JPH05290104A - Cad図面を用いた自動設備設計装置 - Google Patents

Cad図面を用いた自動設備設計装置

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JPH05290104A
JPH05290104A JP4083770A JP8377092A JPH05290104A JP H05290104 A JPH05290104 A JP H05290104A JP 4083770 A JP4083770 A JP 4083770A JP 8377092 A JP8377092 A JP 8377092A JP H05290104 A JPH05290104 A JP H05290104A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】CAD端末を用い初心者でも容易に治工具を設
計できるようにする。 【構成】製品、半製品、部品等のCAD図面からなる製
品設計図面データと、製品毎に対応する組立設備の標準
治工具のCAD図面からなる治工具標準設計図面データ
と、さらにそれらの製品設計図面データ又は治工具標準
設計図面データに基づいて治工具の設計を行うための設
計手順とを磁気ディスク装置3に記憶する。上記設計手
順にしたがって選択された製品設計図面データ又は治工
具標準設計図面データをディスプレイ2に自動的に表示
し、その表示された図面データの任意の図形に、表示さ
れた設計手順にしたがって任意のパラメータを入力する
ようにし、その表示された設計図面データ及び入力され
たパラメータに基づいて治工具の設計図面を自動的に作
成してディスプレイ2で表示し、プロッタ7で印刷す
る。または磁気デスク装置3に記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、CAD図面に基づい
て組立設備の治工具・部品を自動設計するCAD図面利
用の自動設備設計装置に関する。
【0002】
【従来の技術】工場における製品の生産には、大別して
部品の製造工程と、それらの部品が集められ組み立てら
れいく組立工程とがある。この組立工程には一般に検査
工程も含まれており通常は自動化されている。その組立
工程の作業ライン上で、組み込まれる部品と組み込む部
品とが一対となって正しく組み立てられ、或いは検査さ
れる部品と検査する器具とが一対となって正しく設定さ
れるためには、まず一対となる双方の部品または器具
が、組み立て機械(組立設備)の正しい位置に支持され
ていなければならない。例えば時計のような小型で複雑
な部品構成となっているものでは、この位置決めを手作
業で正確に行うことは困難である。そこで、双方の部品
または器具を正しい位置に支持する装置(治工具)を組
立設備(以下、単に設備と称する)に取り付けて、その
治工具によって組み立てを行うようにしている。
【0003】図13に、そのような設備の一例を示す。
同図は検査工程において基板の電気特性を検査する検査
用設備130である。同図の検査用設備130は、設備
本体機構部131−1、設備測定器131−2、設備判
定機(パソコン)131−3、治工具上部(プシャープ
レート)132−1、治工具中部(基板押えユニット)
132−2、治工具下部(基板セットベース)132−
3、プシャープレート132−1に支持される複数本の
測定用探針(プローブ)133−1、及びプローブ13
3−1に接続され設備測定器131−2に測定結果を送
信する配線133−2からなり、検査工程においては、
基板セットベース132−3上に支持されるワーク(検
査対象となる部品または半製品、例えば基板)の正しい
位置にプローブ133−1が押接される。なお、組立を
行う設備の場合は、上記の治工具中部132−2は、治
工具下部132−3に支持される一方の部品又は半製品
に嵌合する他方の部品又は半製品を支持するように形成
される。
【0004】製品設計の際は、上記設備の設計も必要と
なる。ただし一般には、設備本体機構部等は複数種類の
製品や工程に兼用できる場合が多く、一方、治工具は新
たな製品設計に対応して新たな設計を必要とされる場合
が多い。したがって、設備に係わる設計は主として治工
具に集中する。
【0005】そして、従来は、製品の部品や中間製品ご
とに存在する複数の設計図面の中から、治工具の設計に
必要な図形を抽出しその抽出した図形を参照しながらC
AD端末を用いて治工具の設計を行っていた。その場
合、組立工程は製品毎にほぼ標準化されており、したが
って特異な製品以外は治工具の設計手法(ノウハウ)も
成文化され、予め標準書又は手順書のかたちにまとめら
れている場合が多い。従来は、これらの標準書又は手順
書を読みながら設計を行っていたものである。
【0006】
【従来技術の問題点】しかしながら、上記の方法では、
参照する図形が複数の設計図面にまたがっている場合は
図面の検索に時間がとられ、また、参照する図形を複数
の設計に利用する場合などでは、それぞれ必要とされる
枚数の図形を予め複写してから利用目的毎に仕分けして
使用することになるためコピー等に時間がとられ、設計
作業の能率が著しく低下するという問題があった。
【0007】さらにまた、CAD端末で設計作業を行う
とはいっても、あるいはまた、標準書又は手順書を見な
がら設計作業を行うとはいっても、初心者のように不馴
れな作業者にとっては、複雑な治工具の設計に際して複
雑に入り組んだ手順を正しく辿ることは極めて困難なこ
とであり、したがって誤りが発生し易いという問題があ
った。このような誤りが発生すると検査工程の段階に到
るまで誤りが発見されにくいため、誤りを検出して工程
を軌道に乗せるまでに時間的損失が大きく組立作業の能
率が低下するという問題も生じる。
【0008】
【発明の目的】本発明は、上記従来の実情に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、CAD端末
に表示される治工具の設計手順に基づいて初心者でも容
易に治工具を設計できるようにすることにある。
【0009】
【発明の要点】この発明は、上記目的を達成するため
に、製品、半製品、部品等のCAD図面からなる製品設
計図面データと、製品毎に対応する組立設備の標準治工
具のCAD図面からなる治工具標準設計図面データと、
さらにそれらの製品設計図面データ又は治工具標準設計
図面データに基づいて治工具の設計を行うための設計手
順とを記憶するようにし、その設計手順にしたがって選
択された製品設計図面データ又は治工具標準設計図面デ
ータを自動的に表示し、その表示された図面データの任
意の図形に、表示された設計手順にしたがって任意のパ
ラメータを入力するようにし、その表示された設計図面
データ及び入力されたパラメータに基づいて治工具の設
計図面を自動的に作成するようにしたことを要点とす
る。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照しながら一実施例について
説明する。図1は、自動設備設計装置の構成ブロック図
である。同図において、自動設備設計装置は、内部にC
PU(中央演算処理装置)を備え、装置全体を制御する
本体1、メニュー、設計図面、入力データ等を表示する
CRTディスプレイからなる表示装置2、製品設計図
面、治工具標準設計図面、治工具設計手順等を記憶する
磁気ディスク装置3、本体1に指示を与えたり、メニュ
ーに従ってキー入力するためのキーボード4、CRTデ
ィスプレイ上のカーソルを移動させ、メニューを選択し
て入力するマウス5、CRTディスプレイ上の図形に正
確な位置を入力するタブレット6、及びCRTディスプ
レイ上に表示された図面又は入力により選択された図面
等を用紙に出力するプロッタ7から構成される。
【0011】図2に、上記磁気ディスク装置3に記憶さ
れている製品設計図面が読み出されプロッタ7によって
出力される場合のCAD図面のフォーマットの一部を示
す。同図に示すように、図面用紙の右下には、設計者
名、製図者名、検図者名、承認者名、指定外公差、発行
日、尺度、会社名等の他、例えば、図番欄21には「D
R0802」等で表される図面の図番が印字され、名称
欄22には「時計基板」等で表されるこの図面の部品名
称が印字され、機種欄23には「JX−1」等で表され
るこの基板が使用される時計の製品機種番号が印字され
る。そして、同図に示す図面用紙の中央部分には基板の
設計図面が出力される。
【0012】図3に、上記図面に出力される設計図面の
一例を示す。同図は時計基板の一部上面図である。時計
の設計では、このような基板設計も含めて100〜30
0個の部品、半製品の設計がなされる。
【0013】図4は、それらの時計部品が組み立てら
れ、組み立てられた半製品がさらに組み立てられて製品
となるまでの、各組立工程において使用される治工具群
の一例を示したものである。同図に示すように、LSI
パワーテスター、電子部品取付台から、針圧入受台、電
池取付台治具(以下、治工具を治具とも称する)まで2
0種類の治工具が存在する。通常新しい種類の時計が1
個設計される毎に、このように多数の治工具の設計が必
要とされる。
【0014】このような、製品毎に必要な治工具につい
ての標準設計図面及び設計者用設計手順が、設計用デー
タとして製品設計図面と共に磁気ディスク装置3に記憶
されている。時計についても、同図に示す20種類の治
工具についての設計用データが、図2、図3に示す基板
設計図面や他の部品設計図面などと共に磁気ディスク装
置3に記憶されている。この場合、治工具標準設計図面
と共に前回自動設計した同種の治工具設計図面をも記憶
しておくようにし、新製品の変更の程度が小さい場合
は、標準設計図面の代りに前回自動設計した図面を読み
出して用いると設計作業はさらに向上する。
【0015】図5(a),(b) は、上記磁気ディスク装置3
に記憶される設計用データとなる設計者用設計手順ファ
イルのデータ構成図である。同図(a) は治工具が用いら
れる設備の名称ファイル50である。設備名称ファイル
50は、先頭から治工具設備名称50′、用途51、治
具使用工程52、設計区分及び範囲53、その設計区分
及び範囲に係わる本体機構設計53−1並びに専用機構
設計53−2、及び設計内容54からなる。
【0016】治工具設備名称50′には、例えば「LS
Iパワーテスタ」、「NRトリミングチェッカー」、
「発振チェッカー」等の検査用設備の名称、又は「電子
部品取付」、「水晶半田付」、「モジュール組立」等
の、組立用設備の名称が格納される。用途51には、例
えば「実装完了後の電子部品の電気特性検査」等の、用
途説明文が格納される。治具使用工程52には、これも
例えば「LSI電気特性検査」、「発振検査」等の、そ
の設備が使用される工程名が格納される。設計区分及び
範囲53は本体機構設計53−1と専用機構設計53−
2のデータ領域からなり、本体機構設計53−1には設
備本体機構部の設計の入要又は不要を示すフラグデー
タ、専用機構設計53−2には治工具の設計の入要又は
不要を示すフラグデータがそれぞれ格納される。設計内
容54には、その治工具を設計するために必要な設計標
準書ファイル番号が格納される。
【0017】同図(b) は、上記設計標準書ファイル番号
に対応して磁気ディスク装置3に格納されている設計標
準書ファイル54′のデータ構成図である。設計標準書
ファイル54′では、その先頭から、設計標準書管理番
号54−0には設計標準書ファイル番号が格納される。
治工具設備名称54−1には上記名称ファイル50の治
工具設備名称50′と同様に、設備の名称が格納され
る。設計内容及び関連資料54−2は本体機構設計54
−2−1と専用機構設計54−2−2のデータ領域から
なる。本体機構設計54−2−1はさらに設計部品項目
54−2−1−1と関連資料54−2−1−2のデータ
領域からなり、設計部品項目54−2−1−1には本体
機構部の設計部品名が格納され、関連資料54−2−1
−2には設計部品に関連する図面の図番データが格納さ
れる。また、専用機構設計54−2−2もさらに設計部
品項目54−2−2−1と関連資料54−2−2−2の
データ領域からなり、設計部品項目54−2−2−1に
は、例えば「プシャープレート」、「基板押えユニッ
ト」、「基板セットベース」等複数の設計部品名が格納
され、関連資料54−2−2−2には、上記プシャープ
レート、基板押えユニット、基板セットベース等に関連
する例えば「LSI図面」、「基板組立図」等の図面名
称(図番)が格納される。設計手順54−3には、上記
設計部品毎の設計手順書ファイルの番号が格納される。
【0018】図6は、上記設計手順書ファイル番号に対
応して磁気ディスク装置3に格納されている設計手順書
ファイル54−3′のデータ構成図である。同図はLS
Iパワーテスター等の検査用治工具の場合の例である。
【0019】同図の設計手順書ファイル54−3′は、
設計部品名を格納する設計部品項目54−3−0、治工
具の寸法や仕様を、図面の読み出しとパラメータ入力に
より決定するためのデータを格納する治具寸法及び仕様
の決定54−3−1、及び同様にしてその治工具で支持
する製品の支持位置を決定する製品嵌合寸法の設定54
−3−2のデータ領域からなる。
【0020】上記治具寸法及び仕様の決定54−3−1
は、さらに、使用部品の材質を示す部品材質54−3−
1−1、部品の表面処理の仕様を示す表面処理54−3
−1−2、熱処理の要不要またはその程度を示す熱処理
54−3−1−3、その他の処理または仕様を示すその
他54−3−1−4、この部品の必要数を示す必要数5
4−3−1−5のデータ領域からなり、それぞれ必要な
データが、前回或いは今回のパラメータ入力操作によ
り、または予め設定されて格納される。
【0021】製品嵌合寸法の設定54−3−2も複数の
データ領域、すなわちワーク姿勢54−3−2−1、ワ
ーク位置決め方54−3−2−2、ワーク突起部逃げ5
4−3−2−3、テストピン位置54−3−2−4、及
びテストピン規格54−3−2−5からなる。ワーク姿
勢54−3−2−1には、例えば「トリマーコンデンサ
ーロータ部(廻転部)を上面にし、ミクロランプ(微小
照明燈)が作業6時位置になるようにする」等の部品の
支持姿勢を定める指示文が格納される。ワーク位置決め
方54−3−2−2には、例えば「LSI基板はハウジ
ング(収納筺体)ボス(位置決め用突起部)セット孔を
使用し、ピン2本で位置決めする。孔径φ1H7」等の
指定文が格納される。ワーク突起部逃げ54−3−2−
3には、電子部品の突出部を逃がす(対向する治工具上
部に当たらないようにする)ために、「基板ストッパー
ピンを設ける孔を基板平坦部の少なくとも3箇所に設定
する」等の支持文が格納される。テストピン位置54−
3−2−4には、基板図面の電極位置をタッチペン等で
入力するよう指示する指示文が格納される。テストピン
規格54−3−2−5は、さらに、例えば「A222
A」、「B111」等のソケットの規格を示すソケット
規格54−3−2−5−1、例えば「P333」、「P
111」等のプローブの規格を示すプローブ規格54−
3−2−5−2、例えば「A社」、「B社」等のテスト
ピン・メーカーの社名を示すメーカー名54−3−2−
5−3、及び「φ1.0」、「φ1.45」等のそのプ
ローブに対応する検査用差込み孔径を示す孔径54−3
−2−5−4のデータ領域からなる。
【0022】図7(a),(b),(c) は、上述した各種設計用
データファイルに基づいて、表示装置2のCRTディス
プレイ上に表示される、表示メニューの例である。同図
(a) は、自動設計開始時における初期メニュー表示画面
である。上方に「自動設備設計メニュー」と、この表示
画面の紹介がなされ、中央から下方へ上段に「1.検査
用」、下段に「2.組立用」と表示される。この他に
も、これらの番号を選択して入力するよう指示するメッ
セージ等が画面の上下左右いずれかに表示されるが、こ
こでは図示しない。
【0023】同図(b) は、上記「1.検査用」が選択さ
れた場合に、次に表示されるメニュー画面の例である。
上方には同じく「自動設備設計メニュー」が表示される
が、その下方には、「LSIパワーテスター」、「NR
トリミングチェッカー」、「発振チェッカー」等の検査
用設備群が順次番号を付与され、何れか1つ或いは複数
の設備名を選択するよう表示される。
【0024】同図(c) は、上記「2.組立」が選択され
た場合に、次に表示されるメニュー画面の例である。上
方には同じく「自動設備設計メニュー」が表示され、そ
の下方に、「電子部品取付」、「水晶半田付」、「モジ
ュール組立」等の組立用設備群が順次番号を付与され、
これも何れか1つ或いは複数の設備名を選択するよう表
示される。
【0025】図8は、上記図7(b) の検査用設備を選択
するメニュー画面で、「1.LSIパワーテスター」が
選択された場合、その選択に応じて次に表示される選択
画面である。「1.LSIパワーテスター」が選択され
ることにより、そのLSIパワーテスターの治工具名称
ファイル(図5(a) 参照)が読み出され、そのLSIパ
ワーテスターの治工具名称ファイルに基づいて、さらに
LSIパワーテスターの設計標準書ファイル(図5(b)
参照)が読み出されて、図8の選択画面が構成される。
【0026】同図に示す表示画面には、設計図面名称欄
81、及び関係図面欄82が表示され、設計図面名称欄
81には、このLSIパワーテスターに必要な設計図面
が「プッシャープレート」、「基板押えユニット」及び
「基板セットベース」と表示される。すなわち、これ
は、LSIパワーテスターという治工具は、プッシャー
プレートと、基板押えユニットと、基板セットベースと
からなることを示している。
【0027】また、関係図面欄82には、それらの設計
部品に関連する図面が「LSI図面」、「LSI図面」
及び「基板組立図」と表示される。すなわち、プッシャ
ープレートはプローブを固定して位置決めする板状部材
であり、プローブ位置は基板の電子部材の位置に対応し
て正しい位置に配設される必要があるため、LSI図面
に基づいて設計されることを示している。また、基板押
えユニットは、検査される基板を支持し固定して位置決
めする支持部材であり、基板の位置決めみぞ、基板の凹
凸部等に対応して正しい支持形状を有する必要があり、
これも、LSI図面から設計されることを示している。
このようにプッシャープレート及び基板押えユニット
は、いずれもLSI図面の図面要素(図面の個々の図形
部分)間の位置関係データに基づいて設計されるもので
あるため、関連図面はLSI図面であると表示される。
そして、基板セットベースは基板組立図から設計される
ものであることが示される。
【0028】この表示画面では、1つ或いは複数の部品
名称を選択でき、また、それぞれ関連する図面を呼び出
す(表示させる)か否かを選択でき、さらに、設計部品
の標準図面を表示させるか、データ入力によって図面を
作成するかを選択できるメッセージが同時に表示され
る。
【0029】図9は、上記選択画面で「基板押えユニッ
ト」が選択され、関連図面(LSI図面)の表示が選択
され、さらに標準図面の表示が選択された場合に対し
て、続いて表示される選択画面である。
【0030】同図に示す表示画面には、選択された基板
押えユニットに関連するLSI図面の情報を表示する表
示行91と、その基板押えユニット標準図面の情報を表
示する表示行92から構成される。LSI図面情報の表
示行91は、さらに図面情報を表す表示行91−1と図
形のアトリビュート(属性)情報を表す表示行91−2
から構成される。表示行91(91−1、91−2)及
び表示行92は、それぞれ、関係図面名称欄93及びグ
ループ/ユーザー/図番欄94からなる。
【0031】LSI図面情報の表示行91において、例
えば、図面情報行91−1の関係図面名称欄93には、
読み出された製品設計図データに基づいて関連図面がL
SI図面であることを示す「1.LSI図面」が表示さ
れ、グループ/ユーザー/図番欄94には、この図面が
CAD図面であることが示され、さらに「1.LSI図
面」の依存するアドレス(場所)がグループ「CA
D」、ユーザ「LSI」で表示され、その図面固有の名
称(図面名称あるいは図番)「DR08021」が表示
される。また、アトリビュート情報行91−2の関係図
面名称欄93には、この行が付加されたアトリビュート
表示行であることを示す「アトリビュート付加」が表示
され、グループ/ユーザー/図番欄94には付加された
アトリビュート「φ2.5プローグソケット」、「φ
8.0プローグソケット」が表示される。
【0032】基板押えユニット標準図面の表示行92の
関係図面名称欄93には、読み出された基板押えユニッ
ト標準図面データに基づいて、以下の画面で取り扱う標
準図が基板押えユニット標準図面であることを示す
「2.基板押エユニット標準図」が表示され、グループ
/ユーザー/図番欄94には、この図面がCAD図面で
あることが示され、さらに「2.基板押エユニット標準
図」の存在するアドレス(場所)がグループ「CA
D」、ユーザー「TEST2」で表示され、その図面固
有の名称(図面名称あるいは図番)「DR08111」
が表示される。
【0033】この画面においても、画面の上下左右の適
宜な位置に、コマンド選択のための表示として「入力せ
よ」、「次頁へ進め」、「実行せよ」、「キャンセル」
等が表示され、コマンドを選択することによって「DR
08021」又は「DR08111」の図面固有の名称
(図面名称あるいは図番)で示される例えば図3に示し
たようなLSI図面又は図11に示すような基板押えユ
ニット標準図を呼び出して画面表示させることができ
る。
【0034】表示した図面に対しては、また、新たな図
形を追加入力する場合等には、画面上の道具として線、
円弧、丸、四角等の形状模型(図形要素)が選択できる
ように表示される。また、「側面図から厚みの部分だけ
を設定して入力せよ」などのメッセージも表示される。
設計者がパラメータを入力すべきところには、図形であ
れば選択部分が彩色され、数値表示欄であれば数値が彩
色表示される。図面上の丸の図形要素を選択すれば、メ
ッセージにより、「四角」,「二辺の寸法」等各種のア
トリビュート(属性)を付加すれば、丸の図形を四角の
図形に変更する処理が自動的に実行される。
【0035】図11に、このようにして、基板押えユニ
ット標準図に必要なパラメータが付加または変更される
ことによって自動的に作成された新たな基板押えユニッ
ト設計図面を示す。
【0036】図12は、上記基板押えユニット設計図面
の図面右下方の名称、図番、機種(図2参照)表示欄の
上方に表示されるデータ欄である。これらのデータは端
子であればa、b、c、d、e、g1、g2及びL、部
品であれば部番1及び2によって特性を与えられ、図面
上の図形と連動してデータ化されている。したがって、
図面上で図形を指示選択することにより、選択された図
形のデータ(パラメータ)が読み出され入力によって変
更され、或いは他の図面に転用することが容易にでき
る。
【0037】次に、上記構成の実施例において、治工具
の自動設計を行う処理動作を、図10のフローチャート
を用いて説明する。なお、処理は、図1に示す本体1の
CPUにより、磁気デスク装置3に記憶されている例え
ば図2〜図6に示すような製品設計図面、治工具標準設
計図面、設計標準書ファイル、設計手順書ファイル等が
読み出されて実行される、また、設計開始にあたって、
いずれの製品に関する設備設計であるかを示す製品名、
例えば「時計」が、入力によりすでに決定されているも
のとする。
【0038】先ずステップS101では、初期メニュー
が表示装置2のCRTディスプレイに表示される。これ
により、図7(a) に示す自動設備設計メニューが画面表
示される。続いて、ステップS102において、検査用
設備の設計であるか否かを判別する。キーボード4のテ
ンキーにより「1」が入力されていれば、上記表示画面
の「1.検査用」が選択された、すなわち、検査用設備
の設計が選択されたと判別し、ステップS103に進ん
で、CRTディスプレイに検査用メニューを表示する。
これにより、図7(b) に示す検査用設備の名称が一覧表
示される。
【0039】この検査用メニューの表示処理では、上記
一覧表示された検査用設備の名称から何れか一つが選択
されたとき、その選択された検査用設備の治工具部品の
選択画面を表示する。これにより、例えば図7(b) に示
す検査用設備群の中から「1.LSIパワーテスター」
が選択されたときは、そのLSIパワーテスターの治工
具部品の選択画面が、図8に示すように表示される。こ
の表示画面では、作業者は、治工具部品を選択し、自動
設計するのであれば、選択した治工具部品に関連する図
面又は選択した治工具部品の設計標準図面、あるいは双
方を画面表示する指示を入力する。
【0040】ステップS105で、上記入力により図面
の画面表示が指示されていれば、ステップS106に進
んで、指示された図面を磁気デスク装置3から読み出し
て表示する。この処理ではまず関連図面(製品設計図
面)が表示される。これにより、例えば図3に示すよう
なLSI図面(基板図面)が表示される。
【0041】続いてステップS107で、属性の付加を
行なう。この処理では、マウス5又はタブレット6から
の入力により指定された基板図面内の基板の電気特性を
検査する位置の図形(通常この図形は検査用探針が差し
込まれる少なくとも1対の孔である)から、その指定さ
れた図形間の座標(相対座標)を算出する。それと共
に、同じく入力された「φ2.5」等の図形寸法を表す
属性、「プローブ」等の図形が係わる治工具の名称を表
す属性を図形データに付加して記憶する。
【0042】次にステップS108では、データの取り
込みを行う。この処理は、後述する設計標準図面に対す
る処理である。そして、ステップS110で、一連の入
力処理が終了しているか、すなわち、図8に示す選択画
面で選択された全ての図面について処理が終了している
か否かを判別する。ここでは、全て終了しているのでな
ければ、選択されている次の図面を表示してもよいかを
問うメッセージを表示し、また全て終了していれば、終
了している旨と、更に図面を選択するかを問うメッセー
ジを表示して、入力を判別する。
【0043】終了でなければ、ふたたびステップS10
5に戻る。これにより、次の図面表示の指示が判別さ
れ、上記関連図面のつぎには、ステップS106では、
例えば図11に示す設計標準図面が表示される。この設
計標準図面は、前段の関連図面の処理で表示された基板
図面に対応している。ステップS107では、前段の関
連図面の処理と同様に属性の付加が行われる。あるいは
次のステップS108で、前段の処理における図面デー
タから属性データを取り込んで属性の付加が行われる。
またステップS108では、設計手順書ファイルから注
意書き等のデータも取り込む。
【0044】上記ステップS105で、図形表示でなけ
ればステップS109に進む。ステップS109のデー
タ入力処理では、図12に示すように、表示されている
設計標準図面の右下方のデータ欄12−1の寸法、名
称、座標等に変更があれば変更データが入力される。
【0045】上記ステップS110で、全て終了が判別
されたときは、ステップS111で選択された治工具部
品の設計図面を自動作成する。このようにして、記憶さ
れた設計手順書に基づいて、設計に必要な図面データを
ただちに読み出して画面表示することができるばかりで
なく、それらの図面あるいは図面内の図形に新たな属性
を付与、又は変更するのみで自動的に必要とされる新た
な治工具の設計図を作成することができる。
【0046】例えば製品の心臓部のLSI部分が、CO
B(chip on board :基板の上にICチップを乗せて組
立てていくもの)で構成されている時計などのように標
準化された製造工程を有する製品においては、チップの
位置、孔通しの位置が変更され程度の製品設計変更に対
しては、これに対応する検査用設備の設計変更は、治工
具上部の設計図面のチップの位置、孔通しの位置を示す
図形の、位置の属性を変更するのみでよく、他の設備構
成部分については、前回までの設計図面から自動的に新
たな設計図面を容易に作成することができる。
【0047】
【発明の効果】この発明によれば、CAD端末に表示さ
れる治工具の設計手順に基づいて、必要な図面を記憶装
置から読み出してただちに表示させることができるの
で、図面の検索に時間がとられるこがなく、また、参照
する図形を複数の設計に利用する場合でも複数のコピー
をとって利用目的毎に仕分することも必要ではなくな
り、したがって時間が節約できて設計作業の能率が向上
する。また、標準書又は手順書を見ながら行うのではな
く、表示画面にしたがって、選択操作により必要データ
を入力するので、複雑に入り組んだ手順を正しく辿るこ
とができ、したがって作業に不慣れな初心者でも複雑な
治工具の設計を容易に正しく行えるので、誤りの発生が
減少し、したがって、検査工程の段階に到って組立作業
が中断する等のこともなく短時間で工程を軌道に乗せる
ことができ、このため組立作業の能率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の自動設備設計装置の構成ブロック図
である。
【図2】CAD図面のフォーマットの一部を示す図であ
る。
【図3】治工具設計の基準となる製品設計図面の一例を
示す図である。
【図4】製品毎に対応する治工具群の例を示す図であ
る。
【図5】(a) は設備名称ファイルのデータ構成図、(b)
は設備設計標準書ファイルのデータ構成図である。
【図6】設備設計手順書ファイルのデータ構成図であ
る。
【図7】(a),(b),(c) は表示メニューの例を示す図であ
る。
【図8】治工具部品の選択画面の一例を示す図である。
【図9】部品設計の入力方法の選択画面の一例を示す図
である。
【図10】設計図面自動作成の処理を示すフローチャー
トである。
【図11】治工具部品設計標準図の一例を示す図であ
る。
【図12】治工具部品設計図面のデータ欄の一例を示す
図である。
【図13】検査設備の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 本体 2 表示装置 3 磁気ディスク装置 4 キーボード 5 マウス 6 タブレット 7 プロッタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製品、半製品、部品等のCAD図面から
    なる製品設計図面データを記憶する製品図面記憶手段
    と、 製品毎に対応する組立設備の標準治工具のCAD図面か
    らなる治工具標準設計図面データを記憶する治工具図面
    記憶手段と、 前記製品設計図面データ又は前記治工具標準設計図面デ
    ータに基づいて治工具の設計を行うための設計手順を記
    憶する手順記憶手段と、 該手順記憶手段に記憶された設計手順を読み出して所定
    の順序にしたがって表示する手順表示手段と、 該手順表示手段により表示される設計手順において選択
    された製品設計図面データ又は治工具標準設計図面デー
    タを前記製品図面記憶手段又は前記治工具図面記憶手段
    から読み出して表示し、前記手順表示手段により表示さ
    れる設計手順に基づいて任意のパラメータを入力するこ
    とにより上記表示された製品設計図面データ又は治工具
    標準設計図面データの任意の図形データに属性を付与す
    る付与手段と、 該付与手段により属性を付与された図形データに基づい
    て治工具の設計図面を自動的に作成する治工具設計図面
    作成手段と、 を備えたことを特徴とするCAD図面を用いた自動設備
    設計装置。
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