JPH05290910A - セルフアップ端子ねじ用端子板 - Google Patents

セルフアップ端子ねじ用端子板

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JPH05290910A
JPH05290910A JP8423992A JP8423992A JPH05290910A JP H05290910 A JPH05290910 A JP H05290910A JP 8423992 A JP8423992 A JP 8423992A JP 8423992 A JP8423992 A JP 8423992A JP H05290910 A JPH05290910 A JP H05290910A
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screw
terminal
terminal plate
self
shoulder
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JP8423992A
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Toshiyuki Yoshizawa
利之 吉澤
Shoichi Ote
正一 大手
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】軸部の周囲に設けられた環状の突起により抜け
落ちないワッシャを備えるセルフアップ端子ねじを何も
挟まないで端子板のめねじにねじ込んで締付けるとき、
前記環状の突起がめねじのねじ孔の肩に当って生じるね
じのかじりやねじばかが発生しないセルフアップ端子ね
じ用端子板を提供する。 【構成】端子板10をバーリング加工した加工部の曲線
形13を有する円筒部12の内部にめねじ11を加工す
る。この構造により締付時セルフアップ端子ねじ1の環
状の突起5は端子板10のめねじ11の曲線形13の肩
に当らず、また円筒部12は曲線形13にしたことによ
る肩の角部の欠落分だけ長くなるので、ねじの有効はめ
合せ長さが長くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、端子ねじの軸部にワッ
シャが抜け落ちないように備えられたセルフアップ端子
ねじをねじ込む端子板に関する。
【0002】
【従来の技術】セルフアップ端子ねじはねじ頭とその首
下の胴部の周囲に設けられた環状の突起との間にワッシ
ャを介挿し、ワッシャが抜け落ちないようにしている。
このようなセルフアップ端子ねじは端子板にバーリング
加工された加工部にねじ加工して設けられためねじにね
じ込まれるが、出荷時セルフアップ端子ねじはワッシャ
と端子板との間に何も挟まずに端子板にねじ込まれて出
荷される。
【0003】図2は上記のようにセルフアップ端子ねじ
が端子板にねじ込まれた状態を示す断面図である。図2
において、セルフアップ端子ねじ1はねじ頭2と、軸部
3に設けられたおねじ4と、おねじ4とねじ頭2との間
の軸部3の周囲に設けられる環状の突起5と、ねじ頭2
と環状の突起5との間に介挿されるワッシャ6とから構
成されている。なお、ワッシャ6はワッシャ6と端子板
10との間に介挿される電線等が抜け出さないようにす
る抜け止め用突起7を複数個備えている。
【0004】端子板10にはセルフアップ端子ねじ1の
おねじ4がねじ込まれるめねじ11が設けられている。
このめねじ11は端子板10にバーリング加工をして端
子板10から突出した円筒部12にねじ加工されて形成
される。この際バーリング加工されためねじ11のねじ
孔の肩はほぼ直角をなしている。ここで出荷時にはワッ
シャ6と端子板10との間に何も挟まずにセルフアップ
端子ねじ1のおねじ4を規定トルクで端子板10のめね
じ11にねじ込んで締付けている。この際胴部3の環状
の突起5は端子板10のめねじ11のねじ孔の肩に当
る。このとき環状の突起5からおねじ4までの非ねじ部
が長いため、おねじ4がめねじ11にねじ込まれる有効
はめ合い長さは短かく、ねじ山の1ピッチ程度である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように端子板1
0に設けられためねじ11のワッシャ6側のねじ孔の肩
の形状は直角をなしている。したがってセルフアップ端
子ねじ1のおねじ4を端子板10のめねじ11にねじ込
んで規定トルクで締付けると、セルフアップ端子ねじ1
の環状の突起5がめねじ11のねじ孔の肩にあたり、こ
のため、ねじのかじりやねじ山の崩れによる空回りする
ねじばかが発生し、これによりワッシャ6と端子板10
との間に電線等を介挿して使用する場合、締付不能にな
るという問題がある。
【0006】本発明の目的は、セルフアップ端子ねじを
ワッシャと端子板との間に何も挟まずに端子板のめねじ
にねじ込んで締付けたとき、ねじのかじりやねじばかが
生じないセルフアップ端子ねじ用端子板を提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明によればねじ頭の首下の軸部に挿入され、軸
部の周囲に設けられた環状の突起により抜け落ちるのが
防止されるワッシャを備えるセルフアップ端子ねじが端
子板にバーリング加工してなる加工部にねじ加工された
めねじにねじ込まれるセルフアップ端子ねじ用端子板に
おいて、前記端子ねじがめねじにねじ込まれ、ねじ頭と
ワッシャと端子板との接触時前記環状の突起がめねじの
ねじ孔の肩に当らないようにこの肩の形状を曲線状又は
斜線状にするものとする。
【0008】なお、上記における端子板のめねじのねじ
孔の肩の曲線状又は斜線状の形状は、端子板面からねじ
ピッチの0.3ないし1.0倍の深さのねじ孔面の箇所
から端子板面に至る形状とするものとする。
【0009】
【作用】端子板にバーリング加工した加工部にねじ加工
してなるめねじのねじ孔に、ねじ頭の首下の軸部に挿入
され、軸部に設けられた環状の突起により抜け落ちるの
が防止されるワッシャを備えるセルフアップ端子ねじが
ねじ込まれてねじ頭とワッシャと端子板とが接触したと
き、前記環状の突起がめねじのねじ孔の肩に当らないよ
うにこの肩の形状を曲線状又は斜線状にすることによ
り、出荷時ワッシャと端子板との間に何も挟まずにセル
フアップ端子ねじを端子板のめねじにねじ込んで規定ト
ルクで締付けたとき、環状の突起は端子板のめねじのね
じ孔の肩に当らないので、ねじのかじりやねじばかが生
じない。
【0010】なお、めねじのねじ孔の肩の曲線状又は斜
線状の形状はバーリング加工により得られるので、この
形状により欠落した角部の分だけねじ加工される加工部
は延びる。ここで、上記のめねじのねじ孔の肩の曲線状
又は斜線状にする形状は、端子板面からねじピッチの
0.3ないし1.0倍の深さのねじ孔面の箇所から端子
板面に至る形状とする。
【0011】このような形状にするのは次記の理由によ
る。めねじのねじ孔の肩の形状を曲線状又は斜線状にす
るために、ねじ孔の肩の角部を小さく落した場合には、
セルフアップ端子ねじを何も挟まずに端子板に締付けた
とき、軸部の環状の突起がめねじのねじ孔の肩に当り、
このため、ねじのかじりやねじばかが生じる。一方ねじ
孔の肩の角部を大きく落した場合には、セルフアップ端
子ねじを前記のように締付けたとき、軸部の環状の突起
はめねじのねじ孔の肩に当らないが、端子板のバーリン
グ加工により大きく落したねじ孔の肩の形状のため、め
ねじ加工部が端子板より遠く離れた位置にまで延びるの
で、セルフアップ端子ねじの長さを必要以上に長くしな
ければならないという不都合がある。
【0012】
【実施例】以下図面に基づいて本発明の実施例について
説明する。図1は本発明の実施例による端子板のめねじ
にセルフアップ端子ねじをねじ込んで締付けた状態を示
す断面図である。なお、図1において図2の従来例と同
一部品には同じ符号を付し、その説明を省略する。図1
において従来例と異なるのは端子板10にバーリング加
工されて肩を曲線状の曲線形13にした円筒部12にめ
ねじ11をねじ加工して形成したこと、すなわちねじ孔
の肩が曲線形13の曲線状をなしているめねじ11を端
子板10に設けたことである。
【0013】ここで、めねじ11のねじ孔の肩の曲線形
13は、前述の理由により端子板10の板面からねじピ
ッチの0.3ないし1.0倍の深さのめねじ11のねじ
孔面の箇所からねじ頭2とワッシャ6と端子板10との
接触時軸部3の環状の突起5がめねじ11のねじ孔の肩
に当らないようにして端子板10の板面に至る形状にし
ている。
【0014】なお、上記のようにバーリング加工により
端子板10のめねじ11のねじ孔の肩を曲線形13にし
たことにより、曲線形13による肩の角部の欠落分だけ
端子板10のバーリング加工による円筒部12は従来の
ものより延び、これに伴ってめねじ11の長さも長くな
る。このような構成により、セルフアップ端子ねじ1を
ワッシャ6と端子板10との間に何も挟まずに端子板1
0のめねじ11にねじ込んで規定トルクで締付けると、
セルフアップ端子ねじ1はねじ頭2がワッシャ6の上面
に接触し、さらにワッシャ6の下面の抜き止め用突起7
は端子板10に接触して端子板10に締付けられるが、
軸部3の環状の突起5は端子板10のめねじ11のねじ
孔の肩に当らない。したがって環状の突起5とめねじ1
1の肩との接触によるねじのかじりやねじばかが生じな
い。
【0015】また、端子板10のめねじ11は従来のも
のより下方に延びるので、セルフアップ端子ねじ1のお
ねじ4と端子板10のめねじ11との有効はめ合い長さ
はねじ山の1.5ピッチ以上になり、従来よりねじの有
効はめ合い長さが長くなる。なお、上記実施例では端子
板10のめねじ11の肩を曲線形13の曲線状にしたが
斜線状にしてもよい。
【0016】上記のように本発明によるねじ孔の肩の形
状をしたM3.5のめねじを有する端子板にM3.5の
おねじを有するセルフアップ端子ねじを締付トルク17
6.4N−cm以下で締付試験をした処、ねじのかじりや
ねじばかの発生率は0本/100本であり、一方従来技
術ではねじのかじりやねじばかの発生率は3本/50本
であった。
【0017】この結果から本発明によればねじのかじり
やねじばかの発生はなく、明らかな効果が得られたこと
が理解される。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば以上の構成により、ワッシャと端子板との間に
何も挟まずに規定トルクでセルフアップ端子ねじを端子
板に締付けてもねじのかじりやねじばかが生ぜず、また
バーリング加工により端子板のめねじ加工部は延びるの
で、セルフアップ端子ねじと端子板のめねじとの有効は
め合い長さを従来より長くとれるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による端子板のめねじにセルフ
アップ端子ねじをねじ込んで締付けた状態を示す断面図
【図2】従来の端子板のめねじにセルフアップ端子ねじ
をねじ込んで締付けた状態を示す断面図
【符号の説明】
1 セルフアップ端子ねじ 2 ねじ頭 3 軸部 4 おねじ 5 環状の突起 6 ワッシャ 10 端子板 11 めねじ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ねじ頭の首下の軸部に挿入され、軸部の周
    囲に設けられた環状の突起により抜け落ちるのが防止さ
    れるワッシャを備えるセルフアップ端子ねじが端子板に
    バーリング加工してなる加工部にねじ加工されためねじ
    にねじ込まれるセルフアップ端子ねじ用端子板におい
    て、前記端子ねじがめねじにねじ込まれ、ねじ頭とワッ
    シャと端子板との接触時前記環状の突起がめねじのねじ
    孔の肩に当らないようにこの肩の形状を曲線状又は斜線
    状にしたことを特徴とするセルフアップ端子ねじ用端子
    板。
  2. 【請求項2】請求項1記載のものにおいて、端子板のめ
    ねじのねじ孔の肩の曲線状又は斜線状の形状は、端子板
    面からねじピッチの0.3ないし1.0倍の深さのねじ
    孔面の箇所から端子板面に至る形状であることを特徴と
    するセルフアップ端子ねじ用端子板。
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