JPH0559669A - 防汚撥水性布帛の製造方法 - Google Patents
防汚撥水性布帛の製造方法Info
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- JPH0559669A JPH0559669A JP24236691A JP24236691A JPH0559669A JP H0559669 A JPH0559669 A JP H0559669A JP 24236691 A JP24236691 A JP 24236691A JP 24236691 A JP24236691 A JP 24236691A JP H0559669 A JPH0559669 A JP H0559669A
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- Japan
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- fabric
- water
- treated
- blocked isocyanate
- water repellent
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- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 撥水撥油性とともに、特に洗濯耐久性の良好
な防汚性能を付与した布帛を、1工程で、しかもマイグ
レーションを防止し均一な処理をなし得る製造方法の提
供にある。 【構成】 繊維布帛を親水基を有するポリフルオロアル
キル基含有のフッ素系加工剤、ブロックドイソシアネー
ト化合物からなる架橋剤を含む配合液で処理し、遠赤外
線にて処理することを特徴とする耐久性のある防汚性能
の優れた撥水撥油性布帛の製造方法。
な防汚性能を付与した布帛を、1工程で、しかもマイグ
レーションを防止し均一な処理をなし得る製造方法の提
供にある。 【構成】 繊維布帛を親水基を有するポリフルオロアル
キル基含有のフッ素系加工剤、ブロックドイソシアネー
ト化合物からなる架橋剤を含む配合液で処理し、遠赤外
線にて処理することを特徴とする耐久性のある防汚性能
の優れた撥水撥油性布帛の製造方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐久性のある防汚性能
と共に優れた撥水撥油性を有する布帛の製造方法に係
り、更に詳しくは、親水性基含有フッ素系撥水剤とイソ
シアネート系架橋剤とを含む配合剤で処理した防汚撥水
性布帛の製造方法に関する。
と共に優れた撥水撥油性を有する布帛の製造方法に係
り、更に詳しくは、親水性基含有フッ素系撥水剤とイソ
シアネート系架橋剤とを含む配合剤で処理した防汚撥水
性布帛の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ユニホームやワーキングウェア等
は、撥水、撥油性のほかに、汚れのおちやすい防汚性能
(SR性能)が要求され、特にポリエステル等の合成繊
維素材が使用される場合はSR性能の要求が強い。
は、撥水、撥油性のほかに、汚れのおちやすい防汚性能
(SR性能)が要求され、特にポリエステル等の合成繊
維素材が使用される場合はSR性能の要求が強い。
【0003】フッ素系SR剤による繊維処理方法は、ス
コッチガード加工(特公昭52―43955号公報)が
有名であるが、一旦、布帛表面に付着した汚れが除去し
にくいことが欠点となっている。
コッチガード加工(特公昭52―43955号公報)が
有名であるが、一旦、布帛表面に付着した汚れが除去し
にくいことが欠点となっている。
【0004】一般に、油汚れの落ちやすさは、繊維表面
の親水性を増やすことによって得られる。そのために、
撥水性処理に先だって、低温プラズマ処理や親水性有機
化合物で布帛に親水化の前処理をする2工程の撥水性布
帛製造方法も提案されている(特開昭64―6178号
公報)。
の親水性を増やすことによって得られる。そのために、
撥水性処理に先だって、低温プラズマ処理や親水性有機
化合物で布帛に親水化の前処理をする2工程の撥水性布
帛製造方法も提案されている(特開昭64―6178号
公報)。
【0005】一方、耐久性の改良された撥水撥油剤とし
ては、特公昭64―11239号公報が公知であるが、
これはブロックドイソシアネートに活性水素基を反応さ
せるものであり、親水性の機能を付与するものではな
い。
ては、特公昭64―11239号公報が公知であるが、
これはブロックドイソシアネートに活性水素基を反応さ
せるものであり、親水性の機能を付与するものではな
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の事情に鑑み、本
発明は、撥水撥油性とともに、特に洗濯耐久性の良好な
SR性能を付与した布帛を、1工程で、しかもマイグレ
ーションを防止し均一な処理をなし得る製造方法の提供
を目的とするものである。
発明は、撥水撥油性とともに、特に洗濯耐久性の良好な
SR性能を付与した布帛を、1工程で、しかもマイグレ
ーションを防止し均一な処理をなし得る製造方法の提供
を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、繊維布帛を親水基を有するポリフルオロ
アルキル基含有のフッ素系撥水剤、ブロックドイソシア
ネート系化合物からなる架橋剤を含む配合液で処理し、
次いで遠赤外線にて処理することを特徴とする防汚撥水
性布帛の製造方法である。
成するために、繊維布帛を親水基を有するポリフルオロ
アルキル基含有のフッ素系撥水剤、ブロックドイソシア
ネート系化合物からなる架橋剤を含む配合液で処理し、
次いで遠赤外線にて処理することを特徴とする防汚撥水
性布帛の製造方法である。
【0008】
【作用】本発明に使用される布帛は、主としてポリエス
テルをはじめとする合成繊維ないし天然繊維との混用品
であり、ユニホームやワーキングウェア等に供されるも
のであるため、撥水撥油性が要望されるとともに、油汚
れを落ちやすくするために親水性を付与させる必要もあ
る。本発明は、そのために親水基を有するポリフルオロ
アルキル基含有のフッ素系加工剤を使用する。
テルをはじめとする合成繊維ないし天然繊維との混用品
であり、ユニホームやワーキングウェア等に供されるも
のであるため、撥水撥油性が要望されるとともに、油汚
れを落ちやすくするために親水性を付与させる必要もあ
る。本発明は、そのために親水基を有するポリフルオロ
アルキル基含有のフッ素系加工剤を使用する。
【0009】また、従来技術は、特に洗濯の繰り返しに
よる汚れ除去性や再汚染性のSR耐久性能の点で、満足
すべきものが見当らなかった。本発明は、そのためにブ
ロックドイソシアネート系化合物からなる架橋剤を加え
て1工程で処理し、キュアリング処理を行うようにし
た。さらに本発明は、布帛のマイグレーションを防止
し、均一な処理をなし得るよう、遠赤外線処理を乾燥に
利用した。
よる汚れ除去性や再汚染性のSR耐久性能の点で、満足
すべきものが見当らなかった。本発明は、そのためにブ
ロックドイソシアネート系化合物からなる架橋剤を加え
て1工程で処理し、キュアリング処理を行うようにし
た。さらに本発明は、布帛のマイグレーションを防止
し、均一な処理をなし得るよう、遠赤外線処理を乾燥に
利用した。
【0010】このようにして製造された本発明の布帛
は、30回の洗濯の繰り返し後においても、JIS L
―1079のスプレー法による撥水性は70点以上を維
持し、AATCC118―83による撥油性能は従来の
1〜2級に対し3級以上を保ち、また洗濯除去性で評価
したSR性能は、従来の色差(ΔE)2.2〜4.4に
対し2.1にとどまり、さらに洗濯再汚染性で評価した
SR性能は、従来の2.1〜4.7に対し1.5にとど
まる顕著な効果を有するものであった。
は、30回の洗濯の繰り返し後においても、JIS L
―1079のスプレー法による撥水性は70点以上を維
持し、AATCC118―83による撥油性能は従来の
1〜2級に対し3級以上を保ち、また洗濯除去性で評価
したSR性能は、従来の色差(ΔE)2.2〜4.4に
対し2.1にとどまり、さらに洗濯再汚染性で評価した
SR性能は、従来の2.1〜4.7に対し1.5にとど
まる顕著な効果を有するものであった。
【0011】本発明でいう親水基を有するポリフルオロ
アルキル基含有のフッ素系撥水剤としては、ポリオキシ
アルキル基を有する重合可能化合物と親水性基を有する
重合可能化合物との共重合体があげられる。
アルキル基含有のフッ素系撥水剤としては、ポリオキシ
アルキル基を有する重合可能化合物と親水性基を有する
重合可能化合物との共重合体があげられる。
【0012】ポリフルオロアルキル基を有する重合可能
化合物としては、例えば、CF3 (CF2 )7 (C
H2 )2 OCOCH=CH2 ,CF3 (CF2 )4 CH
2 OCOC(CH3 )=CH2,(CF3 )2 CF(C
F2 )6 (CH2 )3 OCOCH=CH2 ,(CF3 )
2 CF(CF2 )3 (CH2)3 OCOCH=CH2 ,
(CF3 )CF(CF2 )10(CH2 )3 OCOCH=
CH2 ,CF3 (CF2 )6 (CH2 )2 OCOC(C
H3 )=CH2 ,(CF3 )2 CF(CF2 )5 (CH
2 )2 OCOCH=CH2 ,CF3 (CF2 )7 SO2
N(C3 H7 )(CH2 )2 OCOC=CH2 ,CF3
(CF2 )7 (CH2 )4 OCOCH=CH2 ,CF3
(CF2 )7 SO2 N(CH3 )(CH2 )2 OCOC
(CH3 )=CH2 ,(CF3 )2 CF(CF2 )6 C
H2CH(OH)CH2 OCOCH=CH2 ,
化合物としては、例えば、CF3 (CF2 )7 (C
H2 )2 OCOCH=CH2 ,CF3 (CF2 )4 CH
2 OCOC(CH3 )=CH2,(CF3 )2 CF(C
F2 )6 (CH2 )3 OCOCH=CH2 ,(CF3 )
2 CF(CF2 )3 (CH2)3 OCOCH=CH2 ,
(CF3 )CF(CF2 )10(CH2 )3 OCOCH=
CH2 ,CF3 (CF2 )6 (CH2 )2 OCOC(C
H3 )=CH2 ,(CF3 )2 CF(CF2 )5 (CH
2 )2 OCOCH=CH2 ,CF3 (CF2 )7 SO2
N(C3 H7 )(CH2 )2 OCOC=CH2 ,CF3
(CF2 )7 (CH2 )4 OCOCH=CH2 ,CF3
(CF2 )7 SO2 N(CH3 )(CH2 )2 OCOC
(CH3 )=CH2 ,(CF3 )2 CF(CF2 )6 C
H2CH(OH)CH2 OCOCH=CH2 ,
【0013】の如き、通常一般式CH2 =C(R3 )C
OO(R4 )mRf(但し、Rfは炭素数3〜20、好
ましくは6〜12の直鎖状又は分岐状のポリフルオロア
ルキル基、R3 は水素原子又はメチル基、R4 は炭素数
1〜10の直鎖状又は分岐状のアルキレン基、mは0又
は1を示す)で表され、具体的には末端にパーフルオロ
アルキル基を含有するアクリル(メタクリル)酸エステ
ル等があげられる。
OO(R4 )mRf(但し、Rfは炭素数3〜20、好
ましくは6〜12の直鎖状又は分岐状のポリフルオロア
ルキル基、R3 は水素原子又はメチル基、R4 は炭素数
1〜10の直鎖状又は分岐状のアルキレン基、mは0又
は1を示す)で表され、具体的には末端にパーフルオロ
アルキル基を含有するアクリル(メタクリル)酸エステ
ル等があげられる。
【0014】また、親水性基を有する重合可能化合物
は、下記一般式で示される。
は、下記一般式で示される。
【0015】
【化2】
【0016】(但し、R5 ,R6 はH又はCH3 、1≦
l+m≦60,l≧0,m≧1を示す。)上記共重合体
において、ポリフルオロアルキル基を有する重合可能化
合物及び親水性基を有する重合可能化合物の他に、その
他の重合可能化合物を更に共重合することもできる。例
えば、塩化ビニル、塩化ビニリデン、N―メチロールア
クリルアマイド、ヒドロキシエチルアクリレート、メチ
ルアクリレート、メチルメタアクリレート、エチルアク
リレート、エチルメタアクリレートなどである。
l+m≦60,l≧0,m≧1を示す。)上記共重合体
において、ポリフルオロアルキル基を有する重合可能化
合物及び親水性基を有する重合可能化合物の他に、その
他の重合可能化合物を更に共重合することもできる。例
えば、塩化ビニル、塩化ビニリデン、N―メチロールア
クリルアマイド、ヒドロキシエチルアクリレート、メチ
ルアクリレート、メチルメタアクリレート、エチルアク
リレート、エチルメタアクリレートなどである。
【0017】また、本発明でいうブロックドイソシアネ
ート系化合物とは、一般にイソシアネート基をオキシム
フェノールカプロラクタム等でブロックし適度の熱処理
によりブロックがはずれフリーのイソシアネートが現れ
るものであればよいが、本発明者等の研究では特に下記
の構造式で表されるものが好適であることがわかった。
ート系化合物とは、一般にイソシアネート基をオキシム
フェノールカプロラクタム等でブロックし適度の熱処理
によりブロックがはずれフリーのイソシアネートが現れ
るものであればよいが、本発明者等の研究では特に下記
の構造式で表されるものが好適であることがわかった。
【0018】
【化3】
【0019】(但し、R1 及びR2 はそれぞれC1 〜4
からなるアルキル基を示す。)上記構造のブロックドイ
ソシアネート系化合物が特に好結果を示す理由について
は、明らかではないが、構造中に適度のアルキル基とベ
ンゼン環とを有しているため疎水性のポリエステル繊維
との親水性に優れ、本発明の必須条件である遠赤外線処
理によるマイグレーション防止に好ましい影響を示すと
考えられる。
からなるアルキル基を示す。)上記構造のブロックドイ
ソシアネート系化合物が特に好結果を示す理由について
は、明らかではないが、構造中に適度のアルキル基とベ
ンゼン環とを有しているため疎水性のポリエステル繊維
との親水性に優れ、本発明の必須条件である遠赤外線処
理によるマイグレーション防止に好ましい影響を示すと
考えられる。
【0020】そして本発明の場合、防汚性能と撥水撥油
性との相反する性能が布帛上で均一に付与される必要が
あり、そのために、遠赤外線の処理が必須である。この
遠赤外線とは、波長域が数μmから数十μmの範囲の電
磁波で、遠赤外線は物体に吸収されると、分子の振動エ
ネルギーに共鳴増幅されて熱エネルギーに変換されるた
め、これを水分乾燥の加熱エネルギーとして利用するも
のである。これは、従来の熱風乾燥のような乾燥不良
や、表面からの乾燥によるマイグレーションの発生が防
止でき、巾方向にわたっても均一な乾燥を行うことがで
きる。なお、本発明においては、従来よりフッ素系撥水
撥油耐久性向上剤として用いられているメラミン樹脂を
適宜併用してもよい。
性との相反する性能が布帛上で均一に付与される必要が
あり、そのために、遠赤外線の処理が必須である。この
遠赤外線とは、波長域が数μmから数十μmの範囲の電
磁波で、遠赤外線は物体に吸収されると、分子の振動エ
ネルギーに共鳴増幅されて熱エネルギーに変換されるた
め、これを水分乾燥の加熱エネルギーとして利用するも
のである。これは、従来の熱風乾燥のような乾燥不良
や、表面からの乾燥によるマイグレーションの発生が防
止でき、巾方向にわたっても均一な乾燥を行うことがで
きる。なお、本発明においては、従来よりフッ素系撥水
撥油耐久性向上剤として用いられているメラミン樹脂を
適宜併用してもよい。
【0021】
【実施例1】以下、本発明を実施例にもとづいて、さら
に詳しく説明する。経糸がポリエステル加工糸100%
の150D/40F/2、緯糸がポリエステル65%、
綿35%の34S/2からなる目付200g/m2 の試
布を下記処理液に浸漬後マングルで絞り(絞り率73
%)、次いで熱量約20,000Kcal/h、表面温
度約400℃の遠赤外線バーナーで10m/minの速
度で処理した。
に詳しく説明する。経糸がポリエステル加工糸100%
の150D/40F/2、緯糸がポリエステル65%、
綿35%の34S/2からなる目付200g/m2 の試
布を下記処理液に浸漬後マングルで絞り(絞り率73
%)、次いで熱量約20,000Kcal/h、表面温
度約400℃の遠赤外線バーナーで10m/minの速
度で処理した。
【0022】次いで120℃で2分間の予備乾燥後17
0℃で2分間キュアリングを行った。 〔処理液〕 SR剤1 10%sol ブロックドイソシアネート化合物1 2% スミテックスレジンM―3(*1) 0.5% スミテックスアクセラレータACX(*2)0.2% (*1:住友化学工業製メラミン樹脂の商品名) (*2:住友化学工業製メラミン樹脂用触媒の商品名)
0℃で2分間キュアリングを行った。 〔処理液〕 SR剤1 10%sol ブロックドイソシアネート化合物1 2% スミテックスレジンM―3(*1) 0.5% スミテックスアクセラレータACX(*2)0.2% (*1:住友化学工業製メラミン樹脂の商品名) (*2:住友化学工業製メラミン樹脂用触媒の商品名)
【0023】なお、SR剤1はCH2 =CHCOC2 H
4 Cn F2n+1(n:平均9)70重量%、CH2 =C
(CH3 )COO(C2 H4 O)9 CH3 15重量%、
CH2 =C(CH3 )COOCH3 10重量%、CH2
=CHCONHCH2 OC4 H9 5重量%からなる共重
合体の水性分散体(固形分濃度20%)である。
4 Cn F2n+1(n:平均9)70重量%、CH2 =C
(CH3 )COO(C2 H4 O)9 CH3 15重量%、
CH2 =C(CH3 )COOCH3 10重量%、CH2
=CHCONHCH2 OC4 H9 5重量%からなる共重
合体の水性分散体(固形分濃度20%)である。
【0024】また、ブロックドイソシアネート化合物1
は下記の構造式からなる化合物の水性分散体(固形分濃
度5%)である。
は下記の構造式からなる化合物の水性分散体(固形分濃
度5%)である。
【0025】
【化4】
【0026】
【比較例1】実施例1の布帛を用い、配合液はSR剤1
を10.0%のみとした。
を10.0%のみとした。
【0027】実施例1の浸漬条件を用いたが遠赤外線の
処理はしなかった。予備乾燥及びキュアリングは実施例
1と同様に実施した。
処理はしなかった。予備乾燥及びキュアリングは実施例
1と同様に実施した。
【0028】
【比較例2】第1工程で布帛に親水化の前処理をし、第
2工程で親水基含有のフッ素系撥水剤で処理した。
2工程で親水基含有のフッ素系撥水剤で処理した。
【0029】
【比較例3】布帛、配合液、浸漬条件、予備乾燥、キュ
アリング処理は実施例1と同様に実施し、遠赤外線の処
理はしなかった。
アリング処理は実施例1と同様に実施し、遠赤外線の処
理はしなかった。
【0030】実施例1と、比較例1〜3の結果は、表1
の通りである。即ち、実施例1は、撥水性及び撥油性の
試験でも比較例1〜3より優れているが、特にSR性の
防汚性能では、繰り返しの洗濯による耐久性の点で、比
較例1〜3より優秀な成績を示しており、実施例1の加
工布帛は、マイグレーションの防止と均一な性能を有す
るものであった(参考例1参照)。
の通りである。即ち、実施例1は、撥水性及び撥油性の
試験でも比較例1〜3より優れているが、特にSR性の
防汚性能では、繰り返しの洗濯による耐久性の点で、比
較例1〜3より優秀な成績を示しており、実施例1の加
工布帛は、マイグレーションの防止と均一な性能を有す
るものであった(参考例1参照)。
【0031】
【表1】
【0032】なお、SR(防汚性能)は、ブランクと対
比した色差(ΔE)で評価したので、数値の低い程、汚
れが脱落しやすいことを示している。またL10〜L
50は、繰り返しの洗濯回数を示しており、下記の条件で
洗濯した。
比した色差(ΔE)で評価したので、数値の低い程、汚
れが脱落しやすいことを示している。またL10〜L
50は、繰り返しの洗濯回数を示しており、下記の条件で
洗濯した。
【0033】洗濯機 家庭用洗濯機 洗剤 弱アルカリ性合成洗剤 2g/l 浴比 1:30 温度時間 40±3℃×10分 湯洗い 40±3℃×5分 水洗い 常温水でオーバーフローしながら5分 乾燥 タンブラー乾燥 撥水性はJIS L―1079のスプレー法による表2
の基準で判断したので、数値が高い程、撥水性が優れて
いることを示している。
の基準で判断したので、数値が高い程、撥水性が優れて
いることを示している。
【0034】
【表2】
【0035】そして撥油性はAATCC―TM118―
1983の表3に示された試験溶液を試料布の上、2ケ
所に数滴(径約1mm)置き、30秒後の浸透状態により
判定したので、数値が大きい程、撥油性が優れているこ
とを示している。
1983の表3に示された試験溶液を試料布の上、2ケ
所に数滴(径約1mm)置き、30秒後の浸透状態により
判定したので、数値が大きい程、撥油性が優れているこ
とを示している。
【0036】
【表3】
【0037】
【参考例1】遠赤外線処理による処理布内への処理液の
均一分布状態の確認 試験布 ポリエステル 100%不織布 試験1 フッ素系SR剤1 10%sol ブロックドイソシアネート化合物1 2% スミテックスレジンM―3 0.5% スミテックスアクセラレータACX 0.2% 塩基性染料(赤系) 0.2% で処理し、マングルで絞り、従来の熱風乾燥を行う。
均一分布状態の確認 試験布 ポリエステル 100%不織布 試験1 フッ素系SR剤1 10%sol ブロックドイソシアネート化合物1 2% スミテックスレジンM―3 0.5% スミテックスアクセラレータACX 0.2% 塩基性染料(赤系) 0.2% で処理し、マングルで絞り、従来の熱風乾燥を行う。
【0038】試験2 処理液は上記と同じものを用いて処理しマングルで絞
り、遠赤外線乾燥(熱量20,000Kcal/h)で
1分間処理し、その後熱風乾燥を行った。両者の処理布
の断面を観察したところ、試験2の処理布の分散状態は
均一であった。
り、遠赤外線乾燥(熱量20,000Kcal/h)で
1分間処理し、その後熱風乾燥を行った。両者の処理布
の断面を観察したところ、試験2の処理布の分散状態は
均一であった。
【0039】
【発明の効果】本発明の方法では、親水基を有するポリ
フルオロアルキル基含有のフッ素系撥水剤を使用するこ
とによって、汚れ離脱のSR性とともに、撥水撥油性を
兼ね備えた布帛を得ることができる。また、ブロックド
イソシアネート系化合物を架橋剤として添加し、繰り返
しの洗濯に対する耐久性を高めた。さらに本発明の方法
では、加工面での特徴として、遠赤外線ヒーターの処理
を行うことにより、感想時のマイグレーションを押さ
え、処理液が布帛全体に均一に分布した状態でキュアリ
ング処理を行うことにより、均一なSR性と撥水撥油性
能との洗濯耐久性を高めることができた。
フルオロアルキル基含有のフッ素系撥水剤を使用するこ
とによって、汚れ離脱のSR性とともに、撥水撥油性を
兼ね備えた布帛を得ることができる。また、ブロックド
イソシアネート系化合物を架橋剤として添加し、繰り返
しの洗濯に対する耐久性を高めた。さらに本発明の方法
では、加工面での特徴として、遠赤外線ヒーターの処理
を行うことにより、感想時のマイグレーションを押さ
え、処理液が布帛全体に均一に分布した状態でキュアリ
ング処理を行うことにより、均一なSR性と撥水撥油性
能との洗濯耐久性を高めることができた。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D06M 15/564 7199−3B D06M 13/42 7199−3B 15/564 (72)発明者 辻 篤志 京都府京都市伏見区横大路千両松町166番 地 杉本練染株式会社内 (72)発明者 中村 秋義 京都府京都市伏見区横大路千両松町166番 地 杉本練染株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 繊維布帛を親水基を有するポリフルオロ
アルキル基含有のフッ素系撥水剤、ブロックドイソシア
ネート系化合物からなる架橋剤を含む配合液で処理し、
次いで遠赤外線にて処理することを特徴とする防汚撥水
性布帛の製造方法。 - 【請求項2】 ブロックドイソシアネート化合物が、下
記の構造式からなる請求項1に記載の防汚撥水性布帛の
製造方法。 【化1】 (但し、R1 ,R2 はC1 〜4 よりなるアルキル基を示
す。)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24236691A JPH0559669A (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 防汚撥水性布帛の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24236691A JPH0559669A (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 防汚撥水性布帛の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0559669A true JPH0559669A (ja) | 1993-03-09 |
Family
ID=17088115
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24236691A Pending JPH0559669A (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 防汚撥水性布帛の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0559669A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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