JPH05295709A - 橋脚とその施工方法 - Google Patents

橋脚とその施工方法

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JPH05295709A
JPH05295709A JP12421192A JP12421192A JPH05295709A JP H05295709 A JPH05295709 A JP H05295709A JP 12421192 A JP12421192 A JP 12421192A JP 12421192 A JP12421192 A JP 12421192A JP H05295709 A JPH05295709 A JP H05295709A
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満夫 森
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良夫 杉山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 二重締切工や深い掘削を施工する必要がな
く、施工に必要な工程数が簡略化され、工期が短縮され
て施工費用を削減でき、とくに既設橋脚に近接して施工
する場合にも既設橋脚に悪影響を及ぼすおそれがない、
橋脚(の構造)とその施工方法を提供する。 【構成】 水底下の地盤中の支持層に下端が達し、水面
上に上端が突出する複数本の鋼管杭2と、それらの鋼管
杭2の周囲を取り囲み、水底下の地盤中に一部を埋設し
た鋼製型枠5と、該鋼製型枠5の内周面に沿って鋼管杭
2の周囲に配装され、鋼製型枠5の下端から鋼管杭2の
上端をやや越える高さを有する鉄筋籠と、鋼製型枠5内
の空間部に打設されたコンクリート部および鋼製型枠5
の外周面に沿って上方に延設され、鋼管杭2の上端部を
鉄筋籠とともに一体化したコンクリート部7とを備えて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、鉄道橋や道路橋の橋
脚とその施工方法に関し、詳しくはとくに既設橋脚(橋
梁)に近接して施工するのに好適な橋脚とその施工方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば河川に橋脚を施工する場合に、従
来、河川上に桟橋を設け、この桟橋上から、まず場所打
ち杭を施工し、次に橋脚躯体構築のために二重締切工を
施工する。続いて、締切内の土砂を掘削して橋脚躯体を
構築し、締切工を撤去するという施工手順が一般的であ
る。
【0003】すなわち、従来の施工方法は、図6の(a)
および(b)に示すように、複数本の場所打ち杭31を、
一定の間隔をあけて方形のフーチング構築予定位置内に
河床下の地盤中深くまで施工する。次に、鋼矢板32を
フーチング構築予定外形から一定の間隔を設けて方形に
打ち込み、その外側に鋼矢板33を二重に打ち込み、内
外の鋼矢板32・33間に土砂36を充填して内側の鋼
矢板32内に水が入らないようにする(いわゆる、二重
締切工の施工)。鋼矢板(二重締切)32内の水を抜き
出したのち、土砂を掘削し、前記各場所打ち杭31の上
部を一体化して連結するフーチング34を、鉄筋コンク
リートで型枠を用いて構築し、さらにその上方に連続し
て橋脚躯体35を、鉄筋コンクリートで型枠(図示せ
ず)を用いて構築する。そして、型枠を取り外したの
ち、内外の鋼矢板32・33を引き抜いて撤去するとい
うものである。なお、図中の符号Sは、既設の橋脚(橋
梁)である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の橋脚の施工方法には、下記のような点で改良の
余地がある。
【0005】二重締切工などの工法を必要とするた
め、施工工程数が多く、各工程作業が複雑で、工期が長
くかかる(橋脚1基あたり4カ月程度)ため、渇水期内
に工事を完了しなければならない河川の場合、相当の昼
夜作業が必要になるなど、作業者の負担が大きい。
【0006】既設橋脚S(図6)に近接した場所に橋
脚を構築する場合には、二重締切工の施工時(とくに撤
去時)に地盤をゆるめ、既設橋脚に悪影響を及ぼすおそ
れがある。
【0007】掘削内や掘削底面付近の地盤が軟弱な場
合には、二重締切工の変位を抑制するために地盤を改良
したり、掘削底面の安定化を図るために底面下に薬液を
注入したりする必要があり、施工費がかなり高額にな
る。
【0008】この発明は上述の点に鑑みなされたもの
で、二重締切工や深い掘削を施工する必要がなく、施工
工程が簡略化され、工期が短縮されて施工費用を削減で
き、とくに既設橋脚に近接して施工する場合にも既設橋
脚に悪影響を及ぼすおそれがない、橋脚(の構造)とそ
の施工方法を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ためにこの発明の橋脚は、a)水底下の地盤中の支持層
に下端が達し、水面上に上端が突出する複数本の鋼管杭
と、b)それらの鋼管杭の周囲を取り囲み、水底下の地
盤中に一部を埋設した鋼製型枠と、c)該鋼製型枠の内
周面に沿って前記鋼管杭の周囲に配装された鉄筋籠と、
d)前記鋼製型枠内の空間部に打設されたコンクリート
部および鋼製型枠の外周面に沿って上方に延設され、前
記鋼管杭の上端部を前記鉄筋籠とともに一体化したコン
クリート部とを備えている。
【0010】またこの発明にかかる橋脚の施工方法は、
1)複数本の鋼管杭を、水底下の地盤中の支持層に下端
が達しかつ水面上に上端が突出するように構築し、2)
構築された複数本の鋼管杭の周囲を取り囲む鋼製型枠
を、水面上方からクレーン等により吊り下げて各鋼管と
一定の間隔をあけて水底下方の地盤中の比較的浅い位置
まで沈設し、前記鋼製型枠の上端を水面上に突出させ、
3)前記鋼製型枠内の土砂を掘削したのち、あらかじめ
組み立てた鉄筋籠を、水面上方からクレーン等により吊
り下げて前記鋼製型枠の内周面に沿って前記鋼管の周囲
に落とし込み、鉄筋籠の上端部は鋼管杭の上端よりやや
上方に突出させ、4)前記鋼製型枠に沿ってその上方に
前記鉄筋籠を取り囲むように型枠を仮設し、該仮設型枠
内および鋼製型枠内にコンクリートを打設したのち、前
記仮設型枠を取り除くものである。
【0011】また上記本発明の施工方法において、前記
鋼製型枠の内面の適所に、その上下方向にガイド鋼を突
設し、鋼製型枠を複数本の鋼管杭の周囲に建て込む際
に、前記ガイド鋼にH鋼の一方を差し込んで各鋼管杭と
の間に一定の間隙を保たせるとともに、鉄筋籠を鋼製型
枠内に落とし込む際に、前記ガイド鋼に、鉄筋籠に取り
付けたCT鋼の先端部を挿入して案内させることが、好
ましい。
【0012】
【作用】上記の構成を有する本発明の橋脚(請求項1)
およびその施工方法(請求項2)によれば、鋼管杭の一
部を水面上方に突出させ、それらの周囲を鋼製型枠によ
り取り囲み、その鋼製型枠は一部を水面上に突出させ、
下端部を水底下の地盤中に沈設するので、鋼製型枠内で
土砂を掘削するなどの作業が可能になり、また鋼製型枠
内に鉄筋籠を落とし込んでコンクリートを打設すること
で、鋼管杭の上部を一体化することができる。したがっ
て、橋脚躯体を構築するための二重締切工が不要にな
り、掘削からコンクリート打設までの作業が水中内で施
工でき、また地盤をゆるめるおそれがないため、既設橋
脚に近接したところで施工しても既設橋脚に悪影響を及
ぼさない。さらに、既設橋脚の防護のための補助工法を
必要とせず、工期の短縮および工費の削減が図られる。
【0013】また請求項3記載の施工方法によれば、複
数本の鋼管杭の周囲に鋼製型枠を建て込む際に、H鋼に
よって複数本の鋼管杭との間隔が一定に保たれ、鉄筋籠
を鋼製型枠と鋼管杭とに落とし込む際の間隔が確保され
るとともに、鉄筋籠の落とし込み時に、鉄筋籠を鋼製型
枠の内周面に沿ってガイド鋼とCT鋼とによって案内す
ることができ、鉄筋籠を円滑に落とし込むことができ
る。
【0014】
【実施例】以下、この発明の橋脚の実施例を図面に基づ
いて説明し、併せてその施工方法についても説明する。
【0015】図1は既設橋脚に近接して構築された本発
明の実施例にかかる橋脚を示す正面視断面図である。図
2は図1の橋脚のII−II線拡大断面図と、同拡大断面図
におけるA部およびB部の拡大断面図である。図3は鋼
管杭に用いられる鋼管の下部を示す正面図と、同正面図
のC部の拡大図、同拡大図のD−D線断面図である。図
1に示すように、橋脚1は、一定の間隔をあけて沈設さ
れた2本の鋼管杭2と、各鋼管杭2に連続して下方に延
設された鉄筋コンクリート杭3と、2本の鋼管杭2の上
部を取り囲む鋼製型枠5と、鋼製型枠5の外周面に沿っ
て上方に延設されたコンクリート部7とを具備する。な
お、本実施例の橋脚1は、既設橋脚Sに近接して構築さ
れている。
【0016】前記各鋼管杭2は、その下端が川底(河
床)下の地盤中の支持層に達し、上端は水面上に突出す
る長尺の鋼管2aと、この鋼管2aの内周面に沿って配
筋された多数の鉄筋2bとを備え、鋼管2a内にコンク
リート2cを打設した構造からなる。なお、鋼管2aの
下端周囲には、図3のように凹凸状の多数の刃先2a−
1を円周方向に等間隔に形設し、刃先2a−1の硬度を
上げるためにハードフェイシング加工を施している。こ
のため、鋼管2aの地盤中へ沈降(貫入)作業が容易に
行われる。
【0017】鉄筋コンクリート杭3は、下端が地盤中の
支持層に達し、前記鉄筋2bに連続する鉄筋3bにより
筒状に組みつけられた鉄筋筒を、コンクリート3aで一
体化した構造からなる。本実施例では、鋼管杭2と鉄筋
コンクリート杭3の2段構造にして施工費用を削減した
が、鉄筋コンクリート杭3の部分まで鋼管杭2を延長し
てもよい。
【0018】鋼製型枠5は、図2に示すように、上方よ
り見て略楕円形状をなし、表面には塗装を施してある。
鋼製型枠5の下端は、川底下の地盤中に埋設され、上端
は水面の上方に突出するが、前記鋼管杭2の上端より低
くして、鋼管杭2の上端部を鋼製型枠5の上方に突出さ
せている。
【0019】鋼製型枠5の内周面側において、左右の鋼
管杭2と対応する円弧状部の4箇所および中間の対向す
る平面部の4箇所の合計8箇所には、一対のL形鋼を間
隔をあけて溶接することにより形成されるガイド鋼5a
を高さ方向に突設している。鋼製型枠5内には鉄筋籠6
を挿入しているが、この鉄筋籠6は多数の鉄筋を用いて
鋼製型枠5よりわずかに小さい略楕円形状に組みつけた
もので、その高さは鋼製型枠5よりも高く、すなわち鋼
製型枠5の上方に突出する鋼管杭2の上端を越える高さ
にしてある。鉄筋籠6の中間部の左右に、対向する籠部
材間に跨がってL形鋼のフレーム部材6aをL形鋼6b
を介して溶接し、前記鋼製型枠5の中間のガイド鋼5a
と対向する位置には、断面T形のCT鋼6cを溶接によ
り鉄筋籠6に対し外向けに突設している。
【0020】鋼製型枠5内の川底下方の土砂が掘削さ
れ、鋼製型枠5内に鉄筋籠6が挿入されたのち、鋼製型
枠5内の空間部にコンクリートが打設されるとともに、
このコンクリート部(図示せず)に連続して、鋼管杭2
の上端部を鉄筋籠6とともに一体化するコンクリート部
7が、鋼製型枠5の外周面に沿って上方に延設されてい
る。なお、コンクリート部7の頂部7aは、橋げた(図
示せず)のシューを設置する関係上、全周にわたり外方
へ膨出させてその下方部分に比べてやや大きく形成して
いる。
【0021】図4は橋脚1の配筋を示す略図で、同図の
ように、橋脚1内に装入されている鉄筋は、鋼管2aの
内周面に添わせて円筒状に配装され、下方の鉄筋コンク
リート杭3内の鉄筋に連続する鉄筋2bと、鉄筋籠6を
構成する鉄筋とからなる。鉄筋2bの上端部は鋼管2a
より突出してJの字状に屈曲し、鉄筋籠6の上端は前記
コンクリート部7の頂部7aに至っている。
【0022】次に、上記した構成からなる実施例の橋脚
1について、その施工方法を順番に説明する。
【0023】まず、河川の橋脚1の構築位置まで、図
5に示すように河岸から仮設桟橋20を設ける。図5中
の符号21は、桟橋20を支持するための杭で、複数本
の杭21を一定の間隔をおいて打ち立てている。
【0024】所定長さ(本実施例では、21.20
m)の鋼管2aを、桟橋20(図5)上のクレーン22
で吊り下げ、川底下方の地盤中に打設して支持層まで貫
入させる。鋼管2aは、一定の間隔(中心点間隔で4.
5m)をあけて河の流れに沿って2本打設し、図1のよ
うに各鋼管2aの上部を水面の上方に突出させる。
【0025】各鋼管2a内の土砂(川底より下方)を
掘削したのち、さらに各鋼管2a下方の土砂を次の支持
層に達するまで掘削し、各鋼管2a内からその下方の掘
削部まで鉄筋2bを連続して円筒状に間隔をあけて配筋
し、鉄筋2bの上端部は鋼管2aの上方に突出させる。
【0026】各鋼管2a内およびその下方の掘削部内
にコンクリートを打設し、鋼管杭2とその下方に連続す
る鉄筋コンクリート杭3からなる基礎杭を構築する。
【0027】鋼製型枠5を、桟橋20上のクレーン2
2で吊り下げて2本の鋼管杭2を取り囲み、かつ各鋼管
杭2と一定の間隔をあけて川底下方の地盤中の比較的浅
い位置まで沈設し、鋼製型枠5の上端は水面上方に突出
させる。このように、鋼管杭2の周囲に鋼製型枠5を建
て込む際には、図2のように、H鋼11の一方をガイド
鋼5a内に挿入して鋼管杭2との間隔を一定に保ちなが
ら、ゆっくりと下降させていく。鋼製型枠5の沈設作業
は、限定するものではないが、ウォータジェットを鋼製
型枠5内に装着するとともに上部にバイブロを設置し、
ウォータジェットで下方の地盤を切削しながらバイブロ
の振動によって行うとよい。
【0028】鋼製型枠5内の土砂(川底下方)を掘削
したのち、鉄筋籠6を桟橋20上のクレーン22で吊り
下げ鋼製型枠5の内周面に沿って2本の鋼管杭2を取り
囲むように落とし込み、鉄筋籠6の上端部は鋼管杭2の
上端よりやや上方に突出させる。そして、鉄筋籠6を鋼
製型枠5と鋼管杭2の間に落とし込む際には、CT鋼6
cの先端部をガイド鋼5a内に挿入した状態で、ガイド
鋼5aとCT鋼6cによって案内して落とし込むことに
より、鋼製型枠5および鋼管杭2と、鉄筋籠6との間に
それぞれ一定の間隔を確保することができる。
【0029】鋼製型枠5に沿ってその上方に突出する
鉄筋籠6を取り囲むように、ベニヤ板などによる型枠
(図示せず)を仮設して、その仮設型枠内および鋼製型
枠5内にコンクリートを打設し、コンクリートが固化し
たのちに仮設型枠を取り除く。そして、最後に、仮設桟
橋20を撤去すれば、全ての作業が終了する。
【0030】上記した〜の工程からなる施工方法に
より、本発明の実施例にかかる橋脚1が構築された。本
施工方法によると、主として2本の鋼管杭2によって橋
脚1を支持し、従来の橋脚に必須のフーチングが不要に
なったので、掘削深さが浅くてすみ、またその掘削作業
は鋼製型枠5内で行うので、二重締切工の施工が省略で
きるとともに、既設橋脚の防護のための補助工法が不要
になった。このため、施工作業が簡略化され、仮設桟橋
20等の設置作業を含めても、渇水期(11月〜5月)
内に4基の橋脚が完成し、工期の大幅な短縮(従来の工
期の約1/2)とともに、工費の削減(従来の工費の約
1/2)が達成された。また、二重締切工の撤去が不要
なうえに、地盤深くまで掘削する必要がなく、しかも水
中掘削が可能なため、既設橋脚S(図1)に近接した施
工にも拘わらず、既設橋脚に与える影響もなかった。
【0031】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
この発明の橋脚とその施工方法には、次のような優れた
効果がある。
【0032】(1) 二重締切工や深い掘削を施工する必要
がなく、施工に必要な工程数が軽減され、工期の短縮を
図ることができる。
【0033】(2) 既設橋脚に近接した場所に橋脚を構築
する場合にも、二重締切工の施工が不要で、とくにその
撤去時に地盤をゆるめることがないので、既設橋脚に悪
影響を及ぼすおそれがなく、また既設橋脚の防護のため
の補助工法を要しないので、施工費用の削減ができる。
【0034】(3) 請求項3記載の施工方法は、上記の
(1)〜(2)の効果に加えて、複数本の鋼管杭の周囲に鋼製
型枠を建て込む際に、並びに鉄筋籠を鋼製型枠と鋼管杭
との間に落とし込む際に、鋼製型枠および鉄筋籠を円滑
に挿入できるとともに、各部材間に一定の間隔を確保す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】既設橋脚に近接して構築された本発明の実施例
にかかる橋脚を示す正面視断面図である。
【図2】図1の橋脚のII−II線拡大断面図と、同拡大断
面図におけるA部およびB部の拡大断面図である。
【図3】鋼管杭に用いられる鋼管の下部を示す正面図
と、同正面図のC部の拡大図と、同拡大図のD−D線断
面図である。
【図4】図4(a)は橋脚の配筋略図で、左半分は鋼管内
の配筋を表し、右半分は鋼製型枠内およびその上方のコ
ンクリート部内の配筋を表す。図4(b)は図4(a)のE
−E線断面図、図4(c)は図4(a)のF−F線断面図で
ある。
【図5】鋼管を沈設する作業状態を示す正面視断面図で
ある。
【図6】図6(a)は従来の一般的な施工方法による橋脚
を示す正面視断面図、図6(b)は図6(a)の橋脚のVI−
VI線断面図である。
【符号の説明】
1 橋脚 2 鋼管杭 3 鉄筋コンクリート杭 5 鋼製型枠 5a ガイド鋼 6 鉄筋籠 7 コンクリート部
フロントページの続き (72)発明者 山本 正幸 大阪府大阪市北区芝田二丁目4番24号 西 日本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 森 満夫 大阪府大阪市北区芝田二丁目4番24号 西 日本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 田中 壽賀夫 大阪府大阪市北区芝田二丁目4番24号 西 日本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 杉山 良夫 大阪府大阪市北区芝田二丁目4番24号 西 日本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 上田 正一 大阪府大阪市北区芝田二丁目4番24号 西 日本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 岡本 聖智 大阪府大阪市淀川区西中島5丁目4番20号 ジェイアール西日本コンサルタンツ株式 会社内 (72)発明者 矢島 秀治 大阪府大阪市淀川区西中島5丁目4番20号 ジェイアール西日本コンサルタンツ株式 会社内 (72)発明者 真部 伸穂 兵庫県西宮市池田町9番18号 株式会社新 井組内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水底下の地盤中の支持層に下端が達し、
    水面上に上端が突出する複数本の鋼管杭と、 それらの鋼管杭の周囲を取り囲み、水底下の地盤中に一
    部を埋設した鋼製型枠と、 該鋼製型枠の内周面に沿って前記鋼管杭の周囲に配装さ
    れた鉄筋籠と、 前記鋼製型枠内の空間部に打設されたコンクリート部お
    よび鋼製型枠の外周面に沿って上方に延設され、前記鋼
    管杭の上端部を前記鉄筋籠とともに一体化したコンクリ
    ート部とを備えたことを特徴とする橋脚。
  2. 【請求項2】 複数本の鋼管杭を、水底下の地盤中の支
    持層に下端が達し、かつ水面上に上端が突出するように
    構築し、 構築された複数本の鋼管杭の周囲を取り囲む鋼製型枠
    を、水面上方からクレーン等により吊り下げて各鋼管と
    一定の間隔をあけて水底下方の地盤中の比較的浅い位置
    まで沈設し、前記鋼製型枠の上端を水面上に突出させ、 前記鋼製型枠内の土砂を掘削したのち、あらかじめ組み
    立てた鉄筋籠を、水面上方からクレーン等により吊り下
    げて前記鋼製型枠の内周面に沿って前記鋼管の周囲に落
    とし込み、鉄筋籠の上端部は鋼管杭の上端よりやや上方
    に突出させ、前記鋼製型枠に沿ってその上方に前記鉄筋
    籠を取り囲むように型枠を仮設し、該仮設型枠内および
    鋼製型枠内にコンクリートを打設したのち、前記仮設型
    枠を取り除くことを特徴とする橋脚の施工方法。
  3. 【請求項3】 前記鋼製型枠の内面の適所に、その上下
    方向にガイド鋼を突設し、 鋼製型枠を複数本の鋼管杭の周囲に建て込む際に、前記
    ガイド鋼にH鋼の一方を差し込んで各鋼管杭との間に一
    定の間隙を保たせるとともに、 鉄筋籠を鋼製型枠内に落とし込む際に、前記ガイド鋼
    に、鉄筋籠に取り付けたCT鋼の先端部を挿入して案内
    させる請求項2記載の橋脚の施工方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021076004A (ja) * 2019-10-31 2021-05-20 株式会社熊谷組 桟橋、桟橋構築方法、橋梁改築方法および橋梁構築方法
CN116815635A (zh) * 2023-05-18 2023-09-29 中建八局第一建设有限公司 一种涉水桥梁围堰一体化施工工艺

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