JPH0529409Y2 - - Google Patents
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- JPH0529409Y2 JPH0529409Y2 JP1987071844U JP7184487U JPH0529409Y2 JP H0529409 Y2 JPH0529409 Y2 JP H0529409Y2 JP 1987071844 U JP1987071844 U JP 1987071844U JP 7184487 U JP7184487 U JP 7184487U JP H0529409 Y2 JPH0529409 Y2 JP H0529409Y2
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Description
〔産業上の利用分野〕
本考案は車両用自動変速システムの非常用走行
装置に関し、特にそのクラツチ断接制御の改善を
はかつた車両用自動変速システムの非常用走行装
置に関する。 〔従来の技術〕 機械式の車両用自動変速システムは、クラツチ
の断接制御をピストン式のクラツチアクチユエー
タにより行ない、変速機内のギヤ列の任意の変速
段への切換をギヤシフトユニツトにより行ない、
エンジン回転速度、クラツチアクチユエータおよ
びギヤシフトユニツトの各制御を自動変速コント
ローラにより行なう。このような装置の一例とし
ては、例えば特願昭59−50747号の明細書および
図面中にその技術が開示されている。なお、上記
車両用自動変速システムは、特に大型車両に用い
られるものである。 ところが、この種の装置は、特にマイクロコン
ピユータからなるコントローラに異常が生じる
と、以後、車両を待避場所に移動させることすら
困難となる場合がある。 これに対処するため、従来車両を所定の変速段
で前、後進させることの可能なエマージエンシユ
ニツトを装備したものが提案されている。(実開
昭61−70649号) このエマージエンシユニツトは、クラツチアク
チユエータおよびギヤシフトユニツトにそれぞれ
装着される各電磁弁と自動変速コントローラ間を
結ぶ開閉回路に対して分岐した状態で接続される
もので、すなわち、自動変速コントローラと並列
的に両アクチユエータに各々接続され、これらを
任意時点において駆動させることができる。そし
て、上記クラツチアクチユエータは、コントロー
ラに内蔵され所定のデユーテイ比で制御信号を出
力するデユーテイ回路とタイマ回路によつて、一
定の時間でかつ一定のゆつくりした速さでクラツ
チを接するように制御されている。また、クラツ
チを断する場合は、上記デユーテイ回路は用いず
に、速やかに断つている。 〔考案が解決しようとする問題点〕 ところで、上述のような従来の車両用自動変速
システムの非常用走行装置では、クラツチを一定
の時間でかつ一定の速さで一義的に断接制御して
いるため、坂路発進のように発進時に大きな負荷
がかかる場合にはエンジンがストツプするおそれ
があるなど、状況に応じた適切な制御を行なうこ
とができないという問題点がある。 本考案は、上述のような問題点の解決をはかろ
うとするもので、クラツチの断接制御において、
ゆつくりつなぐ、ゆつくり切るおよびホールド
(半クラツチ状態などクラツチを一定位置に固定)
するというクラツチ断接制御を運転者が手動によ
り任意に行なうことができる車両用自動変速シス
テムの非常用走行装置を提供することを目的とす
る。 〔問題点を解決するための手段〕 このため、本考案の車両用自動変速システムの
非常用走行装置は、車両のエンジン1と変速機3
の間に介装されたクラツチ2の作動を制御する空
気圧式クラツチアクチユエータ13と、同アクチ
ユエータのエア室16に接続され同室への作動エ
アの供給を制御して上記クラツチを解放させる給
気用制御弁22,23と、上記エア室に接続され
同エア室内を大気開放して上記クラツチを係合さ
せる排気用制御弁25と、上記変速機のギヤ段を
切換えるギヤシフトアクチユエータ30と、上記
給気用および排気用制御弁並びに上記ギヤシフト
アクチユエータをそれぞれ操作するコントロール
ユニツト42とをそなえた車両用自動変速システ
ムにおいて、上記コントロールユニツトと並列に
接続され同コントロールユニツトの異常時に上記
の給気用および排気用制御弁並びに上記ギヤシフ
トアクチユエータをそれぞれ手動操作するエマー
ジエンシユニツト55をそなえ、同エマージエン
シユニツトが、手動式多段切換スイツチ70と、
同スイツチの操作に応じて上記クラツチを係合状
態から完全解放状態にするまでの間上記給気用制
御弁を開制御し上記変速機を所定ギヤ段に切換制
御しそして上記クラツチを完全解放状態から係合
直前状態にするまでの間上記排気用制御弁を開制
御する制御回路72,73と、上記給気用および
排気用制御弁に対して上記手動式多段切換スイツ
チと並列に接続された手動式の三方式自動戻りス
イツチ71と、同自動戻りスイツチの一方の接点
に接続され同スイツチの断接操作により上記給気
用制御弁を所定のデユーテイ比で開閉制御する第
1デユーテイ回路82と、上記自動戻りスイツチ
の他方の接点に接続され同スイツチの断接操作に
より上記排気用制御弁を所定のデユーテイ比で開
閉制御する第2デユーテイ回路83とをそなえた
ことを特徴としている。 〔作用〕 本考案によれば、制御用のコントロールユニツ
トに異常が発生した場合に、手動操作によりクラ
ツチ作動を微妙に制御することができる。 すなわち、三方式自動戻りスイツチの操作によ
り第1および第2デユーテイ回路を作動させて給
気用および排気用制御弁を所定のデユーテイ比で
任意に開閉制御させることができるので、クラツ
チをゆつくりと係合または解放させたり任意位置
にホールドしたりすることを任意制御することが
でき、故障時においても走行状況に適したクラツ
チの作動制御を行なえるので、故障車両を確実に
退避場所へ移動させることができる。 また、三方式自動戻りスイツチとは並列に設け
た手動式多段切換スイツチを操作することにより
クラツチを完全解放または係合直前状態に切換制
御することができる。このため微妙な操作を必要
とする領域でのみ上記のデユーテイ制御を使用す
ればよく、クラツチの係合または解放時間が以上
に長くなるような不都合を生じることはない。 〔実施例〕 以下、図面により本考案の一実施例としての車
両用自動変速システムの非常用走行装置について
説明すると、第1図はその装置をエンジンに接続
した状態を示す概略構成図、第2図はその全体の
回路図、第3図はその要部の回路図、第4図はそ
のスイツチ部を示す正面図、第5図はクラツチを
断接させるエアシリンダのストロークとエマージ
エンシユニツトによる制御時の時間の経過との関
係を示すグラフである。 まず、本考案の非常用走行装置が組み込まれた
車両用自動変速システムの全体構造を概説する
と、第1図に示すようになつている。 このシステムは、エンジン(本実施例において
は、デイーゼルエンジンを例に説明する。)1と、
このエンジン1の回転力をクラツチ2を介して受
ける変速機3とにわたり取付けられている。エン
ジン1には、このエンジン1からの出力軸4に連
結された燃料噴射ポンプ(以後単に噴射ポンプと
記す)5が取付けられており、このポンプ5のコ
ントロールラツク6には、電磁アクチユエータ7
が連結されている。なお、出力軸4には、エンジ
ン回転数信号を発するエンジン回転数センサ8が
対設されている。 クラツチ2は、通常フライホイール10に図示
しないダイヤフラムスプリングにより圧接される
クラツチ板11と、同クラツチ板11に係止され
このクラツチ板11をフライホイール10から引
き離す方向(断方向)bへ摺動させるレバー12
とから構成されている。そして、同レバー12に
は、クラツチ板11を断方向bへ付勢するととも
に付勢力を断つことでクラツチ板11をフライホ
イール10に接着させる空気圧式クラツチアクチ
ユエータとしてのエアシリンダ13が連結されて
いる。クラツチ2の出力軸14には、クラツチ回
転数信号を検出するクラツチ回転数センサ15が
対設されている。エアシリンダ13内のエア室1
6からはエア通路17が延出形成され、これが高
圧エア源としてのエアタンク18に連結されてい
る。なお、符号19はスタータを、28はスター
タリレーを示している。 エア通路17の途中には、車両のメインスイツ
チに連動して開閉する開閉弁20が介装され、そ
の下流側にエアシリンダ制御部21が介装されて
いる。このエアシリンダ制御部21は、上記エア
室16内への作動エアの供給を制御してクラツチ
2を断させる(クラツチ板11をフライホイール
10から引き離す断方向bへ移動させる)給気用
制御弁としての給気用電磁バルブ22,23と、
エア室を大気開放してクラツチ2を接させるため
の排気用制御弁としての排気用電磁バルブ24,
25とから構成されている。 なお、上記の給気用電磁バルブ22,23およ
び排気用電磁バルブ24,25をそれぞれ二連に
したのは、一方が故障した場合に他方でカバーで
きるようにするためである。また、エアシリンダ
13およびエアタンク18には、内部エア圧検出
用のエア圧センサ26,27が取付けられてい
る。 変速機3の上側には、ギヤ位置を切換えるため
のギヤシフトユニツト30が設けられており、こ
のギヤシフトユニツト30には、後述するコント
ロールユニツト42からの制御信号により図示し
ないパワーシリンダを作動させてギヤ位置を切換
える制御部としての第1〜6電磁バルブ31〜3
6(第1図においては1個のみ図示する)が取付
けられており、上記パワーシリンダには、これを
作動させる作動エアをエアタンク18から供給す
るためのエア通路37が連通している。 さらに、ギヤシフトユニツト30には、ギヤ位
置を検出するギヤ位置検出センサ38が対設され
ている。変速機3の出力軸39には、車速信号を
発する車速センサ40が対設されている。 上記噴射ポンプ5の電磁アクチユエータ7に
は、これを制御してエンジン1の回転を調製する
エンジンコントローラ41が接続されている。 上記各センサ8,15,26,27,38,4
0は、それぞれコントロールユニツト42に接続
されている。そして、このコントロールユニツト
42には、エンジンコントローラ41、スタータ
リレー28、各電磁バルブ22〜25,31〜3
6がそれぞれ接続されている。さらに、コントロ
ールユニツト42には、チエンジレバー45の変
速段選択スイツチ46と、ブレーキペダル47の
踏込み時にハイレベルのブレーキ信号を出力する
ブレーキセンサ48と、アクセルペダル49の踏
込量を検出してA/D変換器50を介して踏込量
の信号を出力するアクセル負荷センサ51とが接
続されており、これらと上記各センサからの信号
によつて、上記コントロールユニツト42が反応
して、上記エンジンコントローラ41、スタータ
リレー28、各電磁バルブ22〜25,31〜3
6をそれぞれ制御するように構成されている。な
お、センサ類においては、上述したセンサ以外に
各種のものがあるが、ここでは説明を簡単にする
ために省略する。 そして、上記コントロールユニツト42が故障
して車両の通常の走行が不可能になつたときに車
両を緊急移動させるためのエマージエンシユニツ
ト55が、上記コントロールユニツト42と並列
に接続されている。 次に上述のように構成された車両用変速システ
ムの回路を概説すると、第2図に示すようになつ
ている。 コントロールユニツト42は、主に、コントロ
ール回路60と、第1〜4リレースイツチ61〜
64とから構成されている。第1〜4リレースイ
ツチ61〜64はそれぞれ並列に接続されるとと
もに一端がスタータスイツチ65を介して電源6
6に接続され、他端がエマージエンシユニツト5
5側に接続されている。 コントロール回路60には、上記各センサ8,
15,26,27,38,40,46,48,5
1が接続されている(第2図においてはアクセル
負荷センサ51を除いて、他のセンサは省略され
ている)。アクセル負荷センサ51は、第1リレ
ースイツチ61の第1接点部61aを介してコン
トロール回路60に接続されている。第1接点部
61aは、通常時はセンサ51と回路60とを直
結させるとともに回路60の出力側60aがエン
ジンコントローラ41に接続されるように構成さ
れ、第1リレースイツチ61が励磁されるとセン
サ51とエンジンコントローラ41とを直結する
ようになつている。 エアシリンダ13の作動を制御するエアシリン
ダ制御部21の各電磁バルブ22〜25の一端
は、第2リレースイツチ62の第2接点部(常閉
スイツチ)62aを介してコントロール回路60
に接続されており、ギヤシフトユニツト30の各
電磁バルブ31〜36の一端は、第3リレースイ
ツチ63の第3接点部(常閉スイツチ)63aを
介してコントロール回路60に接続されている。
そして、上記各電磁バルブ22〜25,31〜3
6の他端は、第4リレースイツチ64の第4接点
部64aを介して電源に接続されている。 そして、上記コントロールユニツト42には、
エマージエンシユニツト55が並設されている。
このエマージエンシユニツト55は、主に、手動
式多段切換スイツチ70と、三方式自動戻りスイ
ツチ71と、切換スイツチ回路72と、クラツチ
作動回路73とから構成されている。なお、本実
施例では、第4図に示すように、手動式多段切換
スイツチ70としてはロータリスイツチを、三方
式自動戻りスイツチ71としてはタンブラスイツ
チを用いた。 ロータリスイツチ70は、前進5段、後退5段
に設定され、アース(接地)されている。なお、
前進は2ndギヤに、後退はリバースギヤにシフト
されるようになつている。 このロータリスイツチ70に接続された切換ス
イツチ回路72には、上記第1〜4リレースイツ
チ61〜64がそれぞれ前進1〜5段、後退1〜
5段にダイオードを介して接続されている。 ギヤシフトユニツト30の第1〜4電磁バルブ
31〜34は、コントロール回路60に接続され
るとともに切換スイツチ回路72にも接続されて
いる。なお、第1〜4電磁バルブ31〜34だけ
がスイツチ回路72に接続されているのは、変速
機3のギヤ位置を2ndギヤあるいはリバースギヤ
にシフトさせるだけでよいためである。 第1電磁バルブ31は、スイツチ回路72の前
進および後退の各第2,3段にダイオードを介し
て接続されている。第2電磁バルブ32は、前進
および後退の各第2,3,4段にダイオードを介
して接続されている。第3電磁バルブ33は、前
進および後退の各第3,4段にダイオードを介し
て接続されている。第4電磁バルブ34は前進の
第3,4段にダイオードを介して接続されてい
る。さらに、クラツチ作動回路73への第1接続
端子Aは、前進および後退の各第1,2,3,4
段にダイオードを介して接続されており、第2接
続端子Bは、前進および後退の各第5段にダイオ
ードを介して接続されている。 タンブラスイツチ71は、通常は中立に位置し
ており、一方あるいは他方へ手動で切換えること
によつて第3接続端子Cあるいは第4接続端子D
がアース(接地)されるようになつている。 上記第1〜4接続端子A,B,C,Dには、ク
ラツチ作動回路73が接続されており、このクラ
ツチ作動回路73は、第3図に示すように、構成
されている。つまり、第1接続端子Aは、第1タ
イマ回路80に接続されるとともにコンデンサ8
1を介して第1デユーテイ回路82および第2デ
ユーテイ回路83の各リセツト部に接続されてい
る。第1タイマ回路80の出力側は第1オア回路
84の一方の入力端に接続されるとともに第4オ
ア回路85の一方の入力端にも接続されている。 第2接続端子Bは、第1オア回路84の他方の
入力端に接続されるとともに第2,3オア回路8
6,87の各一方の入力端にも接続されている。
第1オア回路84の出力端は第2タイマ回路88
に接続されており、この第2タイマ回路88の出
力側は第5オア回路89の一方の入力端に接続さ
れている。 第3接続端子Cは、第2オア回路86の他方の
入力端に接続されるとともにコンデンサ91を介
して第3タイマ回路92のリセツト部に接続され
ている。第2オア回路86の出力端は、第1デユ
ーテイ回路82に接続されるとともに、第1アン
ド回路93の一方の入力端に接続されている。第
1デユーテイ回路82の出力側は第2アンド回路
94の一方の入力端に接続されている。 第4接続端子Dは、第3オア回路87の他方の
入力端に接続されるとともにコンデンサ95を介
して第3タイマ回路92のリセツト部に接続され
ている。第3オア回路87の出力端は第2デユー
テイ回路83に接続されるとともに第1アンド回
路93の他方の入力端に接続されている。第2デ
ユーテイ回路83の出力側は第3アンド回路96
の一方の入力端に接続されている。第1アンド回
路93の出力端は第3タイマ回路92に接続され
ており、この第3タイマ回路92の出力側は第
2,3アンド回路94,96の各他方の入力端に
接続されている。そして、第2アンド回路94の
出力端は第4オア回路85の他方の入力端に接続
され、第3アンド回路96の出力端は第5オア回
路89の他方の入力端にそれぞれ接続されてい
る。 第4オア回路85の出力端はそれぞれ第1およ
び第3トランジスタ100,101の各ベース側
に接続されており、第5オア回路89の出力端は
それぞれ第2および第4トランジスタ102,1
03の各ベース側に接続されている。 各トランジスタ100,101,102,10
3の各コレクタ側は、それぞれ制御部21の各電
磁バルブ22,23,24,25に接続されてお
り、各エミツタ側はそれぞれアースされている。 以上のように構成されたクラツチ作動回路73
の各接続端子A,B,C,Dには、通常ハイレベ
ル信号(以下、「H信号」という)が印加されて
おり、手動式多段切換スイツチ70によつてアー
スされることでローレベル信号(以下、「L信号」
という)が印加されるようになつている。そし
て、第1〜3タイマ回路80,88,92および
第1,2デユーテイ回路82,83はそれぞれL
信号に反応して作動を開始するようになつてい
る。 第1タイマ回路80は、L信号の入力によつ
て、後述するT1秒間だけH信号を出力した後、
元のL信号を出力するように構成されている。第
2タイマ回路88は、L信号の入力によつて、後
述するT2秒間だけH信号を出力した後、元のL
信号を出力するように構成されている。第3タイ
マ回路92は、L信号の入力によつて、後述する
T3秒間だけH信号を出力した後、元のL信号を
出力するように構成されている。 ここで、上記T1秒間とは、エマージエンシユ
ニツト55による操作時に、給気用電磁バルブ2
2,23を連続的に開くことで、クラツチ板11
が、フライホイール10に完全接着した状態から
速やかにかつ完全に切り離される完全断状態ま
で、エアシリンダ13によつてクラツチ板11を
断方向bへ移動させるのに要する時間である。な
お、時間T1には、万全を期すために、第5図に
示す多少の余裕aを持たせている。上記T2秒間
とは、クラツチ板11が、完全断状態から排気用
電磁バルブ24,25を連続的に開いて、フライ
ホイール10に接触する直前の位置まで移動され
るのに必要な時間である。上記T3秒間とは、ク
ラツチ板11を第1あるいは第2デユーテイ回路
82,83のそれぞれのデユーテイ比で接方向a
へあるいは断方向bへ移動させるときに、接方向
aにおいては上記接触直前の位置から完全接状態
になるまで、断方向bにおいては完全接状態から
完全断状態になるまで、クラツチ板11を移動さ
せるのに要する時間である。なお、このときのク
ラツチ板11の移動速度は各デユーテイ比によつ
て適宜設定されている。 そして、上記第1,2デユーテイ回路82,8
3は、L信号の入力により、上記任意の第1,2
デユーテイ比でH信号を出力するように構成され
ている。 以上のように構成された自動変速システムは、
通常時においては、スタータスイツチ65を入れ
ても第1〜4リレースイツチ61〜64が励磁さ
れることはなく、コントロールユニツト42によ
つてエアシリンダ13の制御部21およびギヤシ
フトユニツト30を制御する。 コントロールユニツト42の故障等、通常回路
を使用した走行が不可能になると、エマージエン
シユニツト55によつて走行することになる。こ
の場合、まず、ロータリスイツチ70をOFFか
ら前進あるいは後退の1段目に回す。これによ
り、第1〜4リレースイツチ61〜64が励磁さ
れて、第1接点61aを、アクセル負荷センサ5
1とエンジンコントローラ41とが直結するよう
に倒すとともに、第4接点64aをスタータスイ
ツチ65側に倒す。さらに、第2接点62aが開
かれるとともに第3接点63aが開かれて、制御
部21およびギヤシフトユニツト30とコントロ
ール回路60とを切り離す。これと同時に、第1
接続端子AにL信号が出力され、第1タイマ回路
80を作動させて、このタイマ回路80からT1
秒間だけH信号が出力されるとともに、第1デユ
ーテイ回路82および第2デユーテイ回路83を
リセツトする。第1タイマ回路80からのH信号
は第4オア回路85を通つて第1,3トランジス
タ100,101をT1秒間だけ作動させる。こ
れにより、給気用電磁バルブ22,23が励磁さ
れて開き、クラツチ板11が速やかにフライホイ
ール10から引き離されて、完全断状態になる。 ロータリスイツチ70を前進あるいは後退の2
段目に回すと、ギヤシフトユニツト30の第1,
2電磁バルブ31,32が励磁されてギヤがニユ
ートラルに戻される。 ロータリスイツチ70を前進あるいは後退の3
段目に回すと、第1,2電磁バルブ31,32と
ともに、前進のときは第3,4電磁バルブ33,
34が、後退のときは第3電磁バルブ33が励磁
されて2ndギヤあるいはリバースギヤ位置にセレ
クトされる。 ロータリスイツチ70を前進あるいは後退の4
段目に回すと、第1電磁バルブ31の通電が切ら
れて2ndギヤあるいはリバースギヤにシフトされ
る。 ロータリスイツチ70を前進あるいは後退の5
段目に回すと、前進のときは第2,3,4電磁バ
ルブ32,33,34の通電および第1接続端子
AへのL信号の出力が切られ、後退のときは第
2,3電磁バルブ32,33の通電および第1接
続端子AへのL信号の出力が切られる。そして、
第2接続端子BにL信号が出力される。このL信
号は第1オア回路84に入力するとともに第2,
3オア回路86,87にも入力する。第1オア回
路84においては、ロータリスイツチ70を5段
目にする前に、H信号を出力するT1秒間が経過
して、第1タイマ回路80からはL信号が入力し
ている。第1オア回路84は、第2接続端子Bか
らのL信号の入力と同時にL信号を出力して第2
タイマ回路88を作動させる。そして、この第2
タイマ回路88はT2秒間だけH信号を出力した
後、L信号に戻り、第5オア回路89を介して第
2,4トランジスタ102,103をT2秒間だ
け作動させる。これにより、排気用電磁バルブ2
4,25が励磁されて開き、クラツチ板11がフ
ライホイール10と接触する直前まで接方向aへ
速やかに移動される。 次いで、第1あるいは第2デユーテイ回路8
2,83によつて、クラツチ板11をフライホイ
ール10にゆつくり接着させることになる。つま
り、タンブラスイツチ71を接側に倒して第4接
続端子DにL信号を出力させる。このとき、タン
ブラスイツチ71は自動戻りであるため、接側に
倒している間だけL信号を出力することになる。 第4接続端子Dに出力されたL信号は第3タイ
マ回路92のリセツト部へ入力してこの回路92
をリセツトするとともに第3オア回路87に入力
する。第3オア回路87には、すでにロータリス
イツチ70側からL信号が入力しており、第4接
続端子DからのL信号の入力によつてL信号を出
力する。このL信号は第2デユーテイ回路83に
入力するとともに第1アンド回路93に入力す
る。第2デユーテイ回路83は、L信号の入力に
より第2デユーテイ比でH信号を第3アンド回路
96に出力する。第1アンド回路93は、通常2
つの入力端とともにH信号が入力してH信号を出
力しており、上記第3オア回路87からL信号が
入力すると出力端からはL信号を出力する。そし
て、第3タイマ回路92は、L信号の入力によ
り、作動して第2,3アンド回路94,96に
T3秒間だけH信号を出力した後、L信号に戻る。
これにより、第3アンド回路96は、T3秒間だ
け第2デユーテイ比でH信号を出力し、第2,4
トランジスタ102,103を作動させて、排気
用電磁バルブ24,25を開閉制御する。そし
て、エアシリンダ13のエア室16内の圧縮エア
は、第2デユーテイ比で開閉制御される排気用電
磁バルブ24,25によつて、エア室16内から
ゆつくり抜けて行き、クラツチ板11をゆつくり
フライホイール10へ接着させる。 途中でタンブラスイツチ71を中立位置に戻す
と、第4接続端子Dから第3オア回路87へのL
信号の入力が止まり、第2デユーテイ回路83の
作動が停止してクラツチ板11の接方向aへの移
動が停止し、半クラツチ状態になる。 この後、完全につなぐ場合は、タンブラスイツ
チ71を再び接側へ倒して第4接続端子DにL信
号を出力し、第3タイマ回路92をリセツトして
上記同様の作用を行なわせる。なお、このときク
ラツチ板11がフライホイール10に完全に接着
装置に関し、特にそのクラツチ断接制御の改善を
はかつた車両用自動変速システムの非常用走行装
置に関する。 〔従来の技術〕 機械式の車両用自動変速システムは、クラツチ
の断接制御をピストン式のクラツチアクチユエー
タにより行ない、変速機内のギヤ列の任意の変速
段への切換をギヤシフトユニツトにより行ない、
エンジン回転速度、クラツチアクチユエータおよ
びギヤシフトユニツトの各制御を自動変速コント
ローラにより行なう。このような装置の一例とし
ては、例えば特願昭59−50747号の明細書および
図面中にその技術が開示されている。なお、上記
車両用自動変速システムは、特に大型車両に用い
られるものである。 ところが、この種の装置は、特にマイクロコン
ピユータからなるコントローラに異常が生じる
と、以後、車両を待避場所に移動させることすら
困難となる場合がある。 これに対処するため、従来車両を所定の変速段
で前、後進させることの可能なエマージエンシユ
ニツトを装備したものが提案されている。(実開
昭61−70649号) このエマージエンシユニツトは、クラツチアク
チユエータおよびギヤシフトユニツトにそれぞれ
装着される各電磁弁と自動変速コントローラ間を
結ぶ開閉回路に対して分岐した状態で接続される
もので、すなわち、自動変速コントローラと並列
的に両アクチユエータに各々接続され、これらを
任意時点において駆動させることができる。そし
て、上記クラツチアクチユエータは、コントロー
ラに内蔵され所定のデユーテイ比で制御信号を出
力するデユーテイ回路とタイマ回路によつて、一
定の時間でかつ一定のゆつくりした速さでクラツ
チを接するように制御されている。また、クラツ
チを断する場合は、上記デユーテイ回路は用いず
に、速やかに断つている。 〔考案が解決しようとする問題点〕 ところで、上述のような従来の車両用自動変速
システムの非常用走行装置では、クラツチを一定
の時間でかつ一定の速さで一義的に断接制御して
いるため、坂路発進のように発進時に大きな負荷
がかかる場合にはエンジンがストツプするおそれ
があるなど、状況に応じた適切な制御を行なうこ
とができないという問題点がある。 本考案は、上述のような問題点の解決をはかろ
うとするもので、クラツチの断接制御において、
ゆつくりつなぐ、ゆつくり切るおよびホールド
(半クラツチ状態などクラツチを一定位置に固定)
するというクラツチ断接制御を運転者が手動によ
り任意に行なうことができる車両用自動変速シス
テムの非常用走行装置を提供することを目的とす
る。 〔問題点を解決するための手段〕 このため、本考案の車両用自動変速システムの
非常用走行装置は、車両のエンジン1と変速機3
の間に介装されたクラツチ2の作動を制御する空
気圧式クラツチアクチユエータ13と、同アクチ
ユエータのエア室16に接続され同室への作動エ
アの供給を制御して上記クラツチを解放させる給
気用制御弁22,23と、上記エア室に接続され
同エア室内を大気開放して上記クラツチを係合さ
せる排気用制御弁25と、上記変速機のギヤ段を
切換えるギヤシフトアクチユエータ30と、上記
給気用および排気用制御弁並びに上記ギヤシフト
アクチユエータをそれぞれ操作するコントロール
ユニツト42とをそなえた車両用自動変速システ
ムにおいて、上記コントロールユニツトと並列に
接続され同コントロールユニツトの異常時に上記
の給気用および排気用制御弁並びに上記ギヤシフ
トアクチユエータをそれぞれ手動操作するエマー
ジエンシユニツト55をそなえ、同エマージエン
シユニツトが、手動式多段切換スイツチ70と、
同スイツチの操作に応じて上記クラツチを係合状
態から完全解放状態にするまでの間上記給気用制
御弁を開制御し上記変速機を所定ギヤ段に切換制
御しそして上記クラツチを完全解放状態から係合
直前状態にするまでの間上記排気用制御弁を開制
御する制御回路72,73と、上記給気用および
排気用制御弁に対して上記手動式多段切換スイツ
チと並列に接続された手動式の三方式自動戻りス
イツチ71と、同自動戻りスイツチの一方の接点
に接続され同スイツチの断接操作により上記給気
用制御弁を所定のデユーテイ比で開閉制御する第
1デユーテイ回路82と、上記自動戻りスイツチ
の他方の接点に接続され同スイツチの断接操作に
より上記排気用制御弁を所定のデユーテイ比で開
閉制御する第2デユーテイ回路83とをそなえた
ことを特徴としている。 〔作用〕 本考案によれば、制御用のコントロールユニツ
トに異常が発生した場合に、手動操作によりクラ
ツチ作動を微妙に制御することができる。 すなわち、三方式自動戻りスイツチの操作によ
り第1および第2デユーテイ回路を作動させて給
気用および排気用制御弁を所定のデユーテイ比で
任意に開閉制御させることができるので、クラツ
チをゆつくりと係合または解放させたり任意位置
にホールドしたりすることを任意制御することが
でき、故障時においても走行状況に適したクラツ
チの作動制御を行なえるので、故障車両を確実に
退避場所へ移動させることができる。 また、三方式自動戻りスイツチとは並列に設け
た手動式多段切換スイツチを操作することにより
クラツチを完全解放または係合直前状態に切換制
御することができる。このため微妙な操作を必要
とする領域でのみ上記のデユーテイ制御を使用す
ればよく、クラツチの係合または解放時間が以上
に長くなるような不都合を生じることはない。 〔実施例〕 以下、図面により本考案の一実施例としての車
両用自動変速システムの非常用走行装置について
説明すると、第1図はその装置をエンジンに接続
した状態を示す概略構成図、第2図はその全体の
回路図、第3図はその要部の回路図、第4図はそ
のスイツチ部を示す正面図、第5図はクラツチを
断接させるエアシリンダのストロークとエマージ
エンシユニツトによる制御時の時間の経過との関
係を示すグラフである。 まず、本考案の非常用走行装置が組み込まれた
車両用自動変速システムの全体構造を概説する
と、第1図に示すようになつている。 このシステムは、エンジン(本実施例において
は、デイーゼルエンジンを例に説明する。)1と、
このエンジン1の回転力をクラツチ2を介して受
ける変速機3とにわたり取付けられている。エン
ジン1には、このエンジン1からの出力軸4に連
結された燃料噴射ポンプ(以後単に噴射ポンプと
記す)5が取付けられており、このポンプ5のコ
ントロールラツク6には、電磁アクチユエータ7
が連結されている。なお、出力軸4には、エンジ
ン回転数信号を発するエンジン回転数センサ8が
対設されている。 クラツチ2は、通常フライホイール10に図示
しないダイヤフラムスプリングにより圧接される
クラツチ板11と、同クラツチ板11に係止され
このクラツチ板11をフライホイール10から引
き離す方向(断方向)bへ摺動させるレバー12
とから構成されている。そして、同レバー12に
は、クラツチ板11を断方向bへ付勢するととも
に付勢力を断つことでクラツチ板11をフライホ
イール10に接着させる空気圧式クラツチアクチ
ユエータとしてのエアシリンダ13が連結されて
いる。クラツチ2の出力軸14には、クラツチ回
転数信号を検出するクラツチ回転数センサ15が
対設されている。エアシリンダ13内のエア室1
6からはエア通路17が延出形成され、これが高
圧エア源としてのエアタンク18に連結されてい
る。なお、符号19はスタータを、28はスター
タリレーを示している。 エア通路17の途中には、車両のメインスイツ
チに連動して開閉する開閉弁20が介装され、そ
の下流側にエアシリンダ制御部21が介装されて
いる。このエアシリンダ制御部21は、上記エア
室16内への作動エアの供給を制御してクラツチ
2を断させる(クラツチ板11をフライホイール
10から引き離す断方向bへ移動させる)給気用
制御弁としての給気用電磁バルブ22,23と、
エア室を大気開放してクラツチ2を接させるため
の排気用制御弁としての排気用電磁バルブ24,
25とから構成されている。 なお、上記の給気用電磁バルブ22,23およ
び排気用電磁バルブ24,25をそれぞれ二連に
したのは、一方が故障した場合に他方でカバーで
きるようにするためである。また、エアシリンダ
13およびエアタンク18には、内部エア圧検出
用のエア圧センサ26,27が取付けられてい
る。 変速機3の上側には、ギヤ位置を切換えるため
のギヤシフトユニツト30が設けられており、こ
のギヤシフトユニツト30には、後述するコント
ロールユニツト42からの制御信号により図示し
ないパワーシリンダを作動させてギヤ位置を切換
える制御部としての第1〜6電磁バルブ31〜3
6(第1図においては1個のみ図示する)が取付
けられており、上記パワーシリンダには、これを
作動させる作動エアをエアタンク18から供給す
るためのエア通路37が連通している。 さらに、ギヤシフトユニツト30には、ギヤ位
置を検出するギヤ位置検出センサ38が対設され
ている。変速機3の出力軸39には、車速信号を
発する車速センサ40が対設されている。 上記噴射ポンプ5の電磁アクチユエータ7に
は、これを制御してエンジン1の回転を調製する
エンジンコントローラ41が接続されている。 上記各センサ8,15,26,27,38,4
0は、それぞれコントロールユニツト42に接続
されている。そして、このコントロールユニツト
42には、エンジンコントローラ41、スタータ
リレー28、各電磁バルブ22〜25,31〜3
6がそれぞれ接続されている。さらに、コントロ
ールユニツト42には、チエンジレバー45の変
速段選択スイツチ46と、ブレーキペダル47の
踏込み時にハイレベルのブレーキ信号を出力する
ブレーキセンサ48と、アクセルペダル49の踏
込量を検出してA/D変換器50を介して踏込量
の信号を出力するアクセル負荷センサ51とが接
続されており、これらと上記各センサからの信号
によつて、上記コントロールユニツト42が反応
して、上記エンジンコントローラ41、スタータ
リレー28、各電磁バルブ22〜25,31〜3
6をそれぞれ制御するように構成されている。な
お、センサ類においては、上述したセンサ以外に
各種のものがあるが、ここでは説明を簡単にする
ために省略する。 そして、上記コントロールユニツト42が故障
して車両の通常の走行が不可能になつたときに車
両を緊急移動させるためのエマージエンシユニツ
ト55が、上記コントロールユニツト42と並列
に接続されている。 次に上述のように構成された車両用変速システ
ムの回路を概説すると、第2図に示すようになつ
ている。 コントロールユニツト42は、主に、コントロ
ール回路60と、第1〜4リレースイツチ61〜
64とから構成されている。第1〜4リレースイ
ツチ61〜64はそれぞれ並列に接続されるとと
もに一端がスタータスイツチ65を介して電源6
6に接続され、他端がエマージエンシユニツト5
5側に接続されている。 コントロール回路60には、上記各センサ8,
15,26,27,38,40,46,48,5
1が接続されている(第2図においてはアクセル
負荷センサ51を除いて、他のセンサは省略され
ている)。アクセル負荷センサ51は、第1リレ
ースイツチ61の第1接点部61aを介してコン
トロール回路60に接続されている。第1接点部
61aは、通常時はセンサ51と回路60とを直
結させるとともに回路60の出力側60aがエン
ジンコントローラ41に接続されるように構成さ
れ、第1リレースイツチ61が励磁されるとセン
サ51とエンジンコントローラ41とを直結する
ようになつている。 エアシリンダ13の作動を制御するエアシリン
ダ制御部21の各電磁バルブ22〜25の一端
は、第2リレースイツチ62の第2接点部(常閉
スイツチ)62aを介してコントロール回路60
に接続されており、ギヤシフトユニツト30の各
電磁バルブ31〜36の一端は、第3リレースイ
ツチ63の第3接点部(常閉スイツチ)63aを
介してコントロール回路60に接続されている。
そして、上記各電磁バルブ22〜25,31〜3
6の他端は、第4リレースイツチ64の第4接点
部64aを介して電源に接続されている。 そして、上記コントロールユニツト42には、
エマージエンシユニツト55が並設されている。
このエマージエンシユニツト55は、主に、手動
式多段切換スイツチ70と、三方式自動戻りスイ
ツチ71と、切換スイツチ回路72と、クラツチ
作動回路73とから構成されている。なお、本実
施例では、第4図に示すように、手動式多段切換
スイツチ70としてはロータリスイツチを、三方
式自動戻りスイツチ71としてはタンブラスイツ
チを用いた。 ロータリスイツチ70は、前進5段、後退5段
に設定され、アース(接地)されている。なお、
前進は2ndギヤに、後退はリバースギヤにシフト
されるようになつている。 このロータリスイツチ70に接続された切換ス
イツチ回路72には、上記第1〜4リレースイツ
チ61〜64がそれぞれ前進1〜5段、後退1〜
5段にダイオードを介して接続されている。 ギヤシフトユニツト30の第1〜4電磁バルブ
31〜34は、コントロール回路60に接続され
るとともに切換スイツチ回路72にも接続されて
いる。なお、第1〜4電磁バルブ31〜34だけ
がスイツチ回路72に接続されているのは、変速
機3のギヤ位置を2ndギヤあるいはリバースギヤ
にシフトさせるだけでよいためである。 第1電磁バルブ31は、スイツチ回路72の前
進および後退の各第2,3段にダイオードを介し
て接続されている。第2電磁バルブ32は、前進
および後退の各第2,3,4段にダイオードを介
して接続されている。第3電磁バルブ33は、前
進および後退の各第3,4段にダイオードを介し
て接続されている。第4電磁バルブ34は前進の
第3,4段にダイオードを介して接続されてい
る。さらに、クラツチ作動回路73への第1接続
端子Aは、前進および後退の各第1,2,3,4
段にダイオードを介して接続されており、第2接
続端子Bは、前進および後退の各第5段にダイオ
ードを介して接続されている。 タンブラスイツチ71は、通常は中立に位置し
ており、一方あるいは他方へ手動で切換えること
によつて第3接続端子Cあるいは第4接続端子D
がアース(接地)されるようになつている。 上記第1〜4接続端子A,B,C,Dには、ク
ラツチ作動回路73が接続されており、このクラ
ツチ作動回路73は、第3図に示すように、構成
されている。つまり、第1接続端子Aは、第1タ
イマ回路80に接続されるとともにコンデンサ8
1を介して第1デユーテイ回路82および第2デ
ユーテイ回路83の各リセツト部に接続されてい
る。第1タイマ回路80の出力側は第1オア回路
84の一方の入力端に接続されるとともに第4オ
ア回路85の一方の入力端にも接続されている。 第2接続端子Bは、第1オア回路84の他方の
入力端に接続されるとともに第2,3オア回路8
6,87の各一方の入力端にも接続されている。
第1オア回路84の出力端は第2タイマ回路88
に接続されており、この第2タイマ回路88の出
力側は第5オア回路89の一方の入力端に接続さ
れている。 第3接続端子Cは、第2オア回路86の他方の
入力端に接続されるとともにコンデンサ91を介
して第3タイマ回路92のリセツト部に接続され
ている。第2オア回路86の出力端は、第1デユ
ーテイ回路82に接続されるとともに、第1アン
ド回路93の一方の入力端に接続されている。第
1デユーテイ回路82の出力側は第2アンド回路
94の一方の入力端に接続されている。 第4接続端子Dは、第3オア回路87の他方の
入力端に接続されるとともにコンデンサ95を介
して第3タイマ回路92のリセツト部に接続され
ている。第3オア回路87の出力端は第2デユー
テイ回路83に接続されるとともに第1アンド回
路93の他方の入力端に接続されている。第2デ
ユーテイ回路83の出力側は第3アンド回路96
の一方の入力端に接続されている。第1アンド回
路93の出力端は第3タイマ回路92に接続され
ており、この第3タイマ回路92の出力側は第
2,3アンド回路94,96の各他方の入力端に
接続されている。そして、第2アンド回路94の
出力端は第4オア回路85の他方の入力端に接続
され、第3アンド回路96の出力端は第5オア回
路89の他方の入力端にそれぞれ接続されてい
る。 第4オア回路85の出力端はそれぞれ第1およ
び第3トランジスタ100,101の各ベース側
に接続されており、第5オア回路89の出力端は
それぞれ第2および第4トランジスタ102,1
03の各ベース側に接続されている。 各トランジスタ100,101,102,10
3の各コレクタ側は、それぞれ制御部21の各電
磁バルブ22,23,24,25に接続されてお
り、各エミツタ側はそれぞれアースされている。 以上のように構成されたクラツチ作動回路73
の各接続端子A,B,C,Dには、通常ハイレベ
ル信号(以下、「H信号」という)が印加されて
おり、手動式多段切換スイツチ70によつてアー
スされることでローレベル信号(以下、「L信号」
という)が印加されるようになつている。そし
て、第1〜3タイマ回路80,88,92および
第1,2デユーテイ回路82,83はそれぞれL
信号に反応して作動を開始するようになつてい
る。 第1タイマ回路80は、L信号の入力によつ
て、後述するT1秒間だけH信号を出力した後、
元のL信号を出力するように構成されている。第
2タイマ回路88は、L信号の入力によつて、後
述するT2秒間だけH信号を出力した後、元のL
信号を出力するように構成されている。第3タイ
マ回路92は、L信号の入力によつて、後述する
T3秒間だけH信号を出力した後、元のL信号を
出力するように構成されている。 ここで、上記T1秒間とは、エマージエンシユ
ニツト55による操作時に、給気用電磁バルブ2
2,23を連続的に開くことで、クラツチ板11
が、フライホイール10に完全接着した状態から
速やかにかつ完全に切り離される完全断状態ま
で、エアシリンダ13によつてクラツチ板11を
断方向bへ移動させるのに要する時間である。な
お、時間T1には、万全を期すために、第5図に
示す多少の余裕aを持たせている。上記T2秒間
とは、クラツチ板11が、完全断状態から排気用
電磁バルブ24,25を連続的に開いて、フライ
ホイール10に接触する直前の位置まで移動され
るのに必要な時間である。上記T3秒間とは、ク
ラツチ板11を第1あるいは第2デユーテイ回路
82,83のそれぞれのデユーテイ比で接方向a
へあるいは断方向bへ移動させるときに、接方向
aにおいては上記接触直前の位置から完全接状態
になるまで、断方向bにおいては完全接状態から
完全断状態になるまで、クラツチ板11を移動さ
せるのに要する時間である。なお、このときのク
ラツチ板11の移動速度は各デユーテイ比によつ
て適宜設定されている。 そして、上記第1,2デユーテイ回路82,8
3は、L信号の入力により、上記任意の第1,2
デユーテイ比でH信号を出力するように構成され
ている。 以上のように構成された自動変速システムは、
通常時においては、スタータスイツチ65を入れ
ても第1〜4リレースイツチ61〜64が励磁さ
れることはなく、コントロールユニツト42によ
つてエアシリンダ13の制御部21およびギヤシ
フトユニツト30を制御する。 コントロールユニツト42の故障等、通常回路
を使用した走行が不可能になると、エマージエン
シユニツト55によつて走行することになる。こ
の場合、まず、ロータリスイツチ70をOFFか
ら前進あるいは後退の1段目に回す。これによ
り、第1〜4リレースイツチ61〜64が励磁さ
れて、第1接点61aを、アクセル負荷センサ5
1とエンジンコントローラ41とが直結するよう
に倒すとともに、第4接点64aをスタータスイ
ツチ65側に倒す。さらに、第2接点62aが開
かれるとともに第3接点63aが開かれて、制御
部21およびギヤシフトユニツト30とコントロ
ール回路60とを切り離す。これと同時に、第1
接続端子AにL信号が出力され、第1タイマ回路
80を作動させて、このタイマ回路80からT1
秒間だけH信号が出力されるとともに、第1デユ
ーテイ回路82および第2デユーテイ回路83を
リセツトする。第1タイマ回路80からのH信号
は第4オア回路85を通つて第1,3トランジス
タ100,101をT1秒間だけ作動させる。こ
れにより、給気用電磁バルブ22,23が励磁さ
れて開き、クラツチ板11が速やかにフライホイ
ール10から引き離されて、完全断状態になる。 ロータリスイツチ70を前進あるいは後退の2
段目に回すと、ギヤシフトユニツト30の第1,
2電磁バルブ31,32が励磁されてギヤがニユ
ートラルに戻される。 ロータリスイツチ70を前進あるいは後退の3
段目に回すと、第1,2電磁バルブ31,32と
ともに、前進のときは第3,4電磁バルブ33,
34が、後退のときは第3電磁バルブ33が励磁
されて2ndギヤあるいはリバースギヤ位置にセレ
クトされる。 ロータリスイツチ70を前進あるいは後退の4
段目に回すと、第1電磁バルブ31の通電が切ら
れて2ndギヤあるいはリバースギヤにシフトされ
る。 ロータリスイツチ70を前進あるいは後退の5
段目に回すと、前進のときは第2,3,4電磁バ
ルブ32,33,34の通電および第1接続端子
AへのL信号の出力が切られ、後退のときは第
2,3電磁バルブ32,33の通電および第1接
続端子AへのL信号の出力が切られる。そして、
第2接続端子BにL信号が出力される。このL信
号は第1オア回路84に入力するとともに第2,
3オア回路86,87にも入力する。第1オア回
路84においては、ロータリスイツチ70を5段
目にする前に、H信号を出力するT1秒間が経過
して、第1タイマ回路80からはL信号が入力し
ている。第1オア回路84は、第2接続端子Bか
らのL信号の入力と同時にL信号を出力して第2
タイマ回路88を作動させる。そして、この第2
タイマ回路88はT2秒間だけH信号を出力した
後、L信号に戻り、第5オア回路89を介して第
2,4トランジスタ102,103をT2秒間だ
け作動させる。これにより、排気用電磁バルブ2
4,25が励磁されて開き、クラツチ板11がフ
ライホイール10と接触する直前まで接方向aへ
速やかに移動される。 次いで、第1あるいは第2デユーテイ回路8
2,83によつて、クラツチ板11をフライホイ
ール10にゆつくり接着させることになる。つま
り、タンブラスイツチ71を接側に倒して第4接
続端子DにL信号を出力させる。このとき、タン
ブラスイツチ71は自動戻りであるため、接側に
倒している間だけL信号を出力することになる。 第4接続端子Dに出力されたL信号は第3タイ
マ回路92のリセツト部へ入力してこの回路92
をリセツトするとともに第3オア回路87に入力
する。第3オア回路87には、すでにロータリス
イツチ70側からL信号が入力しており、第4接
続端子DからのL信号の入力によつてL信号を出
力する。このL信号は第2デユーテイ回路83に
入力するとともに第1アンド回路93に入力す
る。第2デユーテイ回路83は、L信号の入力に
より第2デユーテイ比でH信号を第3アンド回路
96に出力する。第1アンド回路93は、通常2
つの入力端とともにH信号が入力してH信号を出
力しており、上記第3オア回路87からL信号が
入力すると出力端からはL信号を出力する。そし
て、第3タイマ回路92は、L信号の入力によ
り、作動して第2,3アンド回路94,96に
T3秒間だけH信号を出力した後、L信号に戻る。
これにより、第3アンド回路96は、T3秒間だ
け第2デユーテイ比でH信号を出力し、第2,4
トランジスタ102,103を作動させて、排気
用電磁バルブ24,25を開閉制御する。そし
て、エアシリンダ13のエア室16内の圧縮エア
は、第2デユーテイ比で開閉制御される排気用電
磁バルブ24,25によつて、エア室16内から
ゆつくり抜けて行き、クラツチ板11をゆつくり
フライホイール10へ接着させる。 途中でタンブラスイツチ71を中立位置に戻す
と、第4接続端子Dから第3オア回路87へのL
信号の入力が止まり、第2デユーテイ回路83の
作動が停止してクラツチ板11の接方向aへの移
動が停止し、半クラツチ状態になる。 この後、完全につなぐ場合は、タンブラスイツ
チ71を再び接側へ倒して第4接続端子DにL信
号を出力し、第3タイマ回路92をリセツトして
上記同様の作用を行なわせる。なお、このときク
ラツチ板11がフライホイール10に完全に接着
以上詳述したように、本考案の車両用自動変速
システムの非常用走行装置によれば、制御用のコ
ントロールユニツトに異常が発生した場合に、手
動操作によりクラツチ作動を微妙に制御すること
ができる。 すなわち、三方式自動戻りスイツチの操作によ
り第1および第2デユーテイ回路を作動させて給
気用および排気用制御弁を所定のデユーテイ比で
任意に開閉制御させることができるので、クラツ
チをゆつくりと係合または解放させたり任意位置
にホールドしたりすることを任意制御することが
でき、故障時においても走行状況に適したクラツ
チの作動制御を行なえるので、故障車両を確実に
退避場所へ移動させることができる。 また、三方式自動戻りスイツチとは並列に設け
た手動式多段切換スイツチを操作することにより
クラツチを完全解放または係合直前状態に切換制
御することができる。このため微妙な操作を必要
とする領域でのみ上記のデユーテイ制御を使用す
ればよく、クラツチの係合または解放時間が異常
に長くなるような不都合を生じることはないなど
の利点がある。
システムの非常用走行装置によれば、制御用のコ
ントロールユニツトに異常が発生した場合に、手
動操作によりクラツチ作動を微妙に制御すること
ができる。 すなわち、三方式自動戻りスイツチの操作によ
り第1および第2デユーテイ回路を作動させて給
気用および排気用制御弁を所定のデユーテイ比で
任意に開閉制御させることができるので、クラツ
チをゆつくりと係合または解放させたり任意位置
にホールドしたりすることを任意制御することが
でき、故障時においても走行状況に適したクラツ
チの作動制御を行なえるので、故障車両を確実に
退避場所へ移動させることができる。 また、三方式自動戻りスイツチとは並列に設け
た手動式多段切換スイツチを操作することにより
クラツチを完全解放または係合直前状態に切換制
御することができる。このため微妙な操作を必要
とする領域でのみ上記のデユーテイ制御を使用す
ればよく、クラツチの係合または解放時間が異常
に長くなるような不都合を生じることはないなど
の利点がある。
第1〜5図は本考案の一実施例としての車両用
自動変速システムの非常用走行装置を示すもの
で、第1図はその装置をエンジンに接続した状態
を示す概略構成図、第2図はその全体の回路図、
第3図はその要部の回路図、第4図はそのスイツ
チ部を示す正面図、第5図はクラツチを断接させ
るエアシリンダのストロークとエマージエンシユ
ニツトによる制御時の時間の経過との関係を示す
グラフである。 1……エンジン、2……クラツチ、3……変速
機、4……エンジン1の出力軸、5……燃料噴射
ポンプ、6……コントロールラツク、7……電磁
アクチユエータ、8……エンジン回転数センサ、
10……フライホイール、11……クラツチ板、
12……レバー、13……クラツチアクチユエー
タとしてのエアシリンダ、14……出力軸、15
……クラツチ回転数センサ、16……エアシリン
ダ13のエア室、17……エア通路、18……エ
アタンク、20……開閉弁、21……エアシリン
ダ制御部、22,23……給気用電磁バルブ、2
4,25……排気用電磁バルブ、26……エアシ
リンダ13のエア圧センサ、27……エアタンク
18のエア圧センサ、30……ギヤシフトユニツ
ト、31〜36……第1〜6電磁バルブ、37…
…エア通路、38……ギヤ位置検出センサ、39
……出力軸、40……車速センサ、41……エン
ジンコントローラ、42……コントロールユニツ
ト、45……チエンジレバー、46……変速段選
択スイツチ、47……ブレーキペダル、48……
ブレーキセンサ、49……アクセルペダル、50
……A/D変換器、51……アクセル負荷セン
サ、55……エマージエンシユニツト、60……
コントロール回路、61〜64……第1〜4リレ
ースイツチ、61a〜64a……第1〜4溶接
点、65……スタータスイツチ、66……電源、
70……手動式多段切換スイツチとしてのロータ
リスイツチ、71……三方式自動戻りスイツチと
してのタンブラスイツチ、72……切換スイツチ
回路、73……クラツチ作動回路、80……第1
タイマ回路、81……コンデンサ、82……第1
デユーテイ回路、83……第2デユーテイ回路、
84……第1オア回路、85……第4オア回路、
86……第2オア回路、87……第3オア回路、
88……第2タイマ回路、89……第5オア回
路、91……コンデンサ、92……第3タイマ回
路、93……第1アンド回路、94……第2アン
ド回路、95……コンデンサ、96……第3アン
ド回路、100……第1トランジスタ、101…
…第3トランジスタ、102……第2トランジス
タ、103……第4トランジスタ。
自動変速システムの非常用走行装置を示すもの
で、第1図はその装置をエンジンに接続した状態
を示す概略構成図、第2図はその全体の回路図、
第3図はその要部の回路図、第4図はそのスイツ
チ部を示す正面図、第5図はクラツチを断接させ
るエアシリンダのストロークとエマージエンシユ
ニツトによる制御時の時間の経過との関係を示す
グラフである。 1……エンジン、2……クラツチ、3……変速
機、4……エンジン1の出力軸、5……燃料噴射
ポンプ、6……コントロールラツク、7……電磁
アクチユエータ、8……エンジン回転数センサ、
10……フライホイール、11……クラツチ板、
12……レバー、13……クラツチアクチユエー
タとしてのエアシリンダ、14……出力軸、15
……クラツチ回転数センサ、16……エアシリン
ダ13のエア室、17……エア通路、18……エ
アタンク、20……開閉弁、21……エアシリン
ダ制御部、22,23……給気用電磁バルブ、2
4,25……排気用電磁バルブ、26……エアシ
リンダ13のエア圧センサ、27……エアタンク
18のエア圧センサ、30……ギヤシフトユニツ
ト、31〜36……第1〜6電磁バルブ、37…
…エア通路、38……ギヤ位置検出センサ、39
……出力軸、40……車速センサ、41……エン
ジンコントローラ、42……コントロールユニツ
ト、45……チエンジレバー、46……変速段選
択スイツチ、47……ブレーキペダル、48……
ブレーキセンサ、49……アクセルペダル、50
……A/D変換器、51……アクセル負荷セン
サ、55……エマージエンシユニツト、60……
コントロール回路、61〜64……第1〜4リレ
ースイツチ、61a〜64a……第1〜4溶接
点、65……スタータスイツチ、66……電源、
70……手動式多段切換スイツチとしてのロータ
リスイツチ、71……三方式自動戻りスイツチと
してのタンブラスイツチ、72……切換スイツチ
回路、73……クラツチ作動回路、80……第1
タイマ回路、81……コンデンサ、82……第1
デユーテイ回路、83……第2デユーテイ回路、
84……第1オア回路、85……第4オア回路、
86……第2オア回路、87……第3オア回路、
88……第2タイマ回路、89……第5オア回
路、91……コンデンサ、92……第3タイマ回
路、93……第1アンド回路、94……第2アン
ド回路、95……コンデンサ、96……第3アン
ド回路、100……第1トランジスタ、101…
…第3トランジスタ、102……第2トランジス
タ、103……第4トランジスタ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 車両のエンジン1と変速機3の間に介装された
クラツチ2の作動を制御する空気圧式クラツチア
クチユエータ13と、 同アクチユエータのエア室16に接続され同室
への作動エアの供給を制御して上記クラツチを解
放させる給気用制御弁22,23と、 上記エア室に接続され同エア室内を大気開放し
て上記クラツチを係合させる排気用制御弁25
と、 上記変速機のギヤ段を切換えるギヤシフトアク
チユエータ30と、 上記給気用および排気用制御弁並びに上記ギヤ
シフトアクチユエータをそれぞれ操作するコント
ロールユニツト42と をそなえた車両用自動変速システムにおいて、 上記コントロールユニツトと並列に接続され同
コントロールユニツトの異常時に上記の給気用お
よび排気用制御弁並びに上記ギヤシフトアクチユ
エータをそれぞれ手動操作するエマージエンシユ
ニツト55をそなえ、 同エマージエンシユニツトが、 手動式多段切換スイツチ70と、 同スイツチの操作に応じて上記クラツチを係合
状態から完全解放状態にするまでの間上記給気用
制御弁を開制御し上記変速機を所定ギヤ段に切換
制御しそして上記クラツチを完全解放状態から係
合直前状態にするまでの間上記排気用制御弁を開
制御する制御回路72,73と、 上記給気用および排気用制御弁に対して上記手
動式多段切換スイツチと並列に接続された手動式
の三方式自動戻りスイツチ71と、 同自動戻りスイツチの一方の接点に接続され同
スイツチの断接操作により上記給気用制御弁を所
定のデユーテイ比で開閉制御する第1デユーテイ
回路82と、 上記自動戻りスイツチの他方の接点に接続され
同スイツチの断接操作により上記排気用制御弁を
所定のデユーテイ比で開閉制御する第2デユーテ
イ回路83と をそなえたことを特徴とする、車両用自動変速シ
ステムの非常用走行装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987071844U JPH0529409Y2 (ja) | 1987-05-14 | 1987-05-14 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987071844U JPH0529409Y2 (ja) | 1987-05-14 | 1987-05-14 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63180761U JPS63180761U (ja) | 1988-11-22 |
| JPH0529409Y2 true JPH0529409Y2 (ja) | 1993-07-28 |
Family
ID=30914765
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987071844U Expired - Lifetime JPH0529409Y2 (ja) | 1987-05-14 | 1987-05-14 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0529409Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-05-14 JP JP1987071844U patent/JPH0529409Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63180761U (ja) | 1988-11-22 |
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