JPH0529751U - ワイヤドツト印字ヘツド - Google Patents
ワイヤドツト印字ヘツドInfo
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- JPH0529751U JPH0529751U JP8690991U JP8690991U JPH0529751U JP H0529751 U JPH0529751 U JP H0529751U JP 8690991 U JP8690991 U JP 8690991U JP 8690991 U JP8690991 U JP 8690991U JP H0529751 U JPH0529751 U JP H0529751U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 印字ヘッド特性の不均一や、組立工程の増加
を発生させることなく、吸引空隙を小さくして特性の向
上を図る。 【構成】 アーマチュア13の吸引時にコア19とアー
マチュア13との間に形成される吸引空隙fを無くすよ
うにして、コア19とアーマチュア13との間に配置さ
れる介装部をコア19に対応した数だけ対応した位置に
一体に設けてなる磁性体スペーサシム10を備える。ま
た、介装部10aは、コア19の対向する上面19aと
略等しく形成されているとともに、スペーサシム10と
コア19とが相対位置決めされてなる構成とした。
を発生させることなく、吸引空隙を小さくして特性の向
上を図る。 【構成】 アーマチュア13の吸引時にコア19とアー
マチュア13との間に形成される吸引空隙fを無くすよ
うにして、コア19とアーマチュア13との間に配置さ
れる介装部をコア19に対応した数だけ対応した位置に
一体に設けてなる磁性体スペーサシム10を備える。ま
た、介装部10aは、コア19の対向する上面19aと
略等しく形成されているとともに、スペーサシム10と
コア19とが相対位置決めされてなる構成とした。
Description
【0001】
本考案は、シリアルプリンタにおけるワイヤドット印字ヘッドの構造に関する ものである。
【0002】
従来、印字ワイヤを駆動し、インクリボンを介して印字媒体をインパクトし、 その力で印字を行うインパクトプリンタは、印字媒体の自由度が高く、また比較 的安価なことから情報処理システムなどの出力装置をはじめ、多方面に用いられ ている。 また、このインパクトプリンタには、プランジャ型、バネチャージ型、クラッ パ型等がある。 このうち、バネチャージ型のものは、印字ワイヤを固定したアーマチュアをバ イアス用板ばねによって揺動自在に支持し、このアーマチュアを予め永久磁石の 磁束で上記バイアス用板ばねの弾性力に抗してコア側に吸引させておき、印字す る際に上記コアに巻回されたコイルを励磁させて、このコイルに上記永久磁石と 逆方向に磁束を発生させ、上記アーマチュアを開放させる構造となっている。こ れは高速応答性が良いことから近年では、このバネチャージ型のワイヤドット印 字ヘッドが多く採用されている。
【0003】 図9は、従来より知られるワイヤドット式印字ヘッドの一例を示す断面図であ る。 図において、この印字ヘッド51は、バネチャージ型の印字ヘッドで、ガイド フレーム52,アーマチュアヨーク53,バイアス用板ばね54,磁気スペーサ 55,マグネットヨーク56,永久磁石57,ヨーク58,ベースヨーク59, ガイドノーズ61,印字用のドットワイヤ62,アーマチュア63,クランプス プリング66と、図示せぬボビンに巻回された消磁用の励磁コイル68と断面略 台形をした棒状のコア69とでなるコイル組立体71等で構成されている。
【0004】 このように構成された印字ヘッド51では、励磁コイル68への電流のオン・ オフによって駆動するもので、印字をしないときには励磁コイル68への電流を 断ち(オフ)、印字する場合に電流を流す(オン)ようになっている。 すなわち、励磁コイル68への通電がなされていない非印字状態のとき、永久 磁石57の磁束は、ヨーク58,ベースヨーク59,コア69,吸引空隙f,バ イアス用板ばね54,アーマチュア63,アーマチュアヨーク53,磁気スペー サ55,マグネットヨーク56を通って再び永久磁石57に戻るルートで流れる 。また、このとき生ずる磁気吸引力で、アーマチュア63がバイアス用板ばね5 4を偏倚しながらコア69に吸着され、これによってドットワイヤ62の全体が ガイドフレーム52内側に引き込まれた状態にある。 これに対して、励磁コイル68に電流を流して励磁させると、永久磁石57の 磁束とは逆の磁束がコア69に生じる。これによって永久磁石57の磁束が打消 され、コア69に偏倚状態で吸着されていたバイアス用板ばね54が開放される 。すると、バイアス用板ばね54の弾性反力でアーマチュア63がこの他端を中 心として図示せぬプラテン側へ回転し、自由端に取り付けたドットワイヤ62を 瞬時に突出させる。そして、この突出したドットワイヤ62が図示せぬインクリ ボンを介して同じく図示せぬ印字媒体をインパクトし、印字が行われる。また、 アーマチュア63を一度開放した後は再び励磁コイル68への通電が断たれ、ア ーマチュア63が印字媒体をインパクトし終えて戻ってきたドットワイヤ62と 共にコア69側に吸着保持される。 したがって、この動作を複数のドットワイヤ62毎に選択し、かつ印字ヘッド 51を行方向に移動しながら行わせると、印字媒体上にドット構成の文字やグラ フィックパターンが印字されることになる。
【0005】 そして、この種のワイヤドット式印字ヘッドでは、バイアス用板ばね54とコ ア69との間に存在する吸引空隙fが小さく、コア69よりバイアス用板ばね5 4に吸引力を有効に伝えることができると、小さな永久磁石57でばね力の強い バイアス用板ばね54を吸引できることになり、低価格化、小型軽量化、高速化 の面で有利になる。また、励磁コイル68により永久磁石57の発生する磁束を 打ち消してアーマチュア63を開放する際にも小さな励磁電流で開放できるため 、投入電力が小さく、印字ヘッド51の温度上昇も小さくて済むことになる。
【0006】 したがって、従来より吸引空隙fを小さくして吸引力を有効に伝えるようにし た構造が色々と提案されており、例えば図10乃至図12に示すような構造があ る。なお、図10乃至図12において図9と同一符号を付したものは図9と同一 のものを示している。 そして、図10に示す構造は、コア69の吸引空隙fと接する面69aを、ア ーマチュア63の傾きと同じ傾き状態に研摩し、面69aにバイアス用板ばね5 4を密着させて吸引させるようにしたものである。 次に、図11に示す構造は、吸引空隙fに比べて透磁率の大きな磁性体シム6 0を、この吸引空隙f内に挿入させ、この磁性体シム60で永久磁石57の発生 した磁束を有効にバイアス用板ばね54,アーマチュア63に伝えるようにした ものである。 次に、図12に示す構造は、バイアス用板ばね54を短くして、この自由端が コア69とアーマチュア63の間の吸引空隙fに位置するようにすることによっ て、吸引空隙fを小さくするようにしたものである。
【0007】
しかしながら、上述した従来構造において、例えば図10に示した構造では、 コア69の面69aを研摩するのに非常に厳しい精度が必要となる。このため、 コア69の価格が上がり、印字ヘッド51全体のコストも高くなる。また、寸法 精度が無くなる場合もあり、通常はベースヨーク59上にコイル組立体71や、 マグネットヨーク56,永久磁石57,ヨーク58までを一つに組み立ててから 、コア69の高さをマグネットヨーク56の高さに合わせて表面研摩を行い平滑 になるようにしている。しかし、図10に示した構造では、その研摩ができない ため、吸引空隙fの寸法のバラツキも大きくなる等の問題点があった。 次に、図11に示した構造では、磁性体シム60を固定させる位置が一定して いないとアーマチュア63の角度も変わる。この角度が変わることによって吸引 力を一定とすることが難しい。また、接着等を用いた固定方法では固定位置を一 定とすることができない等の問題点があった。 次に、図12に示した構造では、磁気スペーサ55を厚くして吸引空隙fを大 きくし、バイアス用板ばね54を弱いばね力で薄く形成しなければならない。こ れは吸引空隙fを小さくして強力なばね力のばねを吸引することと相反すること になる問題点があった。
【0008】 このように、図10乃至図12に示した何れの従来構造も、加工が複雑であっ たり、部品相互間の寸法精度が悪く特性が不均一となったり、あるいは組み立て の工程が増えたりする等の問題点がある。このため、現実に製造するのが難しく 、また製造しても安定した特性を得ることが難しい。
【0009】 本考案は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は吸引空隙を小 さくする場合に発生する印字ヘッド特性の不均一および組立工程の増加を発生さ せることなく、吸引空隙を小さくして特性の向上したワイヤドット印字ヘッドを 提供することにある。
【0010】
上記目的を達成するため、本考案に係るワイヤドット印字ヘッドは、永久磁石 で磁化されたコアで、ドットワイヤが取り付けられたアーマチュアをバイアス用 板ばねの付勢力に抗して吸引し、前記コアの周囲に装着された励磁コイルの磁束 で前記永久磁石の磁束を打ち消して前記アーマチュアを開放し、前記ドットワイ ヤを突出させて印字を行うものであって、前記アーマチュアの吸引時に前記コア とアーマチュアとの間に形成される空隙を無くすようにして、前記コアと前記ア ーマチュアとの間に配置される介装部を前記コアに対応した数だけ対応した位置 に一体に設けてなる磁性体スペーサシムを備え、前記介装部は前記コアの対向す る上面と略等しく形成されているとともに、前記スペーサシムと前記コアとが相 対位置決めされてなる構成としたものである。
【0011】
この構成によれば、コアとアーマチュアとの間に介装された磁性体スペーサシ ムの介装部によって、吸引時における吸引空隙が小さくなり、コアよりバイアス 用板ばね側に吸引力を有効に伝えることができるので、小さな永久磁石でばね力 の強いバイアス用板ばねを吸引できることになる。また、励磁コイルにより永久 磁石の発生する磁束を打ち消してアーマチュアを開放する際にも小さな励磁電流 で開放でき、投入電力が小さく、印字ヘッドの温度上昇を抑えることができる。 加えて、一つのスペーサシムで、複数のコアを位置決めするので、製造時の工 数も抑えられ、また部品相互の位置関係も安定して均一化が図れる。
【0012】
以下、本考案の実施例について図面を用いて詳細に説明する。 図1は、本考案の一実施例に係るワイヤドット式印字ヘッドの要部断面図であ る。 図において、この印字ヘッド1は、バネチャージ型の印字ヘッドで、ガイドフ レーム2,アーマチュアヨーク3,バイアス用板ばね4,スペーサ5,スペーサ シム10,マグネットヨーク6,永久磁石7,ヨーク8,ベースヨーク9,ガイ ドノーズ11,印字用のドットワイヤ12,アーマチュア13,クランプスプリ ング16と、図示せぬボビンに巻回された消磁用の励磁コイル18と断面略台形 をした棒状のコア19とでなるコイル組立体21等で構成されている。また、ア ーマチュアヨーク3,バイアス用板ばね4,スペーサ5,スペーサシム10,マ グネットヨーク6との間はノックピン14で互いに位置決めされている。
【0013】 図2は、図1に示した印字ヘッド1の要部分解斜視図である。そこで、図2を 用いて印字ヘッド1の要部をさらに説明すると、バイアス用板ばね4は、2つの ばね有効部4a,4aと、アーマチュア13を固着する先端側固着部4bおよび 舌状翼片4cと、基端側で他のアーマチュアヨーク3およびスペーサ5等に固定 される外縁部4dとを一体に有して形成されてなり、また外縁部4dにはノック ピン14を嵌合するための孔15が穿設されている。 スペーサ5はリング円板状に形成されているとともに、バイアス用板ばね4の 舌状翼片4cと対応する位置に、舌状翼片4cを逃げるための切欠部5aが設け られている。また、このスペーサ5の外縁部5bには、ノックピン14を嵌合す るための孔17が穿設されている。 スペーサシム10は図3に単品として示しているように、磁性体のリング円板 状に形成されており、内周面にはさらに内側に向かって突出された状態で介装部 としての舌状片10aが一体に設けられている。この舌状片10aは、コア19 と対応する毎、すなわち例えば24ピン印字ヘッドでコア19が24個配設され ている場合は、舌状片10aも24個設けられ、各々の舌状片10aは図4に示 すように、コア19の上面19aの略半分を覆う位置まで延びた状態で配設され る。なお、図3に示したスペーサシム10は24ピン印字ヘッド用のもので、介 装部、すなわち舌状片10aは24個形成されている。また、スペーサシム10 には、舌状片10aと対応する毎に、その外周側に切欠窓20が形成されており 、この切欠窓20によって舌状片10aでの磁束の流れを最小限に抑えるように している。加えて、このスペーサシム10の外縁部にはノックピン14を嵌合す るための孔22が穿設されている。 各々略リング円板状に形成されたマグネットヨーク6,永久磁石7およびヨー ク8と、断面略台形に形成されたコア19は、ベースヨーク9に一体に取り付け られてユニット化された状態で取り扱われる。また、このユニット化された状態 で、コア19の上面19aとマグネットヨーク6の上面6aとが互いに研摩され て高さ合わせされる。加えて、マグネットヨーク6の上面6aにはノックピン1 4を嵌合するための孔23が形成されている。
【0014】 次に、この印字ヘッド1を組み立てる手順について説明する。 まず、マグネットヨーク6,永久磁石7,ヨーク8,およびコイル組立体21 が調整されて取り付けられたベースヨーク9が用意される。次いで、マグネット ヨーク6の上面6aの孔23にノックピン14を挿入嵌合させ、このノックピン 14を孔22に嵌合するようにしてスペーサシム10をベースヨーク9上に載せ る。すると、スペーサシム10の各舌状片10aが各コア19の上面19a上の 略半分の位置まで突き出され、これに当接された状態でスペーサシム10がベー スヨーク9上に配設される。次に、スペーサシム10上に、ノックピン14を孔 17に嵌合するようにして、スペーサ5を載せる。次いで、複数の各コア19と それぞれ対応する位置にアーマチュア13を取り付けてなるバイアス用板ばね4 を、ノックピン14を孔15に嵌合するようにして、スペーサ5上に載せて位置 決めする。さらに、このバイアス用板ばね4上にアーマチュアヨーク3を、ノッ クピン14を孔24(図1参照)に嵌合するようにして載せて位置決めする。最 後に、アーマチュアヨーク3上にガイドフレーム2を載せ、さらにクランプスプ リング16で固定すると組み立てられる。
【0015】 図4は、このようにして組み立てられた印字ヘッド1におけるバイアス用板ば ね4,スペーサ5,マグネットヨーク6,スペーサシム10,アーマチュア13 ,コア19の相対位置関係を示す図である。すなわち、この構造ではマグネット ヨーク6上に板厚t1のスペーサシム10と板厚(t2 −t1) のスペーサ5が重ねら れ、厚さは合計t2となっている。さらに、その上にバイアス用板ばね4とアーマ チュア13を重ねており、バイアス用板ばね4がコア19に吸引されたときには 、アーマチュア13は角度θで傾いている。また、スペーサシム10は、バイア ス用板ばね4とコア19との距離がt1となる部分まで舌状片10aを延ばし、こ の延ばされた距離をL1となるようにして全ピンの各部品相対位置を同じにし、吸 引力,動作特性等の諸特性が均一となるようにしている。
【0016】 図5は永久磁石7より発生する磁束Φの流れを示す図である。そこで、図1に 示した印字ヘッド1の動作を、次に図5と共に説明する。 まず、この印字ヘッド1では、励磁コイル18への電流のオン・オフによって 駆動するもので、印字をしないときには励磁コイル18への電流を断ち(オフ) 、印字する場合に電流を流す(オン)ように構成されている。 そして、励磁コイル18への通電がなされていない非印字状態のとき、永久磁 石7のN極より発生した磁束は、ヨーク8,ベースヨーク9,コア19を通って 流れ、さらに吸引空隙f,スペーサシム10,スペーサ5,バイアス用板ばね4 ,アーマチュア13を通して永久磁石7のS極に戻る。ここでは、なるべく多く の磁束をバイアス用板ばね4に流すことがスペーサシム10本来の目的であり、 磁束がバイアス用板ばね4に入る前に永久磁石7に戻る流れとならないように、 スペーサシム10の舌状片10aの磁束の流れを最小とするために切欠窓20を 設け、図5中に符号C1で示す部分で、符号C2と符号C3で示す部分とに分岐して流 れる磁束も最小とするように、同図中に符号Wで示す幅寸法も可能な限り細くし ている。さらに、スペーサシム10の機械的強度を保つために、同図中に符号F で示す部分のように、隣のピンのスペーサシム10と結合しているが、ここでの 互いの干渉を防ぐために同図中に符号Xで示す部分も可能な限り細くしている。 したがって、これらW部分およびX部分の幅寸法を細くすることにより、図6の ような磁気特性を示す材料によって作られたスペーサシム10のW部分およびX 部分は飽和領域で使用されることになり、W部分およびX部分を流れる磁束は、 永久磁石7より発生してコア19からバイアス用板ばね4に流れる磁束に対して 無視できる程度の値となり全体の特性に影響を与えない。なお、図6において、 縦軸は磁束(Φ)を、横軸は磁界(H)を示しており、飽和部(図5参照)の比 透磁率を1とした場合である。 また、この状態時では、コア19側への磁気吸引によって、アーマチュア13 およびバイアス用板ばね4がコア19側に偏倚され、ドットワイヤ12の全体が ガイドフレーム2内側に引き込まれた状態にある。
【0017】 これに対して、励磁コイル18に電流を流して励磁させると、永久磁石7の磁 束とは逆の磁束が励磁コイル18に生じる。これによってマグネット永久磁石7 の磁束が打消され、コア9に偏倚状態で吸着されていたバイアス用板ばね4が開 放される。すると、バイアス用板ばね4の弾性反力によってアーマチュア13が この他端を中心として図示せぬプラテン側へ回転し、自由端に取り付けたドット ワイヤ12を瞬時に突出させる。そして、この突出したドットワイヤ12が図示 せぬインクリボンを介して同じく図示せぬ印字媒体をインパクトし、印字が行わ れる。また、アーマチュア13を一度開放した後は再び励磁コイル18への通電 が断たれ、印字媒体をインパクトして戻ってきたドットワイヤ12と共にアーマ チュア13がコア19側に吸着保持される。 したがって、この動作を複数のドットワイヤ12毎に選択し、かつ印字ヘッド 51を行方向に移動しながら行わせると、印字媒体上にドット構成の文字やグラ フィックパターンが印字されることになる。
【0018】 図7は本考案に係るワイヤドット印字ヘッドにおけるスペーサシムの一変形例 を示すものである。 ここでのスペーサシム30は、コア19を基準として装着する構造としたもの である。 また、図8(a),(b) は、スペーサシム30を形成する手順を示した図である。 そこで、図8を用いてスペーサシム30の構造をさらに説明すると、スペーサシ ム30は一枚の磁性金属板より打ち抜き成形され、図8(a) に示すように、ベー スヨーク9上のコア19に対応して、その数だけシム部30Aが一体に作られる 。次いで、各シム部30Aの図8(b) 中に点線で示す外側の部分30a,30b ,30cが、介装部30dよりそれぞれ下側に折り曲げ加工される。すると、ベ ースヨーク9上の各コア19の上部全体を一緒に覆ってかぶせることができるよ うな形状のスペーサシム30が作られる。また、これをコア19上にかぶせるこ とにより、図7に示すように相対的に位置決めを行った状態で取り付けることが でき、このようにして取り付けることによって、スペーサシム10と同様の効果 が得られるものである。加えて、このようなスペーサシム30とすることにより 、コア19からスペーサシム30を通して永久磁石7へ直接戻る磁束がなくなり 、さらにスペーサ5からの干渉が防止できると言う効果も期待できる。
【0019】
以上説明したとおり、本考案に係るワイヤドット式印字ヘッドによれば、コア とアーマチュアとの間に介装された磁性体スペーサシムの介装部によって、吸引 時における吸引空隙が小さくなり、コアよりバイアス用板ばね側に吸引力を有効 に伝えることができるので、小さな永久磁石でばね力の強いバイアス用板ばねを 吸引できることになり、低価格化,小型軽量化,高速化の面で有利になる。また 、励磁コイルにより永久磁石の発生する磁束を打ち消してアーマチュアを開放す る際にも小さな励磁電流で開放でき、投入電力が小さく、印字ヘッドの温度上昇 を抑えることができる等の効果が期待できる。 加えて、一つのスペーサシムで、複数のコアを位置決めするので、製造時の工 数も抑えられ、また部品相互の位置関係も安定して均一化が図れる等の効果も期 待できる。
【図1】本考案の一実施例に係るワイヤドット式印字ヘ
ッドの要部断面図である。
ッドの要部断面図である。
【図2】図1に示した同上ワイヤドット式印字ヘッドの
要部分解斜視図である。
要部分解斜視図である。
【図3】図1に示した同上ワイヤドット式印字ヘッドの
スペーサ単体の上面図である。
スペーサ単体の上面図である。
【図4】図1に示した同上ワイヤドット式印字ヘッドに
おける要部部品配置説明図である。
おける要部部品配置説明図である。
【図5】図1に示した同上ワイヤドット式印字ヘッドに
おける磁束の流れを説明するための図である。
おける磁束の流れを説明するための図である。
【図6】スペーサシム材料の磁気特性図である。
【図7】スペーサシムの一変形例をコアに装着した状態
で示す図である。
で示す図である。
【図8】図7に示した同上スペーサシムの成形手順を示
す図である。
す図である。
【図9】従来のワイヤドット式印字ヘッドの一例を示す
要部断面図である。
要部断面図である。
【図10】従来におけるワイヤドット式印字ヘッドの他
の構造を説明するための図である。
の構造を説明するための図である。
【図11】従来におけるワイヤドット式印字ヘッドのさ
らに他の構造を説明するための図である。
らに他の構造を説明するための図である。
【図12】従来におけるワイヤドット式印字ヘッドのさ
らに他の構造を説明するための図である。
らに他の構造を説明するための図である。
1 印字ヘッド 4 バイアス用板ばね 5 スペーサ 7 永久磁石 10 スペーサシム 10a 舌状片(介装部) 12 ドットワイヤ 13 アーマチュア 18 励磁コイル 19 コア 30 スペーサシム 30d 介装部 f 吸引空隙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 浅香 俊行 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)考案者 石川 匡幸 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 永久磁石で磁化されたコアで、ドットワ
イヤが取り付けられたアーマチュアをバイアス用板ばね
の付勢力に抗して吸引し、前記コアの周囲に装着された
励磁コイルの磁束で前記永久磁石の磁束を打ち消して前
記アーマチュアを開放し、前記ドットワイヤを突出させ
て印字を行うワイヤドット印字ヘッドにおいて、 前記アーマチュアの吸引時に前記コアとアーマチュアと
の間に形成される空隙を無くすようにして、前記コアと
前記アーマチュアとの間に配置される介装部を前記コア
に対応した数だけ対応した位置に一体に設けてなる磁性
体スペーサシムを備え、 前記介装部は前記コアの対向する上面と略等しく形成さ
れているとともに、 前記スペーサシムと前記コアとが相対位置決めされてな
ることを特徴とするワイヤドット印字ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8690991U JPH0529751U (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | ワイヤドツト印字ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8690991U JPH0529751U (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | ワイヤドツト印字ヘツド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0529751U true JPH0529751U (ja) | 1993-04-20 |
Family
ID=13899972
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8690991U Pending JPH0529751U (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | ワイヤドツト印字ヘツド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0529751U (ja) |
-
1991
- 1991-09-27 JP JP8690991U patent/JPH0529751U/ja active Pending
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