JPH05287676A - 繊維製品の帯電防止方法 - Google Patents
繊維製品の帯電防止方法Info
- Publication number
- JPH05287676A JPH05287676A JP8697292A JP8697292A JPH05287676A JP H05287676 A JPH05287676 A JP H05287676A JP 8697292 A JP8697292 A JP 8697292A JP 8697292 A JP8697292 A JP 8697292A JP H05287676 A JPH05287676 A JP H05287676A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antistatic
- surfactant
- discharge
- present
- textile product
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、耐久性に優れ、撥水剤と併用しても
高度な帯電防止性を発揮し、風合いの変化が極めて小さ
く、しかも堅牢度の低下のない帯電防止方法を提供せん
とするものである。 【構成】本発明の繊維製品の帯電防止方法は、合成繊維
構造物を低温プラズマ処理した後、グアニジン誘導体
と、ノニオン界面活性剤および両性界面活性剤から選ば
れた少なくとも1種の界面活性剤との混合物を付与する
ことを特徴とするものである。
高度な帯電防止性を発揮し、風合いの変化が極めて小さ
く、しかも堅牢度の低下のない帯電防止方法を提供せん
とするものである。 【構成】本発明の繊維製品の帯電防止方法は、合成繊維
構造物を低温プラズマ処理した後、グアニジン誘導体
と、ノニオン界面活性剤および両性界面活性剤から選ば
れた少なくとも1種の界面活性剤との混合物を付与する
ことを特徴とするものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐久性に優れた繊維製
品の帯電防止方法に関する。
品の帯電防止方法に関する。
【0002】
【従来技術】合成繊維は、その優れた物理的性質によ
り、衣料用、産業用に広範に使用されている。しかし合
成繊維は疎水性繊維であるため帯電防止性能に劣るとい
う欠点を有する。そのため繊維製品の縫製時に静電気に
よる電撃を生じたり、あるいは衣服の着用時に体にまと
わりついたり、脱着時にバチバチという放電現象が生じ
るなどの不快感を与える。かかる欠点を改善するため、
カチオン系、アニオン系、ノニオン系および両性界面活
性剤からなる処理剤や親水性高分子界面活性剤が広く利
用されているが、洗濯などでの耐久性が不十分だった
り、低湿度での効果が不十分だったり、堅牢度を低下さ
せたり、また、フッ素系やシリコーン系撥水剤と併用し
たとき制電性能が不十分だったり、撥水性能を低下させ
たり、あるいは風合いがぬめったり、粗硬化したりする
など様々な問題を有しているのが現状である。
り、衣料用、産業用に広範に使用されている。しかし合
成繊維は疎水性繊維であるため帯電防止性能に劣るとい
う欠点を有する。そのため繊維製品の縫製時に静電気に
よる電撃を生じたり、あるいは衣服の着用時に体にまと
わりついたり、脱着時にバチバチという放電現象が生じ
るなどの不快感を与える。かかる欠点を改善するため、
カチオン系、アニオン系、ノニオン系および両性界面活
性剤からなる処理剤や親水性高分子界面活性剤が広く利
用されているが、洗濯などでの耐久性が不十分だった
り、低湿度での効果が不十分だったり、堅牢度を低下さ
せたり、また、フッ素系やシリコーン系撥水剤と併用し
たとき制電性能が不十分だったり、撥水性能を低下させ
たり、あるいは風合いがぬめったり、粗硬化したりする
など様々な問題を有しているのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、耐久性に優
れ、撥水剤と併用しても高度な帯電防止性を発揮し、風
合いの変化が極めて小さく、しかも堅牢度の低下のない
帯電防止方法を提供せんとするものである。
れ、撥水剤と併用しても高度な帯電防止性を発揮し、風
合いの変化が極めて小さく、しかも堅牢度の低下のない
帯電防止方法を提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる課題を
解決するため、次の構成を有する。
解決するため、次の構成を有する。
【0005】すなわち、本発明の繊維製品の帯電防止方
法は、合成繊維構造物を低温プラズマ処理した後、グア
ニジン誘導体と、ノニオン界面活性剤および両性界面活
性剤から選ばれた少なくとも1種の界面活性剤との混合
物を付与することを特徴とするものである。
法は、合成繊維構造物を低温プラズマ処理した後、グア
ニジン誘導体と、ノニオン界面活性剤および両性界面活
性剤から選ばれた少なくとも1種の界面活性剤との混合
物を付与することを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明は、繊維製品の風合いおよび堅牢度を損
なうことなく、洗濯などによる耐久性に優れ、しかもフ
ッ素系やシリコーン系撥水剤と併用しても優れた性能を
持つ帯電防止処理方法について鋭意検討した結果、被処
理繊維製品に低温プラズマ処理を施した後、グアニジン
誘導体と、ノニオン界面活性剤および両性界面活性剤の
いずれか一方または両方を混合したものを含む処理剤で
処理すれば、上述の目的が達成されることを究明して完
成されたものである。
なうことなく、洗濯などによる耐久性に優れ、しかもフ
ッ素系やシリコーン系撥水剤と併用しても優れた性能を
持つ帯電防止処理方法について鋭意検討した結果、被処
理繊維製品に低温プラズマ処理を施した後、グアニジン
誘導体と、ノニオン界面活性剤および両性界面活性剤の
いずれか一方または両方を混合したものを含む処理剤で
処理すれば、上述の目的が達成されることを究明して完
成されたものである。
【0007】本発明の繊維製品としては、ポリエステ
ル、ナイロン、ポリエステルエーテル、ポリアクリロニ
トリル、ポリオレフィンなどの合成繊維、トリアセテー
ト、ジアセテートなどの半合成繊維、およびかかる繊維
と木綿、羊毛、絹などの天然繊維を混紡した繊維からな
る編織物、不織布、フェルト、紐(ロープ)、糸などが
あげられる。
ル、ナイロン、ポリエステルエーテル、ポリアクリロニ
トリル、ポリオレフィンなどの合成繊維、トリアセテー
ト、ジアセテートなどの半合成繊維、およびかかる繊維
と木綿、羊毛、絹などの天然繊維を混紡した繊維からな
る編織物、不織布、フェルト、紐(ロープ)、糸などが
あげられる。
【0008】本発明のプラズマ処理は、特定のガスを封
入した減圧容器内で、高電圧を印加することにより発生
するものであり、かかる放電は、火花放電、コロナ放電
放電、グロー放電など種々の形態のものがあるが、放電
が均一で活性化作用に優れたグロー放電が特に好まし
い。
入した減圧容器内で、高電圧を印加することにより発生
するものであり、かかる放電は、火花放電、コロナ放電
放電、グロー放電など種々の形態のものがあるが、放電
が均一で活性化作用に優れたグロー放電が特に好まし
い。
【0009】放電周波数は、高周波、低周波、マイクロ
波を用いることができ、また直流も用いることができ
る。
波を用いることができ、また直流も用いることができ
る。
【0010】上述の特定のガス(雰囲気ガス)として
は、非重合性(不活性)ガスが好ましく、例えばAr、
Air、He、CO、炭酸ガス、酸素、水素、水蒸気、
アンモニアなどが例示され、これらを単独あるいは二種
以上を混合して用いることができる。エチレンモノマ
ー、パーフロロプロピレンモノマーなどの重合性ガス
は、本発明の目的を阻害しない範囲で使用しても差し支
えない。
は、非重合性(不活性)ガスが好ましく、例えばAr、
Air、He、CO、炭酸ガス、酸素、水素、水蒸気、
アンモニアなどが例示され、これらを単独あるいは二種
以上を混合して用いることができる。エチレンモノマ
ー、パーフロロプロピレンモノマーなどの重合性ガス
は、本発明の目的を阻害しない範囲で使用しても差し支
えない。
【0011】プラズマ処理の真空度は、好ましくは0.
01〜10Torr、さらに好ましくは0.05〜3Torr、
特に好ましくは0.1〜2Torrである。0.01Torrよ
り低いと繊維表面を活性化するためのエネルギー粒子の
数が少ないので反応に長時間を要する場合があり、10
Torrを越えると放電が不安定になったり、エネルギー粒
子の平均自由工程距離が長くなるので反応効率が低下す
る場合がある。
01〜10Torr、さらに好ましくは0.05〜3Torr、
特に好ましくは0.1〜2Torrである。0.01Torrよ
り低いと繊維表面を活性化するためのエネルギー粒子の
数が少ないので反応に長時間を要する場合があり、10
Torrを越えると放電が不安定になったり、エネルギー粒
子の平均自由工程距離が長くなるので反応効率が低下す
る場合がある。
【0012】低温プラズマの放電電力は、0.4〜16
W/cm2 (放電電極の面積)であり、0.4W/cm2 より低
いと反応に長時間かかるし、16W/cm2 を越えると放電
が不安定になる。
W/cm2 (放電電極の面積)であり、0.4W/cm2 より低
いと反応に長時間かかるし、16W/cm2 を越えると放電
が不安定になる。
【0013】かかるプラズマ処理装置としては、真空容
器内に電極を設置する内部電極方式、電極を真空容器の
外側に設置する外部電極方式があるが、どちらの方式で
も本発明に使用することができる。
器内に電極を設置する内部電極方式、電極を真空容器の
外側に設置する外部電極方式があるが、どちらの方式で
も本発明に使用することができる。
【0014】内部電極方式の場合、電極の形状は、平板
状、棒状などを目的に応じて組み合わせて使うことがで
きるが、放電電極としては、金属棒の表面にガラス、セ
ラミック、ゴムのごとき誘電体を被覆したものを使用す
るのが好ましく、アース電極としては、金属、例えばス
テンレス製の板あるいはドラム状のものを使用すること
が、放電の均一性、処理効率の点で好ましい。
状、棒状などを目的に応じて組み合わせて使うことがで
きるが、放電電極としては、金属棒の表面にガラス、セ
ラミック、ゴムのごとき誘電体を被覆したものを使用す
るのが好ましく、アース電極としては、金属、例えばス
テンレス製の板あるいはドラム状のものを使用すること
が、放電の均一性、処理効率の点で好ましい。
【0015】電極間の距離は、好ましくは0.5〜10
mm、さらに好ましくは2〜6cmで設置して用いるのが、
放電に斑がなく、均一な処理ができて良い。電極は必要
に応じて水などで冷却するのが好ましい。また、かかる
低温プラズマ処理時間は、数秒から数分の範囲で行うこ
とができる。
mm、さらに好ましくは2〜6cmで設置して用いるのが、
放電に斑がなく、均一な処理ができて良い。電極は必要
に応じて水などで冷却するのが好ましい。また、かかる
低温プラズマ処理時間は、数秒から数分の範囲で行うこ
とができる。
【0016】本発明のグアニジン誘導体としては、たと
えば、塩酸グアニジン、硝酸グアニジン、酢酸グアニジ
ン、炭酸グアニジンなどを使用することができるが、塩
酸グアニジンが効果の点で好ましい。
えば、塩酸グアニジン、硝酸グアニジン、酢酸グアニジ
ン、炭酸グアニジンなどを使用することができるが、塩
酸グアニジンが効果の点で好ましい。
【0017】本発明でいうノニオン界面活性剤として
は、たとえばポリエチレングリコール型ノニオン界面活
性剤、多価アルコール型ノニオン界面活性剤などを使用
することができ、また、両性界面活性剤としては、たと
えばイミダゾリン型4級塩、アラニン型4級塩、ポリア
ルキルポリアミン系などの両性界面活性剤を使用するこ
とができるが、「新界面活性剤入門」(橋本武彦著 三
洋化成工業社発行)に記載されている、通常の界面活性
剤を使用することができる。
は、たとえばポリエチレングリコール型ノニオン界面活
性剤、多価アルコール型ノニオン界面活性剤などを使用
することができ、また、両性界面活性剤としては、たと
えばイミダゾリン型4級塩、アラニン型4級塩、ポリア
ルキルポリアミン系などの両性界面活性剤を使用するこ
とができるが、「新界面活性剤入門」(橋本武彦著 三
洋化成工業社発行)に記載されている、通常の界面活性
剤を使用することができる。
【0018】本発明は、グアニジン誘導体に、ノニオン
界面活性剤および両性界面活性剤から選ばれた少なくと
も1種の界面活性剤、すなわち、ノニオン界面活性剤ま
たは両性界面活性剤あるいはノニオン界面活性剤と両性
界面活性剤の両方、を混合して使用するが、その混合比
は、重量比でグアニジン誘導体1に対し界面活性剤を好
ましくは0.01〜1.0、さらに好ましくは0.1〜
0.8、特に好ましくは0.2〜0.6の割合で混合し
たものがよい。界面活性剤が0.01より少ないと帯電
防止性能が不十分になり、1を越えると耐久性が低下し
やすくなったり染色物の堅牢度が低下することがある。
かかる混合物に本発明の目的を阻害しない範囲内でアニ
オンあるいはカチオン界面活性剤、防錆剤、ワックスな
どの風合い調整剤を配合することができる。また、かか
る混合物は、水あるいは溶剤に希釈して用いることがで
きる。
界面活性剤および両性界面活性剤から選ばれた少なくと
も1種の界面活性剤、すなわち、ノニオン界面活性剤ま
たは両性界面活性剤あるいはノニオン界面活性剤と両性
界面活性剤の両方、を混合して使用するが、その混合比
は、重量比でグアニジン誘導体1に対し界面活性剤を好
ましくは0.01〜1.0、さらに好ましくは0.1〜
0.8、特に好ましくは0.2〜0.6の割合で混合し
たものがよい。界面活性剤が0.01より少ないと帯電
防止性能が不十分になり、1を越えると耐久性が低下し
やすくなったり染色物の堅牢度が低下することがある。
かかる混合物に本発明の目的を阻害しない範囲内でアニ
オンあるいはカチオン界面活性剤、防錆剤、ワックスな
どの風合い調整剤を配合することができる。また、かか
る混合物は、水あるいは溶剤に希釈して用いることがで
きる。
【0019】かかる混合物を、低温プラズマ処理により
繊維の表面が活性化されている繊維製品に付与すると、
繊維表面に均一な樹脂層を形成し、繊維表面との密着
(固着)性が向上し、優れた初期性能と耐久性能を発揮
する。かかる混合物(帯電防止剤)にコロイダルシリカ
を混合すると耐久性がさらに向上する。
繊維の表面が活性化されている繊維製品に付与すると、
繊維表面に均一な樹脂層を形成し、繊維表面との密着
(固着)性が向上し、優れた初期性能と耐久性能を発揮
する。かかる混合物(帯電防止剤)にコロイダルシリカ
を混合すると耐久性がさらに向上する。
【0020】ここでいうコロイダルシリカとは、好まし
くは0.5〜100 mμ好ましくは10〜50 mμの粒
子径で水中に均一に分散しているものが、使用に際して
好都合であり、帯電防止剤への混合量は、重量比でグア
ニジン誘導体1に対し、好ましくは0.1〜2、さらに
好ましくは0.3〜1である。コロイダルシリカは、帯
電防止効果の向上と共に風合い、目ずれなどの低下を防
止するのに有効に作用する。
くは0.5〜100 mμ好ましくは10〜50 mμの粒
子径で水中に均一に分散しているものが、使用に際して
好都合であり、帯電防止剤への混合量は、重量比でグア
ニジン誘導体1に対し、好ましくは0.1〜2、さらに
好ましくは0.3〜1である。コロイダルシリカは、帯
電防止効果の向上と共に風合い、目ずれなどの低下を防
止するのに有効に作用する。
【0021】また、上述の混合物に、フッ素撥水剤およ
びまたはシリコーン系撥水剤を混合して使用すると、撥
水性能を低下させることなく優れた制電性能を発揮させ
ることができる。
びまたはシリコーン系撥水剤を混合して使用すると、撥
水性能を低下させることなく優れた制電性能を発揮させ
ることができる。
【0022】上述混合物(帯電防止剤)の繊維製品への
付与方法は、特に限定されるものではなく、パッディン
グ法、スプレー法、浸漬法などを採用することができ
る。
付与方法は、特に限定されるものではなく、パッディン
グ法、スプレー法、浸漬法などを採用することができ
る。
【0023】かかる混合物の付与量は、繊維製品の繊維
重量に対し固形分で0.01〜4%好ましくは0.1〜
1%である。
重量に対し固形分で0.01〜4%好ましくは0.1〜
1%である。
【0024】かかる混合物は、低温プラズマ処理した繊
維表面に有効に作用するので、少量の付与で高い改質性
能が得られるので染色物の堅牢度を低下させることがな
いという利点を有する。
維表面に有効に作用するので、少量の付与で高い改質性
能が得られるので染色物の堅牢度を低下させることがな
いという利点を有する。
【0025】
【実施例】以下、実施例により、詳細に説明するが、本
発明はこれらに限定されるものではない。
発明はこれらに限定されるものではない。
【0026】なお、実施例、比較例に示す性能評価は次
の方法で実施した。
の方法で実施した。
【0027】(制電性)JIS L 1094に基づき
温度20℃、湿度30%RHの条件で摩擦帯電圧を測定
した。
温度20℃、湿度30%RHの条件で摩擦帯電圧を測定
した。
【0028】(撥水性)JIS L 1094に基づい
てスプレー法で測定した。
てスプレー法で測定した。
【0029】(摩擦堅牢度)JIS L 0849に基
づいて乾燥時と湿潤時の汚染の程度を測定した。
づいて乾燥時と湿潤時の汚染の程度を測定した。
【0030】(耐久性評価用洗濯条件)自動反転渦巻き
電気洗濯機(東芝社製VH1150型)に40±2℃の
0.2%弱アルカリ性合成洗剤(JIS K 337に
規定される)液を入れ、浴比1:50で、強条件で10
分洗濯し、次いで排水し、水洗5分をする工程を1回と
して、これを10回繰り返した後風乾した。
電気洗濯機(東芝社製VH1150型)に40±2℃の
0.2%弱アルカリ性合成洗剤(JIS K 337に
規定される)液を入れ、浴比1:50で、強条件で10
分洗濯し、次いで排水し、水洗5分をする工程を1回と
して、これを10回繰り返した後風乾した。
【0031】実施例1〜3、比較例1〜8 ポリエステル加工糸(東レ社製)からなるトロピカル織
物(縦糸、緯糸とも100D−24Fを2本引き揃え)
を常法により精練、セットした。
物(縦糸、緯糸とも100D−24Fを2本引き揃え)
を常法により精練、セットした。
【0032】該織物を次に示す条件でプラズマ処理し、
次いで樹脂加工を行い、性能を評価し、その結果を表1
に示す。
次いで樹脂加工を行い、性能を評価し、その結果を表1
に示す。
【0033】(プラズマ処理) 装置:内部電極方式 放電周波数:350KHz 放電電圧:10W/cm2 ガス種および流量:空気 200ml/分 真空度:0.8Torr 処理時間:60秒 (樹脂加工) (イ)塩酸グアニジン 5 g/l ポリエチレングリコール1000(ノニオン) 1 g/l (ロ)塩酸グアニジン 5 g/l 両性界面活性剤 1 g/l
【化1】 (ハ)塩酸グアニジン 5 g/l (イ)のノニオン 0.6 g/l (ロ)の両性 0.4 g/l (ニ)塩酸グアニジン 5 g/l アニオン界面活性剤 1 g/l
【化2】 (ホ)塩酸グアニジン 5 g/l カチオン界面活性剤 1 g/l
【化3】 (ヘ)塩酸グアニジン 10 g/l (ト)ポリエチレングリコール1000 10 g/l (チ)ミユーロンAS107 (カチオン) 20 g/l (リ)ミユーロンAC (アニオン) 20 g/l (ヌ)ミユーロンAS230 (ノニオン) 20 g/l ここで(チ)、(リ)、(ヌ)はミヨシ油脂社製帯電防
止剤である。
止剤である。
【0034】
【表1】 表1から本発明による帯電防止処理は、優れた耐久性を
有することが分かる。 実施例4〜12、比較例9〜15 ポリエステル加工糸(東レ社製)からなる平織物(縦
糸、緯糸とも100D−24F)を常法により精練、セ
ットし、次いでダイアニックス ブラックBG−FS
(三菱化成社製)12%owfの濃度で浴比1:30、
温度130℃、時間60分の染色を行いしかるのち常法
により還元洗浄、水洗、セットして黒色織物を得た(縦
密度100本/インチ、緯密度85本/インチ)。
有することが分かる。 実施例4〜12、比較例9〜15 ポリエステル加工糸(東レ社製)からなる平織物(縦
糸、緯糸とも100D−24F)を常法により精練、セ
ットし、次いでダイアニックス ブラックBG−FS
(三菱化成社製)12%owfの濃度で浴比1:30、
温度130℃、時間60分の染色を行いしかるのち常法
により還元洗浄、水洗、セットして黒色織物を得た(縦
密度100本/インチ、緯密度85本/インチ)。
【0035】該織物を次の条件で処理し性能を評価した
結果を表2にまとめた。
結果を表2にまとめた。
【0036】(プラズマ処理) 装置:内部電極方式 放電周波数:30KHz 放電電力:8W/cm2 ガス種および流量:窒素 100ml/分 真空度:0.6Torr 処理時間:30秒 (帯電防止加工樹脂) (A)塩酸グアニジン 4〜10g/l (B)ポリエチレングリコール平均分子量1000 0.04〜12g/l (C)スノーテックO 10g/l (コロイダルシリカ:40〜50 mμ:日産化学社製) (A)、(B)、(C)を配合した樹脂水溶液を作成
し、織物を浸漬した後、マングルで絞り、ピックアップ
を90%とした後130℃の温度で乾燥した。
し、織物を浸漬した後、マングルで絞り、ピックアップ
を90%とした後130℃の温度で乾燥した。
【0037】
【表2】 表2から本発明のものは、少量の樹脂量で優れた帯電防
止性能を発揮できるので、堅牢度の低下のない処理がで
きることが分かる。
止性能を発揮できるので、堅牢度の低下のない処理がで
きることが分かる。
【0038】実施例13、比較例16 ポリエステル加工糸(東レ社製)からなるカシドス織物
(縦糸75D−24Fの2本引き揃え、緯糸100D−
24Fの2本引き揃え)を常法により精練、セットし、
ダイアニックス・ネイビーブルー・ER−FS(三菱化
成社製)4%owf の濃度で、浴比1:30、温度135
℃、時間45分の染色を行い、しかるのち常法により還
元洗浄、水洗、セットして青色織物を得た。
(縦糸75D−24Fの2本引き揃え、緯糸100D−
24Fの2本引き揃え)を常法により精練、セットし、
ダイアニックス・ネイビーブルー・ER−FS(三菱化
成社製)4%owf の濃度で、浴比1:30、温度135
℃、時間45分の染色を行い、しかるのち常法により還
元洗浄、水洗、セットして青色織物を得た。
【0039】該織物を以下の処理を行い性能を評価した
結果を表3にまとめた。
結果を表3にまとめた。
【0040】(プラズマ処理) 装置:内部電極方式 放電周波数:110KHz 放電電圧:12W/cm2 ガス種および流量:Ar 200ml/分 真空度:0.4Torr 処理時間:60秒 (樹脂加工) パラガード803 40g/l (フッ素系撥水剤 大原パラジュウム社製) 塩酸グアニジン 5g/l ポリエチレングリコール600 2g/l 該樹脂液をパッド・ニップしてピックアップを100%
にした後120℃で乾燥し、180℃で熱処理した。
にした後120℃で乾燥し、180℃で熱処理した。
【0041】
【表3】 本発明によるものは、撥水性能を低下させること無く、
優れた制電性能を持つものであった。
優れた制電性能を持つものであった。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、堅牢度、撥水性などの
機能を低下させる事なく、耐久性に優れた帯電防止処理
方法を提供し得る。
機能を低下させる事なく、耐久性に優れた帯電防止処理
方法を提供し得る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D06M 15/643 7199−3B D06M 11/12 15/643
Claims (5)
- 【請求項1】 合成繊維構造物を低温プラズマ処理した
後、グアニジン誘導体と、ノニオン界面活性剤および両
性界面活性剤から選ばれた少なくとも1種の界面活性剤
との混合物を付与することを特徴とする繊維製品の帯電
防止方法。 - 【請求項2】 グアニジン誘導体と界面活性剤の混合比
が、重量比でグアニジン誘導体1に対し界面活性剤が
0.01〜1.0である請求項1の繊維製品の帯電防止
方法。 - 【請求項3】 混合物が、コロイダルシリカを含有する
請求項1の繊維製品の帯電防止方法。 - 【請求項4】 混合物が、フッ素系撥水剤およびシリコ
ーン系撥水剤から選ばれた少なくとも1種を含有する請
求項1の繊維製品の帯電防止方法。 - 【請求項5】 低温プラズマ処理が、放電電力0.4〜
16 W/cm2 (放電電極の面積)の範囲で行なうもので
ある請求項1の繊維製品の帯電防止方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8697292A JPH05287676A (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | 繊維製品の帯電防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8697292A JPH05287676A (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | 繊維製品の帯電防止方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05287676A true JPH05287676A (ja) | 1993-11-02 |
Family
ID=13901793
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8697292A Pending JPH05287676A (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | 繊維製品の帯電防止方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05287676A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001146684A (ja) * | 1999-11-24 | 2001-05-29 | Takemoto Oil & Fat Co Ltd | 合成繊維用処理剤及び合成繊維の処理方法 |
| SG118406A1 (en) * | 2004-06-29 | 2006-01-27 | Beaunix Co Ltd | Slipper having low frequency generator |
| JP2010163725A (ja) * | 2009-01-19 | 2010-07-29 | Teijin Nestex Ltd | 撥水性布帛およびその製造方法および繊維製品 |
| CN101914852A (zh) * | 2010-08-20 | 2010-12-15 | 山东理工大学 | 高吸湿吸水腈纶的制造方法 |
| JP2014148775A (ja) * | 2013-02-04 | 2014-08-21 | Asahi Kasei Fibers Corp | 耐久撥水性ポリエステル繊維布帛及びその製造方法 |
| JP2014152401A (ja) * | 2013-02-04 | 2014-08-25 | Asahi Kasei Fibers Corp | 耐久制電撥水性ポリエステル繊維布帛及びその製造方法 |
| CN111763312A (zh) * | 2019-03-31 | 2020-10-13 | 江苏海云花新材料有限公司 | 一种阳离子抗静电剂的制备方法 |
-
1992
- 1992-04-08 JP JP8697292A patent/JPH05287676A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001146684A (ja) * | 1999-11-24 | 2001-05-29 | Takemoto Oil & Fat Co Ltd | 合成繊維用処理剤及び合成繊維の処理方法 |
| SG118406A1 (en) * | 2004-06-29 | 2006-01-27 | Beaunix Co Ltd | Slipper having low frequency generator |
| JP2010163725A (ja) * | 2009-01-19 | 2010-07-29 | Teijin Nestex Ltd | 撥水性布帛およびその製造方法および繊維製品 |
| CN101914852A (zh) * | 2010-08-20 | 2010-12-15 | 山东理工大学 | 高吸湿吸水腈纶的制造方法 |
| JP2014148775A (ja) * | 2013-02-04 | 2014-08-21 | Asahi Kasei Fibers Corp | 耐久撥水性ポリエステル繊維布帛及びその製造方法 |
| JP2014152401A (ja) * | 2013-02-04 | 2014-08-25 | Asahi Kasei Fibers Corp | 耐久制電撥水性ポリエステル繊維布帛及びその製造方法 |
| CN111763312A (zh) * | 2019-03-31 | 2020-10-13 | 江苏海云花新材料有限公司 | 一种阳离子抗静电剂的制备方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH05287676A (ja) | 繊維製品の帯電防止方法 | |
| JP2013072165A (ja) | 防汚性布帛およびその製造方法 | |
| JP2905311B2 (ja) | 獣毛繊維製品の防縮加工方法 | |
| JPH08188969A (ja) | 獣毛系繊維布帛の加工方法 | |
| JP2019019433A (ja) | ポリエステル系繊維布帛 | |
| JPS60173166A (ja) | ポリアミド織物 | |
| JPH10325078A (ja) | 耐久制電撥水性繊維布帛の製造方法 | |
| JP3133227B2 (ja) | 制電耐久性の改善された撥水性ポリエステル繊維布帛及びその製造方法 | |
| JPH11302980A (ja) | 制電撥水性ポリエステルマイクロファイバー布帛 | |
| JP2645246B2 (ja) | 獣毛繊維製品の防縮加工方法 | |
| JPH0559669A (ja) | 防汚撥水性布帛の製造方法 | |
| JP2553038B2 (ja) | 繊維構造物の発色性改善方法 | |
| JPS6197478A (ja) | 繊維の処理方法 | |
| JPH0730513B2 (ja) | 油汚れ防止性繊維構造物およびその製造法 | |
| JPH1136176A (ja) | 制電撥水性布帛及びその製造方法 | |
| JP2851366B2 (ja) | 耐久性に優れた撥水性ポリエステル繊維の製造方法 | |
| JP2000080568A (ja) | ナイロン系繊維布帛の制電撥水加工方法 | |
| JPS6364555B2 (ja) | ||
| JP2834601B2 (ja) | 耐久性に優れた撥水性ポリエステル繊維の製造方法 | |
| JP3079766B2 (ja) | 撥水性、深色性繊維構造物の製造法 | |
| JPS6036512B2 (ja) | 撥水加工方法 | |
| KR850001239B1 (ko) | 폴리에스터 섬유 제품의 대전방지 가공법 | |
| KR950012689B1 (ko) | 방오성 폴리에스테르 직물의 제조방법 | |
| JPS6045683A (ja) | 撥水加工方法 | |
| JP2002088646A (ja) | 繊維構造物 |