JPH05295185A - ポリエチレン樹脂組成物 - Google Patents

ポリエチレン樹脂組成物

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Publication number
JPH05295185A
JPH05295185A JP35391792A JP35391792A JPH05295185A JP H05295185 A JPH05295185 A JP H05295185A JP 35391792 A JP35391792 A JP 35391792A JP 35391792 A JP35391792 A JP 35391792A JP H05295185 A JPH05295185 A JP H05295185A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyethylene resin
hydrotalcite
fatty acid
weight
parts
Prior art date
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Pending
Application number
JP35391792A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikatsu Tanaka
義勝 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Idemitsu Petrochemical Co Ltd filed Critical Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Publication of JPH05295185A publication Critical patent/JPH05295185A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 本発明のポリエチレン樹脂組成物は、チ−グ
ラ−系触媒で製造されるポリエチレン樹脂100重量部
に対し、ハイドロタルサイト0.005〜0.10重量
部と高級脂肪酸金属塩0.03〜0.30重量部を配合
させたものからなる。 【効果】 本発明のポリエチレン樹脂組成物は、これを
用いてインフレ−ション成形法によりフイルムを製造す
る際、防錆および黄変防止効果を維持しつつ、フイルム
の厚みムラやいわゆる目ヤニの発生を顕著に抑制する効
果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインフレ−ション成形法
により製造されるフイルムの原料として使用されるポリ
エチレン樹脂組成物に関する。さらに詳しくは、インフ
レ−ション成形によりフイルムを製造する際、フイルム
の厚みムラがなく、かつダイの樹脂出口付近にヤニ状物
質の生成がなく、防錆性にも優れたポリエチレン樹脂組
成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来ポリエチレンのペレットを混練成形
してフイルムを製造する際、チ−グラ−系触媒を用いて
得られたポリエチレンのパウダ−中に残留する触媒中の
塩素による成形機の腐食防止のために、混練時パウダ−
に防錆剤を添加することが広くおこなわれている。ま
た、このような防錆剤は成形後のフイルムの黄変を防止
する効果もあるので一般的に用いられている。そして、
これら防錆剤として、塩素の捕捉効果を有する脂肪酸金
属塩やハイドロタルサイトが広く用いられている(特公
昭59−30737)。
【0003】しかし、脂肪酸金属塩を用いた場合、成形
後のフイルムに厚みムラが生じるという問題がある。こ
の厚みムラはもともとのポリマ−固有の性質にも起因す
ると考えられており、ポリマ−合成時の条件を変えたり
することで対処せざるを得なかった。また、ハイドロタ
ルサイトを用いた場合は、いわゆる目ヤニが発生すると
いう難点があり、防錆剤、黄変防止剤としてこれらを用
いることに実用上大きな問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はフイルム成形
に際し厚みムラや目ヤニ発生をもたらさないポリエチレ
ン用の防錆剤を含有するポリエチレン樹脂組成物を提供
せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、以上の問題点
を解決するため鋭意検討したところ、一定量の脂肪酸金
属塩とハイドロタルサイトを併用すると、両者の本来の
防錆、黄変防止効果は維持しつつ、さらに、それら固有
の問題点であるフイルムの厚みムラや目ヤニが発生しな
いという全く予期しない事実を見出すにいたった。具体
的に本発明は、チ−グラ−系触媒で製造されたポリエチ
レン樹脂100重量部に対し、ハイドロタルサイト0.
005〜0.10重量部と高級脂肪酸金属塩0.03〜
0.30重量部を配合してなるポリエチレン樹脂組成物
である。
【0006】本発明に用いるチ−グラ−系触媒で製造さ
れるポリエチレン樹脂は、MIが0.01〜2g/10
分のものが好ましい。MIが0.01未満、またはMI
が2を超えると、インフレ−ション成形性が悪化する。
ただし、MIの測定条件は190℃、2.16kg(J
IS K7210)による。一方、密度は0.940〜
0.970g/cm3 が好ましい。密度が0.940未
満の場合、剛性が低下し、また密度が0.970を超え
ると強度が低下する。ただし、密度の測定条件は120
℃×1時間アニ−リング(JIS K7112)によ
る。
【0007】本発明で使用されるハイドロタルサイトは
マグネシウム、アルミニウムの含水塩基性炭酸塩であっ
て、天然物、合成物いずれをも可とする。天然物はMg
6 Al2 (OH)16CO3 ・4H2 Oの構造を有すると
されており、合成物ではMgとAlとの比が異なったも
の、たとえばMg4 Al2 (OH)12CO3 ・3H
2O、Mg5 Al2 (OH)14CO3 ・4H2 O、Mg
10Al2 (OH)22(CO3 2 ・4H2 O、Mg8
2 (OH)20CO3 ・5H2 O等の構造のものをあげ
ることができる。このようなハイドロタルサイトは、ポ
リエチレン樹脂100重量部に対して0.005〜0.
10重量部、好ましくは0.01〜0.08重量部配合
される。ハイドロタルサイトが0.005重量部未満の
場合は、インフレ−ション成形によってフイルムを製造
する際、フイルムの厚みムラが大きく、0.10重量部
を超えると、ダイの樹脂出口付近に生成し固着するヤニ
状物質(目ヤニ)を高級脂肪酸金属塩の添加によって制
御できない。
【0008】高級脂肪酸金属塩(金属セッケン)として
は、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、ステ
アリン酸マグネシウム、ステアリン酸アルミニウム、パ
ルミチン酸カルシウム、パルミチン酸亜鉛、パルミチン
酸マグネシウム、パルミチン酸アルミニウム、12−ヒ
ドロキシステアリン酸カルシウム等があげられる。この
ような高級脂肪酸金属塩は、ハイドロタルサイトの併用
において目ヤニの生成を抑制する目的で、ポリエチレン
樹脂100重量部に対して0.03〜0.30重量部、
好ましくは0.05〜0.25重量部配合される。高級
脂肪酸金属塩が0.03重量部未満の場合、または0.
30重量部を超えても、目ヤニの生成量が多い。なお、
これら上記成分以外に必要に応じて耐候剤、着色剤、充
填剤、酸化防止剤、滑剤等の添加剤を配合することもで
きる。
【0009】
【実施例】以下、実施例(1〜9)および比較例(1〜
7)により本発明をさらに具体的に説明する。第1表に
示す各成分を第2表−1に示す配合(ポリエチレンは1
00重量部使用)でドライブレンドし、二軸混練機(2
FCM,神戸製鋼所製)を用いて温度220℃、ロ−タ
回転数600rpmの条件で混練しペレットを得た。こ
れらを用いてインフレ−ション成形によるフイルムの厚
みムラ、ならびに中空成形による目ヤニおよび防錆性に
ついてそれぞれ評価をおこない、結果を第2表−2に示
す。
【0010】
【表1】
【0011】
【表2】
【表3】
【0012】なお、各評価項目の評価方法は以下のとお
りである。 〔厚みムラ(厚み偏差)〕インフレ−ション成形機(プ
ラコ−製、LM−50B型)を用いて、温度195℃、
吐出量17.4kg/hr、引取速度60m/分の条件
でフイルム(幅280mm,厚み9μm)を成形し、成
形開始から55分後フイルムをサンプリングし、フイル
ムの円周方向112箇所について厚みを測定した。厚み
ムラは標準偏差σn-1 (n=112)にて評価し、σ
n-1 >1.30の場合、厚みムラが大きいと判断した。
【0013】〔目ヤニ〕中空成形機(日本製鋼所製、N
B3B/P50型)を用いて、ダイ径/コア径=22m
m/20mm,温度240℃、吐出量12.0kg/h
rの条件で樹脂を押出し、3時間後のダイへのヤニ状物
質(目ヤニ)の生成量を、非接触計測器によってダイか
らの目ヤニの長さ(L)を測定して評価した。L>0.
5mmの場合、目ヤニの発生が多いと判断した。
【0014】〔防錆性〕プレス成形機を用いて、金属片
(軟鋼S10C,50mm×35mm)と試料を250
℃の条件下で30分間接触させた後、金属片から試料を
取り除き、金属片を23℃、湿度100%RHの条件で
5日間加湿処理した。防錆性は、光学計を用いて金属表
面の色座標a*を測定して評価した。a*>0の場合、
防錆性が劣ると判断した。
【0015】第2表−1および第2表−2にみられるよ
うに、本発明の範囲外において好ましくない結果がみと
められる。。すなわち、防錆性(比較例1、5、6、)
が劣り、厚みムラ(比較例1、5、6)が大きく、目ヤ
ニの発生(比較例2、3、4、7)が多い。
【0016】
【発明の効果】チ−グラ−系触媒で製造されたポリエチ
レン樹脂に対して、一定量の脂肪酸金属塩とハイドロタ
ルサイトを配合することにより得られる本発明のポリエ
チレン樹脂組成物は、これを用いてインフレ−ション成
形法によりフイルムを製造する際、防錆、黄変防止効果
を維持しつつ、フイルムの厚みムラや目ヤニの発生を効
果的に抑制するので、ポリエチレンの包装分野に益する
ところ極めて大である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チ−グラ−系触媒で製造されたポリエチ
    レン樹脂100重量部に対し、ハイドロタルサイト0.
    005〜0.10重量部と高級脂肪酸金属塩0.03〜
    0.30重量部を配合せしめてなるポリエチレン樹脂組
    成物。
JP35391792A 1992-02-20 1992-12-16 ポリエチレン樹脂組成物 Pending JPH05295185A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6930992 1992-02-20
JP4-69309 1992-02-20

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05295185A true JPH05295185A (ja) 1993-11-09

Family

ID=13398835

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35391792A Pending JPH05295185A (ja) 1992-02-20 1992-12-16 ポリエチレン樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05295185A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002146121A (ja) * 2000-11-16 2002-05-22 Japan Polyolefins Co Ltd ポリエチレン樹脂組成物

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002146121A (ja) * 2000-11-16 2002-05-22 Japan Polyolefins Co Ltd ポリエチレン樹脂組成物

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