される紙葉分離部材の分離面を断面凸状の円弧
面とし、前記円弧状のローラ面と分離面との協働により
紙葉分離を行うようにした構成であるので、繰り出しロ
ーラと紙葉分離部材の円弧面が対峙する全周に亙って、
断面が湾曲形状で、均一な間隔の間隙部が形成されると
共に、そのローラ円周方向においても重合部分の所定の
長さに亙って均一な間隔が形成されることになり、紙葉
分離部材と紙葉との接触面積を大巾に増加させて、従来
の点接触及び線接触に対し、面接触で以って紙葉分離を
行うことができると共に、且つ紙葉分離部材との接触時
間も大巾に増加させるので、紙葉分離能力を飛躍的に向
上させることができる。
【0043】また、この繰り出しローラと紙葉分離部材
の円弧面の対峙に基づき、摩擦力を広い面積で得られる
ので、紙葉の押圧力(接触圧)を、従来の紙葉繰り出し
装置のような特定の部位に集中することなく、この両部
材による円弧面において均一に分散することができ、同
じ紙葉分離力を得るための紙葉単位面積に加えられる
力、すなわち、加える力/面積を極少にすることができ
るものである。
の円弧面の対峙に基づき、摩擦力を広い面積で得られる
ので、紙葉の押圧力(接触圧)を、従来の紙葉繰り出し
装置のような特定の部位に集中することなく、この両部
材による円弧面において均一に分散することができ、同
じ紙葉分離力を得るための紙葉単位面積に加えられる
力、すなわち、加える力/面積を極少にすることができ
るものである。
【0044】この結果、従来の紙葉繰り出し装置におい
ては、依然として解決が困難であった諸問題、すなわ
ち、紙葉の表面にローラ部材による折れ筋が形成される
こと(第1の問題点)、該折れ筋のついた紙葉の表面に
反転時に裂け傷が形成されること(第2の問題点)、並
びに、紙葉表面の文字等の流れ出し及び転写等により紙
葉の表面を汚すこと(第3の問題点)等に関し、全ての
問題点を解決することができる。
ては、依然として解決が困難であった諸問題、すなわ
ち、紙葉の表面にローラ部材による折れ筋が形成される
こと(第1の問題点)、該折れ筋のついた紙葉の表面に
反転時に裂け傷が形成されること(第2の問題点)、並
びに、紙葉表面の文字等の流れ出し及び転写等により紙
葉の表面を汚すこと(第3の問題点)等に関し、全ての
問題点を解決することができる。
【0045】更に、上記構成のように紙葉にかかる力が
一定となる結果、紙葉に対する押圧力が小さい力で済む
ことになるので、紙葉分離部材の摩耗の進行が前記従来
装置に比して極めて遅くなり、摩耗の著しい低減が得ら
れると共に、特に、従来の固定型の紙葉分離部材におけ
る偏摩耗の問題点が一挙に解決されるものである。
一定となる結果、紙葉に対する押圧力が小さい力で済む
ことになるので、紙葉分離部材の摩耗の進行が前記従来
装置に比して極めて遅くなり、摩耗の著しい低減が得ら
れると共に、特に、従来の固定型の紙葉分離部材におけ
る偏摩耗の問題点が一挙に解決されるものである。
【図1】本発明の紙葉計数機の概略構成を示す断面図で
ある。
ある。
【図2】本発明の紙葉計数機の紙葉繰り出し装置を示す
正面図である。
正面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】紙葉繰り出し装置の要部を示す正面図である。
【図5】図4の拡大側面図である。
【図6】図5のIV−IV線に沿う断面図である。
【図7】紙葉分離部材を示す正面図である。
【図8】紙葉分離部材を示す側面図である。
【図9】紙葉分離部材を示す底面図である。
【図10】紙葉分離部材の要部を示す斜視図である。
【図11】従来の紙葉繰り出し装置の要部を示す側面図
である。
である。
【図12】図11のXII−XII線に沿う拡大断面図であ
る。
る。
【図13】従来の紙葉繰り出し装置の要部を示す側面図
である。
である。
【図14】図13のXIV−XIV線に沿う拡大断面図であ
る。
る。
4 ローラ面 5 繰り出しローラ 5a 第1繰り出しローラ 5b 第2繰り出しローラ 7 分離面 26 紙葉分離部材 A 摩擦面 B 非摩擦面
Claims (2)
- 【請求項1】 摩擦面と非摩擦面とを有するローラ面を
周囲に形成し繰り出し軸を備えた繰り出しローラと、前
記ローラ面に対峙して配置された分離面を有する紙葉分
離部材とを備え、前記繰り出しローラと前記紙葉分離部
材との協働により、積層された紙葉を1枚づつ分離する
紙葉計数機の紙葉繰り出し装置において、 前記繰り出しローラの前記ローラ面を断面凹状の円弧面
とし、このローラ面に対峙して配置された前記紙葉分離
部材の前記分離面を断面凸状の円弧面とし、前記円弧状
をなす前記ローラ面と前記分離面との間に均一な間隙を
形成すると共に、その均一な間隙が前記繰り出しーラの
円周方向に或る一定の長さを有するように前記紙葉分離
部材を配置したことを特徴とする紙葉計数機の紙葉繰り
出し装置。 - 【請求項2】 前記紙葉分離部材を、揺動自在に軸支す
ると共に前記繰り出しローラ側にばね付勢し、前記繰り
出しローラに対する間隙を単独で調整可能なように構成
したことを特徴とする請求項1記載の紙葉計数機の紙葉
繰り出し装置。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4092672A JPH05286594A (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | 紙葉計数機の紙葉繰り出し装置 |
| US07/969,404 US5261652A (en) | 1992-04-13 | 1992-10-30 | Sheet feed device for use in sheet counter |
| DE69207747T DE69207747T2 (de) | 1992-04-13 | 1992-11-03 | Blattfördervorrichtung für einen Blattzähler |
| AT92310042T ATE133138T1 (de) | 1992-04-13 | 1992-11-03 | Blattfördervorrichtung für einen blattzähler |
| EP92310042A EP0565797B1 (en) | 1992-04-13 | 1992-11-03 | Sheet feed device for use in sheet counter |
| GR960400458T GR3019053T3 (en) | 1992-04-13 | 1996-02-21 | Sheet feed device for use in sheet counter |
| KR96028740U KR960010402Y1 (en) | 1992-04-13 | 1996-09-10 | Sheet feed device for use in sheet counter |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4092672A JPH05286594A (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | 紙葉計数機の紙葉繰り出し装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05286594A true JPH05286594A (ja) | 1993-11-02 |
Family
ID=14060978
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4092672A Pending JPH05286594A (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | 紙葉計数機の紙葉繰り出し装置 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5261652A (ja) |
| EP (1) | EP0565797B1 (ja) |
| JP (1) | JPH05286594A (ja) |
| AT (1) | ATE133138T1 (ja) |
| DE (1) | DE69207747T2 (ja) |
| GR (1) | GR3019053T3 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH092676A (ja) * | 1995-06-19 | 1997-01-07 | Yua Kaihatsu:Kk | 紙葉類処理装置 |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5815592A (en) * | 1990-02-05 | 1998-09-29 | Cummins-Allison Corp. | Method and apparatus for discriminating and counting documents |
| JPH07285692A (ja) * | 1994-02-23 | 1995-10-31 | Canon Inc | シート給送装置及び画像形成装置 |
| US5687963A (en) * | 1994-11-14 | 1997-11-18 | Cummison-Allison Corp. | Method and apparatus for discriminating and counting documents |
| JP3556038B2 (ja) * | 1996-01-22 | 2004-08-18 | ニスカ株式会社 | 給紙装置 |
| US5946996A (en) * | 1997-12-31 | 1999-09-07 | The Staplex Company, Inc. | Automatic feed chadless envelope slitter |
| US6095513A (en) * | 1998-12-16 | 2000-08-01 | Pitney Bowes Inc. | Hi-speed sheet feeder |
| DE10105521A1 (de) * | 2001-02-07 | 2002-08-08 | Giesecke & Devrient Gmbh | Vorrichtung und Verfahren zum Vereinzeln von Blattgut |
| TW528713B (en) * | 2002-01-23 | 2003-04-21 | Benq Corp | Paper separator structure |
| JP2007276886A (ja) * | 2006-04-03 | 2007-10-25 | Pfu Ltd | 自動給紙装置 |
| DE102009018085A1 (de) * | 2009-04-20 | 2010-10-21 | Giesecke & Devrient Gmbh | Vorrichtung zum Vereinzeln von Blattgut |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| BE795343A (fr) * | 1972-02-22 | 1973-05-29 | Pennsylvania Res Ass Inc | Machine d'entrainement, de separation et d'empilage de feuilles |
| US4216952A (en) * | 1978-01-16 | 1980-08-12 | Technitrol, Inc. | Feed mechanism for sequentially separating documents, sheets, coupons and the like |
| JPS5760108Y2 (ja) * | 1978-03-02 | 1982-12-22 | ||
| US4474365A (en) * | 1981-07-30 | 1984-10-02 | Brandt, Inc. | Document feeding, handling and counting apparatus |
| JPS59153732A (ja) * | 1983-02-17 | 1984-09-01 | Laurel Bank Mach Co Ltd | 紙葉類計数機における紙葉繰出し装置 |
| GB2151587A (en) * | 1983-12-22 | 1985-07-24 | De La Rue Syst | Sheet feeding apparatus |
| JP2509576B2 (ja) * | 1986-09-04 | 1996-06-19 | 武蔵エンジニアリング株式会社 | 紙葉計数機 |
| JPS63282032A (ja) * | 1987-05-11 | 1988-11-18 | Omron Tateisi Electronics Co | 紙葉類の繰出し装置 |
| US5143366A (en) * | 1990-09-07 | 1992-09-01 | Bell & Howell Company | Mail feeder |
-
1992
- 1992-04-13 JP JP4092672A patent/JPH05286594A/ja active Pending
- 1992-10-30 US US07/969,404 patent/US5261652A/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-11-03 AT AT92310042T patent/ATE133138T1/de active
- 1992-11-03 EP EP92310042A patent/EP0565797B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-11-03 DE DE69207747T patent/DE69207747T2/de not_active Expired - Lifetime
-
1996
- 1996-02-21 GR GR960400458T patent/GR3019053T3/el unknown
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH092676A (ja) * | 1995-06-19 | 1997-01-07 | Yua Kaihatsu:Kk | 紙葉類処理装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| GR3019053T3 (en) | 1996-05-31 |
| EP0565797A1 (en) | 1993-10-20 |
| ATE133138T1 (de) | 1996-02-15 |
| DE69207747T2 (de) | 1996-05-30 |
| EP0565797B1 (en) | 1996-01-17 |
| US5261652A (en) | 1993-11-16 |
| DE69207747D1 (de) | 1996-02-29 |
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