JPH052872U - 荷締機におけるベルト把持機構 - Google Patents

荷締機におけるベルト把持機構

Info

Publication number
JPH052872U
JPH052872U JP5828391U JP5828391U JPH052872U JP H052872 U JPH052872 U JP H052872U JP 5828391 U JP5828391 U JP 5828391U JP 5828391 U JP5828391 U JP 5828391U JP H052872 U JPH052872 U JP H052872U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
load
pressure contact
contact member
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5828391U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0718532Y2 (ja
Inventor
勝 勝部
稔 小林
Original Assignee
オーエツチ工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by オーエツチ工業株式会社 filed Critical オーエツチ工業株式会社
Priority to JP5828391U priority Critical patent/JPH0718532Y2/ja
Publication of JPH052872U publication Critical patent/JPH052872U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0718532Y2 publication Critical patent/JPH0718532Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Basic Packing Technique (AREA)
  • Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ベルトを荷に掛け渡した状態で荷締機を用い
て締着を行うに際し、荷締ベルト部分をリールにより巻
取るときの牽引力により荷締機が位置ずれ移動すること
を阻止し、荷締機を固定した状態での強力な荷締を可能
にする。 【構成】 ベルトを巻取り締着する荷締機のリールに近
傍する位置で、該リールに至る前の荷締ベルト部分を保
持するベルト把持装置を備え、該ベルト把持装置は、ベ
ルトを上下両面より挟持する圧接部材とガイド部材を備
え、該圧接部材を、ベルト上面に圧接される圧接部と、
ガイド部材の係脱機構を成す鉤部とを一体的に設けた構
成とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、梱包、積荷の締着、物体の固定、その他に用いられる荷締用ベルト を締着する荷締機において、ベルト締着中に荷締機が位置ずれ移動することを阻 止するために荷締機を固定するベルト把持装置を設けたものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、帯状ベルトを用いたラッシングのための荷締機が公知であり、例え ば、米国特許第4185360号、米国特許第4324022号に開示されてい る荷締機が公知である。
【0003】 このような公知の荷締機は、両軸端を機枠に回動自在に軸支されたリールと、 該リールの両軸端に固着されたラチェットホイールと、前記ラチェットホイール の同軸上で揺動せしめられ該ラチェットホイールを正転駆動せしめる駆動爪を設 けた駆動レバーと、機枠に軸支され前記ラチェットホイールの逆転を防止する逆 転防止爪とを備えており、ベルトの端部をリールのスリットに挿入した状態で駆 動レバーを揺動せしめ、ベルトの端部をリール上に巻取りつつベルトを締着する 構成とされている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来の荷締機は、ベルトをリールにより牽引しつつ締着するが、ベルト牽引中 は、荷締機を手等で押さえつけ固定しておかなければならない。
【0005】 何故ならば、この種の荷締機は、ベルトをリールにより巻取りながら締着を行 うものであるため、ベルトの巻取り牽引力が増すと、ベルトの巻取り中に、むし ろ荷締機自体が巻取られるベルトの方向へ位置を移動してしまい、ベルトの締着 を行い得ないことになるからである。
【0006】 ところが、ラチェット機構によるベルトの巻取り力は相当に強大であるため、 荷締機を人手により押さえつける程度では、荷締機の前記移動を阻止することは 困難であり、その結果、充分なベルト締着力を得ることができない。
【0007】 この点について、本考案者らは、荷に掛け渡したベルトの荷締ベルト部分に対 して荷締機を固定せしめる装置を先に提案し、実用新案登録出願したところであ るが、その後の研究開発により、先に提案した装置では、部品点数が多くコスト 高であること、ベルトを把持し又は把持を解除する操作が煩雑であること、ベル トの把持力が必ずしも充分ではないことを知見し、更に改良すべき課題があるこ とを知得した。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ベルトを荷に掛け渡した状態で荷締機を用いて締着を行うに際し、 荷締ベルト部分を把持する把持機構を荷締機に設け、荷締機のラチェット機構に よる荷締ベルト部分の巻取り締着を可能にする一方において、巻取り牽引力によ り荷締機が位置を移動することを好適に防止した装置を提供するに際し、部品点 数を少なく低コストとし、ベルトを把持し又は把持を解除する操作を簡単容易と することを目的とするものである。 そこで、本考案が手段として構成したところは、ラチェット機構により回転さ れるリールによりベルトを巻取り締着する荷締機において、前記リールに至る前 の荷締ベルト部分を保持するベルト把持装置を備え、前記ベルト把持装置は、荷 締機に一体的に設けられ且つ荷締ベルト部分の挿通路を形成した下部開口のハウ ジングと、該ハウジング内で荷締ベルト部分を下方より支承するガイド部材と、 前記荷締ベルト部分を上方から前記ガイド部材に向けて押圧する圧接部材とを備 え、前記圧接部材は、ハウジング内でベルト上面に接する圧接部とハウジング外 に延設されたリリースレバーとを一体的に備えると共に、該圧接部をベルト上面 に対して進退せしめるように該圧接部材をハウジングに回動自在に軸支する支軸 を備え、前記支軸は、荷締ベルト部分の締着方向の移動に追従して圧接部材が回 動したとき前記圧接部をベルト上面から後退せしめる一方、荷締機と荷締ベルト 部分が相対的にベルト弛緩方向に移動するとき、該移動に追従して圧接部をベル ト上面に向けて前進する方向に圧接部材を回動せしめるように、圧接部材の偏心 軸を構成して成り、前記ガイド部材は、一端をハウジングの一方の側壁に揺動自 在に支持されると共に、他端部をハウジングの他方の側壁の下方より切欠形成さ れた切欠部に挿脱自在に挿入され、該切欠部に進入した状態で鉤部により下方か ら係止される被係止部を備えて成り、前記鉤部は、圧接部材に一体的に設けられ 、該圧接部材の回動に伴い該鉤部を切欠部に対して進退せしめ前記被係止部を係 脱する係脱機構を構成して成る点にある。
【0009】
【実施例】
以下図面に基づいて本考案の実施例を詳述する。
【0010】 図1に示す本考案の一実施例において、荷締機1は、機枠2と、該機枠2に片 持状に軸支されたリール3と、該リール3を回転駆動するためのラチェット機構 4と、ベルト把持装置5とを備えている。
【0011】 前記機枠2は、平板部6と、該平板部6の一側において折曲起立せしめられた 起立壁7と、平板部6の一端において折曲形成された箱状のハウジング8とを、 一枚の金属板により一体に形成している。
【0012】 前記ハウジング8は、平板部6の一端より折曲起立せしめられた前壁9と、該 前壁9より水平方向に折曲された頂壁10と、該頂壁10の両側において下方に 折曲された側壁11、11により構成され、該ハウジング8の下方及び後方を開 口している。
【0013】 前記一枚の金属板に加えて、二枚目の金属板から成る支持壁12が起立壁7と ほぼ平行に配置されると共に、溶接等により平板部6に固着されており、この起 立壁7と支持壁12によりラチェット機構4の軸受を構成する。
【0014】 前記リール3は、小径となる軸端(図示せず)を前記起立壁7及び支持壁12 に挿通することにより回動自在に軸支され、図示省略しているが、起立壁7から 挿出された軸端に雄ネジを形成すると共に、該雄ネジにナットを締着している。 従って、ナットの締着加減によりリール3の起立壁7及び支持壁12に対する回 動摩擦抵抗を増減調整可能とする。このリール3は、直径方向に開設されたベル ト挿入用スリット3aを有し、該スリット3aをリール3の自由端3bに開口3 cせしめている。尚、リール3の自由端3bは、僅かに突出するフランジ3dを 有する。
【0015】 前記ラチェット機構4は、起立壁7と支持壁12の間においてリール3の軸端 に外挿固着されたラチェットホイール13と、該ラチェットホイール13の同軸 上で揺動せしめられる駆動レバー14と、後述する駆動爪15及び逆転防止爪1 6とから成る。
【0016】 前記駆動レバー14は、起立壁7と支持壁12の間においてラチェットホイー ル13の両側に位置する二股部14a、14aを有し、該二股部14a、14a をリール3の軸端に外挿しており、リール3の軸上で揺動方向に回動自在とされ 、該駆動レバー14の先端部にリール3とほぼ平行に配置されたハンドル17を 備える。
【0017】 前記駆動爪15は、駆動レバー14の二股部14a、14aの間に位置すると 共に、支軸18を介して駆動レバー14に回動自在に軸支され、図2及び図3に 示すように、軸支部19の外周部に、ラチェットホイール13のラチェット歯1 3aに噛合自在な駆動爪片20と、ラチェット解除片21とを突設している。
【0018】 前記逆転防止爪16は、図2及び図3に示すように、支軸22を介して支持壁 12に回動自在に軸支され、軸支部23の外周部に、ラチェットホイール13の ラチェット歯13aに噛合自在な逆転防止爪片24と、ラチェット解除用凹部2 5を設けており、常時、逆転防止爪片24をラチェット歯13aに噛合する方向 に逆転防止爪16を回動付勢するバネ26を有する。
【0019】 前記ベルト把持装置5は、ハウジング8と共に構成されており、図2に示すよ うに、ベルト27を上下両面より挟持する圧接部材28とガイド部材29を上下 に配置している。
【0020】 前記圧接部材28は、ベルト27の上面に接する断面弧状の圧接部30を有し 、該圧接部30の表面に多数の滑り止め突起31を突設しており、該圧接部30 をベルト27の上面に対して進退せしめるように、圧接部材28を支軸32を介 してハウジングの両側壁11、11に回動自在に軸支し、常時は、圧接部30を ベルト27の上面に進出せしめる方向に圧接部材28を回動付勢するバネ33を 有している。
【0021】 前記ガイド部材29は、前記圧接部30により押圧されるベルト27の下面を 支承する支承部35と、該支承部35の前後に位置して下方に折曲されたガイド 部29a、29bを備え、図1及び図3に示すように、ハウジング8の一方の側 壁11の下縁より形成された切欠部36から側方に延出された摘み部37を備え る。
【0022】 図2及び図3に示すように、前記ガイド部材29は、鉤部38により係脱自在 に係止される。即ち、この鉤部38は、前記圧接部材28に一体的に設けられ、 該圧接部材28の回動に伴い該鉤部38を切欠部36に対して進退せしめる。
【0023】 一方、前記ガイド部材29は、図4(C)に示すように、一端34aをハウジ ング8の一方の側壁11に揺動自在に支持されると共に、他端近傍の被係止部3 4bを前記切欠部36に挿脱自在に挿入され、この挿入状態で被係止部34bを 前記鉤部38により下方から係止される。即ち、後述するように圧接部材28を リリースレバーを介して回動せしめたとき、切欠部36が開放される結果、ガイ ド部材29は、被係止部34bを切欠部36の下方に脱し、ハウジング8の下部 を開口せしめる。一方、摘み部37を摘んでガイド部材29を切欠部36内に引 き上げると、鉤部38の下縁カム面を押圧して圧接部材28がバネ33に抗し回 動して被係止部34bの進入を許した後、圧接部材28がバネ33により復元回 動して鉤部38を被係止部34bの下面に係止する。従って、このように、鉤部 38は、圧接部材28と一体に形成されて被係止部34bを係脱する係脱機構を 構成する。
【0024】
【実施例の作用】
次に、前記実施例の更に詳細な構成と、作用を説明する。
【0025】 本考案の荷締に用いられるベルト27は、ナイロンその他の強靱な繊維を編織 して形成された長尺帯状のベルトであり、図6に示すように、巻回されたロール 42を構成し、該ロールから繰出して使用される。
【0026】 図例では、梱包物に掛け渡したベルト27を荷締機1により締着する例を示し ており、前記繰出されたベルト27は、被締着物43に掛け渡した状態で、バッ クル44により連結される。
【0027】 前記バックル44は、図2及び図7に示すように、一枚の金属板を打ち抜くと 共に、打抜き片をプレスにより折曲することにより形成されており、一組の平行 な二辺となる水平板枠45a、45aと、別の一組の平行な二辺となる起立板枠 46a、46aとを備えた矩形枠状に形成され、前記起立板枠46a、46aに 架設された一対のピン38、38を有する。一対のピンは、それぞれ起立板枠4 6a、46aに対称形に開設されたL形孔39の各々に摺動自在に挿入支持され ており、各ピン38の各端部にカシメにより形成された抜止め用のフランジ38 aを有する。
【0028】 前記ベルト27は、バックル44に対して図2に示す通りの経路で巻掛され、 この状態で、バックル44は、ベルト27の締着方向への移動のみを許し、弛緩 方向への移動を許さない。このような機能を有するバックルは、図例のような構 成の他、公知の種々の構成のものを採用できる。
【0029】 前記バックル44を介して被締着物43に掛け渡されたベルト27は、ロール 42に連続せしめられており、前記荷締機1は、このようなベルト27を切断す ることなく、連続状態のままで締着する。
【0030】 先ず、ベルト27の端部27aから被締着物43に掛け渡されて荷締機1のリ ール3に至る前(図例ではバックル44に至る前)の荷締ベルト部分27bに、 荷締機1のベルト把持装置5をセットする。即ち、図4(B)に示すように、圧 接部材28のリリースレバー28aをバネ33に抗して押下すれば、鉤部38が 切欠部36から後退してガイド部材29の被係止部34bに対する係止を解くの で、該ガイド部材29は、図3(C)のように、一端部34aをヒンジ支点とし て揺動しつつ、被係止部34bを切欠部36の下部開口から下方に脱し、該ガイ ド部材29とハウジング8下端との間を開放47する。そこで、この開放部47 からベルトの前記荷締ベルト部分27bをハウジング8内に取り入れることが可 能である。荷締ベルト部分27bの取り入れ後は、ガイド部材29を摘み部37 を介して切欠部36内に引上げれば良く、この引上げ時に、鉤部38の下縁カム 面をガイド部材29の被係止部34bにより押圧されるので、圧接部材28はバ ネ33に抗して自動的に後退した後、ガイド部材29の引上げが完了するとバネ 33により前進してガイド部材29の被係止部34bを鉤部38により抱持する 。従って、これにより荷締ベルト部分27bは、圧接部材28とガイド部材29 により上下から挟持される。
【0031】 ベルト把持装置5をセットした後、荷締機1をベルトの長手方向に沿って移動 せしめる場合は、圧接部材28のリリースレバー28aを押下せしめれば良い。 これにより圧接部材28は、バネ33に抗して圧接部30をベルト上面から後退 せしめるように回動し、荷締ベルト部分27bの挟持を解除するので、ベルト2 7に沿って荷締機1を移動することが可能になる。
【0032】 引き続き、バックル44からロール42に至り連続するベルト27の非荷締ベ ルト部分27cをリール3のスリット3aに挿通せしめる。この挿通作業は、リ ール3の自由端3bにおけるスリット3aの開口3cを介して可能とされる。図 示実施例において、リール3におけるスリット3aの開口3cと、前記ベルト把 持装置5におけるガイド部材29の開放47とは、荷締機1の両側方のうちの同 じ側の一側に向けて配置されているので、前述のように荷締ベルト部分27bを ベルト把持装置5にセットする作業と、非荷締ベルト部分27cをリール3にセ ットする作業とを、迅速容易に行うことができる。
【0033】 前述のようなセット状態において、ハンドル17を握持して駆動レバー14を 揺動せしめれば、非荷締ベルト部分27cがリール3に巻回されつつバックル4 4を経由して荷締ベルト部分27bを牽引しつつ緊張し、被締着物43を締着す る。
【0034】 即ち、図2において、矢印Fで示す駆動レバー14の往動時に、駆動爪15の 駆動爪片20がラチェット歯13aに噛合してラチェットホイール13を正転せ しめ、リール3を巻取り方向Wに回転する。このとき逆転防止爪16は、バネ2 6に抗して揺動しつつ、逆転防止爪片24をラチェット歯13a上で滑動せしめ る。このリール3の巻取り回転方向は、図2において反時計針方向とされている ので、ベルト27の巻取り部27dを平板部6に近傍した低い姿勢で牽引し、そ の結果、バックル44を持ち上げるように作用することはなく、荷締ベルト部2 7bを好適に牽引できる。
【0035】 駆動レバー14の揺動に際し、該レバー14の復動時(図2の矢印Fとは反対 方向への回動時)には、逆転防止爪16の逆転防止爪片24がラチェット歯13 aに噛合してラチェットホイール13の逆転を阻止しており、駆動レバー14に おける駆動爪15の駆動爪片20は、ラチェット歯13a上を滑動して駆動レバ ー14の復動を可能とする。
【0036】 ベルト27の締着に際しては、ベルト把持装置5が有効に作用する。即ち、前 記駆動レバー14によりベルト27をリール3に巻取りつつ牽引するとき、荷締 ベルト部27bは、締着方向に移動し、この締着方向の移動に追従して圧接部材 28を図2に示す矢印X方向に回動せしめる。このとき圧接部30はベルト上面 から後退せしめられるので、ベルト27の牽引方向への移動を阻止しない。
【0037】 ところで、リール3によるベルト27の巻取り牽引力は、その反力として、荷 締機1を図2の矢印Z方向に位置を移動せしめるように作用する。換言すると、 荷締機1と荷締ベルト部27bとの間において、相対的に該ベルト部27bがベ ルト弛緩方向と同方向Lに向けて移動しようとすることになる。そこで、このベ ルト弛緩方向の移動Lに対しては、圧接部材28が追従して図2に示す矢印Y方 向に回動する。これにより、圧接部30はベルト上面に向けて前進し、滑り止め 突起31をベルト表面に食い込ませると共に、ベルト27を圧接部30とガイド 部材29との間に強く挟持する。従って、ベルト27の弛緩方向への移動Lは阻 止され、その結果、荷締機1が前述した矢印Z方向に位置を移動することはなく 、固定されたままベルトの強力な締着を可能とする。
【0038】 このように、圧接部材28は、支軸32が圧接部材28の偏心軸を構成し、こ の偏心軸32を支点として圧接部材28をX方向に回動したとき圧接部30をベ ルトから後退せしめるが、Y方向に回動したとき圧接部30をベルトに向けて前 進せしめる構成とされている。
【0039】 また、本考案の実施例において、前記に加えて、鉤部38が、更に強力なベル ト挟着把持のために機能する。即ち、図5に示すように、圧接部材28が回動し て圧接部30をベルト表面に圧接する際、該圧接部材28の回動と共に、鉤部3 8がガイド部材29を引き上げるように作用する。従って、ベルトをロックする 方向への圧接部材28の回動は、荷締ベルト部27bに対して、上からの圧接部 30による押下押圧力Dと、下からのガイド部材29による押上押圧力Uとを作 用せしめ、荷締ベルト部27bを強力に挟着し、前述したような荷締機1の矢印 Z方向への位置ずれ移動を阻止する。
【0040】 駆動レバー14の揺動によりベルトの巻取り部27dをリール3上に巻取り荷 締が完了すると、図6に示すように、バックル44からロール42に至るベルト のうち、バックル44に可及的近傍する部分Cにおいてベルト27を切断すれば 良い。このため、該切断部Cからロール42に至るベルトの巻取り部27d及び 非荷締ベルト部分27cは、再度荷締を行うために使用可能である。
【0041】 ベルト切断後は、リール3からベルトの巻取り部27dを取り除くと共に、前 述と同様にベルト把持装置5の鉤部38による係止を解除してガイド部材29を 開放47し、荷締ベルト部分27bをベルト把持装置5から脱せしめれば良い。 この際、ラチェット機構4をフリーにすることにより、ベルトの巻取り部27d をリール3から容易に引き出すことができる。
【0042】 即ち、図3に示すように、駆動爪15を支軸18回りに反転回動せしめ、その 状態で駆動レバー14を復動方向Rに回動すれば、該駆動爪15のラチェット解 除片21と逆転防止爪16のラチェット解除凹部25は、相互に嵌合する配置関 係に構成されている。そこで、駆動レバー14を更に復動方向Rに回動せしめる と、押下されるラチェット解除片21が前記凹部25に嵌合した状態で逆転防止 爪16をバネ26に抗して回動せしめる。即ち、駆動レバー14の押下回動を介 してラチェット解除片21による押下力を受けたとき、逆転防止爪片24をラチ ェット歯13aから離脱する方向に回動せしめるように、ラチェット解除凹部2 5が支軸22に対して偏位して構成されている。
【0043】 従って、このようにして逆転防止爪片24をラチェット歯13aから離脱せし めた状態で、前記ベルト27の非荷締ベルト部分27cを強く引っ張れば、フリ ー状態とされたラチェットホイール13と共にリール3が自由に回転するので、 リール3上のベルト巻取り部27dを容易に引き抜くことができる。
【0044】 尚、本考案が図示実施例に限定されないことは勿論である。即ち、前述の例で はバックル44によりベルト27の連結固定を行う構成を説明したが、このよう なベルト固定用のバックル44に代えて、ベルト27の掛け渡された両端部をそ れ以外の手段により連結固定するようにしても良い。例えば、ベルト27を溶融 可能な素材により形成した場合、ベルト27の掛け渡された両端部を溶着するこ とにより連結固定しても良い。
【0045】
【考案の効果】
本考案によれば、ベルト27を荷に掛け渡した状態で荷締機1を用いて締着を 行うに際し、ベルト27を巻取り牽引するリール3の近傍において、ベルト把持 装置5により荷締ベルト部分27bを把持し、該把持部分において、荷締ベルト 部分27bの締着方向への移動は許すが、弛緩方向への移動は許さないので、荷 締ベルト部分27bの巻取り牽引力による荷締機1の位置ずれ移動を確実に阻止 し、荷締機1を所定位置に固定した状態で強力なベルト締着を可能にするという 効果がある。
【0046】 特に、本考案によれば、ベルト把持装置5を構成するために必要な圧接部30 と鉤部38を、圧接部材28に一体的に設けることにより、可及的に部品点数を 少数とし、装置の低コスト化に寄与できる。
【0047】 また、リリースレバー28aにより圧接部材28をリリース方向に回動せしめ た状態で、ガイド部材29の開放を行わしめる構成であるから、ベルト把持装置 5に対する荷締ベルト部分27bの挿脱作業が容易であり、操作性に優れるとい う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の外観を示す斜視図である。
【図2】本考案の一実施例を一部破断して示す側面図で
ある。
【図3】本考案の一実施例におけるラチェット機構の解
除作用を一部破断して示す側面図である。
【図4】本考案に係るベルト把持装置の一実施例を示
し、(A)は圧接部材を拡大して示す斜視図、(B)は
該把持装置の解除作用を示す縦断側面図、(C)は同解
除作用を示す背面図である。
【図5】ベルト把持装置の一実施例における作用を示す
拡大縦断側面図である。
【図6】本考案の荷締機を使用した荷締方法の一態様を
示す斜視説明図である。
【図7】荷締に付随して使用するバックルの一例を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1 荷締機 4 ラチェット機構 5 ベルト把持装置 8 ハウジング 11 側壁 27 ベルト 27b 荷締ベルト部分 28 圧接部材 28a リリースレバー 29 ガイド部材 30 圧接部 32 支軸 33 バネ 36 切欠部 38 鉤部

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 ラチェット機構により回転されるリール
    によりベルトを巻取り締着する荷締機において、前記リ
    ールに至る前の荷締ベルト部分を保持するベルト把持装
    置を備え、 前記ベルト把持装置は、荷締機に一体的に設けられ且つ
    荷締ベルト部分の挿通路を形成した下部開口のハウジン
    グと、該ハウジング内で荷締ベルト部分を下方より支承
    するガイド部材と、前記荷締ベルト部分を上方から前記
    ガイド部材に向けて押圧する圧接部材とを備え、 前記圧接部材は、ハウジング内でベルト上面に接する圧
    接部とハウジング外に延設されたリリースレバーとを一
    体的に備えると共に、該圧接部をベルト上面に対して進
    退せしめるように該圧接部材をハウジングに回動自在に
    軸支する支軸を備え、 前記支軸は、荷締ベルト部分の締着方向の移動に追従し
    て圧接部材が回動したとき前記圧接部をベルト上面から
    後退せしめる一方、荷締機と荷締ベルト部分が相対的に
    ベルト弛緩方向に移動するとき、該移動に追従して圧接
    部をベルト上面に向けて前進する方向に圧接部材を回動
    せしめるように、圧接部材の偏心軸を構成して成り、 前記ガイド部材は、一端をハウジングの一方の側壁に揺
    動自在に支持されると共に、他端部をハウジングの他方
    の側壁の下方より切欠形成された切欠部に挿脱自在に挿
    入され、該切欠部に進入した状態で鉤部により下方から
    係止される被係止部を備えて成り、 前記鉤部は、圧接部材に一体的に設けられ、該圧接部材
    の回動に伴い該鉤部を切欠部に対して進退せしめ前記被
    係止部を係脱する係脱機構を構成して成ることを特徴と
    する荷締機におけるベルト把持機構。
JP5828391U 1991-06-28 1991-06-28 荷締機におけるベルト把持機構 Expired - Lifetime JPH0718532Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5828391U JPH0718532Y2 (ja) 1991-06-28 1991-06-28 荷締機におけるベルト把持機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5828391U JPH0718532Y2 (ja) 1991-06-28 1991-06-28 荷締機におけるベルト把持機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH052872U true JPH052872U (ja) 1993-01-19
JPH0718532Y2 JPH0718532Y2 (ja) 1995-05-01

Family

ID=13079866

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5828391U Expired - Lifetime JPH0718532Y2 (ja) 1991-06-28 1991-06-28 荷締機におけるベルト把持機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0718532Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06345025A (ja) * 1993-06-11 1994-12-20 Sutaatengu Kogyo Kk 荷締機
JPH06345026A (ja) * 1993-06-11 1994-12-20 Sutaatengu Kogyo Kk ベルト収納装置付荷締機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06345025A (ja) * 1993-06-11 1994-12-20 Sutaatengu Kogyo Kk 荷締機
JPH06345026A (ja) * 1993-06-11 1994-12-20 Sutaatengu Kogyo Kk ベルト収納装置付荷締機

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0718532Y2 (ja) 1995-05-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20010045548A1 (en) Ratchet and cam buckle tensioning assembly and method for using same
CN1067028C (zh) 具有用于接纳、卡住和松释钢带的机构的捆扎工具
CN105611857B (zh) 条带和手柄组件
JPH0718532Y2 (ja) 荷締機におけるベルト把持機構
JP4040883B2 (ja) ベルト締具
FR2550694A1 (fr) Tendeur de sangle avec verrou
JPH052871U (ja) 荷締機におけるベルト把持装置
JPH052873U (ja) 荷締ベルト用バツクル
CN219807005U (zh) 闭合式锁扣钢带打捆机
US3364529A (en) Rope lock clamp
KR200226124Y1 (ko) 화물 묶음용 끈 조임장치
JPH04130169U (ja) 荷締機におけるラチエツト解除装置
JP4627770B2 (ja) ベルト締具
JPH04130171U (ja) 荷締機におけるベルト弛緩防止装置
JPH04130170U (ja) 荷締機
EP0771968A1 (en) Hand rope tightener
JPH1015092A (ja) 高所作業用安全器具
JP2012117616A (ja) ベルト荷締装置
JPH0810316Y2 (ja) 親綱の緊張装置
JP2003311632A (ja) 挟持ロック機構付きプライヤー
JPH078647U (ja) 巻取り装置付きベルト締付具
JP5688949B2 (ja) ベルト荷締装置
JPS6339773A (ja) ロ−プの緊張架設方法
JPH0653846U (ja) 荷締機
JPH078648U (ja) 巻取り装置付きベルト締付具